ニクバミホネギシミをご存知でない、にわさん。
このでも気味の悪さ、いやーなんかこれ聞いてると、俺も作りてーってなってきたんですよ。
なに?
漬けマグロとかは怖いなって。
怖くない?
え、実はそれなんかちゃうくない?みたいなやつが結構出てくるんですよね。
へぇー。
ニクバミホネギシミ。
マンガ760。
忙しい社会人2人がいろんな漫画の魅力をワイワイ語るマンガ760をお送りするのは、佐島と
にわです。
本日は、ニクバミホネギシミぐらい不穏なワードを作る会をやりたいと思います。
ちょっと何言ってるかあんまりわかんないんですけど。
ニクバミホネギシミをご存知でない、にわさん。
なんか最近佐島さんが何度か言っておられる漫画ですかね。
そうなんですよ。ニクバミホネギシミという漫画がありましてですね。
はい。
ホラ、ホラー漫画って言っていいんかな?ちょっとわかんないですけど。
うん。
これ、にわさん読んだことないですよね、もちろん。
まぁー。
怖そうやから。
どう見たって苦手そうなんで、はい、読んでないですよ。
で、ちょっとサクッとだけあらすじどんなんかっていうのを言うんですけど。
うん。
これ舞台が1999年。
おー。
ノストラダムスがこれ人類が滅びる都市ですよって言った、予言した都市ですね。
あ、それが1999年なんや。
99年なんですよ。
で、そこでオカルトブームが来てますと。
うん。
で、オカルト雑誌のライターをやってる犬坊先さんっていう女性の方と、
はい。
その人霊感が全くないんで、霊感があるカメラマンの朝野さんっていう人についてきてもらって、
ちょっとなんかいいネタないっすかね、へへみたいな。
はいはい、そういうバディーのやつね。
そうそうそうそう、感じでこう取材に行くんですけれども、
まあいろんな怪異っていうか、霊じゃないものとかにもめちゃくちゃ遭遇したりするんですよね。
なんか人間が知らない方がいい存在たちみたいな。
なにそれ、そんなもんある?
うん、あんねん。
なにやねん、急に説得力ありますみたいな言い方。
あんねんけど、そういう存在おんねんけど。
その中で出てくるのが、憎ばみ骨ぎしみっていう単語というか、
いまだに何かわかってないんですけど、今4巻まで僕読んでて、最新巻4巻まで読んでるんですけど、
憎ばみ骨ぎしみってなんなんやろうみたいなのが、ちょっとまあシリーズ通しての謎になってるみたいな感じです。
毎回あのいろんな案件というか、怪異のところ行くんですけど、
読者さんからこういうお便りが来て、それに取材しに行きましょうみたいなね。
で行くんですけど、毎回違う会員出会うんやけど、その中で憎ばみ骨ぎしみってなんなんやろうみたいな不思議がずっと残ってて、
それを徐々にわかってきてるのかわかってきてないのかみたいな。
っていう立ち位置のこの憎ばみ骨ぎしみでございます、ワードとしては。
まあちょっと怖い作品ですよね。
怖いと思う。結構オカルト系とか。
まあ霊的にどうこうってよりは、うんそうね、なんかコズミックホラーとかに近いかな。
なんか人間よりこう大きい世界の、宇宙にはもっと人間なんか豆粒に思うぐらいすごい力を持った存在がいる、
ああもう人間ってどうしようもなく無力だみたいな怖さ。
あんまり出会ったことないから、ああそうなんやって感じやけど。
そうそうそう、そんなクトゥルフ的なね。
そんな感じ。
でまあ憎ばみ骨ぎしみどういう文脈で使うかっていうと、
お葬式で看護家に入ったとある人を見て、
その遺族というか親族の人たちが、
ありゃ憎ばみ骨ぎしみだ。
って言ってた。
いやいやいや違う違うちょっと待てよそれは、親族の人ですよね。
言ってた。
なんでなん、自分の知ってる人ですよね。
うん。
そう亡くなった人のお知り合いというか関係者の方々が言ってたぐらいの感じの言葉です。
いややけどな自分、
知り合いの葬式とかで何それってなるけど。
いやよほんまに。
何それが結構この物語の原動力になってんすよね。
いや思ってても言うなよそんなことって。
いやでもそうやからさ。
そうやからって。
そうらしいから。
でこれたぶんニオさん読んでくれないやろうなと思って漫画は。
読めへんやろうなっていうね。
だいぶハードル高いなと思います。
そうそうそうそう。
だからまあ読んでくれないんやけど、
一旦ちょっと今日はその体験だけしましょうっていう。
うんうん。
のでこの憎ばみ骨ぎしみぐらい、
なんか気味が悪いんやけどゴロがいいみたいな言葉を作りたい。
いや。
一緒に。
なんか不快感がすごいんだよなこの体験。
作ろうぜ。
いやそうやね。
僕も実は読むのだいぶこのタイトルでうわなんか嫌やなと思って読んでなかったんすよ。
浅島さんでもそうなんや。
うんなんか気味悪いじゃないですか。
いえいえ気味が悪い。
うんこれでも褒め言葉やで別に。
いやそうそうそう。
作品的にはそうやから。
そう多分めっちゃくちゃ正解のタイトルなんだろうなと思うんですけど。
めっちゃくちゃど正解なんやけど。
言葉だけで見るとめちゃくちゃ気持ち悪いもん。
しかもなんか教師見てもらったらわかるんすけどなんかねやっぱアートもちょっと不穏というかなんかどっか気味悪さがあるみたいな。
なんか見てた不安になるタイプ。
そうそうそうそう。
ちょっとなーと思ってたんすけどめちゃくちゃ面白いしなんかねゴロがいいの結構いっぱい出てくるんですよね。
ゴロがいいの?
気持ち悪いけどゴロがいいみたいな。
うんうんうん。
けぐらい感ひずみみたいな。
なんやねんちょっと待って。
出てくるんだよ。
なんやねんけぐらい感ひずみはぁはぁはぁ。
そうそう出てくるのそういう単語がね。
何かっていうのは読んでほしいんやけど二羽さんに。
なんか。
やっぱこのでも気味の悪さいやなんかこれ聞いてると俺も作りてーってなってきたんすよすごい。
なんなんなるかーそれ。
すげーこれは漫画の歴まで二羽さんと一緒に作ったら二羽さんもちょっと作ったし読んでみようかなーみたいになるんちゃうかなと思って。
今回一緒に作りたいな。
あーまぁやればなるんかな。
なる、なります。
やりましょう。
はいわかりました。
これなんで気味悪いんかなっていうのを最初に多分考えとかないといけないと思うんですけど。
はい。
僕が嫌やなっていうところで言うとやっぱ肉とか骨とかなんか絶妙に体の一部入ってんのすごい嫌なんすよ。
あーそれは確かにね。
タイトルとかでね。
なんか生々しいというかね。
そうそうそうそうそうそう。
でーなんかホラー映画とかでもよくあると思うんすけど、なんか人の体の一部って結構要素として使われること多いじゃないですか。
神とかね。
はぁはぁはぁ。
あと爪とか。
目とかもなんかあると思うんすけど。
ホラー文脈でそういう単語聞くとすごい嫌じゃないすかなんか。
嫌だよ嫌。
うん。
嫌だよ。
美容の世界でその神爪目とか出てきたらお、ええや磨いてこうってなるけど。
はいはいはい。
ホラー文脈で聞くの嫌じゃないすか。
なんかねなんて言ったらいいんだろう。
その生きてる人間の一部なんだけど部分だけで聞くともう生きてないみたいななんか逆目が曖昧になる感があるかも。
そうなんかな確かに。
なんか分離して置かれてると怖いよね。
そうそうそうそう。
人から離れて。
そう。
ちゃんとね僕あのこのね肉ばみ骨ぎしみみたいなワードっていうのを宿題で聞いてたから。
はいはいはい。
でもなんかもうちょっと共通点を探りたいなと思って。
共通点。
他の作品のタイトルも見てたんですよ。
おーはいはいはい。
そしたら嫌やなと思ったやつで言うと、えっと墨濁りとか。
おーはいはいはい。
あとねえっとテセウスの船描いた先生の新しい作品で虫ばみ姫とかあって。
あーえ?なんかそれ聞いたことあるぞ見たことあるかも。
そこら辺を見て、あまず動詞を僕はあげようと思って動詞を列挙したりしたんですよ。
なるほどねなるほどね。
そうそうそうそう。
なんかあんまりいい意味じゃない濁音を含む動詞みたいな。
はいはいはいはいはいはいはい。
なるほどね。
真面目に考えてきたんですよ。
あでそれやったんや。
お前に言われたくねえ!
でそれなんや。
なんやねん。
僕5分、僕5分、まあ3分ぐらいあったけどね僕は。
いやいや3分、最低レベルやったやん。
生え際って言った時点でもうアウトやん。
アウト?生え際がアウトってこと?何言ってんの生え際、別にいいやんかなどっちでも。
最近僕だって気にしてるけど。
そうなんや。
別にどっちでもいいやん。
いやでもアカンとは言ってへんけど、なんていうの、恐ろしい不気味な感じはせんくなってまうからさ。
まあそうやね。
そうや。
日々恐れおののいてはいるけど僕は。
それはそれでね、違う意味で恐ろしいんやけど。
でもなんかこの肉ばみ骨ぎしみに関しては、結構なんていうかね、さっき言ってたあの毛ぐらい感ひずみとか。
うんうんうん。
やっぱ僕ら自分で出してみてわかったけど、こんな単語つくんの無理や。ずっと考えてない。
まあまあ確かにね。
なんかね、毎回結構エピソード名秀逸なのも僕すごい好きで。
ほうほうほう。
例えばなんですけど、玉の分け煮えむくろとか。
やだな煮えが入ってんのやだな。
煮えね、もちろん生贄の煮えですよ。もちろんね。
でしょうね。
とか、あとなんかうつろの湾に戻りひな、戻りびなやったかな。
とかも、なんか物語がありそうでしかもなんかちょっと怖いみたいな。
なんかさっき言ったその虫ばみ姫とかさ、ちょっとなんかつながるところもあるんやろうな。
いやそう、これ実際、この物語の中では、なんか伝承としてとある村にみたいなのとかがあって、こういう伝統があるんですよ、みたいな。
え、でもそれってなんか変じゃない?みたいな。
変っていうのは、なんかみんながそれやるの変じゃない?じゃなくて、それみんながやってる意味と、本来そのなんか器をどっかに流すみたいなのって、
なんか民族学的に、なんかそのオカルト的に言うとそれって呪われようとしてるよね、みたいなとこあったりするんですよね。
なにそれ。
みんなは綺麗な気持ちでやってるんやけど。
実際それめっちゃ怖いことやってない?みたいな。っていうのが結構いっぱい出てくるんで。
嫌だ。
好きなんですよね、僕は本当にこれね。
嫌だねー。
え、ニアさん、なんかあの2chのさ、怖いスレみたいなやつ。
昔僕らの時代から2chでしたけど。
はい。
で、なんかあの最近ちょっと体疲れてるとか、なんか不調な人に対して、
あ、じゃあ家に水をちょっとこう溜めて、こういう風にして、で、あの私が呪文を唱えますので、それであの多分気持ち晴れると思いますよ、みたいな。
ほう。
で、ちょっと相談に乗ってあげる人、みたいなのがそのスレにおって。
ほうほうほう。
で、毎回、あああれ、こうこうこうしてください。で、はいしました。で、なんかそのよくわからない、こうノリとじゃないけど、みたいなのを唱えて、
で、最後はい、じゃあお疲れ様でしたって言って、終わるみたいな。何回かそれをやってるみたいな。
えー。
のがあって、で、ありがとうございますみたいな。やられた側はありがとうございます、ありがとうございますみたいな感じだったんですけど、
後から、なんか、え、この人がこれやってくださいって言ってる、そのまあ水を溜めてくださいとか、
鏡、なんか割れた鏡を用意してくださいみたいなのって、
これって幽霊集めるやつじゃない?みたいな。
なるほどね。よくよく見ると。
そう。よくよく見ると、そうじゃない?みたいな。
しかもその、なんかノリとみたいなやつ、漢字がいっぱい書かれてて、誰もまあ、ああノリとやなーっつって見えひんけど、
よくよく読むと、なんか呪いとか、なんかちょっと変な字入ってるよな、みたいな。
あー。
で、最後にお疲れ様でしたって言うのって、疲れたじゃなくて、その憑依的な意味のお疲れ様でしたなんじゃない?みたいな。
あー、やだー、なんかちょっと鳥肌が気持ち悪いよー。
いやそう、僕めちゃくちゃ好きなスレなんですけど。
なんや、なんで好きなんそれ。
そういうなんかね、最初こう、民族学的なのとか、その土地のものとか、こういう伝承のものとかで出てきたやつが、
え、実はそれなんかちゃうくない?みたいなやつが結構出てくるんですよね、このおねぎしみ。