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ティーチングプロの野山佳治です。
それでは、今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えさせていただきます。
1月9日なんですけれども、年末年始、練習があまりできなくて、
久しぶりにこの三連球で練習する方も多いかと思うんですけれども、
久しぶりに練習するときは、前の良かった感覚を思い出すように練習する方もいらっしゃれば、
今度のラウンドに向けて練習するという方もいらっしゃると思うんですけれども、
ぜひ、久しぶりに練習されるようであれば、前の感覚を思い出すというよりも、
新しくスイングを作り上げるぐらいの感じで練習していただくのもいいかなと思います。
久しぶりに練習するということは、前の感覚を忘れてしまっているわけですから、
新しい動きをしやすいです。
普段定期的に練習しているときというのは、やはり慣れている感覚がありますので、
なかなか新しい動きというのは取り入れにくいです。
新しい動きをしようと思っても違和感があって、どうしても振りづらくて前の振り方に戻ってしまうということがあるんですけれども、
久しぶりに練習するときには、新しい動きをしてもそれほど違和感がないので、
新しい動きをしやすいので、ぜひ新しい動きを取り入れてスイングを思い出すというよりは、
新しいスイングを作るという感覚で練習していただくといいかなと思います。
今日のテーマは、スイング中の重心の位置についてお話しさせていただきます。
私は日々レッスンをしているんですけれども、やはり重心移動がうまくいっていなくてミスショットが出ているという方がかなり多いので、
新しい重心移動ができるようにしていただくといいかなと思います。
よくあるミスとしては、バックスイングで右に動きすぎてしまうということですね。
バックスイングで右に動きすぎてしまって、インパクトでは正しい位置、正しい位置はどこかというと、
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頭の位置に関して言えば、アドレスと同じ位置です。
アドレスと同じ位置まで戻ってこないで、右足に重心がある状態でインパクトしているということが非常に多いです。
右に動きすぎて左に戻ってこないということですね。
そうすると、やはり右足重心でインパクトしますので、クラブヘッドの最下点がボールの右側に来やすくなりますので、
一回クラブヘッドが地面に当たってからボールを打つような感じになるので、ダフったりトップしたりしやすくなります。
そればかりではなくて、うまくボールを捉えられたとしても、
インパクトの時のロフトの角度が寝てしまいますので、
7番を持っても8番とか9番のロフトで当たるような形になりますので、
球が飛ばないです。バンテナリの距離が出ていないということが結構あります。
ですので、頭の位置というのは構えた位置まで戻ってきていただくといいです。
重心に関して言うと、アドレスの時よりもインパクトの方が左足に重心がかかっています。
バックスイングでは、重心は確かにアドレスの時よりは右に乗るんですけれども、
あくまで背骨を中心に体を回転して右に重心が乗る程度です。
背骨を体の後ろ側にある軸を中心に回転しますので、体の幅の分、胸の幅の分だけ重心が右足にかかります。
決して頭が右に動くというわけではないです。
右に動くようには見えますけれども、あくまで背骨、体の後ろ側、頭の後ろ側の軸を中心に回転するだけです。
右に平行に移動しないようにしていただくといいです。
バックスイングでは右に重心が乗るからといって、右に体を平行に動かしてしまっては動きすぎてしまいます。
頭は正面から見ると半分ぐらいトップで右に動くような形になるんですけれども、右に動くというよりも回転する感じですね。
腰に関して言えば、構えた位置で動くということです。
構えた右腰のところよりも、右腰が右に行かないようにしていただくといいです。
バックスイングからトップにかけてはその場で回転して、ダウンスイングの時に左に戻ってきます。
重心を左にかけていただいて、インパクトの時には頭はアドレスの位置に戻って、腰に関して言えばアドレスの位置よりも少し左に動いています。
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それでインパクトするような形となります。
数字で言うと、アイアンに関して言えばアドレスでは左右均等5対5で構えているんですけれども、トップになったら右足に重心がかかって大体7割ぐらい右に重心がかかるような形です。
右に7、左に3ぐらいな感じになります。
そしてインパクトの時には8割型左足に重心が乗っているような状態です。
フィニッシュにかけては9割ほど左に重心がかかっているような状態です。
という感じで重心を移動させるんですけれども、あくまでバックスイングはその場で回転するだけで右に平行移動はしないです。
そしてダウンでは左に、ダウンの時には少し左に平行移動します。
インパクトでアドレスの位置に戻るようにしていただければと思います。
これは非常に重要なので、一度スマホで正面から撮影していただいてチェックしてみていただければと思います。
何をチェックしてもらうかというと、まずバックスイングで腰は構えた位置よりも右に動いていないかどうか。
頭はトップに行った時に顔半分だけ右に動いて大丈夫です。
あくまで動くというか回転なんですけれども、それでインパクトの時にはアドレスと同じ位置に頭が左右に関しては戻るようにしていただくと良いです。
腰はアドレスの時よりもインパクトの時の方が左に来ます。
この辺りを是非チェックしていただいて、うまくできていないようでしたら、うまくできるように練習をしていただければアイアンのミート率はかなり上がりますし、バンツなりの距離もしっかりと出せるようになってきます。
アイアンは飛ばなくても良いんですけれども、バンツなりの距離が出ていないということは、うまくボールを打てていない可能性が非常に高いですので、是非重心の位置を意識していただければと思います。
今日練習場に行ってスイングをチェックしていただければと思います。
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ということで、今日の音声はこの辺で終了させていただきます。