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2026-01-16 14:48

64|【あな特チェック】大分・佐賀関の大火にまつわる誤情報

あなたの声が社会を変える。読者と記者がSNSでつながり、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発まで徹底調査し、あなたの「知りたい」にこたえるオンデマンド調査報道「あなたの特命取材班」(あな特)。「大分市佐賀関の大規模火災は国の〝スマートシティ計画〟が影響しているのでは」。あなたの特命取材班にこんな声が寄せられました。11月に発生し187棟を焼いた大火を巡っては、交流サイト(SNS)でもスマートシティとの関連を疑う投稿や、「DEW(指向性エネルギー兵器)で焼かれた」という内容が拡散しました。ファクトチェックの結果、これらは根拠のない誤りで、過去にも国内外で災害後に同様のデマが広がった例があります。記事に関わった報道センターの金澤デスクとともに、陰謀論について語りました。

◆出演:金沢皓介(報道センター記者/デスク)、黒田加那(MC/報道センター記者)/ 音声編集:中富一史(販売部)/ 映像編集:井上知哉(ビジネス開発部)、三笘真理子(me戦略担当)

◆収録日:2025年12月18日

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サマリー

大分市の佐賀の関地域で発生した大規模火災に関するデマの拡散とそれに対するファクトチェックについて議論されています。特に、スマートシティ計画との関連が疑われる投稿がSNS上で広まり、誤情報がどのように生成されるかについて、過去の事例と結びつけて考察されています。大分・佐賀関の大火に関連して、誤情報の拡散状況についてファクトチェックが行われています。具体的な時間におけるデマの影響や対策についても議論されています。

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西日本新聞Podcast
西日本新聞 あな特Podcast
このPodcastは、暮らしの疑問から地域の困り事、不正の告発など、あなたの知りたいに、西日本新聞の記者が答える調査報道、あなたの匿名取材班の番組です。
こんにちは、あなたの匿名取材班の黒田香菜です。そして、今週のゲストは、金沢浩介記者です。
こんにちは、金沢です。
今日は久しぶりに、【あな特ファクトチェック】の記事がテーマですが、金沢さん、これまでにもファクトチェックや誤情報の拡散にまつわる記事というのを結構取り組まれていると思うんですけれども。
そうですね。こういうふりがあると思って、自分がいつそういうのを書いたかなと見てみたら、今からするとかなり遠いなと思うんですけど、コロナのパンデミックになる前に、それこそデマが拡大してて、
その時ってまだ中国の武漢とかの辺で感染が広がった後に、今と全く状況が似てるというか、そういう状況になってますけど、
中国の人を止めるみたいなことがあった時に、クルーズ船の写真家なんかと一緒に、中国人が大量に来て、福岡終了のお知らせみたいな、そういうXの投稿があったりして、
それは実際、クルーズ船が止まってこなくなった後だって、前の画像を転用してたんですけど、そういうふうな感染症にまつわるデマが広がって、
その頃はまだ本当になったらどうしようみたいな恐怖と共に捉えられてたんですけど、その2ヶ月後ぐらいにはもう緊急事態宣言とかになって、
本当、コロナですごくファクトチェックの話とか、ご情報の話っていうのは今までと比べてすごく深刻な問題になったと思いますね。
最近では参院選でもファクトチェックの記事なんかを書きました。
ありがとうございます。コロナの時、本当にいろんなファクトチェックとか書きましたよね。
緑茶でコロナの時感染しないとか、その頃って金澤さん東京でしたっけ?
そうですね。初めは福岡にいたんですけど、そういうことは東京オリンピックが終わったぐらいの頃に東京に行きました。
やっぱり東京の、それでやっぱり当時は何度も緊急事態宣言出たら止まってて、
あの頃ってやっぱりデマを流してるんだけど、もちろん悪意してる人もたくさんいる一方で、やっぱり本当に不安でこれが信じられるかもしれない。
さっきのお茶なんかそうですけど、そういうのがいっぱいありましたね。
今だったらすごい遠い話な感じがしますけどね。
ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
大分市の火災とデマ
今回のエピソードは、11月に大分市の佐賀の関地域で発生した大規模火災にまつわるご情報についてファクトチェックした記事です。
火災の直後からSNSなどでは、国のスマートシティ計画との関連を疑う投稿などが拡散しました。
火災をめぐり拡散した画像に、大分市都市計画マスタープラン、スマートシティと書かれた佐賀の関地区の地図がありました。
これをもとに佐賀の関地区がスマートシティ候補地であるとして、火災は住民を追い出すための意図的なものという主張がSNS上などで拡散しました。
これはファクトチェックの結果、誤りであると分かりましたが、そもそもスマートシティというのは、もともとの意味はどういうのを指しているのでしょうか。
スマートシティという言葉自体は結構いろんな捉えられ方をされているんですけど、一応内閣府が定義をしていて、
これはホームページ上とかにもあるんですけれども、情報通信技術ICTを活用して住民の生活の質を高めながら地域の課題解決を図る都市ということで、
言ってしまえばこんなのあるとすごくいいよねっていう話なので、やっぱりそういう全国各地で導入が進んでますよね。
だから、いくつか事例がありますけれど、香川県の高松市なんかで、近隣の自治体の間でたくさんのデータを共有するためのプラットフォームを作るだとか、
スマホのアプリを使って運動や健康改善に取り組んだ市民にポイントを付与するキャンペーン、札幌市みたいなのもあって、これも内閣府の事例集にあるみたいですけれども、
今言ったことでも結構何でもありっちゃ何でもありだし、何となくやっぱりそういうICT技術を使ってみんなが便利になって、
それで市民の生活水準みたいにも高まればいいなみたいな、そういうふうな構想を指すような形になりますね。
そうですね。結構私も内閣府の事例集とか見たんですけれど、
割といろんなところがもう今、当然なんですけど、デジタル技術とかAIを使って地域の課題を解決できないかという取り組みというのは本当にいろいろやってるので、
言ってみたらどこでも結構こういうスマートシティ的な企画だったりとかっていうのをやっているなっていうのをすごく感じましたね。
誤情報の影響と過去の事例
そうですね。大分なんかもやっぱり都市計画スタートプランに掲載されていたもので、こう黒田さん取材されましたけど、
やっぱり今回の場合は実際にどうだったかというとちょっと違うと思うんですけど、取材してどんな感じでした?
そうですね。実際SNSでとても拡散していた画像っていうのは、市が2020年度に公表していた都市計画マスタープランというものに実際掲載されていたものと同じではあるんですけれども、
スマートシティっていう文言は実際のこの佐賀の関地区の構想をまとめた項目にはなくてですね、
おそらく後から意図的に付け加えたものではないかというところでした。
このマスタープランなんですけれども、そもそもこのマスタープランって何ぞやと思う方もおるかと思うので、
これが都市計画法というのに基づいてですね、各自治体、市町村だったり県だったり都道府県だったりが都市計画を策定するようにこう定められておりまして、
それに基づいて地域の実情に合わせた街づくりの指針のようなものを各自治体でまとめられているというものなので、
マスタープラン自体はどこにでも当然あるものなんですね。
この市にも確認したんですけれども、佐賀の関地区にスマートシティ関係の個別の計画はないというふうに明確に否定していました。
なんかあれですよね、空沢さんとよくそういうSNS関連の話をこういう場じゃなくても話することありますけど、またスマートシティかって正直感じでしたよね。
結構見るんですよね。記事でもあったんですけれども、過去の災害でもこの同様のデマがずっと出てきているというところでして、
多分最初がハワイになるんですかね。
2023年にアメリカハワイ州のマウイ島で大規模な山火事が発生しましたけれども、
この時にもこのスマートシティとの関連ですとか、DEWというんですかね、
指向性エネルギー兵器との関連を指摘する投稿というのが結構見られて、
もちろん現地のメディアであったり民間のファクトチェック機関が誤りだというふうに判定していますけれども、
この後も誤りとは指摘されたものの、やっぱり今回みたいな佐賀の関のことがあった時に、
ハワイの時の山火事の映像とか、ハワイのやつと同様だみたいな感じで引き合いに出されているのは結構見ましたよね。
なんか本当もう代表的な、その話を最初小川さんと取材しようとしてやってた時にも代表的な陰謀論だなというふうに正直自分では思ったんですけれども、
本当に東半島地震の時もやっぱりそういうお話がありましたし、今年の2月の岩手の大船渡の火事なんかで、
実際に岩手の大船渡なんかは実際スマートシティ構想自体は、実際スマートシティを建設しようとしているというふうなところでは正しいんだけど、
今回の佐賀の関場合はそもそもスマートシティの個別の計画すらないのに、スマートシティってことはわざわざ画像にそういう言葉を入れて結びつけているというより、
信じさせようとしている悪意みたいなのを感じる事案でしたね。本当にスマートシティみたいな陰謀論みたいな話って本当によく出てきていて、
その後の先月の終わりに熊本で震度5強を観測した地震の直後にもやっぱりスマートシティとの関連かみたいなことがあって、
最近また、今後放送されるのはまたあるかもしれないですけど、今ここでお話ししている12月の時点ですと、
最近青森県の東北沖で大きな地震がありましたけれども、その後も人工地震じゃないかと。
やっぱり地震予知みたいなXのところでやっぱりすごい多いなと思うんですけど、
あとはもう一つこれもにわかに信じられないですけど、熊のたたりだとか、熊が冬眠しなかったのは地震を知っていたとか、
そういう熊をいっぱい駆除したからそのたたりで地震が起きたとか、ちょっとやっぱりやや後頭向けな感じがしますよね。
よくこれも出てきますけど、やっぱ非常時にはパリックになりやすくて、デマが人に信じられやすいみたいなのがあって、
熊本地震は来年2026年、10年前、2016年になりますけれども、その時もやっぱり動物園のライオンが放たれたみたいな投稿がめちゃくちゃ拡散して、
あの頃は本当、自分でも本当かもしれないとか一生懸命取材した状況でしたけどね。
またちょっとあのこの頃とかコロナの頃と比べると、SNSの仕様もちょっと何て言うんですかね、
アテンションエコノミーじゃないですけれど、より閲覧数が多い方が得をするみたいなそういう仕組みがちょっと顕著になっている部分もあって、
誤情報の影響と環境
なんかそういうのもあって結構こういう意図的な文言をつけたりとかっていうのが、本当にそのなんか親切心でみんなに知らせたいみたいなものなのか、
こう審議はどうであれとにかく回数が閲覧数が回ればいいみたいなものなのか、どっちなのかなってちょっと思いましたけどね。
だんだんね、やっぱりそういう環境が悪化して、フィルターバブルとかね、そういう風によくね、そういう現象とかエコチェンバーとかそういう現象とかでよく説明されますけれどもね、
だんだんやっぱりまああのX見てて、昔はなんかね、そうやってちょっとまあ本当に心配してみたいな投稿っていうのもあったのかもしれないですけど、
今は主に逆にそういう悪意を持った投稿の方がすごく拡散してしまって、それが海外からのポストだったりするとかなんかいろんなこと言われてたりしますけれども、
やっぱり本当に災害時なんかやっぱりみんなでもやっぱり我々もね、すぐそこで何が起こっているんだろうってまずXで調べたりとかするんで、
やっぱりそういうところでやっぱり変なデマとかが出てくると非常に怖いですし、やっぱり不安ですよね、そういうのってのはね。
そうですね。ありがとうございます。特に災害の後にはこうしたご情報も出回りやすいということで注意が必要ですね。
そうですね。
こうしたファクトチェックに取り組んでいると、本当コロナの時もそうなんですけど、こうなんかもぐらたたきっていうか砂漠に水をこう撒くような霧がないなあっていう、
ちょっと正直疲れるような気持ちにもなるなあっていうふうに一番思うんですけど、金澤さんどうですか。
なんかやっぱり今回のチェックなんかも会社の同僚とかと話してたりすると、こんなこと信じんやろうじゃないですか、
なんかちょっとやっぱりこんなものをわざわざ検証する必要があるのかみたいなことってやっぱり言われたりとかするんですけど、
私自身11月にこのアナトクみたいなオンデマンド調査報道につながる地方紙の研究、勉強会があって神戸に行ったんですけど、
2024年の11月にやった兵庫県地理戦はデマとかご情報がすごく拡散して問題になりましたけれども、
実際そこで取材した神戸新聞の記者が後から振り返ってて、何がやっぱり一般の人たちがとって何が本当かわからないという声に向き合えなかったみたいな、
ことを言ってて、やっぱりそこでやっぱり新聞ってなかなかファクトチェックみたいな取り組みが十分じゃなくて、やっぱりその場でこれ間違ってるってわかってるんだけど、
わざわざそういうのを記事にしなくていいやだったりとか、公平性とかで記事にしないみたいなことがやっぱり多くて、
その記者はやっぱり記者がフェイクと知ってるなら記事を出さないといけないというふうに言ってたんですよね。
今回の話なんかもそうなんですけど、ちょっと調べれば明快に謝りだって言えるわけじゃないですか。
やっぱり今言ったものって言いがちというか、強い言葉を言う人だけが正しいみたいなふうになってるんで、
それはやっぱり我々としてはちゃんとしっかり根拠を示した上で、正すべきところを正すのが、
やっぱり今新聞とかオールドメディアとか言われてすぐ批判されてますけれども、
やっぱりそこに立ち向かうのが私たちの役割なんじゃないのかなというのを、今回黒田さんの記事なんかを見てても思いました。
ありがとうございます。信じないだろうと思いつつも、やっぱりそれだけ拡散されていると触れる人が多い、触れる回数が多いってことで、
ファクトチェックの重要性
なんとなく擦り込まれていって、また見たからやっぱりそうじゃないかみたいな気づき、変な気づきを得てしまうこともあるのかなと思ってですね。
やっぱり小さなことではあるんですけど、一つ一つファクトチェックというか、事実を伝えていくっていうのも大事なのかなと思いました。
それだけやっぱりね、蒸し返してしまうから、やっぱり何かあっても、さっきの黒田さんのハワイの話の質問ですけど、
これはもう垂らされているんだけど、前のお持ちらしい、やっぱりこれとそうじゃないかみたいなことになるから、やっぱりさっき言われたようにもぐらたたきでしかないんですけど、
やっぱり上書きすることを頑張ってやるしかないんでしょうね。なかなか大変だと思いますけどね。
ありがとうございます。今回は大分佐賀の関の火災にまつわるご情報のファクトチェックについてお伝えしました。金沢さんありがとうございました。
ありがとうございました。
今回の記事や金沢さんの記事は、西日本新聞とニュースアプリ西日本新聞MEでお読みいただけます。記事のリンクは概要欄に貼っています。
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