1. NOIZ NOIZ NOIZ FM
  2. 「CINEMA3x3 vol.2 エミリア・..
2025-05-17 1:52:17

「CINEMA3x3 vol.2 エミリア・ペレス」ニイマリコ+ヒロシニコフ

ベット・ゴードン エンプティ・ニューヨーク
https://punkte00.com/gordon-newyork/

Bone Sickness
https://vinegarsyndrome.com/products/...

ハイテンション
https://hightension4k.jp/

サウンドウォーク・コレクティヴ & パティ・スミス『コレスポンデンス』

https://www.mot-art-museum.jp/exhibit...

エミリア・ペレス
https://gaga.ne.jp/emiliaperez/


聖地には蜘蛛が巣を張る
https://gaga.ne.jp/seichikumo/

カルテル・ランド
https://transformer.co.jp/theatrical/...

暴行魔ゴリラー
https://www.allcinema.net/cinema/325044

ウェスト・サイド・ストーリー
https://www.20thcenturystudios.jp/mov...

血戦 ブラッドライン
https://bloodline-movie.com/
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/671484935f7e8bea6c58c8a8

サマリー

このエピソードでは、ミュージシャンのニイマリコさんと映画評論家のヒロシニコフさんが、ニューヨークのインディー映画監督ベット・ゴードンさんの作品についてお話しされています。特に彼女の短編、中編、長編映画がニューヨークのアンダーグラウンドシーンやフェミニズムの視点を反映している点が注目され、映画の内容や関連する人物についても紹介されています。ポッドキャストでは、フランスのホラー映画『ハイテンション』や監督アレクサンドル・アジアさんについて語られ、特にフレンチ・スプラッターに関するトピックが中心となっています。最近のフレンチホラーの潮流や影響を受けた監督たちについても議論が行われ、映画の歴史が振り返られています。 このエピソードで取り上げられる「エミリア・ペレス」という映画では、女性弁護士が直面する麻薬カルテルとの危険な関わりや性別転換の手術にまつわる葛藤が描かれています。また、作品の深いテーマや監督ジャック・オディアールさんのアプローチについても詳しく触れられています。この映画について、参加者が作品のテーマや感想を語る中で、特に音楽要素やストーリーの構造、主人公エミリアの複雑な背景とその影響が考察されています。 ポッドキャストでは、「エミリア・ペレス」やその監督ジャック・オディアールさんについての議論が展開され、作品の特異性と多様性が取り上げられています。参加者は作品のテーマや社会的要素に関する意見を交わし、映画が伝えるメッセージについて深く考察します。このエピソードでは、映画『エミリア・ペレス』の評価や内容について話し合われ、映画のテーマや映像表現が現代社会に与える影響が探られています。特に子どもたちの視点や感情の描写に焦点を当て、物語の深いメッセージが取り上げられています。 エミリア・ペレスをテーマにした議論が展開され、特に社会的テーマと女性主人公に焦点が当たっています。また、ジャック・オディアールさんの作品も言及され、映画の魅力や批評が語られています。このエピソードでは、エミリア・ペレスとメキシコ映画の多様なジャンルについて探求され、特に麻薬カルテルやエクスプロイテーション映画の影響を受けた作品が取り上げられています。スティーブン・スピルバーグの「ウエストサイドストーリー」のリメイクを通して、その才能の再評価が行われています。リスナーはエミリア・ペレスについての詳細な議論を通じて、彼女の作品を深く理解する機会を得ています。

映画の紹介とその影響
はい、特殊カルチャープログラム、NOIZ NOIZ NOIZ FM、パーソナリティの暗黒編集者、大久保淳です。
本日は、先月第1回を放送しました、CINEMA3x3の第2回になります。
本日もミュージシャンのニイマリコさん、それから映画評論家でDVD・インディーレーベルオーナーの
ヒロシニコフさんをお迎えしてお送りしていきたいと思います。
今日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
前回と形式としては同じと言いますか、
最初にそれぞれの、先月、4月に見て面白かった映画というのを紹介。
それから今月の課題作についてのトーク。
それから最後にその課題作と絡めて、合わせてみたい作品の紹介という流れでいきたいと思います。
はい。
そしたらまたちょっと、今月の4月で面白かった映画の話から早速いきたいと思うんですけども、
そしたらまたちょっと私から言っちゃおうと思いますがですね。
はい。
最初に上映始まったのは多分去年の秋頃とかだったと思うんですけど、
10月だか11月だか。
ベット・ゴードンっていうですね、ニューヨークインディー出身の女性監督の、
これまでずっと日本では紹介されてなかったんですけども、
昨年のその秋くらいに初めて特集上映みたいな形で、
3本、短編1本、中編1本、長編1本という形で紹介される上映が始まりまして、
いろんなところを点々と上映されてたんですけども、
4月に早稲田省地区に来たので、ちょっとようやく見に行きまして、見てきました。
本当に上映開始の時からも結構、その筋のというとどの筋だよって感じではあるんですけど、
その筋の人からは皆さんも結構大騒ぎしてる感じではあったので、
ご存知の方も多いかもしれないと思うんですけど、
ニューヨークのいわゆるオストパンクというかノーウェーブシーンみたいなところから出てきた方で、
ちょうどですね、ちょっと前に写真家のナン・ゴールディンのドキュメンタリー映画というのがあって、
美と殺戮のすべてというのがあって、
あれはやっぱりナン・ゴールディンの反省をたどりつつ、
それと同時に彼女が今携わっている政治活動についても密着して撮っていくというような映画だったんですけど、
そのナン・ゴールディンもやっぱりそういうニューヨークアンダーグラウンドシーンで結構、
ミュージシャンの写真撮ったりみたいなこともしてた方なんですけど、
ちょうどこのペット・ゴードンの映画にもそのナン・ゴールディンもしっかり出てきてたりしてですね、
もともとはどっちかというと、最初の3本紹介された中で、
その短編と中編は結構実験映画というか、ストーリーとかもあんまりないような感じのもので、
一応あるっちゃあるんですけど、ちょっとはっきりとしたストーリーはたどりにくいような感じのものなんですけど、
そんな中でも80年代頭のニューヨークのストリップ小屋みたいなところでロケをしていたり、
あと、X-RAYスペックスがかかるシーンがあったりとかしてですね、
パンクとか好きな人には大変盛り上がるところがあるものなんですけど、
それともう1本、バラエティーっていうのが1本長編がありまして、
これは結構比較的わかりやすいというか、ストーリーもはっきりあるような作品なんですけども、
これっていうのが、女性がポルノ映画館の模擬にの仕事に就くんですね。
そこで常連のお客さんに声をかけられているんですけども、
その人は実は反社会勢力の人だったりみたいなこともあったり、
あと、模擬の仕事をしつつ、自分もポルノ映画上映しているところを覗きに行ったりとか、
そういった中で、そもそもその仕事をあっせんしてくれるのがナン・ゴールディンだったりするんですけど、
ナン・ゴールディンがやっている酒場のシーンだと常連客として、
ジョン・ウォーターズの映画でおなじみのクッキーミューラーとかが出てきてたりとか、
音楽をジョン・ルーリーがやってたりとかですね。
客本をキャッシー・アッカーっていう女性パンク作家、オンナ・バローズとか言われている人ですけども、
キャッシー・アッカーが客本を書いていたりとか、
そういう結構ニューヨークのパンクとかアンダーグラウンドシーンみたいなものに興味がある人にとっては、
ゼラゼラ上げてきたこういう名刺だけでももうちょっと見る気になる感じのラインナップなんじゃないかと思うんですよね。
内容的にはこのベッド・ゴードンという人は、
フェミニズムの理論的なことっていうのもかなりしっかり勉強した上で映画を作っているみたいなところがある人で、
ニューヨークアンダーグラウンドシーン
ポロの映画館で働く女性みたいなのも、男ばかりの場にどんどん女性が入っていく。
セックスショップみたいなところにもガンガン入ってて、すごいいやそうな顔されるシーンとかもあったりするんですけど、
みたいなところもあり、
理論もしっかり学びつつ、
パンクらしいところというか、肉弾戦みたいなところもあるっていう、フィジカルのところもあるっていう感じが、
僕はやっぱり、両方あってのパンクだと思っているところがあるので、すごくいい意味でパンクな映画だなというふうに思いました。
あとパンクっていうことで言うと、
字幕翻訳をやっているのが西山敦子さんっていう方で、
パンフレットで書いたりもしてるんですけど、
ヒロインズっていう本を翻訳していたり、
発掘できなかったんですけど、キャシー人っていうすごいかっこいい人を作ってたりしていた方で、
今、静岡で人ライブラリー兼オルタナティブスペースみたいなのを、
クラインパブリックっていうのを運営されたりもしている方なんですけど、西山さんが字幕翻訳を全部やってたりとか、
そういう一本です。
西山さん、
西山さん、確か私の中高の先輩なんですよ。
確か、一度だけお会いしたことがあって、
その時にペケペケ女子校でしょっていう話で、
全然かぶってはないんですけど、
すごい誇らしき気持ちになりましたね。
そうだったのか、見たいなと思ってたやつなんです。
今回のベッドゴードンの特集の配給で、確かプンクテさんですよね。
そうですね、はい。
プンクテさんって多分この前にウルリケイッティンガーとかの特集やってましたよね。
フリークス・オルランドがあったりとか、アルティー・ウォンナの肖像とか。
本当にニュージャーマンシネマの最後の方。
ウルリケイッティンガーっていうのが。
やっぱりウルリケイッティンガー以降ってなったら、
だいぶジャーマン前衛映画ってトラッシュムービーと繋がっていくから、
ちょうどその間ぐらいにいたのがウルリケイッティンガーっていう人で。
今回のベッドゴードンっていう人の扱いも、先ほど大久保さんおっしゃったように、
ニューヨークのノーウェイブシーンっていうパンクのムーブメントがあって、
それと同時進行で行われてた映像文化があるんですよ。
それが今はザラとかのTシャツとかに写真が釣られてるような、
だいぶセルアウトした人ですけど、リチャード・カーンっていう人がいるんですよね。
リチャード・カーンとか、これはリチャード・カーンになれなかったリチャード・カーンみたいな人で、
ニック・ゼッドっていう人がいて、あとはその辺とすごく進行が深かったリディア・ランチっていう女性の方がいるわけで、
そのあたりが根前一体となった映像シーンのシネマ・オブ・トランスグレッションっていうシーンがあるんですよね。
結構その時のこのニューヨークカルチャーっていうところと絶妙に繋がって、
その後、ノーウェーブのシネマ・オブ・トランスグレッションのうちの人々はウィリアム・バローズと繋がったりもするんですよ。
で、そうなると今回そこにオンナ・バローズって言われたキャッシー・アッカーが入ってるっていうのが、
異様にシーンの接続を見せてくれるということで、僕は本当に思うとめちゃくちゃエキサイティングだなって思うんですよ。
作品の詳細と評価
だからすごいプンクテさんがこれまで配給されているものっていうのを流れが1個確実にあって、
プンクテさんの配給策を注目してるんですよね。
勉強になる。
プンクテさんってどういう字を書くんですか?
カタカナでプンクテ。
プンクボーイのプンクにカタカナのテって。
そうです、そうです。
プンクテさんっていうのか。
実際は見ながらリチャード・カーンのことを思い出したりはしていて、
お見せできるかなと思って探したんですが、リチャード・カーンのVHSを僕2本ほど持っていてですね。
僕も持ってます。上下感というか。
柳下喜一郎さんの解説が、2本組なんですけどうち1つにしか入ってないっていう、すげー不親切な。
僕のは輸入版なんでそもそも解説はつかないんですが、
リディア・ランチとジム・フィータスが出てたりするやつですね。
ジム・フィータスとか聞いてもワクワクしちゃいますね。
このプログラムも結構、本人のインタビューとかも載ってたりするんですけど、
誰が書いてたんだっけ。僕はやっぱりリチャード・カーンを連想していたんですが、
このプログラムの中でちょっとどなたかが、リチャード・カーンとはわけが違うんだみたいなことを書いていた。
セルアウトしちゃったから。
リチャード・カーンってそういう扱いですよね、結局。僕もセルアウトとか言いたくなっちゃうし。
今となってはって感じですけどね。
緊張になるなぁ。ありがとうございます。
私たちはそんなところですね。
次はどうしましょうか。
広瀬にこふさんかな。
広瀬にこふさんいきましょうか。
僕は爆速で2本紹介します。
1本がですね、ちょっと僕の心の1本がブルーリーになりまして。
これが、ボーン・シックネスっていうですね、アメリカのブライアン・ポーリン監督っていう、
もう完全にずっとインディペンデント。インディペンデントって言ったら聞こえはいいんですけど、
要はもう裏庭映画というか、自分がもうビデオカメラ持って知り合い集めて撮ったような映画なんですね。
これゾンビ映画で、骨の病気に犯されてしまった人がずっと苦しみ続けて、
それと同時にゾンビ騒ぎが起き始めるっていう。
そういう映画なんですけど、基本はもうね、筋なんてあってないような人で。
かわいい。
何がいいって、本当にこのブライアン・ポーリン監督っていう人が
クリエイトするスプラッター表現っていうのが本当にすごいんです。
腕とかがポーンとちぎれるとか、首がポンと取れるとか、そんなレベル感じゃなくて、
なんか顎から舌を剥いで、目を出して頭蓋骨を割ってから首取るみたいな。
極めてホスピタリティが高いスプラッター表現が満ち溢れてるんですよね。
本当この監督はすごい好きで、これって国内でも日本のDVD出たりしてたんですけど、
今回はですね、この監督が2004年の作品なんですけど、
2004年に発表したデモバージョンっていうのが入ってる。
必死で僕はそれをですね、見比べる作業をしてたんですけど。
デモバージョンが映画にも存在するとかあるんですか?
そうなんですよ。
知らなかった。
このデモっていう感覚は、このブライアン・ポーリンっていう人のインスピレーションのもとって、
デスメタルとかブラックメタルっていう部分があって、
この人自分でもサイオスっていうバンドやってて、カセット作ったりしてるんですよね。
デモカセットとかのノリ。
映画にもやっぱりデモバージョンっていう部分ですよね。
必死に見比べてたんですけど、サビとで大した違いはなくて。
そもそもが裏庭映画ですもんね。
そうなんですよ。
でも本当このBorn Sicknessっていう映画が素晴らしい。
でもこんな映画素晴らしいなんて言ってるのはこの世で僕ぐらいだってずっと思ってたんですけど、
こういう形でね、海外でスリップケース付きでブルーレイ出たし。
何がびっくりって、初回版はこのスリップケースが付いてるんですよ。
1000個限定でスリップケース版があって、残りは通常版。
フランスのホラー映画の影響
この1000個の限定版が、なんと1日弱で売り切れたんです。
売り切れたんだ。すごい。
ヨシニコフさんみたいな人が1000人以上いるってことですね。
そうなんです。実はサイレントマジュリティーがいるということ。
感銘してしまいました。
俺だけのポーリンってちょっと思ってたんですけど。
そうですね。そんな人がたくさんいるんだ。
今日日DVD1000枚なんて大ヒットじゃないですか。
本当ですよね。これは輸入版ですけど、海外の市場っていうのはすごいんだなと改めて。
世界全部合わせればってことですよね。
そうなんですよね。これね本当に感動しましたね。
ちなみにこのブライアン・ポーリンっていう人を褒めてるのはマジで僕ぐらいだと思ってた。
実はちょっとすごい人が褒めてること最近気づいて。
S・クレイグ・ザラーっていう映画監督。
メル・ギブソンとヴィンス・ボーン主演のブルータル・ジャスティスっていう映画でしたりとか。
あとは、これはまたヴィンス・ボーン主演のデンジャルス・プリズンとか。
要はちょっとバイオレンス系のクライムものを撮ってて。
すごい苦労と受け、強い苦労と受けをしているタイプの映画監督なんですね。
そのS・クレイグ・ザラーっていう人はこのブライアン・ポーリン監督の作品を大絶賛してる。
これびっくりですね。やっぱりS・クレイグ・ザラーっていう人がこんなしょうもないものまで見てるのかという。
『ハイテンション』の解説
ザラーすげえなと思いましたね。
なるほど。やっぱすごい人も広瀬にこさんと同じような思考を持っているということですね。
いやそうなんです。本当にザラー。
嬉しくて上がりますね。
上がりますね。本当にザラーについてくると思いましたね。
飲み行こうぜみたいな気持ち。
本当にね、飲みに行きたいです。トリキとかおごる。
トリキとかおごる。
トリキとかおごるわーって思いました。
いいですね。
クレイグ・ザラーはあれですね。
昔、広瀬にこさんにもたくさん書いていただいた新世代ホラー。
中原雅也さんが紹介してくれてるやつですね。
そうですね。中原さんもザラーを好きで。
撮る映画、撮る映画のタイトルが全部悪役プロレスラーみたいな名前してるとか言ってて。
ボーン・トマホークとかデンジャラス・プリズンとかブルータリー。
なるほど、なるほど、なるほど、ポイントだ。
ぜひぜひザラーの映画も面白いし、ブライアン・ポーリーもおすすめということと。
あともう1本がですね、これも今度リバイバル上映されます。ハイテンション。
なんだっけハイテンションって。
これが2003年の映画なんですけど、フランス映画なんですよ。
で、フランスでホラーとかスプラッターっていうのがすごい下に見られてて、
そういう文化っていうのはぶっちゃけないお国なんですね。
小説インディペンデントでもそんな作られてないレベルだったんですけど、
そんな中でフランスからすげースプラッターが出てきたぞって当時話題になったのが、このハイテンション。
で、これの監督がアレクサンドル・アジアっていう人ですね。
やっぱ見たことありますこれ。
懐かしい。
このアレクサンドル・アジアが出世作ですね。長編2本目。
この後にアレクサンドル・アジアはアメリカにハリウッド、アメリカに行って
サランドラ、ウェスクレイブン監督のサランドラのリメイクのヒルズ・ハブ・アイズ。
あとグレムリンとかのジョー・ダンテ監督が撮ったピラニアのリメイク、ピラニア3Dとか。
ハニー・ポッターのダニエル・ラドクリフ主演のホーンズ・ツノワ・カタルとか。
本当にホーンズ・ツノワ・カタルだったかちょっと忘れましたけど、ホーンズですね。
あとキーファ・サファランドのミラーズとか。
ミラーズだ、そうそう。
あとワニが街に解き放たれちゃうクロールっていう映画とかですね。
結果としてはハリウッドの人になった人の超出演がこれで。
これどんな映画かって言ったら、田舎に大学生ぐらいの女の子2人が
田舎の実家で勉強しよう、勉強合唱しようって言って田舎の自分の実家に行く。
そしたら夜にこの傭務員みたいな格好したおっさんがいきなり家にピンポーンとか来て。
お父さんとかがね、「誰!」とか言ったらこの人がいきなり全員殺すんですよ。
で、主人公はこの女性、この短髪のマリンっていう女性で。
一緒に勉強してるアレックスちゃんっていう女の子ですね。
友達なんだけど実はほんのり好きなんですよ。
実はそういうですね、同性愛のところが、ドラマが流れてて。
で、そのマリンが好きなアレックスちゃんがこの男に誘拐される。
で、もう助けに行かなきゃいけない。
そういう殺人犯との追いかけっこですね。
を描いた映画なんです、このハイテンション。
これが今度6月かな、日本でもリバイバル上映されると。
言ったところで、これも先ほど初めに言った通り、
フランスってそういうホラースプラッターブーカーがなかったに関わらず、
ボーンとこんなものが出てきたと。
それでみんなうおーってなった。
個人的にも、これが日本に入ってきたら2006年とかなので、
ホラー映画とかに興味を持って見始めてた時期と、要はドンピシャなんですよ。
自分のビデオとかのホラースプラッターブーブーみたいなところには僕はいなかったので、
生まれてなかったので。
リア体の体験としてのホラースプラッターっていうムーブメントでは、
フランスからすげースプラッターが出てきたって、その後にいろいろ続くんですよね。
屋敷を買ったりとか、フロンティアとか。
それの今流れにある最新の映画がサブスタンスです。
最近のフレンチホラーの潮流
コラリー・ファルジャー監督。
というわけで、実はこういう近年のフレンキス・プラッターのまさに孔子なんです。
かつ、個人的にもリアルタイムのプラッターに、
押し抜かれた瞬間の、だから自分の死にくいなった映画なんですよね。
それをちょっと見直してみたんです、冷静に。
そしたら意外と荒い映画で、当時結構うわーとか思ってたんですけど、あれ?ちょっと意外と荒いなとか思ったんですけど、
やっぱり最後の方には目が釘付けになってて、
すごく個人的に抗えない何かっていうのも感じましたし、
当時、これは何か他の映画と違うって思ったことの断片とかも改めてつかめたので、
ちょっとどっちかって言ったら、
スプラッタームーヴとかブーブメントの80年代後半にリアタイやってた人よりは、
遅れてきた、間に合わなかったビデオ世代じゃない、
DVD世代がたぶん衝撃を受けた時代の作品なので、
是非リバイバルとかで改めて自分と向き合うという意味でもですね、
見るのもちょっと同世代の人、この放送というか、
は、やっぱハイテンション改めて。
なるほど。
ちょっとやっぱ自分を見てるようなね、最後の方。
なるほど。
いい話だな。
はい、っていうところでございました。
はいはい。アジャ監督なんかハマって一時期見てました。
ヒルズハブアイズもだし、ハイテンションもだし、ミラーズもだし、
あと最後に地獄に落ちるみたいなスペル?
あれはね、サムライ監督なんです。
でも時期としては近く出てきてたものですね。
そうですか。そういうのよく見てたんでしょうね、たぶん。
そうですよね。
2010年前ぐらいかな。
おっしゃる通りです。ほぼそれぐらいの時期ですね。
なんかいっぱい出てましたよね。
一瞬余談になっちゃって申し訳ないんですけど、
それぐらいの時期っていうのが80年代中盤にスプラッターブームとかあって、
それがもう終わっちゃったんですよね。
そしたらもう羊たちの沈黙とかみたいな最高級なスリラーの時代だったわけです。
そういう見方をするのか。
でもそしたらスリラーの時代にスリラーとかつまんねーよ、スプラッターやりてーよって言ってた人々が
ゼロ年代の中盤ぐらいにかけて。
なるほど。
その中にイーライ・ロスだったりとか、
あとミュージシャンのロブゾンビとか、
映画監督としてのロブゾンビとかがいたわけです。
はいはいはい。びっくりしたもんな。
だからやっぱりそのぐらいの時期の映画っていうのが、
僕としてはスプラッター・ムービーのリア体なので、
ちょっと抗えない条件反射的なものっていうのがありますね。
なるほどな。
はい、すいません。
いろいろ質問してすいません。
ちょっと待ってて、次はワシですがちょっと待っててくださいね。
はい。
ちなみに近年のフレンチホラーの潮流みたいなことで言うと、
チタンの監督とかもそういう流れだったりするんですかね。
もうちょっとアーティなのかなって気もするんですけど。
ジュリアン・デュクルノですね。
デュクルノはやっぱり出てきた時に、
本当にあの流れにあるんじゃないかって言われてたんですよね。
これちょっとだけ補足すると、
フレンチスプラッターっていうのがアジャがハイテンションで出てきて、
他の人々が2007年ぐらいに出てきて、
2010年に一回終わっちゃうんですよ。
そっからちょっと間開けて、チタンのジュリアン・デュクルノがロー・少女の目覚めっていうのが出てきて。
もしかしてこいつが次世代のフレンチスプラッターの担い手じゃないかって言ったら、
もうちょっとアーティな方向に行って、
ロー・少女の目覚めと同時に出てきたのがサブスタンスの監督のコラリーファルジャーがリベンジって映画で出てきた。
この2人が牽引すると思ったら、
2人とも、1人はデュクルノはチタンでアーティな方向に行って、
コラリーファルジャーは映画を撮らなくなった。
だけど今回サブスタンスで、
ちょっとまた新たに、また10年ずつぐらい空いてますけど、フレンチ・チミドロ映画の流れが来る。
断続的なね、そういう。
やっぱ、ホラーがすごい低いジャンルムービーが作りづらいって言われてる国なので、どうしても断続になっちゃうっていう。
やっぱりあれなんでしょうね。
ある時期にすごい盛り上がるんだけど、
割と短期間で終わって、その代わりまた、
それを見て育った人が作る側になった時に、もう一回盛り上がるとか、そういう感じなんでしょうね。
本当にそれはおっしゃる通りだと思います。
なるほどなぁ、なるほどなぁ。
面白いですね。
このアジアだったりとかは、
影響を受けたものはフランスじゃなくて、もっとアメリカとか。
逆にこのアジアだったりとか、それこそ大久保さん言ったようなデュクルノだったりとか、
サブスタンスのコラリーファルジャーっていうのに影響を受けてきたフランスの、
本当に純粋バイオのホラーの人っていうのが、もしかしたら今後出てくるかもなのです。
そうなると、一個の本当にブラッドラインができるっていう可能性は、僕はあると信じてて、それが見たいですね。
それはまた10年くらいかかるかもしれないぐらい。
かかるかもしれませんね。
そういう感じですね。
元気で生きていきましょう。
ありがとうございます。
じゃあ、次は兄さんお願いします。
私、今月お兄忙しくて、全然映画が見れなかったんですけど、
今ちょうどちょっとホットかなと思ったので、
映画そのものではないんですけど、
サウンドウォークコレクティブ&パピー・スミス・エキシビション
今ホットですね、本当に。
コレスポンデンスっていう、こちらで公開前に見ることができて、
もうやってるんですけどね。
前日にちょっとそういう、先に見れますよおみっこ招待みたいなのがあって行かせていただいたんですけど、
映画と現代アートの融合
これ要するにゴダールの、全然知らなかったんですけど、
ゴダールのアーカイブや写真家の、まさにナン・ゴールディンの方とかと一緒に
何かサウンドアートみたいなのをやってる方々なんですね。
このサウンドウォークコレクティブって。
そうそうと、そのパピー・スミスさんが一緒に詩の朗読と映像みたいなのをやってて、
美術館、東京都現代美術館でやってるんですけど、
すごいこれ面白くって、普通こういう現代アートで映像があってみたいな感じのって、
だいたい3,4分とか5,6分とかそういうぐらいのサイズが何回もぐるぐる、
2,30分の間にぐるぐる回ってるみたいな感じじゃないですか。
でもこれ全部完璧に見ると、2時間以上多分あって、
ほぼ映画サイズっていうか、に本当にパピー・スミスのごっつい詩の朗読と、
あといろんなサンプリング映画のサンプリング映像みたいなのがたくさん出てくるんですよ。
私、知らなかったと思って、もしお二人ご存知だったらちょっと聞きたいと思ってこれ出してみたんですけど、
アベル・フェラーラがパゾリーニっていう映画撮ってます。
ウィリアム・デフォー。
そうです、2014年って書いてたんですけど、日本で公開してましたか?
いや、してないはず。
そうなのか、見れたりしないんですかね。
特集上レベルだったらわからないですけど、ただ僕がちょっと知る限りはやってないですね。
アベル・フェラーラ、私ウィリアム・デフォーが一番好きな俳優なんですよ。
本当はびっくりしちゃって、いきなり大写しでデフォーが出てきたから、パゾリーニのシーンが出てくるんですよ。
パゾリーニをテーマにした詩をアナーキーの王子っていうタイトルだったかなっていうのをパッティ・スミスが書いてて、
アベル・フェラーラの何かを手伝ってたのかな、このアート、サウンドウォークコレクティブの人たちが。
その関係で出てくるんですけど、突然。
パゾリーニ役をやってるデフォーみたいなのが出てくるんですけど、びっくりしちゃって。
キャーと思って、これやってるのかなと思って、ここで聞けばいいやと思って。
絶対知ってそうと思って。
お話ついて。
アベル・フェラーラのデフォーが出てる映画で、4時44分っていうやつ。
地球最後の日ってやつ。
あれは映画館で見たんですよ。
でもお客が私しかいなくて、その時。
悲しいなー。
びっくりして、アベル・フェラーラって結構有名じゃんとか思ったりしたんですけど。
それが結構10年ぐらい前だったと思うんですよね。
それから、新しいの日本で多分来てないんじゃないかなと思って。
確かにあんま聞かないかも。
そうですよね。でも調べたら結構撮ってるんですよね。
おっしゃる通りで、多分最後に日本に来たフェラーラの作品が4時44分。
そうっすよね。
それ撮れてないはずで。
あれもデフォーだと思うんですけど。
そうなんです、そうなんですよ。
本当にデフォーとアベル・フェラーラ監督、家族ぐるみで付き合いやってて。
家族ぐるみなんだ。やたら出てるのは、なるほど。
モノのインタビューを読んだら、ちょっと下品な話ですが、スワップとかもやったみたいな。
らしいんですよね。ちょっと冗談かもしれない。
パンパンパン。なるほど。
冗談でも本当でもどっちでもいいですね。
そんなのが冗談だと思われる、冗談にできる感じっていうのは、その2人だったらありそうですもんね。
我々みんな山椒みたいな話ですけど。
本当にそうです。
ごめんなさい、もしかしたら4時44分の後もあったかも。
ハニートラップっていう成人の映画があって、それがその前だったか後だったか。
まあでも本当それぐらいからやってないんですよね。
そうですよね。ああいうのってどこで決まるんですか、来る来ないとかそういうのって。
やっぱりその買い付ける人たちがっていう。
そうですね。結局やっぱりフェラーラ名はある監督なので、おそらく権利金額もそこそこお高いと思う。
なるほどね。
ただそれに対して、じゃあ先ほどおっしゃったように1人だったわけですよ。
だめだこれ。だめだこれってなっちゃったのにね。
円溜めでもないし、その金額も。
そうですね。
あの辺の人最近特に厳しそうっていう感じはありますよね。
スワップしてる場合じゃないよ。
そういうプンクテさんみたいなやっぱり希望のあるようなところとか特殊上映とかでもガツッとやってくれたらいいなと思うし。
天使の復讐っていうフェラーラの初期の作品も最近ようやく日本でねブルーレイが出た。
なんかちょっとフェラーラ再評価みたいな。
グッジさんとかね、やってくれてもいいかなとか勝手に思ってるんですけど。
これをご覧になってるアベルフェラーラ、いけるんちゃうか、もう一回焼けるアベルフェラーラブーボーみたいな風に思ってる方いたらぜひ頑張ってください。
頑張ってください。楽しみだな。
怒るといいな。パズリーに見たい。
特殊上映とかうまくやれば、行けなくはない人だとは思うので。
打ち出し方さえうまくやれば、ありなんじゃないかっていう気はしますけども。
それこそね、4時44分が一人だった。
天使の復讐のリバイバル上映をグッチーズさんがやってたんですけど、
あの時なんて、下高井戸シネマで後ろにパイプ椅子置いて、それぐらいの間席だったんですよ。
へー、なるほど。
フェラーラ授業ってあるとは思うんですけどね。
でも、だがしかしって、一人だった4時44分があれだったのかな。
やっぱバットルーテナントとか、めっちゃなんかね、ちっちゃい頃を見てめちゃくちゃいいと思ったんですけど、
気持ち悪いし怖いし、かっこいいしみたいな感じで、
ぜひぜひ、アベル・フェラーラ頑張れって感じでした。
ちなみにこのコレスポンディングっていうのは、いつまでやってるのかな。
6月、なんか書いてねーや。
でも確か6月、1ヶ月ぐらいは確かやってると思うので、
すごい面白いです。
しかもなんか私今、Xでパティ・スミスの広島で喋ったことみたいなやつの記事紹介したら、
それが薄くバズってるんですよね。
そんなバズってる場合じゃない、こういうのを見ましょうぜひっていう感じで、
本当のパティの作品を見ようねって言ってることとかじゃなくてね、
作品を見ましょうということが私は言いたい。
何回言ってるのは、そのうち行こうと思ってて忘れがちなので、ちょっと気をつけたいなと思います。
そうです。でも本当面白かったです。
力の入った作品でした。
やっぱりね、嫌な言い方ですけど、やっぱりお金をかけてやってる側がいて、
人が来ないとやっぱこういうの続かないんですよね。
本当に今、映画工業のお手伝いやってても、本当に入らなければ続かんし、
でもやっぱ僕もいろいろ感覚、大久保さんがおっしゃったのと一緒なんですよ。
あ、気付いたら終わってた。笑みたいな。
そういうのが出てきて悪くないんだけど、やってる側からしたら、さあみたいなね。
来いよー!みたいな気持ちでね。
そうなんですよ。胸ぐら掴んで。
いやでも本当そうですよね。どこもそうライブとかだってね。
いや来てよ、気になってるんだよねとか言って、いや気になってんなら来てよみたいな感じになったりしますからね。
しかもこれめっちゃおしゃれな人いっぱい来てて、初めてこういうの言ったんですよ。
公開前に見られますよ、みたいな。
本当モデルさんみたいな、てかモデルさんなんだろうね、みたいな感じの人がわんさわんさといて、
おしゃれっちゃおしゃれなんですよ、展示の仕方とかも。
だからこういうのって、一緒にいた友達と一緒にパティ・スミスのコンサートに、
4朝とかに行ってくるんですけど、その子と一緒に、
本当こういうのって、おしゃれ以外に宣伝する方法ないのかな、みたいなことを。
身も蓋もねえこと言ってたんですけど。
こういうアートみたいなのって、全部おしゃれでなんとかしないと、
人ねえ、なんか来ないよね、みたいな、なんだかな、みたいなことを言いながら帰ったんですけど。
本当身も蓋もないんですけどね。
おしゃれでした、すごい。おしゃれな人いっぱいいておしゃれだった。
でもすごい、時間以上あるのは結構びっくりしましたね。
面白かったです。面白かったら皆さんチェックしてくださいね。
興味があったので、あれですね。
奥野とニューヨークつながりみたいなところが出てきましたけども。
ナンゴールディン出てきました。
やっぱナンゴールディンのキーパーソンブリっていうのもなかなかある感じがするんですけど。
はい、じゃあそういったところで、4月の面白かった映画のコーナーを終わりまして、
じゃあここから、今月の課題作に行きたいと思うんですけども。
今回と話しするのは、エミリア・ペレスですね。
ジャック・オディアール監督で、今回のアカデミー賞であれでして、なんか最多ノミネートみたいなことで、
エミリア・ペレスのストーリー
助言女優賞と取材家賞を受賞しているというふうに聞くんですけども。
もう公開されてからだいぶ経っているというか、
たぶんそろそろ終わりかけている感もある状況にはなっているので、
ある程度ネタバレ的なことも気にせずに話していると思うんですけど。
ストーリーとしては、助言女優賞を取っているのがゾーイ・サルザナさんという方なんですけど、
どっちかと言うと助言女優賞と言いつつ、結構主演に近い。
いや、主演ですよねって。
そうですよね。
これは主演なんだろうって思いました。
ゾーイ・サルザナ演じる女性弁護士がいて、
すごい優秀な弁護士なんだけど、女性でかつ有職人種であるということもあって、
弁護士事務所みたいなところでも助手みたいな扱いに甘んじて、
なんだかなみたいな感じになってきたところに、
ある日電話がかかってきて、お前に仕事をやるみたいなこと、
お前にチャンスをやるみたいなことを言われて、
行ってみたところ、突然麻薬カルテルに拉致されてしまい、
連れて行かれた先には麻薬カルテルのすごい恐ろしいボスがいて、
そのボスから話を聞いたらお前は断れない、
断るか受けるか死ぬかだみたいなことを言われて、
何かと思ったところ、そのボスっていうのは、
実は自分は本当は女だと思っていたと。
性別転換手術を受けて別人になりたいんだけども、
いろいろ秘密が漏れないようにとか、
いろいろ手筈を整える人間を探していると。
彼女がそれを引き受けることになるわけなんですけど、
引き受けて手術するところまでみたいなところが前半という感じで。
後半は仕事で、
潤拓にギャラももらったんだと思うんですけど、
ちょっとハイソなところで仕事なんかをするようになった彼女のところに、
女性になったエミリア・ペレスとなったかつてのボスが現れて、
最初は秘密を知ってるから殺されるんだって思い込んでブルブル震えるんですけど、
実際はそのボスっていうのが妻と子供がいて、
自分は子供なのでは生きられないから、
家族と暮らせるようにしろみたいなことを言ってくる。
それも手筈をうまいことごまかして、
奥さんとかにも旦那のいとこが助けてくれるって言うからみたいなことを言って、
家族をまた連れて行って一緒に暮らし始めるんですけども。
一方で、
会心してというか、
メキシコでは非常に年間で行方不明になる人間が多いと。
多くは麻薬組織みたいに殺されたりしているみたいなことで、
行方不明になった人を探すNGOみたいなのを始めるんですね。
社会の問題への意識
それで大いに話題になるんだけれども、
一方で奥さんは連れて来られたはいいけど、
すごい閉じ込められているみたいな感じでむしゃくしゃするわみたいな感じになっていて、
そこからいろいろトラブルになっていくっていう。
この辺までで、たぶん全体の4分の3くらいのところだと思うんですけど、
というような映画で。
僕は事前情報あまりなしに見たので、
まずびっくりしたのはミュージカルだったということなんですけど。
だからあれですよね。
主題歌唱を撮ったっていうのも、
ゾイ・サルダナがパーティーのシーンみたいなところで歌い踊るシーンがあって、
実際、個人的にはこの映画のあそこが一番良かったなと実際思うようなところではあるんですけど、
音楽とかもスペイン語の曲が中心で、
ちょっと面白かったりみたいなのはあったとは思うんですけども、
ちょっと紹介が長くなってきておりますが、
個人的には面白かったんだけど、いろいろやるところがある映画だなっていうのが正直なところで、
その辺りをこれからお祝いお話ししていこうとは思うんですけども。
トランスジェンダーの視点
皆さんはちなみにどうでしたかね、この映画。
私がこれ押したのに、これ見ましょうとかって私言ったのに、
本当皆さん、もしなら申し訳ねえってちょっと思ったんですけど、
私もともとすごい好きで、このジャック・オディ・アール監督が好きで、
ただ一番好きな映画がこの方のデビュー作の天使が隣で眠る夜っていう、
これまたサブスクリもないですし、レンタルでDVDとかにギリあればみたいな感じで、
そんなに見やすくないので、気軽に進められなくていつもはがゆい気持ちでいるのですが、
これが94年ですね、94年のこの天使が隣で眠る夜から、
本当好きで、結構自分の中ではすごい好きなテーマを扱っている、
何かっていうと端的に言ってしまうと父と子みたいな、
父性とか父性、父の性とか、佐賀と書いて父性とか、
その正義とはとか、あとそのフィルムのワール的な、それこそなんて言うんですかね、
それなんて言うんですかね、サスペンスみたいな、
ああいうので、なんですけどなんか変っていう、
なんか変っていうのがいつもあるところが好きで、
それで毎回楽しみにしてるんですけど、
という感じで、楽しみにしている変なところっていうのと、
私の個人的に思い入れのある監督の作品だなっていう意味では、
また今回もこういうのやってるんだっていうふうに思って、
もうちょっと萌えみたいな、フェチみたいなものなんで、
そういう意味では、ジャコー・ディアールの映画見たっていう意味での満足感はあるんですけど、
今言われたような要素はまあ確かに基本的には入ってるんですよね。
そうなんです、そうなんです。それで、そうなんですが、
テーマがやっぱちょっと扱うにはちょっと不勉強すぎるというところが、
そういう正義とか何とかみたいなことをやってる割には、
そこはお前はちゃんと勉強しないのかよみたいな、
気持ちがなんかもやもやしちゃって、
がっかり度はかなりありましたね、正直。
こういうのはありました。
こういうのがまあとりあえずの雑感です。
はい。
広瀬理子さんの感想が気になります。
あのー、ちょっとね、
そうなんです、すごいでっかいスクリーンで見れてね、
いやーこれほんとなんだこれって、
なんだこれって見終わった後にごそっと言って、
それから映画館に出て、ピカデリーの向かいのファミリーマートで、
ピカデリーの映画館に出て、
ピカデリーの映画館に出て、
ピカデリーの映画館に出て、
それから映画館に出て、
ピカデリーの向かいのファミリーマートで、
ファミチキ買って、ファミチキ食べながら、
いやなんだこれって。
なんかあのー、ほんとになんだこれって。
なんだこれですね。
一日昔からもうちょっとそれぞれの輪郭を結ぶかと思いきや、
あらゆる要素が徹底的にばらけてて、
一歩の輪郭を結ばない感じ。
じゃあ面白くないのかと。
じゃあこれ面白くないのかと言われたら、
いや面白いかもってないみたいな。
なんかほんとに今なによく飲み込めてないと。
まず本当にテーマはいくつもあって、
生物性障害を魔薬王だったらっていう、
すごい極端なシミュレーションから始まって、
いやそれはあなたのわざわざ体を変えなくても、
心が変わればそれでいいんじゃないですかって医者に言われて、
それを増育されたのに、いやそれは違う。
なぜなら体が変わらないと社会が変わらないからだと。
なるほどねと。
でも増育されたのは果たしてあなたはどういうポジションでそれを。
もちろん彼女も有職技術者だし、
女性で男性社会の中でちょっと不遇な扱いを受けてたっていうのはあるけど、
ちょっとでもこれとこれ、別の問題じゃないですかね。
これをじっぱ人からげにする。
でも結構万事が全部その調子で揺れてるんですよね。
あたりの問題が腐らされてるように見えて、
実は徹底的にならせてるっていう。
そうなんですよ。
不思議な体験なんだけど、
ただ映画自体の妙な行為っていうのもあるわけで。
そうなんですよね。
そうなると上手く騙されちゃった気もする。
でも後からよくよく考えてみれば違うくね。
それに今のところつき。
はいはい。
そうですよね。
面白いっちゃ面白いだけに立ちが悪いみたいな。
そうなんですよ。やっぱり映画としては上手いんですよね。
なるほど。
見てからいろいろ調べたところ、
いろいろ問題になったことがある映画ではあるようで。
一番大きいのはエミリー・アペルス役のカムラ・ソフィア・ガスコンさんっていうのが、
それこそアカデミー賞でもトランス女性として初の演女優賞候補になってたわけなんですけど、
過去の差別発言みたいな大炎上みたいなことが。
あれは実質そのアカデミー賞の事態みたいな。
そうですね。みたいですね。
みたいなことがあり、
あとはメキシコの描写がゼロタイプに過ぎるみたいな違反もあったようで。
ただそこはね、確かにその通りっちゃその通りだけど、
日本を舞台にヤクザ映画を撮るみたいな話ではあるので、
そこはそんなに目くじらを立てなくてもいいんじゃないかなって個人的には思うところではあるんですけど、
あとこれもスペイン語のセリフが多いんだけど、
作品に対する批評
このスペイン語がガチャガチャだみたいな。
そう、それも見ました。
反応あったようで、
分かる人が見ると、
まず全くメキシコ系のスペイン語ではないっていう感じらしいんですよね。
だからこの話を聞いてて思い出したのが、
昔、前に兄さんが言ってた仁義なき戦いが、
スペイン語がガチャガチャで、
そうそうそうそう。
まあそういう感じなのかな。
それものなんだと思います、多分。
そうなんですよね。
ちっちゃい頃に見た、
仁義なき戦いが本当名作って言われて、
広島が舞台って言われてみたら、
実際に広島の街は映ってるけど、
広島弁がひどいっていう、
何弁なのか分かんない不自然さみたいなのは、
それで映画に集中できないって感じだったぐらいのレベルだったので、
期待して、
それこそメキシコの人とか、
スペインとかそういうルーツがある人が、
アカデミー賞とか取ったんだ、わーい!と思って見に行ったら、
なんだこりゃ!ってなる、
そういうガッカリ感みたいなのは、
やっぱりめっちゃ分かるので、
うーんっていう感じではあったんですけど。
これもだからね、
なんでジャック・オディアルがこんな映画を撮ってるんだろう、
っていう疑問の一つでもあるんですけど、
ジャック・オディアルってスペイン語全く分かんないらしいんですよね。
だからその辺は全部スタッフに任せていたみたいなことらしく。
そういう雑さがいろんなところに出ているような感じは、
一時が万事じゃないですけどね。
ある種、本当に現地っぽい言葉じゃないということとか含めて、
パラケプリとかをすごくよく言うなら、
風話ですよね。
現実を描いているように見ると全くそうじゃない。
リアルを描いていて偶和化するっていう、
ファンタジーを描いて現実社会の批判、風刺をするという手法ってよくありますけど、
これがどこまで機能的か分かんないですけど、
現実を描いているっぽい、実は偶和ですみたいな。
なんか作家性とかによってはそこに着地するっていうのもあるでしょうけど、
これはでも今回はちょっと別物だと思う。
ただ漫画の印象とかを一言で言ったら、
すごい偶和的だなっていう。
最後のオチっていうかも、
要するにみんなが最後にマリア様みたいな感じの形になって、
成人みたいな感じでみんながこうやって、
ありがとう、ありがとう、みたいなことを言ってるけど、
そもそもの現況はこいつなんだぞっていうので、
皮肉だねっていうオチだと私は取ったんですよ。
それはジャック・オリアルっていう監督のことが好きだから、
この人はいつでもそういうオチをする人だからみたいな。
そんな良いオチにはしない人っていうか、
それを皮肉とか意地悪なオチにするっていう監督だっていうような意識があるので、
そういう意味ではあれは皮肉っていうオチにすって捉えたんですけど、
でも多分多くの人はこれはA話と思ってると思うんですよ。
食材の話みたいな。
食材完了みたいな風に取る人がもしかしたらほとんどなのかなとか思って、
それもなんかどっちなのかよくわからないし、
これがアカデミー候補、たくさん候補になったっていうのも、
これってどうなのって、そんなに、
トランスジェンダーの扱い方って今非常にデリケートなものですし、
やっぱり家族と暮らしたいっていう風に言ってから、
それが奥さんが逃げたら評変するじゃないですか、エミリア・フェレスが。
その時にちょっと演出として、
魔薬王だった頃のすごく男性的な凶暴さみたいなものが、
もう1回復活してきちゃったみたいな感じの演出になってるような気がして、
要は何を変えても人の本性なんか変わらないですよ的な、
なんかそういう風な感じに、私はちょっとこれは取れないと思って、
その時に、この人勉強してないなと思ったんですよ。
こんなにデリケートな問題、しかも今大問題になってるようなものを、
いかにも社会派ですみたいなキャラになってしまった監督が、
こういうことをやったら何かある一定の説得力を持ってしまうじゃないかと思って、
そこですごい思い出して悲しい気持ちになったのが、リューチェルさんの事件で、
リューチェルさんも女性になって、いいお父さんみたいな感じで、
新しい家族の形みたいな感じで頑張ったけど、
何とは言う前に亡くなられてしまったので、
トランスジェンダーだということも言えなかったというか、
それ本人が言ってないので、そうとは限らないと思うんですけど、
やっぱり女性になりたかったっていうようなことで、
だけど結局お父さんが離婚して好きなようにして、
お母さんが一人で母子家庭やってて、お父さんは自由みたいな、
いつもの男のやり口じゃねえかみたいな批判がすごいあったんですよね、
リューチェルさんにもそういうバッシングが。
それで結構、ペコちゃんという奥さんが何言っても、
世間のそういった批判は退けることができなくて、
結果最悪の落ちるになってしまったという、
リューチェルさんの件をすごい思い出しちゃって、
デリケートな問題なのに、
これは使いはないんじゃないって思ったし、
映画と監督の紹介
最初にゾウイさんが出てくる、
リタがさっきの、
最初に静天館をお医者さんに相談するときに、
最初の歌うたりする、
2回目に出てくる歌のシーンで、
クリニックで説得するみたいなシーンで、
いきなり観客の方をぐるっと向いて、
みなさん絶対にこれは大丈夫な映画です、
みたいなことを言うんですよね。
要するに、
トランスの人も満足するような結果になるので、
安心してご覧ください、みたいなことを言うんですよ、
こっちに向かって。
相当挑戦的なことを言ったなって思ったんですけど、
全くそれも機能してないし、
本当にそこら辺はちょっとそうなんですよ、
ショックでした。
すごい好きだっただけに、
もっとちゃんと勉強してから撮れ、
っていう扱い、
気をつけてっていう扱いのテーマなんですよ、
っていうことは、
すごい思ってしまいましたね。
なんか熱くなってしまった、すみません。
ぷんぷん、そうそう、
かわいさ余って。
僕はちょっと恥ずかしながら、
ジャック・オディアールってこれが初だったんですけど、
ちょっと不可解すぎて、
テーマの考察
チャットGPTに相談したんですよ。
不可解すぎて。
この監督っていうのは、
ジャンルをいろいろ横断するというか、
ジャンル映画の要素をいろいろ組み合わせて使う、
みたいなことを言われててですね。
それと、社会派なテーマっていう、
ジャンル映画の肝心みたいなのを、
組み合わせるっていう、
その手法っていう意味では、
今回の作品も一貫性はあるんじゃないかな、
みたいなことを、
ジャック・オディアールからは言われたんですが、
かつAIから勧められた過去作も2本ばかり見てですね、
ディーパンと予言者を見たところ。
だから、過去作こういうのを見てきて、
新作がこれだとたぶん、
好きだった人ほど戸惑いは大きいのではないかな、
という気がしますね。
ありがとうございます。
それで、またちょっとチャットGPTに聞くのが、
これはあれかと、
U2のアクトンベイビーの時にみんな戸惑ったみたいな、
そういう感じかって聞いたら、
そんな感じだと思うみたいな。
そうなのかな。
戸惑い、はいはい。
でも、広瀬にこふさんは、
他に何かご覧になったものありますか。
パリ13区の人ですよね。
そうです、パリ13区です。
あれは脚本が、千山でした。
あれは映画館で見てて、
そうか、オディアールあの人かって、
この間1ヶ月前。
エミリア・ペリス。
エミリア・ペリスは去年かな、
ベルギーに行った時に、
これから映画館でやるよという形で、
されてたんで、知ってて、
気になってあらすじ調べたら、
あらすじ面白そうじゃんと思って、
それこそジョン・ウォーターズの映画みたいだなとか、
そうですよね。
思ってたんですけど、
まさかここ、あの監督、
パリ13区の監督、
これかー、みたいな。
あの映画って初めに、
本当にすごい適当言っちゃいますけど、
バラけっぷりがでも異常だと思って、
納得しないんですよね、本当に。
で、冒頭とかに、
ヨコッパって結構ありがちなんですけど、
制作会社が狂ったように出てきてたの。
なんか大量の会社がバーってやってて、
だから色見るから多分お金引っ張って、
そう、それもちょっと気になったんですよ。
このバラけっぷりとかって、やっぱり、
多分あの監督の作品の中で、
エミリア・ペレスってどう考えても、
バジェットめっちゃでかい方に入ってた。
そうなんです、そうなんですよ。
そうなるとやっぱり色々と、
気を使わないといけない部分が、
エミリア・ペレスであったように、
僕は思ってた。
ありがとうございます。
よくわかんないけど、
私もすごい思ったんですよ。
これなんか変だぞっていうのはすごい思って。
あのなんか、ブランドついてますよね、でっかい。
なんだっけ、
ファッションに疎いので。
なんだっけな。
サン・ローランだ、サン・ローラン。
イブ・サン・ローラン。
イブ・サン・ローランが、
なんか怪しいと、
私も思いました。
だからなんかね、
ちょっとそういう、
外からの何かっていうのと、
気を使わなければいけない部分。
だってね、
セリナ・ゴメスとかも出てるわけじゃん。
同意された中出てて。
トーピック・バジェットですよ。
そのあたりもちょっと怪しいなと思うけど、
まあでも我々はね、
出来上がったものをそのまま受け取る。
そうですね、はい。
とはいえ、とはいえっていうね。
それこそ、アカデミーで
それだけノミネートされるっていうのは、
まあぶっちゃけそんだけ
ロビー活動みたいなのをするくらいのね、
バックパックというかね、
そういうのがある企画だっていうことですもんね。
なんですけどね。
なんかその、
私がさっきこの監督が
すごい好きだって言ってた、
のが、
不正っていうことと、
正義とは何とは、
みたいな感じのを、
クソ真面目にやってるっていうよりは、
変な感じなんですよ、いつも。
そうですね。
日本しか見てないけど。
そうなんです。
特に私は大久保さんが見て、
その予言者っていう、
刑務所者のやつ、
もしよかったら、
広瀬仁子さん興味があれば、
その予言者見たら、
変だっていうのと、
あとスプラット的なね、
ところもありますし、
意味あんのそれみたいな、
スプラット的な、
痛いよみたいな感じの、
変なところですごい痛い場面が出てくる。
一番変さみたいなのが爆発してる、
ちょうどよく爆発してるのは、
予言者だと思うんですけど、
私が一番好きな、
天使が隣で眠る夜の、
めちゃくちゃ暗くて、
ほぼ何が、
初監督作品なのと、
古いっていうのと、
低予算っていうのがあるんでしょうけど、
めちゃめちゃ暗くて、
何が起こっているのか、
よくわかんないみたいなシーンも、
たくさんあるんですけど、
そこでもやっぱり、
カミソリを使った、
何か教える人、
教えるおじいさんみたいな、
立派な人、
立派な人っていうか、
教える、
予言者だとそうですよね、
ボスみたいな、
父にあたる人と、
そこから何かを習う子、
みたいな存在の、
ちょっと無垢な人みたいな感じとの、
交流みたいな感じっていうのが、
結構一貫してあった人なんですよ。
ゴールデンリバーっていう、
割とそれが、
大資本で作った、
最初の、
アメリカで作ったのかな、
それよりも前はずっと、
フランス映画だったと思うんですけど、
ゴールデンリバーも、
でも面白かった、
私は全然、
今回よりは全然、
良かったと思ってるんですけど、
そうなんですよ、
そのテーマみたいなのは、
予言者も、
ディーパンの戦いも、
どっちもその、
マイノリティを扱った映画でもあって、
予言者は、
刑務所内での、
いろんなこう、
人種間の対立みたいな、
こういうところの話なようで、
でもなんか変な映画、
そうそう、
ディーパンも、
予言者もその辺に関しては、
粗い粗いとはよく言われて、
そういたりもするんですけど、
だからやっぱり、
監督の興味としては、
あんまりそういう、
さっきおっしゃってたみたいな、
偶和的なっていうか、
それでマイノリティっていうものを
使うのはどうなんだっていうのが、
最近の批判だから、
そこはちょっと耳を傾けておくれよ、
っていう風に思うんですけど、
でももう78歳とかなんで、
そうなんですよね、
ここも結構ポイントっていうか、
80前だから、
これ以上、
学ぶ余地は多分ないと思うので、
こんな年だったんだと思って、
私はだからちょっと、
それにも結構、
なんていうか、ビビったんですけど、
そうなんですよね、
その問題っていうかが、
あるにはあるんですけど、
私やっぱ正直、
好きなんですよ、
トキシックマスキュリニティ系というか、
男同士の、
男社会の、
なんかよくわからない、
ぐちゃぐちゃした、
愛憎なのか、
父と子の問題なのか、
正義の問題なのか、
なんなのか、
しかもできれば、
理路整然としたものではなくて、
奇妙なものでやってほしい、
映画のスタイルと批評
っていうのがあるので、
そういう意味で、
この監督めちゃくちゃ好きだったんですよね、
それがでもやっぱ完全に、
勉強不足かつ時代遅れみたいなのが、
女性のもの、
女性主人公だったりとか、
そういったものでも、
多分ちょっと扱いきれないというか、
早くまたちっちゃい父と、
この変な映画作ってほしいなっていう風に、
無理すんなって、
すごい思いました。
どうでもいいんだろう、そんな、
女とかトランスジェンダーとか、
お前はよって言ったから。
なんかね、さっきあの、
ヒロシニコフさんが、
ジョン・ウォーターズの映画みたいだって言ってましたけど、
なんかそう、発想がなんか、
70年代のカルト映画みたいな感じなんですよね。
そうなんですよね。
僕もだから思い出してたのが、
マイラっていう映画で、
それがやっぱり、
あれだ、
なんだっけな、
性、
性別を、
女性に変えて、
すごいなんか、
グラマーな美女になって、
それで復讐をするみたいな、
そういう話なんですけど、
それもでもやっぱり、
今にして思えば、
今の感覚で見ると、
いろいろきついところは、
映画ではあるんですけど、
最終的にはまた、
男に戻ってめでたしめでたし、
そういう問題はあるにしても、
でも、
あの辺の映画の感じに、
女性としては近いなっていう。
だからそういったイメージで止まっているのかもしれないですよね。
途中まで、
エミリアペレス最後、
男に戻るんじゃないの?とか思ってました。
ああ、やっぱ女性。
女性の軽さでするので。
過去が追いかけてくる、
みたいな話ではあるけど、
そういう発想も、
あり得なくはないですよね。
本当のトランスジェンダーの人が、
主演女優として出ているっていうので、
何かそういう、
ちゃんとしているのかなっていう風に、
ちゃんとしてそうな感じで、
しかもプロモーションしてて、
これはねえだろみたいな、
B級感というか、
そうそう、
B級っぽいんですよね。
そうなんですよ。
賢そうな感じでB級だから、
すごい、
映画の評価と影響
どうなんだろうみたいな、
戸惑うよ、こんなのみたいな。
逆なら、いいもの見たって気になるんですけどね。
そうそう、
何とも言えない、
本当、
悲しい。
これにしましょうとか言って、
すいませんでした、みたいな。
この映画って、
すごくもしかしたら失礼な言い方、
いや、もしかしたら失礼なんですけど、
この映画の僕は、
向こう50年は残るなと思って、
それは何かって言ったら、
カルトピーションとして残りそう。
50年後の映画オタクたちが、
ちょっとこんなウィアードな映画があったんだぜ、
とか言って。
うんうんうん、
なるほど。
でも本当そうかも。
本当そうかもしれない。
この映画、
昔アカデミー賞とかにノミレートされたの?
50年後の映画オタクたちが。
いや、もう過渡期だったんだって価値観が。
すごい、いい解釈。
いい解釈。
いいのかどうか。
さすが広瀬猫夫さん、
安心の広瀬さん。
ちょっとだけすみません、
問題提起したいことがあって、
僕は23歩道、
パラスジェンダーとかに関してごめんなさい、
本当に申し訳ないです。
知識がないし、
問題意識があるかどうでもないんですけど、
だから完全にこういう、
映画に関する箱庭的なところで、
問題提起したい。
やっぱり今日皆さんが絶賛してたら、
どうしようと。
どうしようというか。
やっぱダメかもしれないとか。
いろんな感想を見たんですよね。
フィルマークスとかで。
結構皆さん評価高くて。
感動的とか素晴らしい映画っていうのが。
これって平打ちで見たらそうなのかなとか。
可能な限りニュートラルに見た。
どうしてもそういう言葉は出てこない。
感動作だみたいな。
誰かの感想とか、
周辺情報、アカデミー賞にノミネートされました。
そこでしか見てないんじゃないのかっていうところの、
これちょっと不見えみたいな映画だぞって。
なるほど、なるほど。
この映画っていうのはすごく世界的に評価されています。
子供たちの視点
現代の問題を取り扱った映画であります。
人間ドラマでもあり、
かつコピーとかいろんなものが散らしあって、
映画的快楽もございますみたいな。
そこだけ聞いたら確かにすごい映画っぽいし、
なんかそれですごい評価が高いっていうのも、
それも結構げせない。
この映画をけだしてる人と友達になりたいとか、
そういう意味じゃなくて、
もっとみんなのそれぞれの平打ちの感想っていうのが聞きたいよね。
そう思ってますね。
どうなんですかね。
どのぐらい入ったんですかね。
それこそ興行みたいな。
映画はどうだろうな。
これは結構苦戦してそうな気がしますけどね。
そうですよね。
実際2週目くらいで劇場に行ったけど、
すでにわりと、
重負の平日だったからかもしれませんが、
わりとガラガラだったし。
そうですよね。
でも本当に感動作だというふうに
見る人が多いだろうなとは、
やっぱ思ってますね。
子供出てきて、
パパの匂いがするよみたいなことを言ったりとか、
いろんな、
もう1回恋をしたら自分が変われたような気がするとか、
人がいっぱい、
チカチカみたいな感じ。
あれはちょっとすごいリアルな映像表現になってますね。
そう、
ああいうところは本当にいいんですけどね。
これ気持ち悪いとかって思う人の方が多いんじゃないかなとか、
アルモナウンシーズンとか、
あと、
整形手術のダンス、
整形手術の歌みたいな、
あれとかもすごいなと思って。
お尻を切ったらどうのこうのとか、
おっぱいはこうしましょうとか、
物事系は欲しいわみたいな、
そういうのとかも、
これとかも本当気持ち悪い。
あれは、
あそこぐらいまで結構期待してたんですよね。
すごい気持ち悪いことやるんじゃないか、
すごい気持ち悪い。
アクロバティックな、
アクロバティックな納得のいくオチがつくのかなって思ってたんですけど、
そういうわけでもないし、
本当不思議。
セリナゴメスのキャラクターも、
これ以上ないほどに
刈り勝ちはされたものというか、
彼女は普通に本邦に行きたい女性って、
でも、
わかりやすすぎる。
あまりにもそれにしては。
純情、
純情、
本邦だけど純情みたいな。
かわいいですけどね、すごくね。
刈り勝たれずされまくってるっていう意味でも、
バカみたいでかわいいキャラなんですけど、
それもなんか、
それで最後にね、
2人でボーンって燃えて死んじゃって、
それで、
もうママたちは戻ってこないのよとか、
ひどすぎるでしょ。
あれすごいなぁと思いましたよ。
すごいですよね。
あとメイドさんとかが、
スキーのあれで、
遊んでるのとか、
冗談がきついのか何なのか、
本当ひどいっていうか、
面白い。
そういう意味では本当に面白い。
面白いんだけど。
ずっとジョン・ウォーターズっぽいって言ってますけど、
やっぱりメキシコの映像が出てくるところで、
メキシコってアラルマっていう、
アラルマっていうのはアラームっていう意味なんですけど、
国際とかがバンバン載ってる雑誌っていうのがありまして、
カルチャーっていうのも、
メキシコはめちゃくちゃあるんですよ。
で、それこそゾウイ・サルダナが、
映画の中でも
言ってるような三門ゴシップの
死体が、
さすがにあれって今はないんですよ。
あれも完全に、
すごい
カリカチュアされたメキシコで、
今はアラルマの死体とかが
バンバン雑誌に出るっていうのが
ないらしいですね。
これは実は異物で、
アラルマっていう雑誌とかも
出るし。
なるほどね。
そういうところで気づくんですね。
ローフで面白かったけど、
そっからちょっと違うんだよね。
っていうところは。
やっぱりそれって本当
まじ取材不足っていうか、
ですよね。
と言わざるを得ないですね。
劇中時代ちょっと昔じゃありません?
現代じゃないような。
スマホは出てきますよね。
スマホでしたっけ?
スマホじゃなかったでしたっけ?
なんか柄系だったような。
柄系だしたっけ?
ごめんなさい、ちょっとそこはっきり覚えてないです。
いや、スマホだった。
スマホだったかな?
たような気がします。
でも最先端の
って感じではなさそうでしたけど。
スマホでは
あったような気がしますよ。
なんとなくスマホでしたよ。
決定的なシーンは思い出せないから。
あれですけど、
お母さんとやり取りしてるシーンとか、
割と最初の方に
ザ・スマホって感じだったと思いますね。
ああ、そうですか。
とかとか。
だからある意味
これを
なんていうか、いい
わけわからなすぎて
なんか
いいものを見たんだっていう風に
無理やり正常化バイアスみたいな感じで
みんな感動作とか書いちゃうんじゃないですかね。
なんていうか。
なんか
むしろは
もっと単純に
なんか
最後ふわっと
子供たちがいて綺麗な景色があって
音楽が流れてきて
みたいな
そういう次元の話じゃないかな
っていう気が
それだけなんですかね。
それこそ
こないだ
ショーン・ベーカーの話をしてたんですけど
ショーン・ベーカーの話も
何にも解決してないんだけど
なんかこう
ふわっとした感じに
なんか
いい話だった風に終わるみたいな
そういうものなんだよね。
なんか
いい話風には終わるんだけど
よく
あとエンド的な
ショーン・ベーカーだったら
それこそデフォーが出てくるカルフォルニア
フロリダプロジェクト
フロリダプロジェクトとかも
あれは最後とか
すごい残酷な終わり方するなと思って
後味悪
みたいな感じで
私はすごく好きだったんですけど
これもある意味
同じように後味悪みたいな
ものだという風な
感じっていうのは
フロリダプロジェクトよりも
意識的じゃないか
気がするというか
本当に
ゾイサルダナと
あの
エミリアフェレスの
マヤコンの子供たちのドラマって
なかったっすよね、劇中に
子供たち
二人の子供と
ゾイサルダナの
ないですよ
最後にすごい違和感があるのが
抱きしめて
かわいそうにみたいな
こいつらの間に今まで
ドラマってあったっけみたいな
懐く下りがないですよね
本当子供かわいそうですよね
めちゃめちゃ犠牲者ですよね
子供たち
振り回されまくったら
そこでようやく馴染んだと思ったら
そうそう
あれなのかと思ったら
うすうすパパだろうと
気づいているとか
話も深いわけじゃないしみたいな
まじ子供謎だった
ミュージカルシーンも結局
クリニックでの
ダンスのところと
ショーを撮ったパーティーでの
ダンスのところは良かったんですけど
他あんまり
歌と踊りで
見せるみたいなところが
なくて
ちょっと低いですよね
ミュージカルシーンで
ダンスをバシッとやると
シリアスな感じがしない
みたいな
安易な発想
ではないかな
おじいちゃんの映画ですよ
これは
78歳の
ミュージカル好きじゃないとか言ってる
そうでしょ
全然ミュージカルのシーンに
おぶけつかない
実はずっと好きでやってみたかったんだ
っていうような感じでは
全くないですもんね
撮ってつけたって感じですもんね
あの映画で
異様に熱が入っている瞬間
っていうのがあった
みたいな
最後に
エミリア救出作戦の時に
ロイサルダナが
一般の奴らを集めて
ガチャンガチャンって
ガチャンガチャンって
わざわざ
ミュージカルシーンへの批評
一枚窓隔てた
異様なクールさ
かっこよかったですよね
ノワール
あれがいい
やっぱ
ああいうのが好きなんですよ
アメリカンスナイパーとかで
ウィットイーストウッドが
いきなり打ち合いのシーンの異様に力が入って
同じギアチェーンを感じましたよね
ギアチェーン
本当本当
あれわざわざ
暗視ゴーグルとか
あのディティールの
こだわりが
今までの大らかさと
ちょっと違って
そうですよね
来た来た
みたいな
劇中で
ジャンルが変わる感じみたいなのが
作風だと
言ってました
ちゃんとGPT
活躍すんな
うんうん
本当そういう
サンローランとか
大監督になったからとか
ショー取らせてあげようぜ
ジャック・オディアールに
なんとかみたいなそういうのがあったのかなとか
なんか
なんかちょっと
なんかちょっとな
という風に思いました
でも私はやっぱ好きか嫌いか
ジャック・オディアールがっかりはしたけど
やっぱりなんか変で
ジャック・オディアールのことを
嫌いになったっていうところまでは
全然いかなかったんですけど
面白いところは面白かったし
っていう
変な固執してる
父と子的なものに絶対に固執している
っていう
何か変なところが
つっかかりがあって
やっぱり好きな監督のままなんですけど
僕もだから
これを機に
過去作は何本か見たので
せっかくだからもうちょっと見ようかな
という感じで思っております
僕も結構気になってきました
今日いろいろ聞いて
映画力自体やっぱ高いわけですよね
そうなんです
すごく最後まで見たわけ
そうそうそう
そうなんです
面白い力のある方なんですよ
きっと
私はやっぱゴールデンリバーと
予言者と
ニュースが
ちょっと難しいかも
見るの難しいかもですけど
天使が隣で眠るよりは
見て欲しい3作ですね
この方の
リバーは最近のものなので
見やすいかとは思いますけど
ぜひぜひ
でも今回課題映画として
あげられなければやっぱここまで
オーディアル興味持つことなかったので
見て良かったと思います
良かった
私もスッキリしました
社会問題と女性主人公の映画
ありがとうございます
良かったやっぱ変だよね
良かった良かった
本当に何だろうこれは
って思いました
やっぱなんだこれ映画ですよ
なんだこれ映画でしたね
引き続きなんだこれ映画
になるのかな
課題映画
なんだこれ映画が続いてますね
みんなが良かったね
みたいな風になる映画に
たどり着けるのかな
みんなが良かったらいいんだったら
そこで終わっちゃうかもしれないですよね
話の盛り上がる映画では
あったということで
なんだこれ映画だったら
見ていきましょう
という感じで
最後のコーナーで
エミリアペレスと合わせてみたい映画
についてお話していきたいと思うんですけど
どうしようかな
じゃあ
また兄さんからいきましょうか
分かりました
私は
めっちゃ色々喋っちゃったので手短に
やっぱり
アリアンパシー監督の聖地には
クモの巣が
クモが巣を張る
これを合わせて
おすすめなんですけど
これは
女性の
私はエミリアではなくて
リタの方が
私は主役だと思って
割と見ていたので
この映画は
女性の
こっちはアリアンパシー監督の方の
主人公は
弁護士じゃなくて
あれなんですよね
ケンジ
ケンジでしたっけ
ケンジじゃなかったっけ
違ったっけ
なんか
なんか
死んだけど
単語が出てこない
取材する人です
記者
ケンジだったんでしたっけ
記者だったような気がしたんですけど
結構
最近見直してたはずなのに
じゃあきっとケンジ
違うかもしれない
でもなんか
女性差別みたいなのを
職場で受けてて
頑張って
牙って仕事してる人
みたいな主人公で
テーマ的にも
でもこの
アリアンパシー監督の方は
結構ガチっていうか
本当に
本国の問題
イランの人ですよね
確かそうですね
そうですよね
イランの方で
実話みたいな
映画付け実話系の映画なので
もうアリアンパシーってイランに
いられなくなっちゃって
今国に帰れなくなっちゃったんですよね
確かこの映画を
作った
おかげでというか
結構国批判みたいなことに
イラン国家を
批判してるっていう
ものでもあるので
いられなくなっちゃったらしいです
これがきっかけで
だから結構そういう
なんていうか
ちゃんと作った
そういう系の映画っていう意味で
あと私アリアンパシー監督自体も
すごく好きなので
トランプのやつも面白かったですし
ああそうか
そうですそうです
あれもすごい面白くて
ちょっと変で
変で
でもこっちはちゃんとした社会派というか
なるほど
やっぱりこっちの
エメリアペレスのほうは
監督のエゴのために
社会派とか
そういったものが
後付けでくっついちゃったのが
このODRのほうだとしたら
こっちはちゃんと
エゴと社会批判とか
そういったものがちゃんとくっついてる
監督が作った
女性主人公ものの
なるほど
映画
そういう意味で
アリアンパシーの聖地には
蜘蛛が巣を張る
をおすすめしようかなと
思いました
麻薬カルテルとその影響
という感じです
ありがとうございます
どうぞ
アリアンパシーが
出身はあの人イランで
その後に
デンマークとかに留学してるんですよ
北欧のほうで
ずっと映画作りとかしてて
あの人の
デビュー作から2,3作で
ホラーなんですよね
ボーダー
あれが2本目
その前に
マザー
そうだそうだ
マザー見よう見ようと思っていて
まだ見てないんですよ
日本とかではDVDするぐらいの
勢いでホラー映画
アリアンパシー
ホラーの人っていう
でも絶対に
絶対に社会批判が
ホラーの中に
トランプのほうは
現実をやったと思ったら実は中身は
ホラーっていうフランケージ
そうですよね
常にあの人
ぐるぐる
面白いし
アプランティスの記事書くときに
蜘蛛が巣を張るとか見直したんですけど
確かに今言われてみれば
だいぶ内容があやふや
もう一回見ようと思いました
あのさっき言ったこと
間違ってたかもしれないので
はいはいはいいえいえいえ
ジャンル映画だと思ってたら
結構ちゃんとしてたっていう
あのさっきの
さっきの話じゃないですけど
そうですそうです
なんかちょっと繋がったなと思って
なんかこれ選んでたんですけど
なるほど
これはちょっとやられましたね
普通にめちゃくちゃいい
おすすめ作を
持ってこられた
いやいや
でもこれもちょっと最後のシーンで
記者がタッグを
組んでた男性の
協力者みたいな人が
いるんですけど
その人にチュってして去っていくのが
これちょっと余計なことだったなという風に
私は最後思ったんですよね
そういうちょっと
性的なスキャンダルみたいなの
濡れぎなみたいなのを着せられちゃって
飛ばされちゃったみたいな
人なんですよその女主人公って
その人が最後にそれやったら
ちょっと整合性が取れんやろうが
という風にちょっと
思ったんですよね
わざとなのかな
あれなんであんなこと最後にしたんだろうって
そこだけちょっともやっとしましたね
なるほど
まあいいや
すごい面白いです
ずっとあの
ユーネクストのリストには入ってる
見ようと思います
でも怖いですよね
ミソジニーでどうやって
できるのかっていう話
なので多くはというか
そういう意味でも
エミリア・ペレスと
なんか
ミソジニーとか
トランスフォビアとか
そういったものがなんで
できてしまうのかっていうことを
考えるものでも
あると思うので
はい
ありがとうございます
じゃあ続いて
広瀬にこふさんからのおすすめを
そうですね
ちょっといろいろお話しもしちゃったので
僕爆速で2本
はい
爆速2本のコーナー
広瀬にこふの爆速2本
はい
じゃあ1個が
ドキュメンタリーで
ハルテルランド
知らない
まさに今回エミリア・ペレスで
出てきた麻薬カルテル
要はメキシコにおける麻薬カルテルを
取材にいくという
ドキュメンタリーなんですね
ちゃんとした麻薬カルテルがわかる
そうなんです
ですけど
これが1個の麻薬カルテルを
取材してたかと思いきや
実はこれが結局
国の在り方に繋がっていく
ですね
ここが僕すごく
エミリア・ペレスで違和感を感じた部分
もちろん単純に
麻薬カルテルを殲滅するとか
そういう話ではないんだけれども
それによって国がどんどん
良くなっていくかといったら
結果言っちゃうと
ハルテルランドで取れ高として
わかったことは
ビジネスが
回り回ってあらゆる結果として
国の
システムを
担っちゃってるんですよ
っていうことが最終的にわかってしまう
つまりカルテル
麻薬カルテルを終わらせたら
メキシコっていう国自体が
寝深いんですよね
この問題って本当に
っていうことですよね
すごく結構
衝撃的で
メキシコと麻薬戦争の国だから
それを取り去ればいいんじゃん
っていうわけじゃないんだ
これが本当に
同時期に結構メキシコものっていうのが流行って
皆殺しのバラッドっていうドキュメンタリーだったり
これは劇映画なんですけど
メキシコ映画のドラマ
ビルヌーフの
実はあれよりも断然歴がいい劇映画があって
メキシコ地獄の戦場っていう
極めて武骨なタイトルをつけられて
出された作品があるんです
これは実はそのメキシコで麻薬カルテルに入ってしまった人間のドラマ
これはもう本当に面白い
ママごとに思えてしまう
なんだって
面白そうだ
実はそういう風な
メキシコマジガチ地獄もの
っていう
劇映画があるということで
奇跡でもエミリア・ペレスで
ボウコウマゴリラの分析
麻薬カルテルって実際どうなのかなっていうのが気になった
その辺りを見ていただくと
あの映画においての
嘘を纏うとか
そういう感じできる気がしますね
もう一つが
あの映画のちょっとヘンテコな
いろんなジャンルが合わさっているというところを
踏まえて
こちらもメキシコの映画です
ボウコウマゴリラ
ボウコウマゴリラ
ボウコウマゴリラです
ボウコウはですね
暴れるに
はい
魔は魔人の魔です
ゴリラはカタカナで
ゴリラを伸ばしてゴリラ
ゴリラ
ボウコウマゴリラです
こちらはですね
メキシコで大量にトラッシュムービーを
量産した
ルネ・カルドナっていう人が撮った
こちらはですね
エマ
改造人間ものといいますか
人間と
エイプサルを合体させた
存在が
暴れるっていうですね
映画なんですよ
だからボウコウマゴリラなんです
やっぱり
ルネ・カルドナっていう人がですね
いろんな映画をやっぱり
エクスプロイテーション映画を手掛けてきた人で
バットマンが流行りました
バットウーマンの映画を作りましょう
とか
これはメキシコの
文化的にもあるんですけど
いわゆるサントっていう
サントモボっていうのがあるんですけど
そういったサント映画だったりとか
そういうのをですねすごい手掛けてきた人なんですけど
このボウコウマゴリラもですね
一番初めに女性レスラーの
シーンから始まるっていう
我々って何をまず見せられているのかも
分からないので
あらゆるそういうルネ・カルドナの
映画がぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこ
出てくる
極めて
要素型の映画ということで
これはもしかしてメキシコっていうものを
描くと結果として
そういういろんな要素を引っ張ってきて
わけが分からないものになるんじゃないか
なんだこれはっていう
映画になるんじゃないかっていう説を
立証するためにですねやっぱりこう
今回言っちゃうとエミリア・ペレスも
改造人間の
ゴーコーマ・ゴリラーもやはりやはり
人間とゴリラをですね
無理やりガッチャンゴさせられた人間
ですので
これはもしかしたらですねエミリア・ペレスと極めて
根深く繋がっているのではないか
なるほどなるほど
ゴーコーマ
奇弁ですけどね
ゴリラ奇弁ですけど中奇弁です
スピルバーグの才能
いいですねいいですねさすがですね
ゴーコーマ・ゴリラー
ありがとうございます
ありがとうございます
私からは以上でございます
じゃあ私からのおすすめなんですが
僕はあの
去年ちょっとね
ある監督を発見して
その監督の映画を
ばっかり見ていたっていう時期が
ありましてですね
スティーブン・スピルバーグっていう人なんですけど
発見したんですねスティーブン・スピルバーグの
もう
40本くらい見たのかな
これはどうしようもないなっていうのは
多分片手で数えられるくらいしかないっていう
天才を発見したと思ったんですけど
その通りですよ
今回その中でおすすめしたいのが
ウエストサイドストーリーですね
往年のその
50年代のミュージカルを
スピルバーグが
これは2010
何年だったかな
割と最近リメイクしたっていう
ものです
基本的な通りは
オリジナルを
なぞってるんですけど
一方で
オリジナルの元々持ってた
シリアスな要素
そもそもあれはやっぱり
不良グループの争いですけど
背景にあるのはやっぱり
人種関連
なわけですよね
そういう側面だったり
さらに言うと
さらに背景として
ニューヨークで
再開発みたいなのがあって
それに伴って
縄張り争いみたいなのが
起こっていた
っていうようなことだったり
あとは出てくる警察官が
ものすごい差別的で
不良グループどっちも
移民なんですけど
ポーランド系とプエルトリカン系
だから
すごい差別的な警官が
それでもお前らは
白人だからなみたいな感じで
ポーランド系の方を
ひいきするみたいなところだったり
オリジナルにも
あった要素ではあるんだけど
それをさらに
うまく強調してテーマ性を
強く打ち出していて
かといって
ちゃんとダンスとか
歌と踊りのカタルシスみたいのは
それももう
何割かマシくらいの感じで
しっかりとっていて
だから
歌って踊ると
シリアスじゃなくなるんじゃないか
って思ったら
大間違いだと
そういうのは天才スティーブン・スピルバーグに
はまったからこその
発見がありまして
ウエストサイドのストーリー
オリジナルでも最初に
不良グループ同士の喧嘩から
始まるわけですけど
そこがオリジナルの方で見てると
踊ってるように見えちゃう
でも
スピルバーグの方は
踊りながら喧嘩してるんだけど
踊ってるようにも見えるし
喧嘩してるようにも見えるっていうか
オリジナルの良さを引き出しつつ
しっかりグレードアップさせて
アップデートさせている感じがして
本当にやっぱり
この人は
すごいんだなっていう
気がしましたね
これ脚本を書いているのが
もちろんオリジナルにのっとってはいるんですけど
トニック・シュナーっていう
脚本家が書いていて
この人はここ最近わりとスピルバーグと
組んでる人で
ミュンヘンとリンカーンと
フェーブルマンズを書いている
だから基本やっぱり
スピルバーグの中でも社会派よりの
本で書いている人ではあるんですよね
っていうので
本当に
結構その
ミュージカルイコール
ファンタジーの時話でしょ
くらいに思っている人にこそ
見てほしい映画かなという
感じがします
ということで
おすすめしたいなと思います
ありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございます
というような感じで
今月も
お送りしてきたわけなんですけど
最後にあれですかねまたちょっと
お知らせみたいなのがあれば
お聞きしたいと思うんですけど
ひろしにこさんから
じゃあ僕から
こちら
僕が会議からやらせていただいた
決戦ブラッドライン
映画が
まあ2週間で東京終わるか
と思ったら
じゃあ見に行けるかも
新宿
武蔵野館で
なんとかお客さんの入りが良かった
ということで
いろんな映画館が
映画が群雄滑挙する
ゴールデンウィーク戦線の中
1週間延長ということで
素晴らしいじゃないですか
ありがとうございます
できることになりまして
都内1館は3週間
残りのヒュートラと
シネマロサはですね
5月1日には終わってしまうんですけど
新宿は
5、8までやってるぞと
やったー
ありがとうございます
こちら
皆様ご支援のほどよろしくお願いします
お願いします
あと
東京が
終わっても日本全国
順次
公開は行いますので
よろしくお願いします
頑張れブラッドライン
頑張りたい
見に行きます
ありがとうございます
ちなみにこのノイズノイズ
FMでもお馴染みの
後藤守さんが
パンフに寄稿されている
二人の力が合わさって
頑張れ
皆様ぜひ
足を運びくださいということで
よろしくお願いします
次は
兄さんの方はいかがでしょうか
私の方はですね
ルーガルーがんばっている
バンド
5月
2日よりも前に公開
するってことはなさそうですよね
ギリギリ
アウトくらいかもしれない
5月2日は
吉祥寺デイドリーム
というところと
来月になりますけど
6月の28日に
セブンスフロア
というところで
2マンがあります
ウスラビさんという
バンドさんと
2マンなんですけど
これちょっとね
新しい企画というか
イベント屋さんみたいな
感じの人たちが
作って動いていくぞ
みたいなのに乗っかった
イベントなので
ぜひ
詳しくまだ発表していいのか
わからないのであれなんですけど
6月28日にウスラビさんとの
2マンがセブンスフロアであります
違います
それは4スフロア
渋谷の
渋谷のウエストの上ですね
渋谷の
セブンスフロアで
6月28日ありますので
よかったらお願いします
新しいトークショーとか
6月5日に
まだこれも解禁できないんですけど
6月5日に
新宿の六カフェロフトというところで
新しい
謎のトークショーが
これから行われる
と思いますので
5月はちょっと
映画とかいっぱい見て
リフレッシュします
よろしくお願いします
はい
ありがとうございます
ありがとうございます
私からもお知らせで
私が以前から
作っております
ノイズノイズノイズという陣があるんですけど
こちらの第4号
というのを今
5月の文学フリマ東京に向けて
作っておりまして
今回もルーガル
インタビューに
ありつつ
ちょうど
今日のお話とも
関連してくるんですけど
これも
毎回載せている
佐々木あつしさんと
児玉みずきさんの
エミリア・ペレスの話
映画ジジ対談みたいなやつがあるんですが
その中でも
エミリー・アペレスの話
がっつり話していますので
その辺も
あわせて
読んでいただければと思います
5月11日文学フリマに向けて
ただいま
間に合うのかみたいな感じで
作業中であります
というような感じで
来週も寄稿していただいてますので
ありがとうございます
すみません遅くなりました
大丈夫です
忙しそうでしたもんね
広瀬猫夫さんも4月ね
忙しかった
4月の後半は
陣の取材
みたいなに
割と覆われている感じで
4月はあんま映画見れなかったんですけど
これが終わったら
またいろいろ見れるかなという感じなので
来月もよろしくお願いします
よろしくお願いします
という感じで
結局また2時間くらいになりましたが
お送りしてまいりました
Cinema3x3
こんなところで
終わりたいと思います
最後に
チャンネル登録やいいねなど
いただければ幸いですということで
よろしくお願いします
それでは今日はどうもありがとうございました
ありがとうございました
ご視聴ありがとうございました
01:52:17

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