スナックキャンディー青森の挑戦
この放送は、1周年を迎えたタイミングで、よりによって冷蔵庫が壊れてしまった青森キャンディーを応援したい、そんな熱い思いを持つ三上悠希さんの提供でお送りいたします。悠希さん、いつもありがとうございます。
悠希さんが応援しているのは、先月11月でオープン1周年を迎えましたスナックキャンディー青森です。
住所は非公開ですが、青森で何か新しいことに挑戦したい人が集まる秘密基地のような場所です。
みんなで夢を語り合って、そして夢を全力で応援し合うという青森で挑戦する文化を根付かせるための一歩変わったスナックということで広関に誕生しました。
そんなスナックキャンディー青森ですが、冷蔵庫が壊れてしまいまして、この冷蔵庫の修理費用を何とか捻出しなければいけないということで悠希さんが立ち上がってですね、
全国の皆さんから支援を集めたいという思いで今回僕の番組のスポンサーになってくださったというところでございます。
ぜひ皆さんスナックキャンディー青森の挑戦を応援していただけませんでしょうか。
概要欄にスナックキャンディー青森のベースショップのリンクを貼っておきます。
こちらから1周年記念お気持ち支援券をご支援いただければ、オーナーの津市こと津島ひかるさんが冷蔵庫の修理代として大切に使わせていただきますので、皆さんの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
そんなスナックキャンディーのオーナー津市が今度新しいイベントを立ち上げます。
その名も青森チャレンジエールという名前のイベントでございまして、
青森で挑戦している人を応援するというイベントということになります。
挑戦家庭をセキュララに語る場を作りたいということでございまして、記念すべき第0回でございますけれども、
なんと私オサナイが登壇するということになりましたので、皆さんぜひよければこちらのほうご参加いただければなというふうに思っております。
1月25日から日曜日に広崎市にありますヒロロの3回で行うということが決まっておりますので、
ぜひ概要欄のほうにリンクを貼っておきますので、そちらからよろしくお願いいたします。
ということで、今月のマンスリースポンサーさんは三上悠行さんです。
三上悠行さん、いつもありがとうございます。
おさね先生の朝礼、今日も元気にスタートです。
皆さん、おはようございます。
2026年1月5日に中小企業専門コンサルタント会社株式会社アスノロブリッジを設立する中小企業診断士の
おさない先生こと、おさない和志です。
本日は2025年の12月18日木曜日でございます。
ルンバの破産と教訓
ということで、今日はですね、ルンバの会社が破産?そこから中小企業が学べることとは?というテーマでお送りいたします。
先日ですね、本当にびっくりするニュースが飛び込んできましてですね、
あのルンバを作って、お掃除ロボットのルンバあるじゃないですか。
あれを作っているね、アメリカのアイロボット社という会社があるんですけども、
アメリカの破産法チャプター11というんですけども、こちらを適用申請したということなんですね。
ロボット、掃除機といえばルンバっていうくらいですね、大名詞的な存在だったじゃないですか。
僕も最初このニュースを見た時は、あのルンバが?というふうに本当に驚きました。
でも実はね、この話って決して他人事じゃないんですよ。
中小企業の皆さんにとってとっても大事な教訓が詰まっているんです。
今日はですね、このルンバの会社の破産から、僕たち中小企業が何を学ぶべきなのかということをですね、
しっかりお伝えしていきたいというふうに思います。
本題に入る前に少しお知らせをさせてください。
まずは広崎学院生涯高校野球部原田和則監督の著書、ビニールハウスから甲子園が読者が選ぶビジネス賞グランプリ2026のマネージングエンド部門にノミネートされました。
皆様ね、こちらの方、グランプリを目指してですね、何とか投票の方をお願いしたいと思います。
12月26日金曜日まで投票できます。
1アカウント1投票でございますので、アカウントたくさん持っている方はわかりますね。
たくさん投票していただければなというふうに思います。
概要欄の方にリンクを貼っておきますので、ぜひ後ろからよろしくお願いします。
それから来年1月、新年1発目のマンスリースポンサーサーファン募集しております。
心を込めて1分から2分ほどスポンサーコールをさせていただきます。
誰かの夢を応援したいというね、今月の三上由紀さんのような、そういった他社公園の方も大歓迎でございます。
ぜひこのチャンスをお掴みください。
概要欄の方にリンクを貼っておきます。
それから、起業するオサナイ先生を応援する権を出しました。
2026年1月5日にですね、会社を設立して起業いたします。
心を込めてお礼のメールを差し上げますので、ぜひ応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
それからもう一つ、他社公園の学校、オサナイ先生企業セミナーというものを開講いたします。
こちらはですね、1月17日土曜日15時半から大分県大分市にあります、
Jコモコールとホール大分4階の403会議室で行われるものでございます。
他社公園の学校というイベントを、後藤健先輩が主催するということでございまして、
こちらのほうの第1校が私、オサナイが担当するということになりました。
現地参加権として、ライブ視聴権もございますので、概要欄のほうにリンクを貼っておきますので、
そちらからぜひよろしくお願いいたします。
ということで今日はですね、
ルンバの会社の破産?そこから中小企業を学べることとは?というテーマでお送りいたします。
まず、ルンバを作っている会社、アイロボット社がどんな会社だったかというのをちょっと簡単にお話しさせてください。
この会社というのが1990年に設立されて、最初は災害救助用のロボットなどを作っていたんですね。
実は東日本大震災の時に福島第一原発の調査で活躍したロボット、
これもこの会社がアイロボット社が作っていたんですね。これ知らなかったですね。
そして、ルンバが誕生したのが2002年だそうです。
当時はですね、この機械に本当に掃除できるの?って皆さん誤解的な声も多かったみたいなんですけども、
やっぱりその性能と当時手頃な価格で世界中で大ヒットしたということで、
日本には2004年に上陸して、ルンバっていう名前がかわいいというところだったりとか、
ペットみたいに愛くれしさが受けてですね、多くの家庭に広まってきました。
僕も今から十何年前ですかね、今いる自宅を買う時にですね、
新しく買う時にですね、ルンバも一緒に買ってきたということもありましたけども、
そんなルンバがですね、何で破産してしまったかということなんですけども、
一言で言えば、後発メーカーとの競争に負けてしまったということなんですね。
特に中国のメーカーがですね、高性能で価格もですね、手頃なロボット掃除機をどんどん出してきて、
ルンバのシェアを奪っていったということなんですね。
ちょっと技術的な話をしますと、ルンバっていうのはね、カメラがついているんですね。
カメラを使って部屋の地図を作る技術にこだわっていたんですが、
後発メーカーはこれね、カメラじゃなくてレーザーを使う技術を採用したんですよ。
レーザーの方が暗い場所でも正確に部屋を把握できますし、
実はコストも下げやすかったということなんですよ。
それだけじゃなくて、ゴミ捨てと水拭きが一緒にできる機能、最近ありますよね。
モップを自動で洗ってくれるようなそういった機能とか、
もう後発メーカーが先に出してきたんですよね。
ルンバってかつてはイノベーターだったわけですよね。
市場を全くなかった市場を開拓していたわけですよ。
でも気づいたら追いかける側になっていた。
そして追いつけないまま、今回の破産という結末を迎えてしまったということなんですね。
変化に対応する重要性
今日はここからが本題で、このルンバの破産から
僕たち中小企業は何を学ぶべきなのかということなんですけれども、
僕は大きく分けて3つのポイントがあると思っています。
1つ目は過去の成功に囚われるなということなんですね。
ルンバってロボット掃除機の市場を作り上げたパイオニアだったわけですよ。
僕たちが市場を作ったんだ、僕たちの技術は最高だって言って
そういった自信があったと思うんです。
でもその自信がいつの間にか過去の成功へのこだわりになってしまったということなんですね。
中小企業の社長さんにもこういう経験ないですか?
うちは創業50年、この方法でずっとやってきたんだとかね。
この技術で今まで勝負してきたんだからこれからも大丈夫だみたいなね。
その気持ちは本当によく分かるんですよ。
でも市場は変化するんです。
お客様のニーズも変わるんです。技術も進化するんです。
過去の成功は確かに誇るべきものなんです。
でもそれにしがみついてしまうと変化に対応できなくなってしまうんですね。
ですから大切なのは定期的に自分たちの強みを見直すことなわけです。
5年前と比べてお客様の要望は変わってないかとかですね。
今日も他社はどんな新しい価値を提供し始めているかとかですね。
自分の強みは今も差別化要因として機能しているのかなというこういった問いをですね。
年に1回でもいいですから経営人とか社員の皆さんと一緒に考える時間、
これを作ってみてはいかがかなというふうに思います。
顧客の価値を優先する
2つ目は技術よりも顧客価値を優先するということなんです。
ルンバっていうのはさっきも言った通りカメラ技術にこだわったんですよ。
この技術が僕たちの誇りだっていうふうに思っていたんだと思います。
でもお客様はどうだったかというとお客様はですねカメラかレーザーかなんて実はどうでもよかったわけですよ。
お客様が求めていたのはしっかり掃除してくれること。
それからできれば安いこと。
あとは水拭きもしてくれたらもっといいのになっていうそういったことだと思うんですね。
つまりどんな技術を使っているかじゃなくてどんな価値を提供してくれるかが大事だったんですよね。
これ中小企業にも当てはまることが多いんですよ。
職人さんであったりとか技術の方っていうのは自分たちの技術に誇りを持っています。
それは本当に素晴らしいことなんですよ。
でも時々ですねその技術が自己満足になっていないかということを振り返る必要があるんですね。
お客様が本当に求めているものは何か。
自分たちの技術はそれに応えられているのか。
もしお客様が求めているものと自分たちが提供しているものにズレがあるんであればこれは勇気を持って方向転換することも必要なんですね。
技術は手段であって目的じゃありません。
目的はお客様に価値を届けることだということなんですね。
それから最後3つ目これは小回りの効く強みを生かせということなんです。
ルンバってアイロボット社っていうのは上場企業なんですよ。
大きな組織っていうのは意思決定に時間がかかるんですね。
ですから方向転換も簡単じゃなかったんですね。
でも中小企業は違いますよね。
社長さんがよしやろうって決めたらすぐ動けるじゃないですか。
これが中小企業の最大の強みなんですよ。
市場の変化に気づいたらすぐに対応できる。
そしてお客様の声を聞いたらすぐに商品やサービスに反映できるという。
大企業が半年かかることを中小企業1ヶ月でできる。
この機動力が中小企業の武器だというふうに僕は思うんですね。
でもその武器を生かすためには変化を恐れない姿勢というのが必要なんです。
これまでずっとこうやってやってきたからというふうにそこで思考停止をしてしまったら
大企業と同じになってしまいます。
むしろ変化ができることがうちの強みだというふうに考えてみてください。
市場が変わったらすぐに対応する。
お客様の声を聞いたらすぐに改善する。
新しい技術が出てきたらすぐに取り入れてみるという。
このスピード感こそが中小企業が大企業に勝てる唯一の方法なんです。
ルンバは大きな組織だったからこそ方向転換が遅れてしまったのかもしれません。
でも皆さんの会社は違います。
中小企業の強み
今日気づいたこと明日から実行できる。
この強みをぜひ生かしてみてはいかがかなと思います。
そして最後にもう一つだけ大切なことをお伝えします。
今回のルンバの破産というのは技術力があれば大丈夫という
神話が崩れた象徴的な出来事だなというふうに僕は思っているんですね。
ルンバには確かに技術力がありました。
でもそれだけでは生き残れなかったんですね。
これからの時代必要なのは技術力だけじゃありません。
市場を読む力とかお客様の声を聞く力とか
あとは柔軟に変化する力スピーディーに実行する力
そして何より謙虚さなんですね。
うちはこれで成功してきたから大丈夫というふうに思った瞬間に足元を救われます。
常に謙虚に市場を見てお客様を見て自分たちを見つめ直すという
そういう姿勢があればどんな変化が起きても乗り越えていけるはずです。
皆さんぜひ本当に今日この会社に行ったらこう考えてみてください。
うちの会社の強みは今も本当に強みだろうかとか
お客様は今何を求めているだろうかとか
自分たちは変化に対応できているだろうかという
この問い正直に答えてみてください。
いつもこういうことを考えているよと思っている社長さんたくさんいらっしゃるかもしれませんけど
でも意外と考えているようで考えていなかったりしますので
従業員の皆さんと一緒になってここを考えてみてはいかがかなと思います。
もし少しでも不安を感じましたらそれは変化のチャンスです。
今日から小さなことでもいいので何か一つ新しいことを始めてみてはいかがかなと思います。
ルンバの挟んで決して他人事じゃないんですよ。
でもここから学ぶことができれば皆さんの会社は必ず強くなるというふうに思います。
ということでお聞きいただきましてありがとうございました。
ルンバの挟んで本当に僕もびっくりしましたけども
これって僕たちにとってとっても大切な教訓だと思うんですね。
過去の成功にとらわれないでお客様の価値を優先してですね
この3つを忘れずにいればですね
どんな変化にも対応できますし乗り越えていけるというふうに思います。
はいということで今日はですね
ルンバの会社の挟むそこから中小企業は学べることとはというテーマでお送りいたしました。
挑戦が人生だ。Don't worry, be happy.
それではまた明日この時間にお会いしましょう。
今日も元気にいってらっしゃい。