やってもらえるっていうのは、まじでありがたかったですね。
ノータブルラジオ。
ギリス行ったときは、風邪で病院にはかかなかったんだよね。
子供がよく耳痛いとか。
中耳炎?
中耳炎とかっていうことで、そういうので病院にかかったし、
私が住んでたロンドンの地域には日系のクリニックがあって、
そこに毎回かかってたから、オンライン診療もしてもらえたし、
基本的には日本人のお医者さんに日本語で対応してもらえてたので、
そこら辺はすごく安心だったなと振り返りますね。
でも、僕自身はジムで足を骨折したことがあって。
え?そうだったの?知らなかった。
バーベルのプレートが立てかけてあったのが倒れてきちゃって、
足の甲にバタンって倒れてきて、
足痛いって思ったら、足の親指を骨折しておったんですよ。
トレーニングジムのヒアリーハットの最たるものみたいな怪我だし。
でも本当に、ジムでの怪我は最中じゃなくて、合間に起こるんですよね。
ダンベルを戻そうとしたら指挟んじゃうとかね。
そういう怪我が多いんですけど、
筆頭にプレートを足に落とすっていうのがあったんですけど、
それで怪我して。
で、最初日経クリニック行ったんだけど、
ちょっとレントゲンやぞ、これはと。
もう折れてるかどうかをまず見なきゃいけないし、
これはうちレントゲンないんで、
ちょっと現地の病院行ってくれと紹介状からさっつって、
現地の病院、結構ロンドンの中心部の大きい病院に行かなきゃいけなくて。
で、かかったことありますな。
そんな経験あったんだ。
でもそういうのは全部海外保険でカバーされる範囲だったんですか?
実費はもちろんあるけど、ある程度保険がカバーしてくれたので、
崩壊なアメリカのさ、アメリカ医療費がすごい高いって言うじゃないですか。
高い。
グラインダーで指を複数切断しちゃった人が病院に指持って駆け込んで、
中指だったら1万ドルだけど、薬指なら5000ドルで付けられます。
どっち付けますかみたいな話をされるみたいなさ、そういう話を。
極端な話だけです。あるって言うじゃない。アメリカと。
聞きますね、たまにね。
あるよね。そう。
そういうのじゃ全然ない。普通の3割2みたいな保険で。
よかったよかった。
イギリスの病院体験っていうのはそんなにイレギュラーじゃなかったな。
ノータブルラジオ。
本当に何回やっても慣れないなって思いました。
そりゃそうだよね。
ニューヨークの時もすごい心細かったし、あれだったんですけど、
まだ自分が病気になってないから、気を確かに持ててたっていう部分。
自分が気を確かに持たないとゼロサヤンの息子とどうしようもないみたいな感じだったんですけど、
今回は私もかかって40度の熱が出て、息子のほうが2日早くかかってるから、
私が最悪の状態のときに息子が治り始めるんですよ。
元気なのか。
あるあるじゃない。
40度とか出て、おかんで寒くて、やばいみたいな感じなのに、
ママ、ちょっとお買い物行かない?って言われて、
バナナとか買ってる場合じゃないみたいなときにも、そういうことをずっと言われ続けたりとかして、
結構それで、私もストレスだったし、息子もすごいストレス。
1週間お互いにしか会えないから。
そうね。
すごいギスギスしましたね。息子との関係もギスギスしたし。
おつらい時間でしたね。
本当に面白かった。
心折れちゃった。
息子の成長もすごい感じたし、成長したからこそつらいというか、心に来るものもあったなみたいな。
なるほどな。
自分、やっぱ体調崩すのってしんどいですよね。
しんどい。
私、そういえばなんだけど、3年前に会社を辞めて、主婦みたいな生活をするようになってから風邪ひかなくなったんですけど、
思い返すと、まず差し迫った予定っていうのが基本的にあんまりないので、
自分の体調を優先して生活してるんですよね。
なるほどね。ちょっとおかしいなって思ったら、それを直す。
筋トレが中心にある生活だったから、今日はどれくらいするみたいな、そういう基準だから、
今日調子は悪そうだなみたいなのがあるので、すごい敏感に自分の体の調子と向き合ってたっていうのがあって、
そうするとどうなるかっていうと、しんどい時、宣言して8時半とかに寝るんですよ。
家事を時には放り投げ、ごめん今日はできないって言って、
子供たちよりも早く寝て、翌日に備えるみたいなことをして、
結果だから風邪をひきそうだなって思ったら、そういうモードを発動して、
最低限の風邪やったら寝ちゃうみたいなことをやってたから、
これ会社員の時ってそうじゃなかったなみたいな、しんどくてもう取捨するし、
在宅でもやることはやらなきゃいけないし、少し無理を聞かせてやってるから、
土日に爆発するみたいなさ、そういう感じだったから、
そういう意味では、自分のペースを守って生活できるっていうこと自体の価値は、
こういうところにあるわなって思ったりしますね。
ぬるいな。
確かに。
ぬるい話をしちゃいましたけど。
でも、それすごいあると思います。めっちゃわかります。
特に女性は月経があるじゃないですか、毎月。生理があったりとか。
生理の症状が重い人とか、ある人いるけど、
重い人って相当重いけど、その中でも社会生活をちゃんとしなきゃいけないと思って、
かなり体に無知を打ちながら、頑張ってる人もたくさんいるじゃないですか。
そうね。
だから、本当なんだろうな、みんな自分が思っている以上に、
普通に社会に生きてるだけで、頑張ってるっていう。
本当にそうで、切れ事じゃなくてさ、つらいものはつらいじゃないですか。
で、それを前提にみんな頑張ってんだよみたいな話って、
自分を振り倒せる論理としては、うまく機能する可能性はありますが、
他社に強要するべきものではないよねとは思うわな。
そうね。難しいというか、特に日本人は我慢強いから、
たぶん、本当にびっくりするんですよ。
アメリカとかでも、同じクラスメイトとか、普通にアメリカで働いているクラスメイトとかもいるんですけど、
ちょっと体調悪いだけで、ちょっと今日は休むとか、
今日はちょっとミーティング出れないとか、当たり前に言ってくるんですよ。
その子は仕事も休んで、大学の授業も休んで、みたいなこととか普通にしてて、
日本人って結構、自分に対して無理を聞かせて頑張るし、
それを美徳としている感があるじゃないですか。
面白いね。これ我慢強さじゃなくて、そういう甘えへの許容度の低さじゃない?
社会の。
だって面白いのが、最近ニュースで見たのが、
今コロナ後になって、今まではリモートワークを推奨していた会社が、
そうじゃなくてオフィスに回帰するような傾向がすごく出てるじゃないですか。
でもアメリカの会社で、オフィス回帰って言ってたのに、
オフィスに帰ってくる人の割合って、十何パーセントしかいないらしくて。
めっちゃ面白いね。
そう。だから、そんなふうに言うんだったら、仕事やめてやるって言ってやめるパターンか、
それか、初めのほうはちゃんとオフィスに帰帰してくるけど、
ずるして家で仕事をする人とかも全然いるらしくて。
だからそのぐらい、日本人って結構、やれって言われたらやるじゃないですか。
オフィスに行けって言われたらオフィスに行く。
オフィスで仕事をする前提で雇用してもらいます、みたいな感覚になるけど、
それこそアメリカとかって、オフィスに帰ってこないと、
クビだぞって言われても、帰ってこないっていう、
自分に対する、自分の自由を選択していく感覚の強さをすごい感じて。
面白いね。
そうよね、やっぱ就職の違いっていうのは、前提にあるでしょうねっていうのは。
組織に入る、会社に入る就職と就職みたいなさ、
自分のジョブがあって、果たせる責任の範囲があって、
超えられる期待のラインがあって、
それを満たす範囲において、私は義務を果たしてるって言って、
それに不満だったらクビにすればいいみたいなことを、
感覚として、というか前提になってるのが、
そういうアメリカの社会なのかなっていうふうに理解してたんですよ。
一方で日本だと、メンバーシップとロイヤリティみたいなさ、
うちの会社で頑張るから、これだけの給与を与えますよみたいな。
その他のいろいろな副理構成とかも、メンバーシップに含まれてますみたいな感覚。
それが欲しかったら、言うこと聞けよみたいなものでしかなくて、
リモートオッケーです。
ごめんなさい、リモートなしになりましたって言ったときに、話が違うじゃないかって言って、
交渉のテーブルにつく感覚ってないんじゃないですか、日本で。
日本なさそうですよね。
たぶん私もないと思う、普通に会社員してたら。
うん、僕も。
行きますみたいな感じになっちゃうと思う。
実際に帰ってくる人、17%ぐらいしかいないみたいな話って、めっちゃ面白いなと思って、アメリカは。
面白いですよね。
本当だから、それが正しいのかはわからないです、果たして。
それがいいことなのか、果たしてわからないけど、
そのぐらい自分の心地よさとか、自分にとっての都合のよさみたいなものを、
押し出すことを、蓋をしない、その姿勢は、ある一定、日本人に学ぶべきことってありそうだなっていうのを、
そのニュース見て思ったんですよね。
そうね。
体調不良もしかり。
ノータブルラジオ。
今の話、一連の話を聞きながら思ったのは、
自分の中に尺度をたくさん持っておくことが、やっぱり大事というか、観点というか、
何かっていうと、我慢を押して活躍するみたいな、
無理、本当は体調悪いけど、それを押して、何かを成し遂げることで信頼を勝ち取るとか、
他者と引き離すみたいな、ライバルの追随を許さないみたいな。
で、抜きん出て何者かになるとか、大きな成果をあげるみたいなものが、
人生の規範と混同してしまうみたいなさ。
そうね。規範ではないですからね。
そう、一つの考え方ではあるけれど、
それをじゃあ人生、自分の人生の一番大事な価値観として、
それを置くのかどうかみたいな話は、やっぱり常に問われていると思うんですよ。
で、何だろうな、最近ってあれでしょ、何だっけ、
何かキーワードがあった気がするんですけど、
残業キャンセル界隈だ。
残業キャンセル界隈、流行ってますよね、最近ね。
残業キャンセルみたいな感じで、
頑張らなくてもいいじゃん、みたいなことを診察が言い出してるみたいな感じで、
そんなことを言ってたら、仕事の能力身につかないよ、みたいな話の。
二個対立の議論って基本的には不毛だとは思ったけれども、
僕が感じた、さっきの一連の話を聞いて感じた、
視点をたくさん持ってた方がいいっていう話は、
いろんな捉え方、自分の仕事とか、
どうやってキャリアを築いていくかに対して、
いろんな捉え方があって、いろんな正解があって、
どれをどう組み合わせて、どう追いかけるかっていうところに対して、
変わってもいいので、常に整理していく必要はあるよねって思っていますと。
一つ、例えば、常に無理をしてる人っていうのは、
本当の厄災が降りかかった時に解決できないじゃない。
いつも100%で頑張っている人は、
不足の事態に対して100%以上の力を発揮しなければいけなくて、
それっていうのは、普段から余力を残している人にしか対処できないはずっていう。
なるほど。何かエクセードしちゃった場合ってことですよね。
そうそう。っていうか、そこが本領を発揮する場所じゃないですか、仕事において。
全部が万事うまくいってるのであれば、別にあなたじゃなくてもいいっていうことになるわけですよ。
そのパフォーマンスを6、7割あるいは8割ぐらいの力で回せるようになればこそ、
不足の事態に対して、じゃあここでいつもより余力としてたこ焼いたものを放出する形で、
ダムの水みたいにね、そういう形で長尻を合わせることができるみたいな。
あるいは何かチャンスで大アクセルを踏みたい時に、そこで力を投入するみたいな。
それも結局余力が普段からあるかないかの話だと思うんですよ。
じゃあその若者の新卒とか20代前半の若者は、その余力を増やすために頑張っていく必要はあると思うんですよ。
そうですね。自分の器というか、自分の能力を、HPを上げていくっていうのが大事ですからね。
それの感覚を結局どこかで切り替えなければいけないっていう前提にはなると思うんですよ、この話って。
じゃあいつまでも、30代40代になっても、自分の体力の限界まで命ある限り燃やし尽くして働くのであるみたいなことで、
抜きに出る人もいるんでしょうけれども、それは一つの考え方に過ぎなくて、それだけが唯一の価値観じゃないし、
というものを会社によっては、うちの会社ってそういうもんだみたいなふうに、組織としてカルチャーとして追いかけさせる場合もあると思うし。
リクルートとかそんなイメージありますけどね。
でも前提として、3年ぐらいで卒業してもらうっていう会社だからさ。
そうなんだ、そっかそっか。
人事制度がそうなってますからね。
35歳以下の退職、ちょっと待って、これは正確な情報ではないけれど、退職金が上積みされる制度もかつてありましたし。
そうなんだ。
その、何歳以下で何年以上勤務した人は退職金100万円上乗せしますみたいな。
えーすごい。
独立支援制度みたいな、次のキャリアを応援するみたいな感じで。
で、それはビジネスモデルとも紐づいていて、すごく合理的な制度として機能してるわけですよ。
だからそれはそうなんですよ。命ある限り機能を超えて頑張れみたいなものはあるんですけど。
でもそれ、別にその会社においてパフォームしていくために役に立つ考え方の一つにすぎなくて。
人生をかけて実践していく、体現していく態度かどうかっていうのがすげえ疑問の余地がある。疑問を挟む余地があると思うので。
年代によって違ってもいいですしね、きっとね。
変わるし。
そう、だから同じなんですよね。そういう価値観を疑うっていう話と、残業キャンセルみたいなことを言い出したときに、それもどうなのっていうふうに、ちゃんと疑う目を持つっていうのが大事ですよね。
本当にそう思う。短絡的に考えないというか。
残業キャンセルを言って伝えたいこともわかるけど、それだけじゃない考え方ってあるじゃないって、やっぱり思えたほうがいいですよね。多面的に見えるというか。
そうっすね。そうなんですよね。結局、唯一無二の正解とかもないですし、どんなに順調でいろいろうまくいっててもね、インフルエンサーになったらつらいし。
ほんとつらい。
ほんとだから、心細くなっちゃって、話戻るけど、心細くなっちゃって、私、日本に帰ったほうがいいのかもとか思いましたからね。
いや、思うと思うよ。最悪さんでもそうなっちゃうっていうのは、聞いてるあなたには、改めて認識してほしい。
そう、やっぱり家族が、結局インフルエンサーだから金移っちゃうから、友達には会えないし、お願いとかもそんなできないじゃないですか、他の家族の。
こういう時こそ、自分の家族が近くにいて、ひょっとしたお願いとかを聞いてもらえたりとか、そういう、ああ、必要?みたいな。
実家の近くに家建てたくなっちゃったな、みたいなのを一瞬思いました。
心細くてね、弱ってんだ。
そう、ほんとに人間って、コミュニティというか、自分の気持ちが通った人が近くにいるかいないかで、心強さがほんとに変わるんだなって。
いやー、そうかもしんないね。
身にしみちゃった。
私もね、結構小規模事業者のクライアントさんとかがいて、僕はよくやるのは、ネガティブ計画を立てましょうっていう。
ネガティブ計画って言い方はしないけれど、インフルなるとしたらいつですかね?みたいな話はするんですよ。
うつい。
だからその、今年あと何ヶ月あるけど、どっかでインフルなるとするじゃないですか。
それでも回る計画にしましょうっていうことは、提案するのよね。
それ考え、ちょっと頭よぎるだけでも違うと思うんですよ、いろいろ。
確かにね。いや、まさかなると思ってないですからね。
まさかなると思ってないから、そう。
でも、なったとしても取り返せるかどうかっていうものは、すごく大事だと思うんですよね。
大事というか、だってなるのも。
ね、現にサイコさんはなったし。
そうなんですよ。
なので、そういう不足の事態とはいえ、バリエーションってそんなになくて、それに備えておくっていうのは大事だし。
大事ですね。
ストイックの語源のストア派哲学までいくとね、愛せるものが、今日死んでしまうと想像しろみたいなね、そういうストイックな、それでも人生は続いていくんだから。
その状態を受け入れればこそ、今ここに集中できるだろうみたいなね、そういう話をしていくわけで。
取り入れられる、もうちょっとソフトにね、来月インフルになっちゃったらどうしようみたいな感じで。
1週間まるまる稼働できなくても、自分は目標達成できる状態を作ろうみたいなね。
そうすると、今ここでやるべきことって明確になっていくし。
そうね、そうね。
確かに。
大事。
だって、さえこさんですらインフルになっちゃったら、もうね、実家に帰ろうとか、実家の近くに家作ろうみたいなね、そういうふうになっちゃったから。
それが悪いことっていうんじゃなくて、今やってることの違いじゃんみたいなね。
いやもう本当にだからね、心は弱るなって思いましたよ。
戻ってきてよかったです。まだ本調子じゃないけど。
そう、まだ本調子じゃないけど、でもだいぶ戻ってきて、その後なんか夫もシンガポールに来て、いろいろ話して、怒りをぶちまけて。
怒りを受け止めていただいて、はい、受け止めていただいて、そう、なんかいろいろ話して。
雨降ってG固まったかな、どうかな。
はい。
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