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スピーカー 2
その他の資料見てると、2020年にコロンビアっていう国あるじゃん。
スピーカー 1
はい、南米。
スピーカー 2
コロンビアのコーヒー農園の経営状況みたいのをNPOみたいなところが分析してて。
それによるとコーヒー農園の64%が生活水準に達していないと、その収入がね。
スピーカー 1
生活水準とは。
スピーカー 2
分かんないけど。
スピーカー 1
そもそも足りけないと。
スピーカー 2
で、さらに小さい農園だと顕著ですよっていうところが。
スピーカー 1
よりね、小さめ、小規模。
スピーカー 2
借金してたりとか、本当に質素な生活を送ってたりとか、補助がないと、セーフティーネットみたいのがないと生きていけないとかね、そういうことかもね。
スピーカー 1
厳しい。
スピーカー 2
そうなんすよ。
で、ポイント2.1みたいな感じなんだけど。
スピーカー 1
2.1?
スピーカー 2
貧困みたいな、そうやって儲からないとコーヒー栽培やめちゃうよみたいな話もあるんだけど。
貧困がもたらす問題がもう一つあって、これが強制労働のリスクにもつながるらしいんだよね。
スピーカー 1
強制労働のリスク?
スピーカー 2
そう、農園とかでの。
スピーカー 1
貧困から?
スピーカー 2
結局さ、どんな会社でもそうだけどさ、経営者がいてさ、農園長、家族経営だったらお父さんみたいなかもしれないけどがいて。
スピーカー 1
おっさんがね、いると。
スピーカー 2
儲からないけど人手が欲しいみたいになると、ただ働きだったりとか、最低賃金を下回ったところで働かせたりとか、そういうものも発生し得ると。
スピーカー 1
なるほどね、そういうとこに来る人はもっといい働き口があればいいけど、そうもいかないみたいな状況、イメージかな。
スピーカー 2
分け合いの人もいるかもしれないし、あとは学校に通ってなかったりすると、世の中の給料ってこんなもんだよねみたいなの知るすべもないとかね。
スピーカー 1
そういうことか。
スピーカー 2
そういう問題も発生してくると。
まあそんな感じで、地球温暖化の影響だったりとか、貧困の影響で、コーヒーが減っちゃったら、まあ価格がね、2倍とかになるかもしれないよね。
スタバのコーヒーが今ね、400円なのが800円なるかもしれないよね。
厳しい。
まあ実際にはね、プラスチック代とかね、スタバの従業員のお金とか入ってるから。
スピーカー 1
まあもちろんね。
スピーカー 2
まあ豆が2倍になったからってね、製品が2倍になるわけじゃないけど。
あ、そうか。
まあただ高くなったりする可能性はあるよね。
確かに。
はい、てことで。
てことで。
コーヒーの未来を変えよう、守ろうみたいなのだと、この気候変動、地球温暖化と貧困が2つのトピックになってきます。
スピーカー 1
そこにそれぞれ、それぞれ何だか対処していくと。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
気候変動と貧困ね。
スピーカー 2
貧困。
気候変動の方はさ、実は考え方が2つあって、緩和策っていうのと適応策っていうのがあって。
スピーカー 1
むずい。
スピーカー 2
緩和策は地球温暖化止めようみたいな話ね。
スピーカー 1
ストップね。
スピーカー 2
そう、それって別にコーヒー農家のだけの責任じゃないじゃない。
コーヒー飲む人だけの責任でもないし。
スピーカー 1
でかい話だ。
スピーカー 2
それはもうね、みんな頑張れっていう話になっちゃうんだけど、地球温暖化に適応しようみたいな話はね、前話したみたいな、赤道から離れたところで作ろうとかね、山登ろうとかね。
スピーカー 1
それが何だっけ?ストップじゃない方?
スピーカー 2
そう、適応しようという方ね。
スピーカー 1
適応ね。
スピーカー 2
それはそれで難しそうだなっていうのはある。
スピーカー 1
話したね。
スピーカー 2
で、貧困の方も難しいよね、どう考えても。
スピーカー 1
うん、わからない。
スピーカー 2
貧困解消するのをね。
で、じゃあどうするのっていうのが前回だったんだけど、今日ちょっと紹介したいのはね、サステナブル認証っていうものですね。
スピーカー 1
サステナブル認証?
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
時の何とか前みたいな。
スピーカー 2
あ、そうそうそれそれそれ。
認証。
そう、半年くらい前だっけ?時と暮らしさと前だっけな。
スピーカー 1
うん、そんな感じだった。
スピーカー 2
あれがコーヒーにもあるんですよ。
スピーカー 1
誰にどういいかみたいな。
全然わかんないけど。
スピーカー 2
時と暮らしさと前はその里ヶ島かなんかで時が凍れる環境を守りましょうみたいなね。
スピーカー 1
時に良ければね、みんなにもいいよねみたいな。
スピーカー 2
そう。で、時に良いことしてる人を認めてその人が作ったお米にお墨付きを与えますみたいなね、やつだったけど。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
コーヒーもまあほぼコンセプトは同じで。
スピーカー 1
同じような構造。
スピーカー 2
そう。ただ認められるその価値みたいのがその時を守ろうではなくて、農園として環境に配慮してますよとか。
人権に配慮してますよっていうことが認められれば、認証してロイヤリティを支払うと。
スピーカー 1
ロイヤリティね。さっきの2観点どっちもカバーしてるんだ。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
はいはい。環境と貧困。
スピーカー 2
なのでお金が儲かるので貧困対策にもなるし、環境のことちゃんとやってくれてれば環境対策。
まあさっきのさ、緩和策で言うと微力な影響になっちゃうかもしれないけど。
スピーカー 1
でも何かしらをやって認められてると。
スピーカー 2
そう。ということで具体的にどんな認証あるのっていうのをちょっと紹介して大丈夫そう。
スピーカー 1
サステナブル認証、大分類がそれみたいな話?
スピーカー 2
そうそう、サステナブルの中になんちゃら認証、A認証、B認証、C認証みたいなね。
スピーカー 1
なるほど、そういうことね。
スピーカー 2
そうそう。だからさっきのさ、時と暮らす里前なんていうのはさ、お米限定だし、しかも新潟県だったかな?の特定のエリアでしか使われてないっていうか対象になってないけど。
超有名なやつだとね、有機ジャス認証とかもね、サステナブル認証だけど。
スピーカー 1
似たことあるかもしれない。
スピーカー 2
これはオーガニックですよっていうやつ。
これはもう全世界、全作物に使われるやつだね。
スピーカー 1
それのコーヒー版だかなんだかで。
そうなんですよ。
スピーカー 1
今日も買ったんだけどな。
スピーカー 2
俺はまだ見たことないな、バナナのフォレストアライアンス認証。
スピーカー 1
そうなんだ、いいバナナについてるのかな。
ちょっと。
スピーカー 2
日本には出回ってないっていう説もあるけどね。
スピーカー 1
はいはい。
でも適当に検索すると画像は出てくるから流通はしてるみたいだね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
カエルマークバナナ。
スピーカー 2
はい、これがレインフォレストアライアンス認証でした。
スピーカー 1
はい。幅広い。
スピーカー 2
で、あとは国際フェアトレード認証っていうのがあって、似たような認証ね。
カルディがこれの豆を採用してたりとか。
カルディのやつはね、女性の人権を守ってますみたいなやつだったかな、確か製品ベースでいうと。
スピーカー 1
なるほどね、それちょっと特価寄りのもあんだ。
スピーカー 2
そうそう。で、他にも認証だとさっき言った、環境によって寄りがちだけど、ユーキジャス認証とか。
スピーカー 1
はいはい、先ほどの。
スピーカー 2
あと詳しく言わないけど、バードフレンドリーコーヒー認証っていう、渡り鳥の生息地を守る認証みたいなのもあるらしい。
スピーカー 1
それもコーヒー栽培と関わっていくんだ、渡り鳥って。
スピーカー 2
コーヒーで森林伐採したことによって渡り鳥の巣がなくなったとか、そういうことが多分背景に。
スピーカー 1
ルートでなくなっちゃうみたいな。
スピーカー 2
そうそう。で、いくつか認証があるんだけど、結構コンビネーションでやってたりするところがあって。
さっきのローソンはわかりやすくレインフォレストアライアンス認証だけだったけど、レインフォレストもやってるし、あれもやってますみたいな。
スピーカー 1
何かと何かみたいなね。
スピーカー 2
そうそう。意外だなと思ったのがね、全省グループ。
スピーカー 1
スキヤとかの全省さん、お世話になってますね。
スピーカー 2
この間スキヤ行った時も、コーヒーのやつがパネルに出てたりとか、コーヒーの取り組みみたいな。
スピーカー 1
スキヤのコーヒーは飲んだことないな。
スピーカー 2
そう、あんまりピンとこないけどね。
スピーカー 1
でもあるな。
スピーカー 2
で、浜寿司。
スピーカー 1
浜寿司も全省か。
スピーカー 2
俺最近浜寿司に行って、最後浜カフェでコーヒーを頼んで帰るっていうのが鉄板なんだけど。
スピーカー 1
確かにスキヤよりは飲むわ。
スピーカー 2
注文する時に何かなんちゃら認証、サステナブル認証、あ、じゃあフェアトレードかな。
フェアトレード認証豆使用みたいな。
スピーカー 1
フェアなトレードをしてると。
スピーカー 2
そう、公正な取引ね。
スピーカー 1
不公平じゃないみたいな。
スピーカー 2
全省はホームページとか見てるとね、産地と一緒にこんなことやりましたとか。
あるいはこの支払ったロイヤリティでその村に学校を作りましたとか。
スピーカー 1
ああ、すごい。
スピーカー 2
そういうレポートもせっかくする。
スピーカー 1
島田信介じゃないんだから。
そう。
すごいね。
スピーカー 2
で、そういうNPOみたいなのが多分管理してるんだけど、こういう認証は。
でも結構その監査みたいなのも大変だと思うんだよね。
スピーカー 1
そのNPOの運営が大変そうだよね。
そうね。
どう成り立ってるんだろうっていう。
スピーカー 2
俺もわかんない。
でももっとすごい取り組みしてるのが、詳細は活躍するけど、今までカフェチェーン出てきてないじゃない。
スピーカー 1
はい、スタバとかね、ドトールとかね。
スピーカー 2
スタバはですね、もはや自社独自の認証を持ってます。
スピーカー 1
なるほどね。自分のポリシーにのっとった基準を作って、それを満たすようにしてますみたいな。
スピーカー 2
そうなんですよ。どこだっけ。
スピーカー 1
スタバのサステナブル認証のカフェプラクティスか。
スピーカー 2
カフェプラクティス。
コーヒーのエシカルな調達、カフェプラクティスっていうのをやってて。
4つの構成要素で成り立ってます。
1、品質基準。
スピーカー 1
2、経済的な透明性。
スピーカー 2
透明性、フェアトレイル的な。
スピーカー 1
3、社会的な責任。
わかんない。社会的責任。
スピーカー 2
これは労働環境とか雇用の状況が評価されます。
人権とか近いところか。
スピーカー 2
4、環境面でのリーダーシップみたいな。
今100万人以上の生産者がいると。
契約農家じゃないけど、そこから仕入れてると。
あとスタバはスタバに限らないんだけど、奴隷労働みたいなのを実施してるぞ、ここの農園はっていうところとは
関係を持ちませんっていうことも宣言している。
スピーカー 1
大事だ。
スピーカー 2
っていう感じで、意外と身近にあるんですね、このサステナブル認証公費みたいな。
スピーカー 1
全然気づかないね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
浜カフェも、ローソンもね。
スピーカー 2
そうなんですよ。それもそうだなって思うんだけど、
それに消費者が別に価値を感じてないかなと思うんだよね。
スピーカー 1
うん、気づいてないもんね。
スピーカー 2
そうそう、その話もあるんだけど、まあいいや。
消費者があんまり買わないっていうか。
スピーカー 1
それが理由では買わないっていうか、買ってる人は相当珍しいよね、きっと。
スピーカー 2
これさ、農家が最低賃金を守れるところと契約しますみたいなところだからさ、
いくらか多分高く買ってるはずなんだよね。
最初にロイヤリティーを支払うとか言ってたから。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
そうすると実際にイオンのラインナップ、コーヒー豆のラインナップ見たら、
イオンも多分フェアトレードやってるんだけど。
スピーカー 1
さすがイオン様。
スピーカー 2
1.8倍ぐらい高かったんだよね。
スピーカー 1
その認証がついてないやつと認証付き。
スピーカー 2
そう。
それって買うかっていう、消費者が。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
いう話もあって、買わないんだよね。
いつだっけなこれ。
さっきのまた、フェアトレード.ネットっていうホームページにある。
スピーカー 1
はい、.ネット。
スピーカー 2
フェアトレードの市場規模を解説した記事でも、
日本国民が1人当たり年間に購入するフェアトレード認証製品っていうのは、
1年間で174円らしいんだよね。
スピーカー 1
おお、平均すると。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
年間でスタバのコーヒー1杯分も満たない。
スピーカー 2
そうそうそう。
これがどういう計算になってるかわかんないけどね。
気づいたら飲んでたみたいなやつもあると思うんだけどさ。
はい。
自分の意思で購入したっていうのがたぶん平均するとこんぐらい。
スピーカー 1
算出されてるってことね。
スピーカー 2
しかもたぶん平均であって中央値ではない気がするんだよね。
ああ、はいはい。
今手元のだとね、スイスとかだと8000円とか。
物から違いもありそうだけど。
スピーカー 1
まあでも全然違うよね。
スピーカー 2
日本はやっぱり消費者に買ってもらいづらいっていうところがあると。
スピーカー 1
浸透もしてないしね。
それがアピールされてたとして選ぶのはね、ちょっと難しいかもというか少なそう。
スピーカー 2
結構このどうしたらサステナブル認証商品を買ってもらえるかみたいな研究がいくつかあって。
スピーカー 1
日本?グローバル?
スピーカー 2
グローバルにもあると思うんだけど。
俺が今手元に見たのは早稲田大学とか。
スピーカー 1
日本の早稲田様。
スピーカー 2
あとは三菱総研とか。
シンクタンクが。
スピーカー 1
調査会社みたいなね。
スピーカー 2
そう考えてて。
まあシンクタンクの方は結構概論みたいなところが多いけど。
今見てるのは。
やっぱり高くなるっていうので値段に敏感な層は買わないよねっていう。
特に我々30代40代とかっていうのは不景気で育ったりしてて価格に敏感ですよねっていう。
スピーカー 1
人生丸々不景気。
スピーカー 2
そう失われた30年ですから。
ただ一方でよく言われてるのはZ世代の方が関心があるとか。
スピーカー 1
ちらほらね。
農夫でも言ってたよね。
スピーカー 2
そうそう。
あとねシニアが意外と関心があるっていう結果もあるみたい。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
経済的にゆとりがある人が若者よりは多いだろうっていうのと。
あとはね自分の人生の中でいろんな公害とかオイルショックとか。
意外にこの。
スピーカー 1
高度経済期とかね。
スピーカー 2
自分たちの未来。
地球の未来って意外と脆いなみたいなことをきっと経験的に感じている人たちもいるのかな。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
そうっていうのが三菱総研がやってたりとか。
あと早稲田大学の方だと実験で普通のコーヒーとサステナブル認証のコーヒーを自販機に入れて。
地球に優しいコーヒーですっていう風にアピールしたらしいんだけど。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
売り上げ変わらないらしいですね。
スピーカー 1
変わらない。
あれ?そうしても伸びない?あれ?
スピーカー 2
伸びない。
スピーカー 1
伸びないってことか。
スピーカー 2
変わんないと。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
そういう悲しい結果が出せたり。
スピーカー 1
同じ値段で普通のと地球に優しいが並んでたらそっち押す気はするけどね。
スピーカー 2
そうね。
そういうデータも見たことある。コーヒーじゃないけど。
これはね。ちょっとわかんない。概要しか見てないので前提はわかんないけどね。
でも興味深い結果もあって。
スピーカー 1
興味深い。
スピーカー 2
場所を限定すると。
スピーカー 1
場所?地域?
スピーカー 2
場所を限定して考察すると効果があるらしくて。
スピーカー 1
どういうこと?
スピーカー 2
職場の中にある自販機だと7%購買量が増えるらしい。
スピーカー 1
ジュースとか買うときも意識高くなってるってこと?
スピーカー 2
なんかあれかもね。評判効果みたいな。
スピーカー 1
評判効果?
俺ってエコなのに積極的だぜみたいな。
スピーカー 2
そういうセルフブランディングに使われてるっていう。
スピーカー 1
なるほどね。7%。そういう場所か。
スピーカー 2
説もあったりとか。ただ俺はちょっと違う考察を勝手にしてて。
スピーカー 1
ティティ論?
スピーカー 2
そう。俺さっきご案に何ですか?カエルのマークのコーヒー割って先輩と喋ったみたいな。
誰かが飲んでるの見て俺も買ってみようかなってなりやすいんじゃないかなって。
スピーカー 1
話のネタ?
職場の中だと。
なるほどね。それきっかけ会話。
スピーカー 1
1人で自販機で買ったらただ飲んでゴミ箱に捨てるじゃん。
スピーカー 2
カエルとか気づかずに捨てるみたいな。
俺はたまたま隣で先輩とドライブしてて、運転席で先輩が飲んでて、カエルのマークが目に入ったから聞いたみたいなね。
スピーカー 1
しかもその関係性は置いといて、職場ぐらいの関係性だと目に見えるもので会話しそうだよね。
スピーカー 2
そうそう。
スピーカー 1
なんか気使った会話。
その写真起こさんすか?みたいなやつ。
ありそう。
スピーカー 2
そうそう。っていうのもあるんじゃないかなと思う。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
まあ、そうね。だからみんながみんなこのサステナブル認証コーヒー飲もうぜっていう世界は多分無理で。
無理か。
もうマーケティングの世界になってくるね、ここから先は。
今の消費者が買わないよねっていう前提って結構コストアップするよねっていうところが前提になってるはずなんだけど。
スピーカー 1
高かったらねっていうことね。
スピーカー 2
そう。で、結局農家、生産者にロイヤリティシェア洗うってことは今まで以上にコーヒーが高くなるわけで、誰かがその世を追わないといけないわけじゃないですか。
スピーカー 1
そんな高くしないように頑張るならね。
スピーカー 2
そうそう。で、高くするなら消費者が。
俺らってことか。
対価を支払うっていうことだったんだけど、今みたいな結構厳しい状況。
で、そうするとその中間にいる誰かが対価を支払うっていう考え方も出てくるじゃないですか。
スピーカー 1
はい。俺らが買うときはもう同じ値段になるように。
スピーカー 2
そうそうそう。で、その中間の人たちで支払えるんだっけみたいなのをちょっと考察してるんだけど。
スピーカー 1
中間、なんかこの間たくさん出てきた流れの人たち。
スピーカー 2
全部は無理なんだけど、俺らに近いところから。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
っていうと、メーカーとかカフェ、チェーンみたいな企業が血を流すのはどうかっていうので。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
どうか。
スピーカー 1
それはありがたいですけどね、僕らからしたら。
スピーカー 2
これね、意外に血を流す可能性はあるなって思っている。
スピーカー 1
あるんだ。
スピーカー 2
っていうのは、この企業のサステナビリティ界隈で、最近なんか人権に対する機運みたいなのが高まってるんだよね。
スピーカー 1
もっと意識しましょうっていう流れ、風潮。
スピーカー 2
そう、まあこれ意識しましょうならいいんだけど、結構ありがちなやつパターンで、ヨーロッパがそういう法律を作りましたみたいな。
スピーカー 1
どっちもそれにのっとって。
スピーカー 2
2024年にヨーロッパでCSDDDっていうなんか法律というか司令が出て。
スピーカー 1
難しそう。
スピーカー 2
企業が人権侵害とかの予防是正する義務を企業が追うっていうそういう司令みたいなのが出てて。
で、これをやってるかやってないかでESG投資家からの評価が分かれるみたいな。
だからやらなきゃねみたいな。
スピーカー 1
義務というかやらねばになったね。
スピーカー 2
そうそう。だからヨーロッパなんで、多分ヨーロッパでビジネスしてないような会社はあんま関係ないかもしれないけど、
グローバルな、それこそスタバとかもそうだし、海外にこれから出ていこうとしてるような会社とかもね。
全省がどうなってるのか知らないけど、ローソンとかね。
そういう会社はこういう活動をして、うちって社会に必要な企業ですよっていうのをアピールしたりとか、
やることやってる企業ですよっていうのをアピールして、それで投資家から出資がもらえるなら、
コーヒー豆がちょっと高くなるのも回収できるかっていう。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
そういう考え方もできるかもしれない。
なるほど。
ただ、上場してない会社とか、日本国内でビジネスやってる会社はあんまり関係ないっていうのが課題ですね。
スピーカー 1
実情ね。
スピーカー 2
今のはメーカーとかカフェの話で、あとはメーカーと農園の間にいるなんかいっぱいいる中間業者の人たちが農園に支払うコストアップ分を負担するという。
で、事実上負担してるケースがあって。
スピーカー 1
事実上。
スピーカー 2
全省のケースなんだけど、全省ホールディングスのケースなんだけど、全省は農園と直接契約してるらしいんだよね。
全領じゃないと思うけどね。
スピーカー 1
直接契約もやりつつ。
スピーカー 2
そうすると、間の人たちをぶっ飛ばしてるので、
中間業者たちはそれでビジネス機会を失ってるわけだから。
スピーカー 1
そういうことか。
スピーカー 2
事実上負担しているという。
スピーカー 1
その分のコスト。
スピーカー 2
そうそう。
だから全省は多分コストを削減することによってトントンにしてるみたいな。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
そういう考え方もあるよねと。
あとは中間業者がいない世界線でどんなことが起きるのかっていうのはね。
だからこういうのって中間業者は悪いものになりがちじゃないですか。
下請けとか孫請けみたいなね、世界もそうだけど。
スピーカー 1
それはそうだね。
スピーカー 2
そっちはそうだ。
スピーカー 1
間違いないですね。良くない。
スピーカー 2
そっちはそうか。
でもまだ中間業者もそれぞれ何かのプロであるわけであって、
焙煎のプロだったり輸入のプロだったりとかね。
スピーカー 1
そっちは役割がありますからね。
スピーカー 2
特化してるんだろうね。
俺たち一概に悪いってなるとね、なんか歯車が狂いそうな気もするよね。
スピーカー 1
間違いない。
スピーカー 2
多分品質管理。
どっかで場面をブレンドしてたりすると思うんだけど、
そのお店じゃなくてもっと上流のところで。
例えばわかんないけど、コーヒーって何年も熟成とかあるのかな。
熟成とかあるんだったら去年のコーヒーと今年のコーヒーを混ぜてとかさ。
で、なんちゃらさんのコーヒーが足りないから現地のバイヤーと交渉して持ってくるとか。
そういうのやってくれてるはずだからね。
スピーカー 1
専門的なね。
スピーカー 2
その人たちができなくて、うちのカフェでは直接やりますっていうと。
じゃあ全部やってよ自分でそれはっていう。
スピーカー 1
欠品とかなりがちになりそう。
スピーカー 2
そうそうそう。
っていうので、今喋りたいことは一通り喋ったので。
結論まとめると伝えたかったのは。
スピーカー 1
結論?まとめ?
スピーカー 2
やっぱりコーヒーの未来を守るのは難しいですね。
スピーカー 1
難しい。
厳しいなあ。
スピーカー 2
誰かが財布を傷める必要があるっていう。
スピーカー 1
そうだよなあ。
スピーカー 2
でも財布の紐を傷めないとコーヒーの未来が危ういよねっていう構造は変わらないっていうね。
特に農家の生活が成り立たないと辞められちゃうとかコーヒー栽培はね。