1. ワンオペワーママのぞみの「それでも前を向く」
  2. #03 大変さをわかり合える相手..
2023-03-27 11:20

#03 大変さをわかり合える相手、めっちゃ少なくない?~ここが辛いよワンオペワーママ 後編~

ワンオペ会社員ワーママならではの、もやもやや、気づきを言葉にすることで、聞いている方と一緒に少し前向きになっていく番組です。

ワンオペワーママって、共感し合える相手が全然いなくない?!というお話。

#ワンオペママ


パーソナリティ:伊藤希美 → Twitter note



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ワンオペワーママのぞみのそれでも前を向く。このポッドキャストは、ワンオペ育児会社員ワーママの私が、ワンオペ育児共働きならではの悩みやもやもや、気づきを共有しながら、聞いてくださっている皆さんと一緒に少し前向きになっていく番組です。
こんにちは、Nozomi Itohです。
昨日は珍しく一人時間でミュージカルを見に行ってきました。
小学校の頃から大好きなんですよ、ミュージカル。
多分お芝居だけでなく、音楽と歌声で、よりいい感情とか、その役の人生観みたいなものも伝わってくるからなんじゃないかなと思います。
実は私も今、仕事と育児の合間を縫って歌を習っています。
これも私のワンオペワーママの暗闇を抜ける一つのきっかけになったと思うんですけど、それはまた別の機会にお話しできればなと思います。
さて、今日は昨日の続き、ここがつらいよワンオペワーママの後編です。
昨日は初めてのことに意思決定をして責任を背負うのが重すぎるという話をしました。
個人的にワンオペ会社員ワーママとしての8年間を振り返って、一体何がしんどかったのかという話をしていきたいと思います。
今まさにワンオペ育児でという方に教科してもらえたら嬉しいなと思いますし、
これから第一子あるいは第二子を迎える方でパートナーの協力が得られないかもという方や、
あまり現在は育児に関われず、パートナーにワンオペ育児をさせてしまっているという方にもぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
では、よろしくお願いします。
ここがつらいよワンオペワーママ2つ目は、
ワンオペ育児だけであれば、もしかしたら幼稚園のお母さん同士で大変さをある程度共有できるかもしれません。
フルタイム会社員だけであれば、会社の同僚と飲めば、しんどさをお互いに共感できるかもしれません。
でも、それが掛け合わさったワンオペ育児かつフルタイム会社員のしんどさは、なかなか共感し合える相手が見つけられません。
そこに子どもの人数や年齢、特性が掛け合わさったら、ほぼ共感し合える相手っていないんです。
仕事に加えて、日々の食事などの家事、お迎えや持ち物の管理、保育園や学校の行事ごとなどの育児も、一人でこなす体力面のしんどさ、
期待値の高い仕事を求められて、心の余裕を失って、ダメだと分かっていながらも、イライラしてしまって子どもにひどい怒り方をしてしまう、
自分への失望と子どもへの罪悪感だったり、キャリアへの焦りだったり、
そういうことを共有できる、共感してもらえる相手って、私はなかなか見つけられませんでした。
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例えば、実の親。電車を乗り継いで片道2時間はかかるところに住んでいるんですが、
子どもたちが3歳くらいまでは、月に一度から数ヶ月に一度来てもらったり、あるいは向こうに行ったり、頼りにさせてもらっていました。
助けてもらってありがたい一方で、分かり合えないストレスもあったなぁと振り返って思います。
我々の世代の母親って、職業主婦が多いんですよね。
店主は元気で留守がいいといった言葉があった時代かなと思います。
その時はその時の生きづらさや難しさがあったんだなぁと思うんですけど、
基本は夫が思いっきり働けるように妻は支えるものだという意識が根底にあるんです。
なので家庭内のワンオペ育児はある意味当然なんですよね。
こちらの大変さに共感してほしい時に、あんたがしっかりしなくてどうするのとか、
あなたは夫と子どもを支えていくべきといったような言葉で、
まあ、かえって責められたように感じてしまった時も正直あって、
助けてもらえるのはありがたいなぁと思う一方でね、それはそれでつらい気持ちにもなりました。
私、今38歳なんですが、我々世代は女性であっても当たり前に教育を受けて、
自立した生活をしたいとか、社会のためになるインパクトのある仕事がしたいとか、
自己実現したいという意識で社会に出ている女性が、私も含めて結構いると思うんですね。
それが結婚をして子どもを持って、いろんな事情でワンオペにならざるを得なくなって、
いろんな限界を感じて、喪失感とか絶望感とか感じるのはある意味当たり前で、
それを感じてしまうからといって決して精神的に弱いからとかそういうことではないと思います。
共感できる相手ですね。親世代がダメなら、じゃあ同世代の友人とか同僚だったら分かり合えるのかというと、
それもちょっと難しかったなと思います。
同世代は逆により令和的な子育てというか、パートナーが育休を取ったり、
在宅勤務で日常的に頼りにできたりと、コロナ禍でのリモートワークの推進などもあって、
そもそもワンオペ育児をせずに住む人が多かったなと思います。
あと、親の近くに住んじゃって日常的に助けてもらうという友人も多かったです。
私たち家族もそうできればいいんですが、夫は通常の企業勤めでもなくて、それは叶いませんでした。
あと、同世代の分かり合えなかったエピソードとしては、
自分よりも手厚いサポートがありながら、パートナーの悪口を言ってるみたいな、
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パートナーの文句を言ってるみたいな、そういう人の話を聞いたりすると、
やっぱりモヤモヤしてしまうような自分もいましたね。
もちろん人によって体力のキャパも違うし、
しんどさっていろんな要素があると思うんで、いろんな支援があってもしんどいっていうのは当たり前なんですけど、
当時の私からすると、それを聞くのがちょっとしんどかったなって思います。
あとね、ロールモデル的な人がいればいいんですけど、
例えば働いているお母さんについて、SNSで流れてくる投稿とかネットの記事とか、
そういうのはね、母としてもキャリアとしても人間的にも素晴らしい方だったりとか、
会社員じゃなくて、自分らしく働くために起業したりフリーランスになったりとか、
そういった方ばっかりだったなぁと思ってます。
そういうキラキラした人を見ては、全てが中途半端な自分がね、ちょっと嫌になったなぁと思ってます。
自分は何にも慣れてないなぁとか、頭悪いんじゃないかなぁとか、
人間的に歪んでるんじゃないかとかね、
自分の家庭環境がこうだったからこんな風にしか考えられなかったんじゃないかとかね、
そんな風に自分とか、自分の過去の環境とかを責めて、
先が見えなくて、暗闇の中にいるような気持ちになった時期も結構長いことありました。
これがもしね、こういう気持ちを共有したり、共感できる相手がいたり、
自分もそうだったけど、この辺りから楽になったよって言ってくれるようなね、
先輩のようなワンオペワンママがいたら、少し救われたんじゃないかなと思います。
このポッドキャストを始めたのはそんな理由もあります。
そんなところでですね、ここがつらいよワンオペワンママ、後編もそろそろ締めくくっていきたいと思います。
改めて、私が8年間を振り返って思うここがつらいよワンオペワンママの2トップ、改めて紹介しますね。
何もかも初めてのことに対して、都度判断を強いられ、その責任を負う心理的負担があって、
何もかも初めてのことに対して、都度判断を強いられ、その責任を負う心理的負担が大きすぎるということと、
大変さを共有できる相手、互いに共感できる相手が極めて少ないという2つです。
最初にお伝えしたんですけど、家電とかちょっとした工夫とかで解決するものだったり、
子どもの人数が関係するようなことを今回除いてまして、
今お伝えした2つのことについては、安易な解決策ないんじゃないかなと思っています。
パートナーに伝えればいいんじゃないかとか、自分自身の考え方を変えればいいとかですね。
いろいろ私も悩んだので、結構たくさん本を読んで実践しようとしてたんですけど、
まあそううまくはいかないですね。うまくいったように見えても長続きしませんでした。
なので、まずはワンオペワーママにはこういう苦労があるんだということを言葉にして、
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他の人と共有することが大事だなと思って、昨日と今日とこのエピソードを撮っています。
そしてですね、この2点は実際問題しんどいんですよ。
なので、このしんどさを感じたり、それによって感情の波が大きくなってしまうことは、
精神的に弱いとかそういうこととは関係ないんじゃないかなと思います。
もし今その辛さでいっぱいの方がこれを聞いてくださってたとしたら、どうか自分を責めないでほしいなと思います。
過酷な環境の中ですごく頑張っていると思います。
周囲が認めてくれなくても、自分だけはそういう自分を認めて優しくしてあげてください。
自分に優しくするっていうのがわかんなくなっちゃうんですけど、
自分に優しくするっていうのは、自分が何を求めているのか、何が満たされていないのかということをよくよく自分に聞いて、
それを完璧でなくてもいいから、わずかでもいいから叶えてあげていくっていうことが、
自分を大切にすることとか自分に優しくすることっていうことじゃないかなと思います。
お散歩でもいいし、深呼吸とかでもいいかもしれないですね。
きっとそこから、暗闇からの抜け道が見つかるというふうに私は思っています。
どんな方であってもね、それぞれの大変さを抱えていると思います。
ワンオペワーママが最も大変だなんて言うつもりもないですが、
こういったお話からそれぞれの大変さが想像できたら、きっともっとお互いに優しくなれるんじゃないかなと思っています。
私自身は今は暗闇は抜けましたけれども、やっぱり時折その片鱗が現れることはあります。
自分を満たしながら、うまく気持ちを整理して毎日前向きに過ごしていきたいですよね。
というわけでね、ここで締めくくっていきます。
本日も聞いてくださってありがとうございました。
皆さんに優しい一日が訪れますように。
お相手は伊藤臨でした。
また次回。
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