サマリー
パナソニック汐留美術館で行われている「ウィーン・スタイル ビーダーマイヤーと世紀末」展では、ウィーンで人気を博したビーダーマイヤーのスタイルが、デザインを通して市民階級の生活を表現しています。
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こんにちは、ninjinkunです。
これは先月ぐらいに行って喋ってなかった、また美術館について記録のために喋っておこうと思うんですけど、
ビーダーマイヤーの展示
パナソニック汐留美術館という、パナソニックがやっている美術館の中でやっているウィーン・スタイルビーダーマイヤーと世紀末展に行ってきました。
サブタイトルが、生活のデザインウィーン劇場都市頼りということで、ウィーンで流行していたビーダーマイヤーというスタイル。
ビーダーマイヤーというのは、典型的なドイツ人とかオーストリア人の名前みたいなことらしくて、
非常に市民階級のスタイルということで流行した、いろいろ剃り落としたり、結構モダンなデザインのスタイルが、
特に中3階級が力をつけてきた18世紀あたりから盛り上がったらしくて、
そのスタイルをさらに18世紀後半から19世紀にかけて、もう一回リバイバルして流行ったという、そういう展示が行われていました。
なので、展示されているものは結構生活用品がほとんどで、椅子とか食器とかグラスとか、そういうものが多かったですね。
私はこのビーダーマイヤーという様式のことも知らなかったし、フランスの方ではアールデコとかアールヌーボーとかそういうスタイルが流行ったのは知っているんですけど、
こっちのウィーンでそういうスタイルが別であったということは知らなかったので、これはとても面白かったですね。
その中でもウィーン工房という人たちがいて、この集団がかなりいろんなものをデザインしまくって、このウィーン工房の作品がすごくたくさん展示されていたんですけど、
ヨーゼフ・ホフマンという人ともう一人が始めた工房で、
基本的には手作業だけど、市民階級のための市民階級のデザイン意識をアップデートするというようなことをどうも拡作していたようで、
なのでそんなに高価ではないけど、手作りだから安くはないんでしょうけど、ある程度手に入りやすいもので、しかも家中でそれを使うことによって家の中をとてもモダンにできますよという試みだったようで、
私の解釈というか勝手な考えでは、今でいう無印良品みたいなことなのかなと思いました。
もちろん無印良品はもっとさらに安価な製品をいっぱい作ってますんで、当時の手製の家具とか、手製の職人技術に頼った様々な家具や調動品とは全然違うんですけど、
市民の生活、市民の実際使うもののデザインをアップデートして、生活をさらに豊かなものにしようという意識自体は割と通じてるんじゃないかなと思ったんで、
なるほど、これがウィーンの無印良品かと思って見てましたね。
本当にあらゆるものを作ってました。
カトラリーから初期から家具、そして家の内装とかまでやってて、すごいなと思いましたね。
展示の内容と入場について
というのが12月17日までやってますんで、パンソニック塩泊美術館、なかなかいい展示をやるなと思いましたね。
写真撮影禁止だったのがちょっと惜しまれるところですけど、
という感じで、ここは入場料1500円のところがなんと2500円のミュージアムパスであればミュージアムパスだけで入れるというね、
これまたグループミュージアムパスの進化が発揮されたところでございました。
銀器とかグラスとかすごい美しいものがいっぱいあったんで、今でも全然通じるようなデザインのものもいっぱいあって、
こういう物が好きな人は結構楽しめるんじゃないかなと思います。
それではありがとうございました。
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