1. ワンオペワーママのぞみの「それでも前を向く」
  2. #04 育児と仕事で先が見えない..
2023-04-15 12:25

#04 育児と仕事で先が見えない、そんなとき助けてくれる「自分の作る器」

ワンオペ会社員ワーママならではのもやもやや、気づきを言葉にすることで、聞いている方と一緒に少し前向きになっていく番組です。

育児と仕事に追われて、自分の人生の先が見えない、、そんなときには「やればやるだけエネルギーが湧いてくる」自分の器を探してみると、変わってくるかもしれません、というお話。

#ワンオペママ


パーソナリティ:伊藤希美 → Twitter note

エピソード中ご紹介した書籍はこちらです「働き方の哲学 -360度の視点で仕事を考える-」


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ワンオペワーママのぞみのそれでも前を向く。このポッドキャストは、ワンオペ育児会社員ワーママの私が、ワンオペ育児共働きならではの悩みやモヤモヤ、気づきを共有しながら、聞いてくださっている皆さんと一緒に少し前向きになっていく番組です。
こんにちは、Nozomi Itohです。先週から新学期が始まり、バタバタな日々です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
長男はこの春から2年生に上がったんですけど、1年生のときはね、本当に学校で何があったのって聞いても知らないとか、忘れたとしか言ってくれなかったんですが、最近はね、毎日帰ってきては、
今日こんなことがあったよーとか返してくれるのがね、とっても嬉しいなって思う今日この頃です。
金曜日には保護者会に行ってきたんですが、新しい先生、担任の先生がとっても良い方で、長男の様子が変わったのもなんだか納得だなーって安心しました。
長男のね、この1年の変化を感じながら、親としても頑張らないとなーと思う今日この頃です。
さて今日は、ワンオペワーママとして本当にしんどかった、育児と仕事で先が見えないな、世界がどんどん狭くなっていく気がするっていうね、そういう
ことがあったんですけど、そんな中でね、何がその世界を広げる突破口になるのかっていうような話をしていきたいなと思います。
育児をすること、子供の成長を見られること自体には喜びがたくさんあるはずなんですよね。
仕事をしている中にも誰かが喜んでくれたりとか、達成感を感じたりするシーンもあるはずなんですよね。
でも、だからといって、じゃあ働く親が単純に喜びが2倍かっていうと、まあそんなことはないわけですよね。
どちらかっていうと、どっちも中途半端になってしまう焦りとか、仕事で大変なことがあると自分のメンタルがどんどん弱っていって、子供にイライラして当たってしまったりすることとか、それでまた自己嫌悪になることとかありますよね。
仕事で頑張っても子供のことで一時的に抜けるとかあると、職場のみんなが、みんな全員それを理解してくれるわけでもなかったりしますよね。
私もそういう葛藤とかずっとありました。
いつからかなって思った時に、たぶん3年前くらいから結構ひどかったなと思っていて、長男が年中3で、次男が3歳くらいの時でしたね。
子供に対して全然いい関わりできなかったです。
夫に対しても、なんで私がこんな辛い状態になるんだとか、結婚して幸せにするとか言ってなかったっけみたいな、結構攻める気持ちみたいな、すっごいいっぱいありました。
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仕事で評価されないとか、何か軽視されているような感じがしちゃうと、すごくカチンときるというか、すっごいピリピリしてたなっていうふうに思い出します。
まだイライラしたりピリピリしたりしてるっていうのは、エネルギーレベルみたいなもので言うと結構高いものだなって思うので、もしかしたらまだ元気な方なのかなって思うんですけど、
私の場合、その状態でそれを放っておいたらですね、イライラとかピリピリを超えて、悲しみとか無力感とか、とにかくどんどん元気なくなる方向になってしまったんですね。
生命エネルギーが枯渇してるみたいな感じだったなって思い出します。
そんな状態が1年くらい続いて、自分でも何とかしたいなっていう気持ちももちろんあったんですけど、
でもまぁどうしたらいいかわかんないし、そもそもなんかエネルギーが湧かないから、生きる屍っていう表現が一番ぴったりくるかなと思うんですけど、
日々しょうがなく生きて、しょうがなく時間を何かで潰して、最低限やりますけど、全然生きてるなーっていう感じがない日々ありました。
そんな状態が結構長く続いちゃって、1年くらいですかね、続いてしまって、
そんな時にどうしたらいいかわかんない中で、何か答えを探そうとして出会った本がありました。
そのタイトルはですね、「働き方の哲学360度の視点で仕事を考える」という、仕事とかキャリアをテーマにした、いろんな視点から考えを深めていけるような本なんですけど、
そこにこんな言葉があったんです。
成功不成功の本質は定義を当てること。幸福は器を作り満たし分けること。
成功って収入とか知識能力成果とかですね、一般化された物差しで測れるもので、そこに何かこう本人だけが感じている個別の価値みたいなものを入れ込めない。
それがちょっと複雑になってしまうので、そういうものは測れないっていうのが成功であって、逆に幸福っていうのは器を作るようなものだっていうふうに書いてあったんです。
器は自分の器を作るところから始まります。
作った器はその本人の精神面とか見てる世界とかそういったものを反映した個別的なものになっていくし、
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作った器はその人が日々行うこと、仕事とかそこから得られるものでどんどん満たされていく。
そしてその満たされたものを他の人に注ぎ分けるっていうことができるっていうようなことが書いてあるんですね。
作る、満たす、分ける、そのそれぞれにその方の本人の幸せがあるっていうようなことが書いてあったんです。
これがその時の私にものすごく響いたんですね。
言葉にするの結構恥ずかしいんですけど、それまで自分にとって人生の中で自分がワクワクするかどうかみたいなのも大事にしてたつもりではあったんですけど、
心のどこかでイケてる私みたいな成功みたいなものを重視してる部分があったなっていうふうに思うんですね。
それこそ結婚してるとか子供がいるとか、ある程度みんながいいなって思ってくれるような会社で働いてるとか言うとダサいんですけど、
そういうのをある程度重視してるところがあったんだなっていうふうに恥ずかしながら今思ったりしてます。
それはそれでそのまんま成立ちゃんとしてて充実感感じて生きていけたらそれはそれで良かったんだろうなって思うんですけど、
私の場合そのワンオペワーママっていう形で負荷がかかり続けたことで自分の心とか体とかがいい目を上げたんだなっていうふうに思ってます。
とにかく元気が全然なくてエネルギーレベル低かった私がその本を読んでから、
じゃあ自分にとっての器ってなんだろうなーみたいなぼんやりでも考えるようになったんです。
そしていろいろ考えたり、考えるとちょっと行動したりしてたんですけど、
その中で自分の好きなこととかこれなら取り組んだら取り組んだだけエネルギーが湧いてきそうだなーっていうこととして、
ミュージカルっていうことが出てきたんですよね。
これなんかその場で初めて気づいたとかでは決してなくて、実は子供の頃からすごい好きだったんですよ。
市民ミュージカルのオーディションとか受けたことあったなーって思うんですけど、
ただまあそこは普通に落ちたし、自分の中で自分には無理なんだなーとか、
今はますます子供もちっちゃいし無理だなーとか、そんなことやったってプロになれるわけじゃないしなーとか、
30代後半になってそんなことするの痛いんじゃないかなーとか、いろいろ思ってました。
思ってたからできなかったんですね。
でもまあその時そういったことが自分のエネルギー湧きそうだなーっていうこととして浮かび上がってきたので、
とりあえずなんかやってみようと思って、今通っているワークショップへの応募をして、
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いざ一歩踏み出してみたら、もちろんワンオペの状況が変わったわけじゃないんで、
ワンオペの中ではあるんだけれども、唯一夫がいてくれる日曜日だったりとか、
会社にお話しして、平日の昼間1時抜けてレッスンに行ったりとか、
なんかやったらなんかできたんですよね。
自分はこれがやりたいとか好きっていうふうに周りに宣言したら、応援してくれる方もいっぱい見つかりました。
舞台や舞台を通じて新しい出会いもたくさんありました。
もちろんね、私のことこの人痛いなーって思ってる人も中にはいると思うんですけど、
でも面と向かってね、お前痛いんだよとか言ってくる人はいないですし、
まあ気にしなくていいなーって今は思います。
本当は裏側にいろんなこともあったんですけど、
でもとにかく応募してレッスンに通い始めて、
少しずつ物事とか気持ちが前に進んでいったなって思います。
そして歌とかお芝居を通じて、自分の好きなことやりたいことである、
その本でいうところの器作りっていうのを始めたら、
仕事で評価されるとか、子供が言うことを聞くかどうかとか、いい子かどうかとかは、
自分の中で有用度が相対的に下がったみたいで、
前よりもまあしょうがないなーとかどうしたらいいかなーみたいな、
受け入れた上で前向きに考えられるみたいなことが増えたなって思います。
もちろんね、今でもモヤモヤすることとかイライラすることとかすごいあるんですけど、
特に仕事で疲れている時とかね、やっぱりそうなりやすいです。
でもそのモヤモヤに脳のリソースを使うぐらいだったら、
歌もちょっと練習しようかなーみたいに思えるのは、
自分にとっても家族にとっても、仕事にとっても良かったんじゃないかなって思います。
私の場合は歌だったんですけど、
きっと誰の中にもね、これをしている時は楽しかったなーとか、
やるほどにエネルギーが湧いてくるなーっていうことが何かしらあるんじゃないかなって思います。
世界が狭くなってきたなーって感じる時とかですね、
この先どうなっていくんだろうなーっていうのが分からない感じになってきた時、
自分にとって作る、満たす、分けるっていう、
そのそれぞれで幸せを感じられる器って何だろうなーっていうのを考えてみると、
何かヒントがあるんじゃないかなって思います。
昔の私と同じように、育児と仕事の狭間で元気がなくなってしまっている
パパやママが聞いてくれてたら嬉しいなって思います。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
このポッドキャスト不定期配信に今までなってたんですけど、
これからは週に1回土曜日の朝に配信するということにします。
これもね、宣言しないとやれないので、ここで宣言したいと思います。
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ペースがつかめてきたらもう少し頻度上げたいなーって思うんですけど、
まずここからね、習慣化していきますので、また聞きたいなと思っていただけたら、
ぜひフォローしていただけると嬉しいです。
それでは素敵な週末お過ごしください。
お相手は伊藤臨でした。また来週。
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