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#16 その行動、「脳の予測」に操られてます。なぜ「ライフスタイル」が運動法則なのか?を科学する【科学編②】
2026-07-11 20:58

#16 その行動、「脳の予測」に操られてます。なぜ「ライフスタイル」が運動法則なのか?を科学する【科学編②】

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📝 今回のあらすじ・ハイライトいよいよ行動の科学へ! / 自分をくすぐっても「くすぐったくない」のはなぜ? / 休日の昼下がり、ノールックでポテチを口に運べる理由 / 脳はいちいち筋肉に命令など出していない / あなたの身体を操る「マリオネット」の糸 / 「予測」が先にあって、あとから「身体」がついてくる / プラセボ効果の衝撃——痛みや内臓まで、勝手に辻褄を合わせにいく / 予測を「正解」にするため、自ら身体を動かしてしまう『自己充足的予測』 / 私たちは、自分の予測通りの現実を“自作自演”している / そして科学は、アドラーの核心『運動の法則としてのライフスタイル』にバチッと合流する / 「どうせ失敗する」という予測が引き起こす、絶望の自爆ループ


「私たちの行動もまた『予測』に引っ張られる」

前回の「コントロールされた幻覚(知覚)」に続く、もう一つのゾッとする事実です。脳は筋肉に細かい命令を出す代わりに、「こうなるはずだ」という未来を先に予測します。そして、その予測と現実のズレを消すために、身体のほうが後から勝手に動いて辻褄を合わせてしまう。自分の意志ではどうにもならない「痛み」や「生理的な反応」でさえ、このシステムに操られています。自分が描いた予測を正解にするために、無意識のうちに自らの行動をそこへ合わせにいってしまう。これこそ、アドラーがライフスタイルを単なる性格ではなく『運動の法則』と呼んだカラクリでした。予測が行動を操り、自作自演のループを作っていくメカニズムを、ぜひ一緒に味わってください。次回はいよいよ、この強力なシステムを逆手にとり、予測を「書き換える」希望の話へ向かいます。


📖 今回のベースにした一冊

⁠『経験する機械 ――心はいかにして現実を予測し構成するか』⁠

アンディ・クラーク 著/高橋洋 訳(筑摩書房・2025年10月8日発売)「人間の脳は、予測する機械である」。脳科学と人工知能の最先端から、私たちの“現実”がいかに脳の予測によって作られているかを解き明かした一冊。気になった方は、ぜひ手に取ってみてください。


■ パーソナリティ:あつくてゆるい(あつゆる)アドラーを実践して10年以上。教育現場に身を置きつつ、アカデミックな哲学研究とカウンセリングの修行を重ねてきました。

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アドラー心理学ラジオ。この番組では、お手軽な自己啓発として消費されがちなアドラー心理学を、
哲学、カウンセリング、そして科学の視点から深掘りし、本物の知性として語り直していきます。
お相手のあつくてゆるいです。皆さん、目の前のコップを取るとき、いちいち肩をこう動かして、肘をこう曲げて、なんて考えてないですよね。
無意識にスーッと手が伸びると思います。 じゃあ、その無意識の裏側で、私たちの脳は一体何をやっているんでしょうか。
なんとなく意識していないだけで、脳の奥ではスーパーコンピューターみたいに、この筋肉をこう動かしてって、高速で計算してくれているんだろうなってイメージしませんか?
でも、最新の認知科学によると、どうやら脳はそんな緻密な計算をしていないらしいんです。
アドラー心理学を科学の視点から深掘りする科学編。今回もアンディ・クラークの著書、経験する機会をベースに、脳の予測モデルとアドラー心理学のライフスタイル論との重なりを探求していきましょう。
このスキンシップで、コチョコチョって定番ですよね。子育てしてて子供がグズったりした時とか、もう困ったらとりあえずコチョコチョやっとこ、みたいなところあるじゃないですか。
それでですね、私の中でたまに発動するアホなコチョコチョがあるんです。
皆さん、サカナクションの新宝島って曲ご存知でしょうか。
あのイントロのですね、ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン、ジャーン、っていう壮言なところで、私が無駄に真顔を作りながら、手で作った指神様を天からゆっくり降臨させるんです。
で、曲がチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッチャーンって軽快なリズムになったところで、その指神様が人差し指と中指でトコトコとキレのあるステップを踏みながら娘にジリジリ迫っていく。
で、Aメロのあたりで娘はもう来る来るってキャッキャー言いながら必死で逃げ回るんですけど、曲がサビに入った瞬間にその指神様が娘の体の上に登って、そのままトコトコと体中を歩き回る。
すると娘はもう酸欠になるくらいヒーヒー言って笑い転げるんですよね。
ちなみに同じサカナクションで言うと、娘は最近夜の踊り子に絶賛ハマっています。
これご存知の方も多いと思うんですが、インドネシアの伝統的なボートレースで船の船頭に乗っている少年のダンスとあの夜の踊り子って曲が奇跡的にマッチしてネットミームになっているやつです。
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うちの娘その船の少年のシュールなダンスを勘コピしてめっちゃ踊っていまして、しかもそれだけじゃなくていつの間にか曲の歌詞まで覚えて歌っているんです。
ショート動画なんて全く見せてないんですが、こんな幼稚園児にまでダイレクトに届いて歌詞まで覚えさせちゃうんだから、今の時代のバズの力って絶大だなって驚きました。
とまぁこんな感じでくすぐるって人にやられると触れる前からくすぐったくなるくらい効果は絶大ですよね。
でも人にくすぐられるとあんなに悶絶するのに、自分で自分のことをくすぐっても全然くすぐったくない。
皆さんこれなんでだろうって疑問に思ったことはないでしょうか。
この現象について認知科学者のアンディ・クラークは、経験する機会の中で前回も紹介した脳の予測から説明しています。
というのは、私たちが自分で自分の体を触ろうとする時、脳は自分がこういう風に手を動かしたら皮膚にはこういう感触がくるはずだ、という結果を先回りして完全に予測している。
だから実際に自分の指が脇腹に触れても脳にとっては何の驚きもないというわけです。
クラークはこれを見事な例えで表現しています。
自分自身をくすぐることは、自分自身にジョークをかまそうとするのと似たようなものだ。
オチが分かりきっているから全く笑えない、つまり全く感じないわけですね。
一方で他人にくすぐられる場合は相手の手の動きを完璧には予想できませんから、強烈な予測エラーが生じて悶絶してしまうというわけです。
実はこれこういう理屈ですよというだけの話じゃなくて、それを証明する面白い実験があるんです。
ある研究チームがロボットくすぐり装置というものを作りました。
これ被験者が手元のレバーを浮かすと、それにピタッと連動してロボットの手が自分の脇腹をくすぐってくる、という機械なんです。
この場合、直接触ってくるのはロボットですが、機械を動かしているのは自分自身。
だから脳が今からくるぞって完全に予測できるので、この場合もやっぱり全然くすぐったくないそうなんです。
そこで研究者はレバーの操作と実際にくすぐられるタイミングの間に予期しない数ミリ秒の時間の遅れを人工的に挿入しました。
するとどうなったか。
なんと、時間差を入れられた被験者は自分でレバーを操作しているのにくすぐったいと感じたそうなんです。
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自分で操作しているのにたった数ミリ秒タイミングが遅れただけでいきなりひぃーってなっちゃうなんて、私たちの脳って意外と騙されやすいですよね。
でもこれすごい発見でして、被験者のレバーを動かすという動作そのものは何も変わっていません。
変えたのは脳が予測したタイミングと現実の感覚をほんの少しずらしたことだけ。
つまりくすぐったいという感覚をオンオフしていたのは物理的な手の動きじゃない、脳の予測と現実にずれが生じたかどうかだったんです。
予測と現実のずれ、これ前回もお話ししましたよね。
世界をどう見るかっていう視覚の話だけじゃなくて、今回のテーマである体をどう動かすかという運動や行動においてもやっぱりこのずれがとっても重要になってくるんです。
前回脳の予測と現実のずれのことを予測エラーと呼びました。
私たちの脳はとにかくこのずれ、予測エラーが大の苦手。見つけるとなんとかして一瞬で消したくなるんです。
では脳はどうやってそのずれを消すのでしょうか。
前回お話しした視覚、つまり世界を見る時のことを思い出してください。
あの時脳は予測と現実がずれたら予測の方を現実に合わせて書き換えていましたよね。
あそこに鳥がいるはずだと予測したけれど、現実にいなかったらなんだいないじゃんと予測を修正する。
現実に合わせて自分の予測を引っ込める。これでずれを消す。これが見るということでした。
ところが私たちが行動する時、脳はこれと全く逆のことをします。
頭の中の予測を書き換える代わりに自分の体を実際に動かして、現実の方を予測に合わせてしまうんです。
例えば休日の昼下がり、テレビの画面から一切目を離さずに脳ルックで袋の中のポテチを一枚食べてやろうとする時、
脳はまず見事にポテチを口に入れてパリッと味わっている自分という未来の結果を先に予測します。
でも現実の自分の手はまだ膝の上にあるし口の中は空っぽですよね。
ここで脳内ではもう食べているはずという予測とまだ食べていないという現実の間にずれが生まれます。
脳はこのずれが大嫌いなので一刻も早く消したい。
だから脳はもう食べているという予測に現実を合わせるため、無意識にスッと手を伸ばす。
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予測に体の方を追いつかせるんです。
では脳はそのずれをどうやって埋めて実際に体を動かしているのか。
考えてみてほしいんですけど、画面を見たままポテチを一枚だけつまんで口に運ぶって実際にやろうとすると、
指先の力加減までいくつもの関節とか筋肉を絶妙なバランスで同時に連携させて動かさなきゃいけませんよね。
脳はその一つ一つを肩をこの角度にして次は肘を伸ばして指に絶妙な力を込めてやって
いちいち細かく計算して命令しているわけではないんです。
じゃあどうやって計算なしであの複雑な動きをこなしているのか。
クラークは細かい命令をせずとも体全体が勝手に連動してくれるこの仕組みをマリオネット、操り人形に例えています。
関節がいくつもつながっていてそこに何本もの糸がピーンと張られているマリオネットを思い浮かべてみてください。
人形の手を上に上げさせたいとき操る人は手の糸をピッと引くだけでいいですよね。
すると肘や肩の関節はその手の動きに合わせて自動的に正しい位置についてきます。
つまりマリオネットを操る人は関節の細かい曲がり方なんていちいち気にしていません。
それと同じでさっきのポテチでいうと脳が俺はポテチを食べるんだっていう最終的な予測さえポーンと出せば
あとは現場の関節とか筋肉たちがはい喜んでって勝手に連動して見事につまんで口まで運んでくれる。
私たちの脳と体の関係は社長が今期の売上倍になってるはずだってビジョンだけをポーンと出したら
現場の社員たちが自ら動いて本当に実現しちゃうっていう超優秀なトップダウン企業みたいなものなんです。
でですね実はこれ単なる理論にとどまりません。
前回の放送で脳の配線は外からのインプットより脳からの予測の配線の方が圧倒的に多いという解剖学的なお話をしましたよね。
クラークによると体を動かす運動やの情報の流れが世界を見る視覚やの流れと驚くほどよく似ていると言います。
つまり見るのと動くのはどちらも予測と現実のズレを消すという同じ原理で動いていたというわけなんです。
ここまで認知科学の第一人者の学術書をベースに私なりに正確さを吟味しながら話を進めてきたつもりなんですが
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正直に言うと私心のどこかでこう思うんです。
予測が現実を作るってなんだか引き寄せの法則と同じちょっと怪しい匂いがするぞと。
確かにくすぐりロボットもマリオネットの例も予測と現実のズレを消しているんだと考えればすっきり説明はつきます。
でもそれって全部脳みその中の見えない話ですよね。
本当にそう動いているのって言われたらなんだかまだただの解釈の息を出ていないというか
ほんまかなって疑う気持ち皆さんにもないでしょうか。
実はその疑い正しいんです。
ここで少し正確にお伝えしておくと脳の予測モデルは現在認知科学で一番熱い最先端の枠組みです。
これが脳の基本原理だという科学的な合意もどんどん広がっています。
ただ最先端であるが故にこれで脳のすべてが解明されたという最終決着まではまだついていない。
今はそういう段階なんですね。
じゃあこの最先端の理論は結局ただの頭の中の解釈で終わってしまうのか。
いえいえそんなことはありません。
この理論を外側からがっちりと支える動かしようのない物理的なファクトがすでに見つかっているんです。
というのもですねさっきの脳ルックでポテチを口に運ぶみたいな動作だったら
予測だって言われてもああ結局は自分の意思で動かしてるんじゃないのという感覚がなんとなく残っちゃうじゃないですか。
予測が体を引っ張っていると言われてもまだいまいち実感が湧き切らない部分があると思うんです。
では自分の意思では絶対にコントロールできない痛みとか生理的な反応だったらどうでしょうか。
なんと自分の力ではどうにもならないはずのそんな領域でさえ脳の予測の辻褄を合わせるために現実の方が勝手に書き換わってしまう現象があるんです。
それが誰もが名前だけは知っているあの現象プラセボ効果です。
有効成分の入っていないただの砂糖玉これをよく効く薬ですよと言われて飲むと本当に痛みが引く。
これ大抵思い込みで片付けられますよね。
でも最新の研究でわかってきたのはこれが単なる気のせいじゃないってことなんです。
なんと背骨の中を通る脊髄のレベルの反応まで物理的に変化していることが確認されています。
薬を飲んだら効くはずだという脳の予測が脊髄という体の深い部分に直接作用して本当に痛みを遮断させに行っているんです。
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もう一つもっと強烈なのが二世の手術です。
膝の痛みを抱えた患者さんに手術で修復しておきましたと伝える。
でも実際は皮膚を少し切っただけのやったフリです。
なのにこのフリの手術を受けた患者さんたち本物の手術を受けた人と同じくらいに痛みが改善してしまったんです。
これもですね手術したんだから治るはずだという脳の強烈な予測が本当に痛みを消し去ったわけです。
そして極めつけが正直なプラセボ。
これは偽物の薬ですよと正直にバラして飲ませてもちゃんとお腹の不調が改善したという研究があるんです。
偽物とわかっているのになぜ効くのか。
実は薬を飲むという行為自体が治るはずだという予測を勝手に作り出して体がそれに合わせにいっちゃうからなんです。
これ偽物ですよって言われているのに効くってなっちゃう。
やはや私たちの体どんだけ素直というかちょろいんでしょうね。
そして脳の予測の力強すぎませんか。
ちなみにどうせ怪しい研究でしょと思われた方。
私もそう思って調べてみたんです。
そしたらさっきの正直なプラセボはハーバードの医学教授が率いた研究チームのもの。
そして偽の手術の方も世界最高峰の医学史に載った正式な臨床試験。
つまりこれオカルトやただの偶然なんかじゃなくて現代の医学が厳密なデータとしてちゃんと確認しているリアルな現象なんですよね。
今日お話してきたくすぐりの実験、脳の神経配線の数、そしてプラセボ効果。
これらの事実は全てある一つの結論を指し示しています。
それは脳は予測と現実のズレが嫌でたまらないということ。
だからそのズレを消すために手を伸ばすような自分の意思で動かせるアクションから、
痛みや内臓といった自分ではコントロールできないはずの生理的な反応まで、
あらゆる体の働きをコントロールして予測通りの状態を自ら作り出してしまうんです。
こうなるはずだと脳が描いた未来、その未来に自らの体を追いつかせに行く。
クラークはこれを自己重則的予測と呼びました。
予測が先にあって後から体がついてくる。それが私たちの行動の正体だったんです。
前回科学編の第1回で私たちの認知、つまり私たちの世界の見え方は脳の予測をベースにして作られていると話しました。
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それがアドラーの言う世界を見る色眼鏡としてのライフスタイルと重なるんでしたよね。
そして今回わかったのは行動、つまり私たちの運動もまた脳の予測から始まっているということでした。
こうなるんだという結果のイメージ、つまり予測を先に脳が描く。
すると体がその予測を実現するように自然と動いていく。
これが今度はアドラーの言う運動法則としてのライフスタイルと重なっていく。
こうして繋げてみると見えてきますよね。
世界の見え方も自分の運動もそのすべては自分自身の予測が作り出している。
だとしたらアドラーがライフスタイルと呼んだものの正体は認知と行動の両方を丸ごと支配する壮大な予測のシステムだったのかもしれない。
100年前のアドラーの洞察と最新の脳科学がめちゃくちゃリンクしてくると感じませんか。
ただそうなってくると一つゾッとする問いが浮かんでくるわけです。
私たちが自分の予測の通りに動いてしまう生き物なのだとしたら、その予測がもしとってもネガティブなものだったら一体どうなるのか。
他者は油断ならない敵だらけ、自分は人に好かれない。
そんな予測を握りしめていたら、私たちはその予測の通りに見たい世界だけを見て、その予測の通りに人に好かれないように動いてしまう。
そして本当にその通りの現実を作り上げ、自分の人生を静かに決定づけていく。
でももしその予測を書き換えることができるとしたら、自分を苦しめているネガティブなループをハッキングして断ち切ることができるとしたらどうでしょうか。
というわけで次回も引き続き、アンディ・クラークの名著、経験する機械を手がかりに。
凝り固まった自分の予測モデルをどうやって解きほぐしていくのか。
アドラー心理学で言うライフスタイルをどう書き換えていくのか。
そのヒントを科学の視点から探求していきます。
今回紹介した経験する機械の情報は概要欄に載せておきますので、気になった方はぜひ手に取ってみてください。
この番組が面白いと思っていただけたら、ぜひ番組のフォローお願いします。
アドラー心理学ラジオ第16回、お聞きいただきありがとうございました。
お相手は熱くてゆるいでした。
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