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2024-05-28 11:20

コースでナイスショットが出る練習をしていますか?

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【野山佳治自己紹介】
スポーツがとても好きだったので、何かのプロスポーツ選手になりたいと思っていたところ、週末のゴルフトーナメント中継を見ていて「これだ!!」と思い、大学入学時にゴルフを始めました。

プロになろうと思ってゴルフを始めたので、毎日600球以上はボールを打っていて、日によっては1,000球以上打っていましたが、なかなか上手くならずに、ゴルフ部の同級生の中でも一番下手でした。

いくら打ってもなかなかクラブヘッドに球が当たらずに、チョロを連発していました。
でもなかなかボールが当たらなかったり、まっすぐに飛ばない時期が長く、上達できないもどかしさをこれでもかというくらい存分に味わったおかげで、ゴルフを始めたばかりの人や上手く行かなくて悩んでいる人の気持ちはとてもよく分かりますし、何をどうしたら上手くいくのかということが明確に分かりますので今のレッスン活動に役立っています。
大学卒業後、静岡県のゴルフ場で研修生になりました。 ゴルフ場の敷地内にある寮に住み、キャディ業務などのゴルフ場での仕事をする傍ら、仕事のない時間は朝から晩までまさにゴルフ漬けの日々を約10年送りました。

そして2005年に日本プロゴルフ協会のティーチングプロの資格を取得し、レッスン活動を開始いたしました。

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ティーチングプロの野山佳治です。それでは、今日もゴルフ教達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、コースでナイスショットが出るための練習をしていますか、ということをお話しいたします。
練習しても、なかなか上手くならないとか、練習場ではナイスショットが出ているんだけれども、コースに行くとナイスショットが出ないとか、ということがよくあります。
やっぱり考えていただきたいのは、練習はあくまでコースでナイスショット、コースでいいゴルフができるために練習するわけです。
練習場でいい球を出すために練習するのではなくて、コースでいい球が出るように、いいスコアが出るようにするために練習するということを、しっかりと意識していただきたいなというふうに思います。
ゴルフにはいろんな楽しみ方があるので、練習場でナイスショットが出ればそれが気持ちいい、練習場でナイスショットを打つことが目的という方も稀に中にはいらっしゃるかと思います。
いろんな楽しみ方があるので、そう思っていらっしゃる方はそれでいいですけれども、練習場で練習しているほとんどの方はコースでいい球が打ちたい、コースでいいプレーをしたい、コースでいいスコアを出したいから練習しているかと思います。
ですので、大前提としてコースでナイスショットが出るための練習、コースでいいスコアが出るための練習をしていただきたいなというふうに思います。
練習場でナイスショットが出ていても、練習で当たりが良くても満足しないということですね。
練習場というのは何球も打てるので、打っている間にタイミングが合ってくるということです。
これはこれで悪いことではないんですけれども、うまくボールが当たるタイミングをつかむという意味では非常に良いんですけれども、もちろんそういう練習が必要なんですけれども、それで満足はしないということです。
練習場だと何球も打てますので、何球か打っているうちにタイミングが合ってきます。
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あとはコースに行ったら、傾斜もあれば、しばの状態もいろいろあります。
ですのでコースでうまく当たるように練習しておかなければいけないんですけれども、コースに行ったら一発勝負ですので、練習場のように何球も打ってタイミングを合わせるということができないので、
なるべくタイミングの合わせやすいスイングを作っておくということが大事です。
練習場で何球も打って当たるようなスイングをしていてはダメということです。
練習場で打っていると間違ったスイングというか、確率の悪いスイングであっても、何球か打ってくれればタイミングが合ってきていい球が出ます。
ですけれどもコースに行ったら一発勝負なので、タイミングが合わせやすいスイングを作っておくということです。
分かりやすいところでお話しすると、スイング中にフェースの向きというのは、開いて降りてきてインパクトで閉じて打つのですけれども、
フェースのローテーションというのは必ず入るのですけれども、それがローテーションが大きかったりすると、タイミングを非常に要求するわけです。
フェースのローテーションがすごく大きければ、真っ直ぐのときというのは一瞬なので、その一瞬を追い求めて練習しなければいけないのですけれども、
練習場だったら何球も打てるから、だんだんと閉じるタイミングが合ってきて、ボールが真っ直ぐ飛ぶようになります。
ですけれども、コースに行ったら一発勝負ですし、タイミングが狂いやすい要素は色々あります。景色だったり経営者だったりとか色々あるので、
そういった中でもタイミングを合わせないといけないので、なるべくフェースのローテーションを少なくしておくスイングの方が当たる確率が高いわけです。
ですので、そういう確率のいいスイングを作っておくということが重要です。
今フェースの向きについてお話ししましたけれども、体の軸の動きに対してもそうですね。
練習場だと、例えばバックスイングで大きく右に動いて、インパクトで左に戻ってくるようなスイング。
この右に動いて、左に動いてという動きが多少大きくても練習場だと、何球も打っていればそのタイミングが合ってきます。
ですので、ナイスショットが出るようになったからこれでいいなと思って満足しないで、
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なるべく動きを大きくしすぎないでうまく当たるスイングを作っていかないとコースではなかなかうまく当たりません。
ですので、練習場でナイスショットが出ればそれでよしということだけではなくて、
なるべく効率のいいスイングを求めていかないといけません。
やはり練習場で練習していると、ナイスショットだけを追い求めて練習してしまいがちです。
ですので、根本的なスイングを変えるというよりはそのタイミングを合わせる練習ですね。
フェイスを閉じるタイミングだったり、右に動いて左に戻ってくるその絶妙なタイミングを求める練習をしてしまいがちです。
もちろんそういった練習も必要な練習ではあります。
やはりどんなに精度が高いスイングであっても多少タイミングというのは必要ですので、
タイミングを求める練習ももちろんやらなければいけません。
ですけれどもそれだけではダメだということです。
あとはラウンドが近くなってきたら、正しいスイングをするというよりはタイミングを合わせる練習、
とにかく今のスイングでナイスショットを打てるための練習をラウンドが近くなったらした方がいいですけれども、
普段の練習ではなるべくタイミングを合わせる練習も必要なんですけれども、
それだけではなくてもっと確率が良くなるようなスイング、
それを始め練習すると始めはうまく当たらないかもしれません。
ですけれどもそういった練習もしていかないとなかなかコースの一発勝負のところでうまく当たるようになっていきません。
あとはコースを想定した練習もしていただきたいなと思います。
例えばクラブを1球ずつ変えるとか、練習場では何球も同じクラブで打てますけれども、
コースに行ったら基本1球ずつクラブを変えますので、
そういった練習ですね。
クラブを変えても長さにすぐに対応できるような練習とか、振り幅を変えるということですね。
コースに行ったらフルスイングばかりではなくてハーフスイングしたりスリー・コーターしたりしますので、
そういったのも1球ずつ変えるとか、そもそもハーフスイングやスリー・コーターを練習しないようでしたらやっぱりコースではない人と出ません。
あとはコースの状況をしっかりと想定して打つということですね。
例えばここは右がOBだなとか左がイケだなというのを想定して練習するとかですね。
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そういったコースを想定した練習をしていただくといいです。
あとはボールの位置に関してもですね。
ある程度平らなところで内緒と打つためのボールの位置というのがありますけれども、
傾斜の時だったり球の高さを変えるためにボールの位置を変えて練習するとかですね。
やっぱりコースに行ったらボールの位置も変えないといけないので、その練習もしておくということです。
ボールの位置を変えた時にどんな球になるのか、どんなミッショットが出やすいのか、
振った感じはどんな感じになるのかというのも掴んでおかなければいけませんので、
そういった練習もぜひしていただければというふうに思います。
ということでですね、今日はコースでナイスショットが出るための練習をしていますかということをお話しいたしました。
やっぱり練習場でナイスショットを出すように練習するってもちろん大事なんです。
それも大事なんですけれども、それに満足しないでコースでナイスショットが出るための練習をしていただければと思います。
よくですね、練習場ではナイスショットが出るんだけれども、コースに行くとまた高くなってしまうという方が非常に多いんですけれども、
ぜひですね、コースでナイスショットが出る、いいスコアを出すための練習というのを少し考えていただいて、
そのためにはどんな練習場で練習をしたらいいのかというのを少し考えてみていただくとですね、
コースでいい球が出てナイスショットが増えてですね、いいスコアが出やすくなってきますので、
ぜひですね、これちょっと考えてみていただければなというふうに思います。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。
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