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2024-09-03 13:12

映画「きみの色」

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こんにちは、ninjinkunです。
今日は、週末に見てきた映画、「きみの色」の話をしようと思います。
これは、アニメの映画で、「けいおん」、「たまこマーケット」、「平家物語」のアニメを監督してきた、山田尚子監督の最新作ということで、
結構、宣伝もしてたので、わりと期待感も高かったかなと思います。
3人の、2人の女の子と1人の男の子がバンドを組んで、ひょんなことからバンドを組み、そして文化祭みたいなところで最後、歌って終わるっていう、非常にそれで聞くとシンプルなストーリーですけど。
そうですね、私は山田尚子監督の作品はチェックするようにしてますので、結構良かったんじゃないかなっていう、ちょっと濁した感じになってるのは、すげー良かったっていうところと、
あと、視聴した後の感触はいいんですけど、なんか変だなっていうところがいくつかあって、それでなんかですね、頭の中がこんがらかってるみたいな感じなんですよね。
なので、耳の色すごい良かったっていう人は別に聞かなくてもらってもいいんですけど、自分としてはなんでっていうところも、自分が何か見落としたのかなっていう感じなので、もし意見があったら聞かせて欲しいんですけど。
そうですね、良かったところは、やっぱりね、山田監督の映画って映像は、やっぱそうですね、芝居が繊細、感情の描き方が繊細なんですよね。
主人公たちが結構お互いに距離感を測りながら仲良くなっていく様とか、お互いのここには入らないでおこうみたいなふうに、ちょっと引いたりする様とかがすごい細かく描かれるので、
なんでしょうね、非常に重みというか厚みがある縁理になっているかなと思いますね。
あと映像表現としても、やっぱ結構面白いところがいくつかあって。
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まずパッと見ておって思ったのは、これ見てない人に全く伝わらないと思いますけど、主人公が憧れの女の子に声をかけるんですけど、その時に低い階段を登るシーンがあって、
ここの階段を登る時の体重移動が非常に細かく描かれていて、木製の階段を一歩一歩ギシギシって登っていく、すごい短いシーンなんですけど、ここの体重移動が描かれていて、
階段をね、登って人と同じレベルに立つっていうメタファーにはもちろんなってますし、単純に作画としてもいい芝居になってたかなと思うので、いいなって思いました。
あとはこれは結構パッと見でハッてすると思うんですけど、横に一本の青い線が引かれて、それが両線というか、地上と海と分ける線になって島みたいなものが立ち上がってくるっていうですね。
新しい島に行くシーンがあるんですけど、この導入の部分でいきなり横に筆みたいな線がシュッと引かれて、そこから島が立ち上がってくるみたいな印象的な結構アートっぽいシーンがあるんですけど、ここはすごいハッとしましたね。美しいなと思います。
あとね、やっぱり音楽ものなので、ライブのシーンにすごい気合が入っていて、最初ライブのシーン大丈夫かなって思ったんですけど、最後の3曲やるんですけど、3曲目ですごい盛り上がって終わるっていう形だったんで、3曲目は特に気合が入っててよかったですね。
なんか彼女たちね、すごい不思議な音楽をやってて、テクノに分類されるのかなと思うんですけど、主人公の女の子はキーボードを弾いていて、もう一人の女の子はギター・ボーカルなんですね。
で、男の子が、この子がちょっと電子楽器担当というか、最初いきなり劇中ではテレビを弾き始めるんですけど、テレビだけで行くのかなと思ったら、普通に他のシンセサイザーとかも弾けるし、後は編集もできるし、結構コンポーザーとして活躍する感じなので、
あとまあね、その打ち込みでリズム入れたりとか、そういうのも彼がやってるっぽく、そういうなんでしょうね、テクノと少しバンドサウンドが入ったような音楽になってて、私こういうジャンルはあんまり知らないんですけど、すごく独自の音楽世界で面白かったと思いますね。
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彼らの主人公たちのバックグラウンドがちゃんと反映された音楽になっていたし、それぞれ3人が曲を書いて持ち寄って、1人1曲あるんですよね、自分の作った曲が。それが最後に3曲とも流れるっていうのもすごい良かったなと思います。
で、えーと、これはですね、ここからはですね、よくわかんなかったパート、これも見てない人には全くわかんないと思うので、えー、はい、なんでしょう、あと好きな、この楽器が超良かったっていう人は聞かなくていいと思うんですけど、飛ばした方がいいと思うんですけど、あのー、まずですね、めちゃめちゃ細かいところなんですよ。
あのー、バンド名を決めるシーンがよくわかんなかった。
えーと、主人公が、えーと、アイスを食べながら、スーパーアイスクリームって言って、スーパーアイスクリームっていうバンド名どう?みたいなことを言って、いいねーみたいな雰囲気になったシーンはあったんですけど、その後、学祭に出てみたら、バンド名が違ってて、あのシーンなんだったんだ?ってなりましたね。
バンド名は、なんだっけ、なんとか猫、白猫あったかな、えー、あのー、主人公の一人の女の子が働いている風呂本屋の名前から取られてたんですけど、このバンド名に決まったシーンあったかなと思って、あの、混乱しましたね。
あのー、結構集中して見てたはずなんですけど、何か見落としたのかな?ちょっとね、わかんないですけど。
そう、それが、では一つ目のモヤモヤで、もう一つ目は、えっと、とですね、舞台が長崎県で、長崎市と、えっと、その向かいにある後藤列島の、あのー島が舞台で、そう、あの路面電車が走ってる街だったんで、最初路面電車って言ったらまあ、広島とか、あとは函館かなと思ったんですけど、
そう、だから結構途中まで広島だと思って見てたんですけど、あの、どうも、あの、長崎だったらしいですと。で、えっと、主人公たちは、えー、まあ、本土側というか、あの、この場合で言うと九州の方ですね。九州の、えー、本体の方にいる、えー、島の長崎市の方にいて、で、男の子が後藤列島の方に、えー、家があって、
で、その長崎市内まで高校に通ってると。で、えっと、週末になると、えー、彼らみんなで、えー、その彼が住んでる島の方に行って、そこの教会を借りて練習するっていう、こういう流れがあるんですね。なので、船で行き来するっていうのが一つあるんですけど、えっと、これもね、いやー、マジ見てないとわかんないな。あの、
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で、なので、船に乗って、その彼の方に会いに行くというシーンがあるんですけど、最後に、その、男の子が卒業してお医者さんになるために、多分大学に入るためにどこかの地方に行くというシーンで、それを、えー、それを見送るシーンがあるんですけど、あの、船でね、どっか行くんですよね。
で、これがね、で、船でどっかに行くのを、女の子2人が定房から見送るっていうシーンで、結構最後の方にあるんですけど、これが、なんでだっていうところがまずあります。なので、交通の関係で、あの、私は混乱してまして、えっと、まず、えっと、その男の子が自分の島から別の地域に船で行く。
まあ、だから、たぶん、ご当列島から行けるのっておそらく、えっと、船だったら普通に長崎市内だけかなと思うんですけど、もしかしたら福岡ぐらいに行けるのかもしれないですけど、えっと、まあ、それにしても、えっと、まず、その、だから見送る2人は、船でわざわざ彼の島まで行って、そこで見送っている。
でも、それだと、そう、結局彼は、たぶん1回長崎まで来た方が、えぇ、その後、新幹線なり飛行機なりに乗り換えやすいと思うんで、長崎市内まで来るはずだよなと思って、あの、なんで、島で2人がわざわざ見送りに行って、また島に帰るっていうのはなんか変だなっていう、だったら長崎で会えばよかろうと。
で、えっと、もう1つ可能性としては、長崎の港から、えぇ、どこかに行く。これの可能性がたぶん高いと思うんですけど、これもね、長崎の港から船でどっかに行くかっていう、ここがちょっと謎でしたね。
まず九州市内とか、えっと、大阪ぐらいまでは普通に電車で行くと思うんですよね。で、それ以外の地域だったら飛行機、飛行場、長崎ありますので飛行機に乗ると思うんで、なんだろうって、あの船のシーンは。
えー、どういう交通機関を使っていたのか、そしてなぜ2人は彼を、船を見送ったのかっていうですね、あのところで、いまいち整合性がわからずにもやもやしてるというので、えー、なんか全体の感触は良かったんだけど、そういうバンド名と、えー、その交通関係のですね、もやもやが頭に引っかかってしまって、
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なんか、手放しでめっちゃ良かったって言いづらいっていう、はい、もやもやになっております。まあね、こんなものを、あの、ご日記として、あの、聞いてもらったところで、特に、あの、皆さんに得るものないと思うんですけど、えー、まあもやもやしたよっていう記録として、えー、残しておこうかなと思います。
なんかね、あのー、いい映画だとは思ったんですけど、なんか脚本のレベルでおかしいような気がしたけど、でも脚本のこの吉田玲子さんは超ベテランだからこんなことあるかなーと思って、あのー、もしかして制作期間がやたら短かったのかとか、あのー、いろいろ謎の心配をしてますけど、えー、なんか、はい、まあ自分はもやもやする部分があったということですね。
はい、まあでもあの普通にこともよくできてる面白い映画でもあると思いますので、おすすめです。ありがとうございました。
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