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2025-08-18 1:51:50

085. つらい挫折も 楽しいことも

@addsugar_takuma さん(SHIFTBRAIN 代表)をお迎えして、気がつけばいつのまに老舗になっていた自分たち、手を動かす作り手からプロデュースやマネジメントへと意識がシフトしていった背景、昔と比べていまは複雑な時代になったという話、とあることの記録をつけるようになった話、福岡へ移住を決意した話、iDID 立ち上げとその背景にあるもの、CREATIVE CLASS の取り組みについての話、この取り組みがどのようなことにつながっていってほしいと考えているか、なにを生きがいとして生きているのかなどについてお話しました。


* フリーランスデザイナーから始まったキャリア

* 自分で手を動かすのをやめると決意した

* 仕事は面白くあるべきだ、という思想が根っこにある

* 現代の若いひとに情熱が無いなんてことはない

* ただ、ちょっと複雑になっているよねという話

* 夫婦の話や、子供の話

* 福岡へ移住することを決めたとき

* iDID の立ち上げと活動について

* 思いに共感してイベントに参加してくれる方々への感謝

* CREATIVE CLASS を始めるに至った背景

* どういう結果や未来につながっていってほしいのか

* 人材の取り合いみたいなことから脱却したい気持ち

* なにを生きがいにしているか

* 表出してこないことの興味深さ

* SHIFTBRAIN inc.

* iDID – クリエイターのための情報メディア

* CREATIVE CLASS


## show notes


* 福岡に移住された経緯や背景

* イベントを開催しているモチベーション

* CREATIVE CLASS の背景にある思いや将来に対する展望


サマリー

第85回のポッドキャストでは、シフトブレインの加藤さんがゲストとして登場し、彼のキャリアや会社の歴史、デジタルクリエイティブ業界の挑戦について語ります。加藤さんは、組織の成長やメンバーの個性、彼自身が経験した挫折と決断のプロセスに焦点を当てています。このエピソードでは、挫折や楽しさについて話し、人生や仕事における根本的な原動力や考え方が紹介されます。特に、WebGLのスクールにおける楽しさの重要性や世代間の働き方の違いについても触れられています。本エピソードでは、世代間コミュニケーションの難しさが語られ、特に若者や親子関係における理解不足が取り上げられます。また、家庭内での教育方針の違いや親としての役割についての悩みを共有し、距離の取り方や接し方の重要性が考察されます。このエピソードでは、著者が福岡への移住を決めた経緯とリモートワークの実際について語ります。仕事の影響や家族とのコミュニケーションの重要性、地域の魅力についても触れられ、福岡が新たな挑戦の場として注目されていることが紹介されます。このエピソードでは、コロナ禍におけるクリエイティブ業界の交流イベントの必要性と、それが若いクリエイターに与える刺激について討論されます。また、新たに始まったオンラインスクール「クリエイティブクラス」の意義や目的についても述べられます。このエピソードでは、WebGLスクールの成果や受講者たちの努力が他者にどのように影響を与えるかについて語られ、教育の仕組みやクリエイティブな環境の重要性が強調されます。今回のエピソードでは、クリエイティブクラスを通じてのデザイナーたちの成長や業界を良くする取り組みに焦点が当てられます。有名企業からの引き抜きや教育コストについての難しさが語られ、自分自身の成長と楽しい仕事の重要性が強調されています。このエピソードでは、加藤さんが仲間との協力や活動を通じて得た経験を振り返り、挫折や楽しみの中で自分を見つめ直す様子が描かれています。他者との関係性や個人の価値観についても深く語られています。このエピソードでは、自分の生き甲斐や価値観についての考察や、互いの経験を分かち合うことの重要性が述べられます。また、福岡の盛り上がりやポッドキャストの魅力についても触れられています。

加藤さんの自己紹介
始まりました、normalize.fmの今回は、第85回になりますね。85回の収録になります。
今日のゲストなんですけども、今日のゲストは、かねてよりずっとお呼びしたいなとは思ってたんですけど、なかなかタイミングがなかったっていうのと、
ちょっと今はね、今現時点では実際にお会いしたこともあったんですけど、ずっと直接ご挨拶とかもしてなくて、呼ぶにも呼べないみたいな感じのところがあったんですけど、先日イベントとかでお会いしてご挨拶とかもできて、
で、ちょっと最近の活動とかすごく気になることもたくさん出てきたタイミングではあったので、ご失礼いただけないかなということでお声掛けした形になるんですけども、
今日のゲストはシフトブレインの代表の加藤さんに来ていただきました。加藤さん、今日はよろしくお願いします。
加藤さんよろしくお願いします。
はい、いろいろね、多分皆さんも気になっていることいろいろあると思うんですけど、活動の内容、本当にいろんなことされてるんで、ちょっとそのあたりのお話も聞きながら、今日はいろいろね、プライベートの話とかするかわかりませんけども、
何でも聞いていけたらいいかなと思っておりますので、早速本編の方入っていきたいと思います。はい、じゃあ加藤さん、ちょっと最初にまずはご自身の方から簡単にでいいので、自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、株式会社シフトブレインで代表とプロデューサーをやっております加藤と申します。よろしくお願いします。
シフトブレインは23期目ぐらいになるデジタルを中心にした30名ほどのブランディング会社をやっております。
僕自身はもともとデザイナーからキャリアをスタートして、ディレクターとクリエイティブディレクターとプロデューサーと進めてきて、今はもう経営とプロデューサーだけに集中しているという感じです。
もう一つ、今日多分お声掛けいただいた理由でもあるのかなと思うんですが、3年ほど前からIDIDという事業、活動とも言えるかもしれないんですけど、
というのを他社さんと一緒になって業務提携して進めてまして、こちらはデジタルクリエイティブの価値をもっと上げていこうということで、そういった団体を作っていくという活動をしております。
今日はよろしくお願いします。
会社の歴史と挑戦
よろしくお願いします。
ずっと本当に呼びたいなと思ってたんですけど、タイミングがなくて。
うちのメンバーたちも何人か呼んでいただいたみたいで聞いてました。
まさにその通りで、安友さんとかが代表的かなと思うんですけど、出てくださって、安友さんはイベントのアワーズの時だったかな。
その時に面識あったりとか、いろいろな形で接点があって、それで事前に呼んでたっていうのもあるんですけど、
加藤さんずっと存在はもちろん私も知ってはいたんですけど、なかなか接点なくて、伸び伸びになっちゃいました。
いやいや、全然とんでもない。
僕はそういう意味ではクリエイターではないので、ここ10年くらいは。
そういう意味でもなかなか今回の対象に含まれるのかな、どうなのかなってずっと思ってたんですけど、
ノーマライズ時代はいつも車で聞いてるファンです。
本当ですか。
とても光栄です。
ありがとうございます。
なるほど、そうですか。
先ほど自己紹介でシフトブレイ23期目とかって伺ったんですけど、
改めて聞くと、この間20周年イベントとかやってたから、それはそうなんだろうなって冷静になるとわかるんですけど、
改めて23期目とかって言われるとすごい歴史長いなとか思っちゃうんですけど、
どうですか、加藤さんご自身振り返って、結構あっという間だったのか、それともいろいろあったなって感じなのか。
そうですね。
でも確かにウェブ制作とかデジタルの業界の中では、気づいたら老舗の会社になってきたなって、
20数年でもなんですけど、
というのは思いますし、
あとは自分自身も気づけば年をとっていて、
リモートでテレビ会議をするじゃないですか。
一人おじさんがいるぞみたいな感じで、たまにびっくりしたりしますんで。
長くやってるんだなっていうのはそういう時に実感しますけどね。
なるほど。
結構、創業期の話とかもいろいろな記事とかで書かれてたり言われてたりっていうのはあると思うんですけど、
一番最初はデザイナーとしてフリーランスから法人なりしたみたいな感じなんですか。
はい、そうですね。
もともとは大学の研究室でウェブデザインにすごく興味を持ち始めて、
そのまま就職せずに何を血迷ったか自分でできると勝手な自信がありまして、
それで作品作ったらアワードみたいなの取れたので、もうやろうというふうに決めて、
そっから1人増えて2人増えてっていうふうになって、
20年経ったら今30人ぐらいの組織になってたっていう感じですね。
なるほど。
結構、私ウェブ業界とか入ってきたのは割と遅いんですけど、
私の中ではもう結構草分けというか、ウェブでクリエイティブやってる組織の草分け的なイメージ、
シフトブレインさんと言うと結構ありますけど、
そうですか。
加藤さんご自身はどうなんですか。
どう質問したらいいかわかんないけど、結構順風満帆に思った通りに進んでこれた感じなのか。
いやー、全然そんなことないです。
もう山張り谷張りで何度やめようと思ったことか。
そうなんだ、なるほど。
そうですね。
やっぱりクリエイターって何て言うんでしょう。
ちょっと自分の思いをうまく表現できない人もいたりだとか、
何かに特化してるけど社会性がそんなに良くなかったりとか、
コミュニケーションが好きだけど苦手な人がいたりとか、
個性的なメンバーが多いじゃないですか。
そういう人たちが一個のプロジェクト、
プロジェクトに対してはまとまりを持つことっていうのは、
多分みんな良いものを作りたいっていう情熱があるからまとまるんですけど、
組織として役割分担するってなると結構難しかったりするので、
そういうところで衝突もしたこともありますし、
僕の方針をちゃんと伝えていなかったりだとか、
ケアが足りていなかったことで会社が分裂しそうになったりだとか、
そういうところもよくあったので、
だいぶそうですね、20何年振り返るといろいろあったなっていう感じです。
新たな決断と成長
どこもそうかもしれないですけどね。
そうですよね。
確かに外から見てたらすごいキラキラしてるっていうか、
業界の最先端を突っ走ってるみたいな感じに見えてても、
実際はそんな良いことばっかりじゃないっていうのは、
考えてみればわかるし想像もできるんですけど、
とはいえやっぱり実際に加藤さんの言葉でそれを聞くと、
すごいしみじみバソラツになったなって。
そうですね。
そうですね、確かにな。
結構どうなんですか。
最初の頃はご自身で手を動かされるってこともあったと思うんですけど、
途中からはもう制作自体はみんなに任せてみたいなことを書いてらっしゃる記事を
ちょっと拝見したこともあるんですけど。
そうですね。
僕も元は本当にそれこそ当時有名だった中森優吾さんとか、
さらにもっと前だとイメージダイブ、
フラッシュが出始めた頃に出たクリエイターだったりに憧れて、
それでこの世界で自分ですごいものを作りたいっていう情熱で始まったので、
そういう意味ではもう自分がデザイナーでアートディレクターの頃っていうのは
全部の案件をチェックしていたし、
自分のすべて作りたいものを作るみたいな会社だったんですけど、
でもある時に自分が成長しない限りは多分この会社は成長しないなって思い始めて、
僕は一人でやっていくより最初から組織にしていった点もあって、
みんなでものづくりをするってことの面白さとか、
そっちをやりたいなってずっと思っていたので、
どうせやるんだったらワクワクするような仕事をもっとみんなでしていきたいなと思った時に、
自分の成長じゃなくむしろみんなが成長していくことで、
それをマネジメントする組織の方がもっとすごいところに行けるんじゃないかっていうふうに思って、
そこからもう自分で手を動かすのやめようっていうふうに突然決意し、
それでいろんなPhotoshopとかをアンインストールし、
それで決意してから変わっていったって感じですかね。
なるほど、結構それあれですね。
もう本当に決心して、
そうですね、決心ですね。
自らやっていったって感じなんですね。
そうですね。
なるほど、それはそう思うに至った直接的なきっかけみたいなのはあったんですか、
それとも日々そういう思いが募っていったっていう感じなのか。
ありました。
というか大体そういう大きな決断をする時っていうのは、
スタッフがバーっとやめちゃう時なんですけど、
やっぱり20年で何回かそういうタイミングがあって、
自分が進めてきた方向性がちょっとこの道だとダメだなっていう、
そういうメッセージが来たような気がして、
その時にすごくへこみながらも次の道をすごく模索するんですけど、
それで新しい道を選んだ時の決意っていう感じですかね。
すごい興味湧くけど、あんまりそこらへん掘りすぎてもあれかなとも思っちゃうけど、
でもすごいですね。
多分いまだにそういうことって、スタッフさんがやめちゃうとかっていうことに限らず、
割とそのかとっさの中で、やるぞってなったら結構毎回大きな決心する時って一気に、
変わりますね。
環境を変えていくって感じですか。
そうですね。
ちょっともしかしたら見ていただいてるかもしれないですけど、
僕も3年前にIDID始めるっていうタイミングもそうですし、
自分自身の環境を変えるために今福岡に移住したんですけど、
福岡に移住して2拠点生活するみたいな覚悟を決めたのも、
その時はスタッフが辞めたという、でも辞めたのもあるかな、辞めたのもあるし、
ちょっとこのままじゃ多分続けられないなっていうのが見えてきたタイミングで、
半年ぐらいものすごく悩んで決意するっていう感じですかね。
すごいな、なんかちょっと分かんないけど、
結構もう自分で内側で考える感じですか。
いろんな人と話すっていうよりは、
自分自身で帰り見るというか考えていくっていう感じなんですか。
いろんな人にもちろん話は聞きますね。
聞くし、大体やっぱり何か大きな問題が起きた時に、
ものすごく本当にショックを受けちゃうんですよ、僕。
そうですね、すごくへこんで、もう本当に、
何だろうな、そうそうそう、そうなんです。
すごくへこんで、なんかいろいろ悩んで、
いろんな人に話したりとかしながら自分で、でも行動しないと見えてこないんで、
とりあえず何か動いてみよう。
いろんなとこ見てみようみたいなふうに、
ちょっと旅に出たりだとかして、
それでようやく、この道かもみたいなふうに見えてきて、
決断したら一気にガーって動くみたいな感じですかね。
いやでも、なるほど。
私も結構そう見えない、
このリスナーさんたちも含めて皆さんから見て、
あんまりへこまなさそうに見えるかもしれないんですけど、
結構へこんじゃうっていうか、落ち込むときは落ち込んじゃうんですよ。
で、結構些細なこととかで本当に、
へこむときはへこんじゃったりもするし、
私は結構あんまり人に相談とかもできないし、
自分でずっとこう考えちゃう、
一人で考えちゃったりするんですけど、
でも何か加藤さんってこう、
ほんとにSNSとかを通じて肌から見てると、
何か自分の中で、
本当にSNSとかを通じて肌から見てると、
何かいろんなことをどんどん始めていくイメージはありますけど、
やっぱりそこには、
ポジティブに前向きにやっていく前の段階に
いろんなことがあったりみたいな、
挫折とエネルギーの源
そういうのも含めてなんですね。
そうですね。もう決まった後は、
どんどんやりたがりなので、
しかも基本プラス思考だし、
基本的には生前施術のタイプなので、
どんどんやってきたくなるんですけど、
やっぱりその分、
ショックを受けた時のへこみっていうかはすごいんですよね。
それが落ちた後はもう登るだけなんで、
何も考えずに登れるんですけど、
そこまでは大変ですね。
なるほどな。でも何かそのエネルギーって、
ご自身でももしかしたら言語化は難しいかもしれないですけど、
原動力というか、また改めて動き出そうってなる、
根本的な原動力って何なんですか?
そこって。
何でしょうね。
いろんな解像度というかいろんなレイヤーがあって、
一概には言えないとは思うんですけど、
例えば家族のためもあるかもしれないし、
スタッフのためとか会社のためとか、
いろんなレイヤーがあるとは思うんですけど、
その、めちゃくちゃへこんだけど、
もう一回頑張ってみようってなる。
何があるのかなってね、この部分には。
でもベースの考え方はやっぱり、
人生を楽しみたいとか、
仕事は面白くあるべきだっていうのは、
すごく根本の思想にあって、
だから面白くできてないのは、
自分の解釈、自分の脳みその中での解釈というか、
自分の考え方みたいなのがうまくスイッチできてないから、
だなっていうふうに思うわけなんです。
自分の脳みそ、シフトブレーキという名前も、
全ては考え方次第だっていう、脳みそ次第だっていうふうに思ってるので、
悲しいことも楽しいこともそうだと思うから、
そこの切り替えが自分の中でできてないから、
こんなにへこんでるしうまくいかないんだと思って、
そのスイッチがちゃんとはまれば、
どんなこともできるし、どんなことも面白くなるだろう、
っていうのが前提にあるんで、
それが見えてきたら、楽しくなってきちゃうんでしょうね、きっと。
WebGLの楽しさ
なるほどな。
でも、大事ですよね。
楽しいってすごい大事だなって思う部分があって、
私の普段やってるWebGLのスクールとかでも、
よく言うんですよ、
楽しくなくなったらつらいだけになっちゃうから、
やっぱりWebGLってちょっと難しいっていうか、
Webの知識の中ではどちらかというと難しい分野で、
やっぱり受講されてる皆さんも、
すごくポジティブにこんなこともできた、
あんなこともできたって発信してくれる方もいれば、
逆にそれを見て萎縮しちゃうというか、
自分はそんなことできなくて、
すごい劣等感感じちゃうみたいになってるんじゃないかなって、
見える方とかもいらっしゃったりする中で、
やっぱり自分が楽しんで、
自分が楽しいって思えることをやればいいんじゃないですかっていうことは、
すごく私は言うようにしていて、
比べるとやっぱりへこんじゃったりすることはあるかもしれないけど、
自分が楽しいなって思えるところからでいいから、
ちょっとずつでもいいからやっていこうよっていうような励まし方を、
皆さんに対して普段よくやってるんですけど、
楽しくなくなったらアウトだな、
自分の体感的にも、
やっぱりWebGLすごい自分自身も難しかったから、
楽しいなっていう燃料がないと、
無理だったなって多分感じるから、
だからやっぱり、
すごいシンプルだし、
言葉にするとちょっと安っぽくなっちゃうんですけど、
楽しいってすごい大事なことだなっていうのは、
私も感じますね、やっぱり。
そうですよね。
現代の働き方の変化
楽しいから多分みんな行動できてると思うんですけど、
ともすると、
目的と自分の今の気持ちが
崩れてることに気づかなくなるっていうか、
すごい楽しいことのためにやってたのに、
でも気づいたらすごく辛くなっちゃってるみたいっていうのは、
掛け違えてるっていうか、
それが冷静にできてないっていうことだと思うんで、
それをもう一回正すっていうことが必要なんだろうなっていうのは思います。
話し手1は、
すごい客観的にご自身を捉えてるというか、
どうなんだろう、わかんない。
何かが起こってから気づいてるとしたら、
逆に客観的に見れてないのかもしれないけど、
わかんないんですけど。
そうなんですよ。
もう突っ走りすぎちゃって、
大体見えなくなっちゃうんだと思いますけど。
私から見てると本当に、
同じこと言っちゃいますけど、
すごいいろんなことどんどん新しいこと始めていってるように見えるし、
でも一方でやっぱり
シフトブレインさんの20周年の時も
見ててすごいなって思いましたけど、
粛々といいものを作り続けていくみたいな部分も
やっぱり失われていないというか、
ぶれない芯みたいなものはあって、
多分そこに代表としての加藤さんが
いろいろな形で関わってるんだろうな、
どんな関わり方してるんだろうなって、
すごい不思議だったんですけど、
実際最近とかはどうなんですか?
案件とかにあんまり直接はタッチしていかないっていう
イメージなんですか、最近は。
そうですね。最初の、
お客様への最初の初回の対応に
出たり出なかったりぐらいですかね。
あとはチームを作ったりとか、
うちも社内で全部完結するだけの案件じゃなく、
やっぱり外部のパートナーさんと一緒に組んだりだとか
する機会も多いので、
そういうところで紹介で繋いだりだとか、
案件についてはそうですね、
そのぐらいの入り方かな。
あとちょっとトラブルになった時に
みんなに大丈夫って出て行ったりだとか、
会社としてこういう進め方じゃなくて
こういう方がいいんじゃないですかっていうことを
決裁者の方に話に行ったりだとかっていうトラブルの時に
出てくるっていう感じですかね。
案件はそんな感じですね。
あとは人事とか広報とか経営とか財務とかっていうのは
継続してずっとやってますけど。
そういうお仕事は向いてないというか楽しめない人も
中にはいると思うんですけど、
それがね、そんなに楽しくないんですよね。
そこはね、そんな得意でもないし楽しくないんで
できるだけ仕組み化したいなって思ってる方なんですけど。
でもそうですね、
やっぱりちょっとその大元の思想として
自分は仕事を楽しくしてるんですけど
仕事を楽しくしてる人が多いんですよね。
だからそういう人が多いと
その仕事を楽しくしてる人が多いんですよね。
仕事を楽しくしたいっていうのはあるけど
やっぱり年取ってくると
みんなのむしろ苦手なところとか
サポートしたいなっていう気持ちも
ちょっと目覚めてくるじゃないですか。
自分がずっとやりたい
すごいものを作るみたいなことよりは
すごいものを作るやつらが苦手なことをできるのは
自分しかいないなみたいなことで
そういうシチュエーションはありますけど
一個一個の業務が得意で楽しいかっていって
全く楽しくはないですね。
なるほど。
ちょっと今の話、すごい私はわかるなっていうか
別に年齢、数字ではないとは思いますけど
40を超えてきたあたりから
自分自身が輝きたいっていうことよりも
輝いてるやつらを見てて
すごい嬉しいみたいな気持ちになる時ってあって
私でいうとやっぱり
WebGLのスクールとかで
そこを経由してここに至ったのかもしれないなっていうことが
ちょっと見え隠れするだけでもすごい嬉しいなっていう気持ちになるし
今すぐ
スクール受けたからといって
いきなりトップスターみたいになれる人なんているわけないわけで
みんながどういう成果を残していくかって
今の時点では少なくとも予測も想像もできないんだけども
誰かのためにやってるってことだけで
自分自身はそれで満足できる気持ちが
湧いてくるというか
そういうところ確かにあって
すごいわかるなって思いました。
年ですよ。
年齢的なもんなんですかね。
みんなそういう気持ちが芽生えてくる
ものなんですかね。
そんな気がしますけどね。
そうですね。
僕も若い時はかなりやっぱり自己中心的だったし
自分がのし上がってやる
みたいな気持ちがすごい強かったんで
その当時の友達に会うとちょっと驚愕されますね。
なるほど。
逆に私はその頃のガツガツしているギラギラした加藤さんって
知らないから
イメージしにくいけど
でもそうですよね。
その当時そういうギラギラ加減がなかったら
それはそれでシフトブレインが今の私には
きっとなってなかったはずですもんね。
確かにそうかもしれないですね。
まずはやっぱり燃えるような思いとかがあって
それがあったからこそ
いろいろなことが起こって今があるのかなっていう気もするから
そうですね。
逆にどうですか?
最近シフトブレインの所属されているスタッフの皆さんとか
あるいは世代が結構離れている方々とも
一緒にイベントを参加されていたり
話したりってことはあると思うんですけど
昔と比べて今こんな感じに見えるなとか
あったりしますか?
急にすごい抽象的な質問しちゃって申し訳ないんですけど
そうですね。
僕らのというか
自分が現場でバリバリやっていた時代と
やっぱり今とは明らかにもう働き方から
何から全然違うんで
そういう意味で全然違うっていうのは
すごく思いますね。
それこそ徹夜してなんぼだし
上から無理な要求をされてなんぼだし
そういうので歯を切り縛って
やり続けるみたいな
効率とかどうでもいいみたいな感じですか?
そうですね。
その時代からすれば今の多分
でも仕事に向き
環境は違うんですけどもちろん情熱とか
向き合い方が当時と比べてどうかっていうと
別に今の若い人たちが全く
情熱がないかっていうとそんなことは全然なくて
本当にじわじわと燃えてるものがあるんだろうなっていうのは
若い人たちと話しても思うことはありますし
もうちょっと複雑になってきてるような気がしますけどね。
なるほど。
確かに。
分かりやすくはないですよね。
少なくとも。
そうですね。
少しずつ妄心に突っ込めばいいっていう感じではなくて
もっともっといろんな要素が絡んでる感じがありますね。
そうなんですよ。
昔はCMに出てるような案件を
すごいものを作るみたいなのがあれば
もう何もいらないみたいな気持ちで
突っ走り出たんですけど
今はそれぞれでちょっとずつやっぱり
自分たちにやりたいことは違うし
そういうのに自分なりのアプローチで
自分のリズムでやりたいっていう人たちがやっぱり多いかなと思いますね。
それは比較できないっていうか
いう気がします。
確かにな。
この話ちょっと急に出しちゃったんですけど
ジェネレーションギャップとまでは言わないんですけど
自分の感覚とも
あまりにも現代の若者たちが置かれてる状況って
世代間コミュニケーションの難しさ
違うよなっていうのがあって
例えば若い子たちのために何かしてあげたいなっていう
感情が出てきたときに
あまりにもかけ離れすぎていて
何をしてあげるのが一番正解なのかっていうのが
全然わかんないというか
想像もできなくて
ノーマライズFMっていう番組を通じてとか
いろんな形でなるべく世代離れてる子たちとも
話をするように心がけてはいるんですけど
とはいえ
すごい難しいなって
あんまり敏感になりすぎても
センシティブに考えすぎても
何もしてあげられなくなっちゃうし
かといって昔みたいな過激なやり方は
控えなきゃいけないのかなと思うし
多分若い子たち
今の我々ぐらいの世代の人たちに向かって
いろいろ言いたいことあると思うんですけど
そういう声ってなかなか聞こえてこないっていうか
特に私は一人法人だから
なかなか接点もないし
だから加藤さんから見て
世代間離れてる人たちとのコミュニケーションとか
どんなふうに見えてるのかなと思ったんですけど
でもだけど
複雑になっている気がしますっていうのは言い得てみよう
確かにそうだなと思いました
親子関係の悩み
うーんそうですね
確かに今の話は
自分も歳をとっていって
むしろ歳をとっていくってことは
やれることが減っていくじゃないですか
なんというんでしょう
だからといって、言語をするわけでもなく、
そう思ったときに、
やっぱり服と一緒だと思ってて、
昔の世代で価値観が止まったまま着てる服の人ってちょっとダサいじゃないですか。
それが今の時代にちゃんと合った服を着てる人が、
おしゃれだなって思えたりするのと同じで、
価値観とかってなかなか変えられないから、
そういう意味で自分の価値観をアップデートしていくためには、
アップデートしかないと、むしろ今の若い人たちと同じ世界に住めないと思ってるんで、
そういう意味でも、そもそもその場に自分から進んでいくとか、
その中でも自分が必要とされてるってどこなのかみたいなことは結構考えたりしますかね。
うーん、なるほど。いや、すごい参考になりますね。
とんでもない。
悩みです。おじさんの悩みです。
いや、ほんとそうなんすよね。なんか正解もわかんないし、
なんか距離変に詰めていくのも変だし、
うーん、そうですね。
どんな感じで彼ら、彼女らのためになってあげられるのかなって考えてはみるけど、
まあ、難しいなあとも思うし、
なんか私とかは、例えばですけど、すごいパーソナルな話しちゃうと、
うちは子供がけっこうでかいんですよ、もう。
特に成人してるので、
その、なんていうんすかね、あんま年離れてない。
なんか親と子っていうよりはもう兄弟ぐらいの感じで、
なんか厳しくしたほうがいいのか、
優しく家保護にしてあげたほうがいいのか、もうほんとにわかんないっていうか、
どっちが正解なんだろうなって、すごい自分でもわかんなくて考えちゃうし、
で、けっこうもう息子とかでも見てても、何考えてるかわかんないですよ、正直。
特に会話もないっていうか、
あんまり別にコミュニケーションも取んないから。
いやー、わかんないし、僕も息子のことわかんないもん、あんまり。
わかんないですよね、なんか。
なんかすごい嫌なことあるなら共有してくれれば一緒に悩んだりしたいけど、
別に共有もされないってなっちゃうと、
何をしてあげられるのかなってすごいわかんないっていうか。
なりますね。
難しいなって思っちゃいますね、なんか。
そうですね、うちも今、高1と小6なんですけど、両男の子で、
やっぱ高1の子がちょうどそろそろ親話し始めてるっていうか、
友達と遊ぶほうが楽しくなってきちゃって、
親としてはもう寂しい子、寂しい家族なんですけど、
この間まで一緒に出かけてくれたのに、もう行かないみたいなことを言われるとだいぶ寂しかったりするんですが。
そうですね。
でも一方でね、そういうのが楽しくて夢中になってるっていう、離れていく喜びもまたあるので、
両方共存してる感じですね、寂しさと嬉しさと。
うん、確かになー、そうですね。
いや本当に、なんか、こういうなんか、世代が離れてる子たちのこと考えてると本当に悩みがつきないというか、
自分の息子のことすら全然わかんないし、
なんか、いっそのことやっぱり、息子とかっていうほうが逆に難しくて、
スクールの受講者の来てくれた若い子たちとかのほうがまだなんか接しやすい感じがします。
教育における価値観の違い
なるほどね。
いっそのこと。
そうか。
ドクサスさんはプライベートとやっぱり仕事で全然違いますか?
あー、違うかもしれない。
違いそうだなって思った。
違うかもしれないですけど、なんか息子がどう見えてるかは正直本当にわかんないけど、
なんかその、私って結構その、なんていうんですかね、こう、
生きてることの理由ぐらいのすっごいでかいレベルで、
そのすごい嫁にフォーカスが向いちゃってる人間なんですよ、どっちかっていうと。
どういうこと?
だからその、多分子供から見ると、
すごい母親に対しては優しくするけど、
自分に対しては厳しくしてくるみたいに下手したら見えてるかもしれなくて。
へー。
だからなんかすごいどう感じてるのかなんてすごい不安ですね。
へー、面白い。
なんか人生の中の一番の優先順位の高い存在っていうのが嫁なんですよね。
えー、すごいな、めちゃくちゃ素敵じゃないですか。
それ以外のことは正直と思ってて、なんかもう子供ですら、
子供ですら全然、その比較にあらない存在だから、
俺の心の中ではですね。
その大手向きは、もちろんその社会人としてとかお父さんとしてとか、
一家の長としてみたいなことは、
自分なりに一生懸命もちろんやってはいるつもりなんですけど、
ただ、なんだろう、なんか息子とかから見ると、
どんな風に見えてるんだろうなってちょっとわかんないですね。
えー。
いや、めちゃくちゃこの話聞きたいんですけど、いいですよ。
あんまり、
いいですよ、いいですよ。
僕から話すと全く関係なくなってきて。
大丈夫ですか。
僕でも、今、奥様のことをすごくね、
大事に思ってるっていうことなのかなって思ったんですけど、
これをスパッと言える人の数って、
日本人めちゃくちゃ少なくないですか。
まあまあ、そうかもしれないですね。
そうなんですよ。
僕も、奥様のことをすごく好きですって大事にしてるんですけど、
なんか、
だいたい社長たちで集まると、
5人集まると、だいたい5人中、
4人はもう、
関係があんまりいい感じになってないっていうところが多い。
僕、なんか、統計によると。
統計によると。
統計によると。
だから、それってすごくもったいないなと思うし、
だからといって、自分がなんかね、
そのラブラブ言うのおかしいわけなんですけど、
なんかすごく、
それをそうなってるのって何が原因なのかなとか、
やっぱり子供が原因でそう関係が悪くなっちゃったりとかっていうのも聞いたりするので、
なんかそこに対してもうちょっと改善できる何かないかな、
それって仕事にできないかなとか、
結構本気で考えた時期があったので。
そうですね。
いや、うちはちょっとでも特殊だと思うんですよ。
まず私のその感覚がすごい、
一般の感覚から離れてるなっていう自覚もあるし、
ただ、何て言うんですかね、
わかりやすく言うと両親に反対されながら、
お互いしかないっていう状態で過ごしていた時期が長い、すごくうちの場合は。
なるほど。
社会的にも、何て言うんですかね、両親とかからも、
もうとにかくそんな関係は認めないみたいな状況に、
いろいろあっておかれており、
そうすると、
なんかもう相手と自分しかこの世に存在してないみたいな状態が長かった、うちは多分。
すごいな、それは。
で、私らは子供もいったんで、お金もないし、ずっと貧乏だし、
何て言うか、自分たちの娯楽とかないわけですよ。
教育のためにお金を貯めておかなきゃいけないとか、
息子のためにお金を貯めておかなきゃいけないから、
自分らは休日もあってないようなもんだし、
二人で働いてるし、っていうような感じだったから、
なんか俺の中で生きてる理由ってそれしかないというか、
っていう感じで来ちゃったんですよね。
すごいな。
逆に言うとそれがなかったらどっかで折れてたと思いますね。
人として終わってたと思います、なんか。
精神が病んじゃって。
そんなになんだ。
じゃあもう自分の体の一部みたいな感じに近いですね。
そうです、そんな感じです。
そういうことか。
かといってやっぱ人と人だから、
ぶつかるときはもちろんあるわけで、
お互い自分の人生ぐらいのウェイトを相手に置いてるからこそ、
ぶつかったときって本当に大変なことになっちゃうんですね。
そうするともうなんか、
それこそ別居するみたいなことをしないと、
もう収まらないぐらいの感じになることもあって、
本当にいろんなことがあって、
今やっとお互い歳をとって、
それこそ物事を俯瞰して見れるようになったり、
昔みたいな潔気盛んな感じじゃなくなってくるじゃないですか、
よくも悪くも。
そうですね。
そこへきてやっとなんか、
一番いい状態になってきてるっていうか、
お互い別にガミガミする必要ないから、
ぶつからなくなってきてるっていうところがあって、
今が一番平穏かもしれないです、人生の中で。
そうなんですね。
素晴らしい。
うちは全然平穏じゃないですね、いまだに。
そうですか。
バチバチありますね。
やっぱぶつけるってことはでもね、
興味の対象だから、
好きの反対無関心と同じっていう言葉がある通りなんで、
関心があるからそこに情熱というか熱が集まると思うんですけど、
でもうちもやりますよ、散々ぶつかりますし。
大変ですね、日々。
そうですよね。
子どもの教育方針とかで、
揉めたりとかあるから、
ありますね。
なんか俺から見てると、
どうしてもそれは甘やかしなんじゃないかって思っちゃったり、
やっぱ父親目線ではそう思うけど、
わかります、すごく。
でもそれを厳しくすると、
今度母親から見ると下手したら虐待みたいに、
多分感じるんでしょうね。
だからそれは厳しすぎるんじゃないかっていうことで、
言い合いになったりとか。
だからすごい私は、
あんまりジェンダー的なことを言いたいわけじゃないんですけど、
やっぱ男と女って、
価値観は違う部分ってどうしてもある。
それこそ性別、違ってなくたって価値観って、
みんな違うわけだから、
だから本当にバトルになると、
もうやばいっすね。
そうですね。
私もやっぱりよくぶつかるんで、
ぶつかる、全部記録に残そうって、
僕ある時に思いまして、
喧嘩した人、喧嘩した理由と、
全部記録してるんですけど、今まで。
それをたまに見返すと傾向が見えてくるんで、
傾向に対して対策ができるっていう。
移住の決断と経緯
なるほど。
そんなことしてます。
でもそれはあるかもしれないですね。
本当に喧嘩してる時って、
周りマジで見えなくなってるから、
一歩引いて落ち着いてから見返してみると、
自分にも落ち度があったなって、
分かるとかありますもんね。
そうなんですよ。
仕事だと普通にトラブルとかミスしたら、
改善のこと考えるのが普通なんだけど、
なぜかプライベートになってみんなやらなくなるのが、
変だなと思って、
週期の分析とか、
いろいろ対策を得て今になりましたけど。
そうですね。
本当に3年に1回でかいのが来るとか、
そういうのはありますね、確かに。
ある気がします、私の中では。
ありますよ。
なるほどな。
そんな話いいですか、こんなん。
いいですいいです。
むしろこういう話だって、
絶対どこのメディアにもしてない話ですよね、今の話。
そうですね。
なるほどな。
でもそういう話はありつつも、
とはいえでも、例えば福岡に移住されるときとかは、
やっぱり家族の皆さんで話されて決めたっていう感じなんでしょうね。
そうですね。
この話もだいぶ長くなっちゃいそうだけど、
そうですね。
経緯の話からちょっとすると、
だからさっきみたいな大きなへこみがあったんですよ、
ドーンっていうへこみがあって。
そうですね。
そのタイミングでちょっとIDIDを始めたりだとか、
いろんなことが絡んでくるんですけど、
当時やっぱりコロナの時だったので、
家にずっといるじゃないですか、家にいて。
そのときに住んでる部屋もそんなに広い部屋じゃなかったので、
やっぱり妻との干渉みたいなところもすごく大変でしたし、
そうなんですよ、いろいろありまして。
移住したこと自体は、
最初は別に福岡に移住しようと思っていなかったので、
関東近郊で探したりとかいろいろ見て回ったんですが、
どうも、どこも今は良くても、
これから面白くなりそうなところっていうのが見えなかったんですよ。
なんとなく例えば海の近くに行きたいなと思って、
湘南とか鎌倉の方行ってみると、
コミュニティも固まってるし、
いる人たちがみんな東京である程度成功したおじさんたちが集まってたりとかして、
そこに行くのもちょっと違うなと思って、
これから変わってきそうで、
新しいことをどんどんチャレンジしているような場所で、
そういうところに人が集まっているようなところがいいなと思って、
いろんな日本を試してみたら福岡に出会って、
福岡にそれこそまだ旅行でも来たことなくて、
2回目ぐらいに来たときにここに住みたいと決めまして、
それでもうここに住むんだということで、
そこからはもう妻と家族に対してプレゼンの日々が始まりました。
もうスライド作って、
我が家の今後の未来はこうあるべきだから、
仕事だから普段慣れてるからその習慣になっちゃってるんですよね。
こういうビジョンがあるから、こういう生き方に変えたいから、
だから協力してほしいみたいなことをプレゼン何度もして、
私はそう思わないなって言われたらその部分をちゃんと直して、
カスタマイズしてっていう感じで、
実際に連れてきていろんなところ一緒に回ったりとかして、
1年ぐらいかかりましたけど、納得してもらうときには。
それで移住をしたっていう感じですかね。
リモートワークの実態
なるほど。確かに仕事でやってることではあるけど、
またちょっと違いそうですね、家族が相手ってなってくると。
そうですね。だいぶ大変でしたけど、
今はだいぶ家族もすごいよかったって言ってくれてますし、
よかったなと思ってますけどね。
なんかすごい直感的な感じだったんですか、
すごい具体的な決め手があったっていうよりは、
ここがいいなって感覚に来たんですか、それって。
そうですね、最終的には感覚に来ました。
もちろんロジックでというか、
ここがいいっていうメリットをあげてって言われれば全部あげれますけど、
そういうことも全部合わせてみたけど、最終的にはやっぱり感覚ですかね。
なるほど。私も福岡ちょっと行ったことなくて。
そうですか。
ないんですけど、なんかでもイメージはすごくいい町って、
みんなが言ってるイメージはあって。
実際そのID.IDさんの活動とかも含めて私はSNSとかで拝見していて、
すごく今、福岡を含めた九州あたりって、
なんかすごい盛り上がってきてるなっていう感じ。
いいですよね。
うん、するし、なんかそこにやっぱり加藤さんの存在って、
無関係ではないのかなって思う部分もあって。
そうですかね。
なんかご本人的にはどうなんかな、なんかその、
盛り上げていくぞみたいなやっぱり気持ちって、
結構強くあるものなんですか、そこは。
どうですかね、僕が影響してるというよりは、
やっぱり福岡自体がそういう魅力のある場所で、
そういう、僕もそうですけど、東京から結構、
なんていうんでしょう、ちょっと自分の新しい生き方とか
働き方をチャレンジしてる人たちが福岡に集まってるっていうのも
すごく大きいと思いますし、曽木谷さんもそうですし、
万博の菱地さんとかもそうですし、
そういうクリエイティブ界隈でもIT系の人たちも
結構福岡に移住したっていう人がすごく多いので、
そういう意味でも、そうですね、もともといる福岡の人たち、
福岡に住んでる人たちが、そういう外からの移住者とかの影響を受けて、
ちょっと盛り上がってきてるっていう意味かなと思います。
なるほどな、でもなんか不思議な引力があるっていうか、
結構吸い込まれていく人多いなっていう気はするんですよね、
福岡っていう街が。
何がその魅力の正体なのか、いろいろあるんでしょうけど、
最近すごい盛り上がってるな、
ファイブさんとかスタンスさんとか、
あの辺の制作界隈にどんどん発信してくれる方々が
いらっしゃるからっていうのはあると思うんですけど、
なんかすごい羨ましいなっていう気もちょっとするし。
ぜひ来てください、みんなに乗りましょう、ほんと。
そうですね、そうですね。
今は加藤さんは2拠点生活みたいな感じなんですよね、確か。
はい、そうですね。
月の1週間は東京で過ごして、
それ以外は福岡でずっとフルリモートの仕事をしてるっていう感じですかね。
実際そのお仕事的に、もともと、
シフトブレインさん自体は結構リモートワークを中心とした
組織体系に変えてらっしゃったと思うんですけど、
そっか、お客さんと話すときも、
リモートでご挨拶するとかっていうのも別に自然になってきてるから、
そんなに困らないんですかね、東京から離れてても。
そうですね、業務自体はフルリモートでも全く問題ないというか、
もちろん会議の数自体はコロナ前に比べると、
むしろ1日でやる会議の量って多分2倍か3倍ぐらいになってるので、
空きがないので。
そのぐらいの感じではありますから、
そういうの効率化してる部分もたくさんあると思います。
一方でやっぱり仲良くなるとか、
人間的に近づくみたいなことっていうのは、
どうやってもリモートじゃできないので、
そういう意味で僕も1週間東京にいる間は、
ほぼ毎日やっぱり昼と夜と飲み合い、
ご飯食べたりとか飲んだりだとかっていうためにほぼ使っているし、
会社も3ヶ月に1回ぐらいは日帰り社員旅行みたいなことを定期的にやってたりとかもするので、
そういう人間的な人間の関係を作るっていうのは、
リモートだとどうしようもないかなと思ってるから、
それを補填してるっていう感じですかね。
イベントの重要性
なるほど、なんか面白いですね。
会社の組織としてはフルリモートでみんなやってるのに、
やっぱり実際に会ってコミュニケーションすることとかの重要性は逆に浮き上がってくるというか、
際立ってくるっていう感じですかね。
すごくわかりますね。
こんなに影響があるんだっていうぐらいやっぱりベースとなる信頼関係みたいなものがないと、
あるかどうかでやっぱりプロジェクトがすごく円滑に進むかどうかっていう風に影響がだいぶ違うなというふうには思いますね。
やっぱりそうですよね。
組織とかチームごとにいろいろな考え方があるだろうし、
答えって一つじゃないんでしょうけど、
でも割と普遍的なものとして、やっぱりたまに全く合わないっていうのは良くないっていうイメージはありますね、なんとなく。
私はそんなに一人法人だから、全然人と別に合わないくてできちゃうんですけど、
でもなんか下手すると半年ぐらいご一緒してる社外のプロジェクトに呼んでいただいて、
住宅で仕事を受けて、半年ぐらいとか継続して開発してるけど一度もそういえば直接会ってないですねみたいなことって、
なんか普通に会って、そういやそうだなって一度も顔合わせてないから全部Zoomでやってるわみたいなことってなんかあるし、
だからといってじゃあ仕事がうまくいかないかっていうと、そんなことはないんだけど、
でもやっぱなんですかね、例えばこう、割と写真とか好きで撮ったりするんですけど、
その写真撮ってる時とかに、じゃあ一緒に朝みんなで歩きながら写真撮りませんかみたいなことやったりすると、
やっぱなんかいいなっていう感じする。
確かにそうですね。社内でもリモートに適してるっていうか、会う人とそうでもない人っていうのはちょっと分かれるんです。
リモートに会う人も基本的には問題ないんですよ、何かその業務を進める上では問題ないんですが、
なんか悪い方に関係がいっちゃうとリモートだと修復しようがないっていうか、
確かにそうっすね。
それをやっぱり一回事前に会っとくとか、途中でやっぱり会うと、
あ、この人こんな人なんだ、このバックボーンがあんだとかっていうのが感覚的に分かるんで、
そっから修復できたりとかするケースっていうのがあるんですけど、
リモート上でもずっと例えばテキストメッセージでやっててもやっぱもうどうにもなんないっていうのは思いましたけどね。
確かにそうっすね、確かにそうだな。
一回でもやっぱ直接会ってるとなんか全然違うというか、
それこそなんかノーマライズFMのゲスト呼ぶときもやっぱ加藤さんと一回も
オフラインで会ったことないのになんか呼んでもなっていうのはやっぱ私もあったし、
で、やっぱ一回実際にお会いして話してると、なんかこうその人が放つトーンというかオーラというか、
空気感やっぱ分かるし、なんかそこでこう一つ打ち解け、
まあ打ち解けるっていうのとも違うんですけど、
この人ってこういう感じかっていうのがすごくやっぱり直接会うと分かるような気がするし、
だからこそなんかIDIDさんのその何かとこうイベントで人集めたりしてるのって、
すごい良いことだなって思って見てますね、本当に。
ありがとうございます。
やっぱそういうのもあってオフラインイベントをやりたいっていう感じなんですか、あれは。
そうですね、まあIDIDもそうですね、ちょっと話すと3年くらい前に、
まあ構想自体はもう10年くらい前からあって、
なんて言うでしょう、あんまりデジタルクリエイティブの業界って団体がないじゃないですか。
グラフィック業界だったらJAGDAとかいろいろ結構有名な団体があって、
もちろんそれよしよしあると思うんですけど、
クリエイティブ業界の交流イベント
なんかデジタルクリエイティブの業界ってそういうのが作りづらいというか、
うまくなんかいかないなーってずっと思っていて、
でやっぱそういうなんかその経緯みたいなものとか、
そういうことを積極的にやっていく団体があって、
業界自体のこうなんか活動とか単価とか経緯みたいなものが作られてるような気がしてて、
そこにずっと課題感があったんです。
で、そうですね、自分たちもさっき言った通り、
20何年ってやってるむしろ審査の会社になってきたので、
なんか業界のためにできないかなーみたいなことを考え始めて、
そっからそうですね、始めてったっていう感じなんですけど、
イベントはコロナになってイベントが全くなくなってしまって、
それでやっぱり社内だけで考えているよりは外の人たちと交流することで、
いろいろ自分の振り返りもなったりだとか、
自分のことをもう一個見つめ直す機会になったりするので、
どこもないんだったら自分たちで作ろうかっていうことで始めたんですけど、
思った以上にやっぱりみんな会いたかったんだなっていうのがやってきて思って、
おかげさまで本当にチケットも転売されるぐらいの勢いで、
わーっとみんな集まってきたんで、
これはなんかやっぱりそういうところが必要だったんだろうなと思ったし、
せっかくやるんであれば、
みんなのそれこそ若い人たちの刺激になるようなものだったりとか、
自分も若い頃にそういうすごいクリエイターの人の言葉とかやってるものを見て、
業界に憧れないだとか自分も頑張ろうと思えたりするので、
そういう場になっていったらいいなっていうふうに言って今続いてるっていう感じですかね。
いや完全にその思いは、
まさしくそれが具現化しているというか体現されているような気がします。
やっぱりああいう場があることで、
それこそ本当に憧れのSNSでしか見たことない人に実際に会えるみたいなことって、
やっぱ大事だし本当に刺激になりますもんね、いろんな意味で。
そうですね。
すごいわかります、なんかその感じ。
結構私はどちらかというと、コロナ前の頃はよく勉強会を主催する側だったというか、
無償でよくあったと思うんですよ、7時ぐらいとか8時ぐらいから都内のどこそこで、
無料でみんな集まって勉強会しましょうみたいなことって普通にあったし、
どちらかというとそれを主催する側だったから私はちょっと想像もできるんですけど、
ああいうイベントって何て言うんだろうな、
参加する側と主催する側のコストの差がすごいでかいっていうか、
なるほど。
やる側すごい大変じゃないですか。
大変ですね、大変ですよね。
本当にだから何だろう、運営する大変さが下手したら見合わないんじゃないかっていうくらい大変だから、
そうですね。
だから私はその主催者側にいたことがやっぱり多かったんで、
すごいイベントに参加しても、なんかもう足向けて寝れないじゃないですけど、
ありがとうございますって。
そんなこと思ってくれる人なかなかいませんよ。
いやもうこんなイベントやってくれてありがとうっていう気持ちだし、
すごいね。
だからなんか一度声かけてくださったじゃないですか、ハンズオンやってくれみたいな感じで、
あれすごい嬉しかったですね。
その運営側、全然別になんか運営の助けになったわけではないですけども、
やっぱりその運営側のチームに入れたのはすごい嬉しかったですね。
そう言っていただけると嬉しいですよ、ほんと。
イベントってなんか本当に大変じゃないですか、まず場所探したりすることから始まって。
そうですね。
なんかこう、ビジネスを考えればもうちょっとセミナーっぽい感じにしていくとかすればいいんでしょうけど、
なんかそういうあんまり営業職があるようなイベントよりは、
もっとこう純粋に楽しめる交流会の方がやっぱり人も集まるし、
自分も気楽に行けるんだろうなっていうのが根本にあって、
登壇はやるんだけど、もうちょっと交流をメインにしたいっていうのが、
いつもそこのバランスですごく悩むし、スペースの使い方とかすごく悩むし、
登壇の内容みたいなことも登壇者にあんまりお金なんか払って宣伝になるでしょっていうよりは、
本当にできる限りあんまりリソースをかけない形で、
本当にみんなにそういう場を作ってほしいっていう思いにみんな共感してくださって参加してもらってるので、
本当にありがたいなと思うんですね。
本当そうですね。ああいう活動は本当に応援したいです。
本当にすごいありがたいなって思ってるし。
なんだろうな、私なんかもう全然あれなんですけど、
ああいうイベントで若い子たちが登壇するっていうのもすごい大事なことだと思うんですよ。
経験値を稼いでもらえるというか、体験してもらえる。
私も主催する側の目線の話をちょっとすると、
どうせ呼ぶなら若い子、
喋りたくてうずうずしてんだろうなみたいなやつを捕まえてきて登壇させて、
熱量高く喋ってもらう、それをきっかけにその子自身も自信がついたり、
あるいは舞台に立つことの慣れが少しずつ蓄積していって、
より大きな舞台につながっていくだったりとか。
自分を踏み台にしてどんどん出世していってもらいたいというか、
そういう気持ちはあったから。
その業界の獣神みたいな人の話ももちろん面白いし、
そういうコンテンツがあってもいいんだけども、
その現場のみんなが気になっている同世代のあの人みたいな人たちがやっぱり舞台に立って、
実際にその人たちと話して、喋って、
すごいいいと思います。
ともするとすぐ同級会っていうか、昔のおじさんの集まりになりそうなんで、
スクールの設立と目的
そこはやっぱり避けたくて、できるだけ若い人たちに来てもらえるようなイベントにしていきたいなっていうのは日々本当に考えてますね。
そうですね。本当そうなんですよね。
俺たちやっぱり同世代同士の方が落ち着いちゃうっていうか。
そうなんですよ。本当に昔話に花が咲いて終わっちゃうんで。
本当だよな。本当そうっすね。
今後も引き続きいろいろ企画してやっていかれるのかなと思うんですけども、
これもしかしたら違う話なのかもしれないんですけど、その延長線上にクリエイティブクラスとかがどういうふうにつながってくるんですか。
クリエイティブクラス自体知らない方もいらっしゃるかもしれないので、
簡単にちょっと概要も含めて教えていただけたらいいかなと思ったんですけど。
そうですね。クリエイティブクラスはIDIDで今始める
オンライン型のフィードバックスクールっていうのを
今月からスタートかな。
ちょうど募集開始したのは先月で、今月から始まるんですけど、
本当に憧れになるようなクリエイターから直接フィードバックをもらえるっていうスクールで、
マックス10人限定で授業を
全6回か7回ぐらいでやっていくっていうスクールですね。
教育自体は、
事業自体は前からそういう場が作りたいなってずっと思っていて、
ウェブの勉強できるスクールって、
どうしても初学者向けがすごく多いなって思うんですけど、
そういう人たちはみんな課題感もあるし、
就職したいみたいな気持ちも強くあるので、
そういう人たちが集まるってのが分かるんですが、
業界全体を見たときに、もちろんそのまま広がるのはいいんだけど、
結構課題感があるのって中堅で伸び悩んでる人なんじゃないかなって思ってて、
IDIDがあることでいろんな政策会社の社長さんとか経営者の人と話すと、
課題で持ってる会社さんが多かったので、
もう政策会社に勤めているんだけど、もっとさらにレベルアップするためにっていう授業ってなんだろうって考えたときに、
今第一線で活躍しているような人たちから直接フィードバックもらうっていうのが一番自分自身の成長につながるかなって思って、
そういうのをチームで話してる中でスクールを始めようってことになりましたね。
これも発表されたのを見たとき、まず講師の面々見てビビリ散らかしましたね。
そう言ってもらえると嬉しいですね。
すごいなって思っちゃって。
確かにおっしゃる通り、この人普段どんな感じで仕事してるのかなとか、
どういうものを大事にして取り組んでるのかなとか、
そういうことってなかなか見えるようで見えないというか、学ぶ場所って確かにないし、
遠まきにうっすらSNS越しにとか、あるいは公開された成果物を見て、
組み取らなきゃいけない部分を直接聞いたりできるっていうのは、
すごい今までにありそうでなかった感じだなと思ったし、
やっぱりメンバーがすごいメンバー集めたなっていう感じがしました。
一人一人Facebookのメッセンジャーで声をかけてて。
そうですね、でも皆さん本当に時期が難しいって言われることはあったんですけど、
ほとんど皆さんも協力しますって急ありがたく言っていただけたのですごくありがたかったですし、
そうですね、やっぱりフリーでやってる人とかは意外と自分のやってきたノウハウとか、
知識だったり経験を誰かに引き継ぎたいっていう気持ちも実は持ってるんだけど、
でもフリーでやってるとそういう対象がいないので、
そういう若い人たちからも刺激を受けたいって思ってる人が意外と多いんだなと思って、
それはちょっと驚きましたね。
でも確かにそうかもしれないですね、確かに。
引き継げないですもんね。
そうですね。
強みが俗人性だからこそ。
そうですね。
本人が俗人性の塊だからこそ成功してきているわけだから、
それをうまく人にバトンタッチするのって尖ったクリエイターであればあるほど難しいっていうか。
確かにそうだし、私とかはそれこそずっとスクールという形を自分でやってきてるから、
教えることの意味
あんまりそういうふうに今のタイミングであえてそれを思うことってあんまりないですけど、
でも確かにな、それこそ今日最初からずっと年齢の話してますけど、
やっぱり30後半、40前半ってなってくると、だんだんやっぱり自分だけじゃなくて周りのことを考え出すから、
確かにそうなのかもしれないですね。
講師できますかって聞かれた側の心理的にもそうなのかもしれないですね、確かに。
確かにあんま考えたことなかったけど、確かに言われてみれば、
そうですね。宇都宮さんとか野田さんとか、多分あんまり継承する人がいないっていうか。
そうなんです。
なんでしょうね、きっとね。多分本人たちの中でもそういう気持ちはあるのかもしれないですね、もしかすると。
そうですね。会社員の時代もみんな会った人たちばっかりなので、
教えることでの大変さとかっていうのは多分、もちろん分かっているんですけど、
でもそれをずっと会社からこの人指導してなさいって言われてずっと見ていかなきゃいけないのと、
やっぱり期間がスパッと決まっていて、その期間だけちゃんとしっかりフィードバックしましょうっていうのと、
だいぶやっぱり自分の精神的な部分でも負荷がだいぶ違うだろうなとか、
そういうのもきっとあるんだろうなというふうには思いますけどね。
そうですね、確かにな。
なんかすごい俺楽しみなんですよ。
やっぱり自分も教える側っていう立場だから、
なんかどんなことが起きるんだろうなって。
なんか自分は結構個人的、すごい個人的な話をすると、
そのスクール事業をそれこそ10年以上やってるんですよね。
うん、そうですよね。すごいですよね。
それだけ長いことやってきたんですけど、
でもなんか私の体感だと、
WebGLスクールの影響
それが教えたことが、こういう形でこの人たちの成果につながったなっていうのが見えるのって、
タイムラグもあるし、割合で言ったら本当に少ないっていうか、
SNSで可視化されない成果も含めたらいろいろあるのかもしれないんですけど、
観察できないんですよ、それを自分が。
全員がこう、これWebGLスクールのおかげでできましたって、
みんなが口揃えて言うわけじゃないから、
わかんないんですよね。
自分がやったことがどうなったのか、どういう成果につながったのかって見えないんですよ。
そうなんだ、意外ですね。
それこそなんか、わりとSNSで発信してくれる性格の人だったら、
ギリ見えるというか、
WebGLを使った事例が公開されて制作したのこの人です、
その人がWebGLスクールの参加者だったなって思えば、
なんかもしかしたら役に立ったのかなってギリギリつなげられるんですけど、
でもその人は別にWebGLスクールのおかげですとは言わないし、
言うべきではないと思うから、そんなことわざわざ言うべきでもないから、
見えないですよね、正直、全然。
そうなんだ、僕はね、外から見てると、
だってうちのバリバリやっていた遠倉もそうです、佐藤君もそうだし、
みんなドクサスさんのところで学んできたメンバーじゃないですか。
業界の貢献度半端ないなと思って、
むしろなんか、俺がいるからっていう、
むしろ満足感がめちゃくちゃあるのかなって思ってたんですよ。
いやいや、ナイスナイス。だからもう本当に、
そうなんだ。
わかんないですね、自分がどれくらい役に立ってるかがマジでわかんなくて、
だからなんか、本当にそのノーマライズFMでゲストとして誰か出ていただいたときに、
例えばうちの所属しているスタッフがお世話になりまして、
とかっていう話をしてくれる代表の方とかがいらっしゃったときに、
やっとそこで、ちゃんと役に立ったんだなって。
いやいや、もっとあれですよ、褒めていいですよ、自分もめちゃくちゃ。
すごいことだと思いますよ。今活躍してる人たちみんな通ってますからね。
そうですかね。でも私はみんな自分で努力したおかげだよなって思うんですよ。
受講された方がご自身の力で努力した結果として、キャリアだったり実績だったりがあるんだなって思うから、
それを背中を押すとか、それぐらいのことはできたかもしれないなと思うんですけど、
でもそれぐらいしか思えないから自信にできないですね、全然。
そうなんだ。すごいことだと思うけどな、日本のWebGLの業界に対する貢献度ってのはすごいと思いますよ。
教育環境の重要性
そうですかね。そういうふうに人から言われたら嬉しいなと思うんですよ、素直に。そこは嬉しいなと思うけど。
安友も言ってましたもん。今日のこの収録の前に安友に今度は誘ってもらえたんで出るんですって言って、
ドクサさんってどんな人ですかって言ったら、あの人はすごい人だよ、業界に。めちゃくちゃ影響力あるからって言って、
すごい貢献してるよって言って、やっぱそうなんだって話しましたけど。
いやー、なんか分かんないっす、自分では本当に全然。
そうですか。
分かんないです。で、結構その運営の仕方がやっぱり私の場合はちょっとクリエイティブクラスのやり方と違うというか、
人数絞ってないんで、それこそ40人50人とかっていう方々を相手にするときもあって、
で、結構受講されたことある方は分かると思うんですけど、どっちかっていうとほんとZoomで一方的に喋られてるのに感覚的には近いんですよ。
私が配信している映像を見ててもらう。
で、フィードバック、コメントすることはもちろんできるんだけども、とはいえ対面で授業している感じでもないし、
その提出物を赤ペン入れて返してくれるみたいな、そういう流度のやり取りが発生するわけではないんですよ。
だからクリエイティブクラスさんの場合はそこをちゃんとサイクロ回しましょうっていうことが最初から歌われてるじゃないですか。
はい。
そこはさすがだなって思いました。それ大事なポイントだなっていうふうに思ったんで。
そうですね。でも10人いると1人あたりだとたぶん1時間半だったっけな、2時間だっけな。
そんなにたぶん10分いかないぐらいの時間しかその人に対してはできないので、ほんとにビビタル、少しの時間しか取れないんですけど、
それでもやっぱり自分が憧れてる人から直接教えてもらったことってすごくたぶん記憶に残るだろうなと思うんですよ。
そうですね。
そういうものがまた次のモチベーションになったりだとかするし、記事にもちょっと話したんですけど、
やっぱりその人から直接教わるって環境を作ること自体って転職してさえも難しいだろうなと思ってて、
転職してなおかつその会社にちゃんと面接をクリアして受かって、しかもその人の下につくっていう社内的な制約を突破しないとなれないってなると結構難しいから。
そうですね。
ちょっと短期間ではあれど、直接教えてもらえるっていうのは大きいかなと思いますね。
本当にそうだと思います。
結構10人ぐらいが限界だと思いますね。
そういう感じでやるんだとしたら10人ぐらいがやっぱり限界だし、難しい。
教わりに来る側もいろんな性格の人いるから控えめな人も中にはいて、やっぱり質問とかしていいよってどんなにこっちが言っても難しい方っていらっしゃるんですよね、やっぱり。
自分を必要以上に低く見積もっちゃう人とか、
なんかそんな恐縮する必要ないよって聞いていいんだよって言ってるんだけど、すごい相手に迷惑かけちゃってるみたいに感じちゃう方とかやっぱりいて、難しいなって思うんですけど、
私がそのスクールの、自分でやってるスクールの生徒さんたち、生徒というか受講者の皆さんに言うのは、質問しないのは損だよっていうふうに言うし、それを踏まえた価格設定になってるんだから、
遠慮する必要ないんだよっていう、聞いたもん勝ちですよっていうふうに言うんですけど、
でもそれでもやっぱり、実際ガンガン質問してくる人っていうのは本当ひと握りだし、
その性格がやっぱりいろいろあるんだなっていうふうに思うから、
本当にクリエイティブクラス受けようと思ってる皆さんに別に言うわけじゃないんですけど、機会ってそんなに容易くは訪れないじゃないですか。
それこそ、今加藤さんがおっしゃったように、襲われる状況って多分そんなにたくさんはない。
いろんな人からいろんなこと襲われる環境ってないから、せっかくもう受けるんだったら、
全部奪い取って盗んでやろうぐらいの感じで。
いや、ほんとそう思います。
行ったほうが絶対いいですよね。
そうですね。
と思う、本当に。
少なくとも私とかを教えてるときは、全部あげたいんですよ、本当は。
全部自分の持ってる知識を本当は全部あげたいけど、でも時間も足りないし、
それは受け取る側の準備も必要なわけじゃないですか。
クリエイティブなビジョン
機関銃のように知識をたくさん投げつけられたって消化できないから。
可能ならもう本当にケーブルで頭と頭、脳と脳をつないで渡せるんだったら渡したいんですよ、本当は。
すごいな。
だってそのほうがWebGLですごいもの作れるやつがたくさんいたほうが面白いじゃないですか。
そうですね、そう思います。
そのためにスクールやってるわけだから、お金儲けのためっていうよりも、
本当に加藤さんと似てるなって思うのが、自分の限界ってもう分かってんですよね。
自分ができることの限界。
そのWebGLという道具を使って自分が成し得ることってここら辺までかなっていうのがもう自分である程度は分かってる。
もしかしたら今後記録更新されてやれることどんどん増えていくのかもしれないけど、
だいたい自分のポテンシャルってこんぐらいだなって分かってる。
でも、例えば若い子たちの情熱、エネルギー、それこそ徹夜しても働けるあのパワー。
そこにこのWebGLの知識渡したいんですよ。
その結果どうなるかっていうことが気になってしょうがないっていうか。
いいですね。
私がスクールやってる根本は本当にそれだし、
だからWebGLスクールは皆さんからはビジネスに見えてるかもしれないですけど、
私の中ではWebGLの普及活動ってずっと言い続けてるんですけど、
それはそういうやっぱり思いが自分の中にあるから、
俺なんか踏み台にしていいからみんなもっとすごいもんどんどん作って世の中を驚かして、
クリエイティブ界隈爆発させてこいよっていう気持ちなんですよ。
いいですね。素晴らしいな。
多分そういうところはクリエイティブクラスも一部そういう部分もありますもんね、きっと。
そうですね。
そうか。
ドクサさんも自身のスクールとうちのID.IDと閉館してもらうことってできますか?
いや、まあできますけども。もちろんできるんですけど、
でもなんか私は先日そのイベントにハンズオンのワークショップの講師側として立っていただけませんかっていうお話を
加藤さんからいただいて、一緒に参加させていただいた席で、
結構加藤さんがこれからスクール事業とかやっていきたいなって思ってるんですよみたいなお話を雑談レベルのトーンでしてくださったときに、
なるほどなって、その時はそういうことがもしあったら自分で協力できることがあれば協力もできますよみたいな、
同じ雑談のトーンで私も返したような記憶があるんですけど、
改めてそのクリエイティブクラスのカリキュラムというか、こういうメンバーでこういう感じでこういう背景があってやってきますっていうのをリリースが出たときに、
ああここに呼ばれなくてよかったってちょっと思いましたけど。
なんでなんでなんで、あんなに常日切り語ってくれたのに。
いやなんか私はちょっとやっぱ格が違うというか、
そんなことないですよ。
っていう感じはちょっと思っちゃったし、なんて言うんだろうな、
やっぱり一対一で返す、そこってちょっと難しいな、
例えばクリエイターとか、あるいはアーティストが持っている想像的な部分ってあると思うんですけど、
私は結構そこを欠如しているというか、自覚はですね、少なくとも自覚としては、
作り手というよりは技術に詳しい人っていう辞任なんですよ、自分はどちらかというと。
だからあのメンバー、クリエイティブクラスの講師の方々のメンバーを見たときに、
もちろんロジカルにシステマチックに、あるいはデザインという観点からいろいろなことを考えたりロジカルに作ったりってことはあるのかもしれないけど、
皆さんやっぱりそれぞれクリエイターもしくはアーティストではある方々かなっていう気がしたし、
だからなんかその中に私たぶん、ピースとしてはまりにくいなって自分では思ったんですよ、見たときに。
なんかその技術を、普通に技術を、知識と技術で、なんか職人の親方っぽいっていうか、ちょっとそれも違うんだけども、
なんか想像する人というよりは教科書、喋る教科書みたいな感じなんですよ、私は。自分の認識では。
だからなんかあのメンバー見たときに、本当になんていうか、自分じゃできないことだからこそワクワクしたっていうか、応援したくなったっていう感じはありましたね。
まずは今回初回のリリースで、しかもデザイナーっていう枠組みで今回講師の方集めたので、これをもうちょっとその開発者とか、
そういうテーマ性を持ってやっていきたいなと思ってるから、もしそのときにテーマが合うようでしたら、
クリエイティブクラスの意義
最高の教科書としてお伝えさせていただくかもしれないので、そのときはよろしくお願いします。
いやもちろんもちろん、協力できるなら協力はもちろんするんですけど、やっぱ今回のとこに入らなくて本当によかったっていうのはありましたね。
もちろん私はデザイナーではないし、本当にWebGLの仕様とか3DSの使い方には詳しいけど、とはいえなんかすごいものを作って出してるわけではないから。
まあまあそうですね、ちょっと初回はそういう意味ではそうですね。
いろいろこうテーマを決めて集めていったっていうのがあるかもしれないですけど、これからでももっと広がりあるかなと思ってるんですけどね。
いや多分そこすごい大事だと思うんですよ。そのなんか有名だからとりあえず集めましたみたいなのじゃなくて、
ちゃんと運営側にビジョンがあって、計画もあって、その中で今回の人選なんだっていうのが、やっぱあれ見るとわかるっていうか。
ああそうですか嬉しいな。
っていう気はするんですよ。やっぱだからなんだろうな、なんかこう有名だから、お客さんたくさん集められそうだからこの人選びましたみたいな感じじゃないっていうか。
多分だからフォロワー数とかそんな多くない人たちもいたりするじゃないですか。
そうですね。
だから多分そこで選んでないんだなっていうのはすごいわかるし。
めちゃくちゃ分析してるじゃないですか。すごいな。ありがとうございます。
いや本当になんかすごい私はだからなんだろうな、なんかその敵を見る目じゃなくてなんていうか、戦友を見る目で見てるんですよね、なんかその。
なるほどね。
応援したい気持ちで見てるっていうか。
そうでなんか、加藤さんの前の84回のノーマライズFMが野田さんがゲストだったんですけど、その野田さんと喋ってる中でクリエイティブクラスの告知は一応収録時点ではすでに告知自体はされてたのかな。
うんうんうん。
なんですけどなんか私もどこまで話していいかわかんないからあんまり本編でその話しなかったんですけど、その一番最後に野田さんになんか最後なんで告知とかありますかって聞いたらまあそのIDIDさんのっていう話をしていて、
で私もう次回は加藤さんでいいかなって思ってるんですよって野田さんに言ったら、
ぜひ呼んだほうがいいと思いますよって。
そうですか、おーすごい。ありがとうございます。野田さんも思ってくれてたんですね。
いやでももっと多分すごくなんだろう、やっぱ知ってもらわないと意味ないっていうか、あらゆる活動がそうだと思うんですけど、
そのなんだろうなぁなんか売名っていうとあれなんですけどでも知ってもらわないことには本当始まらないからすごいプロモーションとかって大事じゃないですか普通に。
そう思います。
なんかこのタイミングで加藤さんを呼びするの一番いいんじゃないかって俺は思ったんですよ。
そうなんですよ、いやだから僕もそれをどっかの会で聞いてすごいなと思ったんですよね、ちゃんとその相手の一番いいタイミングで誘うってことを考えてるってことにちょっとびっくりしました。
いやでもそうなんだろうなんかちょっとでもいい思い出にしたいじゃないですか、これはなんかすごい純粋な自分のシンプルな欲求ですけど、
どうせなら楽しく過ごしたいし、どうせならバリューのある時に出て欲しいから、どうせなら。
そういうことですね。
だからなんか結構その加藤さんとかあるいはシフトブレインという組織が発信されていることの中に楽しいって大事だよねっていうメッセージって結構あるなと思ってて、
本当そこはすごい共感するし、なんかこのノーマライズFMもなんかちょっとでもプロモーションになったら嬉しいとかっていうもちろんそういうのはあるんですけど、
やっぱ究極楽しく喋りたいし楽しい思い出にしたいから、相手にとってもそうであってほしいから。
デザイナーの成長
加藤さん呼ぶなら今だわと思って。
いやーバッチリだと思いますタイミング的に。
そうですよね。本当だからクリエイティブクラスの話は、本当はもっとねほりはほりいろいろ聞きたいんですけど、
実際でもどういう感じで選んでいったんですか?やっぱりそのID・IDの関係者の皆さんで相談しながら決めたみたいな感じだったんですか?
もちろんです。
そうですね。だから候補はバーッとあったんですけど、
で、たぶんそうですね、あとはやっぱり現場でバリバリやってる人たちってもう先までリソースが埋まっちゃってるので、
どういうタイミングで出していくのかっていうのがやっぱり一番難しいところで、で、できればなんか間開けたくないじゃないですか、最初のリースした人に次は半年後ですかしたくないので、
ここを毎月、できればやっぱり毎月必ず1人ないしは2人ぐらいのペースで出していきたいっていうふうに思ってて、
そこまでのバランスを取るのが、皆さんいいですよいいですよって言ってくださるけど、じゃあいつからにしましょうかっていうのでちょっと調整したりとかって、
実際出さなかった人がいたりだとかっていうのはありましたけどね。
うーん、そっか、なるほどな。
でも実際どういう、いやこれちょっと答えるの難しい質問かもしれないですけど、
なんかどういうことが起こってほしいなっていう感じなんですか、そのクリエイティブクラスを通じて、
まあそれぞれ皆さんもちろんいろんな感想、いろんなフィードバックあると思うんですけど、
なんか運営している皆さんの目線だと、どういうことが起こっていってほしい取り組みなんですかね。
どういうことが起こっていく。もちろんその、なんて言うんでしょう、業界というか困っているデザイナーたちの成長につなげたいっていうのは強くありますけど、
うーん、なんか僕はちょっとまた違った観点で、さっきの、なんて言うんでしょう、
まあちょっと自分のさっきのショックというか凹みの話につながるんですけど、
やっぱり会社をこうやってて、なんて言うんでしょう、人がダーって辞めてくるのとかって、
もちろん自分の成長につながるところもあるんですけど、極力本当は避けたいんですよね。避けたくて、
で、自分もシフトブレインって名前がそんなに知られてない頃に、ちょっと有名な会社からうちのメンバーが引き抜かれたりだとかしたこともよくあるし、
そうやって逆に教職の社会で業界差が盛り上がっていくっていうのもあるんでしょうけど、なんかね、そこに対して結構、
できるだけそういうことはしたくないなっていうのがあって、
そういうのはやっぱり、自分の、自分が退職しようと思ったきっかけの理由のところに意外と多く、この会社っての成長が見込めないとか、
自分の、その、何て言うんでしょう、伸び悩んでるみたいなことが意外と大きい原因だっていうのが、いろんな人の話を聞く上では出てきたので、
そういうのを少しでも抑えられるっていうか、別に会社の中にいなくてもIDIDでそういうサービス使えば自分でもっともっと学べるよねとか、
そういうふうにできたらいいなみたいな思いはちょっとありますけどね。
うーん、なるほどな、いやでも結構それ、そうですね、しさ深い話かもしれないですね。
私もそんななんかいろんな接点があるわけじゃないですけど、パッとやっぱり何人か思い浮かぶのは、
なんかやっぱ今の組織会ってないのかもなって思いながらも、とはいえ転職するあてもないし、みたいな感じで、
本当に自分がやりたいこととはちょっと違う、いわゆる仕事としての政策をやっている人って多分、実は結構多分いて、おそらく。
それこそなんか加藤さんがおっしゃるように、仕事を楽しくやっていくってすごい大事なことだよなっていう、
シンプルなことなんだけども、多分それってすごく難しいじゃないですか、実際は実現していくので。
確かにだから、このクリエイティブクラスという取り組みを通じて、本来だったら接点のないような人たちと出会ったり、何かきっかけをもらったりして、
でステップアップしていくっていう化学反応というか、そういうことが起こることも全然あるのかなっていうふうに思うし、
なんかすごく納得できる話だなと思いました、聞いてて。
そうですね。
自分の周りにいる会社の経営してる社長たちがみんな、僕から見ると誠実でみんなすごいなって尊敬できる人たちばっかりなので、
そういう人たち同士で人を取り合ったりしていくっていう、ちょっと欧米的な、
もちろん転職の流動性が高まることでその人の価値が上がっていくとかっていう社会の仕組みだとは思うんですけど、
もうちょっとじっくり腰を添えてしっかりやっていける環境が、会社の中にはみんな経営者みんな真面目だしやってる気はしてるんだけど、
なんか引き抜きし合いみたいなっていうのはどうしても生まれちゃうので、あんまりそういうのをね、むしろ別にIDIDの交流会に行けば他の人の話も聞けるわけだし、
それこそ交換留学みたいなこともできるし、勉強もできるわけなので、そういう世界を作りたいっていうのはちょっとあるかもしれないですね。
そうですね。本当わかります、なんかその感じ。すごいわかるし。
確かになー、なんか別に何だろうな、なんか従業員さん、スタッフさんが自分で他の会社に移っていくこと自体は別に何か止めようもないし、
なんかすごい悪いことではない。一概に悪いとは言えないけど、でもやっぱなんか他の会社に移っちゃうんだっていう悲しい気持ちとか、
取り合いしていることの虚しさみたいなことはやっぱり避けたいし、なんかその、もしかしたらちょっと違う話なのかもしれないんですけど、
前にこの番組のゲストに橋本博さんっていう映像作家の方が出てくれたときに、その方はすごくなんか、ちょっと自分で言うのは恥ずかしい話なんですけど、
私のことをすごくよくリスペクトして語ってくださって。独卒さんっていうのは、そのウェブの界隈に、
WebGLの知識をウェブサイトとかで公開してたりするわけじゃないですか。
そうすると、本人に自覚あってもなくても、いずれにしても各制作会社の教育コストを結果的に肩代わりしているというか、
独卒さんが言うことによって、ウェブ全体のWebGLの知識が増えていることによって、
制作会社の制作コストとか教育コストを独卒さんは下げてるはずだっていうことをおっしゃってて、
私、そういう視点で自分のことを考えたことなかったんですけど、確かにそういうふうにも言えるなって思ったんですよ。
クリエイティブクラスがやってることって、まさしくそれなのかなって思うんですよね。
もちろん受講される皆さんはお金払う、みぜにを切ってるは確かにそうなんだけども、
業界全体の底上げをしていく活動なのかなって思うんですよ。
だからやっぱりこういうことをやる人たちがいるっていうことがまず素敵なことだし、
多分これからの時代、チームとか組織にとらわれない個人の成長を加速させていく仕組みみたいな部分が、
業界全体の底上げ
今の時代に本当にマッチするとも思うし、
なんかだから今日ずっと褒めっぱなしでなんか気持ち悪いなって思うんですけど、すごいなって思うんですよ。
そんなことないですけど。
本当に。
でも確かにそうですね、教育としてはグレイティブクラス、もっと触手テーマというかもいろいろ広げていきたいなっていうのもあるし、
ああいう小売の場を作っていくっていうのもそういうきっかけになればいいなと思っているし、
もうちょっとなんか、もう少し例えば小さな会社の苦手な財務面とか広報面とかをサポートするサービスを作ろうかなとか、
いろいろ今企画がいくつか動いていて、
マッチングさせるみたいなアソシエイトっていうサービスをやろうとしてたりだと、
一部やってたりするんですけど、コワーキング作ろうみたいな話が動いてたりとか、
いろんなやつが動いてるので、やりたいことは山ほどあるんですが、なかなか二足の罠路で進みが悪いっていうね。
そうですね、だからもうそれこそ加藤さんもあれじゃないですか、誰かにノウハウを分けていくじゃないですけど。
いやそうなんですよ。
一緒に頑張れる仲間を増やしていかないといけないですよね、きっとね。
そうなんですよ、おっしゃる通りですね。
難しいなあ、難しいですね。
誰かがやってくれるかな、代表。
いやほんと難しいよなあ、だって私とかももう代わりできる人間いないなって思っちゃうっていうか、諦めちゃうとこありますもん。
ウェブジェール総本山とかも、平日毎日更新するとかって人にできないだろうなって思っちゃう。
一人で全部やっちゃってるっていうことが多分異常だし、それを引き継ぎたいなって思ってもらうことがまず難しいし、
余進場を持ってもらったとしても実際物理的にできないっていう感じもするかな。
受け継ぐとか広げるみたいなことすごい難しいなって思っちゃうけど、
加藤さんの周辺で起こってることとか、加藤さんご自身が個人であれ組織であれいろいろな形でやってることって、
すごく次につながっていく活動、何て言ったらいいんだろうな、広がっていきますよね、いろんな意味で。
そういう活動が多いなって思うから、ほんとにすごいなって思いますね。
個人の価値観を見つめる
職人タイプってことですかね。僕はそうですね。
そういう意味でのクリエイターとして一流までは多分いけなかったのかなっていうふうには思いますけどね。
一流の人ってやっぱり最後まで完璧にやることに、やっぱり自分のそこまでやらないといけないと思うんですよ。
僕はやっぱりそっちのタイプじゃなかったのかなと思いますけどね。
火をつけて回るほうが自分的には自分のモチベーションがありますね。
いやでもすごいと思うけどな、何か思い出したいことがあって。
そういうのもあって、やっぱりそういうのもあって、
僕はやっぱりそっちのタイプじゃなかったのかなと思いますけどね。
火をつけて回るほうが自分的には自分のモチベーションがありますね。
いやでもすごいと思うけどな、なかなかできないと思いますよ、ほんとに。
そうですかね。
私もね、人からすごいって言われるたびに自分はそんな別にすごいくないなって思っちゃうから、
なんかちょっとその辺難しいんですけど。
いやすごいと思う。
なんか巻き込んでやっていくのがすごいなって思いますけどね。
私は何でも一人でやっちゃうし、自分でどうにかしちゃおうとするから。
なんかそこはやっぱり加藤さんが、いろいろスタッフ辞めちゃってへこんでみたいな、
いろんな挫折がある中でやっぱり手に入れてきた能力というか、
なのかもしれないですよね、もしかすると。
そうですね。そこってどういう気持ちなんですか?
一人で例えば旅行に行くみたいなのも、一人よりも複数人で行くよりも一人の方が楽しいって思います?
思います。
思うんですね。
思います、一人の方がいいなって。
それはやっぱり気を使うからって感じですか?
いやー、何なんだろうなーって。
難しいんですけど、基本やっぱり、
いや、これあんまり言葉にしちゃうと良くない気もするんですけど。
いや、いいです。言ってください。
基本、やっぱ他人好きじゃない、基本的には。
なんかその、コミュニケーション、コミュニティを広げていくみたいな意味の他人、別に嫌じゃないんですけど、
やっぱ自分のプライベートな部分が強固に守られてるのかもしれないです。
私の場合すごくパーソナルな部分が、壁がすごい厚いというか。
で、そこに入ってこれるの嫁しかいないみたいな感じなんですよね、感覚的には。
それこそ子供も入ってこれない領域があって、
嫁だけは入ってきても嫌じゃないけど、
なんかそれ以外の人間が入ってきてほしくない。
ただ、なんか一人で旅に行く以外は二人で行くしかないし、
それ以外はできればやりたくないって思っちゃうっていう感じかもしれない。
いやー、そうですよね。だから、一人で、法人も一人でやってらっしゃいますし、
自分で全部できちゃう人だと思うんで、そういうタイプだと思ってた。
そういうタイプの人は何なのかなって読者さんは思ってたんですけど、
そういうことで、つまり言うと、さっきおっしゃってたように、
他人にあんまり興味がないって思うっていうタイプだと思ってるんですけど、
他人に興味がないのに、人にインタビューしてるこのノーマライズをずっと続けてるじゃないですか。
それがすごくわからなく疑問で、僕は結構人好きなんですよ。
人好きっていうか、人の考えとか、なんでそう行動してるのかとか、
その人の核の部分を知ることがすごく自分自身の興味なんです。
多分、読者さんも今までのノーマライズ情報を聞いてると、
すごく核心に触れるような質問だったりとか、そこにすごく鋭い質問だったりとか、
そういうのを聞いていくと、この人は人の核の部分に興味があるんじゃないかって思うんですが、
でも興味ないっていうのは、ちょっとどうなってるのかすごい聞いてみたかったんですよね。
なんでこれが続けてられてるか。
そうですね。これ、私はすごく、多分、普通の人とまずすごい感覚がずれているっていう自覚はあって、
まず人生の中で、嫁のウェイトがめちゃくちゃでかいんですね。
で、こいつを幸せにしたい、こいつの幸せを実現したいっていうことが、
私という人生の中の相当でかい部分を占めてるんですよ。
そうすると、嫁を幸せにするためには、
例えば自分が経済的に豊かであったほうがいいですよね。貧乏なよりは。
ある程度不自由なく何でも買える。
日々の暮らしが豊かになるような、例えば不動産に住めるとかっていうことは、
私の中で、彼女の幸せに直結しているので、そうすると仕事を頑張るべきだってなるんですよ。
仕事を頑張るべきだってなったり、あるいは人脈を広げるべきだみたいなふうに、
出発点が常にそこなんですよね。
そこに一番近づくためには、この選択肢、
これとこれならこっちを取るべきだ、これとこれならこっちを取るべきだを繰り返していくと、
人脈は広げるべきだし、人から尊敬されるべきだし、
いろんなことが起こっていくのの、結果見えてるのが皆さんから見えてる私の姿なんですよね。
本人の中では、もう一個しかやってないんです、やってることは。
ただ表出の仕方はもちろんいろいろあって。
極わずかに自分がやっぱ楽しい方がいいなみたいな、自分自身の感情みたいなのあるんですけど、
すごいずれてるんですよね。だから極端なんですよ。
実現したいことが一つしかないから。
そこはあんまり人と良くも悪くも分かり合えないというか、
本当に極端すぎるなって自分でも分かってるし。
自己の探求と理解
いや面白い。
そこは変だなって自分で思います。
いやいやでもその、ドクターさんのその生きがいみたいなものとかっていうのは、
多分人それぞれあることだと思うんで、それは別にいいじゃないですか、どういうものがあってもいいと思ってて、
僕がその面白いなと思ったのは、それを、
なんていうんでしょう。だから極端に言うと、
人にインタビューするのかとかっていうのも、もちろん自分の楽しさはあれど、大元の目的のために行動してるわけで、
それが見えないんですよ。聞いてる側からすると。
そうかもしれない。
本当に人が好きで、人に興味があって聞いてんだなっていうふうに今思うわけなんです。面白さが伝わってくるんで。
それがなんかもはや共存しすぎてて、もう混ざってるのかな。
そうですね。それはあるかもしれないです。
多分、私という人間のレイヤー、3層ぐらいあるなと思ってて、
一番上の層はこの、一人称が私の、ちゃんとした社会人としての杉本さんっていうのが一つのレイヤーにいて、
これが多くの場合、仕事とかイベント運営とかっていうのは、この杉本さんが出てきてる。
で、二番目の層に、なんか昔やんちゃだった、ちょっとヤンキーだった自分みたいなのがいて、
親に対して反抗して、ぐれて、喧嘩してみたいなことをやってた、
ちょっとヤンキーみたいな感じの、危なっかしい感じの自分が第二のレイヤーにいて、
実はその下に、めちゃくちゃ善良に、いい子として丁寧に育てられた自分っていうのがいるんですよ。
その両親が、やっぱり長男だったし、母ちゃんは保育士だったんですね。
だからもうなんていうか、善良な正しい子供に育てようっていうバイアスがすごかったんですよ。
小さい頃からたくさん、積み木みたいな、手でインタラクションがあるおもちゃを与えて、
テレビゲームなんて持ってのほか、本をたくさん読みなさい、絵をたくさん描きなさい。
そういう人の生前説というか、善良なものとして育てあげられたっていうのが一番下の方のレイヤーにいるんですね。
だから私は多分、いわゆるヤクザとか、グレタ、ヤンキーみたいな、アンダーグラウンドなものも見てるし、
一方で本当にキラキラの、善良な、純粋な部分も持ってるし、
多分、いろんなものを見すぎてるんですよね。人生の中で。
何を見たんだ、怖いな。すごいぞ。
で、その上で、やっぱりなんか、すごい極端な部分もあるけど、
なんかもういろんなものを見てきすぎちゃったから、ちょっとたっかんしてるみたいなとこもあるし、
たぶん善良な部分があるから、人に奉仕して嫌じゃないですよ。
なんか人のためになってて嫌じゃない。
でも一方で、なんかこう、しゃらくせえっていうか、急にヤクザになるときっていうのがあって、
それが両方あるから、いろんな人に自分のピースをはめていくのが結構たぶんできるんですよね。
でも本当はやりたくないっていうか、本当は嫁のために生きてたいから、
なんかその辺のバランスが変な感じになってるのかもしれないですね。
なるほど。まだもうあと3時間ぐらい話してもちょっとわからんそうだな。
そうですね。
いや、すごく興味深いです。
すいません。すいません。すいません。なんか自分の話ばっかりしちゃって申し訳ないですけど。
いやいやいや、すごく興味深いです。そういう話すごい好きなので。
なんか変なんですよね。変なんですよ。
なんかその、善と悪が共存してるし、やっぱどっちの気持ちもわかるから、
少しなんかやさぐれたヤクザみたいなやつらの中にいても平気だし、
なんかその、それこそIDIDに集まっていくような皆さんと一緒にいても別に平気だし、
でもなんか根本、本当に根本的な部分では嫁のことしか考えてないしみたいな感じで。
なるほどね。
なんか不思議な感じですね。
説明できないな。
めちゃくちゃ面白いな。
そうなんだ。
そういうのを、しかも自身でちゃんとわかってて、ある程度分析できてるっていうのが、
多分そこに対してすごく向き合ったんだろうなと思うし。
そうですね。常に客観視してると思います、自分のことは。
やっぱその、道を踏み外したこともあるから、その結果どうなるかがわかってんですよ。
何だろうな、人に迷惑かけちゃうぞっていうことがわかってる。
だからそうならないように、匂いを嗅ぎ分ける能力多分高いんですよ。
なるほどね。
ここから先行くと人を傷つけるなっていうのがすぐわかるし。
はいはいはい。
なんかやっぱり何ですかね。
自分の価値観を見つめる
扉がいっぱいあるな、でも。
とりあえず扉がいっぱいあるってのはわかりました。
そうか。
いや本当に。
なんか私はそうですね、だからあんまり自分の話はあんまりしませんけども、
普段はですね、普段はなんか飲み会とかでもあんまり自分の話とかしませんけど、
やっぱなんか不思議な人ではあるなとは思いますね。
自分を客観的に見て、なんか変な人だなとは思います。
いやでも大事なことですよね。
そういうちゃんと自分の何を生き甲斐として生きてるかみたいなことがわかってるかわかってないかで、
だいぶ違うし。
そうですね。
そうですよね。
そういうのに気づいてない人も結構、自分で何がしたいんだろうっていう人たちすごい多いと思うから。
僕も結構、うちのスタッフ、採用の面接でも、
そのスキルなんかは全部うちのメンバーが聞くので、
本当に最後2時間でも3時間でも、
その人が本当に各の部分で何がしたいかとか、
どんな人なのかみたいなことを、
本当に小学校時代何が好きでしたかからずっとヒアリングして、
それで本当にうちに会うかどうかで最後僕が決めるんですけど、
で、やっぱりうまく話す人は結構自分のことも分析できてない人もいるし、
なんか結構うまいこと言うので、
そういう場合は別に飲みに行って、2回も3回も飲みに行って決めることもあるぐらい、
結構本当の本質の部分に向き合うって結構大事なとこだなと。
人として付き合っていく上ですごい大事なとこだから、
今の話もすごい面白いなと思って聞いてました。
なるほど、そうですか。
いやちょっと、私の自分の話をしすぎてしまったんですけど。
いやいやいやいや、もっと聞いてみたくなりましたが、また別の機会に。
そうですね、そうですね。
はい、じゃあノーマライズFMね、
今日も何かあっという間にもう2時間ぐらい経っちゃって、
多分ねこれ時間に制約なかったら、
あと2、3時間平気で喋れる感じだと思うんですけど。
まあでもね、ちょっとあの無限になっちゃうとちょっとあれなので、
今日はねこの辺りで終わりにしたいなと思います。
はい、加藤さんちょっと今日は、
なんかこんな風に長く喋るのは初めてでしたけど、
本当なんか、もっと話せるなっていう感じで。
いや本当ですね。
本当に。
もっともっと話聞いてみたいなとも思うし、
またちょっとどっかで機会があったら、
こういうお話いろいろ続きのお話じゃないですけども、
飲みに行く席でもいいですし。
いや本当ですね。
それこそなんか福岡とか行くことがあったら是非声かけるんで。
是非いらしてください。
みんな福岡の会社さん集めて待ってますんで。
そうですね、そうですね。
いや本当にな。
いつか行くことに絶対なるなと思ってはいるんで。
是非いらしてください。
福岡本当最近すごい盛り上がってるから、
行くなら今かなっていう感じもするんで。
そうですよ、本当に。
すぐ今月でもいいですから、待ってますんで。
そうですね。
いや本当に今日はなんか、
いろんな話できてよかったな。
他のメディアではやっぱり語られてないような話できて、
すごいよかったなって思いました、個人的には。
こんな内容でよかったのかなっていうのはちょっと気になりましたけど、
僕は本当に仕事の話に限らず、
やっぱりそういうなんか、
ドクサスさんの根本にある部分の話とかができたのがすごい楽しかったです。
いや本当ですね。
本当にノーマライズFMはこういう話できるのがいいなと思ってますけどね。
やっぱ肩苦しい、
メディアの記事とかじゃこういう話ってできないから。
福岡とポッドキャストの魅力
そうですね。
いや本当にポッドキャストはいいなって思ってるんですけども。
いやでもなんか本当に今日お話できてすごいよかったです。
ありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
はい。
じゃああとはノーマライズFMのいつものお知らせを言って、
終わりにしたいと思うんですけども、
ノーマライズFMでは、
シャープノーマライズFMというハッシュタグで、
皆様からのご意見やご感想など随時募集しておりますので、
SNS等で気軽に感想などをシェアしていただけると嬉しいです。
はい。では今日はこれで終わりにしたいと思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
01:51:50

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