100切りに向けた基礎知識
ティーチングプロの野山佳治です。 それでは今日もゴルフ小達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日のテーマなんですけれども、 100切りに必要なことというテーマでお話しいたします。
私は日々レッスンしているんですけれども、 日野原の練習場ではかなりバシバシに球が当たっていて、
スイングも綺麗だし、いい球が出ているのにまだ100切りしていませんという方が意外に多いです。
それだけバシバシに当たっていれば、100切りすぐできるだろうと思うんですけれども、
意外にできていない方というのがいらっしゃいます。 これはなぜできていないかというと、原因はいろいろあるんですけども、やはりコースで
最低限のことができていないということがあります。 最低限のことは何かというと、
例えばドライバーでしたらOBを打たないとかですね。 やっぱりOBを打ってしまうとそれだけでスコアが重んでしまいますので、
やっぱりTショットドライバーでOBを打たないということが非常に大事ですし、 アプローチは確実にグリーンに乗せるということですね。
そんなにペタッと寄らなくてもいいから、とにかくグリーンに乗せるとか、
あとは、パターは
頑張って2パッドで上がるとかですね。 やっぱり最低限のことができるようになっていただくと、
100切りがかなり近づいてきます。 100切りするためにはですね、私が提唱している
7-8-9-P-38っていうのがあるんですけども、 7はドライバーを打ったら7割方グリーンが狙えるところにボールを運べる。
8はアイアンを持ったら8割方、 残り50ヤードまでボールを運べる。
9というのは50ヤード以内のアプローチは 9割方グリーンに乗せられる。
38Pというのがあるんですね。
18ボール回ったら38パッド以内で 回るということです。
この7-8-9-P-38というのは、やはり100切りに 大事なことなんですけども、最低限のことをですね、
やっていただくということですね。 やはり100切りするためには最高のショットをつなげていくというよりはですね、
最低限やっちゃいけないことをやらないということがですね、とても重要です。
この音声を聞いてくださっている方はご存知だと思うんですけども、 私は今年に入って左打ちでゴルフを始めて、
3ヶ月で100を切ろうと思ったんですけども、 結局5ヶ月かかってしまったんですけども、
ショットもですね、そんなにバシバシ当たるというわけではありません。
日々レッスンしていてですね、私の左打ちよりこの人スイングすごい綺麗だし、
球もバシバシ当たっているから、 すぐ100切れるんじゃないかなと思う方結構多いです。
明らかに私の左打ちより上手いのにですね、なぜ100が切れないかというと、
ボールを打つ技術ではなくてですね、やはりコースマネージメントだったりとか、
様々な状況にどうやって対応していくかとか、 コースを回る時のメンタルとかがですね、
うまくいっていない可能性がですね、非常に高いです。
やっぱり100切りなかなかできないから、 もう練習たくさんしようと思うこともすごく大事なんですけども、
100切りできない原因は、もうちょっとボールを打つ技術じゃなくて、 他の部分にあるケースというのが結構多いです。
ですので、まずですね、100切りしたいんだけれどもなかなかできないようでしたら、
100切りするだけで何が必要なのか、 なんで100切りできないのかというのをですね、
ラウンドを振り返ってしっかりと考えていただくといいです。
100切りできないから、もう練習場で練習しよう という気持ちももちろん大事なんですけども、
ボールを打つ技術が必要なんじゃなくて、 他の部分が必要なケースというのも結構あります。
じゃあそれをどうしたらいいのかということなんですけども、 コースをたくさん回っていただくということも大事なんですけども、
練習と分析の重要性
あとはラウンドレッスンを受けていただく、 コースを舞いながらレッスンを受けていただくのも非常にいいですし、
とにかく、なんで100切りできないのかというのを しっかりと考えていただくということです。
コースでこういうミッショットが多いから100切りできない というのがわかったとしても、
単純に例えばですね、 コースでスライスが多くて100切りできないとします。
コースでボールが右に飛んでしまって100切りできないとします。
その原因はですね、 単純にスイングに問題があるケースももちろんありますし、
構える方向が悪いとかですね、 メンタルに問題があるケースというのもあります。
右を向きすぎてしまって、 クラブを左に振ってしまってスライスしてしまう
というケースもありますし、 左にどうしても行きたくないからスライスしてしまうとか、
早くボールを見たくなってしまってスライスしてしまうとか、 そういったケースもあります。
練習場でですね、ボールという時はスライスはあまりしないんだけれども、 コースに行くとスライスしてしまう。
その原因が何なのかというのをですね、 考えていただくといいです。
コースでミッショットが多いから単純に練習場で練習する。
それも必要なんですけれども、それだけではなくて、 なんでミッショットが出ているのかというのを考えていただくといいです。
メンタルが原因なのか、構えている向きが違うのか、 コースの傾斜がうまく打てていなくてミッショットしているのか、
というのをですね、考えていただくといいです。 そのミッショットが出ている原因をですね、潰すように練習に取り組んでいただくといいです。
単純にボールが右に行くからスイングに原因があると思ってですね、 スイングの練習だけするのではなくてですね、
それ以外の部分にあるケースが非常に多いです。 特に練習場でよく当たっているのに、コースに行くとうまくいかないということはですね、
スイングが固まっていないということもあるにはありますけれども、 それ以外の部分に問題があるケースが結構ありますので、
それ以外の部分が何なのかというのをですね、しっかりと考えてですね、 その原因を潰すような取り組みをしていただければ百切りがぐっと近づきますので、
ぜひですね、考えてみていただければと思います。 これ百切りをテーマに今日はお話ししましたけれども、
百切りだけではなくてですね、スコアが出ない原因というのが何なのかというのをですね、 ぜひ考えて取り組んでいただきたいなというふうに思います。
ただ闇雲にボールを打つだけではなくて、 そのスコアが出ない原因を考えていただきたいなというふうに思っております。
ということで、 今日の音声はこの辺で失礼いたします。