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皆さんこんにちは、草野美希です。 矢崎哲郎です。
Off Topicは、アメリカを中心に最新テックニュースやスタートアップ、ビジネス情報を 緩く深掘りしながらご紹介する番組です。
今回のトピックは、時間をコントロールしたブランド作りについて話していきたいと思います。
今日はこの時間っていう軸についての話なんですけど、
多分過去の、特に今年のポッドキャストは何回かこの時間っていう話をしていたと思うんですけど、
それを1エピソード丸々話すっていうところですかね。
過去を話した内容に関しては、基本的にそこまで同じことを言ってもしょうがないので、
違う視点とか考え方でその時間をどう使うのかっていうのを話していくと思うんですけど、
すごい個人的に気になっているのが、会社とかブランドとしてどういうふうに時間を操作、コントロールすることによって、
よりエンゲージメントの高い商品を作れたりとか、より良いブランドを作れたりとか、
よりユーザーとの関係性を深められるかっていうのを色々考えていて、
なぜこれを考え始めたかというと、それこそ2年ぐらい前ですかね、
2,3年ぐらい前のオフトピックのポッドキャストで話したと思うんですけど、
もしくは記事でメンチョンしてたかもしれないですけど、
2PMっていうメディアがリテール関連のメディアがあって、
そこの著者のウェブスミスさんが、昔ラルフ・ローレンと話す機会があったらしくて、
そこでラルフ・ローレンに、どうやってこういうブランドを作ったのかと、秘密があるのかと聞いたときに、
ラルフ・ローレンさんの回答がすごい興味深くて、
それが時の流れを遅らせたんだぞと。
これって正直、いまだにどういう意味合いなのかっていうのは、僕もしっかり理解できてないんですよ。
一応ウェブスミスさんとしては、世代を超えるブランドを作るのに時間がかかるっていう捉え方だったらしいんですけど、
今日に関しては、このラルフ・ローレンさんが言った言葉に対しての回答というよりも、
それがきっかけで、僕が時間っていう軸をもっと考えるべきなんだと思った瞬間で、
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それに関わるものをいろいろ話していきたいなっていうところですね。
最初は時間を操作するっていうよりも、時間の見え方っていうか、時間をもうちょっと広い視野で見ることも重要だったりすると思っていて、
Tim Urbanさんっていうブログを書く人がいるんですけど、
彼が最近本を出して、そこの最初のオープニングがすごい面白くて、
人間の歴史が、人類の歴史が一つの本で書かれてあった場合、どんなふうになるかと想像してください。
人間、ホモサピエンスっていう生き物は、だいたい20万年から30万年ぐらい歴史がありますと。
なので、1ページが250年ぐらいと想定すると、仮定すると、だいたい1000ページぐらいの本になるんですよ。
1000ページの歴史の中を見ると、我々が知ってる世の中って本当の最後のページぐらいで、
それを1000ページの中の、例えば農業革命がいつ始まるかっていうと、950ページぐらいに始まるんですよ。
そもそも記録されてある歴史がいつ始まるのかっていうと、976ページで、キリスト教が生まれるのが993ページなんですよ。
で、アメリカの歴史が最後の1000ページ目に全部収まるっていう。
1770年から2020年ぐらいって考えると、ほとんど全部1000ページ目に乗っかって、今人類が書き始めてるのが1001ページ目だと。
この考え方のすごい面白いところって、例えばテクノロジーの進歩を見るときも、この視点で今まで考えたことがあんまり多くなくて、
オフトピックの中ですと、やっぱりイノベーションの加速が足りないとか、もっと加速させたいという話を過去もしたと思うんですけど、
この本の設定で見ると、ちょっと違う視点が生まれてくると思っていて、
例えばですけど、700ページ目に生きてる人を701ページ目、いわゆる250年後に移動させた場合に、タイムトラベルさせたときに、
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おそらく多少ない文化的な違いとかがあるんですけど、基本的に同じ暮らし方ができるんですよ。
その時代にあった、その人たちの時代の時のってことですか。
そうですね。なので、本当にランダムで誰か、その700ページ目の人を701ページ目に移動させたとしても、特に多分生き方がそんな変わらない。
その時は250年の時間が、時が過ぎても、基本的に変わらなかったんですよね、世の中が。
なので、これもティム・ワーヴァンさんが言ったことなんですけど、もし宇宙人がこの本を、人間の歴史っていう本を、この1000ページの本を読んだとすると、おそらくめちゃくちゃつまんないって言うっていう。
なんでですか。
最初の999ページがほぼ何も変わらないじゃんっていう。
なんかまあ多少なり人間がなんかあちこち動いたりとかしてますけど、もちろんなんか戦争とかたまにあったりしますけど、なんかほとんど変わってないんですよ、その最初の900ページぐらいまでは。
で、それを考えると、例えば30万年前にホモサピエンスっていう生き物が生まれて、そのテクノロジー観点から見ると、ベッドっていう技術、イノベーションができるまで10万年かかってるんですよ。
で、そこからさらに4万年かけてユミヤが出てくるんですよ。
で、そこからさらに1.7万年かかって、人類初めての楽器が出てくるんですよ。
で、そこからまた3.3万年時を超えて予約農業革命が起きるっていうところなので、なんかめちゃくちゃ始めが遅いんですよ。
でも、どんどんどんどん加速してるのは確かで。
なので、宇宙人がもしこの1000ページの人間の本を読んだときに、1000ページ目だけ急に変わるんですよ、全部が。
で、これを比較、ティムアーバーさんが比較した図も出してくれてるんですけど、1ページ目から990目の暮らしと1000ページ目の暮らしの違い。
で、そもそも世界の人口が10億人から80億人になってるんですよ。
で、さらに移動手段も歩いたり、馬に乗ったり、本当にギリギリボートとか船とかある時代から、車とか飛行機とかロケットまである時代。
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で、そのコミュニケーション方法も喋ったり、手紙を書いたり、あとのろしっていうんですかね、煙を使った形でコミュニケーションしてたのが今はもう電話、メール、ビデオ会議とかもあったりするので。
で、しかもマスに向けて何か配信する時も、昔は本とか新聞とかもっと前だとただ喋るしかなかったのがラジオとかテレビとかYouTube、SNSが出てきているので、
今の世の中が普通っていう認識になってしまいがちなんですけど、何もかも普通ではなくて、異常に色々社会が加速しているっていう、もうちょっと広い視点をまず持つのが大事かなと思っていて。
なんかこの1年単位とか数ヶ月単位とか、企業だとだいたい四半期単位で見るケースが多いと思うんですけど、なんかもっと広い視点で見るからこそ、なんか違う形で世の中を捉えられると思うので、それが人間の歴史っていう全体で見るのが正しいかどうかは置いてですけど、
そういう見方も一つあるのと、あとは過去のPodcastでも話したように、その返局点とか、あとコホートっていう時間の見方もあると思っていて、
前に話した返局点って、どこかのタイミングで普及率が50%超えたタイミングで、いろいろインターネットっていう革命が本当に一般的になり始めたとか、
そこのタイミングによって新しいインターネットネイティブのサービスが生まれたとか、そういう話を知ってたと思うんですけど、同時にこれも別の回で、テック業界の中で20代とか若い世代でテック業界を代表する人が少ないみたいな課題の話だと思うんですけど、
これの回答をバラジさんってコインベースの元CTOが回答していて、なぜこうなってるかっていうのの一つの仮説としては、年代なんじゃないかと。
80年代から90年代の初めに生まれた人たちは、いわゆるオフラインでの生活を理解してるからこそ、より個人主義でインターネットを最先端として見ていたんじゃないかと。
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90年代半ばからそれ以降に生まれた人たちに関しては、もうちょっと同調的になって、オンライン上で育ってるからこそ、インターネットを新しいものっていうよりも先上として見ているんじゃないかという仮説を持っていて。
それによって、人の考え方っていうか、何をしたいか、インターネットでサービスを作りたいか作りたくないかとか、そういうのが変わってくるんじゃないかと。
という話をしていて、これがちょっと正しいか正しくないかを置いてなんですけど、この考え方は一つ面白くて、シリコンバレーってもちろん場所として認識されがちだと思うんですけど、時間として見るのも一つの考え方かなと思っていて。
そもそも、シリコンバレーとかインターネットの革命って、そこまで古くないじゃないですか。
20年、30年とかですもんね。
インターネットに関しては多分本当に30年ぐらいですよね。
で、シリコンバレーが始まったきっかけの話を去年のポッドキャストでもしたと思うんですけど、8人の反逆者がいるっていう話をしたんですけど、そのうちの1人、ゴールドムーアーさんが今年亡くなったばかり。
なので、本当に何世代も、実はそこまで何世代も通ってないっていう。
これですし、そもそもパーソナルコンピューターも55、60年ぐらいですかね。
で、モバイルに関しては15、16年ぐらいですよね、多分。
うーん、そのぐらいですね。
なので、まだまだ若いっていうところがあるのと、後、世代は世代であるので、ただなんか、これはシリコンバレーのちょっと特徴的な部分かもしれないんですけど、あんまり世代間での、世代間で接することが少ない。
そのピッチするぐらいって、なんか基本的にその世代、複数の世代が集まって何かするっていうもの、なんかそういう現象があんまり、実はシリコンバレー内ではなくて。
なんかそれは一個不思議な現象だなっていうのは思ったりしますね。
シリコン、まあ、若い人が常に多いからなんですかね。
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あと、年齢上がって、特にシリコンバレーの中で言うと、もう成功して別のことに興味がある上の世代みたいになってきてるんですかね。
うーん、かもしれないですよね。
なんか、でもやっぱりなんかちょっとある程度年齢重ねて成功する人たちだけなのかもしれないですし、成功しない人たちはもしかしたらシリコンバレーを離れていってるかもしれないですけど、
なんかその世代間でのなじみ合いがそこまでないっていうところはなんか一つ特徴的な部分でもあって、で同時になんか世代別で見ると、
コホートベースで見ると、プロダクトの考え方とかも変わったのかなっていうのを持っていて、プロダクトの考え方というかどういうスタートアップを作るのかっていうのも変わったのかなと思っていて、
それはなんか一部は、どういう製品がその世代に作られたかどうかによってだと思っているんですけど、
1970年代と1980年代で結構大きな違いが出始めたと思うんですけど、
その一部の理由が、1970年代とか1980年代と比べると、いろんな商品が出てきたタイミングで分解ができたんですよ。
なんで例えば、スティーブ・ウォーズニアックさん、Appleの先ほど創業者が1970年代にデザインしたApple II。
あれは結構簡単に開けられて中身をちょっとカスタマイズしたりとか、そういうのができたんですよね。
でも1984年に出てきたマッキン都市は、もちろんすごい頑張ればマッキン都市を分解できるんですけど、
スティーブ・ジョブズとしては、もう開けさせられないようにしたかった。
それって、いろんな意味で影響があると思っていて。
これはコンピューターだけではなくて、家電もそうだったのと、あと車も多少ないそうだったと思うんですけど、
それによって、ハードウェアからソフトウェアの起用化が増えたんじゃないかなと思っていて。
昔だとハードウェアをいろんなものをカスタマイズしたり、エンジンを自分で直したりとか、パソコンを自分で直したりとかしてた人たちが、
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そうではなくて、それができないようになったので、プロに任せないといけないってなった時に、
唯一カスタマイズして遊べたものっていうのはソフトウェアになってしまう。
だからこそ、ソフトウェアがこれだけ人気になって、ハードウェアがそこまで人気なくなった理由は、一部世代の理由かなっていうところもあるかなと思いますね。
もちろんお金とかアップロードで投資が必要とかそういうのもあると思うんですけど、
でもこのコホート的な考え方って、そもそもスタートアップ業界だと、自分のサービスのエンゲージメントとか満足度を測るために使われているものでもあるので、
こういうある特定の時間軸での集まったユーザーの人たちを見るっていうのも一つの考え方かなと思いますね。
たしかに、なんかカスタマイズってか、今もなんかPC、自作PCみたいなのもあったりしますけど、
なんかiPhone出たての頃、脱獄するみたいな、ちょっとカスタマイズ、違法なんていうか、
ジェイルブレイクって言うんですか。
ジェイルブレイク、日本語だと脱獄って言うんですけど、なんかそのやってる人確かにいたなって思ったんですけど、
最近だとそんなに確かに効かない、多分やってる人はやってると思うんですけど、あんま効かないなと思ったので、
なんかそれはしやすかったんでしょうね、その時は特に。
そうですよね、多分。なんかどんどん難しくなっているっていうのはあると思うので、
あと多分ハードウェア自体がどんどん複雑になってるっていうところもあると思うんですけど、
でもなんかそういうプロダクトが変わると同時に、なんかエンドユーザーも変わる可能性があると思っていて、
そこはなんか一つ面白いところですし、
時間っていう軸で考えると、これこそなんかシリアルトークでも何回か話したことがあると思うんですけど、
そのヘリテージ、時間の長さによってブランド価値が作られる。
そうだと思うんです。なんかそういう話をしたと思うんですけど、
結局そのテクノロジーとかマーケティング施策とかがどんどんコモディ化する中で残っているの、ブランド。
なのでそのブランドが長く生き延びれば、それほど価値が上がると。
確かシリアルトークのエピソードの中ですと出した事例が、バイオニックのブランドは今だとテック企業として見られますけど、
将来的にもしバイオニックが普及した場合には、おそらくただのフードブランドにしか見えない。
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なので結局このNikeとかもLouis Vuittonとかもコカコーラもヘリテージをうまく活用して、
そのブランドの認知っていうよりもブランドの信頼度を上げたりとか、競合に活かせないような施策を打てるというところで、
だからこそそのDTCブランドを立ち上げる時とかはそのヘリテージがないので、
レガシー要素を何かしら作りにいってるケースが多い。
なので自分の経験値とか歴史を話したり、あと例えばアジアンアメリカンっていう文化の歴史を使ったり、
あと例えばランニング文化とか、昔からあるアクティビティの話をしたりとか、
何かしらのヘリテージを作るっていうパターンが多いのと、
あとはそのヘリテージがない、例えばソフトウェア領域とかに関しては、まだそれを経験してない世代を狙いに行く。
なのでNotionとかSlackとかまさにそうだと思うんですけど、なんかもうちょっとDiscordとかもそうですね、
もうより若い層を狙って、一緒にヘリテージを作りに行ってる。
なので結局、他のブランドとか、他のソフトウェアとかを経験してなければ、
例えばDiscordを使った時に他の競合を使ったことがなければ、Discordを使う割合が他のものと比べるとどんどん上がっていくので、
なのでそういうレガシーのヘリテージの作り方も一個あります。
でもなんか、この時間の長さっていうところってなんかすごい面白くて、
それこそたぶんデイリーメモでも書いたことあると思うんですけど、
Effertの話をデイリーメモでしたことがあるんですけど、
フランス、パリってなんか象徴的なものって言われると、おそらくEffertって結構トップに出てくるじゃないですか。
で、実際にEffertって700万人ぐらいの旅行者が毎年訪れているんですけど、
最初にEffertが作られた時ってめちゃくちゃ嫌われたんですよね。
めちゃくちゃ批判されて、1889年に作られたんですけど、
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なんか当時はたぶん世界一、一番高い建造物だったんですけど、
なんかすごい商業的で、なんかアメリカっぽすぎると。
っていうので多くのフランスのクリエイティブの方々、
ミュージシャンとかアーティストとか詩人とかがすごい批判して、
実際にフランス政府に対してレターも出して、
これはパリのアーティスティックなヘリテージに恥をかかせますと。
イタリアとかドイツと比べると、パリってもう圧倒的にこういうクリエイティブな力を持っているのに、
なんでこういう機械的なもの、この商業的なものに手を出さないといけないんだと。
フランスのテイストが変に見られますと。
確か一人の文学者が、それをすごい思ってた文学者がいて、
だからこそ毎日その人はエッフェル塔の下のレストランでほぼ毎日ランチをしてたらしいんですよ。
唯一パリでエッフェル塔が見えない場所がエッフェル塔の下だからっていう。
今振り返ると、その批判って結局今はめちゃくちゃツアースポットとして観光場所として皆さん行ってるので、
代表するものに、パリを代表するものになったと思うんですけど、
なぜこの意見が徐々に変わっていったのかっていうと、おそらく時間。
だと思っていて、実際にそのエッフェル塔を作ったギュスターブ・エッフェルさんも、
エッフェル塔をエジプトのピラミッドと比較したことがあって、
ピラミッドってなぜ面白いのかっていう質問をして、
なぜ博物館に行って、古代ローマの壊れたお皿とか、
一般的に見るとわりとしょうもないものを見て面白いと思うのかと。
それは時間が過ぎたからっていう。
結局ビルとか建物の一番の面白さっていうかすごさっていうところは、
建物を作った素材とかそういうものではなくて、
結局時間なんじゃないかと。
そうですね。
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結局、長くの時間が過ぎると、しかも周りがどんどん変化していくじゃないですか。
世界がどんどん進歩していくので。
でも唯一変わらないってなると、それこそ世代をまたぐものになる。
それが一個、ブランドも同じような形で、
ディズニーとかも今年100年ですけど、
いろんな世代が同じ場所に行っては似たような体験ができたっていうのが、
一つ大きな時間のすごさのポイントかなと思って。
それこそ100年超えるブランドとかに関しては、人間の寿命を超えるので。
宗教的な意味合いから考えると、神様になったみたいな感覚でもあるのかなと思うので。
だからこそ、長続きしたものは、何かしら信頼だったり、ヘリテージっていうものがつくのかなっていうところですね。
やっぱり、建物ってずっとそこにあり続けるのって、それもそれですごいんですけど、
ブランドってすごいですよね。
ずっと誰か手を動かして、かっこよくあり続けなくちゃいけないし、ビジネス的にも成功し続けなくちゃいけないって中で、
それやれてるってやっぱすごいなって思いますね。
でも建物って、東京タワーもできた時、批判多かったって言いますしね。
エッフェル塔のマネだ、みたいな。なんで建てる必要があるんだとか。
結局その街の人からしたら、なんていうか、環境が変わるってことじゃないですか。変化する。
そこが観光地になって、場所もタワー建てるために奪われちゃって、って考えるとすごく批判する理由も分かるし、
だけどみんな好きっていうのは、それずっと批判し続ける人っていない、あまり少ないので、そうなるのは確かにそうですよね。
そこはなんか、一つ面白いポイントですよね。
クサノさんが言ったのは、最初はやっぱり変化するからこそ批判されて、でも長続きするっていうことは変化しないっていうことでもあるので。
それはなんか変化に対しての批判っていうところですよね、おそらく。
そう考えたら、ほんと街づくりって、街の人の声ってあんまり関係ないのかもしれないですね。
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なんか結局、そこに住み続けることができても、そこにずっと生き続けることはできないし、
って考えると、結局、その街のシンボルになったり観光地になるって考えたら、
なんか、そうですね、相当な変なものじゃない限り批判しても、結局立てられるって感じがしますね。
それをなんかサービスとかも、フェイスブックが最初にニュースフィード出したときもすごい批判されたりとか、
そして今は一般的にそれが普通になったりとかしましたし、
それこそブランドも多分そうだと思うんですけど、スプリームとかも最初はカウンターカルチャーとして生まれてきたので、
まさに変化を象徴するものだと思うんですけど、
なんか今はそれがカウンターカルチャーっていうにも、なんかカルチャーに馴染み出したっていうところかなと思うので、
なんかその批判を作るっていうのが逆になんか一つ新しい動きになるっていうことでもあるのかなと思うので、
なんかそういう意味だと、ブランドとかスタートアップとかも作るときも、
なんか全員が納得するものっていうよりも、一部の人が納得したいものを出した方が、
場合によってはそのブランド作り的な意味合いからするとよりいいかもしれないですよね。
そうですね。で、ブランドは多分そうな気がするんですけど、なんか街作りとかだとなんかちょっと違うかなって気もしてて、
なんか反対してた人とか、それに賛同してなかった人もいましたよってことはなんか消しちゃいけないのかなって気もします。
どうだ、なんていうか。
消すっていうのがどういう意味?
なんていうか、それなんか踏み台にしないというか、なんていうか、そのブランドの作り的、なんていうか、
表現だったり、その人がやりたいことをやって、それに対してそんなに勝手にやってればいいじゃんっていう感じな気がするんですよね。
その批判したとしても別に知らないところで表現してる人たちっていう感じになる気がするんですけど、
街作りの場合だと実際に弊害が出てくる人たちも出てくるので、なんていうか、例えばエッフェル塔がなかったら自分の家からすごく景色が良かったのにできたことによって何も見えなくなったみたいな人たちもいるって考えると、
ずっと嫌だなって思ってる人たちもいるのかもなとか、それがなかったことの平定人もなくなったってことでもあると思うので、その景色が奪われたってことだと思うので、なんかそれもなんか考えたいなと思いました。
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そこらへんも、なんかそうですね、反対し続ける人も多分いたでしょうし、場合によってはエッフェル塔の価値っていうか、エッフェル塔がより人気になったからこそ景色が悪くなったんですけど、エッフェル塔の真横にいるから物件の価値が上がったっていう人もいるかもしれないですよね。
うーん、確かに。家賃が上がって引っ越さなくちゃいけなくなったって人もいるかもしれないですね、確かに。
もしくは、そこで家を持っていればそれを売れたとか、いい方向性も悪い方向性も多分いたと思うので、でも、草野さんが言うように多分、建物の違いは実際にその周りの人たちに直接影響は必ずしも影響を与える。
ブランドに関しては、例えば、どこから店舗を出すと変わってくると思うんですけど、基本的にDTCブランドとかに関してはオンラインから始まるので、そこまで影響を与えないっていうところですかね。
あとは、やっぱり時間っていうところを操作っていうか、どうコントロールするかっていうのも、結局、時の流れはコントロールできないので、ブランドとしては生き残るしかないので、それだけを話してあんまり意味がないと思うんですけど、
どういう形で時間を操作できるかというと、一つは時間は努力としても捉えられることが多いので、どういうふうにそれを表現するかっていうのも変わってくると思うんですけど、
例えば、SNSの投稿したときに、例えば、Xで140文字のテキストを書きましたと。それと同じ、基本的に似たような内容なんですけど、それをMeme化したりとか、それを図にしたりとか、インフォグラフィックにした方が評価されやすいと思うんですよ。
それはおそらく、もちろんそっちの方が分かりやすいからっていうのも多少なりあると思うんですけど、同時にあるのが、多分、めちゃくちゃ努力が入ったっていう。
やっぱりテキストの文章を作るよりも、図を作る方が圧倒的に大変だったりするので。
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それがさらに、例えば、ポッドキャストを作ったり、YouTube動画を作ったりすると、それもまた努力として見られるので、
最近見た面白い現象だと、AIによってこういうインフォグラフィックとか図とかが、まだ全員に普及してないと思うんですけど、ある程度コンテンツ制作コストが下がり始めましたと。
いわゆる努力する時間が下がったので、だからこそコミュニティ化して、価値が下がるというか、そこまで評価されなくなるとなると、どういう形でそういう努力を表現するのかというと、何人かの記者が最近やっていたのが、図を編み物で表現するっていう。
それはすごいなって思いましたけど、でもそれも、そっちのほうが見やすいかというと、おそらく見やすくないんですよ。ただ、それだけの努力を重ねて出したものっていうところが評価される。
そうですね。私もCRトークで、熱量っていう言い方で努力の話したことがあったんですけど、どれだけ自分が作ったものに対して熱量を持ってるか。
1分で作ったものもあれば、1日かけて作ったものもあっても、それに対して自分が熱量を持って作ってたら、1分でもすごくいいものだと思う。
何て言うか、出した本人のスタンスもあると思うんですよね。何て言うか、本当にいいものだと思って、努力したからみんなに見てほしい、みんな使ってほしいっていうのもあると思いますね。
はい。
だったり、発信の仕方とか、スタンスの取り方とか、人を巻き込むっていうのはAIじゃできないので、そこの部分の違いかなっていうのは思います。
そうですよね。難しいのが、一見評価しづらいじゃないですか。だったらAI使った方が良くないとかっていうのを言いがちだと思うんですよね、ブランドとしては。
ただ、クサノさんが言うように、例えばAIを使ったとしても何回もプロンプトを試して、より良いものをしようとしたのかとか、そこの欠けた努力と熱量っていうのは、もちろん毎回ではないものの評価はよりされやすいものになるのかなと思うので。
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そこも一つの軸として、時間っていうところを見るべきだと思いますし、あと分かりやすいのは、時間に合わせて調整をするところだと思うんですけど、
今のトレンドしてるものにそこに乗っかったりとか、TikTokとかだと今のトレンド動画と似たような動画を出したりとかするっていうところだと思うんですけど、
どこまで今の時代に合わせてやるべきなのか、それこそヘリテージが重要っていう話でもあるので、昔のものが大事でもあったりするので、そこのバランスとか、あと両立ができないのかとか、
っていうところを多分ブランドとしても考えないといけなくて、だからこそ多分一つ、これはめちゃくちゃいろんなブランドが使ってる手法ですけど、昔を振り返るっていう、いわゆるノスタルジアを活用するマーケティングですね。
これは多分いろんなリスナーの方もなんとなくイメージはつくと思うので、そこまで詳細話さなくてもいいかなとは思うんですけど、いわゆるいろんな過去のトレンドがもう一回人気になったりとか、
昔のデザインしたブランドをもう一回蘇らせたりとかすることによって、過去の良い時を思い出してくれる。
最近、booking.com、旅行サイトのbooking.comが出した調査の中ですと、最近の人気な旅行場所に関しては、80年代と90年代に人気だった場所だったり、
あとはレトロ映画とか、昔の映画のロケ場所とか、それこそ数年前に、サナさんも覚えてるかもしれないですけど、airbnbで最後のブロックバスターで泊まれるみたいなこともあったと思うんですけど、
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それもまさにそういうノスタルジアを活用したマーケティングかなと思いますし、今年ですと映画のバービーとかもまさにノスタルジアマーケティングを使ってたと思うんですけど、
バービーとか、それこそシアラルトークでも話したマクドナルドとかに関しては、このタイムリーなものと、今流行りのものと、タイムレスなもの、昔からあるものをめちゃくちゃ上手く組み合わせているからこそ、すごい成功しているのかなと思いますね。
今のものだけではなくて、昔のものにタイムスリップするというか、時間を飛ぶっていう表現がいいのかわかんないですけど、そういう時間を飛び交うことによって、世代を超えるブランドも作れる可能性があると思っていて、やっぱりブランドで最初に立ち上がるときに、基本的には一つの世代によりフィットするケースが多くて、
でも、トップレベルのブランドとか見ると、例えば、ナイキの店舗に行くと、年齢層、幅広いじゃないですか。属性も。
それをどう作るのかっていうのが、すごい重要になってくると思うんですけど、一つはその世代と一緒に育って、その世代の子どもたちが同じように使ってくれるっていうのがいいんですけど、ただ、そのときにまた新しいブランドが出てきているので、そこをどうブリッジさせるのかっていうのがすごい難しい話でもあって。
昔オフトピックだと、リファレンスカルチャーっていう話、アメリカの現象について話してますけど、昔のmemeを使い直したりとか。
ポップカルチャーだと、この世代を超えるっていうのは、このリファレンスカルチャーで生まれてくるのかなと思っていて。
僕も、例えば音楽とかですと、ロックのジャンルでは、例えばガンズ&ローズとかメタリカとかKISSとかは、直接彼らの曲を最初から聞いたのではなくて、ギターヒーローっていうゲームから学んだりとか。
それこそ、エルトン・ジョンのロケットマンっていう曲だったり、ザ・ローズっていう曲だったり、Everything I Doっていう、あれはブライアン・アダンスが出した曲とかも、あれはファミリー外から実は学んでたりとか。
で、その後、自分の中でいい曲だと思ったので、別途YouTubeとか直接聞く機会があったりとか。
この世代を超えるためのリファレンスカルチャー、それこそ、草野さんがシリアルトークで出したマクドナルドのキャンペーンとか、まさにそうですよね。
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そうですね、なんかその最近、マクドナルドの映像が出てる映画とかアニメとか、ドラマをマッシュアップさせて、プラス新しいドラマの予告だったり、あとコラボしたブランドのスポイラーみたいなのが入ってるっていうキャンペーンやってて、やっぱり面白いですよね。
それをやることによって、今の若い世代もそうですし、でも昔の映画を見た人たちも両方喜ばせられるのと、同時に場合によっては、若い子たちは昔の映画を見たことなかったかもしれないので、それを見に行くかもしれないですし。
それもまさに一つ時間をどう飛ばすのかっていうか、どういう形で世代をつなげるのかっていうのが一つすごい難しいことでもあり、マクドナルドが長続きしているブランドだからこそできることかもしれないですけど、
それこそマクドナルド関連だと、僕もこの話は多分何回もしたことあるかもしれないですけど、リック&モーティーっていうアニメの中で、リックっていうキャラクターがその中で、
1998年にマクドナルドが出した視線系のソースがめちゃくちゃ美味しいっていうのをあるエピソードでも言い続けるんですよね。でもそれによって、そのソースとかを知らなかった世代の子たちがみんなそのソースが欲しい欲しいって言い出して、
で、二次流通って未開封のソースがあったんですけど、それが200万ぐらいで売り出されて、結果2ヶ月後にマクドナルドがそのソースを1日だけリリースして、その後3回ぐらいリリースしてるんですけど、
その時にリック&モーティーのクリエイター、アニメを作った人に特別バージョンのものを送って、そこのパッケージングとかもそのソースをメンションしたエピソードにすごい合わせた形にしてくれたんですけど、
うまく時間を超えるようなことができればいいんですけど、あのリック&モーティーの事例はたまたまだったと思うんですけど、
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例えばバーガーキングとか、2019年にすごい面白いことを、当時ツイッターだったのでXではなくて、ツイッターでなんかすごい面白いキャンペーンをやったんですけど、なんか急に2019年なのに2010年の投稿、いろんな人の投稿、いいねし始めたんですよ。
で、誰かが自分の投稿をいいねすると通知とかたまに来るじゃないですか、なんかそれ通知で10年ぐらい前に出した投稿がいいねされたらちょっとびっくりするじゃないですか。
なんで、なんかそれに何人かセレブとかも気づいて、なんでなんかいいねし始めた、なんか10年前、9年前の投稿をいいねしてるんだっていう話で、それでちょっと話題になって。
で、それをよく見ると、2019年の12月2日にバーガーキングがいろんな投稿、いいねしてたんですけど、全部投稿して、いいねしてたのは2010年の12月2日の投稿だったので、
バーガーキングとしては、2010年のおそらくその日に過去にローンチして、ただ途中で辞めちゃった商品を再リリースするためのキャンペーンとしてそういうことをやってたんですけど、
それはまさに昔を時間を超えたようなマーケティングだったり、あとやっぱり世代を超えるっていう意味合いだと、個人的にすごい面白い時代がHot Onesっていうセレブをインタビューするメディア、YouTube番組で、
その番組の内容は一回置いて、基本的にいろんな女優さんとか俳優さんとかいろんなセレブが出てくるんですけど、その世代の人たちがそこまで見てないんですよね。
結構そのセレブたちがその番組に出てる理由が、子供が出てくれとお願いされたからと。
なんでそういう意味だったら、子供たちが見て、親にお願いして、その親が出ることによって親の世代も見てくれると。
それこそその世代を超えられた一つの手法っていうか、一つのやり方だったのかなっていうのがありますね。
そういう世代を超えるっていう考え方もありますし、あとはまあ、これこそ過去のオフトビックでも話したけど、自分の時間を作る。
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自分の時間を作る。
で、これ多分一番わかりやすいのはBDRだと思うんですけど、あの通知を聞いた2分間の間で写真を投稿するっていうのは、その2分間がBDRの時間になるじゃないですか。
それしかも全員共通で同じ時間ってなると、なんかもうその2分間、いわゆる今のアテンション取り入れするのがすごい大変な中、2分間自分たちの時間を作れるっていうのってすごい重要で。
ブランドからするとドロップとかも同じ概念ですよね。
この時間の間にしか販売してませんと。
なんで、なんかそういう時間をどういうふうに自分の時間を作るのかっていうのが一つ重要になってくるのと、それをさらに言うと、それを何回も作るのだけではなくて、それを結びつけられるかっていうのも重要だと思うんですよ。
で、それは時間を作るだけではなくて、複数の時間を作ってそれをつなぎ合わせるので、一つのタイムラインを作るっていうことで。
それこそ、たぶん一番これエンタメ業界だとわかりやすいのが、マーベルのMCUっていう、マーベルシネマティックユニバースですけど、いろんな映画が実は全部一つのストーリーにつながってるみたいな話。
で、オフトピックでも、年末最後の方のエピソードが過去1年間の一つのテーマの下で話してたっていうナラティブを作ったりすると思うんですけど、こういうナラティブ作りをもっとブランドとしても考えてもいいのかなと思うんですけど、
これの最近あった面白い事例が、ヒュンダイってあの車の会社あるじゃないですか。
はい、韓国の。
そうですね。あそこがアメリカでやったキャンペーンがすごい面白くて、もしかしたらデイリーメモでも出してるかもしれないですけど、ヒュンダイが新しい車を出してて、アイオニックシックスかなを出してたんですけど、やっぱり自動車を宣伝、プロモーションするのってもう結構認知を取らないといけないので、結構広くマス向きにしないといけないですと。
なんでTikTokを活用するのがめちゃくちゃいいんですけど、なんでヒュンダイはTikTokを使っていて、それこそ過去レンジローバーとかがTikTokチャンネルを出して一気に6万人ぐらいのフォロワーが増えたらしいんですけど、今多分44万人ぐらいですけど、なんかヒュンダイがやったキャンペーンがすごい良くて、クリエイターとコラボしたんですけど、
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まずコラボしたクリエイターが、僕の発音が正しいか分かんないですけど、アマーリーグイションさんかな、っていうショコラティア。
なんかTwitterでシェアしてるのを一見かけました。チョコレートのやつですよね。
そうですそうです。チョコレートでなんかいろんなやばいものを作る人です。やばいものっていうか、なんか自転車を作ったりとか、めちゃくちゃ大きいクマを作ったりとか、クマのぬいぐるみを作ったりとか、なんか確かバーカウンターも作ったりとか。
なんかそれですごい人気なTikTokクリエイターで、多分今2000万人以上のフォロワーがいるんですけど、なんかヒュンダイが彼にアプローチして、うちらは車を作ってくださいと。
新しい新車を作ってくださいっていう話をしたんですけど、まずそのクリエイターのチョイスがめちゃくちゃ良くて、もちろんフォロワーが多いっていうのもあるんですけど、
コンテンツが広告であっても誰も文句を言わないっていう。そもそもまたやばいものを作ってるっていうのが多分その人のファンとしての見方なので、別にそれがヒュンダイの車であっても別の車であっても別にそれがヒュンダイであるからこそネガティブな印象を与えない。
のがまず重要で、それが一つ今の流行りの人をうまく活用したっていう事例なんですけど、さらにヒュンダイはやっぱりTikTokですとリアクション動画も多いじゃないですか。
何かの動画に対してデュエットっていう機能ですけど、その動画を流しながら自分のリアクションとかを出すっていうリミックス文化がTikTokであるっていうことを理解していたので、しかもこのチョコレートで車を作るっていうのはチャレンジ企画としてはできないじゃないですか。
他の人を、そのチョコレートと同じスキルセット持ってる人ってほぼいないので、なので基本的にデュエットでしかインタラクションってできないんですけど、それをヒュンダイが考えた中で、じゃあそこの部分もなんかスポンサーできないかと。
で、実際にそのチョコレートの方の動画にリアクションしたことがある、フード系の動画のリアクション動画を出すインフルエンサーがいて、これがシェフリアクションっていう方なんですけど、多分TikTokで多分3、400万人ぐらいのフォロワーがいるんですけど、彼はいろんなフード系の動画を見つけてそれに対してリアクションをするんですけど、
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で、最後になんかこれは10点満点中何点だみたいなこと言うんですけど、彼はすごい人気で。で、過去に実際そのチョコレートへの動画のリアクションもしたことがあるんですよ。
だからこそヒュンダイはその人にスポンサーして、ヒュンダイの車を作った動画のリアクション動画を作ってくださいと。
で、なんかしかもその中で、そのシェフリアクションズっていうTikTokが自分も実はヒュンダイ持ってるみたいなことを言ったので、なんかよりリアルに聞こえたんですけど、で、さらになんかそれだけで終わらずにヒュンダイは3つ目の動画を作って、そこではシェフリアクションズが実際そのチョコレートに会いに行く動画。
会いに行って、その作ったチョコレート作品をヒュンダイのオフィスに持ってきてくださいと。
で、もちろんその持ち運びする移動手段はヒュンダイの新車で、だからなんかその3つのなんだろう、その単体の動画を作るだけではなくて、ちゃんとナラティブとして考えた。
しかもそのチャンネルにすごいフィットしたデュエット機能とか使ったりとかしたのは、なんかめちゃくちゃうまいなっていうのは思ったので、なんかそれこそそのタイムラインを作るっていう一つの考え方かなと思いましたね。
たしかに、なんか食べ物系のリアクションする人いっぱいいますよね。こんな会いに行くみたいなのって、たしかにミスタービストさんとかもやってますけど、なんかそれこそなんていうか努力というか熱量というか、なんかそのただ動画撮ってじゃなくちゃんと移動してコラボしてみたいなのはすごく見ごたえがありますよね。
視聴者としても面白いし。
しかもつながってるからこそ最初の動画をもう1回見に行く人もいたりすると思うんですよね。
うん。
なんか全部そこがうまく連携されてやるっていうのがすごい重要なポイントだったり、あとはなんか最後に時間をどう操作するかっていうと、なんかもしかしたら今後、なんかそのよりゆっくりした時間を作るっていうのもなんか一つの戦い方なのかもしれないなっていうのを思いましたね。
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というと、
なんかアメリカ、特にアメリカとかですと、やっぱりなんかブランドの、なんだろう、あのブランディング手法のほとんどって、もっとアクションを撮りましょうとか、なんかアクションを撮るのがいいっていう、なんか、なんか、よりなんか仕事したほうがいいっていう、なんか感じのブランドが多いと思っていて。
うーん。
で、まあまあなに、まあナイキが一番象徴的だと思うんですけど、そもそもjust do itっていうスローガンなので。
でも、例えばアウトドアボイスとかも、なんかdoing things is better than not doing things、アクションを撮ったほうがいいっていう話もある中で、なんか、
場合によっては、今後、特に、なんかミディネイル世代って結構バーンアウトする世代って言われてるので、なんかその逆、アクションを撮るだけではないっていうのが、なんか一つ、なんかカウンターカルチャー的に必要なのかなと思っていて。
うーん。
なんか多分、一個代表的な、あの、このゆっくりした時間を作るっていうのは、なんかコンマリとかかもしれないですよね。
あー、パタゴニアとか。
そうですね、パタゴニアとかも。
難しいですよね、なんかそのビジネスとして、なんか攻めの、アクション撮らない、なんかビジネスやる上でアクション撮ってほしい、消費者に。
買うということを、買うか何かしてほしいっていうのはあるので、なんかそれをやった時に、え、言ってることと違うじゃんとか、なんかちょっとギャップが生まれると、なんか難しいなとは思いますよね。
いやそうですね、いやまさにそこが多分一番、あの、このゆっくりした時間を作る上で難しいことだと思いますね。
うーん。
じゃあ買わなくていいってことですよねっていうところで、あの、逆になんか買うことを推進すると、えっと、え、なんか矛盾してないですかって言われると思うので、なんかそこら辺はすごい気をつけないといけないと思うんですけど。
なんか、でもなんか一つ、なんか、ブランドとしてのヒントになるかもしれないなと思ったり、なんか、で別になんかこれが、わかんないですけど、なんか全ての部分で作る必要があるかどうかっていうのはわかんないですし、それこそ、例えばスラックとかが、えっと、なんか画面がロードしてる時に、なんかちょっとジョーク的なことを出してくれたりしてたじゃないですか。
うーん。
最近してるかどうかわかんないですけど。
メッセージ、はい。
なんかそれも、なんかメッセージとか出してくれてたと思うんですけど、なんかそれも、なんかその一個の、なんかゆっくりした時間っていうところなのかなと思うんですよね。
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おー。
なんか結局、そのロードしてる間は他の画面に行って、なんか、なんかもっと仕事を効率的にやらないといけないってなるんですけど、なんかその一個の、なんかそのロード時間中に、なんかメッセージ、なんか面白いメッセージを入れて、ちょっと笑わせ、笑わせたり、ユーザーを笑わせたりすることによって、なんかちょっとしたひとときが作れる。
うーん。
なんかその一息を作れるっていうのも、なんか、うーん、なんか場合によってはすごい意味合いがあったりすると思うので、なんか完全にブランドをそれに象徴させるべきかは、楠さんが言うように、なんかいろいろ将来的に矛盾する部分が出てくるかもしれないですけど、部分部分作れるかなっていうのを思いましたね。
なんか、パラドックスですよね。なんかそれも、なんかスラックのも、なんか同じ画面でいてくれよなっていうことでもある気がするし、なんていうか、楠さんだったり、なんていうか、実際にその商品を買うことによって、他のものを買わなくていい、それだけに集中できるとかっていう意味だとすごくミニマリズムだし、
いいと思うんですけど、楠さんだけじゃなくて化粧品とか、例えばこのリップを買ったらもう他のリップ使わなくてもいいぐらい、すごく保湿も良くて、色も良くてみたいな、なんていうか、
このブランド使ってくれよな、このサービスでずっといてくれよなっていう、なんていうか矛盾というか、それでもリラックスしてる時間でもあるし、満足するっていうのは確かだと思うので、パラドックスだなって思いました。
そうですよね。このリップだけでいけるっていうのに、違う、その次の年また新しいリップ出してるじゃんみたいな、どういうことだっていう。
そうですよね。
それはパタゴニアを見て、僕はすごいそれを思いますね。
いつも心配になります。特にサステイナビリティを推すブランドに関しては、すごい心配になりますね。
本当にそう思ってるんですかっていう。
それは新商品とか出た時にってことですか。
うん、毎年のように新しい商品出したりとか、これって大丈夫なのかなっていうのがすごい。
消費者を待ち望んでるっていうのもあるし、ビジネスもあるしって考えたら難しいですよね、それをって。
めちゃくちゃ難しいですよね。
難しい。
なんで、今日は色々答えっていうよりも、こういう時間っていう軸を見ることによって、ブランドの捉え方とか作り方っていうのが、ちょっと視点を変えられたらいいかなっていうところで、個人的にもすごい興味ある分野なので、話してみたかったっていうところですね。
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一番最初の話は本当に超長期的に考える。
そうですね。
人間という歴史で長期的に見るっていうのは、誰もやってない気が、誰もっていうか、なかなかできない考えなので。
普通じゃやんないですよ。さすがに。
でも、それこそ100回目のエピソードで話したレイ・ダリオさんの本、帝国の上がり下がりの話も、それは個人的にすごい新しい視点を切り開いてくれたと思ったので。
数百年っていう歴史をっていう軸で見るっていうのは、1個考えなかったところなので、そういう色んな軸で世の中を見れるようになりたいなっていうのを思いました。
はい、じゃあ今回も聞いていただきありがとうございました。
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それではまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。
01:07:33
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