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2022-11-28 21:46

【709】断片的な情報を集めるより先にしたいこと

「それ」があればいるかいらないか、何を読めばいいかがわかるようになる!
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おはようございます。みんなのセラピー心理学という名前に改名して、今回が第1回目となりますね。
通算では707回か8回、内緒は9回目ぐらいだと思いましたけれども、通算番号を書いていくんだけれども、
改名しまして、もともとグッドモーニングバイブスというのから始めて、途中グッドモーニングボイス、
グッドバイブスという寺野圭三さんのですね、運動かな、メソッドかな、そういったものを実践するにあたって、
どんなことを私が考えたりやったり感じたりしてきたかを最初、このポッドキャストでは中心にお話ししてたんですが、
その前、実は軒場トークとか言ってたんですけどね、それをグッドバイブス以外のテーマもすごく入るようになってきたから、
グッドモーニングボイスと、頭文字はGMVで変えずに来られたという感じで、やっぱりそれも数字は通算にしてたんですけどね。
さらにこの度ですね、朝にばかり配信してもいられないなという事情もあったりもするんですけど、
いろんなことを考えていて、最近ちょっと自分の仕事のポジションみたいなものかな、そういったものを改めて整理してみて、
こういう方向性でやっていこうと思って考えついたのがこの名前ですね。
みんなのセラピー心理学。みんなのってところに重点があるんだけど、つまり誰もが使うよねっていう意味を込めてますね。
カンセリング心理学って言ってもいいんですけど、そこまで言葉の重さってこともないんだけど、短い方がですね。
あとセラピーっていうのは、例えばちょっと前にすごく売れたですね、ミリオンセラーになったと思うんですけど、
禁煙セラピーって本があったんですけど、こういうふうにパッと使われるところがあるんですよ。
禁煙カンセリングとなってくると、もうちょっと重みのある感じがするんですよね。
私も読むセラピーとかいう本を電子書籍で出させてもらってるんですけど、これもフラゾン慶三さんの編集というのかな、からKDPで出てるんですけれども、
そういうふうにセラピーっていうのはもうちょっと軽めかなと。
そして結局我々はみんなこれを必要としているよねっていうのが、つまりみんな必要としているセラピーなんですよ。
それを心理学的に、セラピーってすごく心理学と関わりが深いので、思うところを喋っていきたいと。
つまり結局は今まで喋ってたことと何ら変わらないんじゃないかと思います。
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でも多分名前を変えると少しまた方向がですね、長い期間かけると変わっていくんですよね。
そういう辺も含めてこういう活動にしていきたいと思って名前を考えました。
今回は第1回なのでというか、少し今までとはまた若干微妙に方向性を僕の中では変えていこうと思っているんだけれども、
その前に今は11月27日日曜日の11時半にこちら収録しております。
朝といえば今は朝と無理やり言えなくもないぐらいの時間かな。
今日のテーマはですね、最近すごく気になるところがございまして、
私最近メモというものを紙のメモにガガッと走り書きして、しかもそれを眺めてはほとんど捨てることが多くなってきていてですね、
メモというのが全然ないわけじゃないんだけど、ほとんど家の用事とかね、
本当に書き留めておかないと忘れて、後でしかもしめんどくさいことになるといったことだけを取り扱っておりましてですね、
発想メモみたいなものはほとんど活用してないんですね。
で、先日ちょうどこういろんなところでやってますけど、このメモ論みたいな話ってライフワークではもう中核に位置しているじゃないですか。
それで漠然と眺めていて、そういう記事みたいなのですね。
自分はそういうのとだんだん好きなんですけど、テーマとしては。
ただ実践はしなくなってきつつあって、おそらく今後減る一方だろうなと思ってたところに、
先日100日チャレンジでツイッターとかね、私の記事とかも読んでいただいてるということで、
すごくどんどん情報を集めては追ってるんだけど追い切れなくて、大変だといったのが書かれていてですね、申し訳ないなこれはと思ったんですよ。
というのはつまり、なんとなく分かるんですよ。
エヴァノートとかなのかな、分かんないけど、集めていっても読み切れない、追い切れないと。
でもここに有益な情報があるのに私はこれが追い切れなくて残念だっていうね。
これはね、私は情報というものがですね、今のような形式で扱われるようになってくると、
何て言いますかね、昔私もそういう時代があったんで非常によく分かる気がするんですよね。
それもそういう時代があること自体はいいと思うんです。
別に悪いことじゃないんですけど、これが追い切れないということに何ほどの意味もないということをお伝えしたいとともに、
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でもそう言っちゃうと割と身も蓋もないよなっていうのもあるんですよね。
つまり追い切れなくても少しも構わないんだけど、
そうすると一つ一つの情報っていうのは全く無益なのかって言われるとちょっと考えちゃうわけですよね。
わざわざこうやって発信しているわけだから。
明らかに聞く時間を無駄にするような情報をガンガン出してますというわけにもいかないじゃないですか。
断片的な情報とかそういう言い方もするんですけど、メモから始まるみたいなね。
昔流行ったんですよね、紙がメモがない時にレストランのナプキンに書いたアイディアがすごい研究成果につながるみたいな話が、
いかにもありそうな話だけどそういうのが出てきてたんですけど、
ライフハックの人も自己啓発の人もビジネスショーの人も好きそうなテーマなんだけど、
私はですね、そういうことはあり得ないとは思わないですけど、ほぼ信じなくなったんですよね。
というのはどうでもいいんですよ、要するに。どうでもいいって言ったらやっぱりちょっと語弊があるんでね。
ここがややこしいんだけど、大事なのはこれらは結局は断片であって、何かこれをつなぎ止めるものが抑えられていればですね、
断片そのものを失うといったことは、つまりメモね、メモ的情報といってもいいんだけど、何ほどのことはないんですよ。
これはですね、メモが重要かどうかという議論をするとハマるんですけれども、
ポイントはそのメモを生かすっていう言い方をここはするべきなんだろうけど、あまり好きじゃないんでね、私は。
生かすで済ませればいいんですけどね。
まあでも生かすなんですよね、このメモを生かすために必要な中心になる発想みたいな、本当にありきたりなお話なんですけどね。
それを私たちはまず持っておかないと、断片が追い切れない問題みたいなわけのわからんことに振り回されるのは、非常にこの言葉もそんなに対応したくはないんだけどもったいないと思うんですよね。
もったいないというか、そんなことをしなくてもっていう感じはやっぱり持っちゃうと言いますか。
こういうとちょっと失礼な感じにもなっちゃうんでね、非常に気になるんですけれども、他になかなか言いようがないんですよ。
つまり僕自身もそうだったんだけど、それこそ1万に及ぶメモですね。
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ただただ、これは全部これも大事、あれも大事と言って追っていってもしょうがないんですよ。
例えばなんですが、私が奥さんから頼まれた何かをメモっておきましたと。
メモっておかないと忘れるからと思ってメモるんだけど、これは忘れてもいいんですよ。
夫婦仲が抜群に良ければ。こういうことなんですよね、私が言いたいのは。
忘れないほうがいいですよ、そりゃ。
でも夫婦仲が抜群に良ければ忘れたって構わないじゃないですか。
この主従で言えばね、やっぱり夫婦仲が主であって、メモに書き留めておくものは自由なんですよ。
この断片を全部拾っていかなければならないという、なんかちょっとこの強迫症をめいた事態っていうのはですね、
この中核に対する信頼というものが全然足りなくて、
不安でいっぱいになっている時によくありがちな現象だと思うんですよね。
だから中核を抑えておけばですね、断片はそれなりに丹念に拾っていく意味もあるんだけど、
別に全部失ったとしても大したことはない。
こういう関係性を情報については、やっぱり普通に抑えておいたほうがいいんじゃないかと思いますね。
やっぱり一番僕にとってですね、この事例で今しっくりくるのは、
分かりにくくなるかと思ってちょっと避けたいんですけど、やっぱり精神分析なんですよね。
精神分析っていろんな特殊用語が出回ってるわけですよ。
非常に僕が今、わりと欲しがっている精神分析の多分この時点なんですよ。
コトテンってやつね。
用語集なんだけど、これを手に入れたらかなり色々と分かり合いが良くなるだろうなと思うのが、
2万2千も仕上がるんですね。
特殊用語な上に特殊な人たちが使うからそうなるんだけれども、
これって結局精神分析について少なくともその時点が欲しい。
2万2千出しても欲しいと思うぐらいの理解がいった後でないと、
多分何の役にも立ちはしない。
時点そのものは今私が買っても何の役にも立たないかもしれないんだけど、
少なくとも読んで意味は分かるんですよね。
こっち先に集めるもんじゃないと思うんですよ。
こっち先に集めるということをやるのは本当に特殊な用語で、
例えば精神分析では口合気、口の合気、口紋気、いわゆる口紋ですね。
気、正気気ってこういう用語があったりするんですよ。
なんかもう冗談なのかそれはって思うじゃないですか。
これが非常に興味深いというのかな。
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よくそんなこと考えついたよねっていうぐらい面白いことをやっぱり言っているんだけど、
これはこれが面白い、少なくとも興味深いって思えるぐらいになってから集めるというのかな。
その情報を整理するべきものであって、
こっちの情報を何か役に立ちそうだからといってどんどん頭に叩き込むみたいな、
これを自分の血肉にするみたいな感じで暗記するようなものでは全くないと思うんですね。
私も最初に読んだ頃は精神分析系の本というかかわい早尾さんのものを除くと一つもわからなかったんですよ。
とにかく何かわけのわからんことが書いてある本ばっかりだったんですけど、
今は精神分析がわかるようになったとは言わないけれども、
読んでわからんという感じは全く抱かなくなったんですね。
フロイトの本が筆頭なんですよね。
読めばどこを読んでも非常に興味深いんだけれども、こっちが先なんですよね。
断片的情報を集めるのを先にするっていうのは多分虚しい。
タスクシュートとかでもタスクシュートを使ってる人と使っていない人の記事って歴然としてるんですよ。
多分大橋さんとかJ松崎さんとかも同じ意見だと思う。
読めばすぐわかるんですよ。この人使ってる、使ってないっていうのは。
こういうことが大事だと思うんですよね。
だから私はJ松崎さんと私のやり方ってパッと見、
今日これからまさにその話をしに行きそうな気がしてるんですけど、
茅場所の声だったところでね。
Jさんと私の言うことは全然違って聞こえるかもしれないけど、
どっちでも同じなんだっていう話をやたらしているのはやたらしてるんだけどね。
彼は使い込んでるから、私も使い込んでるからなんですよ。
彼が何を言ってるのかよくわかるんですね、私は。
気にならないんですよ、全く違っていても。
アプローチの仕方が違って聞こえたとしてもですね。
何かの本で読んだんですけど、精神分析を批判して書いている本で、
やたらといろんなものが次から次へと重視されてるけど、
それによって混乱が増すばかりだと。
例えばある人は性欲が大事だと言う。
いやいやそうじゃなくてリビドが大事だと言う。
そうじゃなくて母子関係が大事なんだと言う。
あるいは対象関係論だ。
自我だ。あるいはSだ。
または甘えだという話がどんどん出てきて、
ちっとも患者は救われないって書いてあるんだけど、
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私はあれはやってない人の発想じゃないかなって感じを抱くんですね。
こういうことはいくらも言えるんですよ。
タスクシュートについてだって何が大事なのか。
見積り時間だと言う人もいれば、セクションだと言う人もいるし、
終了予定時刻だと言う人もいれば、
開始と終了を1分単位で確実につけるのが大事だとか、
ログだとか言う。
これ私とか大橋さんが読むとですね、
それどれも同じ話だよねっていう風にしか聞こえないんですけれども、
たぶん使ってない人の観点からすると、
それこそ今みたいな風に見えることはあるでしょうね。
何が大事なのかさっぱり分かりやしないっていう。
僕らにしてみれば、
どれを大事にして始めても結果は同じことになるから、
差し支えないんだけどなと思うんだけれども、
やる前の人にしてみれば、
どれを大事にすればいいのっていうことになっちゃうと思うんですよね。
やれば分かるとしか言えないんだけれども、
やる前に分からせろってことになるじゃないですか。
多くのツールやメソッドってそういうものなんですよね。
最近土井たけおさんの精神分析の本にも出たときも、
これをやるとどんな良いことがあるのか、
どうやって病気が治るのか、
事前に保証しろっていう、
これを非常に土井さんに言わせると甘えが強いヒステリーな現象って、
これ自体がもうそれなんだっていう話なんだけど、
でも土井さんは医者なんでね。
医者ってアセスメントみたいな話、
あるいはインフォームドコンセントっていうの。
そういうものを重視する世界だっていう話になってるじゃないですか。
精神分析科は医者じゃないんですけどね、そういう意味で。
事前にそれ提示できないんですよ。
だけれども事前に提示しなくていいのかって話になってくると、
非常に困っちゃう面がありますよね。
こういう困ることを含めて精神分析なんですけどね。
タスクシュートやっててもそれほど深刻じゃないにせよ、
やっぱりこの問題あるんですよね。
これをやってたら本当に時間使い方うまくなるんですか?
本当に残業ゼロになるんですか?
事前に保証書をくれますかって言われると、
そんなものはあげられないですよね、もちろん。
で、結局やればわかるってことになっちゃうわけですよ。
だけどやらずにこれをわかる方法がどこにあるだろうっていうのは、
本当にまさにナンセンスな議論ででして、
車の運転は一切したくない。
全部車について完璧に網羅すれば、
安全な運転が急にできるようになるっていう感じになっちゃうんですよね。
ポンネットとか開けて。いらないじゃないですか。
必要。知ってた方がいいこともあるかもしれない。
基本的にいらないですよね。
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そういう感じになってくるんですよ。
ありとあらゆる車に関する知識。
タイヤの速度が100キロになるとどうなるのかとか、
習いましたよね、私たちも。
ハイドロプレーニング現象とか、
水まく現象とか、いろんなものを習ったりしたんです。
ハイドロプレーニング現象だっけ。
そういうのを習いましたけど、
知ってた方が、
知ってた方がいいですが、
まず最初に運転する時に必要なのは、
そういう知識じゃないわけですよ。
これが断片的知識を集める、
大きな落とし穴のような気が私はするんですよね。
本当にミニマムでいいと思うんですよね。
使う前に必要な知識なんて。
使う前にどんなにそれについて、
詳しく概念的に理解しているつもりだったとしても、
10日使った人には敵わないってところがあるんですよね。
別に使っても使わなくてもいいわけだから、
今のお話をしていると、
やたらと使うことを進めてるみたいになっちゃうんですけど、
そういうわけでもないんです。
ただ、情報を毎日のように、
Twitter、ブログ、Facebook、その他で追っていただくぐらいならば、
その時間全部使うことによって、
1万倍もマシかな、というか1億倍ぐらいマシかなと。
これがさっき言った、
もったいない感じっていうものなんですね、私からすると。
多分、僕がやっている精神分析についても、
そういうところは多少ありますよね。
精神分析を受けたりすれば、
あそこに書かれているようなことを、
何十ページも何百ページも追うことなしに、
僕は英語とかで読んじゃったりするんですけど、
だけど、私は好きでやってるから、しょうがないというふうにも思います。
あと、そんなにお金ないからね、今は。
日本に40人しかいない精神分析家のところに、
今、強引に自分が予約入れに行かねばならんほど困ってないんですよね。
そういうもろもろありまして、
僕は本を読んでればいいんだけれども、
まあ、タスクシュートだったらね、
そんなに年間100万とかかかるわけじゃなくて、
使えても使えなくても致命的なことにはならないですから、
使うという選択が一番良いと思うんですよね。
うちの父は割とそういうところがあったんだけど、
水泳する前には水泳の教則本を買ってくるし、
スキーに行く前にはスキーの本を買うんだけど、
スキーは本じゃ滑れるようにならないんですよ、全然。
運動をする前にはスキーの本を買うんだけど、
運動が上手くなってから本を読むと、
1ページくらいは役に立つことが書いてあるかもしれないっていう世界であって、
逆をやるのは本当に無理があるんですよね。
すっごい分厚いグローブをはめて、
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針の穴に糸を通すみたいな、そんな感じで、
それは違うような日がするとしか言いようがないわけですね。
今回はこのみんなのセラピー心理学というタイトルにしたにも関わらず、
ほぼ想定視聴者が100日チャレンジの参加者に向かっている、
これを週に1回は出すよっていう話を先日した通り出す予定でおりますけれども、
そういう感じのことをお話ししました。
またですね、後日全然違うテーマとかでもいろいろ喋っていきたいと思うので、
引き続きよろしくお願いします。
21:46

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