ポッドキャストの配信、いつもありがとうございます。今後も楽しみにしています。
ということでございました。
ありがとうございます。
ADCさん。
ADCさんからのお便りですね。
ありがとうございます。
いやー、大変でしたね。
大変でしたね。そう思います。
2021年ってことは私と一緒ですね。私も2021年に都兵をして、コロナ禍でしたよね。
そうなんだよな。アメリカしかも大変だったですよね。
この方はアメリカのどことは書いてないけど、西子さんはニューヨークにいたんでしょう?
うん、ニューヨークにいた。
日本から報道を見る限りはバッタバッタと人がなくなり、大変だったと。
イギリスに私いたときに、当時、2021年当時ニューヨークに駐在帯同してて、スライドで2023年にイギリスに来たっていう人がいましたけど、
まずニューヨークめちゃくちゃ家賃高いから、住める家が比較的小さいってこと。
で、ワンルームみたいな。
そう、スタジオね。
スタジオね。だから日本のワンルームみたいに狭くはないけど、でも一部屋しかない家で。
うん。
で、ん?3ヶ月靴を履かなかったって言ってた。
きつ。
えー、すごいですね。
3ヶ月靴を履かなかった。
えー。
外に出ないからって言って。
外に出るのは旦那さんだけ。で、ちのみごを抱えて。
外に出ちゃいけないし。
そういうことか。お子さんがいらっしゃったら特にね。
そう、だからうつにもなったって言ってたな。
で、それはなるわと。
なんか世界中のその2022年に成人してた人、あるいは物心ついてた人がね、体験したことだったと思うんですけども。
はい、まあそういうのもあったし。
うん。
この方は、まあアイデンティティーロスね。
うん。
私も、第15話。
うん。
そういうことあったっていう話はしたと思うんですけども。
うん。
はい。で、まあ中央都会のエースかは知らないんですけども。
まあなんか、中央都っていうのが珍しい世の中において、
まあこんな感じやでと、あっしこんな感じですっていうのは積極的に発信はしていたので。
うんうんうん。
まあいろんなイメージを持つ方はいたかもしれないですけど。
うん。
ね、私も例に漏れず、自分を見失ったし。
うん。
自分を見失ったのが一番つらかったなというのは思ったけど、その後たどり着いたのはなんか自分とかないなっていう。
おー、なるほど。もう少し。
もう少し。
もう少し。
なんだろうな、だから、そのかっこたる自分というものがあると思ってたから、それがなくなってつらいと。
うんうんうん。
っていう話だけど、まあ自分なんて別にかっこたるものではなくて。
うん。
だから、住所で働いたときの僕は住所の岡田さん。で、リクルートいったらリクルートの岡田さん。
うん。
で、じゃあ辞めた後、何者でもないみたいになったけど、いや、もともと何者でもなかったんじゃねって思ったら、何も失っていないので。
真理ですね。
そう。
うん。
それよりも、今から自分が何を感じ何をやるかの方が重要だな、なんていうふうにずらせると。
うん。
なんかそもそも大したものではない自分なんてって思った上で、そんな大したことのない自分が何を考え何をこれからやるかなんだよみたいなメンタリティでいると、なんか物語がいつでも今から始まるみたいな感じになるので。
うん、確かにおっしゃる通りだ。
ノータブルラジオ。
あとはやっぱ態度を決める時にさ、家族で一緒に過ごすとか。
うん。
何だろうな、それもなんかでかい決断だったって思えば思うと辛かったんですよ。
ああ、そうなんだ。
家族のために、だから子供たちが寂しくないように一緒に過ごす、家族妻を支えるためにわざわざ仕事辞めてついていくみたいな、俺は大それた決断をしたのであるって思うと。
なるほど。
現実は平日暇だったのにさ、全然掃除もしてねえよ、俺みたいな。
ああ、なるほど。大きな目標というか大きな目的があってここに来ているはずなのに、その目的を果たせていないというか、その目的を全うしていないように感じてしまう自分が出てくるんですね、日常生活においては。
で、それを果たしたとてせいぜい家きれいになるくらいじゃんみたいな。
大事だけどね。
大事だけどさ。
まあでもそうよね、そうですよね。
せいぜいそれじゃん。お手伝いさんを頼んでその間別の仕事でもした方が、ついてこないで自分で稼いでお金を送った方がよかったかみたいなこととかもさ、そういうふうに考えるとシンプルに出てきちゃうわけですよ。
なるほどね。
で、それらを頭の中でやりくり、やりくりというか、まあやり過ごしながら日々、自分何しに来たんだっけな、みたいなことを今までの会社員としてキャリアを作っていくみたいな、いつかでかいことができるようになる、あるいはお給料をもっとたくさん稼ぐっていう一つの山道を登っていたつもりの人が同じノリで、主婦として自分の居場所を探そうとすると一生見つからないんですよ。
うーん、なるほどね。なんかもう戦いというか、世界がまったく別ですもんね。なんか売り上げを立てて大きな数字を動かすっていう、戦士的な考え方と家庭を切り盛りする、運営していくって、なんか全然違いますもんね。
そうなんですよ。だし、その全社の売り上げを上げていく、成果を残していくみたいな話も結構レイヤーがあると思っていて、周りの人に評価されたいみたいな欲で突き起こされる場合もあると思う。自分は有能であるっていう証明するとか、上司にいいとこ見せたりとか、ボーナスの査定でAを取る、Sを取るみたいな、すごく近視眼的で簡単に測れるものに引っ張られてしまったりしていた。
で、それらに平日は全力で邁進して、土日は極力リラックスをしてっていう、それで自分の精神を保っているっていうところがあったものの、片方がなくなったから、もう片方も意味がなくなってしまうみたいな。
なるほどね。
そう、毎日のんびりできるのに、週末のんびりしてても、別にメリハリにはなんないし。
なるほどね。
逆にのんびりするのが辛くなってきちゃうみたいなね。
そう、ずっとのんびりしてるじゃん、みたいな感じでさ。
でもじゃあ、求めてるものが何だったのかっていうと、じゃあ上司に評価されるみたいなさ。
そういう刺激を求めてたんだっけみたいになると、それも寂しいじゃない、また。
そうね。
だから、アイデンティティーになって簡単に見失うし、人から与えられてたアイデンティティーを盲信していたら、それ剥がされたら、自分で立てられなくなっちゃうんですよ。
そうだよね。だから、なんか人間って脆いですね、なんていうか。
脆いね。寄って立つものが不確かだという、脆いね。
だからさ、やっぱり宗教って今まで残ってるなと思うよって話なんですよ。
まあ、そりゃそうでしょうね、ほんと。
なんか、なんですかね、括弧たる、これを信じれば大丈夫みたいなものとか、これをやっておけば助かる、救われるみたいなもの。
分かりやすいものがあると、そこに頼りやすいですからね。
そうそう、古くはそうだったと思うんですよ。キリストの教えって、神がいて、神の求めるものをキリストが教えてくれてるみたいな。
だからそれに従うっていう話とか、アラーの王政のままにっていうことで、ちょっと具体的な宗教の教義に触れるつもりはないんだけれども、
自分が信じるっていうものが宗教だと思いがちなんですが、
例えばさ、キリスト教徒なんてさ、20億人とかいるわけじゃない、世界に。
アメリカも、もろにプロテスタントの、カトリックか、カトリックの国で、大統領の先生もあるじゃないですか。
大統領就任式では、聖書に手を置いて、私は神の教えにうぬかぬってやるじゃないですか。
じゃあ、ハーバードソッツとか、アメリカのトップスクールのカトリックの人たちが、ガチで神がこの世を作ったと思ってないわけでしょ。
じゃあ何なのって言ったら、かっこたる指針のことだと思うんですよ、宗教って。
これをやってれば大丈夫というよりは、これを大事なものと信じて、おテント様が見てるみたいな感覚で、自分は正しいと信じていることをやる。
それがかっこたるアイデンティティにつながっているから、強く見えるのかなと。
それがある人はってこと?
そういう、信じるものがある人。
特定の三大宗教に限らず。
それが会社でのステータスとか、自分の今やってる仕事の売り上げとか、そういう簡単に揺れ動くものが、自分の寄って立つものになっていた場合、それがなくなった瞬間、平行感覚がなくなって立てられなくなるみたいなことはあると思うんですよね。
なるほどね。だから何を信じているのかに気づくのは大事なんでしょうね。
難しいですよね。会社員のときって、私も会社員やっていたのですごくわかるんですけど、1日8時間以上働くわけじゃないですか。
でも人生の中、起きてる時間のほぼ働いている時間で、会社の人間関係とか、会社の評価とか、会社のものに染まっていくと、やっぱり、それを信じないとやっていけないですよね。
会社の基準とか、会社においての正しさみたいなのを、妄心的に信じなきゃいけない瞬間ってどうしてもあって。
それが揺らぐ可能性があるものだっていうことに気づくのって、その過虫にいるときって結構難しいなっていう。
転職を考えるとか、独立を考えるとか、そういうことを考えるタイミングじゃないと、結構難しいなって思うんですよ。
ほんとだよな。だから、あれじゃない、自分の在り方について疑問を抱く余地があるかの話ですよね、今これ。
あなたは大丈夫ですか?って、いちいち問われないじゃない?日常生活で。
そうね。
君アイデンティティ大丈夫?みたいな。
怖い怖い怖い。
やばいよね。
怖すぎる。
なんか始まりそうじゃない?そんなの。だからないんですよ、日常において。あんたアイデンティティは大丈夫ですか?揺らいでませんか?みたいな。
絶対、呪辞売られるやつじゃん、それ。
絶対に壺か呪辞か、あるいは入会入信を勧められるところなので、正気を保つために働いてるんですよ、みんな、今、不意識に。
だろうな。
だし、雇用する側、労働者を雇用する側からしたら、やっぱりそういうふうに疑問を抱かずに、なんならうちの会社で尽くすことが人生の利にかなっているし、意義のあることであるっていう、目の前の生活も守られるし、将来の自分のアイデンティティも、誇りという形で保てるっていうふうにする方が合理的なので、それに従っておいた方が悩まなくて済むっていうね、のもあると思うんですよ。
じゃあ、じゃあなんで、このアイデンティティが揺らいでも問題がないような足場をなんで作っておく必要があるかって言ったら、さっきお便りもらったように、家族の夢を追いかけたときに、自分がした判断によって自分の足元が揺らいでしまうっていうことが、やっぱりライフステージの変化で人間にはあるっていうことなんですよ。
これは本当、あれですね、男性女性関係なくありますね。
本来、本来関係ない。本来関係ないけど、なぜだか女性ばっかり、主に寄せ合わされてると思う。
で、おっしゃるとおり、男性がそういう、じゃあ仕事を辞めてついていくみたいなことをしたときに、男性側にも初めて問題として表出するので、全く我々無防備なんですよ。こういうアイデンティティの様子に。
本当そうですね。
ノータブルラジオ。
いやー、そうなんだよ。だから本当このお便りを読んだときに、こんなにこうさらけ出したお便りをくださる方がいて嬉しいなってめちゃめちゃ思ったんです。
僕も嬉しいです。
それはおそらくリチャさんがこれまで、リチャさんの経験とか思いをシェアしてくださっていたからこそ、この男性の方もノータブルラジオにちょっとさらけ出してみようかなって思ってくださったんだろうなって思ったし。
あとこれを女性側が聞くというか、女性側がそういうふうに気持ちになる男性がいるというか、男性もそういう状況に陥るんだよっていうことを知るっていうのもすごく意義があることだなって思ったんですよね。
いや本当ですね。確かにな。
一般的に見て、やっぱり女性の方がライフステージとか、あとは特に家族ができた後って、アイデンティティを強制的に捨てさせられるような機会って多いんですよね。そもそも結婚したときに性を変えるとかね、そういうところから始めて。
無意識の中に社会の中でそういうことってすごくあって、女性が自分のアイデンティティがなくなったように感じたりとか、変わったように感じたりとか、決断してそれを手放さなきゃいけないことってたくさんあるから、私も女性のそういう権利に関しては発信したいし、そこにパッションはあるんですけど、
でもそれと同じように、男性も悩んだりとか、男性だからこそを感じる苦しさ。この方が言ってるのは、仲材で活躍する商社マンたちを見て心がザワザワしたりとか、あと起業してやってる、稼いでる男性に対して自分が劣等感を感じたりとか、そういうことってね、やっぱり男性だからこそ強い部分もある一種あると思うんですよ。
なので、男女関係なく、やっぱりこういうアイデンティティロスはあるし、ジェンダーのバイアスがあるからこそ、より強く感じるものっていうのもあるなと思って。