西日本新聞で記者生活の大半をスポーツ取材で過ごしてきた大窪正一が、アスリートの素顔や裏話、スポーツの可能性についてお話しする「西日本新聞スポーツ余聞」。
巨人に移籍していた小久保選手が、2004年のオープン戦でホークスと対戦。斉藤和巳投手から左中間スタンドに2ランホームランを打ちます。その時、ホークスのキャッチャー城島健司選手は思わぬ行動に! その城島さんが、来シーズン、ホークスのフロント実質トップのチーフベースボールオフィサー(CBO)に就任します。
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◆出演・スタッフ
・出演:大窪正一(スポーツ記者/宗像支局長)、中富一史(販売部)、横山智徳(MC/メディア戦略局)
・音声編集:中富一史
・映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)、三笘真理子(報道センター)
◆収録日
・2024年11月28日
◆西日本新聞Podcast情報
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サマリー
このエピソードでは、国母選手と定島選手の関係や彼らの黄金時代について語られています。特に、2004年のオープン戦のエピソードを通じて、競争心と友情が描かれ、定島選手から国母選手への祝福が印象的に紹介されています。また、ホークスのジョージマさんが国母選手とともにチームを強化し、彼への信頼と尊敬について話します。新たな役割に挑戦する国母選手に対する期待感も伝わります。
国母と定島の絆
西日本新聞ポッドキャスト。
西日本新聞スポーツ余聞。
この番組は、記者生活の大半をスポーツ素材で過ごしてきた大久保翔一さんが、
アスリートの素顔やスポーツの可能性についてお話しするポッドキャストです。
明けましておめでとうございます。
福岡のニュースアプリ、西日本新聞MEの横山です。
大久保さん、今年もよろしくお願いします。
今年もよろしくお願いします。
中富さんも今年もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
元旦でございます。
いや、めでたいですね。
この番組のタイトルは、余聞というのはこぼれ話という意味なんですけども、
新年一発目のスポーツこぼれ話について、
大久保さん、今日はどんなお話になるでしょうか。
そうですね。
新年、明るい話がいいと思いまして、
すごい懐かしい話なんですけども、
国母さんと定島さん、この2人、黄金時代を築いた2人の絆みたいな部分、
そこを物語るようなエピソードを今日はお話しできればなと思います。
2004年のオープン戦のエピソード
面白いですね。
楽しみです。
お話というのは、国母さんがちょうど2000アンダーを目指している時、
僕、西日本スポーツという新聞媒体がまだ続いていた頃に、
そこでハウントダウン企画をやっていたんです。
そこで、いろんな端から見た国母選手みたいなものをお話を聞いて、
紙面で形で紹介していたんですけども、
その一環で、当時は阪神に定島さんいらっしゃった。
もうすでに阪神に行かれていた。
フォークスから海外に行かれて、阪神にいらっしゃった時の定島さん。
甲子園まで取材に行ったんですけども、
すごくお話が定島さん上手です。
人を引きつける力があるなと思ったのが改めて思いましたけども。
その中で興味深かったエピソードが一つありました。
国母さんが巨人に移籍していた2004年のシーズンですね。
2004年のシーズンで、シーズンが始まろうとするオープン戦という話だったんですけども、
フォークスと対戦した時がオープン戦であったと思います。
斉藤和美さんが投げていて、斉藤和美さんも国母さんの自主トレの弟子なんで、
そういう関係があるんですけど、斉藤和美さんから査中間スタンドに国母さんらしいフルスイングのホームランを打ったんですね。
それを定島さん振り返ってくださって、
もちろんキャッチャー。
斉藤投手のボールを受けているのは定島ですよね。
同じフォークス。
リードをしているので、リードをしている立場からすれば打たれた。悔しいなんですけど、
その時、拍手を送りたい気持ちになったんです。
相手チームにも関わらずと。
大怪我してリハビリして巨人に打つってからの話なんで、それ知っているからですね。
怪我してたんですね。
1年前に右膝の大怪我をして、戦首生命が危ういくらいの大怪我だったんですね。
さらに打ちをかけるようにトレードで巨人に。
そのシーズンの始まり。
苦しい思い、いろんな思い、そういうものを乗せた一撃ですよね。
そうですよね。
全部見てるからですね。
それをフォークスのみんなには見てるわけですからね。
これは国保さんとしては、「どうだ!」って言うところだと思うんですけど。
定島さんは排球した側、抑えようとしてた側ですから、
それは確かに祝福しちゃいけないんでしょうけど、
国保さんがダイヤモンドを一周してベースに帰ってきたときに、
ホームベース上でほっそり祝福のタッチをしたらしいです。
競争と友情の関係
映像で思い出しました。
あるんですね。
それでもやっぱりオープン戦だからっていうのもちょっと。
これからお互い頑張っていきましょうみたいな思いもあったということではあったんですけど。
でも定島さんだからそういうことをするのかなとか。
他の選手だったらそこまで余裕というか、そこまで懐というか。
心の中で祝福したまではあっても。
なかなかみんな見てるからね。
言っても敵チームですからね。
リーグが違ってそれぞれっていうことだって。
このシーズン、ちなみに国保さんは打率3割一部4輪、
41本塁打、96打点。
すごいですね。
巨人でですからですね。
完全復活ですね本当に。
調子悪かったからホークスからは無償トレードだったわけでしょ。
というか怪我もしたから。
いろいろあった。
中止さん。
簡単に言わないでください。
いろいろ本当に。
ただ新展示で見事復活だったということだったんですね。
そうなんですね。
そういうことなんですね。
国保選手定島選手といえばそれこそ今もう2人の話の通りですけど。
ホークスの一時代を作った2人ってことですよね。
そうですね。
国保さんと定島さんは年齢差としては5歳差なんですね。
国保さんは大学を出られて入団。
定島選手は高校から入団というのもあって、
5歳年齢は離れてたんですけど。
入団自体は国保さんが1994年で定島さんが95年で1年違い。
入団自体が1年違い。
なので、当時、当然またサイトだけが祝日ですけど。
両生活はやっぱり2人とも同じ時代を過ごされていて。
定島さんがまた振り返ってたのが、
1年目から定島さんは期待されてましたから、
一軍にも呼ばれていた。
レギュラーではなかったですけど呼ばれている存在だったんですけど。
高校卒業したばかりなので、当然車は持っていません。
国保さんはもうそのシーズン、おそらく95年です。
95年とかホームラン王に近づいていくとしたら。
それなりに実績を持っているので、
当然車とかは持っていない。
一緒にドームまで国保さんの車に乗せて行って、
ドームに行ってたそうなんです。
両側。
車の中が定島さんがおっしゃってたのは、
個人野球教室だと。
どちらも野球に対しての熱が強いお二人なので、
同じ右田車。
とにかく当時の実績から言えば、
国保さんが全然上で、
定島さんはまだこれから。
本当に新人の新人。
とにかく定島さんが打撃の質問をどんどんどんどんするみたいな、
車の中だった。
定島さんの性格上、あんまり遠慮しなくて、
どんどん言いそうですよね。
どんどんどんどん。
あれが定島さんの良いところ。
また国保さんは国保さんで、
すごく誠実なので、
以前お話ししたことなんですけど、
聞いたことに対してはすごく誠実に答えてくれた方なので、
おそらくここのやりとりはもうすごかった。
ぜひそれを聞いてみたかったなとは思います。
記者にも誠実に答えてくれてたって言ってたけど、
後輩からのもちろん質問なんか。
仲間でもありますし。
どんどんどんどん定島さんが成長するに従って、
定島さん自身にもお兄ちゃんみたいな存在だったけど、
だんだんプロ野球選手として勝ちたい、
というライバル的な気持ちも沸き上がった。
そういう練習のフリー打撃っていう、
打撃投手の球を打つ試合前の練習。
それを見られたら、
当時っていうのはもう、
国母さん、定島さん、松中さん、
井口さんとか、
もう薄いメンバーで、
みんなが飛ばし合いみたいなところだったらしいんですよね。
僕は実際にその時期担当ではなかったので、
飛ばし合いだったらしくて、
国母さんへの尊敬
とにかく国母さんより遠くに飛ばしてやろうって、
練習でもね。
定島さんは思ってらっしゃったらしい。
なのでフルスイングした。
国母さんを見ると国母さんもフルスイングしてて、
お前なんかにまだまだ負けるか、
という気迫を伝わってきましたよ、
みたいなお話を聞いて、
いやー見たかったなーって。
総上効果ですよね。
強くなっていくチームってそういうことないだろうね。
ちなみに僕はボールボーイ時代2003年、2004年なんですけど、
ちょうどそのぐらいで。
2003年はまだ怪我する前ですね、オープン戦。
だからすごくびっくりしました、
そのバッティング練習に。
そうなんです。
豪華メンバーバッティング。
すごいよね。
すごいことです。
でも本当ちょうど当時は、
弱小フォークスみたいなところから、
王さんが来て、
どんどんどんどん強くしようみたいな時期で、
ちょうどその若手の今の上昇。
こういう状況を作る若手の中心だったのが、
国母さんだったというふうに、
ジョージマさん言って、
ディスペクト、思いっていうのを、
すごくこの取材で感じたの。
すごい印象に残ってますね。
とにかく尊敬しているという部分が。
新たな役割と期待
そうですね。
そうなんですね。
今年最初の元旦号で、
この話をしたのには、
ちょっと一つ理由があるんですよね。
そうですね。
それだけ尊敬する国母さんを支えようという形で、
去年の豊富ですね。
新たに立場を得られました。
はいはい。
正式名称をちょっとパッと言えないんですけど。
難しいですね。
ちょっとすみません。
そういう立場を。
いわゆるGM。
GMが今三笠さんという方がいらっしゃっているんですけど、
そのお仕事を分担するような感じになるような話を聞きました。
とにかく国母さんが現場、
監督として現場にいると。
そうですね。
現場の状況をやりやすいように、
常島さんが裏を環境を整えるような役割ですね。
軽側ってことですかね。
そうですね。もうフロント側。
だからユニフォームは着ないというような話を、
去年の豊富の会見の映像を見ると言ってました。
はいはい。
それこそコーチとかなら、
なんとなくみんな分かりやすい話で、
だけどちょっとまたそういう立場ではなくて。
もう要は環境を整える側ですね。
例えば西部で渡辺さんがGMを務められたり、
今だと楽天の石井さんが選手だけどGMという立場でいらっしゃって、
だんだん現場を知った人が、
球団経営というか球団の方向づけというか、
そこにも関わるようになってきているんだと思うんですね。
そっちの方がスムーズかもしれないですもんね。
その立場に来シーズンから、
ジョージマさんが加わっていくということで、
フォークスとしては久しぶりにこの二人のコンビが、
別の形で、選手自体とは別の形で見れるということになっていくわけですね。
多分じゃないですね。
要は王さんが球団会長でいらっしゃって、
王さんが育てた二人がそこにいるという、
王泉の継承なんでしょうね。
それをまだ福保さんが現場にいる、
王さんがまだ会長として現在、
この時にという思いが、
多分ジョージマさんにはあったんだと思うんですね。
釣りばっかりしとらんで。
大好きな釣り番組を終えるというような、
決意で話されてましたね。
そういうことになっていくわけですね。
ありがとうございました。
中戸さん今日はどうでしたか。
私の青春時代ですよ。
いわゆる高校大学時代は、
やっぱり福保さんとジョージマさんだったんで、
これまた二人のコンビが見れるというのは楽しみですね。
そうですよね。
またジョージマさんの関わり方が特殊というか、
僕ら今まで知らなかったポジションのようなイメージもあるので、
そこら辺も知っていければ野球の楽しみ方もまた変わっていくかもしれないなと思いながら。
ありがとうございました。
最後に一つだけお知らせをさせてください。
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ここまで聞いていただきありがとうございます。
大久保さんの記事が読みたい西日本新聞やこの番組を応援したいと思っていただける方、
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本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
13:30
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