観察力の重要性
みなさんこんにちは、のりです。このラジオでは、3人の子供を育てながら、会社員を退職し、フリーランスとして活動を始めた僕が、これまでに経験したことや学び、気づきなどを発信していくチャンネルになります。
今日は、見てくれている、安心感を与える、観察力3つのポイント、というテーマでお話しします。
コミュニティに参加していると、この人、なんでこんなに早く気が利くんだろう、いつも絶妙なタイミングで声かけてくれるなぁ、なんて感心する人っていませんか?
それって、何か特別な才能とか、コミュニケーション能力だけじゃないかもしれないんですよね。
その裏側には、観察力という誰でも見かけるスキルが隠れているかもしれません。
僕自身も、もともと人見知りで周りの様子を伺うのが癖みたいなところがありました。
でも今では、その経験がコミュニティマネージャーとしても大きな武器になっていると感じています。
今日は、コミュニティマネージャーの裏側とも言える、場の空気と信頼を作る観察力の見かけ方を具体的にお話しします。
まず、なぜ観察力が信頼につながるのかという話です。
オンラインでのコミュニケーションって、基本的にはテキストが中心ですよね。
だからこそ、相手の小さな変化に気づいて寄り添う行動が、大きな信頼を生み出すんです。
例えば、相手の変化に気づけると、この人は自分のことを見てくれてるんだな、という安心感につながります。
場の空気の変化を察知できれば、トラブルも未然に防ぐことができますし、適切なタイミングで声をかけることで、相手の心に響くサポートができる、というのが魅力ですね。
観察は、相手への思いやりを具体的な行動に変える最初のステップなんですよね。
観察ポイントの紹介
では、どこを見ればいいの?って思いますよね。 僕が意識している観察ポイントを3つご紹介します。
1つ目は、発信の小さな変化に気づくこと。 発信内容や頻度には、その人の今の状態が現れます。
例えば、あまり発言しない人が、勇気を出して投稿、書き込みをした時、
いつもと投稿のトーンが違うな、元気がないかもと感じた時、投稿の頻度や時間帯が変わった時、そういった変化に気づいたらチャンスです。
〇〇さんの投稿嬉しいです。最近お忙しいですか?など、さりげない一言で見ていますよ、というアピールというか、メッセージですね。
そういうのを伝えてみましょう。 これだけで相手はすごく安心するはずです。
2つ目は、リアクションの流れから関心事を読むということですね。 スタンプやいいねの流れは、コミュニティの今の関心事を教えてくれる大切な指標です。
どんな投稿にリアクションが集まっているのか、誰が誰の投稿に反応しているのか、逆に反応が少ない投稿はなぜだろう、
こういったことを観察してみるということですね。 盛り上がっている裏側には、自分も興味がありますと乗っかってみる。
反応が少ない投稿には、自分が最初のコメントや反応ですね、スタンプとかそういうのをつけて、一人じゃないよという空気を作る。
それだけで場の雰囲気はガラッと変わります。 そして最後3つ目、これが特に大切だと思っているんですが、
発言しない人の存在を想像するということですね。 コミュニティの価値は活発なメンバーだけで作られるものではありません。
静かに見ているメンバー、いわゆるロム線の人がいつか自分も発言してみたいと思えるかどうか、 ここがコミュニティの成熟度を測るバロメーターにもなると僕は考えています。
なので専門用語ばかりになっていないか、初心者でもわかりやすい説明を心がけているか、 スタンプでも大歓迎ですと呼びかける、呼びかける。
そういった発言していない人という視点を想像する観察力ですね。 こういうのを誰一人取り残さない温かい場所を作っていく。
そういう結果につながっていくんですよね。 僕自身が長らくロム線だったこともあるので、この気持ちは痛いほどわかります。
最後にあなたの観察力も立派な才能ですという話をさせてください。 自分は人見知りでと感じている方ほど、周りのことをよく見ていて優れた観察力を持っていることが多いです。
その特性はオンラインでの関係構築において間違いなく強みになります。 観察して気づきを得て、そして小さな行動に移す。
このサイクロを回すことであなたもコミュニティで信頼される存在になれるはずです。 まずは今日から仲間の小さい変化に気づくことから始めてみませんか。
今日は見てくれているという安心感を与える観察力3つのポイントというテーマでお話ししました。
では今回の配信は以上になります。最後までお聞き下さりありがとうございました。 ではでは失礼します。