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スピーカー 2
こんにちは、のらじおのMuroです。
スピーカー 1
こんにちは、かえです。
スピーカー 2
今日はどんな話でいきますかね。
スピーカー 1
ちょっとね、これ収録前に雑談してて、むろこしと。
思い出した話が、思い出した思い出があったので、
嬉しかった話なんですけど、
ちょっと調べてみようかなと思うんですけど、
小学生の時に、
これ止まってます?
止まってない。
スピーカー 2
これね、僕結構よく言われるんだよね。
今、ズームで話してるからね。
僕がピクリとも動かなくなるんだよね。
かえちゃんだけじゃなくて、僕側の問題で、
これ結構言われる。
そうそう、今聞こえてるって結構言われてるから。
またフリーズしたかと思った。
スピーカー 1
僕が動かなくなるパターンね。
スピーカー 2
ただ動かなかっただけ、聞こえてるから。
スピーカー 1
よかった。
なんかいろいろあって、
私は同調圧力に屈しないみたいな決意を、
小学5年生の時にしたんですよ。
具体的には、女の子グループに所属しない。
だから独立して個人でやっていくっていうのと、
あと、例えば発表したり、多数決策取ったりする時に、
人の意思とかに左右されないみたいな決意をして、
これちょっとどこかで形にしておかないとなって思ったんですよ、
生後なりに。
この決意を形にしておきたいっていう感じで、
スピーカー 2
ちょうど何でも書いていい作文の授業があったから、
スピーカー 1
そこでそれを書いたんですよ。
私は、同調圧力っていう言葉はまだ知らなかったから、
周りの意見に合わせたり、それによって自分の意見を変えたりもしないっていう作文を書いて、
先生が一人読んでくれたら、とりあえず落ち着くと思ってたんですよ。
それが詩の文集みたいなやつに選ばれて、
詩の作文冊子みたいな、小学生の作文冊子みたいなのに載ったんですよ。
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スピーカー 1
別にそこまでならなくてもよかったんだけどなって思ってたんですけど、その時は。
しかも先生が読むだったりけど、またこれ、みんなの目に触れるのちょっと大丈夫かなみたいな。
それを大丈夫にするっていう宣言をしたんだ私はと思ってたんですけど、
中学校2年生の時に、同じ学年の別の小学校から来た子で、
全然喋ったことない子が、
かえちゃんって小学校の時にあの冊子に載ってなかった?みたいな。
って言われて、え、載ってた、載ったよって言ったら、
スピーカー 2
私あれを読んですごく感動したって言われたことがあるんですよ。
すごい良いじゃん。
スピーカー 1
それすごい嬉しかったっていう話。
その作文について何か私に言ってくれたのは、先生以外にはその子だけなんですよ。
同じクラスとか友達でも何もそんな、読んでもいないだろうし、
読んだから別にどうってこともないし、何にも変わらないずっと2年間日常、3年日常があって、
ふと今まで喋ったことない子に、あの文章を読んで良かったって言われたの。
めちゃくちゃ良かったなと思って。
良いね、あるそういうの。
スピーカー 2
僕、高校1年生の時に生徒会長選挙に立候補して、
あの、校則の変更をするっていうのをやって、
で、校則が現状にフィットしていないと。
スピーカー 1
で、服装規定を緩めたりとかしたら良いと思うと。
スピーカー 2
で、これは結構難しい作業になってくると思うので、
是非みんなにコミットメントして欲しいし、コミットメントしてもらえないなら、
投票してもらわなくて良いって言ったんだよね。
したら、演説をした後に、幼稚園から同級生だった男に、
なんだお前スカートでも着ていいのかって言われたって言うことがあったんだけど、
それからしばらく経って、大学生の時に、
同じ高校から来てたけど、高校時代にあんまり話したことのない人と仲良くなって、
で、大学生になって、それも2年か3年くらいになったあたりで、
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スピーカー 2
高校の時の演説の話になって、
スピーカー 1
で、自分はあれに感動したっていう話をしてて、
スピーカー 2
良いなそういうのって思った。
スピーカー 1
良いですね、めっちゃ良い。
同じ感じのやつ。
同じ感じのやつ。
めっちゃ良い。
不特定多数に向けたもので、
反応のよくわからなかったことがあったんだ。
後から誰か一人に刺さってたことに気付いてめっちゃ嬉しいですね。
めっちゃ嬉しい。
スピーカー 2
あ、通じてたんや、みたいな。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
なんか、自分が間違ってると思ってるもんね。
反応がなかったことについて。
このようなことを言っても意味がないのかもしれないと、
思っているところにしばらくして、
スピーカー 1
そういう人が出てくると、
分かる人いるんだ、みたいになるよね。
めっちゃ嬉しいですよね。
その一人で十分って感じ。
スピーカー 2
これあれだよね。
とも遠方より来たるありまた楽しからずやっていう。
あれが、ほら、夏目漱石が書いてたけど、
これって友達が遠くからやってきて嬉しいなぐらいの話だと思ってたと。
けど、漢文的にはそうじゃないんだっていう、
論語的にはそういう意味じゃなくて、
日頃からみんなに理解されていないと。
けど、すごく遠いところから遠いところにいる人が書いた本を読んだりとかしたときに、
自分のことを理解しているっていうことが分かると。
そういうときって楽しい、いいよねっていう言葉らしいんだよね。
あれ、とも遠方より来たるありまた楽しからずやって。
もともと友達だった人がたまたま近くに寄ってくれたっていう意味じゃなくて、
自分のことを理解してくれる人が、
たまたま遠くにすごく遠くにもういたってことに気づくみたいなのがいいよねっていう話がします。
スピーカー 1
いい、いいですね。
いいなって思う。
だから、グロコシさんの場合も私の場合も、
自分の発信に対して誰かが現れたんですけど、逆もありますよね。
だからそういう本とか、もっと一般に向けられたものを手にしたときに、
これ私のことだっていう。
スピーカー 2
そうそう、逆もあるよね。
スピーカー 1
だから逆になったときにやっぱり言わなきゃいけないんだ。
スピーカー 2
届けないといけないんだね。
スピーカー 1
届けないといけない。
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スピーカー 1
そういうことってあるよねって話だよね。
スピーカー 2
確かに嬉しい。
スピーカー 1
この間、文庫の小川陽子のひそやかな結晶っていう小説を読んで、
その小説自体もめっちゃよかったんですけど、
あとがきがあって、あとがきを井坂陽子さんっていう詩人が書いてたんですよ。
もう結構年配の女性の詩人。
全然知らなかったですけど、私この人のことを。
で、その人の小川陽子の評価っていうか、あとがきの評がすごく近い、私に近いと思って。
あとがき全部読むんですけど、
こんなに、この井坂さんが好きな、一番好きな小説も私と一緒だったし、
薬指の標本っていうのが一番好きなんですけど、小川陽子の中で。
でも一番人気のやつではないんですよ。売れてるやつじゃないし。
だけどこの井坂陽子さんは、これが一番小川陽子らしい小説だ、みたいな書いてて、
スピーカー 2
ですよね、みたいな。
スピーカー 1
それがなぜこういうとこがいい、ああいうとこがいい、みたいなのも、
あ、わかるわかる、みたいな。
それを読んだときすごい嬉しかったですね。
で、井坂さんの詩集を買いました。
スピーカー 2
井坂さんの詩集も良かった。
スピーカー 1
井坂さんの詩集は、ちょっと全体的にはあまりよくわかんなかったけど、
一個すごい良いのがあった。
でも一個詩集で、なかなか全部良かったってことは、あんまなくないですか。
一個ハマったら、一個ハマったら十分だと思う。
スピーカー 2
一個良いのがあった。
いいね、いいなあ、最近なかなかないなあ。
脳に炎症が起きてからないかもしれない。
スピーカー 1
結構深刻ですね。
スピーカー 2
結構深刻だなあ。
でもなんかいい話だね、突然。
突然。
12:00
スピーカー 2
この話に至るまで、もう公共の放送では流せないような話をずっとしていたのに。
なんでだったか忘れたけど、この話にたどり着きましたね。
スピーカー 1
僕は覚えてるけど、何の話だったかは。
ゆっくり言うと、偶発的な出会いの憧れみたいな。
あ、そうだね。
スピーカー 2
その子とは今でも仲良いの?
スピーカー 1
いや、その子とはめちゃくちゃは仲良くなかった。
ほとんどその時、ちゃんと喋ったのはその時ぐらい。
それもそれでいいんですけどね、私的に。
いいね。
仲悪いわけじゃないけど、別にだからといって関係は変わらなかった。
急に変わったりしないけど、ただそのことを私に教えてくれたっていう、めっちゃいいですね。
めっちゃいいね。
スピーカー 2
じゃあ、めっちゃいいところで話を終わりましょう。
めっちゃいいところで終わりました。
ありがとうございます、むろでした。
スピーカー 1
ありがとうございました。