1. のらじお
  2. イデアが買い物を長引かせる
2021-12-31 53:13

イデアが買い物を長引かせる

世界にイデアがある人とない人がいる。本当か…?本当にそうなのか…?ア・プリオリに世界を近くしていないなら、世界ってなんなんだ…。
00:01
スピーカー 2
のらじお
スピーカー 3
こんにちは、のらじおのMuroです。
スピーカー 1
こんにちは、かえです。
スピーカー 3
今回、ゲストに来ていただいた、ヤビーさんです。どうぞよろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
改めまして、ヤビーです。お願いします。
スピーカー 3
前回か前々回かで話した、僕たちの物に対する執着の違い、僕とかえちゃんで結構違うっていう話をしたんですけど、その件でヤビーさんの話も聞きたいなっていうことになって、ヤビーさんをお呼びしたんですけど、
ヤビーさん、どういう感じですか?
スピーカー 2
まずその会話をしているときに、僕のことが出てくるっていうのが、やっぱりのラジオファンとしてはまず嬉しいなっていうところかな。
まずここからスタートさせていただくんですけど、はっきり言って、どっちもわかんねえって感じですね。びっくりするぐらいどっちもわかんなかったですね。
わかるんですよ、もちろん。
一つのものを大切にするっていうのもわかるし、収集壁的に集めたいっていうのもわかるし、そこに1個なくなったからまた同じやつを埋めればいいって、そうすると棚のリストは変わんないよねっていうのがわかるんですよ。
だからそこにこだわるってんだなとか、そういうことに執着があるんだなっていうのは、これはわかる、頭では。
でも、じゃあ僕がそういうアクションを起こすか、行動を起こすかっていうと、全然わかんないなっていう感じですね。
スピーカー 3
ちょっと1個説明し忘れてた。前回僕が言ったのの中で重要概念でオリハルコン問題っていうのがあって、
オリハルコン問題っていうのは、すごく簡単に説明すると、今はどうでもいいものかもしれないけど、将来使うかもしれないものを、その可能性がために捨てられないっていうことがあるんですよ。
スピーカー 2
なるほど。
ネジとか。
スピーカー 1
あれがあればって未来に思うことが怖い。
スピーカー 3
そうそうそうそう。
で、家の中にものが溜まっていくんですけど、このオリハルコン問題はヤビーさんにありますか。
スピーカー 2
オリハルコン問題はあるっちゃありますね。
あるっちゃある。
あるっちゃあるけど、その実際、あの時にあれ取っておけば今使えたのにって仮に思ったとしても、まあしょうがないね、あの時捨てちゃったしってさらりと流すって感じ。
だから、要はその時にさらりと流せるので、ひょっとしたらこれ使えるかなと思っても、わかりますね。
スピーカー 3
うん。
ヤビーさん自身はどうやってものを集めるんですか。
スピーカー 2
ものを集めるということが今は全くないですね。その集めたいという欲求みたいなのがほぼないです。
03:10
スピーカー 3
物欲がない。
スピーカー 1
物欲がない、そうですね。欲しいものなんていうのはあんまりないな。
スピーカー 3
無刻印のキーボードも欲しくない。
スピーカー 2
無刻印のキーボードは積極的にいらないですね。買いたいとかじゃなくて積極的にいらない。
スピーカー 3
積極的にいらない。
スピーカー 2
刻印なかったらだってタイプできないじゃないですか。
スピーカー 3
いや、意外にいけますよ。
スピーカー 2
来た来た来た。
意外といけますよ。
スピーカー 3
意外に思いますよ。
スピーカー 2
あと4000円の板もいらない。
4000円の板もいらない。
スピーカー 3
4000円の板いいっすよ、マジで。ぴったりだし。高さも幅も。
スピーカー 2
いらないかな。むしろなぜそれを欲しがるかがわからない。
スピーカー 1
オシャレだからですよね。
スピーカー 2
オシャレか。
スピーカー 3
けどね、自作キーボードとか、上を目指せば上を目指すだけのものはあるんですけど、
けど、ごく一般的な感覚で言うと、この世で最もいいキーボードが35000円って安くないですか。
スピーカー 1
それは。
スピーカー 3
だって普通のキーボードが3000円で、最もいいキーボードが35000円って10倍の差じゃないですか。
だって車だったら普通の車が400万円で、最もいい車4億円じゃないですか。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 3
で、ほとんどの人は一生かかっても4億円の車を買えないわけじゃないですか。
スピーカー 2
買えないですね。
スピーカー 3
うん。けど35000円のキーボードは手に入るんですよ。
これ僕歯まきを吸ってた時もすごい思ったんですけど、確かに普通の煙草ね、
当時、今煙草一箱いくらか知らないですけど、
普通の煙草一箱で当時たぶん350円か400円くらいですよ、20本入って。
したら400円だとして、1本50円。
だとしたら、歯まきの一番いいやつって1本1万円くらいするんですよね。
安くないですか。だってこれよりいいもんないんですよ、この世に。
タバコを吸うという人だったら50円でいいじゃんって思うかもしれないけど、
最もいい歯まきを吸うのが1万円、最もいいキーボードが35000円って安くないですか。
06:03
スピーカー 1
私今読み取れてますよ、イヤービーさんのノンバーバルのやつ。
スピーカー 2
安いですね。安いとは思いますよ。
僕はずっと先から、むろさんは何を説得しに来ようとしてるのかなってずっと聞いてました。
それで、ああそうっすね、やっぱりそのキーボードに35000円欲しくなりましたってならないですよね。
スピーカー 3
ならないか、なるかなって思った。
確かにって思うかなって思いました。
スピーカー 2
それは聞いてて、なるほどねとは思いますよ。
スピーカー 1
意味はわかる。
スピーカー 2
歯まきもそうかもしれないですね。
だからといってそれを欲しくなるかとかっていうのは全く響かないですね。
スピーカー 1
すげえ。
スピーカー 2
響かない。
スピーカー 3
他者の欲望を欲望してないイヤービーさん。
スピーカー 2
全然響かないですね。
スピーカー 3
プロイト理論で言うと、アカンポの状態ですよそれ。
スピーカー 2
そうなんですか。
そうなんですか。
スピーカー 1
でも私も別にキーボードは欲しくはならないです。
今全部聞いたけど。
スピーカー 3
別の欲望があるでしょ。
スピーカー 1
うん、キーボードじゃないのだったら。
スピーカー 3
帯とか。
スピーカー 1
帯とかね、帯とかね。
スピーカー 2
めっちゃ欲しそうですね、帯。
スピーカー 3
帯とか好きですね。
でもほら、イヤービーさんはそういうのないんですか?
スピーカー 2
なんか、探してあるのかもしれないですけどね。
パッと。
パッと常にこれが欲しいなってずっと思ってるものっていうのはないですね。
スピーカー 1
最近買ったものなんですか?
スピーカー 2
最近買ったもの?
本とかかな。
スピーカー 1
本か。
スピーカー 2
靴買いましたね、靴。
靴、靴いいじゃないですか。
スピーカー 1
靴はいいじゃないですか。
スピーカー 2
靴は結婚式に出なきゃいけなかったんで、
それでちょっと今持ってるやつだとちょっとあれかなと思って革靴を買いました。
スピーカー 1
どうやって選んだんですか?
そこに入った店で買いました。
そこにあった店で買いました。
一番近い、一番近い店に入って。
スピーカー 2
本来ならばもうちょっと何店舗か回って、
これいいねとかやりたかったんですけど、
ちょっと時間の制約があって。
スピーカー 1
忙しい。
スピーカー 2
そこに飛び込んだ店で、ちょっと違うなって思って、
09:01
スピーカー 2
隣の店に行ったらこれだったらいいやと思って買いました。
スピーカー 3
自分の理想の靴とどれくらい違うことを許せるんですか?
スピーカー 2
理想の靴なんていうものは存在しないですからね。
理想の靴?
スピーカー 1
なんかこんなやつがいいみたいな想定はしていかないんですか?
スピーカー 2
ないですね。
スピーカー 1
色も?
スピーカー 2
色は結婚式に履いていかなきゃいけないんで黒だなっていうのがありました。
スピーカー 1
黒か、茶色の選択肢はない。
スピーカー 3
でも明るい茶色のやつとか。
スピーカー 2
いや、黒。
スピーカー 1
黒。
じゃあ先が尖ってるか尖ってないかとか。
スピーカー 2
その辺は基本的にノーマルな。
スピーカー 3
ノーマル。
ノーマルな。
結婚式に履いていく革靴とかって結構難しくないですか?
だって結婚式ぐらい華やかな場所だとウィングチップとかでもいいわけじゃないですか。
スピーカー 2
いいんでしょうね。
でも僕は基本的にストレートチップの靴なので。
スピーカー 1
じゃああとは履き心地ですか?
スピーカー 2
履き心地もそうですけど、革靴ってだいたい一番最初に履くときって固いから履き心地よくないじゃないですか。
買ったなり履かなきゃいけないんで、あんまり履き心地とかいずれ慣れるでしょうぐらいの感じですね。
スピーカー 1
じゃあ最終的に決めた靴の決め手は何だったんですか?
消去法です。
スピーカー 3
黒くてストレートチップで。
スピーカー 2
今そこに。
あるものの中で。
スピーカー 1
あるものの中で。
スピーカー 2
そこに3足5足ぐらいあって、これだったらまあいいかなっていう。
これいまいち、これいまいち、これいまいち、これまあいいかって感じでしたね。
ぐろさんいつだっけな、誕生日の時だったか何かの時にアマゾンの欲しいものリストをシェアしてたことがあって、それを覗いたらすっげえいっぱいあって。
そうなんだ。
どうしたんだって思いましたね。
スピーカー 3
どうしたんだって。
冷蔵庫とか。
スピーカー 1
冷蔵庫欲しかった。
スピーカー 2
大型家電とかも入ってて。
スピーカー 1
どうしたんだ。
スピーカー 3
大型家電入れといて買う人がいたら面白いなと思っていたんですよ。
スピーカー 2
悪い。
スピーカー 3
いやあれね、たぶんね、実際問題買われると僕かなり困ると思うんだよね。
スピーカー 1
試しに入れてみたんで。
スピーカー 2
そう、そこまで想像してクリックしようかと思いましたけど、さすがに無理でした。
12:01
スピーカー 2
きっとこれ本当に買って送ってきたら困るんだろうなって思って嫌がらせでやろうかと思ったんですけど、さすがに無理でした。
さすがに無理でした。
スピーカー 3
なんかね、僕ねパッと言われたら、たぶん結構欲しいものとか無限に言えると思うんですよ。
無限には言えるな。
結構、例えば僕が欲しいものって全然使わないし、あってもしょうがないものなんだけど、ロード・オブ・ザ・リングに出てきた一つの指輪の、本当に金で18金でできたレプリカ欲しい。
スピーカー 1
こういう人が買うんだ。
スピーカー 2
そうね、今の僕はかえさんの反応の方が賛同できる。
スピーカー 1
どんな人が買うんだろうって思ってた。
スピーカー 2
むろさんのそれにちっとも共感できなかったけど、かえさんの反応にはすごく共感できた。
スピーカー 3
あれだってこうやって見たらさ、ゴンドル語でさ、暗黒語でさ、一つの指輪は全てを滑るって書いてあるんだよ。
で、こうやって指にはめて、こうやって書いてあるんだよ、一つの指輪は全てを滑る。
いいなーってなるじゃん。
スピーカー 1
それはわかった。むろさんに無限に欲しいものがあることがよくわかった。
スピーカー 2
かえさん、今の感覚がだいたい、さっきからむろさんが一生懸命力説した時に僕が感じている感情ですよね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
さっきの刻印の話とか、刻印なしのキーボードの話とか、はまきの話とか、おっしゃってた時に僕がずっと感じてた感情。
言ってることはわかるけどね。なるほどね。
スピーカー 1
それは無限にあるでしょうね。
まず1個目に出てくるのにそれとは。
スピーカー 3
僕も無限性を説明しなきゃと思って。
スピーカー 1
そっかそっか。一番無限性を感じさせるものだ。100点のやつです。
スピーカー 2
そう、かなり100点でしたね。
スピーカー 1
すごいわかった。
スピーカー 2
むろさん、今、無人像にお金があるとしたら、今の18均のリングにいくらぐらいだったら別に出してもいいって感じなのか?
15:04
スピーカー 3
無人像にあったら、無人像って本当に無人像ですか?
事実上無人像ですか?
スピーカー 2
じゃあ、事実上無人像ですね。
スピーカー 3
85万円。
スピーカー 2
すげえな。すごいわ。
かといって85万円もらったからって何かに使いますかって言われると、使うものがあんまり想像つかないんですけどね。
家族で旅行するとかかな。
85万円もらったら。
スピーカー 3
無人像にお金がなかったらそういうものに使いますよ。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
無人像にあっても85万円それに使うかな。
スピーカー 3
無人像にあったら85万円ぐらいなはずな。
今僕が想定したのは、500億円ぐらい持ってて、年利3%ぐらいで運用してると考えたとき。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
500億円毎年使い放題なわけじゃないですか。
全部の資産をタクセイブに置いているから税金を払わないとして。
スピーカー 1
これだけスラスラ言うのは結構それ考えてますね。
スピーカー 2
すげえ具体的に考えてるね。
事実上無人像って言っただけでそこまで具体的に想像して85万円を出してくるのか、この人は。
スピーカー 1
今パッと考え、何年も想定してやってみたやつですね。
スピーカー 3
結構考えた。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 3
年間に15億円遊んで使えるんだったら85万円出すかなって感じ。
スピーカー 2
なるほど。
今欲しいものとか今の文脈の中で、これちょっと表せるかなって思ったものは、ディエゴスティーリとか。
スピーカー 3
ディエゴスティーリはいらない。
スピーカー 2
とか僕、どちらかというとああいうのは欲しいと思う瞬間があるかもしれない。
スピーカー 1
毎月ちょっとずつ来るやつ。
スピーカー 2
毎月ちょっとずつ来て、最終的に戦艦ヤマトができますみたいな。
スピーカー 3
そうなんだって。
スピーカー 1
戦艦ヤマト。
スピーカー 3
毎日戦艦ヤマトのあれを買ったらいいんじゃないですか、あれを。
なんか絶対ディエゴスティーリより日本有数の造形師が作った1000分の1スケールの戦艦ヤマトとかあるじゃないですか。
スピーカー 2
それがちょっとずつ届いてちょっとずつ作り上げていくっていうところに。
スピーカー 1
それがいい。
スピーカー 2
なんか面白そうだなっていう風な感じはしますね。
例えば1000分の1ヤマトの出来上がったものは僕全然欲しくないですよ。
18:00
スピーカー 2
例えばプラモデルは欲しいと思う。
すげー成功な出来上がったものは全然欲しくない。
スピーカー 1
家庭作っていくのがワクワクする。
スピーカー 2
プラモデルは欲しいかなって思う。
それでディエゴスティーリみたいにちょっとずつ届くっていうとちょっとずつの楽しみとかもあったから
ああいうのだったらちょっと欲しいかなって今なんかヒレに出して
そんな感じ。
スピーカー 1
私今さっきの室越さんと同じこと思ってる。
こういう人がディエゴスティーリに買うんだって思ってる。
スピーカー 2
全然響いてない。
なるほどねって言われるのかと思った。
スピーカー 3
お金が無尽蔵にあったら完成品買うけどな僕。
スピーカー 2
完成品買うんだ。
スピーカー 3
ディエゴスティーリを全巻一気に買って多分人雇って作ってもらうと思う。
人雇って作ってもらうんだ。
スピーカー 2
そこに違うんだね人って。
スピーカー 3
多分ディエゴスティーリに電話すると思う。
一巻一巻送ってくんのやめてもらっていい?
一気にお金出すから倍出すから一気に送ってくださいって言うと。
スピーカー 2
だから戦艦ヤマトとかアズチ城できますみたいな。
ありますね。
スピーカー 3
でも自分で作るんでしょ?
スピーカー 2
自分で作りますよ。
スピーカー 1
作るのがいい?
スピーカー 2
作るのがいい。
スピーカー 1
作ることが欲しい。
スピーカー 2
作りたい。
スピーカー 3
毎月送られてくるのも大事なんですよね多分ね。
スピーカー 2
そこは。
スピーカー 3
普通のタミヤのプラモデルじゃないですか?
スピーカー 2
タミヤのプラモデルでもいいんですけど。
多分今の時間の作り方だとか使い方だとかなんだとかだと、
ディエゴスティーリぐらいに定期的に送ってきてちょっとずつ
暇な時間を見つけて作っていくっていう方が
今のリズムだと多分面白いかなって。
スピーカー 1
ちょうどいいんだ。
スピーカー 3
今の生活を基準に考えているところが面白い。
僕そのものが手に入った時の快楽のことしか考えてないもんな。
スピーカー 1
うん。
それはそっちですね私も。
スピーカー 2
なるほど。
そうなんだ。
そうなんだ。
そうなんだ。
スピーカー 3
全然違うな。
21:01
スピーカー 2
そういう意味じゃあれかな。
欲しいものって言った時にめちゃくちゃリアルに考えてますね。
スピーカー 1
ね。
それが手に入る過程と使う時間まで全部組み込まれて。
スピーカー 3
そうだよね。確かに指輪はいらない。
スピーカー 2
指輪はいらないかな。
スピーカー 1
そう、眺める。
スピーカー 2
眺める時間ないと思う。
スピーカー 1
面白い。
スピーカー 2
あれですよ、コロナでね、ロックダウンになった時に
どっちみち家で暇になるから
一番最初に探したのがプラモデルだったんですよ。
もともとプラモデルっていうのは小さい頃作ってて
それはなんとなく好きだっていう感覚があって
ニュージーランド、当時ニュージーランド住んでたんで
プラモデルを買おうと、タミヤのね。
タミヤみたいなものを買おうと思ってインターネット調べたけど一切なかった。
そうなんですね。
スピーカー 3
あれって多分日本の文化なんだよね。
スピーカー 2
そうそう、あれ日本の文化で海外にもプラモデル店みたいなのがあるんですけど
大きな町の専門店みたいなところに行かないとなくて。
日本のタミヤみたいなところとか海外の同じようなものを作ってるところ
多分何社か数社しかああいうの作ってなくて
インターネットで注文して買おうと思ったらとんでもなく高い買ったから辞めました。
それぐらいプラモデルって好きなんですよね。
作る過程みたいなのが。
それは買う製品っていうのは全くピンとこなくて。
だからDOST、一応。
スピーカー 3
すごいなあ。
だから言ったでしょ。
10億円ぐらいなら簡単に使いますよって。
僕がクラブハウスのヤビさんに言ったら絶対使えないってヤビさんに言ってたけど。
スピーカー 2
使えそうでしょ?
スピーカー 1
使えそう。
スピーカー 2
確かに。
ロード・オブ・ザ・リングの指輪を18機のレプリカの指輪を欲しいっていう人は使えそうな気がする。
使えそう。
使えそうな気がしてきた。
スピーカー 3
その水準でよければ無限にあるし。
あとヤビさんの、僕結構何気にヤビさんの理想の靴がない発言には僕は驚いてるんですよ。
24:08
スピーカー 1
私も驚いてる。
スピーカー 3
買うときに物のイデアみたいなのがあるんですよ。
スピーカー 2
ある、ある。
スピーカー 3
あります。
イデアとここが違うって言っていつもじくじたる思いで僕は物を買うんですよ。
スピーカー 1
探しつつ探す。めっちゃ探す。
スピーカー 2
大変じゃないですか。
スピーカー 1
大変ですよ。
大変だけど。
スピーカー 3
だいたい見つかるとすごい値段なんですよね。
1万5千円ぐらいでちょうどいい革のカバン欲しいなとか思うわけですよ。
こんな革のカバンみたいなイメージがあるわけですよね。
あると思って見つかったら25万とかなわけですよ。
買えないってなるから。
お金が無尽蔵にあったら多分25万のカバン買うんですけど。
ないから全然違うと思いながら1万5千円のカバン買うんですよ。
スピーカー 2
全然ないっす。
全然ないっす。
こういう物が欲しいっていうのが全く頭の中にないですよ。
スピーカー 1
靴っていう。
スピーカー 2
革靴ぐらい。
黒い革靴ぐらい。
その中で並んでる物の中からこれかなって。
スピーカー 1
これ革靴だし。
スピーカー 2
革靴だよねって。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
だから全然悩まないし。
じくじいたる思いなんかしたことないです。
買い物してて。
スピーカー 3
じくじいたる思いしかないな。
ファッション性の高い物だったら別にいいけど。
例えば外付けハードディスクとか。
こういう感じの外付けハードディスクが欲しいなと思っても。
まずないですよね。
外付けハードディスクってデザイン性低いから
決まったデザインの外付けハードディスクしかないから
もうその外付けハードディスク買うしかないみたいな。
スピーカー 2
外付けハードディスクって出てくる物って
その辺に売ってる外付けハードディスクしか出てこなくないですか。
なぜそこに違う形のイデアが浮かび上がるのかが分からない。
スピーカー 3
けど外付けハードディスクを考えた時に
四角い黒のハードディスクが欲しいと思うわけじゃないですか。
実際見に行くでしょ。
見に行くと四角いけど台形だったりとかするんですよ。
27:02
スピーカー 3
長方形じゃないみたいになるわけですよね。
長方形のもあると思っても
艶感があったりとかするんですよね。
マットなのが欲しいみたいな。
長方形のマットなハードディスクがあっても
もうちょっとざらついた感触の方がいいとか思うわけじゃないですか。
長方形でマットでざらついた質感のハードディスク見つけても
通信の規格がちょっと遅いやつみたいな。
前世代のやつだからちょっと遅いやつで
早いやつになったら、新しい世代になったら
艶感出ちゃってるとかになるわけですよね。
これの通信が早いこれが欲しいのにみたいなので
じくじたる思いで
だいたい僕の場合は機能を取るんですけど
クソって思いますよね。
スピーカー 2
それって台形であることと長方形であることだったり
艶があることと艶がないことだったりで
そんなに違うんですか?
スピーカー 3
そんなに違うかそんなに違わないかで言ったら
そんなには違わないけど
僕が欲しいのはこれって決まってるわけですよ。
スピーカー 2
そこは決まってないからな。
スピーカー 3
最近嬉しかったのは
スピーカー 1
何それ?
スピーカー 3
コテンラジオのリスナーのアイリーさんっていう人が
自分で作っている木の
コッポクやつ
スピーカー 1
コースター?
スピーカー 3
木のコースターなんですけど
こういうものが欲しいと思ってたんですよね。
スピーカー 2
これね
スピーカー 3
シンプルでしょ?
シンプル
大きさもいいんですよ。ちょっと小さめで。
けどね、これを探そうと思ったら売ってないんですよ。
スピーカー 1
そういうのってありますよね。
スピーカー 3
もうちょっと大きいとか
中にちょっと段差がついてて
コップの中にはめ込めるようになってるんですけど
このコップを中にはめ込めるみたいなものがないんですよね。
スピーカー 1
ちょっと珍しい、確かに。
スピーカー 3
木の質感がちゃんと木の質感みたいになってるんだけど
百均とかで似たようなのを見つけると
なんかもうちょっとピラピラの合板みたいなもので
スピーカー 1
安っぽいんですよね。
スピーカー 3
これがイデアであり
百均に売ってるやつがイデアではないものですよね。
スピーカー 1
わかる。
わかるでしょ。
それはめっちゃわかる。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
わかってないですね。
スピーカー 2
わかってない。
わかってないのと
リスナー置いてきぼりの会話をしてるなっていうのが
ユーザーフレンドリーとか何回か前に言ったはずなんだなって
30:03
スピーカー 3
ユーザーフレンドリーにやらないっていう
スピーカー 1
やらない。
スピーカー 2
やったらいいと思ってるんですけどね。
やらないっていう選択だということをしたから
正しいなと思いながら
スピーカー 3
ずっとここで
スピーカー 2
ずっとここでリスナーが
リスナーがって思って
概要欄にリンク貼っておいてください。
スピーカー 3
これ売ってないから概要欄にリンクがない。
スピーカー 2
全くないから全然わかんないですね。
スピーカー 1
全くない人いるんだ。
全くない人いるんだ。
スピーカー 3
だから4000円の板いらないって言ってるけど
確かにねこの4000円の板の何がすごいって
この無刻印のキーボード買ったら
このね4000円のキーボードが
ちょっとやっぱりイデア感があるんですよね。
スピーカー 1
これじゃないとってことですか。
スピーカー 3
この木の板を見る前は
これがイデアだと思わないんだけど
確かにこの無刻印のキーボードを検索したら
これが一緒に映り込んでるわけですよ。
映り込んでると確かにイデア感があるなって思うわけ。
これでなければならないっていう感じ出してくるやんみたいな。
スピーカー 2
それっていつもの室さんの思考とは逆なんだよね。
イデアを探しに行ってる室さんからすると
イデアを提示された感っていうことだよね。
スピーカー 3
そうそう提示されたんだけど
その場合僕はまっさらなこの
スピーカー 1
そういうものがこの世にあると知らないですね。
スピーカー 3
知らないから
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 3
確かにってなるわけですよ。
スピーカー 1
確かにってなる。
スピーカー 3
さすがに3万5000円のキーボードを作る連中は違うぜみたいな。
ちゃんと考えてるみたいな。
僕考えてなかったみたいな。
スピーカー 2
そうか。
全然わかんないです。
スピーカー 3
全然わかんないか。
スピーカー 2
こんなに届かないのかって思ってますよ僕は。
スピーカー 3
僕も。
スピーカー 2
結構室さんといろいろお話しさせていただいたんですけど
こんなに室さんが言ってることが届かないっていうのあるんだっていうのはずっと
この今30分ぐらい経ってます?
と思いながら聞いてますからね。
そうなんだ。
スピーカー 3
このセーターも実は僕のイデア感結構近いセーター。
スピーカー 1
かわいい。そのセーターめっちゃかわいい。
スピーカー 2
セーターはかわいいってのはわかる。
スピーカー 3
このセーターを買おうと思った時に
本当はアルパカの毛で作ったセーターが欲しかったんですよね。
これはアルパカの毛だって言われて買ったんですけどコロンビアで。
めちゃめちゃ安かったし
すごいチクチクするから多分アルパカの毛じゃないんですよね。
33:00
スピーカー 3
化学繊維なんですよ。
だからそこだけイデアじゃなくて
今僕はつらい思いをしてるんですよ。
スピーカー 2
それはもうアルパカだって言ってるんだからアルパカだと思ってきりゃいいんですよ。
スピーカー 3
だって違うってわかってしまったから。
スピーカー 2
それ誰が正しいんですか?
違うと思った室さんが正しいんですか?
スピーカー 3
僕が正しいと思う。
スピーカー 2
室さんは実はアルパカのことを全然わかってない可能性もあるじゃないですか。
スピーカー 3
アルパカとそうじゃない化学繊維の見分け方みたいなYouTubeを見て
火をつけると火のつき方で違うんですよ。
化学繊維の火のつき方だったから
やっぱり。
スピーカー 2
もうそんなん調べなきゃいいのに。
調べずにアルパカだと思ってきてた方が幸せ感出ません?
スピーカー 3
うん。
けど僕は幸せであり続けるか真実かなら
真実を追い求めてしまいますよね。
スピーカー 2
見て見ぬふりすればいいのに。
スピーカー 1
難しいですね。
スピーカー 3
難しいと思う。
スピーカー 1
知りたいと思ってしまいますね。
僕はなんとなく人生をのほほんと生きれてるなって思うんですよ。
こういうスタンスで生きてるから。
のほほんと生きてる人のほうがちゃんとした人生を送ってる。
ここもむろさんとすり合わないところなんですけど
人生ままならないってあんまり思わないんですよね。
このスタンスで生きてると人生ままならないってあんまり思わないんですよ。
そうなんだ。
スピーカー 2
ままならせようというふうにあんまり思ってないから。
スピーカー 1
そっか。
スピーカー 2
こういう靴が欲しいって思ったら
ほぼそれと例えば9割が対一してても
1割違うとままらないって思うわけじゃないですか。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
でも僕はこういう靴が欲しいっていうものがないから。
スピーカー 1
靴だったらいい。
スピーカー 2
だから満足して靴を買う。
なるほどな。
さっきのアルパカの毛の話だったらアルパカの毛だって言ってたから
アルパカの毛だと思ってきてれば
別にそこはままらない感はないわけですよ。
満足してアルパカの毛だと思ってきてる。
スピーカー 3
すごい
全ブッティズムみたいな話だな。
スピーカー 1
ほんとだ。
そうなんですよ。
スピーカー 2
だから室さんがずっとままらない、ままらないって言ってるけど
大変だなと思って聞いてますからね。
大変ですよ。
36:00
スピーカー 3
大変だ。
僕はロード・オブ・ザ・リングの指輪たぶん買えないから。
スピーカー 2
ままならなすぎる。
幸せな性格だなって自分でも思いますけどね。
いいな。
スピーカー 3
僕もそれがいいな。
僕もそれがいいな。
人格のイデア。
スピーカー 1
増えてる。
また増えてる。
抜け出せない。
スピーカー 3
人格のイデアどこに行ったら買えるかな。
スピーカー 1
買えない。
買えない。
買えるものを買えるだけマシな気がしてきましたね。
リングの方が。
スピーカー 2
人格のイデアって言ってると。
前回もちらっと話したね。
こういう風に考えればいいじゃないですかって言っても考えられない。
スピーカー 1
ほんとだ。
スピーカー 2
これこそまさにやっぱりままならないところだなって。
面白い。
逆にこういうのだとね。
こだわり抜いたこの人品みたいなものもないから。
そうか。
逆にそういうのを見つけた時の達成感だとか喜びみたいなものもないわけですよ。
スピーカー 1
でも失った時の悲しみもないですね。
スピーカー 2
ない。
むちゃくちゃフラットですよ。
スピーカー 3
すげー。
スピーカー 1
すげー。
スピーカー 3
悟りの境地じゃん。
スピーカー 2
これを悟りというのかっていうことなんですよね。
スピーカー 3
物欲ない。
スピーカー 1
どういうことって感じ。
今日今めっちゃ説明聞いたけど結局どういうことって感じですもん。
スピーカー 3
だってさ、皿とかも興味がないってことですよね。
スピーカー 2
皿?
スピーカー 1
お皿、コップとか食器。
スピーカー 3
毎日ご飯食べる時にこの茶碗じゃないんだよなって思いながら食べないってことですよね。
スピーカー 2
この茶碗じゃない?
スピーカー 3
僕箸とか相当探しましたからね。
スピーカー 2
箸を相当探す。
スピーカー 1
長さと。
これかなり安いの今。
一押し。
一押し混ぜた。
スピーカー 2
マグカップこれは。
スピーカー 3
小石原焼きの。
スピーカー 2
小石原焼きのマグカップ。
スピーカー 1
これは満足してる。
でもこれを失った時はめちゃくちゃ悲しいと思う。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
もうすでに一個いうのみはあったし。
スピーカー 2
ほんとね、サンドイッチマンのちょっと何言ってるか分かんないけど、
39:01
スピーカー 2
ずっとその気持ち、皿?箸?マグカップ?っていう。
いや、松本太陽の鉄コンキンクリートって漫画があるんですけど、
スピーカー 3
鉄コンキンクリートの中でヤクザが街を仕切ってるんだけど、外からマフィアが、中国系マフィアが、チャイニーズマフィアがやってくるんですよね。
で、そのチャイニーズマフィアが元々街を仕切ってたヤクザの若頭かなんかを引き抜いて自分で使ってるんだよ。
で、自分で使ってる時にその若頭に対してチャイニーズマフィアのボスが言うんですよね。
タバコを、葉巻きを口から離して手をすっと出すと。
で、そこに灰皿がない。
そういうことは許されないことなんだって言うんですよね。
そうだよねって僕も思ったんですよ。
灰皿のあるべき場所があるんですよね。
スピーカー 1
ああ、そういうことか。
スピーカー 3
で、そのようなイデアの生活に僕は自分の生活を編成できない。
この世に何の意味があろうかっていう感じですよ。
スピーカー 2
この世に何の意味があろうかってなっちゃうんですか、そこは。
スピーカー 1
そこは。
スピーカー 2
大変ですね。
スピーカー 3
大変ですね。
スピーカー 2
これはやっぱり室さんが守られないって言ってて、ずっと何かに文句を言ってるっていうのはよくわかりますよ。
そりゃ。
スピーカー 3
いや、オカクラ天神の茶の味っていう本があるんですけど、
それで千利休の話をしてて、千利休がある日息子に庭の掃除をしろと言ったと。
で、その庭を完璧にきれいに掃除をして、お父さんに見せたらお父さんがやり直しだって言ったと。
で、息子は最新の注意を払ってさらにきれいに庭を整え掃除をして、お父さんにもう一回見せた。
で、見せたらお父さんがこれは全然ダメだと言ったと。
息子がすいません、私にはもうわかりませんと、どうしたらいいか教えてくださいって言ったら、
その千利休はもみじの木をちょっと揺らして、葉っぱを落としたらしいんですよね。
これで完成だって言った。
わかるって思ったんですよ。
スピーカー 2
あの、言わんとすることはわかるよって言う。
でも、別にそのもみじ一枚なくてもいいじゃんっていう。
42:08
スピーカー 1
だから一個じゃダメなんですね。
もう全部が、全部が完璧じゃないとダメなんだ、お父さんに。
今日すごく素敵なカバンが手に入っても、手を伸ばしたとこに灰皿がなかったらもうそれはダメだ。
スピーカー 3
そう。
スピーカー 1
さ、大変だ。
スピーカー 2
要はあれじゃないですか、90点のものを見つけても、マイナス10点のところに目が行くってことですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
となると常に100点じゃないといけないじゃないですか。
身の回りのもの、身の回りのこと。
そりゃ大変でしょうなって。
スピーカー 1
そりゃ大変だ。
スピーカー 2
最初から100点っていうものがなければ、別にその100点にこだわらなくて。
90点なのか80点なのか100点がないから。
ぼんやりと平均点みたいなものだけあって、それよりも上か下かみたいな感じで。
下だったら、あんまり今日は良くなかったけどまた明日は良くなるかなぐらいの感じでさらりと流せるし。
スピーカー 1
私90点のものでも、時を共にすれば全然100点になる。
これじゃなきゃダメになるから。
スピーカー 2
なるほど。
でもやっぱりそこは80点とか90点のものはやっぱり探したいんですよね。
スピーカー 1
そうそうです。それはもちろん100点に近いものを探すけど、最初90点でも100点にできるから。
いいけど、むろこしさんずっと90点だもん。
それは大変だ。
スピーカー 2
身の回りはあれでしょ、100点のものを割っちゃったりすると大変なことになるわけ。
むろこしさんはほら、90点のものをなくしても、また90点のものが出てくればまあいっかって感じで。
ずっとマイナス10点であるっていうことは思い続けてるっていうところはあります。
スピーカー 3
恐ろしい。
恐ろしい。
スピーカー 2
どっちもまだらないです。
スピーカー 3
全然ヤビーさんに通じなかったのか。
全然通じなかった。
スピーカー 2
全然通じなかったですね。
全然通じなかった。
スピーカー 1
物を欲しくできなかった。
スピーカー 2
何回も言いますけど、おっしゃってることはよくわかるんですよ。
おっしゃってることはよくわかるけど、じゃあ100点のものをちょっと追求してみますかねっていうのは全くならない。
だって浮かばないもん、100点のものが。
45:02
スピーカー 2
鞄欲しいって思っても、欲しい鞄っていうのはここに出てこないですよ。
どれくらい出てこないかっていうと、リュックか普通のこういう手下げかすら出てこないですからね。
鞄が欲しいって思った時に、鞄っていう超漠然とした鞄の中から見に行って。
これかな。
でも手下げよりもリュックの方が便利そうだな、両手握って欲しいと思ってリュックを選ぶとか。
そんな感じ。
スピーカー 3
それを今言われて、確かに僕も常に100点のものを探して、常に100点のものっていうか常にイデアがあるわけじゃないかもしれない。
スピーカー 1
物による?
スピーカー 3
そうそう、コートとかを探そうとした時に、コートのイデアがないんですよ、僕の中に。
スピーカー 1
でも赤いコート探す?
スピーカー 3
ある時もある、ある時も。例えばね、例えばコートを探そうと思った時にコートのイデアがない時に、お店に行くじゃん。
お店にコートが並んでるじゃん。
で、僕の中にイデアはないんだが、並んでるコートが全部30点から40点であることが分かる。
スピーカー 2
イデアがないのに?
スピーカー 3
イデアがないのに。
スピーカー 1
でもそれは分かる。
スピーカー 3
正解が分からないんだが、これが正解でないことは分かるみたいな。
それは分かる。
スピーカー 2
それって何?30点なのか60点なのかっていう感覚もあります?
例えば、室野さんの場合は100点じゃないと9大点じゃないからないんだけれども、
例えば一般的に言うと8割とか7割とかとれてれば、まあまあいいかなっていうレベルがあるとすると、
それが20点なのか50点なのか9大点でないことは分かるけど、その20、50みたいなのも分かるんですか?
分かる。
スピーカー 1
分かる。あるある。
これはないみたいなところ。これはまあ、いやでもないぐらいなのかみたいな違いある?
スピーカー 3
あるあるある。
スピーカー 2
これはないはあるかな、さすがに。
スピーカー 3
違うんだが、さっきのよりは近いみたいな。
スピーカー 1
あるある。
スピーカー 2
でもそれ、イデアがあるものとないものっていうのは何が違うんですか?
スピーカー 3
知識だと思う。
スピーカー 2
知識か。
スピーカー 1
で、そこからまたイデアをまず探したりとかしませんか?
48:03
スピーカー 1
行ってみたは30点40点しかないけど、これが30点40点なのは分かるから、
もう1回帰ってネットとかでとにかく数多く見て、自分のイデアを探すみたいな。
スピーカー 2
もうね、買い物が長い人ってそういうことをしてるんだ。
なるほどって今すげえ今、すげえ今分かった。
買い物しに行く人ってそういう人だってなんだ。
スピーカー 1
だから行ったは買って帰ってこないんですよ。
なかったっていう。
スピーカー 2
なかった?
理解できないものなかった?
スピーカー 1
なかった。ないですよね。
スピーカー 3
服とかは、だから僕全身20点のもの着たりとかしてる。
スピーカー 1
着ない。
スピーカー 3
僕は20点着てる。
全部ユニクロでいいみたいなもん。
ねえから、どうせイデアは。何でもいい。
スピーカー 1
ないんだったら。
スピーカー 2
どうせないんだったら別に20だろうとか50だろうか70だろうが一緒だと。
スピーカー 3
一緒だと。
何でもいい。500円のTシャツでいいよみたいな。
スピーカー 2
どっちみちイデアじゃないから。
スピーカー 3
経済合理性が優先だなって。
スピーカー 2
そういうことなんだ買い物って。
スピーカー 1
ヤビさんみたいに結婚式があるとかあるじゃないですか。
結婚式までに見つけないといけないじゃないですか靴を。
その時間制限とイデアが見つからないことの間ですごい葛藤する。
スピーカー 3
イライラするよね。
スピーカー 1
どうしよう間に合わないけどこれは買いたくないみたいな。
でももう今日しか買うことがない。時がない。
いやでもこれは絶対に買いたくないみたいな。
スピーカー 3
響いてない。
スピーカー 1
響いてない。全然響いてない。
スピーカー 2
僕はずっとわからなかったですよ。
買い物しに行って買い物しないっていう人が理解できなかったですよ。
だって買い物しに行ってるって欲しいものがあるんでしょと。
欲しいものがあるから買い物しに行ってて。
そしたらそれ買って帰ってなんで帰ってこないのかわからないですけど。
スピーカー 1
欲しいものはあるけど欲しいものが売ってなかったんですよ。
スピーカー 2
売ってないことが分かって帰ってきた。
スピーカー 1
コートだ靴だむちゃくちゃ置いてあるじゃないですか。
スピーカー 2
いろんな形のいろんな色のね。
もうめっちゃくちゃありますやん。デパート行ったら。
それでないってどういうことって思ってたんですけど。
だからしばしばこの世にないんですよ。
51:01
スピーカー 3
欲しいものが。
そうだからこの世にないものを欲しいってのって
スピーカー 2
それはもうそれは罪でしょう。
スピーカー 3
いやそれがない世界の方が罪だと思うんだけど僕は。
絶対あった方がいいのにそれが世界に。
あったら。
あらかじめ用意しとけよって。
多分龍之介深井がデータベースに同じ気持ちを持ってると思う。
あー。
あっとけよデータベースって。
なんでねえんだよって。
だからだからこれやっぱり作ろうとするわけじゃないですか。
スピーカー 2
龍之介深井は偉い作ろうとしてるから。
自分で作ろうとしてる。
スピーカー 1
だったらイデアがそこにある。
スピーカー 2
世の中にイデアのものがない。
そうしたら最後作るしかないじゃないですか。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 2
龍之介室越作れですよね。
500億円あったら職人雇いますけど。
スピーカー 3
ははは。
スピーカー 1
ないから悲しみの中で生きてる。
スピーカー 3
そうか。
面白いなあ。
スピーカー 2
まあとりあえず僕の今日の収穫は
あ、だから買い物しに行って買い物
買わないで帰ってくる人っていうのはこういう真理なんだってことが
僕44年生きてきて初めてわかった。
へえ。
それはすごい収穫でした。
そうか。
スピーカー 3
僕の収穫は世の中にイデアがない。
僕の収穫は世の中にイデアがなく買い物をしている人がいるっていう。
スピーカー 1
うん。
私もそれは衝撃的だった。
スピーカー 2
あれですね。
自分しか知らないから。
そうですね。
世の中の人はみんなこういうマインドで買い物してると思い込んじゃってましたからね。
ねえ。
スピーカー 3
恐ろしいことですよね。
スピーカー 2
恐ろしいですね。
スピーカー 3
なんか恐ろしいわ。
スピーカー 1
ははは。
スピーカー 3
恐ろしいです。
恐ろしいです。
スピーカー 1
勉強になったな。
スピーカー 3
勉強になった。
そろそろですかね。
はい。
スピーカー 1
それではまたお会いしましょう。ごきげんよう。
ありがとうございました。
ごきげんよう。
53:13

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