00:01
スピーカー 1
こんにちは、のらじおのMuroです。
スピーカー 2
こんにちは、かえです。
スピーカー 1
今日は、何の話ですかね?
スピーカー 2
今日はね、この間、この間って5月に、
のよこさんと会った月に、面白かった話があって、
スピーカー 1
そのことについて、それから結構ずっと考えてるんですけど、
スピーカー 2
クモの糸の話をしたんですよね。
アクターがあるんですけど、クモの糸。
クモの糸の話、のよこさんがクモの糸の話、お釈迦様ひどいって思ってたみたいに言ったんですかね、最初。
スピーカー 1
クモの糸って、何かご存じない方のために一応説明すると、
お釈迦様が極楽の池のほとりを歩いていると、池に地獄が映るんだよね、確かね。
地獄にカンダタっていう盗賊が落ちてるのを見つけて、
カンダタを哀れに思ったお釈迦様が、カンダタを助けてやりたいと思うんだけど、その方法を考えるんだよね。
で、カンダタの人生っていうものを見たときに、いいこと一個もやってなくて、カンダタが。
で、しょうがない、なんかどうしようかなって思ったんだけど、どうにかして一個だけ見つけるんだよね。
カンダタがクモを殺さなかったっていうことがあったらしくて、
スピーカー 2
で、このクモを使って、このクモの糸を地獄に垂らして、カンダタを地獄から極楽へ引き上げようとするっていう話なんだ。
スピーカー 1
けど、カンダタが糸に気づいて登り始めると、他の亡者もそれに気がついて一緒に登り始めて、
で、どんどん登っていくんだけど、カンダタはこの糸は自分だけの糸だから、みんなに登ってくんなって言うんだよね。
そうすると糸がちぎれて落っこちてしまって、お釈迦様はそれを見て悲しく思いました。
スピーカー 2
たんたん、みたいな感じの思い方だったと思うんだけど。
それは、その文中で、お釈迦様はカンダタを助けたいと思いって記述があるんですか?
スピーカー 1
わかんない、わかんない。
お釈迦様はカンダタを救い出してやろうと。
スピーカー 2
救い出してやろうって思うんだ。
スピーカー 1
そうそう、で、そのクモの糸の話についてしばらく喋ってたんですよね。
03:01
スピーカー 1
で、確かにそうだなと思ってたしも、あんまりクモの糸の話について深く考えたことなかったけど、
スピーカー 2
確かに、まどろこしさん、お釈迦様、もっとカンダタの助けようがあるっていう感じで、お釈迦様ひどいって言ってた。
スピーカー 1
うん、やりようがあるやろうと思って、なんだクモの糸って。
スピーカー 2
もうちょっとカーボンファイバーの糸とかあるやん、みたいな。
1本垂らしたら、数限りない罪人たちが登ってくるぐらいのことは考えつかなかったのかねって感じ。
スピーカー 1
なんか、いろいろあったよねって思うんだけど、やる気あんのかみたいな話ですよね。
スピーカー 2
うんうん、確かに。え、確かにって思って。
それからぼんやりと2ヶ月ぐらい、クモの糸の話について考えてたんだけど、
まず思ったのが、
まずっていうか、なんか仏様の出てくる話だから、なんとなく私は今までクモの糸を何かしらの啓蒙的なっていうか、教えのある話みたいな、
イソップ物語みたいな、教訓のある話みたいなジャンルのものだって、なんとなく思ってたけど、
これなんか、四ツ葉刀みたいな話なんじゃないかなって、
お釈迦様の日常みたいな話。
スピーカー 1
あれなんだ、四ツ葉が石拾ってくるみたいな話なんだ。
スピーカー 2
なんか地獄とか天国とかが出てきてしまうから、この中にきっと何か教えがあるっていう意識で、今までクモの糸を読んでたんじゃないかなって。
06:13
スピーカー 2
でもそうじゃなくて、たまたまそれがお釈迦様だっただけで、
お釈迦様のある日みたいな、ある一日みたいな、もっと地獄を覗き込んでるお釈迦様も、
植物的な感じでっていうか、
スピーカー 1
何の変率もない街で暮らす四ツ葉の今日みたいな話なんじゃないかなって。
スピーカー 2
だからとっても気まぐれに、気まぐれに起こった事件なんじゃないかなって。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
なんかそう考えると、それはそれで仏教的な気もしてくるなみたいな。
スピーカー 1
四ツ葉がうどん屋に行くみたいな感じで、クモの糸を垂らしてみたんだ。
何気なく、お釈迦様がどうなるかなーと思って、可哀想だなーどうなるかなーと思って垂らしてみたら、
ブチって切れたから、悲しそうな顔して、ブラブラ行くの。
そういう話なのかー、これ。
スピーカー 2
そう、っていう1、丸1。
もう2ヶ月考えてるから、丸2もあるんですけど。
スピーカー 1
丸2もあるんだ。
大丈夫?丸2、丸1を超える?
スピーカー 2
どうかな?
スピーカー 1
丸1結構面白かった。
スピーカー 2
丸1面白かった?
丸1は結構、自分でもそうかもしれないって結構思った。
スピーカー 1
思いついて、だから。
なんかそう思うと、四ツ葉ともなんだか仏教的な気がしてくるし。
確かにね。
スピーカー 2
丸2は、お釈迦様救いようがないっていうひどさより、めちゃくちゃつらい罰なんじゃないか。
09:02
スピーカー 1
神方に対する?
うん。
スピーカー 2
希望を与える罰っていうやつだよね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
だから、やべえやつって思ったの、僕、お釈迦様のこと。
丸2?もっともっと丸2?
もっともっと丸2っていうか、お釈迦様よく考えてなかった説と、
スピーカー 1
修道の罰説があると思うけど、いずれにしてもやべえって思う。
スピーカー 2
そうか。山下隆一さんと喋ったときは、お釈迦様よく考えてない説で受け止めたから、
その後に、すごい修道の罰説。
スピーカー 1
で、恐ろしいと思った。
発想がね。
スピーカー 2
発想がやばい。
スピーカー 1
要は、そんなことを思いつきますね。
要は思いつくなっていう。
スピーカー 2
地獄にただ居るよりずっと辛い、みたいな。
スピーカー 1
ほんまやね。
その通りやね。
スピーカー 2
面白い話だ。
スピーカー 1
けどあれ結構皆思うでしょうね。お釈迦様ひどいなって。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
いたずらに希望を与えてるもんな。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
勝ち筋は見えんもんね。
スピーカー 2
それによってしかも神方は自分にはすがるとこが蜘蛛しかないっていうことを通列に思い知らされる。
スピーカー 1
そうかな。
スピーカー 2
それはない?
スピーカー 1
神方、アホだからよくわかってない。
スピーカー 2
わかんないか。
スピーカー 1
神方よくわかってたら、他の孟者に俺の糸だって言ったりせんやろ。
スピーカー 2
あー、そっか。
スピーカー 1
けど、糸を登っていったら、ちゃんと極楽に来れたのかも疑問だよね。
スピーカー 2
うん、うん。
スピーカー 1
僕の感覚としては、ほらやっぱ認証ありそうじゃん。
万引き帽子のセンサーみたいな。
なんていうの、この見えない壁みたいな感じ?
水面から行けないみたいな。
登ってきたらいいものの、あれ入れんよみたいな。
スピーカー 2
それマジでひどいっすね。
スピーカー 1
お釈迦様もさ、ここから入れんたいってなる。
12:00
スピーカー 2
無理なんや、ここから無理なんや。
多分、お釈迦様側からは、セキュリティ上入れるみたいな、多分なってる。
スピーカー 1
で、お釈迦様は多分、そうそうそうそう。
お釈迦様は多分入ったら出られるんだと思う。
あー、そっか、出ることもできる。
お釈迦様は多分セキュリティ認証されてるからね。
スピーカー 2
あー、そっかそっかそっか。
スピーカー 1
けど神方は、地獄に閉じ込められるっていう、なに?
スピーカー 2
そうか、そうですよね。
地獄のIDのランクの人だから、それは僕らで入れんやん。
スピーカー 1
お釈迦様、セキュリティシステムについてちょっと無知だったら。
あー、そうですよね。管理者じゃないから。
あー、ここから出れんたーいってなる。
スピーカー 2
神方もえーってなる。
あー、つら。
スピーカー 1
もしよ、そのセキュリティシステムなってなかったんだとしたらさ、
神方がさ、いいやつでさ、
普通に他の罪人と一緒に上がってきた時のシナリオちゃんと想定してたかどうか聞きたい。
スピーカー 2
その場合どうなるんですか?
責任持てるのか?
この量の悪人どうするつもりなんですか?みたいな。
それが結構四ツ葉っぽい、お釈迦様の一面。
牛乳って水に白い絵の具混ぜればできるみたいな。
スピーカー 1
父ちゃんに飲ませるみたいな四ツ葉の雰囲気がある。
確かにね、ほんとだよね。
違ったんだーっていう、牛乳ってこうやって作るんじゃないんだーみたいな。
スピーカー 2
ほんとだ、雲の糸って切れるんだーみたいな。
スピーカー 1
確かにね、神々の遊びだよね。
スピーカー 2
お戯れですね。
スピーカー 1
お戯れだよね。
溜まったもんじゃん。
じゃあよー、みたいな。
スピーカー 2
どうしてくれるんだよって感じだけど。
スピーカー 1
まあ、素晴らしいことでございます。
15:03
スピーカー 1
この鉱石で僕が地獄に落ちたら、お釈迦様なんかこう、巻きケーブルかなんかを。
スピーカー 2
巻きケーブル?微妙だな、巻きケーブル。
長さが限られる。
下まで届かない。
スピーカー 1
確かにね。
太さは結構いい感じだけど。
スピーカー 2
あとちょっとで届くのに、みたいな。
で、お前が馬になれみたいに言って失敗するパターン。
スピーカー 1
ああ、そうか。
スピーカー 2
僕が馬にならなきゃダメなんだね、たぶんね。
スピーカー 1
一回馬になるからお前行けって言わないとダメなんだ。
スピーカー 2
まあ、でもそうだとしても認証がオッケーになるかどうかは誰もまだ行ってないからわからないですけどね。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
到達してないから。
スピーカー 1
池のところまで行って、お釈迦様がびっくりしてたら登ってきた方は嫌な気持ちだろうなって。
スピーカー 2
マジで来たみたいな。
スピーカー 1
いや、マジで来たっていうか、ここ通れないんだって顔してる。
あ、通れないときにね。
スピーカー 2
自分にはできない。
そこに関しては知らないみたいな。
スピーカー 1
お釈迦様が、え、通れないんだって顔してるのを下から見て、
ああ、うえーん。
こいつ何も考えてやがったって。
スピーカー 2
感だたの身にもなれって話ですよね。
辛いですね。
スピーカー 1
お戯れ。無駄な努力。
スピーカー 2
体力だけ消耗したみたいな感じ。
スピーカー 1
希望だけ持たされて。
スピーカー 2
勝ち筋が見えないんだよな、この話。
スピーカー 1
確かに。
もうちょっとギリギリを攻めてくれたらさ、
スピーカー 2
ああ、助けようとしたけど、感だたがダメでダメだったんだな、みたいな気持ちになるけど。
成功したとて。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
蜘蛛の糸だからさ、
やる気あるみたいな感じだよね。
勝ち筋なんかあるみたいな。
この世で想像できる糸の中で一番弱そうですよね。
なんか、
スピーカー 2
一応芥川龍之介の小説ではさ、
18:00
スピーカー 2
感だたが他の亡者を蹴り落とし始めたから切れたみたいな書き方になってんじゃん。
スピーカー 1
けどわからんからね。
本当に重さでは切れない糸なのかどうか。
感だたが正しい可能性十分にあると思うんだよね。
スピーカー 2
蹴り落としたから切れたかわからないですよね。
本当に重かったから切れ、その瞬間重かったから切れたのかもしれない。
助術トリックだからさ、
スピーカー 1
わかんなくて、やる気あるのかなって思いますね。
スピーカー 2
やる気はまあ、そんなになさそうですね。
スピーカー 1
お釈迦さんサイドにね、やる気がね。
スピーカー 2
その中から選ばれたのが感だただっていうのもなんか、
くじ引きみたいじゃないですか。
もうちょっと感だたよりいいものを助けてる人いると思いますよ、中に。
スピーカー 1
何だったらいけたと思う?
大蛇とか?
スピーカー 2
え?何大蛇って?
スピーカー 1
でっかい蛇。
スピーカー 2
あ、蛇を助けたら?
蛇を助けたら。
何を助けてたらいけたかってこと?
スピーカー 1
そうそう、何を助けてたらいけたと思う?
鶴?
スピーカー 2
地力浴び漁師とかじゃない?
スピーカー 1
地力浴び漁師。
地力浴び漁師が。
お釈迦様が地力浴び漁師探してきてくれるんだ。
あれ、あれ、みたいな。
あの辺いるでしょ、あれ。
あれ引き上げて。
スピーカー 2
確かにな。
スピーカー 1
地力浴び漁師だったら助かりそうだな。
スピーカー 2
助かりそうですね。
登らなくても良さそうだし。
スピーカー 1
やる気あるよね。
スピーカー 2
一応池だし、一応池の中だし。
スピーカー 1
地力浴び漁師はかなりやる気あるね、お釈迦様。
スピーカー 2
かなりやる気ありますね。
スピーカー 1
助ける気だって感じするね。
地力浴び漁師で失敗してたら、
確かに神田太さんサイドに問題があるかもってなるよね。
こんなにやる気なのに、お釈迦さんサイド。
これでダメなら神田太さんサイドに問題あるよって感じになるけど。
スピーカー 2
地力浴び漁師の網に、他の人を蹴落として網が破れるんだったら、
それは神田太が悪いってなる。
スピーカー 1
なるよね。
21:00
スピーカー 1
クモの人だと分かんないもんね。
お釈迦さんサイドのやる気みたいなのが全然分かんないから、
そういうことやっていいと思ってるのみたいな話。
助ける助ける詐欺みたいな。
遊びで地獄にいるんじゃねえんだぞみたいな。
スピーカー 2
そうですよね。それは本当に言われてもしょうがない。
スピーカー 1
地獄にいるってのはどういうことか分かっててやってるんだろうなみたいな感じ。
スピーカー 2
面白い。
スピーカー 1
思いました。
皆さんのクモの意図解釈があれば、どしどしコープください。
ユーモアがあったら話そうかな。
ユーモアがあったら取り上げるかもしれない。
スピーカー 2
おかしい。
スピーカー 1
ひじわらが出てしまった。
それじゃあまたお会いしましょう。
スピーカー 2
ごきげんよう、むろでした。
ごきげんよう。