センスがないという思い込み
ティーチングプロの野山佳治です。それでは今日もゴルフ上達に役立つヒントやコツをお伝えいたします。
今日は12月30日なので、もう年末のお休みに入っている方が多いかと思います。
まあですので、この放送を聞いてくださる方は非常に少ないかと思うんですけども、今日も有益な情報をお届けしようと思っております。
今日のテーマなんですけれども、伸びない人が言いがちな言葉についてお話しいたします。
ゴルフやっていてですね、なかなか上達しない方が言ってしまいがちなですね、言葉についていくつかご紹介します。
まず一つ目はですね、センスがないからですね。 自分は本当センスがないっていうのをですね、ついやっぱりこう言ってしまうんですけども、
これを言うとですね、なかなかやっぱり伸びない要因になります。
やっぱりセンスはですね、やはり多少はあります。 やっぱり初めから上手い人、
初めて練習して上手く当たる人もいればですね、 初めなかなか上手く当たらない人というのは当然います。
当然いるんですけれども、 その初めの差っていうのはですね、大した差じゃないっていうことですね。
やっぱりゴルフはですね、練習することによって、 そのセンスの差というのはですね、大して差ではないものになります。
ですのでセンスがないからというのはですね、 やはりもう練習するのは諦めてしまうというか、
自分が上手くなるのは諦めてしまうというふうになりますので、 あまりですね、センスがないと思いすぎない方がいいです。
ただですね、いろんな考え方があって、センスがないから 練習をたくさんやるんだとかっていうふうにプラスの感じ持っていければですね、
非常に濃いんですけども、センスがないと言って、 諦めの言葉として使わないようにしていただければと思います。
ゴルフはですね、センスはそれほど関係なくてですね、 正しい練習を繰り返し行えばですね、
もう誰でも必ず上手くなりますので、 センスがないというのをですね、諦めの言葉として使わないでいただければと思います。
練習方法の重要性
次、伸びない人が言いがちな言葉2つ目ですね。 練習しているのに上手くならないという言葉です。
練習していてもですね、なかなか上手くならないっていうのは、 よくあるんですけれども、
練習、ボールを打てばですね、それイコール練習、 それイコールもう上手くなるというふうに思っているとですね、なかなか上手くいかないことがあります。
やっぱり練習をやらないよりはやった方がいいのは、これは間違いないです。 間違いないんですけども、せっかく練習するのであればですね、
しっかりと目的を持ってですね、 しっかりと自分のスイング、自分のゴルフを分析して、
しっかりと練習に取り組んでいただくと良いです。 ただですね、なんとなく練習場に行って、なんとなく練習して、
という感じよりもですね、しっかりと分析して、 自分のゴルフスイングを分析して、
目的を持って練習していただいた方がですね、 上達のスピードは早くなります。
やっぱり練習しているのに上手くならないっていうのもですね、 やはり諦めの言葉になりますので、
ぜひですね、
しっかりと分析して、ゴルフに取り組んでいただきたいなというふうに思っております。 で次、3つ目ですね。
本番になるとダメなんです。 という言葉ですね。
まあこれ、
いろんな要因があるんですけども、やっぱりですね、 日々の練習が本番に繋がっていないというかですね、
コースを想定した練習ができていないということですね。 やっぱり、
練習場とコースでは状況が違いますので、しっかりとコースでナイショット、 いいスコアが出るように練習していただくということです。
しっかりとコースを想定するということですね。 練習場でいい球を打つだけしか考えないのではなくてですね、
やはりコースでいい球が出る、いいスコアが出るように練習するということです。 具体的に言えばですね、ハーフスイングとかスリー・コーターの練習をしていただくとか、
1球1球クラウドを変えるとか、狙う方向を変えるとか、 いろんな練習をするということですね。低い球を打ったり、スライスを打ったり、フックを打ったり、
等々ですね。 単純に
練習場のマットに対してマッスルを構えて、フルスイングの練習しかしないのではなくて、 他の練習もしておいていただくということです。
もちろんですね、スイングを作る上では、同じ場所で同じスイングを毎回する練習というのも、もちろんそれは大事です。
ですけれども、それだけしかやらないんじゃなくて、他の練習もしていただきたいなというふうに思います。
次ですね、なかなか上達しない人がつい言ってしまいがちな言葉。 前はもっと打てたのに、
前よりも下手になっている、というふうに言うということです。 これもですね、
やっぱり諦めの言葉になりますので、 ゴルフはですね、調子が良い時悪い時というのは必ずあります。
練習していたとしてもですね、右肩上がりに上手くなるのではなくて、 やはり上手くなったり、ちょっと下手になったかなというのがあったり、
また上手くなったり、そういうのをですね、繰り返しながら上達していきますので、 前より下手になった、前はもっと上手かったのに、前はもっと飛んだのに、
とかっていう感じでですね、 過去と比べてですね、今の自分を否定するというのはですね、よくありません。
これをですね、上手く力に変えていければですね、 それでいいんですけども、
やっぱりその諦め、自分は上手くならないんだという感じでですね、 諦めに繋げないようにしていただければなというふうに思っております。
あとですね、ラウンド中にですね、 今日は調子悪いからスコア出ない、仕方がない。
次回のラウンド頑張ろうというのをですね、 ラウンド中に思わないということですね。
ラウンド中はですね、
なんとか調子悪い中でもですね、どうしたらですね、その状況で いいスコアを出せるかというのをですね、必死に考えていただいて、もがいていただくということです。
考えてというか、スイングとか考えすぎちゃダメですけど、
どうしたらいいスコアが出せるかということを考えて、 必死にもがくということですね。
諦めないということですね。 ラウンドが終わってですね、今日は調子が悪かったから次回のラウンドを頑張ろうと思うのはいいですけども、
ラウンド中にですね、もう今日は無理だな、いいスコア出ないな、 諦めないということですね。
ぜひ気をつけていただければと思います。 次ですね、
もう年だからという言葉ですね。 やっぱりもう年だから上手くならないというふうにですね、自分で決めないということですね。
やっぱりその成長の上限を自分で決めてしまっている。 自分で上手くならないと決めつけてしまっていますので、
これは当然上手くなりませんので、上手くならないのをですね、年齢のせいにしないということですね。
年齢を重ねるにつれてですね、体力が落ちたりということはありますけれども、それをですね、伸びない、
原因として捉えないで、その中でですね、やれることをやるということですね。
今できる中で、いいスコアを出すためにどうしたらいいかということを考えてですね、
練習に取り組んでいただければなというふうに思っております。 ということでですね、今日はですね、伸びない人が言いがちな言葉についてお話ししましたけれども、
ぜひ参考にしていただいてですね、 上達につなげていただければというふうに思っております。
ということで、今日の音声はこの辺で失礼いたします。