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2021-04-15 06:33

新潟のへラジオ LIVE Vol.13 北朝鮮帰還事業と爆破未遂事件

#新潟 #北朝鮮 #帰還事業 #新発田
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はい、みなさんこんにちは。新潟のへラジオ、一戸信哉です。
今日はですね、ちょっと血なまぐさい感じのタイトルをつけましたが、
北朝鮮基幹事業という話ですね。
北朝鮮基幹事業というのは、1959年にスタートした事業で、
多くの在日の人たちを、在日コリアンの人たちを、祖国北朝鮮に送ったという話です。
これが後に多くの脱北者とか、あるいは一緒に行った日本人の奥さんの、
日本人妻の悲惨な生活について報道されたりとかっていうことが結構あって、
日本の中では失敗だったという評価が固まっていると言っていいと思うんですが、
日本人の受け止めとしては、在日の人たちが祖国に帰りたくて帰っていったんだけど、
それで大変な目にあったと、そういう受け止めをしている方が多いんじゃないかなと思いますけど、
そういう評価でいいのかどうかは、ちょっといろいろな見方があるだろうと思います。
実際にこの人たちが帰っていった船は、どこから出ていったかというと新潟港なんですね。
新潟港からずっと帰国船というのが出て、
マンギョンボン号という北朝鮮に行く船もずっと新潟港から出ていて、
これはもともと日満航路というのがあって、
要するに航路があったんですよね。
そういう歴史的な経緯も関係があるんだと思います。
今日話したいのは爆破事件の話ですよね。
1959年の12月に最初の機関船が出たんですが、
さっき確認したんですけど、その直前に爆破未遂事件というのがあって、
帰っていったのは新潟なんですけど、
この爆破未遂事件で捕まった人たちはどこに行ったかというと、
隣の柴田市にいまして、柴田市で爆弾を持っている工作員が捕まった。
数日前に起きるんですね。
これは誰かというと、
これは在日韓国人というふうにされていますが、
要するに韓国側のスパイというか工作員の人が送り込まれていて、
爆破事件を起こそうとしていたので捕まります。
これは今を生きる私たちにはなかなか理解できないことなんですが、
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この北朝鮮の機関事業というのは南北の朝鮮の戦前合戦みたいなところがあって、
やっぱり北としてもこっちの方の生活がいいんだよということを見せつけるために、
頑張って受け入れたみたいなところは確かにあるみたいですよね。
そういう話も出てくるわけですが、
それはやっぱり韓国側からすると阻止したかったと。
1959年の日韓基本条約が結ばれていない状態で、
日本と韓国の間はまだあまり良い状態ではなかったわけですよね。
ですけども、やっぱり南側にある韓国の方が生活環境があまり良くなかったと見られていたと思いますけど、
そう見られるたくはないというところもあって、邪魔をしようとしたみたいですよね。
当時送り込まれた人たちは何者かというと、
実はこれもまた悲劇で、
日本にいた人たちなんですよね。在日の人たちで、
この人たちは朝鮮戦争に従軍した義勇兵だ。
義勇兵となって、国連軍?どこに参加するんでしょうね。
とにかく南側に義勇兵として参加した人なんですよね。
この人たちが義勇兵として参加した後、日本に戻ってくるのかな?
戻ってくるんですが、その後もう一回呼び出されて、
お前は工作員になれということで、
南北の戦いに、長方線に巻き込まれていった結果、
家族にもその事情を伝えられないまま、
工作員としての活動をするんですよね。
そしてその結果、要するにダイナマイトを持ち込んで、
同胞が北に帰ろうとしているところで、
爆破事件をして妨害させられそうになったということですよね。
それで捕まってしまうということがありました。
これちょっと私も、
新潟とか柴田のどの辺でどういうことがあったのか、
一度調べてみようと思っているんですが、
もう1959年なのでほとんどよくわからないですよね。
報道としては柴田市内のバーで、
ダイナマイトを持ち歩いているのを見つかって捕まったという話になっていて、
そんなことがあったのかということなんですけど、
まだ場所がよくわかりません。
柴田市内の盛り場の飲み屋さんがいっぱいあるところなんだろうということはわかってますけど、
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ちょっと詳しいところがよくわからないというところです。
今日はちょっと気なくさい話題を提供しましたけど、
でも歴史の1ページですよね。
北朝鮮への機関事業と柴田での工作員が捕まった爆破未遂事件についてお話しいたしました。
では聞いていただきありがとうございました。またお会いしたいと思います。
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