オープニングとドラッカーの教え
おはようございます。 オサナイ和志です。 青森で中小企業診断士として経営コンサルをしたり、
オサナイだけど背中は押します! を合言葉に全国の中小企業社長さんや社員さんを応援しています。
ということで今日は、6月9日火曜日ということでございまして、昨日から1週間のシリーズということで
ドラッガーに学ぶ小さな会社の生き残り方ということでお届けしておりますけれども
昨日はですね、企業の目的は顧客の創造であるというドラッガーの言葉をお伝えいたしました。
会社の存在理由というのが利益を出すということじゃなくて、お客様を作り出すことだというふうな話でしたね。
まだねもし聞いてない方はぜひ昨日の放送もうちょっとぜひチェックしていただければなと思います。
さて今日のテーマですけれども、強みを知らずして勝ち残れると思いますか?というテーマでございます。
ちょっとねまた皆さんに聞いてみたいんですけれども、皆さんの会社の強みって何でしょうか?
強みね、よく聞かれる言葉ですけれども、価格が安いところなのかなぁとか、スタッフが親切なところかなぁみたいな
何となく言えるんですけれども、じゃあそれをですね会社の戦略として本当に活かせているかっていうふうに聞かれると、どうでしょう皆さん?
どうかなぁというふうに思う方が多いんじゃないでしょうか。
こういう時にドラッガーが何を言っているかというと、人も組織も弱みを克服しようとすることに時間とエネルギーを使いすぎている。
ドキッとしますよね。確かにそうかなぁ。
弱みを克服しないと会社ってうまくいかないかもしれないし、自分の人生も弱みを克服した先に何かあるんじゃないかなというふうに思いますけれども、
実はこの言葉の意味ですね、ちょっとうーんというふうに思うかもしれませんので、
今日の放送で最後までしっかりお聞きいただければなと思います。
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ということで今日はですね、
強みを知らずして勝ち残れると思いますか?というテーマでお送りいたします。
強みに集中する戦略の本質
ドラッガーの長所のマネージメントにはこんな言葉があるんです。
強みの上に気づけ、強みの上に気づけ、っていう言葉なんですね。
これだけ聞くとね、それはそうだよねっていう風に感じる方もいると思いますけども、
でもですね、ドラッガーが言いたいっていうのはもっと深いことなんですよ。
多くの会社がですね、それから多くの方が弱みを直そうということに必死になっているということなんですよ。
例えば、うちの会社、接客が弱いから接客研修をしようとかね、
自分はちょっとプレゼン苦手だからプレゼン練習しようって、
もちろん最低限のレベルは必要ですよ。
でもドラッガーはこう言ってるんです。
弱みを平均以上にすることに使うエネルギーで強みを拓越したレベルにした方が遥かに大きな成果を生むと。
弱みを平均以上にすることに使うエネルギーで強みを拓越したレベルにした方が遥かに大きな成果を生むということなんですよ。
つまり、10点の弱点を50点に上げるというよりも、60点の強みを100点に近づける方が会社も人も圧倒的に強くなると。
これが強みの上に気づけということの本質なんですね。
具体的にはどういうことかということなんですけども、
工務店の成功事例:専門特化による強みの発見
つまり強みを生かすというと弱みを直すというのは何が違うかということをお話ししたいんですけども、
これは実際に僕が携わった事例をお話しさせていただきたいんですが、
ある小さな公務店の話です。
従業員さんが5人くらいだったかな。
小さな公務店の話だったんですけども、
この小さな公務店さんは長年地域に目指していて、何でも建てますみたいなことをやってきたんですよ。
新築もやりますし、リフォームもやりますし、
種類でいくと住宅もやるし、店舗もやるし、
お客さんのどんな要望にも応えようとしていたわけですよ。
一時期はそれで良かったんです。
ただある時期からずっと売り上げが横ばいになっちゃったんですよ。
大手のハウスメーカーには価格で買ってないし、
良いスタッフが取れないしっていう風な悩みが続いていたというところだったんです。
一応僕が入っていって、改めていろんな話を聞きながら、
一つ一つ聞いたことがあって、
それは何かというと、
社長、今までで一番評判が良かった仕事って何ですかって聞いたんですよ。
そしたら社長はちょっと考えながらね、
古い木造の住宅のリノベーションかなって、
うち当料古い建物好きだから、
腕立つんだよっていう風にお話してくれたんですよ。
そこで僕が、
それ以外の工事と比べて利益率どうなんですかって、
それはもうリノベーションの方が安全良いよって。
お客さんの満足度も高くて、
口コミで次の仕事にもつながることが多いからって。
これなんですよ。
これが強みなんですよ。
今何気なく社長が言ったこと、
社長は自分で認識してないんですね。
リノベーションの方が断然利益率も良いし、
そして自分たちの経営資源もちゃんと使えてるっていうこと、
これをですね、理解してなかったんです。
で、もう僕は社長これが御医者の強みですよっていうことで、
だったら小民家とか木造のリノベーションに専門して、
思い切ってそっちの方を絞りましょうというふうにしたんですよ。
新築とかは普通のハウスメーカーさんでもやりますからって。
で、チラシとかそっちの方に一手に絞って打ち出したんですね。
そしたらですね、問い合わせ増えたんですよ。
で、何で増えたかっていうと、
やっぱり一定集中することによって、
この会社は小民家とか木造のリノベーションに強いんだなって、
つまり専門知識を持っている会社なんだなと、
専門家に頼みたいっていうふうなお客さんが集まってきたんですね。
ですから大手のハウスメーカーさんとは土俵が違いますから、
当然同じ土俵で戦わないということは価格競争にもならないんですよね。
何でもやるっていうことをやめて、
これだけやるっていうことに絞ったんです。
それだけで会社の景色が変わったっていうことなんですね。
これもね、すごかったなと僕は思いましたけども。
マネージャーの役割:強みを活かし弱みを中和する
あとドラッガーはもう一歩踏み込んで、
実はこんなことも言ってるんですよ。
マネージャーの役割っていうのは、
人の強みを生産的なものにして弱みを中和することだと。
マネージャーの役割は人の強みを生産的なものにし、
弱みを中和することだということなんです。
これは会社のリーダーだったりとか、
管理職の方に向けた言葉なんですけども、
部下とか社員さんの弱みばかりが気になっているっていう方、
結構いらっしゃると思うんですよ。
あそこができないなとか、ここ足りないなとかって、
そういうふうに目につきますからね、
そういう弱みっていうかね。
そういうことを言う方はいらっしゃると思います。
でもドラッガーは言います。
そこは本質的な仕事じゃないよということなんです。
つまりリーダーの仕事って何かって言ったら、
あの人はここが得意だから、そこを思いっきり発揮できる場所に置くということなんですね。
弱みをゼロにするということよりも、
強みを最大化することに集中することということなんですよ。
やっぱり弱みはチームを組むことで補えばいいと思うんです。
一人に全部を求めなくていいじゃないですか。
これを実践している会社っていうのはやっぱりスタッフのモチベーションも違うんですね。
自分が活躍できる場所があるっていうふうにそういった実感がスタッフ持ってますから、
これがやっぱり人を動かすんですね。
とはいえ部下の弱みばっかりが見えて、強みなんて見えないんだよねっていう風な、
そういったお嘆きのですね、役員さんや管理職の皆さんの声も聞こえてくるんです。
そんな時はですね、まずはやっぱり対話から始めてみてはいかないかなというふうに思うんです。
何でもいいんで部下の話をまず聞いてあげるということ。
聞く力っていうことが大切だというふうに思いますので、
もしそんな役員さんであったりとか管理職の方がいらっしゃれば、話を聞くというところから始めてみてください。
時間はかかるかもしれませんけれども、継続しているうちにですね、きっと部下の方は心を開いてくれるというふうに思います。
リスナーへの問いかけとまとめ
ということで、改めてもう一回リスナーの皆さんに問いかけたいんですけども、
皆さんの会社の本当の強みは何でしょうか。
ここで大切なのは何となく得意なことじゃなくてですね、
他と比べた時に圧倒的に評判が良いことであったりとか、
さっきの事例でもあります利益率が高いことであったりとか、
あるいはリピーターや口コミにつながっていることっていう、
こういう視点でちょっと皆さん棚下ろししてみてはいかがかなというふうに思います。
そしてもう一つ、今弱みを直すことに時間とお金を使いすぎていないかということですね。
これも確認してみてください。
もしそうならばその部分を強みをもっと伸ばすというふうな方向に使い直せないかということを考えてみてほしいんです。
ドラッガーはこういうふうなことも言っているんです。
卓越するためには集中が必要だ。
いくつものことに力を分散させると何も際立ったものが生まれないというふうに言っているんですね。
強みを知って強みに集中するということ。
これがですね小さな会社が大きな会社に勝てる数少ない戦略の一つだというふうに思います。
ということで今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
弱みを直すというよりも強みを伸ばすという言葉にすると本当は当たり前のことなんですけれども
実際にやれている会社というのは多くないんです。
ですからこれをやった会社が圧倒的に強くなれるということをですね
今日はお伝えしたかったというところでございました。
明日は引き続きまたドラッガーのお話をさせていただきますけれども
明日はですね社員が自分で動く組織とそれから動かない組織の差は何だろうということをですね
ちょっとお話ししていきたいなというふうに思っていますね。
ぜひお楽しみに。
ということで今日は強みを知らずして勝ち残れると思いますかというテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。
Don't worry, be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気にいってらっしゃい。