00:01
のらじお
こんにちは、のらじおのMuroです。
こんにちは、かえです。
今回、ゲストに来ていただいた、ヤビーさんです。どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
改めまして、ヤビーです。お願いします。
前回か前々回かで話した、僕たちの物に対する執着の違い、僕とかえちゃんで結構違うっていう話をしたんですけど、その件でヤビーさんの話も聞きたいなっていうことになって、ヤビーさんをお呼びしたんですけど、
ヤビーさん、どういう感じですか?
まずその会話をしているときに、僕のことが出てくるっていうのが、やっぱりのラジオファンとしてはまず嬉しいなっていうところかな。
まずここからスタートさせていただくんですけど、はっきり言って、どっちもわかんねえって感じですね。びっくりするぐらいどっちもわかんなかったですね。
わかるんですよ、もちろん。
一つのものを大切にするっていうのもわかるし、収集壁的に集めたいっていうのもわかるし、そこに1個なくなったからまた同じやつを埋めればいいって、そうすると棚のリストは変わんないよねっていうのがわかるんですよ。
だからそこにこだわるってんだなとか、そういうことに執着があるんだなっていうのは、これはわかる、頭では。
でも、じゃあ僕がそういうアクションを起こすか、行動を起こすかっていうと、全然わかんないなっていう感じですね。
ちょっと1個説明し忘れてた。前回僕が言ったのの中で重要概念でオリハルコン問題っていうのがあって、
オリハルコン問題っていうのは、すごく簡単に説明すると、今はどうでもいいものかもしれないけど、将来使うかもしれないものを、その可能性がために捨てられないっていうことがあるんですよ。
なるほど。
ネジとか。
あれがあればって未来に思うことが怖い。
そうそうそうそう。
で、家の中にものが溜まっていくんですけど、このオリハルコン問題はヤビーさんにありますか。
オリハルコン問題はあるっちゃありますね。
あるっちゃある。
あるっちゃあるけど、その実際、あの時にあれ取っておけば今使えたのにって仮に思ったとしても、まあしょうがないね、あの時捨てちゃったしってさらりと流すって感じ。
だから、要はその時にさらりと流せるので、ひょっとしたらこれ使えるかなと思っても、わかりますね。
うん。
ヤビーさん自身はどうやってものを集めるんですか。
ものを集めるということが今は全くないですね。その集めたいという欲求みたいなのがほぼないです。
03:10
物欲がない。
物欲がない、そうですね。欲しいものなんていうのはあんまりないな。
無刻印のキーボードも欲しくない。
無刻印のキーボードは積極的にいらないですね。買いたいとかじゃなくて積極的にいらない。
積極的にいらない。
刻印なかったらだってタイプできないじゃないですか。
いや、意外にいけますよ。
来た来た来た。
意外といけますよ。
意外に思いますよ。
あと4000円の板もいらない。
4000円の板もいらない。
4000円の板いいっすよ、マジで。ぴったりだし。高さも幅も。
いらないかな。むしろなぜそれを欲しがるかがわからない。
オシャレだからですよね。
オシャレか。
けどね、自作キーボードとか、上を目指せば上を目指すだけのものはあるんですけど、
けど、ごく一般的な感覚で言うと、この世で最もいいキーボードが35000円って安くないですか。
それは。
だって普通のキーボードが3000円で、最もいいキーボードが35000円って10倍の差じゃないですか。
だって車だったら普通の車が400万円で、最もいい車4億円じゃないですか。
なるほど。
で、ほとんどの人は一生かかっても4億円の車を買えないわけじゃないですか。
買えないですね。
うん。けど35000円のキーボードは手に入るんですよ。
これ僕歯まきを吸ってた時もすごい思ったんですけど、確かに普通の煙草ね、
当時、今煙草一箱いくらか知らないですけど、
普通の煙草一箱で当時たぶん350円か400円くらいですよ、20本入って。
したら400円だとして、1本50円。
だとしたら、歯まきの一番いいやつって1本1万円くらいするんですよね。
安くないですか。だってこれよりいいもんないんですよ、この世に。
タバコを吸うという人だったら50円でいいじゃんって思うかもしれないけど、
最もいい歯まきを吸うのが1万円、最もいいキーボードが35000円って安くないですか。
06:03
私今読み取れてますよ、イヤービーさんのノンバーバルのやつ。
安いですね。安いとは思いますよ。
僕はずっと先から、むろさんは何を説得しに来ようとしてるのかなってずっと聞いてました。
それで、ああそうっすね、やっぱりそのキーボードに35000円欲しくなりましたってならないですよね。
ならないか、なるかなって思った。
確かにって思うかなって思いました。
それは聞いてて、なるほどねとは思いますよ。
意味はわかる。
歯まきもそうかもしれないですね。
だからといってそれを欲しくなるかとかっていうのは全く響かないですね。
すげえ。
響かない。
他者の欲望を欲望してないイヤービーさん。
全然響かないですね。
プロイト理論で言うと、アカンポの状態ですよそれ。
そうなんですか。
そうなんですか。
でも私も別にキーボードは欲しくはならないです。
今全部聞いたけど。
別の欲望があるでしょ。
うん、キーボードじゃないのだったら。
帯とか。
帯とかね、帯とかね。
めっちゃ欲しそうですね、帯。
帯とか好きですね。
でもほら、イヤービーさんはそういうのないんですか?
なんか、探してあるのかもしれないですけどね。
パッと。
パッと常にこれが欲しいなってずっと思ってるものっていうのはないですね。
最近買ったものなんですか?
最近買ったもの?
本とかかな。
本か。
靴買いましたね、靴。
靴、靴いいじゃないですか。
靴はいいじゃないですか。
靴は結婚式に出なきゃいけなかったんで、
それでちょっと今持ってるやつだとちょっとあれかなと思って革靴を買いました。
どうやって選んだんですか?
そこに入った店で買いました。
そこにあった店で買いました。
一番近い、一番近い店に入って。
本来ならばもうちょっと何店舗か回って、
これいいねとかやりたかったんですけど、
ちょっと時間の制約があって。
忙しい。
そこに飛び込んだ店で、ちょっと違うなって思って、
09:01
隣の店に行ったらこれだったらいいやと思って買いました。
自分の理想の靴とどれくらい違うことを許せるんですか?
理想の靴なんていうものは存在しないですからね。
理想の靴?
なんかこんなやつがいいみたいな想定はしていかないんですか?
ないですね。
色も?
色は結婚式に履いていかなきゃいけないんで黒だなっていうのがありました。
黒か、茶色の選択肢はない。
でも明るい茶色のやつとか。
いや、黒。
黒。
じゃあ先が尖ってるか尖ってないかとか。
その辺は基本的にノーマルな。
ノーマル。
ノーマルな。
結婚式に履いていく革靴とかって結構難しくないですか?
だって結婚式ぐらい華やかな場所だとウィングチップとかでもいいわけじゃないですか。
いいんでしょうね。
でも僕は基本的にストレートチップの靴なので。
じゃああとは履き心地ですか?
履き心地もそうですけど、革靴ってだいたい一番最初に履くときって固いから履き心地よくないじゃないですか。
買ったなり履かなきゃいけないんで、あんまり履き心地とかいずれ慣れるでしょうぐらいの感じですね。
じゃあ最終的に決めた靴の決め手は何だったんですか?
消去法です。
黒くてストレートチップで。
今そこに。
あるものの中で。
あるものの中で。
そこに3足5足ぐらいあって、これだったらまあいいかなっていう。
これいまいち、これいまいち、これいまいち、これまあいいかって感じでしたね。
ぐろさんいつだっけな、誕生日の時だったか何かの時にアマゾンの欲しいものリストをシェアしてたことがあって、それを覗いたらすっげえいっぱいあって。
そうなんだ。
どうしたんだって思いましたね。
どうしたんだって。
冷蔵庫とか。
冷蔵庫欲しかった。
大型家電とかも入ってて。
どうしたんだ。
大型家電入れといて買う人がいたら面白いなと思っていたんですよ。
悪い。
いやあれね、たぶんね、実際問題買われると僕かなり困ると思うんだよね。
試しに入れてみたんで。
そう、そこまで想像してクリックしようかと思いましたけど、さすがに無理でした。
12:01
きっとこれ本当に買って送ってきたら困るんだろうなって思って嫌がらせでやろうかと思ったんですけど、さすがに無理でした。
さすがに無理でした。
なんかね、僕ねパッと言われたら、たぶん結構欲しいものとか無限に言えると思うんですよ。
無限には言えるな。
結構、例えば僕が欲しいものって全然使わないし、あってもしょうがないものなんだけど、ロード・オブ・ザ・リングに出てきた一つの指輪の、本当に金で18金でできたレプリカ欲しい。
こういう人が買うんだ。
そうね、今の僕はかえさんの反応の方が賛同できる。
どんな人が買うんだろうって思ってた。
むろさんのそれにちっとも共感できなかったけど、かえさんの反応にはすごく共感できた。
あれだってこうやって見たらさ、ゴンドル語でさ、暗黒語でさ、一つの指輪は全てを滑るって書いてあるんだよ。
で、こうやって指にはめて、こうやって書いてあるんだよ、一つの指輪は全てを滑る。
いいなーってなるじゃん。
それはわかった。むろさんに無限に欲しいものがあることがよくわかった。
かえさん、今の感覚がだいたい、さっきからむろさんが一生懸命力説した時に僕が感じている感情ですよね。
なるほど。
さっきの刻印の話とか、刻印なしのキーボードの話とか、はまきの話とか、おっしゃってた時に僕がずっと感じてた感情。
言ってることはわかるけどね。なるほどね。
それは無限にあるでしょうね。
まず1個目に出てくるのにそれとは。
僕も無限性を説明しなきゃと思って。
そっかそっか。一番無限性を感じさせるものだ。100点のやつです。
そう、かなり100点でしたね。
すごいわかった。
むろさん、今、無人像にお金があるとしたら、今の18均のリングにいくらぐらいだったら別に出してもいいって感じなのか?
15:04
無人像にあったら、無人像って本当に無人像ですか?
事実上無人像ですか?
じゃあ、事実上無人像ですね。
85万円。
すげえな。すごいわ。
かといって85万円もらったからって何かに使いますかって言われると、使うものがあんまり想像つかないんですけどね。
家族で旅行するとかかな。
85万円もらったら。
無人像にお金がなかったらそういうものに使いますよ。
なるほど、なるほど。
無人像にあっても85万円それに使うかな。
無人像にあったら85万円ぐらいなはずな。
今僕が想定したのは、500億円ぐらい持ってて、年利3%ぐらいで運用してると考えたとき。
なるほど。
500億円毎年使い放題なわけじゃないですか。
全部の資産をタクセイブに置いているから税金を払わないとして。
これだけスラスラ言うのは結構それ考えてますね。
すげえ具体的に考えてるね。
事実上無人像って言っただけでそこまで具体的に想像して85万円を出してくるのか、この人は。
今パッと考え、何年も想定してやってみたやつですね。
結構考えた。
すごい。
年間に15億円遊んで使えるんだったら85万円出すかなって感じ。
なるほど。
今欲しいものとか今の文脈の中で、これちょっと表せるかなって思ったものは、ディエゴスティーリとか。
ディエゴスティーリはいらない。
とか僕、どちらかというとああいうのは欲しいと思う瞬間があるかもしれない。
毎月ちょっとずつ来るやつ。
毎月ちょっとずつ来て、最終的に戦艦ヤマトができますみたいな。
そうなんだって。
戦艦ヤマト。
毎日戦艦ヤマトのあれを買ったらいいんじゃないですか、あれを。
なんか絶対ディエゴスティーリより日本有数の造形師が作った1000分の1スケールの戦艦ヤマトとかあるじゃないですか。
それがちょっとずつ届いてちょっとずつ作り上げていくっていうところに。
それがいい。
なんか面白そうだなっていう風な感じはしますね。
例えば1000分の1ヤマトの出来上がったものは僕全然欲しくないですよ。
18:00
例えばプラモデルは欲しいと思う。
すげー成功な出来上がったものは全然欲しくない。
家庭作っていくのがワクワクする。
プラモデルは欲しいかなって思う。
それでディエゴスティーリみたいにちょっとずつ届くっていうとちょっとずつの楽しみとかもあったから
ああいうのだったらちょっと欲しいかなって今なんかヒレに出して
そんな感じ。
私今さっきの室越さんと同じこと思ってる。
こういう人がディエゴスティーリに買うんだって思ってる。
全然響いてない。
なるほどねって言われるのかと思った。
お金が無尽蔵にあったら完成品買うけどな僕。
完成品買うんだ。
ディエゴスティーリを全巻一気に買って多分人雇って作ってもらうと思う。
人雇って作ってもらうんだ。
そこに違うんだね人って。
多分ディエゴスティーリに電話すると思う。
一巻一巻送ってくんのやめてもらっていい?
一気にお金出すから倍出すから一気に送ってくださいって言うと。
だから戦艦ヤマトとかアズチ城できますみたいな。
ありますね。
でも自分で作るんでしょ?
自分で作りますよ。
作るのがいい?
作るのがいい。
作ることが欲しい。
作りたい。
毎月送られてくるのも大事なんですよね多分ね。
そこは。
普通のタミヤのプラモデルじゃないですか?
タミヤのプラモデルでもいいんですけど。
多分今の時間の作り方だとか使い方だとかなんだとかだと、
ディエゴスティーリぐらいに定期的に送ってきてちょっとずつ
暇な時間を見つけて作っていくっていう方が
今のリズムだと多分面白いかなって。
ちょうどいいんだ。
今の生活を基準に考えているところが面白い。
僕そのものが手に入った時の快楽のことしか考えてないもんな。
うん。
それはそっちですね私も。
なるほど。
そうなんだ。
そうなんだ。
そうなんだ。
全然違うな。
21:01
そういう意味じゃあれかな。
欲しいものって言った時にめちゃくちゃリアルに考えてますね。
ね。
それが手に入る過程と使う時間まで全部組み込まれて。
そうだよね。確かに指輪はいらない。
指輪はいらないかな。
そう、眺める。
眺める時間ないと思う。
面白い。
あれですよ、コロナでね、ロックダウンになった時に
どっちみち家で暇になるから
一番最初に探したのがプラモデルだったんですよ。
もともとプラモデルっていうのは小さい頃作ってて
それはなんとなく好きだっていう感覚があって
ニュージーランド、当時ニュージーランド住んでたんで
プラモデルを買おうと、タミヤのね。
タミヤみたいなものを買おうと思ってインターネット調べたけど一切なかった。
そうなんですね。
あれって多分日本の文化なんだよね。
そうそう、あれ日本の文化で海外にもプラモデル店みたいなのがあるんですけど
大きな町の専門店みたいなところに行かないとなくて。
日本のタミヤみたいなところとか海外の同じようなものを作ってるところ
多分何社か数社しかああいうの作ってなくて
インターネットで注文して買おうと思ったらとんでもなく高い買ったから辞めました。
それぐらいプラモデルって好きなんですよね。
作る過程みたいなのが。
それは買う製品っていうのは全くピンとこなくて。
だからDOST、一応。
すごいなあ。
だから言ったでしょ。
10億円ぐらいなら簡単に使いますよって。
僕がクラブハウスのヤビさんに言ったら絶対使えないってヤビさんに言ってたけど。
使えそうでしょ?
使えそう。
確かに。
ロード・オブ・ザ・リングの指輪を18機のレプリカの指輪を欲しいっていう人は使えそうな気がする。
使えそう。
使えそうな気がしてきた。
その水準でよければ無限にあるし。
あとヤビさんの、僕結構何気にヤビさんの理想の靴がない発言には僕は驚いてるんですよ。
24:08
私も驚いてる。
買うときに物のイデアみたいなのがあるんですよ。
ある、ある。
あります。
イデアとここが違うって言っていつもじくじたる思いで僕は物を買うんですよ。
探しつつ探す。めっちゃ探す。
大変じゃないですか。
大変ですよ。
大変だけど。
だいたい見つかるとすごい値段なんですよね。
1万5千円ぐらいでちょうどいい革のカバン欲しいなとか思うわけですよ。
こんな革のカバンみたいなイメージがあるわけですよね。
あると思って見つかったら25万とかなわけですよ。
買えないってなるから。
お金が無尽蔵にあったら多分25万のカバン買うんですけど。
ないから全然違うと思いながら1万5千円のカバン買うんですよ。
全然ないっす。
全然ないっす。
こういう物が欲しいっていうのが全く頭の中にないですよ。
靴っていう。
革靴ぐらい。
黒い革靴ぐらい。
その中で並んでる物の中からこれかなって。
これ革靴だし。
革靴だよねって。
へー。
だから全然悩まないし。
じくじいたる思いなんかしたことないです。
買い物してて。
じくじいたる思いしかないな。
ファッション性の高い物だったら別にいいけど。
例えば外付けハードディスクとか。
こういう感じの外付けハードディスクが欲しいなと思っても。
まずないですよね。
外付けハードディスクってデザイン性低いから
決まったデザインの外付けハードディスクしかないから
もうその外付けハードディスク買うしかないみたいな。
外付けハードディスクって出てくる物って
その辺に売ってる外付けハードディスクしか出てこなくないですか。
なぜそこに違う形のイデアが浮かび上がるのかが分からない。
けど外付けハードディスクを考えた時に
四角い黒のハードディスクが欲しいと思うわけじゃないですか。
実際見に行くでしょ。
見に行くと四角いけど台形だったりとかするんですよ。
27:02
長方形じゃないみたいになるわけですよね。
長方形のもあると思っても
艶感があったりとかするんですよね。
マットなのが欲しいみたいな。
長方形のマットなハードディスクがあっても
もうちょっとざらついた感触の方がいいとか思うわけじゃないですか。
長方形でマットでざらついた質感のハードディスク見つけても
通信の規格がちょっと遅いやつみたいな。
前世代のやつだからちょっと遅いやつで
早いやつになったら、新しい世代になったら
艶感出ちゃってるとかになるわけですよね。
これの通信が早いこれが欲しいのにみたいなので
じくじたる思いで
だいたい僕の場合は機能を取るんですけど
クソって思いますよね。
それって台形であることと長方形であることだったり
艶があることと艶がないことだったりで
そんなに違うんですか?
そんなに違うかそんなに違わないかで言ったら
そんなには違わないけど
僕が欲しいのはこれって決まってるわけですよ。
そこは決まってないからな。
最近嬉しかったのは
何それ?
コテンラジオのリスナーのアイリーさんっていう人が
自分で作っている木の
コッポクやつ
コースター?
木のコースターなんですけど
こういうものが欲しいと思ってたんですよね。
これね
シンプルでしょ?
シンプル
大きさもいいんですよ。ちょっと小さめで。
けどね、これを探そうと思ったら売ってないんですよ。
そういうのってありますよね。
もうちょっと大きいとか
中にちょっと段差がついてて
コップの中にはめ込めるようになってるんですけど
このコップを中にはめ込めるみたいなものがないんですよね。
ちょっと珍しい、確かに。
木の質感がちゃんと木の質感みたいになってるんだけど
百均とかで似たようなのを見つけると
なんかもうちょっとピラピラの合板みたいなもので
安っぽいんですよね。
これがイデアであり
百均に売ってるやつがイデアではないものですよね。
わかる。
わかるでしょ。
それはめっちゃわかる。
なるほど。
わかってないですね。
わかってない。
わかってないのと
リスナー置いてきぼりの会話をしてるなっていうのが
ユーザーフレンドリーとか何回か前に言ったはずなんだなって
30:03
ユーザーフレンドリーにやらないっていう
やらない。
やったらいいと思ってるんですけどね。
やらないっていう選択だということをしたから
正しいなと思いながら
ずっとここで
ずっとここでリスナーが
リスナーがって思って
概要欄にリンク貼っておいてください。
これ売ってないから概要欄にリンクがない。
全くないから全然わかんないですね。
全くない人いるんだ。
全くない人いるんだ。
だから4000円の板いらないって言ってるけど
確かにねこの4000円の板の何がすごいって
この無刻印のキーボード買ったら
このね4000円のキーボードが
ちょっとやっぱりイデア感があるんですよね。
これじゃないとってことですか。
この木の板を見る前は
これがイデアだと思わないんだけど
確かにこの無刻印のキーボードを検索したら
これが一緒に映り込んでるわけですよ。
映り込んでると確かにイデア感があるなって思うわけ。
これでなければならないっていう感じ出してくるやんみたいな。
それっていつもの室さんの思考とは逆なんだよね。
イデアを探しに行ってる室さんからすると
イデアを提示された感っていうことだよね。
そうそう提示されたんだけど
その場合僕はまっさらなこの
そういうものがこの世にあると知らないですね。
知らないから
なるほど。
確かにってなるわけですよ。
確かにってなる。
さすがに3万5000円のキーボードを作る連中は違うぜみたいな。
ちゃんと考えてるみたいな。
僕考えてなかったみたいな。
そうか。
全然わかんないです。
全然わかんないか。
こんなに届かないのかって思ってますよ僕は。
僕も。
結構室さんといろいろお話しさせていただいたんですけど
こんなに室さんが言ってることが届かないっていうのあるんだっていうのはずっと
この今30分ぐらい経ってます?
と思いながら聞いてますからね。
そうなんだ。
このセーターも実は僕のイデア感結構近いセーター。
かわいい。そのセーターめっちゃかわいい。
セーターはかわいいってのはわかる。
このセーターを買おうと思った時に
本当はアルパカの毛で作ったセーターが欲しかったんですよね。
これはアルパカの毛だって言われて買ったんですけどコロンビアで。
めちゃめちゃ安かったし
すごいチクチクするから多分アルパカの毛じゃないんですよね。
33:00
化学繊維なんですよ。
だからそこだけイデアじゃなくて
今僕はつらい思いをしてるんですよ。
それはもうアルパカだって言ってるんだからアルパカだと思ってきりゃいいんですよ。
だって違うってわかってしまったから。
それ誰が正しいんですか?
違うと思った室さんが正しいんですか?
僕が正しいと思う。
室さんは実はアルパカのことを全然わかってない可能性もあるじゃないですか。
アルパカとそうじゃない化学繊維の見分け方みたいなYouTubeを見て
火をつけると火のつき方で違うんですよ。
化学繊維の火のつき方だったから
やっぱり。
もうそんなん調べなきゃいいのに。
調べずにアルパカだと思ってきてた方が幸せ感出ません?
うん。
けど僕は幸せであり続けるか真実かなら
真実を追い求めてしまいますよね。
見て見ぬふりすればいいのに。
難しいですね。
難しいと思う。
知りたいと思ってしまいますね。
僕はなんとなく人生をのほほんと生きれてるなって思うんですよ。
こういうスタンスで生きてるから。
のほほんと生きてる人のほうがちゃんとした人生を送ってる。
ここもむろさんとすり合わないところなんですけど
人生ままならないってあんまり思わないんですよね。
このスタンスで生きてると人生ままならないってあんまり思わないんですよ。
そうなんだ。
ままならせようというふうにあんまり思ってないから。
そっか。
こういう靴が欲しいって思ったら
ほぼそれと例えば9割が対一してても
1割違うとままらないって思うわけじゃないですか。
そうか。
でも僕はこういう靴が欲しいっていうものがないから。
靴だったらいい。
だから満足して靴を買う。
なるほどな。
さっきのアルパカの毛の話だったらアルパカの毛だって言ってたから
アルパカの毛だと思ってきてれば
別にそこはままらない感はないわけですよ。
満足してアルパカの毛だと思ってきてる。
すごい
全ブッティズムみたいな話だな。
ほんとだ。
そうなんですよ。
だから室さんがずっとままらない、ままらないって言ってるけど
大変だなと思って聞いてますからね。
大変ですよ。
36:00
大変だ。
僕はロード・オブ・ザ・リングの指輪たぶん買えないから。
ままならなすぎる。
幸せな性格だなって自分でも思いますけどね。
いいな。
僕もそれがいいな。
僕もそれがいいな。
人格のイデア。
増えてる。
また増えてる。
抜け出せない。
人格のイデアどこに行ったら買えるかな。
買えない。
買えない。
買えるものを買えるだけマシな気がしてきましたね。
リングの方が。
人格のイデアって言ってると。
前回もちらっと話したね。
こういう風に考えればいいじゃないですかって言っても考えられない。
ほんとだ。
これこそまさにやっぱりままならないところだなって。
面白い。
逆にこういうのだとね。
こだわり抜いたこの人品みたいなものもないから。
そうか。
逆にそういうのを見つけた時の達成感だとか喜びみたいなものもないわけですよ。
でも失った時の悲しみもないですね。
ない。
むちゃくちゃフラットですよ。
すげー。
すげー。
悟りの境地じゃん。
これを悟りというのかっていうことなんですよね。
物欲ない。
どういうことって感じ。
今日今めっちゃ説明聞いたけど結局どういうことって感じですもん。
だってさ、皿とかも興味がないってことですよね。
皿?
お皿、コップとか食器。
毎日ご飯食べる時にこの茶碗じゃないんだよなって思いながら食べないってことですよね。
この茶碗じゃない?
僕箸とか相当探しましたからね。
箸を相当探す。
長さと。
これかなり安いの今。
一押し。
一押し混ぜた。
マグカップこれは。
小石原焼きの。
小石原焼きのマグカップ。
これは満足してる。
でもこれを失った時はめちゃくちゃ悲しいと思う。
なるほど。
もうすでに一個いうのみはあったし。
ほんとね、サンドイッチマンのちょっと何言ってるか分かんないけど、
39:01
ずっとその気持ち、皿?箸?マグカップ?っていう。
いや、松本太陽の鉄コンキンクリートって漫画があるんですけど、
鉄コンキンクリートの中でヤクザが街を仕切ってるんだけど、外からマフィアが、中国系マフィアが、チャイニーズマフィアがやってくるんですよね。
で、そのチャイニーズマフィアが元々街を仕切ってたヤクザの若頭かなんかを引き抜いて自分で使ってるんだよ。
で、自分で使ってる時にその若頭に対してチャイニーズマフィアのボスが言うんですよね。
タバコを、葉巻きを口から離して手をすっと出すと。
で、そこに灰皿がない。
そういうことは許されないことなんだって言うんですよね。
そうだよねって僕も思ったんですよ。
灰皿のあるべき場所があるんですよね。
ああ、そういうことか。
で、そのようなイデアの生活に僕は自分の生活を編成できない。
この世に何の意味があろうかっていう感じですよ。
この世に何の意味があろうかってなっちゃうんですか、そこは。
そこは。
大変ですね。
大変ですね。
これはやっぱり室さんが守られないって言ってて、ずっと何かに文句を言ってるっていうのはよくわかりますよ。
そりゃ。
いや、オカクラ天神の茶の味っていう本があるんですけど、
それで千利休の話をしてて、千利休がある日息子に庭の掃除をしろと言ったと。
で、その庭を完璧にきれいに掃除をして、お父さんに見せたらお父さんがやり直しだって言ったと。
で、息子は最新の注意を払ってさらにきれいに庭を整え掃除をして、お父さんにもう一回見せた。
で、見せたらお父さんがこれは全然ダメだと言ったと。
息子がすいません、私にはもうわかりませんと、どうしたらいいか教えてくださいって言ったら、
その千利休はもみじの木をちょっと揺らして、葉っぱを落としたらしいんですよね。
これで完成だって言った。
わかるって思ったんですよ。
あの、言わんとすることはわかるよって言う。
でも、別にそのもみじ一枚なくてもいいじゃんっていう。
42:08
だから一個じゃダメなんですね。
もう全部が、全部が完璧じゃないとダメなんだ、お父さんに。
今日すごく素敵なカバンが手に入っても、手を伸ばしたとこに灰皿がなかったらもうそれはダメだ。
そう。
さ、大変だ。
要はあれじゃないですか、90点のものを見つけても、マイナス10点のところに目が行くってことですよね。
そうですね。
となると常に100点じゃないといけないじゃないですか。
身の回りのもの、身の回りのこと。
そりゃ大変でしょうなって。
そりゃ大変だ。
最初から100点っていうものがなければ、別にその100点にこだわらなくて。
90点なのか80点なのか100点がないから。
ぼんやりと平均点みたいなものだけあって、それよりも上か下かみたいな感じで。
下だったら、あんまり今日は良くなかったけどまた明日は良くなるかなぐらいの感じでさらりと流せるし。
私90点のものでも、時を共にすれば全然100点になる。
これじゃなきゃダメになるから。
なるほど。
でもやっぱりそこは80点とか90点のものはやっぱり探したいんですよね。
そうそうです。それはもちろん100点に近いものを探すけど、最初90点でも100点にできるから。
いいけど、むろこしさんずっと90点だもん。
それは大変だ。
身の回りはあれでしょ、100点のものを割っちゃったりすると大変なことになるわけ。
むろこしさんはほら、90点のものをなくしても、また90点のものが出てくればまあいっかって感じで。
ずっとマイナス10点であるっていうことは思い続けてるっていうところはあります。
恐ろしい。
恐ろしい。
どっちもまだらないです。
全然ヤビーさんに通じなかったのか。
全然通じなかった。
全然通じなかったですね。
全然通じなかった。
物を欲しくできなかった。
何回も言いますけど、おっしゃってることはよくわかるんですよ。
おっしゃってることはよくわかるけど、じゃあ100点のものをちょっと追求してみますかねっていうのは全くならない。
だって浮かばないもん、100点のものが。
45:02
鞄欲しいって思っても、欲しい鞄っていうのはここに出てこないですよ。
どれくらい出てこないかっていうと、リュックか普通のこういう手下げかすら出てこないですからね。
鞄が欲しいって思った時に、鞄っていう超漠然とした鞄の中から見に行って。
これかな。
でも手下げよりもリュックの方が便利そうだな、両手握って欲しいと思ってリュックを選ぶとか。
そんな感じ。
それを今言われて、確かに僕も常に100点のものを探して、常に100点のものっていうか常にイデアがあるわけじゃないかもしれない。
物による?
そうそう、コートとかを探そうとした時に、コートのイデアがないんですよ、僕の中に。
でも赤いコート探す?
ある時もある、ある時も。例えばね、例えばコートを探そうと思った時にコートのイデアがない時に、お店に行くじゃん。
お店にコートが並んでるじゃん。
で、僕の中にイデアはないんだが、並んでるコートが全部30点から40点であることが分かる。
イデアがないのに?
イデアがないのに。
でもそれは分かる。
正解が分からないんだが、これが正解でないことは分かるみたいな。
それは分かる。
それって何?30点なのか60点なのかっていう感覚もあります?
例えば、室野さんの場合は100点じゃないと9大点じゃないからないんだけれども、
例えば一般的に言うと8割とか7割とかとれてれば、まあまあいいかなっていうレベルがあるとすると、
それが20点なのか50点なのか9大点でないことは分かるけど、その20、50みたいなのも分かるんですか?
分かる。
分かる。あるある。
これはないみたいなところ。これはまあ、いやでもないぐらいなのかみたいな違いある?
あるあるある。
これはないはあるかな、さすがに。
違うんだが、さっきのよりは近いみたいな。
あるある。
でもそれ、イデアがあるものとないものっていうのは何が違うんですか?
知識だと思う。
知識か。
で、そこからまたイデアをまず探したりとかしませんか?
48:03
行ってみたは30点40点しかないけど、これが30点40点なのは分かるから、
もう1回帰ってネットとかでとにかく数多く見て、自分のイデアを探すみたいな。
もうね、買い物が長い人ってそういうことをしてるんだ。
なるほどって今すげえ今、すげえ今分かった。
買い物しに行く人ってそういう人だってなんだ。
だから行ったは買って帰ってこないんですよ。
なかったっていう。
なかった?
理解できないものなかった?
なかった。ないですよね。
服とかは、だから僕全身20点のもの着たりとかしてる。
着ない。
僕は20点着てる。
全部ユニクロでいいみたいなもん。
ねえから、どうせイデアは。何でもいい。
ないんだったら。
どうせないんだったら別に20だろうとか50だろうか70だろうが一緒だと。
一緒だと。
何でもいい。500円のTシャツでいいよみたいな。
どっちみちイデアじゃないから。
経済合理性が優先だなって。
そういうことなんだ買い物って。
ヤビさんみたいに結婚式があるとかあるじゃないですか。
結婚式までに見つけないといけないじゃないですか靴を。
その時間制限とイデアが見つからないことの間ですごい葛藤する。
イライラするよね。
どうしよう間に合わないけどこれは買いたくないみたいな。
でももう今日しか買うことがない。時がない。
いやでもこれは絶対に買いたくないみたいな。
響いてない。
響いてない。全然響いてない。
僕はずっとわからなかったですよ。
買い物しに行って買い物しないっていう人が理解できなかったですよ。
だって買い物しに行ってるって欲しいものがあるんでしょと。
欲しいものがあるから買い物しに行ってて。
そしたらそれ買って帰ってなんで帰ってこないのかわからないですけど。
欲しいものはあるけど欲しいものが売ってなかったんですよ。
売ってないことが分かって帰ってきた。
コートだ靴だむちゃくちゃ置いてあるじゃないですか。
いろんな形のいろんな色のね。
もうめっちゃくちゃありますやん。デパート行ったら。
それでないってどういうことって思ってたんですけど。
だからしばしばこの世にないんですよ。
51:01
欲しいものが。
そうだからこの世にないものを欲しいってのって
それはもうそれは罪でしょう。
いやそれがない世界の方が罪だと思うんだけど僕は。
絶対あった方がいいのにそれが世界に。
あったら。
あらかじめ用意しとけよって。
多分龍之介深井がデータベースに同じ気持ちを持ってると思う。
あー。
あっとけよデータベースって。
なんでねえんだよって。
だからだからこれやっぱり作ろうとするわけじゃないですか。
龍之介深井は偉い作ろうとしてるから。
自分で作ろうとしてる。
だったらイデアがそこにある。
世の中にイデアのものがない。
そうしたら最後作るしかないじゃないですか。
うん。
龍之介室越作れですよね。
500億円あったら職人雇いますけど。
ははは。
ないから悲しみの中で生きてる。
そうか。
面白いなあ。
まあとりあえず僕の今日の収穫は
あ、だから買い物しに行って買い物
買わないで帰ってくる人っていうのはこういう真理なんだってことが
僕44年生きてきて初めてわかった。
へえ。
それはすごい収穫でした。
そうか。
僕の収穫は世の中にイデアがない。
僕の収穫は世の中にイデアがなく買い物をしている人がいるっていう。
うん。
私もそれは衝撃的だった。
あれですね。
自分しか知らないから。
そうですね。
世の中の人はみんなこういうマインドで買い物してると思い込んじゃってましたからね。
ねえ。
恐ろしいことですよね。
恐ろしいですね。
なんか恐ろしいわ。
ははは。
恐ろしいです。
恐ろしいです。
勉強になったな。
勉強になった。
そろそろですかね。
はい。
それではまたお会いしましょう。ごきげんよう。
ありがとうございました。
ごきげんよう。