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1歳か2歳の頃なんですけど、電車が好きで、ちっちゃい鉄道模型のようなものを親に買ってもらって、線路は買ってもらえなかったから、
車両があったら線路も欲しくなるじゃないですか。よくやってたのが、窓の差し。
網戸と窓ガラスの間のくぼみがいい感じに幅が一緒だったから、そこに車両を並べて遊んでるっていう記憶ですね。
たまに洗濯物を取り込んでるお母さんが踏んで絶叫するとか、それも今となってはという感じです。
学生になって、自分でお金が使えるようになったら、レールも買い始めて、今もたまにですけど、新しい模型も買ったりしてます。
遊び。
それで言うと、積み木遊びなんですけど、ディズニーランドにジャングルクルーズっていうアトラクションがあって、船で密林の中を探検していくっていうアトラクションなんですけど、
それがすごく好きで、家で細長い積み木をいっぱいレール状につなげて、直方体の積み木を船に見立ててずっと遊んでましたね。
そう考えると、乗り物を走らせるのが昔から好きだったのかもしれないですね。
僕、今大学で建築やってるんですけど、物を組み立てたり、ある物を別の物に見立てる視点とか、そこで作られたのかなと思いますね。
そうだな、お風呂。
お風呂とかトイレとか、ある程度狭くて一人になれる空間がすごく好きですね。
だから、電話ボックスの中とか、最近だとテレワーク用の駅に一人用のテレワークスペースあるじゃないですか。
あんま広すぎるよりはちょっと狭い方が好きですね。
お化け的な体験か。
家で寝てて電気消してしばらくしたら、電気が豆球に戻った時があって。
そうです、そうです。こう引っ張ってカチカチ消すタイプのやつなんですけど、
だいたい一番明るい、ちょっと暗い、豆球、暗いの順番で消えていくじゃないですか。
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だから、暗いから豆球に戻ることは回路上本来はないんですけど、
それになって、それはすごい怖かったのを覚えてますね。
繰り返し見るような夢。
基本的に何かに追われる夢が多いんですけど、
多分学生で締め切りとか、いろんなものに生活が追われているから。
追ってくるものは様々なんですけど、
象とかギャングとか、ひどいのがスタンカーメンのマスクが
扉をバーンと開けてどんどん追ってくるっていうめちゃめちゃ怖い夢を。
そうです、古代エジプトのマスクがファーって近づいてくる悪夢ですね。
スタンカーメンを毎日見るわけではないですけど、追われる夢をよく見ます。
おすすめ。
昔から、これジャンルは何でもいいんですか?
本で言うとハリーポッターがとても好きです。
小学1年生くらいから、3年生くらいから読んでいて、
家に全巻セットで揃っています。
映画も全部見たし、今も見返しますね。
映画で言うと、洋画を見る機会が多いんですけど、
グリーンマイルっていう映画があって、
トム・ハンクスが主演をやっているんですけど、
そのトム・ハンクスの主人公が刑務所の刑務官で、
ある黒人の囚人が集団されてくるんですが、
その黒人の囚人が実は超能力みたいなものを使って、
怪我を治したりできるんですよね。
明らかにその黒人は演技をしているんですけど、
明らかにその黒人は冤罪で死刑になっているんですけど、
それを取り巻くハートフルなお話ですね。
そうですそうです、フランク・ダラボン監督がそうなんです。
これはおすすめですね。
マイブーム。
古本屋さんの巡りですかね。
どうしても欲しい本を見つけると脊髄反射で買ってしまうんですけど、
宝探し的な側面もあると思うんですよ。
今逃したら絶対にもう合わないだろうみたいな、
そういうものは多いんですけど。
おすすめの古本屋さんは、この前伊勢に行ったときに、
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ポランっていう名前の古本屋さんがあって、
そこはすごくよかったですね。品ぞれもいいし、
貴重な本がいっぱいありました。
あとは京都の市城寺にマヤルカ古書店っていうのがあって、
そこもアート系の本とかオカルトチックな、
あんまり見ないような本も多くておすすめですね。
市城寺でいうと経文社書店がすごく有名、
あそこは一回行ってみるといいと思います。
そんなところですかね。ありがとうございます。
3点からいいですか。
いくつかあるんですけど、
まず紹介したいのは、
民芸の100年っていう展覧会の図録。
これは柳総越っていう陶芸家なのかな、
民芸作家さんがだいたい90年前ぐらいに生誕して、
もう亡くなってるんですけど、
柳総越とそれを取り巻いた作家さん、
河合勘次郎とか、
その一連の民芸運動の流れをまとめた展覧会で、
この図録のすごいのが、背拍子がないんですよ。
背拍子がなくて、
声で説明するのが難しいんですけど、
普通本って背拍子があるから、
開くと真ん中がどんどん奥に、
なんていうんですかね。
人の人っていう感じみたいに、
どんどんページがすぼまっていくのが分かります?
だから、こうなって奥に、
こう奥に吸い込まれていくから、
真ん中で接着されている部分は、
あんまり読めないことが多いんですけど、
それは背拍子が想定でされていないので、
それぞれのページがちゃんと平面として見開いてくれる。
民芸運動っていうのが、
日用品の中に美的感覚を見出すっていう、
大まかに言うとそういう考えなんですけど、
本としての美しさと使い方が共存している。
まさに民芸運動の図録だなっていう感動はありましたね。
が、まず一つ目です。
二つ目が、これは去年の暮れぐらいに、
まだやっているのかな、
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東京の国立近代美術館でやっていた大竹新郎展っていう、
大竹新郎の大開庫展の図録です。
この図録もすごいのが、
本じゃないんですよ、図録が。
大竹新郎は作品数がめちゃくちゃ多くて、
大竹新郎展でも500点展示されてたんですけど、
結構彼はコラージュ的に物を作る人で、
キャンバスに板の端材とか段ボールとかその他もろもろ、
どんどんペタペタ貼っていって、
すごい情報量の多い物を作る作家さんなんですよ。
その図録が、新聞紙あるじゃないですか、
新聞紙サイズの紙に作品が載っていて、
それが展覧会の章ごとに7冊、
だから新聞紙が7部入っているっていう図録。
これはおそらく書店では取り扱いされないだろうということで、
即買ったんですけど、
見開くと新聞紙の見開きのサイズになって、
その分もろい、すぐ破れるし、
でも大竹新郎がそれを良しとしているっていうのも、
また図録の新しい形なんじゃないかなって思いました。
その書籍以外っていうので言うと、
森美術館でやっていたチンポム展、
チンポムって現代アーティスト集団がいるんですけど、
その図録はレコード形式で、本がやっぱりついていなくて、
しかもそのチンポムの図録はボリューム1とボリューム2があって、
ボリューム2はこの録音の段階ではまだ出てないはずなんですけど、
ボリューム1は展覧会が始まる前の設営の記録とかを、
LP版で録音していて、
ボリューム2はその展覧会中の様子を録音してまた出るらしい。
チンポムっていうのが作品を作るっていうよりは、
もっと活動に重きを置いていて、
有名なのだと広島の上空にピカっていう文字を
広島で書いた事件。
結構ラジカルな作品を作る人で、
チンポム展も美術館の中に足場を組んで、
無理やり2階建てにしちゃったんですよ、チンポムは。
下の層と上の層があって、
上の層がコンクリートの道路になっていて、
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そうすると下が、本来地上だったものが地下になって、
その地上ではチンポムが道路上のマナーみたいなものを
展覧会中にどんどん決めていって、
落書きはしていいけど、寝そべっちゃダメみたいな、
いろいろ決めて、
その展覧会中に道がどんどんアップデートされていくっていう様子とかが、
またレコードで出るらしいですね。
そうですね。
やっぱりデジタルが普及していて、
作品のデータだけだったら、
スマートフォンとかパソコンで見れる時代なので、
その中であえて物質的にものを作るっていう意味。
ちょうど僕らもジーンとか作ってますけど、
物質的な良さっていうものを追求した図録は見てて、
触ってて楽しいですね。
大竹新郎は多分10年前ぐらいにも、
東京都立現代美術館で開古展をしてるんですけど、
その時の図録も結構狂っていて、
背拍子の幅が20センチぐらいある。
20センチはもったかな。
15センチは確実にある本なんですよ。
そういう人なんでしょうね、結局。
作品。
僕はさっきも挙げたかわいかんじろうがすごく好きで、
五条近辺でギャラリーをしてるんですけど、
ギャラリーから徒歩10分ぐらいのところにかわいかんじろうの美術館があって、
そこの居心地の良さも相まってすごい興味が湧いてます、今は。
作品の派手すぎない感じもいいですし。
臨芸品ですか?
そうだな。
かわいかんじろうの記念館がある五条周辺は、
窯がいっぱい建っているので、陶芸の店がすごく多くて、
そういうところに行くと買えたりすると思います。
あとは、骨董屋さんとかに行くと江戸時代の皿が数百円で売っていたり、
骨董市でも、第三者から見て歴史的な価値はそんなにないけども、
自分のセンスがピカッと噛み合うようなお皿がきっとあると思うんですよね。
全然貴重じゃなくても、需要品だからいいと思うんですよ。
自分が使ってて生活が幸せになるようなものが日用品には求められるのかなと思いますね。
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ありがとうございました。