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  2. #31 D2CスタートアップCasper..
2020-02-24 46:46

#31 D2CスタートアップCasper上場特集

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こんにちは、Off Topicです。今回は、マットレスのD2Cスタートアップ「Casper(キャスパー)」の上場特集をお送りします!収録時から少し時間が経ってますが、ご了承ください🙇🏻‍♂️

◎今回のトピック
・スリープエコノミーへようこそ
・Casperのオフライン戦略
・Casper財務分析

◎参照リンク
・Casper S-1 資料
http://bit.ly/2PlVOet
・Casper files to go public, shows you can lose money selling mattresses | TC
https://tcrn.ch/2VjPSGG

◎ひとこと byテツロー
HQ Triviaがシャットダウンすると言う話から急展開してバイヤーが見つかりそうとの報道があったが、この間の最終回はめっちゃ面白かった!

\ Instagramはじめたよ /
https://www.instagram.com/offtopicjp/

◎ツイッター
Off Topic https://twitter.com/OffTopicJP
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00:07
皆さんこんにちは、草野美希です。 宮武哲郎です。 Off Topicでは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報をゆるく深掘りしながらご紹介する番組です。
今回は、Casper上場特集をお送りしたいと思います。 今回は、Casperが上場するというところで、いよいよというところでそのS1が公開されて、
今後の事業計画とか、今までの実績とかトラクションとかを公開していって、
D2Cスタートアップというか、今までもコーリーの会社もいっぱいあると思うんですけど、デジタルネイティブブランドっていう意味でのD2Cの上場っていうのは結構記念すべきというか。
そうですね。何社か違う方法で上場してるんですけど。 パープルとか。 ただ基本的にD2C企業としては初じゃないですかね。本当は多分ウォービーパーカーとかも、もしかしたら今年上がるかもしれないですけど。
そうなんですか。 多分今年か来年ぐらいじゃないですかね。基本的に考えると。あとエヴァレーンとか、2011年とか結構前のブランドとかが、そろそろ上がるんじゃないかっていうところで、Casperが一番乗り。
ちょっと楽しみですね。すごいことですよね本当に。 いやすごいことです。単純にこれは上場まで持っていけるっていうのは相当なことですし、相当のブランド力とか売り上げももちろんないとダメなので。
よくまだアメリカしかやってないですもんね。アメリカとかやってても多分カナダとかイギリスぐらいとかまだそんな海外転換してない中でこの上場まで持ってたっていうのは本当すごいなっていう。
競合もいっぱいいますし、もちろんレガシーのプレイヤーもいっぱいいる中で、よくこのオンラインで買うっていう。マットレスの会社。よくそこまで結構ユーザーの行動変化しないといけないので、そこはよくできたなと思います。
知ってる方も多いと思う会社なんですけど、キャスパーについて簡単にどういうサービスなのかというかどういう商品でどういうふうに生まれたのかっていうのをまず話をしたいなと思います。
キャスパーはマットレスの会社です。マットレスを売っている会社なんですけど、キャスパー曰くというかブランドコンセプトというかコンセプトをしっかりしている会社で睡眠を大事にしているブランドというかっていう定義があって、
03:01
提供しているものとしてはマットレスとか、他にもライトとかピローとか犬用のベッドとか、そういう睡眠にまつわるものっていうのを商品を販売していて、今アメリカを中心に販売していると。
今までマットレスってたくさん種類があるけど、複雑すぎて選べないっていう課題意識を持って開発したっていうところが一番の課題解決っていう意味だと、キャスパーの課題なのがそれかなと思うんですけど。
で、創業者の方は5人いて、結構いるなって思って、その創業者の一番CEOの方がフィリップクリームさんっていう人がいて、あともう一人、あと4人ぐらいいるんですけど、
で、その出会ったきっかけっていうのが、その一番最初にその出会ったのが、その創業者5人いるうち3人がフィリップさんじゃない人たち、ジェフさんとニールさんと何人かいて、そのブラウン大学の学生で、アクセラレーターのプログラムみたいなので、
ブラウン大学で?
そうです。で、アントレプレーナーラウンドテーブルアクセラレーターって知ってます?
知らないですね。でも結構各大学最近アクセラレーターとか作ってるんで。
ブラウン大学で卒業してからですね。そこのシェアスペースで、その3人がそこのアクセラレーターに入って、そこのアクセラレーターの中で、今のCEOのクリフさんともう一人のデザイナーの元、イデオンのデザイナーのジェフさんっていう人に出会って創業したっていう。
アクセラレーターでアイディアを?
アイディアをというか、そのCEOのフィリップさんって方が元々マットレス売られてた方だったので、
でそのマットレス業界で有名な人が、マットレスをECで販売してたっていう過去の経緯があって、シリアルだったんですよね、フィリップさんが。
でそのもう一人のジェフさんっていう方もデザインのイデオにいらっしゃって、有名というかデザインに詳しい方で、
他のシャーウィンさんとニールパリックさんとゲイブブラッドマンさんっていう方が卒業してそこに入って、でその5人で創業するっていう。
なんか結構珍しい、シリアルと元学生、卒業してっていうのとデザインができるすごい人みたいな、なんか不思議な創業のストーリーだなと思って。
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5人チームってなかなか見ないですよね。
なかなか見ないですよね。
1から3とかそのぐらいが多いですからね。
3でも多いかなってぐらいの、5人結局まだみんないるのかなって。
でもそんなに離れたってニュース聞いてないのでわからないんですけど、でも多いなっていう印象は確かにありますね。
で、創業しましたと。
最初、キャスパーって名前なんでか知ってます?
知らないです。なんかキャスパーって聞くと多分アメリカ人のほとんどはなんかお化けのイメージしかないので。
あのお化けのキャラクターのキャスパー。
なんかもう全然シンプルな話、シンプルというか普通のマメ知識的な話なんですけど。
創業メンバーの人たちの一緒に住んでた友達がキャスパーって名前だったらしいです。
一緒の名前をそのまま取ったっていうことですか?
でもそれはKの方のキャスパーで。
で、その友達がなんかめちゃくちゃ身長がでかくて、マットですから足が飛び出てる、なんかそこから来たらしいです。
別に彼の課題は解決してないですよねキャスパー。
多分してないとは思うんですけど、そこでキャスパーって名前になったらしいです。
なんかこう響きがいいというか、確かにすごくシンプルな良い名前だなっていうのを思いますね。
友達の名前だと。
友達の名前だったって。
面白い。
すごいなんか面白いなって思いました。
そうですね、あとなんかありますか?
なんかキャスパーのブランディングって結構やっぱり面白いと思ってまして、
あそこの最初の広告、あそこのニューヨークで最初いろんな広告とか、ニューヨークの会社なんですけど、
その最初の広告周りとかやった会社がレッドアントラという会社のブランディング。
有名なブランドエージェンシーですね。
で、そこの人たちとちょっと話してた時に、そのキャスパーの話。
それと話してたんですか?
前会ったことがあって。
さすがですね。
そこでやっぱ面白かったのは、キャスパーのインスタグラムとか広告でマットレスの写真を写すじゃないですか。
でもいくつか結構気にしてたポイントがあって、その一つが一番見てたのが明るさ。
夜に絶対撮らないっていう発想で。
店舗も明るいですもんね。
やっぱりわざとやっていて、明るい時に撮影するっていうのは、
09:05
いわゆるいい眠り、いい睡眠ができた後に何ができるかっていうのをブランディングとして出したかったと。
なので基本的に寝てる姿っていうのはあまり写ってなくて、
しかしその近くにアクティビティをやってるっていうのを見せてる写真が多くて、
それはやっぱりブランディングをすごい意識して、いい睡眠があれば何ができるっていう。
いわゆるライフスタイル寄りですよね。
っていうのを結構気にかけてたのかなと思いますね。
そうですね、確かに。
ブランディングっていう意味だと、たくさんマットレスがあって選べないっていう。
他にも大きくて運べないっていうところが一番解決した。
衝撃的ですよね、最初にキャスパーが出てきた時に。
そうですね、なんかこうボックスに、ベッドインボックスっていう、
本当に一人では手持ちではできないですけど、自転車とかに乗せて運んでいけるような、
手軽にマットレスが買えるっていうのは。
路地回りをすごい課題解決したなと思いますよね。
逆にそこがすごいインスタ映えできるタイミングでもあったし、
当時YouTubeもすごい上がってた時なので、
アメリカと日本でもよくあるアンバックシングって。
開封動画。
開封動画ですね。
開封動画はめっちゃ人気ですね。
開封動画にすごい合ってるじゃないですか、キャスパーって。
確かに、キャスパー買ってみたみたいな。
そういうのがすごい合ってます。
特にそれでセレブがすごい、その写真を出したりとかして、すごいバズったっていうのもありますね。
結構でもセレブの投資家の方も多いですよね。
多いですね。
だからなんか、そこもPRというか、
ブランディングがめちゃくちゃ上手いなっていう。
はい、そんなところですかね。
もしあれば。
大丈夫ですか。
じゃあ上場の話について深掘りしていきたいなと思うんですけど。
上場するのはいつ頃なんですか。
多分2月頃じゃないですかね。
もしかしたら3月にずれ込むかもしれないんですけど、
多分去年2月だと思います。
1月にS1を出してるっていう話なんで、
大体その1ヶ月後ぐらい。
まだいくら調達するかとか、バリエーションがいくらぐらいになるかっていうのは、
まだわからないですけど、
一応噂に言うと100億ぐらい調達みたいな話にはなっています。
上場の自画創悪、バリエーションについては後ほど話はしようかなと思ってます。
全体のS1を見ますと、
全体の数字でいきますと、2017年の売り上げが251ミリオン。
12:05
すごいですね。
250億ぐらい。
2018年が360ミリオンぐらいの売り上げ。
一応事業としては赤字なので、90ミリオンぐらい赤字。
2019年の最初の9ヶ月間の数字をとりあえず今回のS1で出していて、
そこで312ミリオンの売り上げ。
それを単純計算すると400ミリオンちょいぐらいに、
410ミリオンとか420ミリオン。
ただ年末ってホリデーシーズンなので、そこで買う人が多くなるので、
もしかしたら450ミリオンとか。
ホリデーでマットレス買うんですか?
ディスカウントされていったら買うじゃないですかね。
買うタイミングですよね、確かに。
一応2019年もおそらく赤字ですという状況で、
ECサイトでの平均注文額が710ドル。
キャスパー自体のマットレスが大体10万から20万ぐらいの間。
一応その他商品を持っているので、そこと組み合わせて大体皆さん買うので、
それで710ドル。
店舗だと、彼らは店舗があるので、店舗だと820ドル。
店舗の方が高いです。
自社店舗自体は60店舗あって。
そんなにあったんですね。
結構あるんですよ。
アメリカだけで。
多分カナダが1店舗かな。
でも基本的に全部アメリカで。
それ以外に、彼らはD2Cと言ってますけど、
D2C以外の普通のリテールのところにも置いてたりするので、
ターゲットと提携しています。
ターゲットも投資してるんで。
そこが18社ぐらいと。
リテールのパートナーシップを組んでます。
直近のバリエーション、2019年の初めの方ですかね。
資金調達をして、それがシリーズD。
1000億を超えたと。
ユニコーンになりました。
1.1ビリオンぐらいですかね。
過去340ミリオンぐらい調達しています。
2019年の売上がだいたい20%増加してるかなっていう。
2018年の9月時点のものと、2019年の9月時点のものを見ると、
だいたい20%ぐらい上がっていて。
それがちょっと大丈夫かなっていう部分でもあるんですけど、
そういうのもあります。
認知度はアメリカの消費者31%の人たちはCASPerを知ってますみたいな。
結構知ってますね。
結構多いです。それはすごいことで。
140万人のユーザーが今実際にCASPerのユーザーであると。
15:03
それ自体はすごいですよね。
普通にすごいですね、それ。
ニューヨークとかロスとかサンフランみたいな感度が高い人だけじゃなくて。
鉄系の人かエンタメじゃないか、インフルエンサー系の人たちみたいな。
でも本当に30%って結構すごいですね。
結構テンポが上手く変えたのかなと思います。
プロダクト自体も今27個あって。
いろんなマットレスの種類含めてってことですね。
そうですね。マットレスもたぶん2,3種類ぐらいあると思うので。
仕方ないようにマットレスとかシーツとかベッドフレームとか電気とか、
そういうのいっぱい持ってますと。
ライトのデザインした人日本人のデザイナーらしいです。
日本人の人なんですか。
らしいですっていう噂を聞きました。
そうなんだ。
それだけです。
めっちゃ可愛いですよね。
くるって回したら光がポッて出るみたいな。
そうですよね。
あれ、店舗行って見てみたんですけど。
見ましたね。
使われるかなっていう。
めっちゃいいなって。
自分も欲しいなと思って。
すごいお洒落だなって思うんですけど。
個人で使おうかなって。
でも寝る前にコードレスだからいろいろ持ってけるんですけど、
それ便利じゃないですか。
トイレに持ってくかなって。
トイレは持ってかないですけど。
確かにアメリカ人だと家が広いんで、
なんでそれを持ってトイレに行くっていうのはわかるんですけど。
暗闇の中で。
でも日本もバリューミューダっていうオーブンの、
オーブンっていうかパンを焼く、
なんて言うんでしたっけ。
どう忘れした。
このオーブンじゃなくてパンを焼く。
電子レンジ?
電子レンジじゃなくてオーブン的な。
トースター?
トースター。
トースターを作ってる日本の会社があるんですけど、
めちゃくちゃ有名なバリューミューダっていう。
知らないですか。
そこの会社がこういうライトを作ってて、
もうちょっとキャンプっぽいやつなんですけど。
何用ですか?
多分キャンプ用と、
でも家に置いてもかわいい、
こういう手持ちのライトみたいな。
キャンプ用はすごいわかりますよね。
これは寝室用です。
寝室用ですもんね。
27個プロダクトがあるって知らなくて、
結構あるなと思ってて。
ただ2014年にこの会社ローンチしてるんですけど、
最初の18ヶ月間って1つのプロダクトしかなくて。
マットレス1本で。
しかも1種類だけで行ってて、
過去18ヶ月間を見ると7個の新プロダクトをリリースしてるんで、
それ以外にもオンラインメディアとか雑誌とか、
最近なってYouTube、Spotifyとかのスリープチャンネルっていうものを作っていて、
彼らとすると結構ブランディングとしますと、
マットレス企業としてやっぱり思われたくなくて、
スリープエコノミー、ヘルスケア系っていう風に思われたいですと。
18:04
S1の一番最初にカバー写真みたいなものが出るんですけど、
そこによこそスリープ経済、スリープエコノミーっていう最初からそのテキストが出てくるんですけど、
それがやっぱり彼らとすると、
マットレスの会社ではないですよと。
すごい推してるのかなと思いますね。
逆にもうちょっとスリープ系のプロダクト、
ウェルネス系のプロダクトをもっと事前に出しておいた方が良かったんじゃないっていうのはちょっと思いますけど。
例えばどういうことですか?
ウェルネス系のアプリとか。
例えば瞑想アプリとか、分からないですけど、
そういう系をもうちょっと前に出した方がそういう位置づけってできたのかなというふうに思います。
確かに。
彼らのCASPERのS1を見ていると、
いくつかちょっとネガティブな方向なものが多くてですね。
なんですか?
ちょっとそこで説明をしたいと思っているんですけど、
一番でかいところはユニットエコノミクス。
いわゆる1商品売ったら儲かるのかっていう話で、
すごいざっくり見ると儲かってますと。
基本的にCASPERを作るのに400ドルぐらい、4万円ぐらいかかってますと。
それを10万円で基本的に売ってますと。
だいたい20%ぐらいが払い戻しとか返却されるので。
20%?
返却時代は10%なんですけど、ディスカウントとか、
そういうのを含めるとだいたい20%ぐらいが返ってきてるので。
それを合わせると。
そうするとだいたい4万円ぐらいのあらりが返ってきますと。
そこだけを考えると黒字ですと。
ただ彼らってもちろん広告マーケティングをやってるので、
そこが平均するとだいたい3万円ぐらい。
さらにバックオフィスって彼らもちろん持ってるので、
それが2.7万円ぐらい。
考えると結果としてマイナス1.6万円ぐらいの結果になってますと。
今の数字を見ると。
もちろんこれがどんどん良くなっていくと思うんですけど、
マージン自体は45%から50%まで年々上がっているので良くなってますと。
平均注文額も増えてますと。
ただ成長率が下がってますと。
2017年から18年は17%伸びてたものが、
2018年から19年は3%しか伸びてないです。
あれ?めっちゃ下がってますね。
21:01
そうなんですよ。
これはもしかしたらもっと額が低いプロダクトを出してるからかもしれないですけど。
そのライトとか枕とか。
ただ結果として下がってますと。
あとざっくり計算のLTP割るキャックを見るとだいたい1.4倍ぐらいになってまして。
これってよくECでもそうですけど、よく使う指標なので。
だいたい3倍以上が良いっていうのがベンチマークで。
DTC企業でもだいたい3倍以上が良いんですけど。
逆にそれが高すぎると広告マーケティングを使ってないっていう話で。
低すぎるとLTPが足りないっていう話で。
ただ1.4、ちょっとコンサバに計算して1.4だったんですけど。
それってかなりひどくて。
例えばアーリーステージの会社だと2倍以下のところってだいたい投資家って投資しないんですよ。
それよりも全然下ですね。
一応例えば2倍ぐらいだとしても、結局プロダクトが良ければその数字って伸びていくんですよ、年々。
ただ今時点で1.4倍っていうのがちょっと気になるところで。
確かに気になりますね。
もちろんコンサバで見てるので、もしかしたら2倍かもしれないですと。
ただ2倍でも。
めっちゃ良いって感じではないんですよね。
ではないかなと思うのと、
今後なんですけど、すでにアメリカで見始めてるところなんですけど、デジタルチャンネルの獲得コストって今上がってるんですよね。
デジタルチャンネルというと。
例えばインフルエンサーを使うとか、フェイスブック広告とかインスタグラム広告とかも同じですけど。
インスタとか。
結局そこのキャックが上がっていく。
ユーザー獲得コストが上がっていくっていうところを考えると、この数字がどんどん悪くなるんじゃないかっていうところが懸念ポイントかなと思います。
確かにそこ結構左右されるサービスというかプロダクトですもんね。
そうなんですよ。
確かに今まで出してきたプロダクトは結構高いものというか、どんどん手軽なところにはなると思うんですけど。
確かに。
リピート率自体は割と高くて、16%とか14%とかなので結構高いんですよね。
特にマットレス企業からすると割と高いんですけど、ちょっとそこが気になるかなみたいな。
逆に上手くいってるところは、店舗ビジネスは割と上手くいってると思うので、もちろんその認知度っていうところも、売り上げっていうところもそうかなと思ってますし。
24:03
彼らの店舗サイズは通常のアメリカのマットレス企業の大体半分ぐらいのサイズなんですよね。
結構広いイメージありましたけど。
でも多分他社のマットレス企業っていろんなマットレスをいっぱい置いてて、そこに寝ていいよみたいなことを。
いっぱい並んであるイメージですね。いろんな商品が。
結構キャスパーって、お互いキャスパーのお店行ったことあると思うんですけど、結構違うじゃないですか。
確かに。でもそもそもアメリカの旧マットレス企業の店舗を見たことがあまりない。
日本のいろんなマットレスが置いてある家具屋さんとかは、それと似たような感じですかね。
本当にマットレスがずらりとめちゃくちゃ並んでる感じですね。
それで言うと本当に全然違いますよね。
そうですよね。
逆に一つのブランドが店舗出してることってよくあります?
あまりないですね。
ないんですね。
やっぱりそこのコスト感を考えると、そもそもそんなにマットレスの店舗に行かないじゃないですか。
なのでそこもあって。
確かに。
一応店舗の売上効率っていうのが、一平方フィートあったり年間の売上高がどれくらいかっていう計算をアメリカってよくやっていて、
だいたいアップルが、アップルストアがだいたい一番で。
最強のD2C。
そうですね。
一平方フィートがだいたい5000ドル、50万ぐらいって言われていて。
で、キャスパーが一応16万円ぐらい。
1600ドルぐらいで。
それでコーチと並ぶぐらい。
すごい。
結構すごいんですよね。
確かに。
大手企業の中だと6位ぐらいに入る。
一応あれなんですよね。
グロシエもっとすごかったですね。
グロシエは一応アップルを超えているっていう話はされてます。
特にニューヨーク店舗は。
並んでますもんね。
めちゃくちゃ並んでますよね。
すごいですね。
すごいですね。
そうなんですよ。
一応店舗自体はだいたい18ヶ月から24ヶ月ぐらいで黒字化するらしいですと。
それはリテール業界だとだいたい平均ぐらいです。
ただいいポイントでいきますと、
店舗に25分ぐらい滞在してくれるんで結構長めですと。
逆にオフライン店舗がある街が、
だいたいそうでない街、いわゆるオンラインだけしか売ってない街と比べると、
2倍ぐらい売上成長スピードが上がっていて、
かなりそこがうまくいってるので、
S1でも書いてありますけど、
オフライン店舗をこれからいろいろ出しますと。
数年間で3倍ぐらいまで出しますと。
いう話をかなりしてますと。
1年前ぐらいにD2Cの話をする回があったじゃないですか。
27:05
そこでなんていうか、
キャスパーのドリーマーズでしたっけ?
ドリーマリーですね。
あれもめっちゃ面白いですよね。
睡眠を体験できるみたいな。
キャスパーの店舗の裏にもう1店舗あって、そこが。
ガチで寝れるっていう。
15ドル払うと45分間寝れるっていう。
そこでパジャマとかもらって、
キャスパーのベッドで実際寝れるみたいな体験ですよね。
面白いですよね。
面白いですよね。
それ自体は多分そんなに増えてないはずなんですよね。
結構、本当に体験のためにプロモーションですよね。
ニューヨークだからっていうのがあって、
そういうのをやってるかなと思うんですけど。
面白い。
面白いですよね。
いろんな睡眠っていうところをしてるんで、
今後たぶんサプリとか、
トラベル系のアクセサリーとか、
スニークサービス、コンテンツとかですよね。
確かに。
出すんじゃないかみたいな。
カームとか買収すればいいのに。
ちょっと高すぎですね。
全然でもありえますよね。
相性はめちゃくちゃいいですよね。
カームじゃなくても小さめの瞑想アプリとか。
たしかに。
いっぱいやります。
乱立してるから。
そうですよね。
潰れそうなところを買いに行った方がいいんじゃないですかね。
別にコンテンツ買うっていう意味だと、
確かにいい会話かもしれないですね。
確かに。
彼らセレブともつながってるんで、
セレブの声も使うとか、
まさにカームがやってることですけど。
確かに。
全然ありですよね。
謎が話してくれるみたいな。
そうですね。
一応店舗ビジネスの中で、
いわゆる自社店舗と他社。
手消したところと。
コストコとかターゲットとかに、
実際ベッド、マットレスを置いていて、
ただちょっと気になったところが、
そこからの売り上げってあんまり入ってきてなくて。
ターゲットとかで販売してるの?
Amazonもそうで。
Amazonもリアル店舗ではないですけど、
オンラインで買えるんですけど、
Amazon2015年から提携してて、
ターゲットって2017年。
結構創業して1年後にはもうAmazonで売ってるんですね。
なんでD2Cと言いながらそこはターゲットじゃないっていう。
結構すぐに。
コストコも2018年からやってるんですけど、
2019年最初の9ヶ月間、いわゆるS1の数字を見ると、
売り上げの83%がD2C。
残りがパートナー。
パートナーがオンライン、自社のところで。
残りがパートナーから17%ですよね。
一応それって2018年よりは比率ってパートナー寄りになってるものの、
17%しかないんだっていうのはちょっと不思議でしたけどね。
確かに。
多分ターゲットほぼ全店舗に置いてたりするんで、
全店舗に置いてるかわかんないですけど、
30:01
なのにあまり売り上げ出てないっていうのは、
逆を言えば本当にキャスパーのブランドというか、
キャスパーのオフラインの体験とか、
自社の体験がいいってことがわかりますよね。
っていうところかもしれないですし、
もしかしたらそこで知って、
オンラインで買うとか。
ターゲットで見つけて、
そこでちょっと寝てみて、
これがいいってなって、
キャスパーのサイトで買うっていうパターンになってるかもしれないです。
それはそうですね。
ただ、この売り上げの割合だけを見ると、
もしかしたら今後D2C系の企業が大手と組むのを
ためらうかもしれないかなっていうふうに思います。
あんまりメリットないなって。
そうですね。
確かに。
でも認知度はメリットあると思いますけどね。
それよりも自社の店舗を出した方がいいかもしれないっていうのは、
わかってきてると。
ということですね。
財務回り、フィナンシャルをちょっと見ると、
最初にもちょっと言いましたけど、
去年と比べて20%しか伸びてないっていうのは、
結構悪くて、
特に赤字で20%しか伸びてないと見ると、
結構悪くて。
マーケティングコストも、
マーケティングコストも結構使っているので、
それだけを、例えばマージンがそのままで50%ぐらいで、
マーケティングコストが大体同じ売上比率を想定して、
バックオフィス系のコストがそんなに上がらないと想定しても、
キャスパーって多分500億ぐらい売上を新しく作らないと
黒字化できないんですよね。
結構ありますね。
なので多分800、900億ぐらいの売上を作らないと、
黒字化できないっていう今レベル感になっていて、
それはちょっときついかなって思いますね。
確かに。
なんか新しいマットレスに変わる大きなものが。
そうですね。だから多分彼らウェルネスとか地形に走り始めてると思いますけど、
ちょっと怖いなっていうのは思いますね。
9月1年はキャッシュが60何ミリオンぐらいあったので、
多分大体年間でマイナス50ミリオンぐらい。
1年ぐらい持って、100ミリオンぐらい調達すれば、
2年は持ちますというところですね。
ただ一つすごい気になっているのが、
去年のシリーズDの時に、
彼らの計画、2019年の計画と2020年の計画の数字がリークされてたんですよ。
33:09
その数字を見ると、今の数字とだいぶ差がありまして、
いろいろリークされるんですけど。
アメリカのメディアがリークされる。
財務不明者がリークしたんですけど。
さすがですね。
もともと2019年の売上が556ミリオンだったはずで、
本当は黒字化してるはずだったんですよ。
それがおそらくうまくいっても450ミリオンかなと思ってますし、
マイナス50ミリオンぐらいと見ると、
何が起こったんだろうっていうのは、
多分何かあったと思うんですよ。
何だと思います?
何ですかね。
思ったより売れないな。
売れないとか。
ライトでもそんなに話題になってないですよね、正直なところ。
ちょっとテックランチに乗ったとか、そういうぐらいですよね。
何を期待してたんだろうっていうのが。
でもライトの最後の、結局上場前に出したプロダクトってライトじゃないですか。
あれは結構、多分もしかしたら枕の新しいのを出してるかもしれないですけど、
別の全く新しいプロダクトでいうとライトで、
あれが睡眠っていう、マットレスじゃなくて、
睡眠っていう概念を広げたっていう意味だと、
結構推してたプロダクトだと思うんですけど。
そうですね。
なのでちょっとそこが何が起きたかわからないんですけど、
ただ、未上場企業の時にその数字を出してるんで、
もしかしたらキャスパーが社内で勝手にその数字を作り上げただけかもしれないですけどね。
なるほど。
シリーズDの投資家を呼び寄せるために。
ちょっとそこはわからないので、
でも結果としてその差分が生まれてるっていうことは、
多分キャスパー内で思ってたことと、
最終的に今起こっていることは多少ずれてるのかなと思います。
なるほど。
っていうところが結構気になるポイントだったり。
あとは結局、
キャスパーって結局パープルにすごい比較されますと。
確かに。
パープルもいわゆるD2C系の。
去年、一昨年とかですかね。
一昨年ぐらいですね。
直接上場した。
直接上場したところで、
直接上場の仕方も結構変わった形で。
その中でもってことですか。
そうですね。
多分SlackとかSpotifyみたいな直接上場ではなかったので、
すでに上場してる箱会社を買ったんですよ。
そっか。
確かになんか複雑なやり方してましたね。
多分上場したっていうのはあまり取り上げられてなくて。
確かに。
勝手に上がってたみたいな。
すごい良い写真でしたね。
そうですね。
36:00
毎回言いますけど。
すごく良いAOでの写真の記事でした。
でもあそこも売上規模を見ると、
2019年の9月出演で300億ちょい、
300ミリオンちょいの売上があったので、
ほぼキャスパーと同じですと。
確かに。
ただ、2018年からの成長率を見ると、
46%伸びてるんですよ。
めっちゃ伸びてます。
1.5倍ぐらい伸びてるんですよ。
逆にキャスパー20%しか伸びてません。
っていうところを見ても、
あとパープルって黒字化してるんですよ。
へー。
彼ら、あとすごいところは、
2ミリオンしか調達してなかったんですよ。
上場する前に。
そうなんですか。
VCとかエンジェルとかから。
2ミリオン調達してそのまま上がったんですよ。
すごい。
それはすごいです。
ユタの会社ですよね。
ユタの会社です。
すごいですね、それ。
キャスパー340ミリオン。
確かに。
調達してるんですよ。
これをちょっと見て学ぶことで言うと、
VCから調達しても別にそこの結果は変わらないですと。
確かに。
この場合は、はい。
DTCのこのマットレスの場合はですけど。
確かに。
そこをキャスパーの場合だとすごい人とマーケティングにお金を突っ込みましたと。
パープルは人はそこまで採用してませんと。
一応噂に言うと彼らのCMOっていうか、
マーケティングの人ってめちゃくちゃ優秀な人らしくて。
パープルですか。
パープルですね。
そこのマーケティングがすごい効率よくできたとか、
そういう話はすごい聞きますね。
そうなんですね。
でも長期的な目で見たらもしかしたらキャスパーの方が。
もしかしたらうまくいくかもしれないですけど、
今の数時間から見ると売上同じぐらい伸びてるのパープルで黒字化している。
どっちの方が評価されるって言われると、
パープルの方が評価されるんじゃないかっていうふうに思いますね。
そこがパープルって売上の1.5倍ぐらいしか評価されてないんですよ。
上場株価を見ると。
時価総額を見ると。
キャスパーがシリーズD調達した時の売上マルチプル2.8倍なんですよ。
今年450ミリオンの売上があったとしますと、
それの1.5倍で675ミリオンなんですよ。
シリーズDラウンド1.1ミリオンなんですよ。
あれ?ちょっと数字がおかしいですね。
合わなくて。
39:00
なので。
ちょっと評価され。
評価は前回ラウンドより下がるんじゃないかという予想があって、
パープルが1.5倍の売上マルチプルで、
もう一社マットレス系で上場している会社があって、
テンピューレCDっていう会社なんですけど。
テンピューレの。
そこが売上の1.8倍ぐらいなんですよ。
だいたい2倍以上いかないんですよ。
全体のECを見ても平均が2.2倍ぐらいで、
Amazonですら3.8倍とか4倍ぐらいしかないんですよ。
そうなんですね。
なので結局2倍以上の評価っておそらく期待はできなくて。
なのでそこを見ると、
500億の売上をいったとしてもフラット。
フラットよりちょっとダウンっていう形なので。
どういう感じで株価を決めるのかをちょっと見てみたいかなと思いますね。
もしかしたら最初から低く設定しすぎると、
逆に市場がそれを気づいてもっと悪く評価する可能性があるんで。
なのでもしかしたらフラットラウンドぐらいで株価設定をして、
ダウンを見越して、
結果800億とか1.6倍とか1.7倍ぐらいで、
抑えようみたいな話になってるかもしれないですと。
しょっぱいですね。
パープルすごいですね、そう考えたら。
黒字化して1.5倍ですよ。
そこを考えるとちょっとキャスは大丈夫かなって。
確かに、まだ赤字で。
一応それ以外にS-1でいくつか面白いところがあったと思っていて、
特にS-1っていろんなリスクを洗い出した記載があるんですけど、
WeWorkとかも話しましたけど、例えば創業者がリスクだとか。
リスクのページがありますね。
その中でキャスパーで面白かったのは、
インフルエンサーをリスクとして挙げたこと。
今っぽいですね。
インフルエンサーのコストが上がったり、
インフルエンサーが悪いプロモーションをしたりとか、
上手くキャスパーが売れなかった場合に、
キャスパーの全体としてリスクとしてありますっていうのを、
明確にインフルエンサーって挙げていて、
それと別にマーケティングとかって挙げてるんですよ。
これだけインフルエンサーを明確に出す会社って、
もしかしたら今後CM系の会社とかDDC系の企業がもし上場する場合に、
もっと見るかもなって思っていて。
確かに。
過去に何かがあったってわけでもないですもんね。
ないんじゃないですかね。
もしかしたらキャスパーがすごい売り上げに伸びたのが、
結構インフルエンサーだったかもしれないので、
42:03
そこでそういうリスクを上げている。
そこからの売り上げがめちゃくちゃあるから、
そこがなくなった時にどうするんだっていう。
かもしれないですよ。
なるほど、確かに。
そうなんですよ。
なので、結論から話しますと、
たぶん結果、結構ネガティブな方向に行くかなとは思っていますと。
どういう意味でネガティブですか?
自家総額とか株価で言いますと、
それを考えるとシリーズDの投資家がちゃんと評価してなかったっていう話だけかもしれないんですけど、
すごい残念な話だと思っていて、
逆にシリーズDで出した計画値、
550ミリオンと8ミリオンの黒字化を逆に達成していれば、
かなり結果変わってたと思うんですよ。
今回S1を出して、その数字が出ていれば。
黒字化してということですね。
逆にD2C企業全然いけるじゃんって、
たぶん市場が、VC周りとかがなってたと思うんですよ。
今後のD2Cスタートアップの上場の環境が変わってきますね。
確かに。
これだとD2Cいけるなと、もっと投資しようとか。
もっと上場できるんじゃないかっていう。
まさにそうなんですよ。
なのが、この数字で出ていて、
さらに直近でWeWorkの話とか、
これだけ赤字企業に対して、
リフトもウーバーもそうですけど、
かなり強気で叩いている人たちがいる中で、
そこまで伸びていない、さらに赤字っていうキャスパーが出てしまうと、
この先もちょっと心配みたいな。
キャスパーとしても心配ですし、
D2C業界全体としてもちょっと冷めるんじゃないかと。
あれちょっと意外と伸びないな。
キャスパーでも全然ダメじゃんっていうのがすごい残念で、
で、すごい上場できるっていうのがすごいところなんですけど、
業界全体を見るとちょっと冷めちゃう。
ちょっと悪い方向性に行っちゃう可能性はあって、
VC投資っていう意味だけですけどね、そこは。
っていうところがあって、
さらにどれだけ今後叩かれるかによってですけど、
すでに叩かれているキャスパー自体が、
場合によっては上場延期とか。
検討するんじゃないかなっていうのは思いますね。
なるほど。
多分労働省今行ってると思うんですけど、
いろんな投資家に会ってると思うんですけど、
リアクション次第では、
延期もあり得る。
特にシリーズDの株主たちに対して、
下がっちゃうので、
そこの説明って結構きついんで、
もしかしたらもうちょっと待とうと。
ただそれをするともっとネガティブな反応が出てくるので、
45:00
そうするとどうするかわかんないです。
確かに。
楽しみですね。
そうですね。
ちょっとどうなるかは見てみたいですね。
延期、確かに。
可能性は結局ポストメーツとかも延期してるんで、
全然それをやるのはオプションだなと思いますけどね。
確かに。
ここのD2C業界全体が、
今は結構いい感じというか、
ちょっとフラットになってきたかなって感じはしますけど、
盛り上がりがまだ全然ある気がするので、
ここでちょっと。
若干ちょっと悪い風が吹いてしまうかもしれないでしょうね。
なるほど。
そんなところですかね。
マットレス。
でもいいですよね。商品自体はすごく。
店舗にも行ったことあるんですけど。
高いですけどね。
キャスパーウェーブはまあまあ高いです。
思ったより高いみたいな。
でもプロダクトすごい評判もいいですし、レビューもいいので。
私ほぼ5とか4とかですもんね。
そうですね。
持ってる人いっぱい知ってるんですけど、
やっぱり全員いい商品だっていうので、
そこはちゃんとしてるなと思いますし、
ちゃんと研究開発してるんで、
そこはすごいなと思います。
じゃあ今回はこんなところで終わりにしたいなと思います。
今回も聞いていただきありがとうございました。
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ではさよなら。
さよなら。
46:46

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