日本の国政の中心地・永田町で日々取材をする西日本新聞東京支社報道部の記者たちが、本音をぽろりして、政治を身近に感じてもらえるように、ゆるりとニュース解説や裏話をする番組です。
現在開かれている特別国会の会期末が迫る中、与野党の対決が極まり、国会の審議が滞る状態が起きていました。その場面を目の当たりにして記事を書いたお二方をメインにお話を聞かせてもらいました。
国会議員の委員会や本会議に出て法案などを審議するのが本分のはず。でも野党議員が審議の場に出ないまま、審議時間を動かし続ける「空回し」の状態が衆院の委員会で起きました。参院でも審議日程が滞りました。なぜそうなったのか。審議拒否の手段を取った野党にも言い分が存分にあり、東京報道部記者から違和感、モヤモヤ感などさまざまな感慨が出てきました。
◆出演:坂本公司(MC/東京報道部記者・首相官邸担当)、小川勝也(東京報道部記者・自民党担当キャップ)、平峰麻由(東京報道部記者・日本維新の会担当)、村田直隆(東京報道部記者・野党担当)、音声編集:中富一史(販売部)
◆収録日:2026年7月10日
◆東京支社報道部
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◆収録スタジオ「N-Studio TENJIN」(福岡市)
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サマリー
特別国会の会期末が迫る中、与野党の対決が激化し、国会の審議が一時滞るという異例の事態が発生しました。野党議員が審議の場に姿を見せず、審議時間が空転する「空回し」と呼ばれる状態が衆議院の委員会で起きたのです。参議院でも審議日程が滞るなど、国会運営に大きな影響が出ました。本番組では、この国会空転の現場を取材した西日本新聞の記者たちが、その背景や当事者の思い、そして政治のあり方について語ります。野党が審議拒否という手段を取った理由には、法案撤回や集中審議の開催要求など、彼らなりの主張がありました。一方、与党側は数の力で押し切る姿勢を見せ、委員会を開くものの、野党の欠席により実質的な審議が行われないという状況が続きました。この国会空転に対し、記者は「政治とは住民の願いを叶えるために支援や話し合いを行うもの」という小学生のテストの回答を引用し、現在の国会の状況がその本質からずれていると指摘します。また、野党の審議拒否の背景には、議員定数削減法案への強い抵抗感があったことや、与党側が「誠実な環境」を壊しているという野党側の主張も紹介されます。最終的に、国会は会期末に向けて動き出しましたが、その過程で野党が定数削減法案の先送りという一定の成果を得た一方で、国民不在の政治のあり方への疑問も呈されました。