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2024-10-03 15:03

Vercel v0 ミートアップ

v0というUIを生成するAIを開発しているVercelのミートアップに行ってきました。

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こんにちは、ninjinkunです。
昨日、面白い勉強会、ミートアップに参加してきて、
Vercelというアメリカの会社が、バージョンゼロの v0 という AI の製品を開発していて、
それについて、ちょうど開発している CEO が来日して、急遽ミートアップを行うというのがあったので、
Vercel 自体はアメリカの会社ですけど、私も生成 AI に興味があるのと、
この v0 という製品が、まさに私が仕事でやっているユーザーインターフェースを、生成 AI を使って作る製品になるので、
ちょっと試したことはあったんですけど、実際どれくらい使えるものなのかがよくわかっていなかったので、
そういうものはどれくらい使えるのかなというのと、仕事で生成 AI をもっと活用しないといけないというミッションが、
そろそろ増えてくる予定なので、何ができるか、もうちょっと知見を増やしておきたいというのもあって、参加してきました。
すごい面白かったですね。
まずは CEO が v0 を使って、こんなこともできます、こんなこともできますというので、
何々みたいな UI を作ってくださいと言っても、UI を出してくれるし、
実際にプロンプトにこういうものを出してくださいと書くと、プロンプトに ちゃんと GPT みたいに返信が来るんですけど、
その右側に UI を実際にリアクトコンポーネントというブラウザに画面を描画するためのフレームワークを使って、
実際にコードをこの v0 が生成して、そのコードによってレンダリングされた画面が出てくるという。
その気になればそのままコードをコピペしてプロダクトに貼り付ければ UI できちゃうよというような製品ですね。
いろいろデモがあって、単純に電卓作るとかぐらいだったら本当にすぐできるし、
あとは簡単なゲームとかも作ってましたね。
あとはアート作品みたいな、ジェネラティブコードっていうジャンルがあるんですけど、
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そのプロセッシングっていうものとか、あとは GLSL っていう、3D を描画するための方法で、
実際にすごく見栄えがするっていうとニュアンスが違いますけど、
ビジュアル的に面白い出力をするような作品を、ライブラリーを使って表現するというジャンルがあるんですけど、
こういうものをツイッターに投稿している人たちがいて、
オッサン編の長山さんも前やってた気がするんですけど、つぶやきプロセッシングっていうハッシュタグで、
このバーセルの CEO はそういうのが大好きらしくて、
これをこの V0 にやらせてみたいみたいなので、実際にそれに似たものが出力されててすごいなって思いましたね。
ただその後のパネルディスカッションとかでも質問があったんですけど、
結局実際に仕事で自分がやっているようなユーザーインターフェースを構築していくとなると、
まずはもともとある既存の UI にどう調和させるかということが結構課題になるので、
なので質問で出ていたのは、もともとある UI のアセットとかデザインシステムと呼ばれている、
実際のところは UI のコンポーネントの集まりであることが多いですけど、
それを読ませて、それをベースにしてレンダリング、その UI を既存のものをベースにして何か付け加えたりできるようになるのかって質問があって、
当然そういう要望はめちゃめちゃもらっているから、どっかで来るでしょうという感じの質問でした。
It's coming って言ってました。
なので自分としては仕事で直接まだこれが自分の作っている UI を代替してくれる存在ではないんですけど、
もうちょっと使っていこうかなって気持ちになりましたね。
特に CEO が使っててうまいなと思ったのは、彼はプログラマー出身ではあるんですけど、
CEO だから時間がないと、でも何かしらプロダクトにフィードバックをしたい。
その時に V02 こんな感じの UI でっていうのを命じると書いてくれるんで、
それを付けると、そうするとすごい自分のイメージが伝わるからいいんだよって言って、確かにこれはいいなと思って、
自分もこう変えると良くなるのにっていうのを得るために、わざわざ Figma っていう UI を、
ドローイングというか、実際にコードを書かずに絵として表現するためのツールを立ち上げて、
ちまちまいじったりするんですけど、すごい手間なんですよね。
なので自分も一応 UI デザイナーも兼任しているから、使い方は頑張って覚えたんですけど、
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やっぱり普段から Figma っていうツールを使っているわけではないんで、何をやるにも時間がかかるし、
しかもすごい難しいんですよね、このツールが、使いこなすのが。
なので結構そこはフラストレーションがあるんですけど、これをこの V0 を使うことで、
そういうちょっとした変更のための提案みたいなのに、やっぱり絵があるとすごい強いので、
そういう時に明示でピピッと出してもらうといいなと思ったんで、
こういう使い方をやっていこうかなと思いましたね。
あとはいろいろ、実際 CEO の方ともちょっと話せたし、
こういうふうに質問とかできると、英語やっててよかったなって気持ちになりますね。
通訳の方がいたんで、その人に対してコミュニケーションは取ることができたんですけど、
でもその後、この瞬間では CEO も普通に一人で立ってたんで、
もうだから直接話すしかなかったかな。
でもやたらみんな英語できる人たちが質問いっぱいしてたんで、
すごく皆さんも英語できる人が集まってこんなにいるんだなって思いましたね。
CEO はソケット IEO というライブラリーとか、
あとは何だったかな、他にも有名なライブラリー、
JavaScript のライブラリーの作者として有名な人で、
自分も名前は覚えてないんですけど存在は知ってて、
その人が Next.js っていう、
この人が Next.js の直接のクリエイターなのかわからないんですけど、
というフレームワークを作り、
それをポスティング、実際に世の中にデリバリーするためにファイルを置いておく場所を提供する
Vercel っていうサービスを立ち上げて、
なのでそのフレームワークを一番うまくサポートしているホスティングサービスとしての
Vercel みたいなのが立ち位置としてあって、
でも私も仕事で Next.js も使ってますので、
Vercel はちょっと使ってないんですけど、
馴染みはあったんですけど、
なんでかなり業界に新しい技術をどんどん導入して、
それを主導する、
オピニオネイテッドというか、
リーダーシップがある、ビジョンがある人ですね。
なのですごく影響力がある人だと思うんですけど、
こういう人と直接話したりできたのは良かったですね、面白かったです。
Vercel っていう会社が、もともとはホスティングをやったけど、
この今の生成 AI の部分に乗って、
V0 っていう UI 生成群を作ってるっていうのが、
今ここっていう感じですね。
しかも V0 は結構日本から人気があって、
ユーザーインターフェースの日本語化というのがですね、
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ちょうどこの前リリースされたらしくて、
まだプレビュー版と扱われてたんですけど、
ユーザーインターフェースの設定の中に、
英語と日本語しかないんですよね。
なので結構日本やる気なのかなみたいな感じで、
日本に開発者もいるっぽいので、
ちょっと面白いなって思いますね。
なんかね、さっき言った Figma も、
日本語だけ専用の日本語翻訳 UI があるし、
日本の市場は日本語化しないと、
みんな使ってくれないっていう事情がどうもあるっぽいですけど、
他の国だと英語でそのまま使うってことは多いんじゃないかな。
なんかね、ちょっと特殊な市場と聞いたことはありますけど、
何にせよリソースを割いてくれてるってことは、
ユーザーがいるってことなんでしょうね。
という感じで V0 ミートアップ 東京に行ってきました。
あとね、その V0 を使っている人たちの LT とか、
あとはそのワーセルが他に出しているワーセル AI SDK っていう、
V0 の裏側を切り出しているものなのかなと思ったんですけど、
っていう開発者用のツールキット SDK があるんですけど、
それを紹介している人もいて、
この中でそのプロダクトに直接組み込む形で、
生成 AI によってユーザーインターフェースを、
その場で書き出した UI を返すための SDK っていうのがあって、
何を言ってるかっていうとですね、
普通はデザイナーとプログラマーが、
あらかじめ組んだユーザーインターフェースを、
使うしかないわけなんですけど、
エンドユーザーは。
これが、その場でですね、
UI がその人に最適化されて、
出てくるっていうことが可能になるっていうことができるっていう、
実際そんなにうまくいくかわからないんですけど、
なのでオーダーメイドの UI というか、
あらかじめ多分それはプロンプトで制御するんですけど、
こういう前提でこれで、
でもこの人はこういう思考があって、
これを優先的に出してくださいとか、
多分そういう指示を与えておくと、
ダイナミックにそのユーザーインターフェースが生成されて、
それをアプリケーションとしてその SDK を組み込むことで、
そのアプリの中でその UI が再現される、
生成されるっていうことができるので、
こうなんかこれは結構究極というか、
ユーザーインターフェースに関わっている人間としては、
もしかしてこれはなんかすごい時代が来るのかどうか、
みたいな感じで可能性を感じましたね。
やっぱりそのユーザーが押し付けの UI を使うしかないっていうのは、
ずっと変わらなかった構図なので、
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それを解消するためにすごく設定オプションをいっぱい増やしたりとか、
あとはカスタマイズ要素を増やして、
例えばアイコンを並べ替えられますとか、
スキンを変えられますとか、
そういうオプションがあるアプリケーションとか OS って多いと思うんですけど、
それでもただカスタマイズするパートを増やすと複雑性が増すので、
あんまり作り手側はやりたがらないですし、
カスタマイズを可能にするのにも結局限度があるっていうのは、
なんとなく想像はつくかなと思うんですけど、
そこの限界を超えて、
ついにコンピューター側がユーザーのニーズを汲み取って、
ユーザーインターフェースを自動で構築しだす、みたいなのって、
なんかね、自分で言ってても分かるような分からないような感じなんですけど、
なんか面白いな、もし本当に実現したらすごいことだし、
結構近づいてきてるような気もするので、
ただね、そこでそれこそ AI が生成する UI がどこまで作り手側に制御可能かみたいなところで、
例えば変な脆弱性とか、
ハックされる要素を作られてしまうと、
当然それは作り手側の責任になりますので、
何かしらそこを担保するような仕組みとか、
ある程度は作り手側の責任を持たせるというか、
その上でユーザーに合わせた UI を生成するっていうようなところが両立すれば、
これはすごいことになるんじゃないかなって思うので、
結構ここは引き続き注目していきたいポイントだなと思いましたね。
なので、一連の ChatGPT から始まった生成 AI ブーム、
その前から画像生成とかブームでしたけど、
そのあたりのブームで、
自分は普通にただのユーザーとしてちょこちょこ使うぐらいだったんですけど、
これは結構まさに自分の仕事にダイレクトに影響がありそうだなっていうところを、
割と裸で感じたので、
これは言ってよかったなって思いますし、
今後もちょっと注目していきたいなと思います。
という感じで、
開発者、プログラマーとかデザイナーの人にしか分かんないような話をしちゃいましたけど、
今日はバーセル V0 ミートアップに行ってきたという話をしました。
ありがとうございました。
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