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【#10 おまけ】ペンギンの生息地で殴りかかってくるヤバい奴。6歳の「論破マン」が爆誕した日
2026-06-03 09:20

【#10 おまけ】ペンギンの生息地で殴りかかってくるヤバい奴。6歳の「論破マン」が爆誕した日

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アドラー心理学ラジオ、「アドラジ」へようこそ。第10回の「おまけ回」として、本編では語り尽くせなかった6歳の頃の早期回想をさらに2つ解剖していきます。

本編では、理不尽な力を前に「ただ固まるだけだった少年」の記憶を扱いました。今回はその続編。親父が爆睡して自分の絵の展覧会を見逃してしまった理不尽な記憶と、ドッジボールのコートでペンギンの生息地についてガチ喧嘩する狂気のエピソード。「相手をねじ伏せるまで戦う」という、私のライフスタイルのもう一つの側面(戦闘モード)を紐解いていきます。


📝 今回の分析テキスト①(ショッピングモールの展覧会)「その描いた絵がね、展示会みたいなので、どっかのデパートやったかなんかショッピングモールみたいなところで展覧会がありますみたいなところで掲示をされていた。でそもそも父は僕の絵が気に入らなかったことに加えて、日曜日だったから、日曜日に行くって話だったから、酒飲んで昼寝をすると全然起きてこない。で何回も見に行くって、家族みんなで見に行くって話だったのに、みんなで起こす、母とかも起こすんだけど、全然起きてくれない。で、結局すごいもう薄暗くなって5時とか6時とかだったか、そんな時間になって起きて、家族で車に乗ってデパートかなんかに向かうんだけど、デパートじゃないショッピングモールだろうな、に向かうんだけど、結局その展覧会はもう終わっちゃってて時間が過ぎてて、で見れなかったという記憶がある。」

📝 今回の分析テキスト②(ペンギンの生息地)「ドッジボールかなんかしてて、一人すごくよく喧嘩をしていた子がいた。なんかドッジボールしていた時かなんかに、ペンギンが南極にいるのか北極にいるのかみたいな、多分僕がどっちがどっちか忘れたけど、多分僕が南極にいるって言ってて、その子は北極にいるみたいな、だったと思うけど逆かもしれないけど、ですっごい言い争いになって、でそのまま本当に手が出るような喧嘩になって、最後先生に止められたんやと思うけど、すごく喧嘩をしたという記憶がある。」

■ パーソナリティ:あつくてゆるい(あつゆる)アドラーを実践して10年以上。教育現場に身を置きつつ、アカデミックな哲学研究とカウンセリングの修行を重ねてきました。

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いつも番組をお聞きいただきありがとうございます。 アドラー心理学ラジオ第10回おまけ回、お相手のあつくてゆるいです。
本編では早期回想、10歳くらいまでの強烈な記憶を分析することで、 今の自分の生き方を読み解く技法を紹介しました。
そこで扱った車折りろ事件と、車制大会での激詰めという2つの暗い記憶。
今回はその続編として、まだ語り尽くせていない6歳の頃の早期回想を、 さらに2つ解剖していきます。
理不尽な力を前に、ただ固まるだけだった少年が、 やがて相手をねじ伏せるまで戦う、正論論破マンへと進化していく。
そのターニングポイントがどこにあったのか、 それが今回のおまけ回のテーマです。
では早速一つ目の早期回想。 本編でお話した車制大会の続きのエピソードです。
小学1年生で賞を取った絵を父親に見せたら、 この世にあるのは光と影だけじゃ。
と謎の切れられ方をしてフリーズしたあの事件。 今回はなんとその絵がショッピングモールに飾られることになった後日談のお話です。
その描いた絵がね、展示会みたいなので、 どっかのデパートやったか、なんかショッピングモールみたいなところで、
展覧会があります、みたいなところで掲示をされていた。 でそもそも父は僕の絵が気に入らなかったことに加えて、
日曜日だったから、日曜日に行くって話だったから。 酒飲んで昼寝をすると全然起きてこない。
で何回も見に行くって、家族みんなで見に行くって話だったのに、 みんなで起こす。
母とかも起こすんだけど、全然起きてくれない。 で結局すごいもう薄暗くなって、
5時とか6時とかだったか、そんな時間になって起きて、 家族で車に乗ってデパートかなんかに向かうんだけど、
デパートじゃないショッピングモールだろうな、に向かうんだけど、 結局その展覧会はもう終わっちゃってて、時間が過ぎてて、
で見られなかったという記憶がある。 一番印象に残っている場面は、薄暗い部屋で母とかと一緒に父を起こすんだけど、
全然起きてくれないシーン。 その時の感情は悲しい。
いやーどうですかみなさん。 熱いる少年マジでかわいそすぎませんか。
親父には光と影だけじゃってボロクソ言われましたけど、 賞を取っただけじゃなくってショッピングモールに展示されることになったんです。
6歳の私からしたら家族からも世間からも認めてもらえる、 誇らしげで幸せな思い出になるはず。
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それなのに当の親父は日曜の昼間からお酒を飲んで、 堂々みたいに爆睡。家族全員でガサガサ揺すっても全く起きない。
で夕方になってようやくムクリと起きて車で向かったら、 はい展覧会終わってましたー残念ーって。
いやマジで不憫すぎますよね。 この世にあるのは光と影だけじゃとか偉そうに芸術語っていましたけど、
息子の心に特大の影落としてんじゃねーよって感じです。 さてここで注目してほしいのが私の行動、つまり動詞です。
本編の2つのエピソードでは私はただ恐怖でフリーズしているだけでした。 でもこの場面では違います。母と一緒に父を起こすという行動をとっている。
つまり自分から働きかけているんです。 ところが結局父は起きない。必死に働きかけても全然起きてくれない。
そして展覧会は見られなかった。 ここから6歳の私が受け取った残酷な教訓、それは自分がどれだけ働きかけても結局理不尽な大人の都合で全部潰される。
だったら世界に対して期待しすぎない方がいいという、 所詮何をやっても無駄なんだなという深い諦めの感覚だったと思います。
ちなみに今回も最後に車が出てきましたよね。 私の大事な記憶にはやたらと乗り物が舞台装置として登場します。
これ実はあるメタファーだと私は考えています。 皆さんにも記憶や夢にやたらとこれが出てくるな、みたいに思うことってありませんか?
私の乗り物に一体どんな意味が込められているのか。 次回の本編でまた別の乗り物が出てきた時に解説しようと思いますので、
皆さんもぜひご自身の記憶を振り返りつつ、 乗り物のメタファーの意味を考察してみてください。
続いて2つ目の早期回想。 これも6歳の頃の記憶です。
ドッジボールかなんかしてて、一人すごくよく喧嘩をしていた子がいた。 なんかドッジボールしていた時かなんかに、ペンギンが南極にいるのか北極にいるのかみたいな、
たぶん僕がどっちかどっちか忘れたけど、たぶん僕が南極にいるって言ってて、その子は北極にいるみたいな、だったと思うけど、逆かもしれないけど、
ですっごいいい争いになって、でそのまま本当に手が出るような喧嘩になって、最後先生に止められたんやと思うけど、すごく喧嘩をしたという記憶がある。
一番印象に残っている場面は、いい争いをしているシーン。 その時の感情は怒り。これですね、自分のことながらだいぶ狂ってます。
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なぜドッジボールのコートのど真ん中でペンギンの生息地について議論を交わしているのか。 しかも北極だ!いや南極だ!って言い合いながら、最終的に手が出るほどのガチ喧嘩に発展して、
先生に止められるって。 ペンギンへの熱量が異常すぎます。
でもこれ今までの記憶とは明らかに性質が違いますよね。 理不尽な親父の前で固まるか諦めるかしかなかった私が、ここでは怒り狂って相手をねじ伏せるまで真っ向から戦っているんです。
自分の主張が絶対に正しい、相手が間違っていることを力づくでも認めさせる、この強烈なエネルギーが6歳の私の中に明確に芽生えています。
これまでの語りを振り返ってみると、私のテキストには喧嘩という言葉がうじゃうじゃ出てくるんですよ。 本編の車のエピソードでも、そもそも車を下りろって言われたきっかけが兄弟喧嘩でしたよね。
理不尽な親父には勝てない。 だったら自分が理論武装して、同じレベルの相手には絶対に負けないように相手を論破してねじ伏せる。
この戦闘モードが小学校1年生の時点ですでに完成しちゃっているんです。 そしてここから知力や体力をつけていき、
思春期の反抗期を迎える頃には、ついにあの父親に対しても論破してねじ伏せようとするようになって、盛大に関係が悪化する、というわけなんですよね。
さてここまで4つの早期回想をまとめてみるとどうでしょうか。 リスナーの皆さんぶっちゃけこう思いませんでしたか?
こいつマジでめんどくさい。クソみたいな人間じゃーん。 理不尽を嫌ってすぐに諦めて車に構えるくせに、自分の正しさを証明するためなら相手をねじ伏せるまで論破する。
並べてみるとめちゃくちゃ攻撃的で絶対に友達になりたくないタイプですよね。 でも皆さんちょっと待ってください。これは私という人間のまだ半分しか見えていない状態なんです。
人間って複雑で愛おしい存在です。 私の中にもちゃんと前向きな喜びと誰かと温かく繋がりたいっていう光の部分が存在しています。
それが次回第11回本編で扱う明るい早期回想です。 理論のパートで触れたオアシスの地図の方の記憶ですね。
お願いですからここで聞くのをどうかやめないでください。 このままだと私ただペンギンの生息地で殴りかかってくるヤバいやつで番組が終わってしまいます。
次回全く別の顔をお見せしますのでぜひ第11回も聞いてください。 よろしくお願いします。
というわけで第10回おまけ回最後までお付き合いいただきありがとうございました。 お相手は熱くてゆるいでした。
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