1. 雑記噺
  2. 映画『トニー滝谷』感想。
2024-05-07 27:47

映画『トニー滝谷』感想。

00:03
はい、雑記噺です。連休明けましたね。 いつも通りの生活が戻りましたね。
僕は、 今日でやっと
4連勤が、バイトの4連勤が終わったので、 まだちょっとホッとしています。
と言いつつ、 ゼミの発表があったりするので、全然そんな
落ち着いて、みたいなことはできないんですけど。
授業も平日なんでね、いつも通りの
時間割に戻って、
今日は火曜日なんで、
今までもちょっと話してましたけど、 村上春樹の授業で、
村上春樹の授業というか、まあ村上春樹の作品を半年間通して、
勉強するというか、学んでいく講義だったんですけど、
今日はちょっとその授業のいつもとは違って、
映画を観まして、
トニー・タキタニーっていう作品、短編集?
短編集じゃないな、短編か。 短編を、
えっと、 まあもちろんあの村上春樹が書いた短編ですけど、
それが原作になっている映画を、
今日は 1時間かけてみました。
2005年に公開された 映画で、
俳優さん、出演されている人が、
主人公の名前がその 映画のタイトルにもなっているトニー・タキタニーっていう
男性なんですけど、それを一世尾形さんで、
ヒロインが、ヒロインの名前どうだったっけな? 原作だと、あの、
名前出てないんですよね。 あーっと、そっか。
このまえいこだっけ? っていう映画の中では、
03:04
あの、 名前がついているんですけど、
そのこのまえいこっていう ヒロイン。
えっと、 トニー・タキタニーの奥さん、
になる人が、
えっと、宮沢理恵さん。 で、あと、
ナレーションが、 ずっと入るんですけど、
そのナレーションを、 西島秀俊さんが担当されてて、
っていう、多分、
話題になったのかどうかわかんないけど、 でも、
まあ誰でも知ってるような、 人が、
俳優さんが出演されててっていう、 作品で。
映画の制作会社が、
あんまり、 馴染みのないところだったんですけど、
でも、あの、すごいのが、音楽も、あの、 坂本隆一さんが担当されていたりして、
っていう風で、なんだろう、 まあ、言い方は悪いですけど、思ったより豪華というか、
そういう、まあキャスト陣と制作陣とっていう風で、 で、作られている映画でした。
ざっくりあらすじを言うと、
まあ、トニー・タキタニーっていう一人の、 男性がいて、
で、その男性と、その、
さっき言った、宮沢理恵さん演じる、 ヒロイン。
宮沢さんになる人と、あとその、 トニー・タキタニーのお父さんとの、
その、繋がりというか、
そういう、 そこがメインになってくるんですけど、
そのトニー・タキタニーっていう人が、 結構、
機械的な人間って言ってしまっていいのかな。
芸術大学に通っていたけど、 でもそういう芸術の、
とか、独創性みたいなのが、
分からない、
っていう人で、
で、その大学卒業してからは、
あの、デザイナーっていう風で、 主に機械のデザインを担当したりする人で、
06:01
で、
そういう、メカとか機械の絵を描くのは、 すごい得意っていう風で、
まあそれを、大学卒業してからも、 その自分の職業として、
それで、飯食っていくっていう感じの人なんですけど、
で、その人のお父さんが、
えっと、
タキタニー・ショー・ザ・ブローっていう人なんですけど、 その人が、その人は、えっと、
んーと、 ジャズプレイヤーか、
トロンボン奏者で、で、主にジャズを、
主にっていうか、ジャズ専門の人で、 で、世界中を、
あのー、演奏するために回ってるような、 かなり名の知れたプレイヤーで、
で、えっと、
で、お母さんは、えっとその、 トニー・タキタニーを産んですぐに、
亡くしていて、 っていう風で、
まあ、あのー、そのお父さんと、 お父さんのショー・ザ・ブローと、
えっと、トニーは、なんだろう、
幼少期はもう、あのー、 ほとんど、
一緒に過ごすことはなかったというか、 だからトニーも、
その一人で、基本一人でいることは、
うんと、普通というか、 家でも、学校でも、という風で、
で、そこから、
大学生になって、社会人になって、
で、うんと、
自分のアトリエを持って、っていう風で、 順調だった時に、そのー、
宮沢リエさん演じる、 ヒロインに一目惚れをして、
恋に落ちたんだけど、
そのヒロインは、
とても綺麗な人で、 結婚して、奥さんになって、
で、家事も、なんでもこなす人で、
なんだろう、日の落ちどころがない人、 みたいな人だけど、
すごい服を買う、洋服を買う人で、
で、もう、あのー、だんだん、
家に服が溜まっていくから、最終的に、
もう、部屋の一室を、 衣装部屋にしなきゃいけないくらい、
09:02
服も、靴も、 あとアクセサリーとかも、かな、っていう風で、
もうなんか、なんでも買っちゃう、 っていう人だったんですけど、
まあ、で、 そこが唯一気になるところというか、
で、そこからいろいろあって、 で、その奥さんが亡くなってしまって、
で、あのー、その穴を、 心の穴を埋めるために、
また、トニーが、そのー、 今度は奥さんに似た体型の人、
を、似た体型の女性を探して、 その女性に奥さんの、まあ、遺品である洋服を、
着てもらって、で、えっと、まあ、 自分の事務所の仕事をしてもらおうとしていた。
で、結局その話は、なくなったり、
あと、その数年後だったかな、 数年後に、お父さんも亡くなったので、
ショーザブローも亡くなったんで、 で、だから、その遺品、
楽器とか、あとレコードをすごい集めていたんで、 レコード集めたとか、集めてたレコードとかも、
なんか、どうしようみたいな。 なんか完全に最後は、
トニー一人を残されちゃったみたいな。 割と、なんだろうな、ちょっと物悲しいような話だったりはするんですけど、
映画もどっちかっていうと、なんか、あの、 言ってしまえば単調な感じで、
別になんかアクションがあるわけでもなく、 あの、ファンタジーの話でもないんで、
本当にその、トニー・タキタニーの 人生の一部を切り取ったっていう、
感じの映画なんで、 もう、なんか、話は淡々と進んでいく感じ。
原作も本当にそんな感じだったんですけど、 っていうふうで、
事前に原作を読んで、
で、今日、 映画を実際に見てきたんですけど、
12:01
なんか、原作読んでた時はすごい、 最初に言ったように、
なんか、トニー・タキタニーっていう人は、 すごい機械的な人なんだなーっていうか、
あんまり感情とかを、
表に出さないというよりは、 なんか、持ってないみたいな。
そういう感じの人で、
なんか、そういう人が、 初めて、
そういう恋に落ちてとかっていう、 感情を持って気づいて、
で、気づいたんだけど、
それが、 また、
なくなってしまって、っていう、 なんか、
その、トニー・タキタニーっていう人の、 その、
人生の、なんかの、 花だった部分を、
覗いてるような感じだったんですけど、
なんか、そもそものその、 トニー・タキタニーっていう人の人間性みたいな、
なんか、そこが原作と映画で全然違うなーっていうのは、 すごい感じました。
実際に人間が演じてるから、 その、なんだろう、もともとある人間味っていうのは、
あると思うんですけど、
で、そこに、その、 映画の本編の、
終盤にかかるところで、 その、
トニー・タキタニーがつまらない人間だなって、 言われるシーンがあるんですけど、
なんか、個人的にはつまらないっていうよりは、 初めて、その、
実際の人間が、 演じている、
まあ、トニー・タキタニーっていう人が、 ちゃんと実在していて、
っていうのを、
見た、 個人的に見たことによって、なんか、やっとごく普通の人間になったなっていう、
15:00
感覚で、 だから、なんだろう、
でもそれが、 つまらないっていうわけではないというか、
なんか、つまらない人間っていうわけではないんだけどっていう、
なんか、そこの原稿化がちょっと難しいですけど、
っていう感じですかね。 あとは、
基本的に、もう、あの、話の流れは、 原作に沿ってっていう風で、
えっと、 最初に言ったように、ナレーションで、あの西島さんが、
ナレーションで、 で、本当に原作の、あの、文章を読んでいく。
で、たまに、あの、 実際に演じている人たちが、
同じように、その原作のセリフというかを、
あの、 まあ、あのセリフとして、話、喋っていたりとかっていう感じで、
ちょっと変わった 演出があったりするんですけど、
エンディングだけ、なんか全然違うんですよね。 原作だと、
その、まあ、奥さんも亡くして、 で、
あの、お父さんも亡くしてっていうので、
その、 彼らの遺品も、
えっと、全部処分しちゃうんで、 えっと、奥さんだと洋服だし、
お父さんだとレコードとか楽器とか、 そういうのを全部、
処分して、で、 なんだろう、今までそういう、
繋がってたものとか、 あと、
まあ、あの、彼らの、その、 が生きていたっていう証拠、
になるものを、
完全に自分の手から手放したことによって、 なんだろう、もう、あの、
文字通りの孤独みたいな、 孤独になりました、みたいな、
感じで終わるんですけど、
でも、 映画だと、それが、
また、その、トニー・タキタニーが自分から、
繋がりを、 求めるんですよね。
18:02
うんと、 さっきあらすじでちょっと話したけど、
奥さんを亡くしてから、その、奥さんの服が着れる女性を探すっていうところで、
で、まあ実際にその募集して、で、面接も受けてもらって、 で、一人決まるんですよ。本当に、
あの、 キャストも、
あの、宮沢さんが、 一人二役みたいな感じで、
奥さんと、あと、その、
面接に来た人、みたいな感じで一人二役で、 演じるんですけど、
結局、そのトニー・タキタニーは、 応募して面接までして、で、採用っていう風にしたんだけど、
その日で、やめちゃって、やっぱごめんっていう風で、 あの、この話はなかったことにします、っていうので、
あの、 そんな話はなかったことにするんですけど、
その後また、 あの、
電話をかける、本当に最後のシーンで、 その女性に電話をかけるんですよ。
電話をかけるシーンで終わるんですけど、 だから、
その、さっき花って言いましたけど、 人生の花だった部分をって言いましたけど、
原作だと、花が咲いて、
そっから、潮れて、 終わるっていう感じだったのが、
なんか、映画だと、その花が、 潮れて、でまたそっから、
活するっていうよりは、なんだろう、 花って、枯れた後に、あの、
実を作るじゃないですか。 だからその、今度は実を作ろうとしてる感じがしたなぁ、
って、見ていて思いました。 その、原作の、その、さっきのナレーションのっていう話もしましたけど、
そのナレーションも、あの、
原作の順番とは、 変わっているところとかあったりしたんで、
それも意図的だと思うんですけど、
感じで、また、 違う印象というか、
21:08
そうだなぁ。 話全体の印象が違うっていうよりは、
トニー・タキタニーっていう人の印象が全然違うっていう方が、
合ってるかな。 なんかそういう感じがしました。
あとは、 その、あの、見終わった後に、
その講義の担当の先生がちょっと話してくれたんですけど、 その、トニー・タキタニーの事務所兼アトリエみたいな、
建物の描写が、
何回か出てくるんですけど、 あそこが、
そのアトリエは、
部屋を作るんじゃなくて、部屋の柱と、
壁を、あの、壁というかパネルだけを置いて、 で、色も白で、あの、
すごいシンプルな部屋っていう感じだったんですけど、 それで、あの、
撮影してたみたいで、 だから結構画面の真ん中に、
街の風景が見えて、 開放的な感じがして、
で、なんだろう、 新鮮な感じはすごいしましたね。
あと、そうだな、なんか、人を、
人を正面から撮るんじゃなくて、背中側から撮るとか、 そういう、
うーんと、 アングルか、アングルの、
アングルがちょっと、他の映画とかドラマとかでは あんまり見ないようなアングルを使っていたりとかして、
単調だけど、 そんな、あの、
話の流れは単調だけど、でも映像は、 あの、
興味深いというか、 そういう感じでしたね。
そうですね、あと、 思い出しながら喋ってるんで、話が前後して申し訳ないんですけど、
24:02
その、さっき言った映画の方だと、 えっと、
最後に、また、その、面接に来た女の人と、 繋がろうとしているという話をしたと思うんですけど、
うーんと、
結局もう異品は全部捨てて、そのままなんですけど、 庭で、
その、お父さんが持ってた、 レコードの、
あれは、なんだっけな、えっと、 カバーじゃないけど、
あ、手紙とかだったかな。 あと、
お父さん宛にもらった手紙、 で、お父さんが保管してたものとか、
っていう、お父さんにまつわるもの、 と一緒に、あの、
その、 まあ、奥さんのも入っているのかな。
それと一緒に、その、面接に来た人たちの、 その履歴書とかも、
全部捨てるんですよ。 っていう描写があって、
本当に、 全部、
まあ、ものとしては、 もう、自分で、あの、
手放そうとして、 たのに、
やっぱり忘れられないっていうか、 そこの、心情みたいなのは、
なんか、どういう、 変わり、変化が、
あったんだろうなーっていうのは、 気になったりしましたね。
っていう感じで、 25分以上、喋ってしまいましたけど、
こんな感じで、 あの、感想を、
はい、喋りました。 今、配信で見れるのか、ちょっと分かんないですけど、
なんか、UNEXTとかで会っても、 良さそうな気はしますけど。
気になったら、あの、原作も、 原作は、えっと、なんか、
ショートバージョンとロングバージョン。 ロングバージョンというか、えっと、
まあ、ロングバージョンの方が、 えーと、まあ、レギュラーの長さで、
で、それを、えっと、ショートにしたものの、 2つがあるみたいなので、
まあ、ショートバージョンから入ってみても 全然良いと思うんで、
27:00
もし良かったら、読んでみてください。 あの、短編なんで、
あのー、本当に、すぐ、1時間も、 あのー、あったら、すぐ、
読めちゃうくらいなんで、 なんか、興味を持ってくれたら、
嬉しいなって思います。
はい。 では、今日はここまでにしようと思います。
長々と聞いていただき、ありがとうございました。 また、
更新しますので、聞いてもらえると嬉しいです。
はい。今日も1日お疲れ様でした。 それでは。
27:47

コメント

スクロール