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2024-02-14 23:28

#25 特別編① 農×ツアー in カンボジア 

今回は 特別編 農×ツアー 前編

ミチテラス山浦が主催する 農業に特化したスタディツアー「農スタ」終わりのカンボジア、シェムリアップのテラスから現地の喧騒をそのままにほぼノーカットで垂れ流します。

農スタとカンボジア


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農のかけ算ラジオ、道テラスの山浦です。
さあ、今日は特別編ということで、
今現在、カンボジアシェムリアップという町にいます。
今回はですね、自分が運営しているノースターという農業に特化した
スタディーツアーが終わったというところで、
1、2日ね、ちょっと一人でまたこっちにいて、人に会ったりとか、
ちょっとゆっくり遊んでるんですけども、
そういった中で、今回のテーマ、せっかく私がツアーをやっているので、
農×ツアーということで、少しお話していきたいなと思います。
まあ、ホテルのベランダでやってるんですけども、隣の人の家は寝てそうなので、
私、さらにいつもよりテンション低めでやっていければなという感じです。
今回、ノースター2023、今年は2024なんですけども、
2023年度ということで、ノースター2023という形でやらせてもらっているんですけども、
今回の参加者は7名、若干ちょっといろいろな都合で2、3名キャンセルもあったので、
7名、プラス私、プラス現地ガイドみたいな感じで、
合わせて9人で常に動き回ってきたんですけど、
相変わらずというか、毎回めちゃくちゃ楽しいんですけども、
主催している、一緒に運営している私もですね、
多分ね、私が一番楽しんでいる自信はあるんですけども、
今回来てくれたお客さんたちも本当にリアクションが良くですね、
なんというかトラブルさえも全部楽しんでくれるっていうような感じでした。
私がやっているノースター、最近はコロナ以外は過去5回やっていて、
コロナ前からやっているんですけど、
基本的には農業視察とか訪問、あとは何ですかね、
カンボジアの農業って別に、
カンボジアの農業から日本の農家さんが学ぶことって正直技術的なものはほとんどなくて、
僕がこのツアーでやりたいことっていうのは、
とにかく若手農家さんとかの視野を広げるっていうことと、
カンボジアにマーケットがこれだけあるよ、ドナージア含めですけども、
人口が減っていく日本、この昨今の中で、
マーケットを国内に留めておくっていうのはあまりにもったいないんじゃないかっていう思いも込めて、
一つは教育的な部分、一つはビジネスセランスという部分でマーケットを見てもらう、
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みたいな感じでノースターやってます。
単純に観光として来てもらっても全然いいんですけども、
例えば大手の引き上げてあれですけど、
HISとかいろんな旅行会社さんのパックツアーみたいなのではなくて、
スケジュールはもちろん決めてかかるんですけども、
本当にフレキシブルに動けるし、夜まで僕もお付き合いしますし、
何だろうな、
多分普通のツアー、でかい旅行会社だったらちょっといけないだろうな、
やっちゃダメなんだろうなみたいなところもガンガンやってもらって、
リスクももしかしたらあるのかもしれないけど、
自分の経験上では普通にやってたり、自分は大丈夫だったりするので、
お腹壊すとか、ちょっとぼったくられるとか、
何か無くすとかもしかしたら普通にあるかもしれないですけど、
逆にお腹壊せって言ってやってましたね、今回は。
ということで、ノースターは今回7日間の旅にはなるんですけども、
簡単に言ったところをバッと言っていくと、
まず大きいところで言うと、最初はコショウ農園に行って、
日経がやっているところなんですけども、
カンボジアのコショウというのは元々歴史的にも有名なものであって、
特にカンボジアの中でも、カンポットペッパーというブランドがされていて、
企画とか栽培方法とかもですね、
カブマとか使える農薬とかも全部設定されていて、
正直偽物はいくらでもあるんですけども、
パッケージにカンポットペッパーって書けばそう見えるんで、
別に見た目では何も変わらないんでね、
そういうのもありつつも、今回見に行ったのはその辺のブランドをしっかり持った基準を得て、
ライセンスを持っている農園に見に行ってですね、
しっかり説明してもらったというような感じですね。
帰る時間があったんで、行けるかどうかなと思ったんですけども、
無理やり行ったのがガンシューティング、いわゆる拳銃とか、
長い銃の装飾とかよく分からないんですけども、
カラシニコフとかですね、そういうのを撃てるハンドガンとか、
お金たくさん出せば一発何ドルだっけな、700ドルとか1000ドル以下だったと思うんですけども、
ロケットランチャーとかも撃てると、そういうものも行ってきました。
ロケットランチャーはランチャーではなくて、
普通のハンドガンとか、長いカラシニコフ的なやつを何発かみんなで撃ってキャッキャイブ撃ってましたね。
みんなあんまり経験してる人も少ないと思うんですけども、びっくりするほどうるさいんでね、
一回やってみたらいいんじゃないかな、多分カンボジア以外でも
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いくらでもやってるところあるかなと思うんですけども。
その後でいうと、プサダムコですね、ダムコ市場ですね、いわゆる。
そういうところに行ってですね、ここがカンボジアの台所と言われるような、
日本で言う築地とか、築地も古いかな、大田市場とか言われるところで、
国内外からとにかく行ってに海産物や農産物、フルーツ、肉が集まるところで、
やっぱり市場なんでね、そういうカンボジアでも動いてるのは、
特に昼間は暑いですし、動いてるのは夜中なんですけども、
若干リスクはないと完全に分かってはいたものの、夜中っていうのは心理的に怖いじゃないですか。
そういう中でも夜中2時にですね、志願者だけ、希望者だけですね、
トゥクトゥクで行きまして、結構リアルな市場の、本当にね、
豚がそのまんま内臓だけ抜かれたような状態とか、内臓だけ売ってたりとか、
野菜も山のように積み上がって、豚の顔面を売ってたりとか、そういうようなものですね。
調べれば画像ぐらい出てくるんじゃないかなと思います。
あとはそうですね、トゥールスレン博物館とかっていうポルポト時代とか、
今の3,40代くらいは最低聞いたことあるかなと思うんですけども、
国内で人口の何分の1だろうな、ざっくり200万人くらい殺された時代があってですね、
そういうようなところで、元強制収容所、そこで2万人くらい強制収容されてですね、
2万人くらい殺されて生き残ったのは6,7人というかなり悲惨な場所なんですけども、
やっぱりカンボジアを知ってもらうためには避けては通れない大事な場所だと思って行ってもらいました。
あとですね、そういった面もあるんですけども、やっぱりものすごいカンボジアって発展成長が目覚ましくてですね、
現在日本の方は分かるですね、いわゆるイオンモールっていうものが、
首都のプノンペンですね、だけでも3つあって、
お客さんがパンパンみたいなそういうことでもないんですけども、
一つの一番新しいイオンモールに関しては東南アジアで一番でかいと言われてですね、
モール自体は単純にお土産物やとか、いわゆるブランドのものみたいなのが多少売ってたりするんですけども、
やっぱりそこで売っている、スーパーマーケットで売っている野菜とかっていうものがどういったものか、
どこから来ているのかみたいなのはかなり勉強になるかな、
農家さんにとってもここにカンボジアにチャンスがあるのかっていう意味では、
そういうことを見るのも価値があったんじゃないかなと思っています。
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その後行ったのが、こういう名刺出してもいいんだと思うんですけども、
朝倉エントラストという、いわゆるカンボジア人実習生の送り出し機関。
日本に今浜の農家とか中心にたくさんの実習生が来ているかなと思うんですけども、
そういう子たちがどういう風に勉強して、どういう立場で、
どういうところで、どういう学び方をしているのかっていう部分を見に行ったという感じですね。
それも日経のところに行ったので、
そういう人たちのどういう思いでこういう仕事、会社をやっているのかみたいなのもちょっと勉強になったなという感じですね。
あとはメコン川っていう、メコンぐらいは聞いたことがあるかなと思うんですけども、
メコン川の船の上でクルーズができるんですね。
これがありがたいことに、キャップはたぶん100人とか行けるような船が1時間30ドルとかで借りれるので、
それを貸し切ってですね、乗っているのは10人ぐらいなんですけども、
そこを借りて2時間ぐらいその上で語り合うと。
現地の農業関係の人とかを2、3名呼んでですね、ちょっと情報交換とかをさせてもらいましたね。
で、そこから3日ぐらいプノンペにいたんですけども、そこから一応シェンムリアップっていうね、
今度はいわゆるアンコールワットがある町に行ったんですけども、
向かう途中にコンポントムという州、日本でいう県ですね、があって、
そこでカシューナッツ農園があると日経がやっているところがあったので、そこに寄らせていただいて、
旬としてはちょっと1、2ヶ月早かったんで、実はなっているけどまだ収穫時ではないぐらいのときに行ったんですけども、
たまたまそこの責任者みたいな方がいて、そのカシューナッツに関してはもちろん実も売るんですけども、
本質的に欲しいのはバイオマス燃料だということで、
カシューナッツの殻が発電の燃料になると、エネルギーになるというところで、
そういう細かい話を聞かせてもらってですね、
それも含めて何かとビジネスチャンスの匂いがプンプンするなというところで感じましたね。
で、シェンムリアップについて、シェンムリアップについてというか毎日やっぱり長い夜は飲むんですけども、
正直男8人オラオラ農家さんが来ているので、プロンペンのリバーサイドでも楽しく飲むところ、
いわゆる女の子がいるところもたくさんありますし、
シェンムリアップはあんまり女々しているイメージではないんですけども、
パブストリートっていう眠らないストリートがあってですね、
とにかくうるせえんですよね、五感がうるさいみたいな、匂いも臭いし、
比較的最近はマシですけどね、とにかく目は眩しい、キラキラピカピカになっているし、
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もちろん音はどん四つ打ちで、人が多いからよくすれ違うしみたいな感じですね。
やっぱりシェンムリアップといえばみたいなところなんですけども、
アンコールバット、世界遺産ですね、今行かせてもらって、定番のコースというのがあるんですけども、
いわゆる誰もが知っているアンコールバットというのと、
アンコールトムのバイオンという顔面がいっぱい並んでいる、
世界の果てまで一滴の後ろにあるような石像の、顔面の石像のところとか、
あとタプロームといわれる、木の根っこが遺跡をごんごん侵食していくみたいな、
ラピュタみたいなところですね。
そういうところに行って、楽しかったなという感じです。
正直僕はカモジャに15年前に3年ぐらい住んでいて、たくさんのお客さんその時も受け入れていたので、
数えたことはないですけど、ざっと20から30は100%行っているところなので、
見飽きているといえば見飽きているし、
でも常に修復作業とかされていて、形が変わったりとか、
15年前適当に入れたのに、もう今は入れないところとかいろいろあったりして、
やっぱり昔であればあるほどまだ整っていないので、
結構やんちゃにいろんなところに入れたなと思って、今の人たちは。
もちろん一石の保存のために、もしくは修復のために入れないみたいなところもあるので、
一概には言えないですけど、ちょっともったいないしかわいそうだなみたいなことは思っています。
もう一つ、シェンムリアップの隣の隣ぐらいかな、
バンテヤイミエンチャイという場所があって、これはタイの国境を含む州なんですけども、
そこで日本の衛生団体、いわゆるJMASという自来処理をする団体のところに行きまして、
何を隠そうというか、うちの奥さんがもともと働いていた団体で、
僕は民間の小さなNGOにいたんですけども、
カンボジアに出会って結婚したんですけども、その縁もあって、
JMASという団体の自来処理現場、行こうと思えば誰でも行けるんですけども、
に行かせてもらって、実際に自来処理の現場、自来処理をしている現地の隊員と、
同時にその日出た、もしくは前日に出た自来処理、爆破処理をスイッチをさせてもらえるような体験をして、
実際に目の前で爆破をするんですけども、そういったものも体験させてもらって、
プラスその団体はですね、現地の村の水道農家の支援、お米の作り方というかの支援をしているんですけども、
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その農家さん、村の農家さんは大体1ヘクタールかな、1タムだっけな、ちょっとどっちか忘れたけど、
大体1作で200ドルぐらいしか稼げてなかったのが、支援をしたおかげで1000ドル近くになったりする人もワンバン出てきてですね、
村の人たちから感謝感謝みたいな感じで、やっぱり支援って限りがあるじゃないですか、
一応カウモジャっていう国でも1000作に700万人ぐらいいるんですけども、
その8割ぐらいが正直地方農村に住んでいて、その彼らをみんな支援することっていうのはほぼ不可能に近い、
そういった中でやっぱりモデルケースを作ってマネをしてもらうんだっていうスタンスでやっていてですね、
実際そこの支援をしている農家さんが新しいやり方、ある意味誰でもできるやり方をちゃんと教えるだけなんですけども、
それをみんな周りを支援を受けた農家さんを、周りは様子を伺ってるんですよね、
あんなのやって別にあんま変わらんだろうみたいな感じで見てるんですけども、
その農家さんがここ今3年のプロジェクトで2年目らしいんですけども、
1期作、2期作でやっぱり結果が明確に出るんですよ。
そういうのを見てると、あれみたいな、ちょっとうちのとこもやってくれよみたいな、
どっから声がかかって、正直全部はできないけども、どういうことやってんのみたいなことを説明したりしてですね、
自分たちなりに工夫してお金をかけないように支援して学んだ技術をですね、
横にパクっていくんですね、簡単に言うと。
パクってもらうためにやってるんですけども、もちろん情報共有もしていて、
そういうところで周りの農家さんも200が1000にはならんまでも200が500になったりとかね、
確実に収入量が伸びていっていくと。
モデルケース作りとしても完璧な形になっていて、
それをどんどんどんどん村の中から村の外までもどんどん広げていきたいという思いで、
ジェームスの隊員の皆さんもやっていてですね、
本当に頭が下がるというか、素晴らしい活動をされているなということを勉強させてもらいました。
それと同時に、やっぱりカンボジアで農業をやるといったときに、
日本の皆さんもカンボジアでいろいろ挑戦してほしいなと僕は思うんですよ。
正直チャンスしかないと思っていて、
ただやっぱりチャンスなところは壁があるからチャンスになるわけで、
ハードルを越えていくためにたくさん苦労しなきゃいけない、
ストイックにならなきゃいけない部分がある。
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そういうところでいくと、チャンスと同時にやっぱりその難しさというのがあるので、
農業支援をされていた隊員の方はですね、
もう13年くらい、14年でしたっけな。
の中でずっと農業に挑戦してきていて、
そういう経験を全部共有してもらったというのは正直めちゃくちゃ楽しかったし、
なんか日本ではありえない苦労をしていらしたので、
犬うるせえな、ちょっと待ちますか。
そういう経験自体が我々にタラで話してもらえるというのはありがたいなと思っていました。
あと農博、いわゆるカウモジャの地方農村博もさせてもらって、
日本でもちょっと今流行ってますけど、
カウモジャの村はいわゆる高床式住居というので、
スーシーという部分と、
あとウキとカンキってカウモジャの季節が2つしかないんですよね。
カンキバグ美味しい。
そういった中で、ウキの時は毎日スコールみたいに雨が降るのをなんとなく想像つくかなと思うんですけど、
そういった中でいうと、地面に家がついていると結構洪水になったり、
作りがしっかりしていれば大丈夫なんですけど、
だいたいみんな木の家に住んでいるので、
市中ぐらいはポンクリンにして、高床式住所というので、
雨から家を守っているみたいなところがありますね。
あとは下から風も入ってくるので、比較的涼しいです、あっちの家は。
そういった本当にただの農村に泊まらせていただいて、
正直毎日毎日夜繰り出してたんですけども、
その村に行くと繰り出すところが何もないので、
なんとなく変な雰囲気になったんですけども、
ビールだけはたくさん用意していたので、
ビールを飲みながらちょっと語り合うみたいな、
結構貴重な時間で、星も綺麗なのでちょっと散歩してみたりとか。
あとですね、ここで結構思いのほかみんな食いついてきたのが、
カンボジアの伝統医療というかですね、伝統療法みたいなのがですね、
コークショル、チョップクショルというのがあって、
これ何かというと、カンボジア人の人なら、
大体大人なら体験していることなんですけど、
いわゆる熱が出たりとか、だるい時とかにやるんですけど、
コークショルというのがですね、いわゆるタイガーバームみたいなのを、
背中とか、前もそうなんですけど腕とかに塗りながら、
今回はタイガーバームの蓋でやったんですけど、
大体五円玉みたいな、いわゆる円盤型した金属で、
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とにかく擦りまくって内出血させまくるという伝統療法があってですね、
僕も15年前とかにカンボジアに住んでいる時に何回もやったことがあるんですけど、
これがとにかく痛いんですね。
もう目に見えて内出血していて、擦られて出血とかしてないんですけども、
赤い痣の線が背中にできまくる、羽もしくは肋骨みたいに浮きまくるんですよね。
これやっている時はとにかく痛くて、みんな悲鳴をあげながらやっていましたね。
これで何が治んねんという科学的根拠というのは今のところ答えが出たことは一回もないんですけど、
私の結論としては痛くてそれどころじゃなくなるというところが答えじゃないかなと思います。
誰か何か情報を持っていたら聞きたいんですけど。
チョップクショールというのがですね、いわゆる瓶にも皆さんが想像つくような、
一番近いのがプリンとかがたまに入っている瓶ですね。
ああいうサイズの瓶に一瞬火を入れて、棒の先に火がついたものがあるんですけども、
それをオイルで湿らしたものに火をつけて、一瞬瓶にひゅっと入れてすぐ肌にくっつけると真空状態になるんで吸うんですよね。
いわゆるキスマークをつけるときにめっちゃ内出血みたいになるじゃないですか。
それを火の力を瓶を使ってやるみたいな、背中にポコポコと赤い丸いのがつくんですけども。
それはちょっと熱いぐらいで全然痛くもなんともないんで、痛みに弱い人はそっちをやったという感じなんですけども。
最後、私含め8人全員何かしらの背中に丸いのか赤い線かつくっていうね。
これ一回やるとちょっと仲間感がすごいですね。
背中に消えるんですけど、3日から1週間で絶対消えるんですけど、あざをつくった仲間みたいな。
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