平家物語の紹介
ひとくち文学。本日は、平家物語をご紹介したいと思います。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、
皿掃除の花の色、上者必須のことわりを表す。
汚れる人も久しからず、ただ春の夢の、夜の夢のごとし、 竹着物もついには滅びぬ。
ひとえに風の前の塵に同じ。 これは平家。懐かしいですよね。歴史とか、あの覚えてます?
あと最近、鎌倉殿。鎌倉殿がまさにこの時代を。 タイガドラマですね。あれも何年前だ?2年前?3年前?
3年前か。 やってたタイガドラマで、鎌倉殿の13人っていうのがあるんですけど、
鎌倉殿、源頼朝が大泉をやっていて、これね結構ハマってる人多かったですよね。
三谷光輝の脚本のタイガ。 いやーしんどかった。なかなかしんどかった。
あーけど、辛いけど見ちゃう。 あれは面白かったなぁ。
はい、その時代の平家ですね。あそこで平家が最後滅ぶところまで、 ランドーラーの
ところまで描いてましたが、 その平家物語の冒頭が、今読み上げたところになっています。
歴史の流れと現在
ここがね、物語全体のテーマを強く打ち出してまして、無常観だとか、 常者必衰。この世のものはもう常に移り変わって同じ状態ではいられないと。
確かにね、本当に 真理だなっていう気がしますね。
作者が不明っていうところも面白いですよね。 美話奉仕によって語り継がれた。
多分ね、語り継がれるわけですから、どっかでいろいろ変わってきた部分なんかもあるんだと思いますけど、 こういうのが
何年? 千年近く経つの?
かな? ずっと引き継がれて、引き継ぎ?ずっと
語り継がれているっていうのもすごいことだなぁと思います。 当時はね、時代背景も非常に不安定で、武士が台頭してきて
争いが絶えず行われてきて、 その中でね
溺れるものも久しからず。 そう、いつだって移り変わっていくんですよ、時代は。
歴史の大きな流れの中で、 今を生きる私たちも、何かを問いかけているように感じますね。
今はAIが台頭してきていますが、 これもいつかはまたね、新たな流れが
出てくるんでしょうし、 それを私たちを見届けることができるのか、
どんなスピードで変わっていくんでしょうね。 はい、では次回もお楽しみに。さようなら!
