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2023-11-06 1:42:11

051. 前人未到の地平を拓く ものづくり

@kjkmr さん(STARRYWORKS inc. 代表)をお迎えして、なにかしらの体験を生み出すことに興味があるという話、自社のロゴやそのデザインツールの話、コーポレートサイトに秘められた仕込みの話、忘れることの重要性の話、習い事が結構好きだという話、SND が生まれるまでの経緯やそこに込められた思いの話、さらに UNMUTE へとつながる物語、ウェブというプラットフォームにおける体験を彩る音の話、目的達成のために音や演出が果たす役割についての話、いつもプレイヤーでありたいと思っている話、これから先の未来にどうあり続けたいか、CASE STUDY を始めた経緯やその背景にあるものについてなどお話しました。


* なんでも手を出してしまう性質

* デザインもプログラミングも手段でしかない

* 触り心地みたいなものを作ろうとしてしまう

* 自社のロゴをツールから自作した話

* テキストのホバーエフェクトに対する仕込み

* 様々なコンテキストに関わるからこそ忘れることが大切

* 習い事も結構好き

* SND 誕生の経緯

* 音の違いによって生まれる触り心地

* 車に関する音の重要性と可能性

* 音や WebGL が体験をより向上させるという話

* いつもプレイヤーでありたいという気持ち

* 株式会社闇 や株式会社BUTTON が生まれるまで

* これから先にどうありたいのかの話

* 二番煎じではないことをやっていきたい

* CASE STUDY の誕生とその背景

* STARRYWORKS inc.

* 株式会社 闇

* BUTTON INC.

* SND: Crafted UI sound assets for UX developers

* UNMUTE

* @casestudy_info


## show notes


* 「らしさ」どこから生まれてくるのか

* なにか通底する思想やゴールがあったりするのか

* CASE STUDY の活動について


サマリー

ウェブ界隈では、スターリーワークスという会社があります。木村さんはピアノを習い始めました。ピアノの練習に集中することで、彼は頭のリセットができると感じています。教室に通うことで、彼は自分を励まし続けることができます。 また、アンドリューさんはものづくりに取り組んでいます。彼はウェブサイトに音を取り入れることの重要性や、車のエンジン音をシミュレーションするプロジェクトについて話します。ウェブGLや音を取り入れたウェブコンテンツの経験が重要であり、エレクトロンを使った開発はウェブの標準技術として活躍すると考えられています。エレクトロンによって幅広い体験型コンテンツが作られ、ウェブGLや音のシンクロを活かした新たなメディアが広まる可能性があります。 木村さんは会社を立ち上げましたが、自分が手を動かすことがなくなり嫌な思いをしました。そこで彼はホラー体験ができるアプリを開発しました。成功したことでさらに子供向けの仕事でも競合が少なく、好調な結果を出しました。木村さんは自分が手を動かすことができる状態に戻り、アートのような体験を作り続けていきたいと考えています。 「ケーススタディ」企画は、すばらしい人々が素晴らしいものを作っている中、それを作った理由や方法について聞きたいという欲望から始まりました。この企画はオフラインとオンラインの両方で開催されています。これにより、リアルな登壇体験と同時に、交流や新たなコネクションを生み出すイベントを作りたいという思いもあります。 最後に、11月24日には京都のウェブ製作会社と共同でデジタルクリエイティブのイベント「ケーススタディ」が開催されます。このイベントについて紹介します。

ウェブ界隈とスターリーワークス
はい、始まりました。normalize.fmの今日は第51回になります。
前回の第50回がですね、はじもとパクさんが来て、とんでもない長さの収録になってしまったんですけども、今日はちょっと通常運転みたいな感じでね、やっていければなと思ってます。
ちょっと久しぶりの収録なんでね、今日も元気にやっていきたいと思います。
今日のゲストなんですけれども、ウェブ界隈とかね、あとは結構デザインとかに興味のある方はね、皆さんご存知なんじゃないかなと思うんですけれども、本日のゲストは、スターリーワークスの代表の木村さんにゲストとしてお越しいただきました。
木村さん、今日はよろしくお願いします。
木村です。よろしくお願いします。
はい、もうね、ずっと前から呼びたいゲストではあったんですけど、なんかこう、名識が全然ないんで、私の方もね、なかなか呼ぶに呼べずっていう感じではあったんですけども、
はい、今回ちょっと勇気を出して、お願いしたら心よく出ていただけるということだったんで、はい、今日もね、いろいろお話し聞いていければと思っておりますので、早速始めていきたいと思います。
よろしくお願いします。
はい、では木村さん、ちょっと最初にまずは、本当に簡単にで構わないんで、自己紹介をお願いできますでしょうか。
はい、自己紹介がいっつも難しいんですけど、何やってる人ですかが結構難しいんですけど、基本的には一番メインの会社として、スターリーワークスっていう会社を17年ぐらい前に立ち上げて、
そこから最初ウェブで、その後アプリやったりとか、そこからだんだんちょっとスクリーンの外の体験みたいなもので、体験型コンテンツみたいなものを作ったりとか、
はたまたIoT製品のコンセプトからプロトタイプみたいなことをやったりとか、何かしらいろんなものづくりをやっている会社をやっています。
ちょっとそれだけじゃなく、株式会社闇っていうホラーの会社を立ち上げたり、はたまたその後それをテレビ局の方が買いたいって言って来られて、会社を売ったりとか、
それとは別に真逆で、今度子どもとか親子向けのクリエイティブを専門に扱うボタンっていう会社をやったりとか、
あと最近だと、飲食事業をやり始めて、それをそれでまた別の会社を作って、コーヒーの焙煎とかコーヒー売ったりしてたりとかと、
あと自己紹介で言うと、大学の先生も実はやってたりします。あんまり言ってないんですけど。
知らなかったです。
そんなことやってるデザイナーっていつも名乗ってはいるんですけど、デザイナー、多分デザイナーです。
ありがとうございます。Twitterとかの、Xとかのプロフィールのところにも3社分のお名前が載ってるんで、
なんとなくいろんなことされてるんだろうなっていうのは私も知ってはいたんですけど、想像よりもさらにいろんな背景がお持ちなんですね。
そうなんです。ちょっと何でも手を出しすぎる癖があるので。
闇も結構バズったじゃないですか、あれも当時。
そうですね。
なんか本当、すごいなんか木村さんのこと、昔からすごいファンですみたいな人結構いっぱいいそうなイメージがあるんですけど、
なんかそのどんどん起業していくとか新しいことやっていくみたいなのって、なんかその生分的な感じなんですか?木村さんの。
個人の技能としてデザインもやりたいし、プログラムもやりたいし、電子回路設計したりとか、組み込みのハードウェアやりたいとか、
あとまたコーヒーの焙煎挑戦したいみたいなのは、単純に生分としてひたすら好奇心があるっていうのと、
あと特定の手法にこだわりがないっていうのがあって、基本何か作りたいんですよ。
それが料理かもしれないし、何かしらの体験かもしれないんですけど、デザインもプログラミングも全部ただの手段と思っていて、
まず作りたいものがあって、それを実現するために必要だからデザインを勉強するし、必要だからプログラミングを勉強するみたいな、
なんかそんな感じが個人としてはあります。会社はまた全然違う背景なんですけどね。
なるほど。結構、興味が尽きないというか、どんどん新しいことにチャレンジしたくなっちゃうみたいな感じなんですか?
そうですね。基本的には何かしらの体験を作ることに常に興味があるっていう。
なるほど。それがアウトプットとして出ていく先がウェブのこともあれば、インスタレーションのこともあればみたいな感じで、
いろいろな出口があるというか、いろいろな形があるけど、根本の部分は結構そのものづくりというか体験をデザインしていくみたいなところが結構中心にあるみたいな感じですか。
そうですね。体験って要は視覚の体験、聴覚の体験、味覚、嗅覚、またまた触覚みたいなことがあると思うんですけど、
何かしらの語感の体験かつその語感の複数を組み合わせた方が面白いとかみたいなことを何かしら常に作ろうとしている感じですね。
なるほど。やられてきたこととか振り返ってみると、今おっしゃったことがすごくよくわかる。
SNDとかも、あと最近だとアンミュートとか、ああいったプロジェクトも確かに語感に訴える系のやつですもんね。
そうですね。
なるほどな。何か昔からそうなんですか?若い頃というか子供の頃から。
そうですね。基本的に図画工作好きが、そのままどんどんカッターナイフとボンドと紙以外のものをどんどん増やしていって、
カッターナイフの代わりにパソコンになったりとかハンダゴテになったりとか、なんかどんどん広がって、それがたまにはフライパンかもしれないしみたいな。
すごいな。私も結構子供の時、図画工作一番好きな科目で、やっぱこうなんか作ったりするの好きでしたけど、
でもなんかそんなに多方面に興味が広がるっていうのがなんか自分と全然違うんです。すごいなって単純に思ってしまうんですけど。
そうですね。常に同時期に多方面発生しすぎるとわけわかんなくなるんで、
今例えばカフェを作るってなってるときはやっぱ味覚と嗅覚にすごいアンテナが行くけど、
でもまたはたまた全然別の思いついたことを作ろうとしてるときはまた全然違うことを考えてたりみたいな。
それをあっち行ったりこっち行ったりしてるんで、なんとなく浅く広くどんどん広がっていくみたいな。
なるほど。これ本当にちょっと今思いついたことをパッと脳天気にちょっと言っちゃうんですけど、
例えばドラゴンクエストみたいなゲームでどんどん転職していくとスキルが少しずつたまっていくみたいなことってゲームのデザインとかだとあると思うんですけど、
けっこう木村さんの中でいろんなことを点々とやっていく中で、やっぱり蓄積していくものというか累積されていくものって体感的にあったりしますか?
いや難しいですね。なんか毎回レベルゼロに戻る感じが。
なるほど。
レベル80とかのすごい人を見て落ち込むみたいな。
本当に浅く広くな人間なんで、なんか深い深い人を見てすごいなと思いながら眺めてます。
なるほど。ちょっとその感覚私もわかる気がしますね。
木村さんの多方面への興味
なんでも器用にある程度はできるんですけど、一番にはなれないみたいなところがけっこう昔からあって、
けっこう今だとWebGLのこととか一応専門にやってはいるんですけど、
なんか世界トップクラスの人たちと比べたら全然自分なんか雑魚だなって思っちゃう時がありますね、やっぱり。
なんかどの世界にも上にはいるとはいえ、
なんかそのドクサスさんがやられてることって単純にそのWebGLの技能っていうとか能力以外の部分のその、なんて言うんでしょうね。
要は教育だったりとか育成っていう部分での側面で、特に日本においてはとても大きな存在というか。
組み合わせで言えばそうかもしれないですけどね。
単純な技能だけで言ったらかなわない人はいっぱいいるんですけど、
こういうなんかノーマライズFMとかも含めていろんな活動っていう意味だと稀有な人材なのかもしれないですけど。
特にそのWebGLにおいては、そういう編集的な立ち位置だったりとか教育的な立ち位置も含めて、
かつその能力、もちろん能力の意味も含めて言うと、本当に日本の第一人者だなと思っていたので、
学ばせていただいてます。
WebGLスクール申し込もうと思ったんですけど、今回のやつ。
僕とうちのエンジニアと一緒に実行しようとしたんですけど、ちょっと案件の都合が悪く。
いや、そうですよね。やっぱなかなか社会人だと、
勉強しようと思ってもまとまった時間とか取れるかどうかって微妙なところがあるんで、なかなか難しいとこですよね、そういうのは。
そうですね。
スターリーワークスとWebGL
御社の話に戻しちゃうんですけど、結構スタリーワークスさんって言うと、
いろいろな活動はされてますけど、やっぱWebでのアウトプットも結構あると思うので、
私も拝見してる中でWebGL使ってるやつとかは本当に興味深く拝見してるんですけど、
あんなあたりは自社で、自分たちでWebGL案件とかも作ってらっしゃる感じなんですか?
そうですね。WebGL案件ほぼほぼ社内で、
もともと弊社にいた村野っていうエンジニアがいるんですけど、
彼が独立してフリーランスになって以降は、社内でやるか村野さんと一緒にやるかですね、シェーダー描いてるときは。
結構、どう表現するのが正しいかわからないんですけど、
あんまり他で見ないような不思議な表現のものが多くて、あれ見てて、
インスタレーションとかいろいろやってるからこういう感じで作れるのかなとか、
いろんな想像を巡らしたりもしたんですけど、
制作するにあたって、通廷している、自分たちで意識してることとかあったりしますか?
何でしょうね。
でも何か触り心地みたいな、本来画面には触り心地がないしマウスには触り心地がないんですけど、
何かそういう触り心地みたいなものを作ろうとする癖があるんで、
何かそういうとこに対して、何か他の人があんまり気にしなさそうなところを、
もちろんすごい人いっぱい気にしてはると思うんですけど、
変なところにやたら時間かけたりしてはります。
なんか音子社のコーポレットサイトがリニューアルされたときに、
私も一つ記事書かせていただいた記憶があるんですけど、
ありがとうございます。
ツールから作ってるっていうのが面白すぎて、
ロゴをデザインするためのツールから作りましたみたいな話があって。
そうですね。あれはいられみたいに言ったら、
30ページ曲線を描くためのツールではあるんですけど、
30ページ曲線を描くだけのツールだと無限に可能性があるんですけど、
いわゆる制限された、あえて制限を作ったグラフィック描画ツールみたいなもの。
ルールとしては、7本の突起と7本のへこみがあって、
それぞれの角度と長さと曲線の丸み具合みたいなのを決めれるみたいな、
っていうロゴの定義自体を、
なんて言うんでしょう、そういう定義にするというか、
バリアブルロゴみたいな考え方が結構あると思うんですけど、
それの先でもうちょっとおもろいことができないかなと思ったときに、
概念としては7本の突起のある星型みたいな。
でもその形はそれぞれ社員ごとに自由でみんな自分で作ろうねみたいな。
でも何度かんでもやったら必ずしも良くなくて、
なんかすごい変な形もいっぱいできるんで、
あえてそこまで制限、制限しすぎるとそれはそれで形として整いやすくはなるけど、
今度変化が重なくなるみたいなところで、
なんかそれがある意味社員教育だと思っていて、
各社員たちは変な修行みたいに1日1ロゴ作らされて、
あのツール上で、それを毎日スラックで送ってねみたいな感じで、
それに対してもうちょいかなって言いながら、
ちょっと盆栽を育てる的な感じでみんなにロゴを作ろうっていう。
それで各個人個人みんな違う名刺のロゴを作るみたいなツールを作ってました。
じゃあみんな名刺それぞれ付いてるロゴが違うんですか?
そうなんですよ。
えーすご!そうなんだ。
じゃあサイトに載ってるあれは一応木村さんがデザインされたもの?
サイトに載ってるのも毎回変わってるんですよ実は。
えーそうなんだ。全然気づかなかった。そうなんだ。
気づかないことがいいなと思って、なんて言うんでしょうね。
すごいっすね。
みんな実は違う形なのに、なんとなく同じ雰囲気を与えられていることが大事だと思うんで、
そのロゴマークとして、ブランディングとしてやっぱりこういう雰囲気を与えてるっていうこと自体はブランディングとして必要なんですけど。
すごいっす。今ちょっと鳥肌立ちました。全然気づいてなかった。
いやでもすごいっすね、そのコンテキストがわかった時の驚きがすごいし納得感もすごいっすね。
ありがとうございます。
なるほど。いやそれめちゃくちゃいいっすね。
ありがとうございます。
なるほど。いやめっちゃ面白い。
じゃあもうあれですね、もう俺冷静に見れないっすよ。
でも別にそれを誰も伝わってないし、たぶんノートにちょっと記事で紹介してますけど、基本それ誰にもそんなに言ってないし、別にわかる必要もないと思っていて。
面白いなあ、なるほど。なんかいいっすね、みんな違う模様っていうか、厳密にはちょっと違うロゴがついた名刺をみんな持ってるんだ。
そうですね、全員全然形が違くて。ちょっとノートに以前書いたんですけど、星をロゴマークにするっていうことと、あと会社の設立が七夕なんで、逆にそれがさっき決まってたから星にちなんだ会社名をつけたんで、
7月7日なんで7本の特記物をロゴマークにしよう。7本の特記がある星型をロゴマークにしよう。逆にそれだけでいいんじゃないかってなって。
で、星って星型に見えるのってそもそもなんでなんだろうって調べたときに、本来9なんですよ、星って。宇宙に浮かんでる構成なんで。
でもそれが星型に見えてそれをいろんな漫画でもいろんなところで星型として表現されるのって、あれって実は、ちょっと名前忘れたんですけど、眼球の中にある光彩の形かなんかそういう、
のに由来するんですよ。カメラのレンズと一緒なんですけど、カメラのレンズの絞りの刃の枚数でフレアの形が変わるみたいなことと同じで、
その眼球の中にある模様みたいなものを光が受けたときに星の形にギザギザして見える。で、その形は個人個人全員違うんですよ。
なんで星って実は自分にはこう見えてるけど他の人には違うギザギザに見えてるはずだっていうのがあって。
でもそういうのも調べて、じゃあこのコンセプト、めちゃくちゃ星っていうもの自体との親和性もすごいあるなと思って、
こういうコンセプトで誰にも伝わらないコンセプトでツールまで作って、でも半分者内教育だと思ってるんで。
いやーめっちゃ面白いなー、いやいいっすね。なんかその本来みんなが見ている星は自分だけの見え方してるんだよみたいな、
そういうこう色々調べたものもそのロゴが毎回違うであったり、名刺それぞれにみんな形が違うであったりとか、
なんかそういうとこともうまくリンクしていて。
そうですね。ちょっと名刺交換したときに一ネタ、会話のネタになるみたいなぐらいの。
いやーめっちゃいいなー。
いやなんかそういう遊び心というか、なんかこう多角的に物事を捉えてる感じがめっちゃいいですね。
なるほど。いやあのツール作ってるっていう話で十分なんかもうそれだけでも面白かったのに、今の話聞いたら余計興奮してしまいました。
ちょっとなんか頑張る方向がこじらせてる感はありますけどね。
いやでも私は好きですね、少なくとも。
ありがとうございます。
めっちゃいいなー、なるほど。
あのサイトを拝見したときはもちろんその実装としての面白さだったりとかそういったところも確かにびっくりしたんですけど、
ツールからやってる話がどうしても聞いてみたかったのでちょっと話題に挙げさせていただいたんですけど、まさかこんな広がりのある話だったとは。
ちなみにあのサイトまだあんまり誰にも言ってないけど、もっと変な実装があって、たぶん誰も気づいてないと思うんですけど、
誰も気づいてない。
なんか文字が結構あんまり見たことないアニメーションするテキストアニメーションがあるんですけど、
例えばAってアルファベットだと、左の斜めの線と右の斜めの線と真ん中の横棒線っていう三つの三角でできてると思うんですけど、
それの三つの角をそれぞれ一角ずつ出てくるっていうようなことをしているんですけど。
なるほど、じゃあ全体のシルエットではなくて個別のラインがちょっとずつ出てくるみたいな。
個別のラインが個別にパパパパってパチパチパチって切り替わって出てくるようにしてるんですけど、
でもこれってCMSで管理していて案件名とか全部変わるんで、決め打ちのSVGアニメーションとかはできるわけではないので、
これはオリジナルフォントを実は作ってて、
そのフォントデータのユニコードの空き領域を使って、
そのAの左の斜線だけとか右の斜線だけとか真ん中横棒だけっていうデータをユニコードの空き領域に全部持たせてるっていうそういうフォントデータにしてしまって、
それでその文字を言ったら、ユニコード上の文字コードが存在するんで、
その文字をパパパパって文字を変えることによってアニメーションを実装するっていう変なことをやってますけど、
多分誰も知らないだろうなと思って。
知らなかったです。
ホバーしたときとかにアニメーションするなっていうのは多分みんな気づいてると思いますけど、
そこまで仕込みがされてるっていうのは気づいてる人いないかも。
いるのかもしれないけど、私は気づいてなかったですね。
なるほど、じゃあエブフォントのデータの中にはもういっぱいいろんな情報が詰まってる感じになってるんですね。
そうですね、全部のアルファベットとか記号文作ったんで、それごとに最終完成したところの、
例えばAの文字だとユニコードの48番か何番になってるけど、
そのAの斜め線とかだとかっていう画数ごとにあるんで、
多分6倍か7倍ぐらいのデータ量があるウェブフォントです。
なるほど、でもアルファベットと記号ぐらいだったら日本語フォントとかよりは全然軽いですもんね、それでも。
そうですね、全然、容量としてはかなり知れてるんで。
それはどういうアイデアっていうか、誰のアイデアだったんですか、それは。
それは僕のアイデアで、なんか単純にテキストのアニメーションがウェブ業界にありがちなんですけど、
みんな同じことをするのが嫌で、みんな区形でマスクされた領域に、
左の文字から順番に下からスライドにしてシュッシュッシュッって出てくるやつばっかりじゃないですか、最近で言うと。
昔のFlashの時代とかはもうユーゴップ先生が考えたテキストエフェクトをみんながやるみたいな、
なんかちょっとそれに抗いたいというか、誰もやらなさそうなテキストエフェクトを結構いつも考えてるんですけど、
そういうのの中で今回試してみようって思った話です。
おー、なるほど。いや、なんかすごいですね。
なんか多分木村さん、本当すごいですね。なんかそういうことずっと考えてるんでしょうね、多分。
いやー、なんかこれ褒め言葉として言ってるんですけど、
はい。
本当にずっといろんなことを考えてらっしゃるんでしょうね、多分普段から。
なんかそうですね、いろんなことが思いついたり忘れたり思いついたり忘れたりして、すぐ忘れるんですけど。
でもそれも多分能力というか、余白ができるからそこにまた新しく詰め込めるみたいなとこもあると思うんで。
そうですね、なんか最近すごく忘れることの重要さをすごく思っていて。
はい。なんかそれは、それに特化したなんかエピソードがあるんですか、忘れるのの大事さが気づいたのか。
ただお酒を飲むでしかないんですけど。
いや、その、なんて言うんでしょうね。
僕一応経営者でもあって、かつ本当は4つの会社の役員でもあり、大学の先生もやっていて、
で、かつ絶対に自分って手を動かしたい人なんで、基本経営者だったりとかディレクションやるっていうよりかは、
普段の仕事でも弊社の別のディレクターが表に立って、僕はそのディレクターにこのデザインやってって言われて、はい頑張りますみたいな感じで。
結構その、手を動かす側なんですよ。とはいえ経営者でもあるし、やらないといけないことがあって、
たくさんの案件が走ってるんで、忘れることをしないと集中してプログラミングができないっていうのがとてもあって、
で、それは今日はこの案件のここの部分の開発してるけど、
明日はちょっと急遽、割り込みが入ったこのデザインを仕上げないといけないみたいなことをやっていると、
一旦他のことを忘れることがむちゃくちゃ大事で、
なんで毎日お酒を飲まないと寝れないっていう不健康な生活をしてるっていう、それだけのお話でした。
忘れるっていうのも最近のキーワードで、
ピアノを習い始めた理由
それで言うと、あともう一個忘れる方法として、最近ピアノ習い始めたんですけど、
ピアノを弾いてると、マインドフルネスみたいな、座禅とかみたいなのももしかしたらそうなのかもしれないんですけど、
やったことないんでわかんないんですけど、今ここだけに集中するみたいなのが、
いわゆる以前流行ったマインドフルネスみたいな考え方らしいんですけど、
僕はあんまりやったことないんで知らないんですけど、
その感覚がすごくわかるなと思っていて、
ピアノを弾いてると、全部をだんだんちょっとずつ忘れていって音に集中しないと弾けないし、
それによっていろんなことを忘れて一旦リセットできる良さみたいなのがあって、
最近とても忘れるが僕の中でキーワードなんで。
なるほど。
いやー、わかるって言うとちょっと語弊があるんですけど、
私も結構、いわゆる住宅開発を複数並列で受けてる時とかは確かに、
あっちやってこっちやってになると気持ちを一旦切り替えるじゃないですけど、
それうまくやらないと全部がダメになってっちゃうから、
一回一回リセットしてみたいな感じを意識的にやってたりもしてましたけど、
それに近いことが起こってたりするときにピアノがめちゃくちゃいいってことなんですね。
最近はあとはお酒ですけど。
あとはお酒ですかね。なるほど。
なんかピアノは五感的なものに働きかけるものの一つとして、
今はまさに興味が向いてるみたいな状況なんですか?
そうですね。最近アンミュートっていうプロジェクトやり始めたりもして、
昔から音楽を作ったりとかバンドをやったりとか自体には興味がずっとありつつ、
ピアノも子供の頃習ってたんですけど、
なんかもっとできるようになりたいとか、
自分の中でピアノが弾けないコンプレックスみたいなのがあって、
それはワクフを読める、指が動く以外に、
あとはコード進行とか作曲とかそういうものに対する理解はほぼゼロなんで、
そういうものに対する興味がすごくあって、
普段お仕事でいろんな作曲家さんにお仕事をお願いするんですけど、
そういう人たちの考えとか頭の中とできるだけ近いレベルでお話がしたいっていうのがあって、
最近ピアノを習い始めました。
習い事好きなんで、
習い事についての考え方
コーヒー屋さんやり始めた時は味覚と嗅覚を鍛えたいと思って、
ワインのソムリエの資格を取るための学校に通ったりとか。
結局ソムリエの資格も取ったんですか、最初の時に。
まだ途中なんですけど、
今一旦間空いてて、また来年から行くんですけど、無理なんですよ。
何が無理かっていうと、
飲食店で2年以上を。
実務経験みたいな。
実務経験。
うち飲食店で実際僕もたまにかすかに手伝いしてるんで、
実務経験っていう意味ではあるんですけど、
給与のシュタル、一番給与のもらってる配分が高いところが飲食店じゃないといけないっていう謎の規定があって、
それを見て諦めました、ソムリエ資格は。
それちょっと厳しいですよ、確かに。
そうですね、飲食業で一番を稼ぎにするっていうのは結構難しい気がしたんで。
なるほど、なるほどな。
ちゃんとプロとしてやろうという心意気のある人だけにしたいとか、なんかわかんないけどそういうのがあるのかもしれない。
そちら側の誰でもかんでもソムリエにならさないぞっていうのは、
それは一方でとても重要なことだと思うんで、
ソムリエというものの価値を落とさないっていう。
ピアノの方は結構順調というか、本人的には順調に上達してってるんですか?
上達してる感はすごくかすかにはあるんですけど、
でも日々の脳のリセットっていう意味ではむちゃくちゃありがたいし、
週に一回先生のとこに通ってるんですけど、その時間もいつもと全然違う時間で面白いなとか。
すごいなあ、すごいですね。
私結構他人と関わることを避けようとしちゃうっていうか、
新しいことをやるってなっても一人でできることを選んでしまうっていうか、
自分だけで完結するものをついつい選択してしまうような気がするんで、
そういう習いに行くとか、なかなかちょっと自分ではそういうふうに決断できなさそうな感じがするから、
すごいなって単純に思ってしまいました、今の話聞いてたら。
逆に僕の場合、ピアノとかも別に今ってYouTubeとかで全部やろうと思ったらできると思うんですけど、
人の時間をあえて抑えて、人の時間を自分のために使ってしまうっていう行動がないと、
自分のモチベーションっていうか、すぐだらけてしまうんで、
継続できないっていうのがあって、
わざわざ先生がいてみたいな状況じゃないと自分をリスすることができないというのがあります。
なるほど。それは確かにそうかもしれないですね。
ものづくりと音の重要性
自分に全部ハンドルがあると怠けようと思えば怠けられちゃうけど、
誰かが自分のために時間割いてくれてると思ったら、そういうわけにもいかないですもんね。
そうなんです。そういうわけにもいかなさを作らないと何もできないと思って。
いやー面白いな、なんかほんと面白いな、なんか。
すごいですね、なんか俺、木村さんのこと全然知らなかったし、
もちろんお会いしたのも、話すのもちょっと今日初めてだし、
結構ケーススタディのアーカイブ動画とかでお姿とか喋る様子は拝見はしてたんですけど、
なんか話せば話すほどどんどん面白い話が出てきて、なんかちょっとすげー面白いなって思ってしまいますね。
なるほど、不思議な人だな。なんかすごいエネルギッシュな感じがするというか、
次々に新しいことをどんどんどんどん挑戦してっちゃって、
周りを、良くも悪くも周りがすごく刺激を受けるっていうか。
刺激なのか、やり散らかしてる感じで周りに迷惑をかけてる感もあるなと思ったりもします。
ちょっとなんかポッドキャストみたいなことをいきなり聞いちゃうんですけど、
今そのスターリーワークさんの、そうだ、そのサイトのらしさみたいなものがあるように思うんですよねみたいな話からちょっとどんどん話が広がってきて。
なんか、そうですね、今お話を伺った感じだとやっぱりその手触り感だったりみたいなところを大事にされてるっていう話があったと思うんですけど、
なんかその、SNDとかアンミュートみたいなやつも、
ああいうのもなんか、これやってみようっていう風になっていくそのプロセスがちょっと私全然想像がつかないんですけど。
それはサイトを作ること自体をしてみようっていうことなのか、こういうデザイン、こういう企画にしようっていうことですか?
そうです。その公社の企画がどう立ち上がっていくのかっていうのがなんか全然想像がつかないんですけど、
ああいうのってこう、まず誰かが思いついて、社として取り組んでみようみたいな感じになっていくものなのか、
それともなんかこう外部からの何か刺激があって始まるものなのか、なんかどういう感じであれが出来上がっていくんですか?
SNDに関しては、電通ラボ東京さんと一緒にやっていて、電通ラボ東京の土屋さんっていうすごい人がいるんですけど、
すごいとしか言えない、マニアックで知識量がえぐい人がいて、実際その人も音作ってたりとかするような人なんですけど、
今のUXデザインって言われるようなものとかで、UIデザインとかビジュアルとかに比べて音って企画の段階から考えるっていうよりかは、
なんか出来上がった後に、後で続けてちょっと音付けてみようかぐらいの感じだったりとか、
なんかその企画の根本の段階ではあんまりちゃんとしっかり考えられてないなっていうのがあって、
多分ゲームの業界ではまだちょっと全然違うと思うんですけど、音の重要性がすごいあるんで。
とはいえなんかサービスのデザインとかプロダクトのデザインとかウェブのデザインにおいて、
実は音の持ってる可能性ってむちゃくちゃあるよねっていう話があって、
かつ時代背景としてリモートになることが増えるとあんまりパソコンミュートにすることが減ったりとか、
あとワイヤレスイヤホンがむちゃくちゃ普及することによって、
結構普段から携帯とつながってイヤホンつけたまま喋ってたりとかっていう、
より人がウェブサイトを見るにしてもアプリを使うにしても音が聞ける状態が以前よりはちょっと増えてきたっていうようなこともあって、
そのUXの設計をする上で音をしっかり考えましょうよっていう啓蒙活動をしたいっていうとこから始まってるんです。
それがLens Lab Tokyoさんが言っていただいて、
そもそも土屋さんと過去にいろんな案件で、
それこそテクニクスのターンテーブルのウェブサイトをゴリゴリしたものをウェブで体験できるやつ作ったりとか、
結構音に絡むこともいっぱいご一緒させてもらってたんで、声かけていただいてやりましょうっていうのがそもそもの始まりなんですね、プロジェクトは。
そこからなぜああいうものにしたかというと、
それはこちらでどんなデザインとかどんなサイトにしようかってもうふわっとしてたんで、
とりあえずあれは言ったらUIのつく音を全体的に底上げしようということで、
無料素材を配布しているウェブサイトなんで、
いろんな音のユーザーインタラクションに対するレスポンスの音みたいなものをいろいろ配布するっていうとこまでは決まっていて、
逆にそれ以外何も決まってなかったんで、それを配布するウェブサイトとしてどんなデザインにしましょうかっていうのは、
こっちに一任していただいて、で、社内で考えてた中で、
SNDとアンミュートの始まり
いろんなリファレンスを見たりとかしながら、
ちょっと誰が考えたのか、自分で考えたのか、ディレクターの人がアイデア出してくれたのかとかいつも忘れるんですけど、
自分で考えてることを自分で考えたっていうことを忘れたりもよくするんですけど、
なんか無菌室みたいなものを作りたいって思って、
音が主役で、無味無臭の無菌室みたいな、でもなんかちょっと触り心地がいい感じみたいな、
なんかそういうものを作りたいって思って、
で、それは何でかっていうと、音が複数種類あることが元々決まってたんで、
ウェブサイト上でUIの音のサウンドアセットをまるっと切り替えると、
シンセサイザーで全部作られたUIサウンドから、逆にピアノの録音で取ったUIサウンドに切り替わることで、
同じ無味無臭のボタンを押すにしても、音によって触り心地が変わるんだみたいなことを提供できればいいなと思って、
それでニューモーフィズムみたいなやつの立体のUIを作ろうってなって、
で、あとはなんか、ファーストビューでちょっとUIが一つ一つが音になって、それがたくさん集まって、
UIが音楽を奏でてるとかリズムを奏でてるみたいなことをやったら楽しそうっていう、
楽しそうぐらいのノリで作ってます。
なるほどな。結構あれ、なんか結構私はこう、やっぱりWebGL特化型の開発者っていう感じだから、
あんまりこう、例えばウェブデザイン全般であったりとか、いわゆるUXみたいなところって結構アンテナがあんまり届きにくい領域ではあるんですけど、
そんな私でも超びっくりしたというか、あのサイト初めて見たときはすごい驚いたし、海外ではすごい話題になってたし、
かなり反響あったんじゃないですか、あのサイト。
そうですね、SNS上でちょっといいねもらったり、
あとオンラインアワードでちょびとだけいただいたりとかはしてました。
あれ本当にびっくりしたし、なんか絶対自分じゃ思いつきもしないし作れもしないし、本当になんかこういうの、
どっからこんなものが生まれたんだろうって思ってたんですけど、なんかそんな感じの経緯だったんですね。
そうですね。細かい細かいアイデアはどんどんなんかやっぱりその弊社メンバーと土屋さんとで喋っていく中で、
もっとこうした方がいいんじゃないみたいな、ちょっとずつ細かいアイデアが増えていって。
なるほど。それをまたさらに発展させたのがアンミュートになるんですか?
そうですね。それをやった後に、またちょっと別で、
UIサウンドアセット、あれは出来上がったものを配布するだったんですけど、
それとは別に、そもそもUI専用の楽器を作るみたいな感じで、
ブラウザ上で動くソフトウェアシンセサイザーみたいなものを作っていて、
それで例えば車メーカーで使う場合、このKのちっちゃくて可愛らしい車で、
例えばエンジンを起動する音とか、その場合のウィンカーの音はこんな感じだけど、
逆にごっついSUVだと、またそれはそれで違う音ができたらいいよねみたいな。
かつ、でもとはいえ全体として、そのブランドの出す音みたいな形で、
音のブランディングみたいな統一感がありつつも、
パラメータ調整ができて、出る音がその場面によって変わるみたいなものを作ろうとして、
そういうシンセサイザーを作ったんですよ。
車のエンジン音シミュレーションプロジェクト
いくつかスライダーみたいなのがついていて、
それで音の丸み、硬さみたいなものだったりとか、空間の広がり感だったりとか、音程とかみたいなのを変えていくと、
いわゆるSNDでダウンロードできるクリック音とか、ホバーの音とか、決定の時、キャンセルの時の音みたいな、
そういう意識が自分でパラメータ調整して、いろんな無限の種類をダウンロードできるみたいなツールを作っていて、実は。
それをやっていたりとか、アンミュートのサイトにもあるんですけど、
車のエンジン音を、今ってもともとそもそも、エンジンの時代はエンジン音が12気筒とか8気筒とかで音が変わったりとかしたんですけど、
EVの世界になって、そもそもエンジン音は存在しないけど、
でもそうすると、乗ってる時の加速感とかって、今まで実は無音になって初めて分かる、
音がアクセルギュンってやったら急にボーンってなって踏みすぎたって思ったりとか、逆にそれを徐々にアクセルが踏んでギアが変わって、それによって音が変わるみたいなのを、
EVだとそれがなくて、逆に乗ってる感がしないとか、逆にスピード出しすぎたりとか、
あともちろん周りに対して、無音すぎて車の接近がわからないみたいなことがあって、
それに対してどんな音がなれば、車の運転する体験っていうのはより良くなるんだろうとか、
あと車ってそもそも前を見ないといけないんで、ディスプレイを中止することが中止すると危ないんで、
いろんなエアコンの操作だったりとか、音楽プレイヤーの操作とかみたいなのも全部基本的には音声フィードバックが重要だと思っていて、
そういうのも含め、車って音をデザインする可能性がむちゃくちゃあって、
その中でエンジン音をシミュレーションするためのプロジェクト、それもデンツラブ東京さんと一緒にやっていて、
それで実際そういうプロトタイプを作って、それがエンジン踏み込んだらこういう音が鳴ったり、
ブレーキがかかったりとか減速していくという風な音の変化があったりみたいな、
そういう音楽的にやったらどうかとか、エンジン音のシミュレーション的にやったらどうかとか、
そういう実験をいろいろやって、それをサービスとして車メーカーさんとかに提供できるみたいなこと、
その大きな2つのメニューがそれぞれ、弊社とデンツラブ東京さんでこういうの売れる、売り物ができたみたいな感じがあって、
SNDの活動もあって、それをもっとSNDっていったら啓蒙活動と音素材の配布だけだったんですけど、
それをもっとガッツリデンツラブ東京さんと弊社で組んで、より広げていきましょうっていうので打ち上げたのがアンミュートっていうプロジェクトというか、
全体のサービスみたいなものを立ち上げて、どうせなら当然アンミュートって言ってるくらいだから音が楽しめるウェブサイト作らなきゃって思って、
どうしようと思っていろいろ考えて、あれはデザイナーのアイデアで、アンミュートっていうロゴの文字、6文字のアルファベットがそもそもUIとして音のつまみみたいになってるのが面白いみたいなのが結構始まりであって、
そこからあんなウェブサイトを作りました。
なるほど、すいません、いっぱい喋ってもらっちゃって恐縮なんですけど、めちゃくちゃ面白い。
こういう話、なかなか聞けないと思うんで、今一視聴者として普通に聞いてしまったんですけど、
すごいなあ、未来を作ってる感じがして、めっちゃ夢あるなって思いました、話聞いてて。
そうですね、ウェブの仕事とかではなかなかないような、家電メーカーと一緒に製品開発するみたいなこともあったりするんですけど、
そういうのとか、今言ったようなのって、またウェブ製作っていう仕事とはかなり違う領域、
でも何て言うんでしょうね、やってることは結構近いんですよね、プログラム書いたりとか、音作ったりとか、UI作ったりとかしてるんで。
いやあ、すごい。本当に、私結構昔は車よく乗ってた、若い頃はよく乗ってたんですけど、
東京に越してきてからはもう車持ってない状態で、だいぶ長いこと暮らしてるんですけど、
たまにレンタカーとかカーシェアで乗ると、本当にEV音しなくて、すごいふわふわした感じがして、
なんかもう、ブレーキ踏んで電源ボタンポチッと押して、照明はパッてつくんだけど何の音もしなくて、
あれこれ、大丈夫なんか?みたいな感じで思ってしまったりするのも、経験として体験がしたことあるんで、
音の重要性、すごく感じてはいたんで、それがそんな形で取り組んでいる方々がいるんだっていうのが、
単純に楽しく、普通に視聴者として聞いてしまいました。
なるほどなぁ。
じゃあそのプロジェクトは今も進行中というか。
そうですね。こんなことできるんで、皆さんぜひお仕事ください的なスタンスではあるので、
音とウェブGLの重要性
もっとブランドの価値とかを考える上で音を重要視して、音楽の価値を考えながら、
音楽の価値を考える上で音を重要視して、音も企画の段階からちゃんと寄せてほしいなって。
本当そうですね。私全然関わったことないんで想像できないですけど、
よくよく考えると、家電なんかも物理的なボタンを押した時のフィードバックとか、音すごい大事ですもんね。
そうですね。今のMacBook Proとかはあれですもんね。
このトラックパッドは実はカチッと押し込めてないのに振動だけで、あれはハプティックの世界ですけど、
ハプティックも音と同じ1次元の連続データなんで、振動としてはほぼ同じようなもので、
ハプティックもプログラミングする上でもほぼ同じ考えで音を作れるんで。
すごいな。ウェブ上で音のありなしみたいなのって結構古典的なウェブだと音鳴らすのは害悪というか、
嫌がられることがずっと長い、歴史的には長かったと思うんですけど、最近ちょっと変わってきてるなっていうのは感じるんですよね。
私が結構見てるサイトって偏ってるんで、結構WebGLの派手めなサイトを見てることが多いんで、ちょっとバイアスかかってるかもしれないんですけど、
でもなんかやっぱりまず一番最初にエンターページがあって、エンターを押してユーザーのインタラクションをとって音を流しながら始まるっていうサイトが
最近すごい海外とかでも増えてきてるような気がしていて。
そうですね。なんか昔フラッシュサイト前世紀の頃って逆にもっとあったと思うんですけど、
フラッシュが終わってからよりそのウェブサイトって、あの頃って多分広告キャンペーンで体験したことない体験をしに来るっていうウェブサイトがいっぱいあって、
その情報を取得するためのウェブサイトは、それがそれでフラッシュじゃないサイトの方が絶対いいしっていうのはありつつ、
一方でやっぱその体験を作ってるウェブサイトがむちゃくちゃあったんで、
なんかフラッシュが終わるまでは結構音も、その体験の中で音ってやっぱ重要なんでいっぱいあったと思うんですけど、
それがいったんなくなって結構そういう、
イニシアのフラッシュやってた人たちにとってはウェブじゃない場でそういういろんなことが行われて、
ウェブではあんまりそういうことがなくなったけど、なんかちょっとずつ、特にWebGLが発展してきたりとか、
HTML5ができてみたいなので、表現力が高まってまた再びちょっとウェブ上での体験みたいなのが、
微かに増えてきてはいるなと思ってます。
でもそれって昔のフラッシュ時代もそうなんですけど、ウェブサイトを情報接種の場所でしかないと思っている人たちからすると、
すごいアンチがあるんですけど。
わかります。アンチっていう言葉が結構正しいような気がします。
本当になんか、あんまり深い思想もなく単純に第一印象だけで嫌っているような感じの人も多分結構いると思うんで。
そうですね。なんかそれってもちろんニュースサイトで絶対やっちゃダメなんですけど、
ウェブGLもそうだし、感性スクロールみたいなのもそうだし、音もそうだと思うんですけど、
なんかアンチの人たちがいっぱいいて、
でもなんかそれってウェブの中の一部だと思っていて、そのウェブって情報接種が一番のメインのメディアで、
それが一番多いと思うんですけど、そうじゃないこともあるよってとても思っていて、
例えば株式会社闇のサイトっていうのがあるんですけど、
一応会社案内のコーポレートサイトなんで、会社概要とか実績とか見れるウェブサイトなんですけど、
ウェブサイトとしてはほぼただのお化け屋敷体験ウェブみたいなものなんですよね。
わかります。もちろん見たことはあるんで。
ありがとうございます。
あれって別に、あそこで音とかウェブGLを使ったゴリゴリの表現とか、
絶対必要じゃないっていうか、必要っていうか、絶対そっちの方が面白いし、
あれのウェブサイトの目的って人を怖がらせることなんですよね。
人の心を動かすっていう意味で、それが情報ではなくて、気持ち悪いとか怖いとかびっくりするみたいな、
そういうことによって人の心を動かすことが目的なんで、そこにやっぱウェブGLみたいな表現だったりとか音はめちゃくちゃ重要で、
かつそれがちゃんと目的を達成していて、株式会社闇って、
ホラー専門のクリエイティブ会社を立ち上げて、誰も知らない会社で、
でも立ち上げた途端めちゃくちゃバズって、
Yahoo!のトップにピロって出てきたりとか、
Googleで株式会社って検索したらサジェストの一番上に闇って出てきたりとか、
最初の2週間ぐらいで100万PVとか言って、一切広告とか何もせずに。
それって言ったら、会社を起業して、
それでホラーの案件を闇に依頼したいなって思ってくれる人を獲得するためのウェブサイトとして、
めちゃくちゃ目的達成できてて、
間違いない。
なんでそういうウェブもあるんだよ、それも楽しいよって言いたい。
エレクトロンの活用
そうですね。
分かります。私もやっぱりウェブGLの畑に住んでるから本当に分かります、今の話。
やっぱりアンチはいますからね、本当に。
言ってくれる人がたまに観測できるってことは言わない人も含めたら相当いるとは思うんですよね。
やっぱウェブGLなんかいらねえだろって思ってる方もいらっしゃると思うんですけど、
とはいえそんなこと言い出したらキリないよなって俺は思ってしまうし、
なんとかちょっとでもウェブGL界にいいことが起こるように自分なりに活動をし続けているつもりではあるんですけど、
まさにサウンドとか本当にそうだなって思いますね。
ウェブGLだけでやれることって限界があって、
そこに音が加わることによってより体験が相乗効果で、
足し算ではなくて掛け算でどんどん良くなっていくみたいなところってあると思うんで、
最近すごくいろんなサイト見てて本当に気になっちゃうというか、
こういう糸でこういう音鳴らしてるんだろうなとか、
グラフィック的な変化と音がうまくシンクロしたときに何とも言えない気持ちよさみたいなのって、
やっぱウェブGL単体では絶対にたどり着けない心地よさみたいなところってあるなって感じるし、
そういうところを突き詰めてらっしゃる方がいるんだっていうのが、
すごい気持ちがいいです。
そうですね。やっぱ視覚と聴覚の連動の気持ちよさみたいなのは、
やっぱりミュージックビデオの世界が一番すごいなって思うし、
昔、そもそもそういうのがきっかけでこういう仕事したいなって思ったんで、
昔、ミシェルゴンドリーとかスパイク・ジョーンズとかみたいな人たちが、
ロナサン・グレイザーとかそういった人たちがミュージックビデオを作ってるのを見て、
それのメイキングの動画とか見て、
ものすごい人数の人がこの2分とか3分の映像のためにものすごい動いて、
めっちゃ楽しそうに作ってて、
こんな楽しそうにものづくりをして、お金がもらえる仕事があるんだって思ったんで、
そういうところで、
カンパケなムービーとしての映像と音の表現、
それのシンクロの気持ちよさみたいなのは結構昔からあるし、
どんどん新しいことも出ていくなと思いつつ、
WebGLだったりとか、要はプログラミングで生み出せるものって、
リアルタイムレンダリングだったりとか、
リアルタイムの音声合成だったりみたいなことをやれることによって、
言ったらインタラクティブ性が生まれると思ってるんですね。
それが今一番大きい場所が多分ゲーム、アプリ、Webだとは思うんですけど、
あともう1個、体験型コンテンツみたいなのって、
あんまりやってる会社の数は少ないですけど、
結構弊社とか、うちのグループ会社のボタンっていう会社とかめっちゃやっていて、
画面の中だけじゃなくて、その外側ってなったときに、
100%音は必須なんですよ、その場合、その世界の場合。
音がないはありえなくて、
かつそういうWebGLの表現で面白いこととかっていうのがいっぱいできて、
そっちの世界、例えばチームラボさんがやってるような、
ああいうイベントみたいなものだったりとか、
科学館とかみたいなコンテンツだったりとか、
あと展示会とか、あと万博であるような、
今万博でそういう会社やってる人がみんなそっちに、
あちこち手を取られてると思うんですけど、そういう体験を作るみたいなので、
そういうところがもっとWebGLにしても音にしても、
今後どんどん必要とされていくんじゃないかなと思ってます。
いい話が聞けたなっていう感じが。
体験型コンテンツの未来
本当にそうだと思います。
WebGLも、WebGPUとかが出てきたっていう意味では、
時代はどんどん先に進んでいくのかもしれないですけど、
やっぱWeb標準としてしばらくは幅を利かせてる感じになると思うんだよ、WebGLも。
まだまだこれからいろんな想像もしなかったようなコンテンツとか生み出されていくんじゃないかなっていう風に、
希望も込めて思ってはいるんですけど。
そうですね。できることがどんどん増えていくし、
あとエレクトロンを使うとWebの標準の技術で何でもできるようになるじゃないですか。
そうですね。
なので結構そういう体験型のコンテンツも、
昔はUnity使ったりとかOpen FrameworksっていうC++で書くようなやつとかをよく使ってたんですけど、
最近全部Webでよくないってなったんで、
なんか最近ほぼ全部Webで作ってて、
っていうのは、昔使ってたOpen Frameworksのライブラリが使えなくなったりとか、
もっと昔はそもそもFlashで作ってたんですよ、結構体験型コンテンツみたいなの。
インスタレーションとか。それもFlashがなくなって使えなくなって、
今も商業施設で動いてるやつのメンテとかたまにあるんですけど。
なるほど、はい。
ってなった時にやっぱWebの良さっていうのが、
多分一番なくならなさそうなんですよね。
Unityとかもなくなるかもしれないですし。
確かに。
そうですね。Web標準ですもんね。
そうなんですよ。
そうですね、確かに。
で、やっぱエレクトロンができることで、
一体コンピューターでできること全部になるじゃないですか。
エレクトロンになることでプロセス間通信ができたりとかもするんで。
確かに。
確かにな。あと動かしやすいですもんね。
ブラウザさえあればみたいなとこもあるし。
エレクトロンだったらインストールしちゃえばいいし。
あと遠隔でとりあえずプレビュー、画面だけならプレビュー見てもらえる。
しかもブラウザで見れるようにもできるんで、
インストールとかせずに普通にこのURL見てくださいみたいな感じで、
遠隔の人に確認できたりもするし。
あとそういうのを企画からやって作ってる身としては、
人手が足りなくなるときにウェブの技術者が多いんで、
頼める人が多いっていうありがたさがめっちゃありますね。
確かにそうですね。
ウェブの技術はやっぱり全体的なプログラマーの割合で言ったら多分かなり人数多いと思うんで。
そうですね。
確かにな。
UnityとかUnrealのコードベースでガリガリかける人って言うとなかなか探すの大変かもしれないけど、
ウェブだったら結構いっぱいいそうですもんね。
そうですね。
しかもその中でも作業分担としてUIとか周りやってもらうのと、
ゴリゴリしたMGLとか表現周りやってもらう人とかみたいなのは、
他のプラットフォームよりかは探しやすいし。
確かに、そうですね。
なるほどな。
エレクトロンほんとあれは、
なんかちょっと最近私全然エレクトロン触ってないですけど、
やっぱ何でもできる感が本当にすごいですよね。
そうですね。
あれ使ったら何でもできるっていうのが。
なんかNode.jsがどんどんどんどん何でもできるようになっていってるのもあって、
もともとJavaScript嫌いだったんですけどね。
最近はJavaScriptしか書いてない的な感じですか?
そうですね。
JavaScriptは嫌いだけどTypeScriptなら許せる感があって。
確かに。
そうですね。
分かります。
それとあとは、でもPython書くぐらいかな。
そうですね。
PythonかTypeScriptしか書いてない気がするけど、ラストを勉強中っていう感じですね。
はい、はい、なるほど。
やっぱ本当にあれなんですね。
会社の立ち上げと成功
やっぱプレイヤーでいたいからっていうところがあるんでしょうね、多分木村さんの場合は。
それはむちゃくちゃありますね。
なんか経営者になりたさはないんで。
なりたさはない。
会社でいっぱい立ち上げといていうのもなんなんですけど、
今うちの会社、スタリーワークスとしては8名しかいないんですけど、
以前20人近くまで増えたことがあって、
そのときってそれはそんだけ分の人がご飯を食べていくだけの案件数を受けていて、
僕は一応その代表なんで、ほとんどの案件が僕に声がかかったりとかして動いてて、
僕は社内で動いてる大量の案件に全部噛んでて、打ち合わせにはとりあえず出るし、
大量の案件に薄く全部に噛んでるっていう状況で、自分が手を動かすこともなくなってなったときに、
いろんな案件の確認をしたり指示出しをしたりとか、
あとは人事とか事務とかみたいなものに追われるっていう状況になったときに、
会社の人数が増えて自分が手を動かさなくなったけど、
そもそも自分はただ作るのが好きなだけっていうところから始まってるんで、
会社立ち上げた意味がないみたいな状況に陥って、とても嫌だったんですよ、その頃。
で、今は結構ガッツリデザインをするときもあれば、プログラミングをするときもあればなんで、
なんかそうありたいなって思っていて、
で、なんかその闇とかボタンを作ったのは、なんかそもそもその人数が増えて、
僕はいつもなんか不満そうに試してたと思うんですけど、
作りたいのに作れないしってなったって、
で、なんかうちにいたアートディレクターがむちゃくちゃホラー好きな人がいて、
その人がその闇の代表になったんですけど、
その彼がなんか社内でクライアントの受託仕事だけじゃなくて、
もっとその自主的に発信していくプロジェクトをやろうって言ってた中で、
でもそれもできればビジネスになればいいよねっていう話でやってたときに、
彼がホラーやりたいって言って、
ホラーのクリエイティブってあんまり他にやってるとこいないし、
いいと思うんですよって言われたけど、
僕は即答で却下したんですよ。
僕がホラー好きじゃないんで、
怖いの見るの全然好きじゃないんで、
ホラー映画とか絶対見ない人なんで、
で、もうその彼がすごい執念を持っていて、
絶対にやりたかったんでしょうね。
で、なんかその後、社員旅行で肝試しを企画してくれたんですけど、そんな彼が。
で、社内のデザイナーとかエンジニアがなんか借り出されて、
彼が社員旅行行ってるくせに、
ホテルで夜ずっとデザインとか開発をさせられ続けてて、
徹夜でエンジニアたちが。
で、何作ってんかなと思ったら、
なんかその肝試しイベントがめちゃくちゃよくできてて、
で、従来のお化け屋敷みたいな考え方から発展して、
例えばGPSを使ったりとか、スマホのSMSを使ったりとか、
なんかはたまた紫外線とか赤外線とかそういう、
紫外線で見える謎解きみたいなやつとか、
なんかそういういろんなテクノロジーとか今っぽいものを全部使った体験として、
すごい面白く謎解き肝ダメージ体験みたいなのをやってくれて、
それがすっごい面白かったんで、
初経験したことないようなことだったんで、
これは何かビジネスになりそうって思って、
子供向けの仕事の成功
それでやろうってなったんですけど、
でもその時点ですでに結構子供向けのイロピコっていうアプリとかを出したりとかしてて、
それとこのホラーお化け屋敷体験みたいなのが並ぶと何の会社かさすがにわからなさすぎて、
ブレブレになるなと思って、
もうそれなら会社作ろうって言って、別会社を作るっていうことを始めて、
闇っていう会社名を考えたりとかして、
彼がそこの社長になって、
元々うちにいたエンジニアとかデザイナーが何人かそっちに席して、
サイトがバズって、そっちにも結構仕事が来るようになって、
みたいな感じで、そこで一つ成功事例ができて、
さらにそのボタンっていう子供向けのやつも元々結構子供向けをたくさんやっていたんで、
それも専門に、
闇はむちゃくちゃブルーオーシャンなんですよ。
競合がほぼいないんですよ。
確かに、あんまり聞かないですもんね。
めっちゃニッチなんですけど、
めっちゃニッチだけど競合がほぼいないところで、
ホラー体験のクリエイティブを考えたいならほぼ闇に相談が来るみたいな状況を作れて、
それバズったこともあって、一気に知名度も上がったんで、
それがすごいうまくいったなと思って、
子供向けはもっと競合がだいぶ多いんですけど、
子供向けもそういう特化型にして、
その業界でのいい感じのポジションを作っていけんじゃないかっていうのと、
あとやっぱりそこでやりたいっていう人がいたんですよね。
子供向けの仕事しかしてないっていう、
もともと弊社にいたディレクターが、
子供向けの仕事をやりたい、それしかしたくない、
だから会社やりたいから会社作ってくださいみたいな感じで言ってきて、
それで作ったみたいな感じで、
最初20人近くいたスタッフが、
闇に何人か行って、
ボタンができて、
さらに辞めて独立して会社立ち上げた人たちがいて、
20人近くいたのが一気に6人ぐらいまで減ったときがあって、
それで、
自分が手を動かすことの大切さ
闇は闇でボタンはボタンで、
完全独立再三にしてて会社も開けてるんで、
あんまり気にしなくていいというか、
一緒に案件をやるのはちょくちょくあるんですけど、
ってなって、
手を動かせる人に戻ったみたいな経緯があって、
誰も不幸になってないのがすごいっすね。
そうですね、みんなそれぞれの分野で、
それはとても人に恵まれていて、
めちゃくちゃホラーをやりたい熱意がある人と、
めちゃくちゃ子供向けをやっていきたい熱意がある人がいて、
その周りについていく人がいて、
いやーすごいっす。
結果木村さんも自分でプレイヤーとしてやる時間も確保できてみたいな感じですもんね。
そうなんですよ。
めちゃくちゃいいっすね。
その流れはとてもありがたかったですね。
なるほど。
じゃあ結構、今は管理業務だけに集中しなくても、
割と自分のやりたいこともバランスよくやりながら、
日々過ごせてるみたいな感じですか、最近は。
そうですね、もちろん何もかもうまくいくわけにはいかないんですけど、
いろいろ案件でお困り事が出たり、
人を育てることに悩んだりとかいろいろありつつも、
ただ自分で結構な時間って動かせてるんで、
なんかいい感じですね。
なんかすげえいいタイミングで声掛けしたような気もしてきました。
あと作品を作ったりするみたいな、
自宅仕事じゃないものづくりをできる時間っていうのが、
一時期ほんとになくなったんですけど、
最近またちょっとスローペースですけど、
ちょいちょいそういうものを作ったりはしてて。
すごいな、なるほど。
本当に同じこと言っちゃいますけど、
本当誰も不幸になってなくて、
みんなが幸せにどんどんなっていってて、
すごいなって思っちゃいましたけど、
木村さんご自身の中で、もちろん今、
究極の答えが出ているとは私も思ってないんですけど、
今後こういうふうにしていけたらいいなみたいなこととか、
自分の会社目線でもいいですし、
ご本人の個人の目線でもいいんですけど、
これからこういうことを最終的に実現していきたいな、
みたいな夢みたいなもので何かあったりしますか。
なんかそれがいつもすごい難しくて、
会社としての普通の経営者としては会社を大きくしていって、
上場して、株持ってる人がフワフワになるみたいなことがあるかもしれないし、
例えばすごい大きなプロジェクトをやり遂げるみたいなことがあったりとか、
なんかあるかもしれないんですけど、あんまりそういうのはなくて、
そもそも会社を大きくしたくないし、
でもいずれ自分が死ぬっていうことが絶対に確定してるんで、
なんかそうなったときに、会社は別に残ってなくていいと思うんですけど、
でもとはいえそこにいる人たちはその先の人生があるんで、
逆にそういうことがあるのは絶対なんで、
それを踏まえて会社をどういうふうにしていくかみたいなのはずっと悩んでいて、
難しいなと思ってて、
でもなんかよく言うんですけど、
建設業で言うと、
ゼネコンみたいなことをやりたいわけではなくて、
宮大区の集団を目指してるんですよね。
手を動かす人たちが一番いいものを作れる状態になろうとするみたいなところ。
そこでみなさんの、うちの会社の人たちの能力が上がれば、
どこでも食っていける人たちができるし、
ずっとただ作ることだけに集中していけるみたいなことが、
個人的なわがままで言うとそういう感じで、
プライベートで言うと、
ただただ自分がやってるものづくりって、
アートとは全然違う世界だなって最近すごく思ってて、
自宅仕事じゃなくて自分がものを作るのって、
自分が体験したいものを作っていて、そういう体験を作っていて、
それで自分が作ったものを自分で体験して、
ゾワゾワしたりとか言わしちゃって思える経験を、
あと何回できるかなっていうところであるんですよ、個人としては。
2017年にルーメンっていうインスタレーションを作ったんですけど、
結構それが自分の中で大きくて、
それはいわゆるオーディオビジュアルみたいな、
音のビリデータをもとにモーショングラフィックを生成したやつなんですけど、
それが鏡の部屋の中で動映されて、
でも壁も床も天井も全部鏡なんですけど、
そこから光が浮かび上がってモーショングラフィックが浮かび上がるんで、
言ったらそれが全部の繰り返されて万華鏡の中に入ってるみたいな感じの音と、
モーショングラフィックの体験ができるみたいなのを作ったときに、
それを作ってみるまでどんな感じになるかわからなかったんですけど、
大きな部屋を作って大量の機材を使ってやったんで、
それがむちゃくちゃ自分の中でその中に入ってること自体がすごく良くて、
そういうのを作りたいし、そういう作品をまたどんどん作りたいけど、
それってやっぱりお金と時間がすごくかかるっていう意味で、
アート的な文脈とか商業デザインの文脈でもなんでもいいから、
認められたらもっと作れるかなと思いつつ。
体験型コンテンツって多分映像で絶対伝わらんくて、
たしかに、そうですね。
もっと見てほしいけど、でもそれを置いておける、
展示されてる期間と時間と場所の制限がむちゃくちゃあるんで、
かつ僕ら大阪をメインでやってるんで、東京羨ましいなと思ったりとかもしつつ、
東京にめっちゃよく行くんですけど、仕事に行く人の方が多いんですけど、
そういう作品をこれからとしては、
どんだけそういう作品作りができるかがプライベートとしての先の、
なんかこうなりたいみたいな到達点がなくて、
ゾワゾワする体験をどんだけ作れるかみたいな感じですね。
なんかちょっと不思議な感じがするというか、
なんか私、その表装だけを見ると結構、
それってアーティストっぽい感じに見えるかもしれないけど、
本人の中ではそういう表現者という立場よりかは、
自分自身がこう体験して楽しいだったり興奮するだったり、
そこが結構大事ってことなんですよね、たぶん今の話で。
そうですね。なんか表現者っていう意味では表現したいし、
やっぱそれを人に見てもらいたさはあるんですよ。
ただアートってそこと全然違うところで文脈芸みたいなのがあるじゃないですか。
はいはい、そうですね。
コンテクストの世界じゃないですか。
はい。
それはマジでわかんないんですよ。
僕芸大の先生やってるからあんまりそんなこと言ったらダメなんですけど。
はいはい。
コンテクストで批評があってコンテクストがあって、
それで認められてアートに価値がつくっていう世界だと思っていて、
ただ僕そもそも高校を卒業してフリーターやってたんで、
教養がゼロなんですけど、
なんかその中で文脈とか全然知らないんですよ。
ただでもたぶん誰も作ったことない、誰も経験、体験したことないゾワゾワする体験作ってるっていう自負あって、
そういうインスタレーション作品とかでは。
でもそれはたぶんアートの文脈で認められるとかっていうものとかとはなんかちょっと違うと思っていて、
難しいなと思っていて。
うんうんうん。
いやなんか言いたいことちょっとわかってきました。
私も高卒でもうすぐ仕事、社会人になってすぐ仕事し始めちゃったんで、
大学も通ってないし、アカデミックな世界のことってあんまり自分で分かんないまま大人になっちゃって、
それがコンプレックスではないんですけど、やっぱそういうとこには下手に踏み出せないというか、
そういうものではない中で自分が何できるかみたいなことを常に考えてきた感じだったんで、
なんとなくおっしゃってることわかりやすい気がします。
確かにアートって言ってしまうとちょっとまた変わってきちゃいますもんね。
そうなんです。アートっていう文脈は本当に、そもそも自分が不勉強なんでわかってないことが多すぎて、
人の心を動かす体験、人がなんか気持ちいいなのか、ゾワゾワするなのか怖いなのか気持ち悪いなのかなんでもいいんですけど、
そういう人の心の動きがあるものを体験を作る。
でもそれは100%イコールアートではないと思ってるんですよ、そのアートっていう文脈。
でもわかんないですけど、すごいハイコンテクストなアートを見て、
これはどういう気持ちで見たらいいんだろうかみたいなものもいっぱいあるじゃないですか、現代美術の世界とかって。
ただただ美しいとか、ただただ気持ちいいとか、文脈を置いといて純粋にそういうものに興味があって。
それはでも、アートの世界に行けない自分のある意味ひねくれた目線だけかもしれないんですけど。
アートって言ってしまうと、最近だと私結構写真とか撮ってて、写真もアート的な文脈のあるカルチャーというかものかなと思うんですけど、
ちゃんと写真学科とかに通って写真の歴史、こういう編成があって、こういう表現がいろいろあってっていうのをちゃんと勉強してきてっていうプロセスでプロになったり、
作家さんになったりしている方ってたくさんいらっしゃると思うんですけど、自分はそういうものにはなれないし、
少なくとも将来的に可能性はあるにしても今はそういうふうにはできないんで、
やっぱり今ある自分で表現しようと思うと、シェーダー描いて写真をポストエフェクトしてみたりとか、
あのよくツイッターで見てます。
そうですね。自分なりの表現って何なんだろうなみたいなことを分かんないなりにやってみたりして、
そこに別に卑屈さみたいなのはゼロかって言われるとゼロではないかもしれないですけど、
やっぱり自分のやれることを自分のやりたいようにやって、
単純に別にそれで楽しいし面白いし、そこでいいのかなって結構今は自分に対して納得できちゃうんですよね。
無理に自分を無理やり納得させなくても自然にそれで受け入れられるし、
そういうものをこれからもやっていくだろうなって思うんで、
今の話は同じかどうかははっきり分からないんですけど、ちょっと分かるような気がしましたね。
でもあれですよね、ピュアな部分でこういう写真を撮って自分がとても興奮するとか、
こういう体験を作ってむちゃくちゃ嬉しいとか、それは別に絵を描くでもグラフィックデザインでも、
クライアントがいる住宅仕事ではない自分の満足みたいなところで、
その方向が一つあるのと、あともう一つは新しさっていうか、
二番煎じじゃないことは結構重要だなと思っていて、
まだ誰もやってない表現を生み出せたかどうか、
プラス自分がどれだけ納得するかっていうか、自分が嬉しいかみたいな、
なんかそういうものづくりをしたいなと思いつつ、
なんかいっぱいアイディアは思いつくけど、いろいろ見てたらやられてるわ、これとかみたいな。
そうなんですよね、大概のことは結構やりつくされてたりするんで、
そういう中でいかに自分で新しいことに挑戦できるかみたいなところは確かに思いますね。
私もシェーダー使ってこういうのをやる人はそうそういないだろうと思ってやってみたりしてますけど。
それはある意味そういうジャンルを作れそうですよね、
障害とフォトグラファーっていう表現分野として。
多分普通のいわゆるフォトグラファーとか写真家っていうところにそのまんまは入らないんですけど、
自分自身がそれになってしまえばいい話なんで、
ちょっとそういう未来があるかもなと思って自分なりにこちょこちょやってみたりはしてるんですけど、
私の場合はちょっとまだ全然ビジョンは見えないというか、手探り手探りって感じですけどね。
そうですね、でも僕も別にビジョンがないんで、なんか自己満足でしかないんで、
でも自己満足を人に見てもらう展示をして、
あ、他の人もこれゾワゾワするんだ、よかった、嬉しいみたいななんか。
いやでもなんかその、ちょっとその木村さんがおっしゃりたいこととかとちょっと違うかもしれないですけど、
その体験っていう意味で言うと、私初めてVRやったときが本当にびっくりして、
その言葉でこれは説明できんわって思ったんですよね、あれやったときに。
はい。
で、こうなんか家族とかにも被らしてみたりすると、やっぱりそのなんて言うんですか、
今まで人生で一度も体験したことないものが目の前に広がったときのあのシンプルな驚きっていうか興奮?
これは別にそのITリテラシー云々とかじゃなくて、
誰にとってもそういう体験になり得るんだなっていうものを見たときの、
なんか世界の変わった感じっていうか、
これまで生きてきた世界と全然違う視野が開けた瞬間みたいなのがすごいなんか鮮明に覚えてて、
多分その木村さんのいろいろお作りになるものが、
その体験した人の心を動かしたときの快感みたいなのなんかちょっとすごい想像がつくっていうか、
それに興奮するのすごい分かる気がします、本当に。
そうですね、確かにVRの初めての体験としてのVRはすごいかったですね、本当にすごかったです。
いや本当にあれ初めてやったときはこの時代来るなって思いましたけど、
結局振り返ってみるといろいろ難しいこともあって、なかなか、
でも今は結構もう普及してるっちゃ普及しているのかな、
結構VRチャットとかもユーザーかなりいると思うし。
言葉とか、あとはただの映像とかでは表現しきれない体験のすごさみたいなのは確かにあるなって思います。
そうですね、やっぱりIVRみたいな没入型の体験はそれなりに好きなんで、
VRってバーチャルの中で起こってるのを本当はもっとリアルなところでやりたいって思ってて、
ゴーグルつけるっていう行為がそんなに、VRめっちゃ好きというか、
本当に初めてのときめちゃくちゃ感動したんですけど、
もちろんVRチャットとかで人とのコミュニケーションができたりとか、
それこそVRならではのトークの人と一緒にいる感覚みたいなのがありつつ、
リアルに隣にいる人とゴーグルかけずに何かしらの体験をする解像度、
言ってそのVRのどんだけ解像度が4K、8Kになっても、
アナログの直接の無限の解像度の体験とはやっぱり違うなと思っているので、
どちらかというとリアルなものをずっと作りたい差があって、
とはいえVRがめっちゃ面白いんで、株式会社闇とかはVRとホラーの相性がむちゃくちゃいいんで、
確かに。
やってましたけど。
本当に面白いな、ずっと喋っちゃうんですけど、
最後にこれは聞かないとなと思ってたことがあったんで聞きたいんですけど、
ケーススタディの企画動機
ケーススタディを企画されてやられてきてると思うんですけど、
その経緯と言いますか、なぜこれを企画してやるに至ったのかみたいなところをちょっとお聞きできたらなと思ってたんですけど。
そうですね、ケーススタディはいろんな世の中にすごい人が居すぎて、
いろんなみんなすごいものを作っているのが、
なんでそれ作ったんとかどうやって作ったんっていうのを聞きたいっていう欲望が一番根本にあって、
プラスアルファ、そういう発信をすることで業界の発展とか人の育成みたいなものにもつながるし、
あと自分の会社のブランディングと自分の会社の採用活動につながるっていう一石五鳥ぐらいあったんで。
確かに。
そうですね、確かに。
みひらさんと一緒にやろうって言って。
結構私見てて思ったのはオフライン開催というか、
オンラインでも配信はするけど、開催自体は実地でオフラインでやってるっていうのが、
オフラインでのイベント重視
ちょうど感染症関係の一段落があったっていうタイミングもあったかもしれないんですけど。
そうですね、そのタイミングでしたね。
オンラインじゃないところがいいなって結構思ったんですけど、
そこもやっぱりちょっと、やるならオフラインでみたいなとこあったんですか?
そうですね、そのこだわりはあって、どちらかというとオフラインがメインなんですけど、
とはいえ人数が限られるんで、オンラインの配信もやってるんですけど、
運用めちゃくちゃ大変ですけど、オフラインとオフライン同時進行で、
カメラを複数台カメラ切り替えて、配信も見ながら現場も回すみたいなの、
まあまあ大変なんですけど、
でもやっぱりオフラインでやるからこそ、
基本登壇者の人がわざわざ今どきどこでも登壇できる時代に、
わざわざ大阪の会場まで東京から来てくれたりとかして、
やっぱりそのリアルに直接喋ったりとか、
休憩の時間とか二次会とかで、
久しぶりに会った人がなんかいたりとか、
初めましてで名刺交換してる人がいたりとか、
なんか昔そういう場って当たり前にたくさんあったのに、
一旦感染症で全部なくなったんで、そういう場を作りたさがとてもあって、
それでミヘラスの川崎さんとお話ししてて、
なんか結構同じようなのあったらいいよねって言ってくれてたんで、
コネクションの創造
じゃあ一緒にやりましょうって言って、
ミヘラスさんの名声をお借りして。
いやいやいや、どっちも名声もう十分あったと思うんだけどな、
私から見た感じの印象では。
いやでも本当、私はちょっと東京に住んでて、
そこの現地まで見に行くみたいなことはさすがにできてなかったですけど、
配信とかは拝見してて。
いやめちゃくちゃなんか、
自分も結構イベント企画する側だったですよね、
その感染症流行る前は、
割と勉強会的なものを主催したりして、
やってた側だったんで、
運営側が提供できるメインコンテンツとしての登壇とか、
そういったものとはまた別に終わった後とかの、
余白時間に起こる価格反応みたいなのってあるじゃないですか、やっぱり。
だからそれはやっぱりオンラインで、
配信でっていうと絶対に生まれない部分だし、
ちょっと誰と話してた時だったか忘れちゃったんですけど、
ノーマライズFMで誰かと収録した時も、
最近の新卒で入ってきた子たちとか、
そういう空気知らないまま、
社会人になって3年とか過ごしたりしてるんだよねっていう話をしてて、
それすごいかわいそうだなって思って、
やっぱちょっとずつイベントとかやってった方がいいのかなって、
最近ちょっと思い始めたりもしていて。
うちの若手のエンジニアの子とかは、
とてもいつも楽しみにしてますね。
そういう場所を提供できてるのはとてもいいなと思って、
僕も若い頃はフラッシュ全席だったんで、
大阪にみんなが集まるテラコアっていう勉強会があって、
そこに日本で活躍してるフラッシュ社の人がめちゃくちゃ来るみたいなのが毎月あって、
それはやっぱすごい刺激的だったんで。
ほんとそうっすよね。憧れのツイッター上でしか知らないあの人が今目の前にみたいな、
なんかそういうのありますよね。
そうですね。しかもやっぱ大阪って地方で、
東京にいることと大阪にいることで、
そういう人とのコネクションにおいては相当不利だと思ってるんだよ、大阪とか、東京以外のどこの都市でも。
ってなった時に、東京とか、別に東京以外ももちろんそうなんですけど、
大阪、関西圏以外から人を呼ぶ、
で、そのコネクションが出来上がることの良さをめちゃくちゃ思ってて、
絶対毎回関西じゃないところからもう人を呼ぼうっていうのは、
三浦さんと一緒に話していて、
なんで毎回ゲストを一人か二人は関西外から呼んでます。
いや、めっちゃいいと思います。ほんとにすごいいいと思います。
いや、ほんとにいいと思います。
いや、ほんとなんか言葉で説明できないんだけど、やっぱああいうイベント、
なんかそれで人生変わる人絶対いると思うんですよね。
いますよ、全然既に生まれてると思います。
そうですよね。
なんか私も、なんかこうWebGLで、
今こんな感じで偉そうに喋ってますけど、
よくよく考えてみたらやっぱ誰かが、
ちょっとドクサスさん、東京で勉強会やるんで登壇してくれませんかって
初めに言ってくれなかったら全然違ってたと思うんですよね、たぶん。
その後の人生が。
なんかそんなことできると自分では思ってなかったんで、
その地方に当時住んでいて、
WebGLに関係するサイトとか運営はしてるけど、
別に自分がWebGLの何かだとは全然自覚はなかったんで、
そんな勉強会で登壇してくださいとか言われて、
最初はすごい戸惑ったんですけど、
でもやっぱああいう経験があったから、
その先に繋がったことってたぶんあったと思うし、
登壇者ではなくても、その見る側であったとしても、
やっぱ目の前に一流の人たちがいて、
いろんな話してくれて、
あわよく握手したり名刺交換したりできるって、
めちゃくちゃいいですよね。
そうですよね。
で、しかも2次会がやっぱいつも毎回めっちゃ2次会が面白いんですよ。
はい、そうですよね。間違いない、そりゃそうだ。
基本登壇者の方は宿泊で来られてるんで、
だいたいみんな2次会に来てくれるんで、
そこでね、オフレコでしかしゃべれないこともあったりとか。
ほんとそうっすね。ほんといいな。
ほんとにいいことしかないですね、これに関してもそうなんですけど。
ほんといいと思います。
直近でも開催されますもんね。
そうですね。あれいつだったかな。
11月に開催します。
その辺もショーノートの方に貼っとくんで、リンクを。
ありがとうございます。
今回はデザイナーさんがゲストですよね。
そうですね。デザインをテーマにした会なんで、
豪華な人たちが出てくれて。
本当にぜひ続けていただきたいというか、応援してます。
ありがとうございます。
アメヒラスさんもむちゃくちゃ忙しそうですし、
弊社も忙しくなったりもするんで、すごい不定期ですけど。
そういうのを楽しみにしてるんで、
今後も続けていただきたいです。
本当におっしゃる通りだと思います。
やっぱ2次会がいいですよね。
2次会めっちゃいいんですよね。
やっぱ最初、このノーマライズFMも大体いつもそうなんですけど、
最初はお互い緊張もあるし、かしこまっちゃうんですけど、
だんだんほぐれてくるじゃないですか。
そうするとやっぱ話す内容も変わってくるし。
本当に最近そういうの全然、全然というとちょっとあれですけど、
ほとんどやってないに等しいぐらいの感じなんで。
でもノーマライズFMもあるし、スクールもあるし、
かつサイトもすごい頻度で更新していて、
かつやる人はいっぱいいて、
やって1年で辞める人とか半年で辞める人とか2年で辞める人とかいっぱいいる中で、
その続けてることのすごさがすごすぎて、
続けるが一番すごいと思います。
本当難しいんで。
そうですね。
継続は本当に、勉強とかもそうだと思うんですけど、
継続し続けていくっていうのが、
どんなことでも結構やっぱ大変だと思うんで。
私はなんかもう、結構習慣にしてしまうというか、
あんまりやる意味とか考えずに、
自分がやりたいからやるって割り切っちゃう感じで、
結構何でもできちゃう感じですかね。
それはすごい大変、
普通の人にとってはすごい大変なことであるし、
かつ結局最終的に一番価値があることが続いてることだと思うんで。
そうですね。
私はなんかやっぱり、
自分しかやってる人いないからやろうかなとか、
いろんな考えることはあるんですけど、
でも何か誰かの役に立つかもなって思ってやってますね。
いや、もうとても立ちまくってますよね、役に。
なんかそれこそWebフロントエンジニアで
HTML、CSSだけやるとかじゃない人に、
ちょっと演出寄りのフロントエンジニアをやってる人は、
ほぼ99%お世話になってると思うんで。
そうですかね。いや、そんなことはないと思うけど。
でもWebGLやろうと思ったら、
たぶん絶対に触れないわけにはいかない存在かもしれなくなっちゃってるんで。
そうですね。絶対にぶつかりますね。
Zoxusさんの何かしらには。
だからそれは、そこは事実として受け入れてはいるんですけど。
でもやっぱそれも継続してきたから、
そういうふうになってるんだなと思うんで。
だからこれからも自分のできる範囲では、
やれればやっていきたいなと思ってるんですけど。
このノーマライズFMも大変なんですけど、
なるべく続けたいなと思ってて。
そうですね。編集大変ですよね。
1時間の尺があれば1時間分をもう1回切って編集しないといけないっていう。
だから大体収録時間の3倍ぐらい編集にはかかるんですけど。
そうしたら編集と合わせて1日から2日ぐらいかかっちゃうんで。
ですよね。
なかなか大変ではあるんですけど。
でも本人たちも楽しいし。
そうですね。なんか初めて面白いですね。
本当にインタビューっていうよりは雑談してる感じで撮れるのが一番良くって。
その本人たちも楽しいし、聞いてる方も楽しいんで。
ランチしてるみたいな感じで。
本当そんな感じです。
今日も長くいろいろお話聞いてきて、
私の中での想像していた木村さんと全然違う感じでめちゃくちゃ面白くお話できて、
本当に魅力的な方だなってすごい思いました。
いろんなことにチャレンジされてるし。
本当に想像をいろいろ超えてくる話が聞けて、
今日はめちゃくちゃ有意義な話が私も含めて皆さんも聞けたんじゃないかなと思っております。
最後木村さんの方から告知などありましたらお願いします。
「ケーススタディ」の開催
先ちょっとお話ししたんですけど、
ケーススタディっていうイベントを不定期で開催していて、
それは弊社スタリーワークスとメヒラスさんという京都のウェブ製作会社の方と一緒に共同開催しているんですけど、
オフラインとオンラインの同時開催で、
主にデジタルクリエイティブのすごい人を呼んできて、いろいろどうやって作ったみたいな話を聞く会みたいなのをやっています。
次回11月24日金曜日に開催されるんですけど、
東京のシフトブレインっていう多分誰もが知っている超イケてるウェブ製作会社のアートディレクターの鎌田さんと、
あと、WHATEVERっていう、これもすごすぎるイケてるクリエイティブの、ここはウェブっていうより幅広くクリエイティブ全般をされているWHATEVERの高谷さんをゲストにお呼びして、
さらに開催側としてメヒラスさんの川崎さんと上杉さんという2名の方が登壇されて、
僕は司会をします、その時は。
っていうメンバーで、大阪で30名の会場キャパなんですけど、そこで開催しつつYouTubeでもできるので、ぜひ関西の人はオフラインでも参加していただいて、
二次会が本当に面白いので、ぜひ来てください。
いやー羨ましいです。私も近くだったらもう絶対行くんだけども。
いつか登壇者としてぜひ。
そうですね、呼んでいただければ全然いいきますので。
ありがとうございます。ぜひ近くに住んでいる方も、あとはちょっと行けないなっていう方もオンラインでも配信されるということなんで、
ぜひ気になる方はチェックしてみていただければと思います。
お願いします。
じゃあ木村さんちょっと今日は長くなっちゃいましたけど、いろいろ聞かせていただいてありがとうございました。
ありがとうございました。楽しかったです。
楽しかったです。今日は木村さんが本当にいっぱいいろんなこと聞かせてくれて本当に楽しかったです。
ありがとうございます。ちょっとどこかでまたお会いすることもあるかもしれないので、ぜひその時はご挨拶させてください。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
ではノーマライズFMの最後のいつものお知らせなんですけれども、
ノーマライズFMではシャープのノーマライズFMというハッシュタグで皆様からの感想やご意見など随時募集しておりますので、
何か聞いて感じることがあったら気軽に共有してもらえたらと思います。
では今日はこれで終わりにしたいと思います。最後まで聞いてくださってありがとうございました。
01:42:11

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