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西日本新聞Podcast
西日本新聞me Podcast
この番組は、西日本新聞が取材の裏側やニュース解説、福岡の街のあれやこれをお話しするPodcastです。
こんにちは、福岡のニュースアプリ西日本新聞meの横山です。
今回からがこのシリーズ、写真記者が振り返る2024の本番です。
ラジオには先週に引き続き、星野さんと佐藤さんに来てもらっています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今、ちょっと休憩時間帯も話してましたけど、今年2020年の正月っていうのは大変なスタートでしたよね。
そうですね。連日3日間とも会社でテレビを見ながら、これは本当の出来事なのかと疑うぐらいの毎日でしたね。
ちょうど1月1日から思い返すと、大体新聞の記者の仕事、写真記者の仕事は初詣からもうその1年の仕事が始まるんです。
今年は箱崎郡に午前10時頃に行って、そこでずらっと行列に並んでる写真を撮ったり、その場ではもう原稿も私が書いたので、
取材をして、今年2020年は平和な年になりますようにというような小さい子が言っていたので、そのコメントを原稿に入れたのも終えてるんですよね。
その後、会社に戻って少し落ち着いて、そろそろちょっと帰る仕方を確保しようかなと思ってたときに、テレビで緊急地震速報の音が鳴って、石川県の方でというようなことになりまして。
元旦でしたもんね。夕方だったんですね。
そうですね、夕方。ちょうど出番勤務というか、全員の記者が出ているわけではないので、タブー署の事件事項を扱うような記者と一緒にテレビを見ながらどうしようかと。
ただやっぱり石川とかだったら、ちょっと被害の前容もわかってない中ですぐに行くっていう判断もなかなか難しいところがありまして。
福岡に拠点がある西日本新聞としてどう報じるかってなったときに、やっぱりこの元旦にこの故郷に帰ろうと思っていても帰れない人たちが福岡空港にたくさんいると。
そうなるわけですね。
で、そこで記者と一緒に福岡空港にすぐ行って、混雑する帰れない人たちで、混雑する受付のカウンターであったりとかそういうところを通って回ったというような、もう1日の仕事でしたね。
だから福岡から石川とかあっちの方に帰ろうと、それこそお正月だからというのもあって、そういう人たちが結構たくさんおられたんですね。
そうですね。そこでもやっぱり記者の数がやっぱり元旦で出番勤務の人が足りてなかったので。
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新聞社ってそれこそそういう仕事なので土日も休みはみんなバラバラというかローテーションを組むからですね。
ただ正月は結構休んでる人多いですね。
それでやっぱりもう写真だけじゃなくて、取材もしてほしいというような上司からの指示もあったので、写真も撮りながら現地に帰れないという人の話をちょっと一つ一つとっていって、上司に送るというようなメールで送るというような作業をずっとしておりましたね。
そうがまず元旦の日ですよね。
はい。
で、やっとこさと思った2日の日は。
2日の朝はやっぱり前日あれだけ混乱状態だったので、次の日の朝がどうなっているのかというような写真もやっぱり必要になってくるので、朝からもう一度福岡空港に行きまして。
カウンターも全然混雑も解消されていて、ホテルに泊まれた方とかもいらっしゃったので混雑はなかったんですけれども。
そこでちょっと一段落というか、やっぱり現地では大変な方々がいらっしゃる中で、ちょっと2日会社に戻ったときに。
1日よりも福岡空港としては2日の方が落ち着いてたという言い方になるんですかね。
そうですね、落ち着いておりまして。
落ち着いて一息ついていた頃に、これも夕方6時ぐらいに羽田空港で日光機が炎上したというテレビで生中継という流れてきて、これ本当にどうしようかと。
もう一度これでまた帰れない、東京に帰れない人たちが混雑が福岡空港で起きると。
そうですよね。
だからあの時は千歳から羽田に着いた便があったんですかね。
その便に後ろから自衛隊の飛行機がという事故があった日です。それが2日ですもんね。
そうですね、とりあえずやっぱり今できることをと思って福岡空港に行ったらやっぱりもう大混乱というか。
もうちょっとみんなそのお客さんとか登場する人がどこに行けばいいのか、どこに相談したらいいのかっていうのがわからない状況だったので。
そこでも取材をしながら、人が足りてないので取材もしながら写真を撮るというような、それが2日でしたね。
福岡空港の広報の方と励まし合いながらみたいな。
そうですね、もうやっぱり事前にやっぱり福岡空港の取材をするときは広報担当の方に連絡をして許可を得てというのが正式な流れなんですけれども。
やっぱりもうこんな突発的に起きた2日間で、当日すいませんちょっと無理を言って許可をいただいてというようなことだったので。
2日のこの羽田空港の件で福岡空港に行ったときは、もう同じ広報担当の方からもうお互いやっぱりちょっと頑張っていきましょうねというような励まし合ったというのを覚えていますね。
これが2日目、これで今年の正月は終わらなかったんですよね。
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そうですね。
3日の日は。
3日はちょっとこの前日前々日の1日2日のことがあって、3日はちょうどUターンラッシュの取材を決めていたので、それで福岡空港に行ったんですけれども。
ようやく飛行機が飛んだというような、やっぱりそういうちょっと柔らかい表情だったり安堵の気持ちとかそういうものをやっぱりUターンラッシュの写真では意識して撮って回ってですね。
やっぱりそうやって家族ともう一回離れるけれども、ちょっとやっぱりようやく戻れるというような表情をされている方も多かったので、そういう方に許可を得ながら写真を撮って回っていましたね。
で、そこでもやっぱり一段落して夕方ぐらい、ちょっともう帰って翌日からちょっと休みだったので、明日の休みのためにちょっとゆっくりしようかなと思ったときにちょうど北九州の方の鳥町食堂街で火災が起きまして。
そうですよね。
そうですね。
これはもう本当に福岡のニュースということなので。
そうですね。
やっぱりちょっと現場にもうすぐに行かないといけないとなって、で、もう新幹線にバッと乗って現地に行ってというような。
で、そこで一番高いところを探して、もう火災のどの規模で火災が起きているのかというのを写真で撮り回ったというような仕事でしたね。
元旦から3日までは24年振り返ったら、やっぱりなかなか報道の現場という意味でも、日本列島という意味でも大変な幕開けだったってことですよね。
そうですね。
はい。
まあやっぱり実際、報道側としては実際に被害に遭われたりとか困っている方の大変さというのはもうすごく伝わるものであったので、やっぱり現場に行く側としても辛い幕開けだなというふうには思いましたね。
そうですね。
それこそ僕も佐藤デスクも北九州勤務があるんでですね。
鳥間ちゃん行ってましたよね。
行ってました。
おいしい店いくらでもあるんですよ。
そのちっちゃな通りの中にですね。
はい。
路地に入るとですね。
そうですね。
いろんな店が見打ちするぐらいにこんな店があるんだ。
おいしそうだなって。
そう。
だから。
行けたけりゃ楽しかった。
そう。
焼きうどん発祥の道、だるまうどんというところがあって、そこはね、場所を移して今五つ屋さんで営業されているようなんで。
一応そういう話も間に入れておきます。
そうですね。
ちょっと話題を変えましてですね。
春になりまして。
それこそ台本にはですね、ちょうど桜の写真を入れてるんですが、これは場所はどこですか。
これはですね、今年の春頃に開業した西鉄の桜並木駅。
桜並木駅、博多駅ですね。
そうですね。
そうですね。
で、ちょうど桜の満開宣言が出たときだったので、ちょうど今年のニュースということもあって、その満開のソメイヨシの撮影しに行ったというときの写真です。
なるほど。
やはり24年の春開業した桜並木駅に桜を取りに行くと。
はい。
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なかなかいいですよね。
そうですね。
いいですよね。
これは先輩の知識というかね、先輩からいただいた。
今年はこれやろうと。
そうですね。
雑諸の熊駅、福岡の人ばかり、雑諸の熊駅と香須賀丸駅の間にできた新しい駅ですよね。
はい。
で、取りに行きましたと。
そうですね。
ちょうど朝午前9時半頃に福岡関区気象台、おほり公園の近くにある気象台のその桜、ソメイヨシの標本木があるんですけど、そこでどれだけ咲いてるかということを見て、満開宣言というのが出る流れなんですけども。
そこの桜が満開だったら満開宣言なの?
そうですね。
はい、私も実際その9時半に行って、そこから現場に直行するというような始まりでしたね。
ここで雑諸デスクについていただいて、そうですね、いろいろお世話になったんですけれども。
現場でどういうことがあったのかというのは、満開のソメイヨシのが綺麗に一本、トンネルみたいになっているようなところだったんですよね。
すごく曇りではあったんですけれども、お客さんというか花見客ですごくにぎわっていたので、いろいろ撮影ポジションを探しながら、これちょっと奥行きだとか、この満開でにぎわっている人たちとかをちょっと意識して撮ろうと思ってですね、構えていたんですけれども。
手前にちょっと桜の花びらを置いて、ちょっと雰囲気を作ろうという意識。
そうですね、なってますよね。
して撮った写真ですよね。
で、これを撮って、他のもいろいろちょっとは撮っていたんですけれども、これを撮って、ちょっと個人的には家族連れもちょうど通ってくれて、笑顔満点だったので。
確かに、ちっちゃな子もちっちゃく、ちっちゃな子がちっちゃく撮ってるってことですね。
で、ちょっといいシーンが撮れたかなと思って、で、写真をこれ送って、で、会社に帰ろうと、タクシーに飛び乗ったというような場所だったんですよね。
そこで佐藤デスクから電話がかかってくるというようになるんですけれども。
昨日のことのように。
そうですね。
思い出しましたね。
その日、長官デスクで会社に着くなり、星野君がやる気満ち満ちで現場で撮って、写真、満開の写真を送りましたと。
出社前にメッセージが届いてたんで、楽しみにしたんですよね。
どんな綺麗な写真、やはり桜が満開だったら見に行きたいな、こんなスポットもあるんだと読者に喜んでもらえるような明るい紙面になるんじゃないのかなと楽しみにパソコンの画面で立ち上げたんですけれども。
最初見たときに、なんだこれ。
そうなんですね。
引っ掛けるのは構わないんですよ。
引っ掛けるのは構わないんだけども、手元の資料にある写真で言えばですね。
引っ掛けるものが全部桜で潰してしまってるんですよ。
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本来見せるべきこの奥行きだったりを、要するにこのフワフワ。
潰しちゃってるわけですよ。
言われてみれば。
いいなと思ったんですよ。
でも佐藤デスクに言われて分かりました。
そうですよね。
引っ掛けるのは構わないんですけども、例えば引っ掛けるんだったら空間、桜がないところにこのような桜、手前の桜で空間を潰して、
奥行きを桜のアーティ満開の部分を見せるべきところを彼の写真を見る限りでは成立しないんですよね。
引っ掛けすぎというか、奥行きすぎ。
奥行きすぎというか、本来見せるべきところを隠してどうするんだ。
そういうことですよね。
やばいと思って、これダメだからもう一回撮り直してくれるって聞いたら、もう会社の目の前に。
やってしまいましたね。
今佐藤さんが引っ掛けるって言ったのは、前の桜が少しぼけてて、それが写ってるんですよね。
それがある意味、良いバランスで手前がぼけてる写真が写ってるっていうのは良いんだけど、
大きすぎるし、でかすぎるし、確かに奥に本当に綺麗な桜があるはずのにそれが隠されてるってことになるんですね。
確かにそうです。
これを見て、綺麗だなって思ってくれる方はいると思うんですよ。
綺麗だなと思いましたよ、本当に。
ただし、やはり番人が見たいのは奥の満開になった桜の場面だと思う。
そこで本来なら時間もあったので、撮り直しというか、ここら辺をちょっと注意して、
もうちょっと絵を作ってくれないかという指示をしたかったんですが、
会社に戻ってきて。
もう目の前にいます。で、は?って。
これは言い訳のしようがない。
言い訳のしようがない。
ないですね。
そこで戻ってきた。すぐ。
まずはほうれん草をちゃんと仕上げる。
そこからですね。
写真以前の問題。
以前の問題だった。
ちょっとあんまり雲行きが怪しくなってきたので、こっちこっちにしておきましょうかね。
確かにそうですね。
一応ですね、フォローを入れるわけじゃないんですけども、
ちょっといまいちだった写真は、
当日の長官の一面の目次のところに小さく載ってましたよね。
インデックス使われてたんですか?
インデックス使われてました。
そうだったっけ?
そうです。
で、フォローすると4月3日の社会便にはですね、その日の。
これとは別の、これはさすがにプロが撮った写真だという親子の笑顔もちょっと見えるようなね、
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いい写真が使われておりますので。
ちなみにその写真、今も新聞は4月4日の分、今年の4月4日の分のあれですけど、
西日本新聞MEでまだちゃんと残って見れるようになってますんで、
良い方の写真をMEでは残しているという状況にありますので、
ぜひ見てください。
ぜひ見てください。
アイプラに記事のリンク貼っておきますんで。
よろしくお願いします。
今話題になったいまいちの写真じゃなくて、
良い方の写真がちゃんと掲載されておりますんで。
ということでございます。
エンディングです。
エンディングの前に一つお知らせをさせてください。
福岡のニュースアプリ、西日本新聞MEでは、
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どうぞよろしくお願いします。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
2人の写真を見たい、西日本新聞やこの番組を応援したいと思っていただける方、
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次回はフォークスの取材の話。
はい、フォークスの取材です。
次はエッグに褒められるのか、はたまたというところでお期待ください。
お期待ですね。
僕は期待してます。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。