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おはようございます。挑戦する経営者のパートナー、中小企業診断士のオサナイ先生こと、オサナイ和志です。
普段は、AIを使って経営者さんと作戦会議をしたり、挑戦する人を応援するイベントを開いたりしています。
本日は、2025年の6月の23日月曜日でございます。 また新しい週間が始まりましたね。皆さん、今週も頑張って参りましょう。
人が参加したくなる理由
ということで、今日のテーマはこちらでございます。 なぜ人はお金を払ってでも参加したくなるのか
というテーマでお送りいたします。 皆さん、不思議に思ったことはないですか?
無料なのに、人が集まらないボランティアがある一方で、お金を払っててもやりたいというふうに、人が殺到するボランティアがあるという
この違いって一体どこから来るのかなと。 先日ですね、僕の地元青森県弘前市で
2026年に開催される国体のボランティアスタンプの募集が、目標500人に対して18人しか集まっていないという新聞記事があったんですね。
弘前市は認知度不足を理由に挙げているんですけども、僕は問題の本質はもっと深いところにあるなというふうに感じています。
今日はですね、この事例をもとに人が時間やお金というコストを払ってでも参加したいというふうに思う活動の正体について、中小企業信頼士の視点からですね、皆さんと一緒に考えていきたいなというふうに思っております。
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。 西の秋広公演会in青森県弘前市が開催されます。
ということで、いよいよですね、昨日からチケットを販売させていただいておりますけれども、
来る2025年9月22日月曜日でございますが、弘前市民文化交流館ホールですね、弘前駅から徒歩3分、商業施設広の4階にございますけれど、こちらで開催されます。
時間が17時会場、18時開演というふうになっております。 昨日からPTXの方でチケット、自由席3000円で税込3000円で販売させていただいておりますので、
ぜひね、絶対聞きたいという方ね、弘前に西野さんが来ることって本当にもうね、2年ぶりに一般参加、一般で開催させていただきますし、
あともうね、多分なかなか難しいと思いますよ。西野さんがもう本当に、今もまたブロードウェイ行ったりとか、来週またハワイ行ったりとかですね、
本当に世界各地いろんなところに行ってますし、今ね、また来年の7月の映画「煙突町のぷぷる約束の時計台」ですね、
こちらのまたいろいろな制作もありますし、本当に様々な活動をしている西野さんでございますのでですね、なかなか地元、弘前に来ることも本当になくなってくるのかなと思いますので、ぜひ皆さん、
絶対聞きたいという方は今すぐポチってください。概要欄の方にリンク貼っておきますのでよろしくお願いします。それからボラスター三角形の方もですね、
まだ販売しておりますので、ぜひ本社のペースショップの方からポチッとしていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
価値を感じる要素
ということで、今日の本題に入っていきたいんですけども、先ほどの続きなんですが、コクスポをね、ボランティア募集が苦戦しているって話したじゃないですか。
一方で、例えばですね、僕が取材する西野さんの講演会とかは、さっきも言いましたけど、お金払ってでもボランティアスタッフやりたいって言ってくれる方が全国から集まって
くるわけですよ。じゃあこの差は一体何なのかというところなんですけども、僕はね、人が本当に価値を感じるっていうのは、今からしゃべる三つの要素が揃った時だっていうふうに思うんですね。
それは何かというと、一つ目は共感できる熱量の高い物語、つまりストーリーですね、があることですよね。
コクスポを成功させようっていう行政目標だけじゃなくて、なかなか自分ごととして捉えにくいじゃないですか、その行政目標だけだと。
とはいえですね、このイベントを通じて、広関の子供たちに挑戦する背中を見せるんだみたいな、何かそういうふうに個人の感が見える
熱い物語があれば、僕はその物語の一員になりたいなというふうに感じると思うんですね。
ストーリーが大切だということです。二つ目、これは特別なコミュニティへの参加価値があることですね。
人ってその同じ価値観であったりとか、熱量を持つ人たちと繋がりたいと思うんですよね。そういう強い欲求って持っているんですよ。
例えば西野さんの講演会のボラスターっていうのは、まさに挑戦とかっていうそういうキーワードで繋がった特別なコミュニティだと僕は思っているんです。
その一員になることと、こと自体がお金には買い難い価値になるということなんですね。これがコミュニティっていうところがポイントになるのかなと。
そして最後三つ目が、お金以外の明確な報酬、つまりリターンがあるということですね。
ここで言うリターンというのは、自己成長のことを言います。例えば西野さんの講演会だと、ボラスターは単なるお手伝いじゃないんですよ。
イベントをゼロから作り上げるそのプロセスを一緒になって学んで、どうすれば人を巻き込めるのかとか、どうすれば熱狂が生まれるのかというふうな再現性のあるスキルを盗むことができるんです。
これは最高のビジネスセミナーだと思いますし、未来の自己投資だと思うんです。
ですので、今言った三つなんて、西野さんとかカモさんのコミュニティに入っていれば当たり前の話じゃないかと思うじゃないですか。
でもそれが一般の人はわかんないんですよ。今回のコクスポのボランティア募集の件で、広崎市はチラシを配る場所を増やしますという対策を挙げたんですよ。
僕はね、本当に残念で仕方ない。それだけで不十分だと僕は感じています。
問われているのは方法の量じゃないんですね。市民が参加したいというふうに思えるような魅力的な体験価値であったりとかを、行政がどう設計してどう提示できるかっていう質が問われているんですよ。
でね、ここで終わっちゃうと、じゃあ尾瀬先生そこまで言うんだったら何か具体的な提案してよっておっしゃる方もいるかと思います。
具体的な提案
そこで今日はですね、僕だったらボランティアを増やす策としてこんなことを考えるなということを先ほどの3つの視点を踏まえてご提示したいと思います。
まず一つ目、物語、さっき言いましたけど物語の力で市民の心を動かす行政の役を立てます。
今現状の課題として、認知度不足というふうに振興で挙げているわけですけども、本質はそこじゃなくて共感できる物語の不足だというふうにさっきも言いました。
チラシを増やすといった量の戦略ではなくて、市民の心を動かす質の戦略が必要なんですよ。
じゃあ具体的にどうする、どうする、どんなことをするのかというと、例えば僕であれば、私たちのコクスポストーリー発信プロジェクトみたいな形でですよ。
広崎出身のアスリートであったりとか、ご家族であったりとか、地元の学生さんとか商店街の店主の方とかにインタビューして、
あなたにとって、ふるさとでコクスポを開催される意味は何ですか?みたいなものをテーマに、個人の思いを語ってもらう、例えばショート動画だったりとか、そういった記事をシリーズで制作して発信していくかなと。
まさに西野さんのプペルミュージカルのバックストーリーみたいな、そういったものをコクスポという物語に共感できることで、物語に共感できる人を増やしていけるんじゃないかなと。
これって行政目線じゃなくて、市民一人一人の自分ごととして物語を包んでいくっていうことになるんですよね。
それと市長によるビジョン共有キャラバンみたいなね、そんな感じ。市役所の会議室じゃなくて市内のカフェとか町内会とか、
工場とかに市長自らが出向いて、キャラバンみたいな感じで対話会を実施していけばいいんじゃないかなと。
なんでこのコクスポを成功させたいのか、弘前の子どもたちの未来にどう繋げるのかっていうビジョンを市長自身の言葉で厚く語るっていう、直接市民の思いを聞くっていうことが僕大事だと思うんですね。
こういうことによって期待される効果としては、僕は一方的な方から感情移入できる物語を転換すると思うんですね。
市民の統一者意識っていうものを調整していって、自発的に参加意欲を喚起できるんじゃないかなというふうに思います。これが一つ目です。
二つ目、コミュニティの力ですね。参加を自分ごと化する巻き込み戦略と言ってもいいんですかね。
ボランティア募集がですね、どうしても個人に向けられちゃっているんで、参加の心理的なハードルが高くなってるんじゃないかなって僕は思うんですね。
特に県全体、今回は県全体のイベントですから、その中で弘前市が空手であったりソフトボールであったりとか、
球道かな、やってるとかそういったところを受け負うんですけども、結局弘前市民としてその全体感が生まれにくい状況になってるんじゃないかなと。
ですので、例えばなんですけども、コクスポ弘前応援団チャレンジ制度みたいなですね、そんなものを作ってみてはいかがかと。
例えば市内の企業対抗とか、高校対抗とか、町内会対抗みたいな感じでボランティアの参加人数とか応援活動ですね、競い合うチャレンジ制度、
なんかそんなのあってもいいんじゃないかなと思うんですよね。団体としてのチームとしての誇りであったりとか、仲元の一体感というのをですね、参加動機につなげていければコミュニティの力ですよね。
あとは、ボランティアアンバサダー、よくある制度ですけども、こういったものも導入してもいいんじゃないかなと思いますね。
市民の中には絶対に熱意ある人がいるんですよ、このコクスポに対して。そういった人を各地区のボランティアアンバサダーとして任命してですね、
彼らに一定の裁量権を与えて、友人であったりとかですね、知り合いであったりとかを勧誘してですね、自分のチームを組織したりして役割を担ってもらうという。
これをやることで、行政主導ではない市民発の、僕は何だろう、ムーブメントというんですかね、そういったものを創出してくれるんじゃないかなというふうに思うんです。
これで僕が期待される効果というのは、個人の意志だけじゃなくて組織の結束力というものを活用することで、参加の輪を面で広げていくというかですね、
地域全体で盛り上げていく、盛り上がりを作っていけるんじゃないかなと僕は思います。
3つ目ですけども、無償の労働を最高の自己投資につなげる体験価値の設計って絶対大事だと僕は思うんですね。
今は結局ボランティアの役割が作業ベースで語られちゃってるんで、参加することで何が得られるのかっていうその体験価値が僕は不明瞭だと思うんですね。
これだとお金払ってでも参加したいという勢いは生まれないわけですよ、西島さんのポラスタみたいに。
ですから、例えばですけども、具体的にはですね、プロから学べる、直接学べる限定ワークショップの開催みたいな、
イベント運営とかマーケティングって、プロを招聘するのは僕は絶対だと思うんですよ。
ボランティア活動の価値
そこにお金を使ってどうするんだと、自分たちで考えなきゃいけないという考え方があるんでしょうけど、西島さんがいつも言っている通り、
プロを雇った方が断然安く済むんだっていう話なんですよ。目の前で100万かかってこんなのに100万かけたのかと、
よそから人呼ぶのにって言われるんですけど、その人の人脈であったりとか、その人が持っているノウハウであったりとかを吸収できるわけですよね。
ですからそういったものを直接学べるようなワークショップ、それもボランティア参加者だけが無料で受講できるようなイベントマネジメント講座だったりとか、
一流のおもてなし講座みたいな、そんなことを実施するとかですね。それがボランティア活動をスキルアップにつなげるための成長価値として僕は提供できるんじゃないかなと思いますし、
あとは特別な人脈とか経験が得られる機会は作れるんじゃないかなと。例えば大会終わってからでもいいんですけど、参加アスリートであったりとかイベント上のプロの方を招いて、
ボランティアだけが参加できるような特別な交流会であったりとか、そういうとこで他では得られない人脈価値っていうふうになるんじゃないかなと思いますし、
あとよく関係人口とか話しするときによく使うんですけども、未来につながるような公的な証明書みたいなものを発行するデジタル活動証明、オープンバッジっていうんですかね、
そういったものを参加した事実だけじゃなくて、どの部署ってどんな役割を何時間になったかみたいな、それによってどんなスキルが習得できたかっていうのを明記した、
世界標準規格の中でデジタル証明書みたいなのを発行すればいいんじゃないかなと。これ関係人口を今広げようとしている山形県の西香町っていうところですね、
関野町長っていう方がいらっしゃるんですけども、この町長素晴らしいなと思うのは、関係人口を増やすために住民票をですね、デジタル住民票っていうのを作ったんですね。
誰でもその住民票を手に入れることによって、西香町住民になれると。住民の特典としてはサウナを無料で使えると、そういった特典があったりする。
それをデジタルでNFTでやったっていうのは素晴らしいなと思ったんですけども、まさにそういったものをスキルの証明として活用できれば、それが信用の価値という風になると思うんですね。
ボランティア活動を単なる社会行使じゃなくて、参加者自身の成長だとか人脈だとか、信用の向上とかそういったものにつなげるための自己投資だという風に転換させる。
参加者の動機を変える
それで参加の動機そのものを根本から変革していけるんじゃないかな。だからちらしにお金を使うんであれば、こういうことにお金を投資した方が、僕は何倍もボランティアの集客効果があるんじゃないかなという風に思います。
今日も暑くなってだいぶ時間が無くなってしまいましたけど、今日のまとめで行きたいと思います。
今日のまとめはこちらです。
人は奉仕ではなく、自らの成長と熱狂につながる価値ある体験にお金と時間を投資する。
これは行政のイベントだけではなくて、全ての会社の採用であったりとかチームビルディングにも通じる話なんですけども、
給料を払うから働いてくださいじゃないんですよ。
このチームの一員になることで、こんな面白い未来が見れますよという魅力的なストーリーと体験価値というのをいかに提供できるか。
その設計こそがこれからの時代に人を引きつける上で最も重要なことだなという風に、僕は西野さんとかカムさんから学ばせてもらっているんですね。
そういったことを行政もやっていかなきゃいけないんじゃないかなという風に思った時代でございました。
ということで、小さな日付から大きな一歩が始まります。
ということで、今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
まさに僕が9月22日に主催する西野昭寛講演会in青森県弘前市も、
この価値ある体験を参加者の皆さん、そして一緒に作り上げてくれる仲間たちと共有したいという思いで準備を進めております。
熱気をただ観客席から見るんじゃなくて、運営の裏側から一緒に作り上げる共犯者になってくれるボランティアスタッフを現在募集しておりますので、
最高の学びと最高の仲間、そして最高の感動がそこにはあります。
お金を払ってでもやりたいというそういう思える体験を僕が保証しますので、
ご興味ある方はぜひこの放送の概要欄にあるボランティアスタッフ募集のリンクをチェックしてみてください。
あなたのご参加を心からお待ちしております。
ということで今日は、なぜ人はお金を払ってでも参加したくなるのかというテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。
Don't worry. Be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気に。いってらっしゃい。
すいません。最後にご報告をさせてください。
西愛高校野球部に書籍を寄贈する件でございますけど、現在まで集まっている冊子が26冊でございます。
ありがとうございます。
残り134冊となりました。
本当にたくさんの方からご支援いただいておりましてありがとうございます。
引き続きこのスタンドFMなどの音声配信の概要欄のほうでベーストアップのリンクを貼っておきますので、そちらからご支援できますのでよろしくお願いします。
あわせてですね、もしお手元に今申し上げた夢と金が9割、そしてコミュニケーション大全、この2冊ですね。
もし複数あって、もう西愛高校野球部に寄贈してもいいよという方がいらっしゃれば、DMいただければですね、僕DMまた返させていただきますので、よろしくお願いいたします。