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はい、おはようございます。新潟のへラジオ、一戸信哉です。
今日は23日、2月23日ということで、今日はね、祝日なんですよね。
あんまりそういう感覚なくずっとこう仕事してるんですが、いつの間にか23日はね、祝日になっていて、
今日休みだったの?みたいな感じなんですけど、今日はオリンピックの話をちょっとしてみようかなと思いました。
北京オリンピック閉幕したところ、いつだっけ?日曜日でしたか。閉幕したところで、新潟県内でも振り返りの記事なんかが出てましたので、ちょっと内容を確認しながらいきたいと思うんですが、
新潟県のメディアの中では、どちらかというと前半が盛り上がりのポイントになっていました。いわゆる新潟県勢と言われる人たちの活躍したのが前半だったということですよね。
具体的に言いますと、スノーボード男子が平野愛美選手の金メダル、それからスノーボード女子は富田選手が銅メダルと、この2つですかね。
メダル獲得で言うとこの2人なんですが、それ以外にも富田姉妹の妹さん、富田瑠希さんが5位とか、それからスキーのモーグルでも河村安里さんが5位とか、この辺の活躍がかなり注目されたんですよね。
ということもありまして、前半かなり新潟県内のメディアも湧いていたということです。
後半もスキーの距離とか、スキークロスと言われましたね。それからバイアスロンといった競技があって、地元でも報道はあったんですが、なかなか高成績が出るというところにはならず、
報道としては出ているけれども、見派なレベルで盛り上がるところまでは行っていなくて、どっちかというとみんなカーリングを見てたという感じですか。カーリングだけじゃないですが、フィギュアもか。
全国メディアの方を見てたというようなところが多かったかなと思います。ただ、新潟県のトーキースポーツの関係者としては非常に大きな成果があったというような話のようですね。
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金メダルは初めてですか。平野選手の金メダルは初めて。平野選手にとっても初めてですけれども、新潟県勢としても初めてというようなことを出そうですね。
それから富田選手も日本女子初。競技において日本女子初であるということですね。
自分でも語ってて、何だろうねって感じですけど、県勢問題っていうね。今このオリンピックで選手たちがある意味国を背負って戦っているっていう面はもちろんあるし、今回でも団体競技なんかがあると当然それは国を背負って戦うわけですけど、
でも平野選手が新潟県のために、日本のために戦ったっていうことなのかっていうことで言うと、結果的にいろんな意味でスポーツを支援しているっていうのは国であったりするわけで、そういう意味では日本を背負ってっていうのは背負ってるっていうのは背負ってますけど、
でもやっぱり、まず個人じゃないですか。個人のスポーツで、個人が自分の能力を高めていって、スポーツの戦いに競技を頑張るというところを社会が支援しているっていうことから言うと、
どうだろうねっていうそこまで背負わせる必要があるのかなっていうのは古くからずいぶん前から議論があるところで、
なんですけど、でも競技結果が出ると、やっぱり国を挙げて盛り上がるっていうにとどまらず、もううちの村みたいな話になりがちなんですよね。うちの村の誇りだみたいな。
村もそうですけど、県の、新潟県も盛り上がって県勢の活躍が。何でもそうなんですよね。何でもそうなんですけど、それぞれの地域のメディアが盛り上がっていくっていうのはよくあって、
私は特に、そういう意味ではちょっと自分の生まれたところとは違うところで暮らしているので、なんかちょっと居心地の悪さを感じるような時がありますよね。
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県勢って誰なのかみたいなことで言うと、実は微妙なところがあって、さっきちょっと言った河村安里さんっていう、安里選手は、
湯沢学園の出身ということになって、女子モーグルで5位だったのかな。かなりトップ選手ということで、大会前から河村安里選手っていう話題に出てましたけど、
この辺は大きい新潟県勢枠なんですよね。なんで県勢枠かというと、湯沢学園で、東京出身なんだけど、新潟県でスキーをずっと練習するのに、小さい時から湯沢の学校に通いながらスキーをやってたという人で、
それはいいと思いますし、素晴らしい、湯沢に来てくれてありがとうっていうことなんですが、それはそれでいい、それは県勢なんですかと。別に県勢じゃなくてもいいじゃん。
それはもうちょっときっかかりがあったら県勢にしちゃうって、みんなで応援するって、それはそれでいいんですけど、そういう意味では県勢っていう言葉自体は非常に相対的なものだよねって思うんですけど、そういう話になりがちですよね。
県勢枠みたいなことを言っちゃうっていうところで言うと、新潟県だけじゃないんですけど、東京オリンピックの場合は競技を続けられる場所自体が、まず地域が限られてますよね。限られてます。
さっきちょっと今回の大会に出場した選手の出身地っていうのが一覧になっているものがあったんで見てみましたけど、競技にもよりますよね。スピードスケートはもうみんな北海道。
ノキダミ北海道ですね。ほぼ北海道ですね。ショートトラックだとちょっと違う。あとカーリングもですね。カーリングもほぼ北海道っていう感じで。
で、都市部の人たちが参加してるという感じがあるのはスノーボードとか、あとフィギュアスケート。フィギュアスケートは多分会場が必要なんで、練習できる環境を整えていくられる人じゃないとダメなんで、意外と都会の人が多いんですけど。
そういうちょっとその地域に地域差みたいなのがあるんですが、だいたい北海道と東北地方、それから新潟県、長野県というところがやっぱり冬のスポーツをやる人の場合は多いですよね。
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それはもともとそうだし、そういうふうに環境が整えられるところはそれぐらいしかないっていうことなのかなと思いますが、というのが現状ですね。
で、そういう中にあって、参加できるところ少ないんで、県勢とか言ってもどうなんだっていうのが少しありますが、でもそういうレベルの問題ではなくて、やっぱり冬の競技は4年に1回注目されるけど、続けるのは大変みたいですよね。
今回も最後カーリングが銀メダル取ったところで、やっぱりカーリング女子チームの人たちがどうやって競技を続けているのかみたいな、前回もなんかちょっと報道で見たような気がしますけど、やっぱりなかなかロコソロアレっていうチームで競技を続けていけるような環境を整えようとチーム自体がいろんな工夫をして努力をされているんだけど、
とてもじゃないけど、競技だけでやっていけるほどの環境が整っているわけではないので、あれだけ国民にみんな注目されて盛り上がってもやっぱり大変だという話ですよね。
平野選手なんかのスノーボードの場合は少し違うのかな、大会がいろんな大会があったりしてね、その辺の環境はちょっと違うのかもしれませんが、でもそれぞれやっぱり冬の場合は競技を続けていくための環境を整えていくというのがなかなか大変だというふうに思います。
そういう意味では県勢っていう話じゃなくて、それぞれの県、それぞれの地域で競技を支えていくための環境をどうやって整えていくかっていう意味で言うと、ある意味こうなんでしょうね。
ひっつけ役みたいなところには役に立つかなと。新潟県でも、例えば今回でスノーボードの選手がこれだけ活躍したんだけど、じゃあどうですかと競技環境どうなんですかっていうことで言うと、
昨日ですか、新潟日報なんかの記事も見ても、やっぱり底上げが必要であるという話が出てますね。県内の強化体制は十分ではないと。スノーボード、ハーフパイプやモーグルについては非常に負担が大きいと。
というのは多分、新潟県内で練習していって、行くのは大変だったとか、そこまで裾野が広がってないというふうに書いてますよね。競技環境が整ってないということですね。一方で多分もっと伝統的な伝統芸っていうか、前から学校含めて競技の強化体制がそれなりに整っているのは
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アルペンとかジャンプとかですね伝統競技のスキーの方なんですけど、スキー人口の方が減っていて、なかなか難しいと。新潟県内で言うとやっぱり雪の多い地方ですよね。宇和の間とかあっちの方に、宇和の間辺りに行くとやっぱり学校でスキー部が頑張ってたりっていうのは聞きますけど、
でも学校は生徒数自体が減ってたりしますので、なかなか競技を続けていく人たちを安定的に育てていくというのも大変な状況にあるということで、そこの冬のスポーツ自体のいろんな変化に対応して、
施設とか支援体制みたいに整えていくところもまだまだいろいろ課題が残っているというようなことでしょうね。だからとりあえず4年に1回盛り上がるだけ盛り上がっても、
あと残りまた次の大会まではみんなそれぞれ頑張ってくれっていう感じになりがちですが、社会全体としてこういうスポーツをどうやって支えていけるのかっていうところが課題だし、
そういう意味で言うと、だからさっき前半で話してた県税問題っていうのはある意味なんでしょうね、そこを起爆剤にして次につなげていくと。県税の活躍によって、やっぱり新潟県というかそれぞれの地域で、
それをこの競技の裾野をきちんと支えていけるような支援体制というか育成体制みたいなものを作っていく方向に社会が関心を向けていけばいいのかなと思いますけどね。
冬の大会っていうのはもともとそういう難しさを抱えていて、19何年でしたっけ、20何年に冬のオリンピックが始まったときも、それはあんまり新潟は関係ないけど、
オリンピックの関係者も冬のオリンピックだっていう感じがあったんだけど、いくつかの国がそれを引っ張って何とか冬の大会にこぎつけたみたいな話もあるわけで、もともと難しさがあるんですけどね。
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というので今日は北京オリンピックが終わったところでの新潟県の動きということで少しお話をしました。ありがとうございました。