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2025-10-26 08:41

小説「ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林」

サマリー

小説『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』には、中国の作家による3つの物語が収められています。特に「森の中の林」に登場する信用という街の描写や、現代と過去を交錯させたストーリーテリングが印象的です。

小説の紹介
こんにちは、ninjinkunです。
最近小説を読みまして、提出、中国読みだとジョン・ジーカさんという人の
「ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林」という3つの小説が入った本を借りてきて読みました。
中国の方の小説で、これは私が聞いているアフターシックスジャンクション2の中で、毎年翻訳大賞という賞のですね、
先行員の人たちが、この賞の解説とか、今年はこれが来てますとか、あとさらに受賞が決まったら、
それについてもね、おじさん翻訳した人とかが話してくれるっていう、結構ラジオの番組がその賞を応援していて、
その関係で毎年翻訳大賞のニュースが入ってくるんですけど、その今年の翻訳大賞に選ばれた2冊のうちの1冊ということで、
どんなものかなと思って読んでみました。
まず、3つの小説のタイトルがそのままタイトルに使われてて、この中にモンテカルロ食人記っていうのが入っててですね、
私はコンピューターエンジニア、サイエンティストという方じゃないかけど、プログラミングとかをしてますんで、
モンテカルロと言われると、モンテカルロ法という乱数を使ったシミュレーションとかで使うような、
これで開発したんだっけ?スタニアフラン?ちょっと忘れました。
とにかくそう、モンテカルロ法というのが思い浮かぶんですけど、
なので、モンテカルロ食人記って何だろうなってずっと思って楽しみにしたんですけど、
結果としてモンテカルロ法とは全く関係なくて、ヨーロッパのモンテカルロの名前を取った中国の中の
モンテカルロというレストランの舞台の話っていう感じだったんで、そこは片透かしだったんですけど、
本自体は結構楽しく読めて、最初のハリネズミが結構面白くて、
これは結構ね、この中国の東北地方の新陽って街が全部の3ペンとの舞台なんですけど、
そこのね、結構東北地方には割とシャーマニズムみたいな信仰が少し残ってるらしくて、
そういうものが少しフィーチャーされてる話で、これは面白かったし、
モンテカルロ食人記はちょっと片透かしを食らった分、少し短かったのもあってあんまりピンとこなかったんですけど、
最後の森の中の林が、これが一番長いんですけど、
モンテカルロ食人記まで読んで少しテンション下がってたんで、最後のやつ一番長いし、
大丈夫かなと思ってちょっと不安になりながら読んでみたら、これが結果的に一番面白かったですね。
最後の森の中の林は、血縁関係にある、ない人もいるか、
3人の視点で順番に時代毎に話が語られていくっていう、
最初に語った人の、これが今より少しだけ前の人、
その人の義理のお父さんになる人が次の主人公で、最後にみたいな感じで、
そういう視点が入れ替わっていく話なんで、章が変わるごとに、
これ誰だっていうところから始まって、これはあの人とのあれかみたいな感じで、
その関係性を把握してからは結構立体的に見れるようになっていくんで、
これ面白いなっていう感じでしたね。
最後のこの章の中では、いきなり最後の主人公は現代に生きてるんで、
結構動画サイトで稼いでたりとか、
あとは日本に来て名古屋に住んでる高校時代の同級生の家に泊まり込んだりとかね、
それで最後に東京から自分の住んでる信用に帰っていくところが最後のシーンなんですけど、
結構日本のことも取り上げられたりしてて、
なかなかそれでいてやっぱり中国が結局舞台ではあるので、
森の中の林の展開
結構どっちの味わいもあるっていうか、日本の味わいもあるし、中国の味わいもあるし、面白いなと思って。
信用ってところは結構全部の話の舞台になってるんで、
ここが東北最大の都市らしいんですけど、
でも北京とか上海とは違って最大の都市ではないし、政治の中心でもないから、
なんとなく自分の出身地は名古屋みたいなもんかなっていう風に思ってて、
そういう地域の大都市の雰囲気みたいなもんって、
自分は生まれ育ったからなんとなくわかるなっていう感じで見てたし、
基本なんでもあるんだけど、なんか違うではないんだよねっていう感じが上手く出ててよかったし、
結構そこに縛られてる人たちの話でもあるんで、そういうのもわかるなっていう感じですね。
だし、できる人たちは、同級生で勉強ができる人たちは、
例えば北京とかの方に出て行ってしまうみたいなね、そういう感じもあって、
なかなか面白いなと思いましたね。
でも実際調べてみたら、この信用は人口が800万人もいるらしくて、
これ全然大阪よりも大きいですね。
なんでさすが中国という感じで、規模が自分が思ってるやつの2、3倍ぐらいありました。
名古屋の人口300万人ぐらいだもんね、確かね。
という感じで、なかなか完全に純文学なんで、
オチで何か解決したりするわけじゃないですけど、
自分はこういう話結構好きなんで、読めてよかったなと思いましたね。
この提出さんはだいぶ若い人みたいなんで、
今後も作品を追っていきたいなという感じがします。
しかもこの人ね、自分で今映画を監督してるらしくて、
この最初のハリネズミはすでに映画化されてて、
これは日本で見れるのかな、わかんないですけど、
これの脚本もこの人が担当してると。
さらにこの森の中の林、この最後のタイトルに入ってるやつが、
今この人が自身が監督していて、映画化の制作中らしいんで、
すごいなっていう、もともと脚本とかの勉強をした人らしいんで、
自分で映画まで作ってしまうっていうことができる。
自分で原作も書いて映画も作れるって、すごいなっていう感じなんで、
ちょっと見る方法があったら、ぜひこの映画化も見てみたいなと思いますね。
森の中の最初は面白かった、本当に。
という感じで、なかなか小説普段そんなにいっぱい読む方じゃないですけど、
たまにこうやって読んでみると面白いなと思いますし、
中国の小説も多分、それこそ3体ぐらいしか読んでない気がするから、
ケンリュウが中国出身かもしれないけど、それぐらいかな。
なので、なかなかこういう人が中国からできてるってのも面白いなというので、
今後も注目していこうかなと思います。
それではありがとうございました。
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