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2025-06-21 06:15

【お試しAI版まとめ】#28. コメ農家がSDGsに取り組むメリットはなんだろう?(#科学系ポッドキャストの日)

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サマリー

お米作りは地球温暖化と深く関わっており、日本の農業から排出される温室効果ガスの約3割が稲作から来ているとされています。また、中越しの技術を用いることでメタンガスの発生を減少させるメリットがありますが、農家にとっての課題も存在します。

稲作と温室効果ガス
スピーカー 1
えーと、こんにちは。今日はですね、あなたが毎日食べているかもしれないお米。 このお米作りが、実は地球温暖化と結構深く関わっているという話を、ちょっと掘り下げてみたいんです。
スピーカー 2
あるポッドキャスト番組の感想をまとめた資料がありまして、これを元に進めていきます。 はい、よろしくお願いします。
スピーカー 1
いや、まず驚いたのがですね、日本の農業から出る温室効果ガス。 その約3割が、なんとお米作り、稲作から出てるって言うんですね。
そうなんですよ。 これ、国全体で見ても、排出量の1.2%くらいになるそうです。 なんか、工場とかじゃなくて、田んぼからそんなにガスが出てるっていうのは、ちょっと意外でした。
そうですね、しかも主な原因が、例えばトラクターの燃料とかじゃなくてですね、水を張った田んぼの土、そこから発生するメタンガスなんですよ。 メタンガスですか?
スピーカー 2
はい、これは酸素が少ない状態を好むメタン生成菌っていう微生物がいまして、その活動で作られるんですね。
しかもこのメタン結構強力で、二酸化炭素の28倍もの温室効果があると言われています。
スピーカー 1
28倍? それはかなり強力ですね。
スピーカー 2
非常に大きいですね。
スピーカー 1
目に見えないところでそんなことが起きてるんですね。 じゃあ、このメタンガスどうにかしないとって話になると思うんですが、資料ではどんな対策が?
スピーカー 2
はい、そこで注目されているのが、日本で昔からやられている、中越しという作業なんです。
スピーカー 1
中越しですか? 聞いたことあります?
スピーカー 2
田んぼの水を一時的に抜いて土を乾かす期間のことですね。この期間を今までよりもちょっと長くする。
スピーカー 1
これだけでメタンの発生を約3割減らせる可能性があると。 3割もですか?
スピーカー 2
水を抜くとそのメタン生成菌の活動が抑えられるというわけですね。
スピーカー 1
なるほど、昔からのやり方にそういう効果があったんですね。
でも、じゃあそれをどんどんやればいいじゃないかって単純に思うんですけど、何か課題とかもあるんですか?
スピーカー 2
そこがまあ難しいところでして、中越しの期間を長くするっていうのは、やっぱり農家の方にとっては水管理の手間が増えることになりますよね。
スピーカー 1
ああそうか、手間が増える。
スピーカー 2
それに、どこの田んぼでもただ長くすればいいかっていうとそうでもなくて、地域とか土の条件によってはお米の収穫量が減ってしまうリスクもあるという指摘もあるんです。
中越しによる解決策
スピーカー 1
うーん、なるほど。効果はあるけど現場の負担とかリスクも考えないといけないわけですね。
スピーカー 2
そうなんです。
スピーカー 1
環境に良い取り組みを進めるには何か後押しする仕組みが欲しいところですけど、資料にJクレジットっていう言葉が出てきましたね。
これはどういう?
スピーカー 2
Jクレジットですね。これは温室効果ガスの排出削減量とか吸収量をクレジットという形にして国が認証する制度なんです。
スピーカー 1
クレジット。
スピーカー 2
例えば企業が自分たちの排出削減目標を達成するために、中越延長みたいな取り組みをしている農家さんからその削減分のクレジットをお金で買うみたいな。
スピーカー 1
ああなるほど、企業が買う。
スピーカー 2
そうです。市場の原理を使って環境への取り組みを経済的な価値に変えようという取り組みですね。農家さんにとっては新しい収入源になるかもしれないと。
スピーカー 1
それは良い仕組みに聞こえますけど。
スピーカー 2
ただですね、資料によると現状では元々ある補助金とかとこのJクレジットを合わせてもですね、農家さんの収入への上乗せ効果っていうのはまだちょっと限定的で、だいたい2%程度じゃないかという分析なんです。
スピーカー 1
2%ですか。それだとちょっとインセンティブとしては弱い気もしますけど。
スピーカー 2
それが今の課題、大きな壁になっているということですね。
スピーカー 1
なるほど。技術的な可能性は見えているけど、経済的なメリットがまだ小さいと。じゃあ将来はどうなんでしょうか。このままなんでしょうか。
スピーカー 2
いや、そこがですね、まさにこれから。というところで、資料では将来的な展望も示されていて、2030年とか2050年とか、国の環境目標がこうだんだん厳しくなっていきますよね。
スピーカー 1
はい、そうですね。
スピーカー 2
そうなると企業ももっと排出量を減らさないといけなくなる。自社だけではなかなか難しいとなったときに、このJクレジットみたいなカーボンクレジット、これの需要が高まるんじゃないかと。
スピーカー 1
ああ、必要とする企業が増える。
スピーカー 2
そうです。需要が高まればその価値、つまりクレジットの価格が上がる可能性があるわけです。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
そうなれば、農家さんにへのインセンティブも増えて、理論上はですけど、環境に配慮した稲作が経済的にもより魅力的な、儲かる農業に変わっていくかもしれないと。
スピーカー 1
儲かる農業。
スピーカー 2
ええ。農林水産省も2040年までに、この中干延長の技術を全部の稲作面積の38%くらいまで広げたいという目標も持っていますし。
スピーカー 1
なるほどな。環境への配慮が単なるコストじゃなくて、ちゃんとした経済的なメリットにつながる未来、それが見えてくると取り組みも一気に進むかもしれませんね。
スピーカー 2
ええ、そう期待したいですね。
スピーカー 1
毎日食べているお米が、そんな未来へのある意味、鍵を握っているかもしれないと思うと、なんかちょっと見方変わりますね。
スピーカー 2
そうですね。今回の資料から見えてくるのは、やっぱり私たちが食べる食料を安定して作ること、それから地球環境を守ること、そして農業という仕事を経済的にも続けていけるようにすること。
この3つの大事な要素のバランスをどうやって取っていくのかっていう、非常に根本的で複雑な問いかけなんですよね。
スピーカー 1
食料、環境、経済、ほんと全部つながってるんですね。
スピーカー 2
ええ、まさに社会全開で考えていくべき課題だと思います。
スピーカー 1
日々口にするお米一杯のその裏側にある、こういう大きな構造、これを知るとまた違った視点でできますね。
この状況を変えるために、あるいは支えるために、あなた自身には何ができると思いますか。
そんなことをちょっと立ち止まって考えてみる、そんなきっかけになったら嬉しいです。
06:15

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