サマリー
映画「マーズ・エクスプレス」は、宇宙を舞台にしたハードなSFアニメで、私立探偵のアリエイヌ・ルビーとカリリオス・リベラーが火星での事件を解決する物語です。この作品は、ロボットの自由や人間との関係性を描き、視覚的にも魅力的なデザインが特徴です。
映画の概要とテーマ
こんにちは。マーズという映画を見ています。これは、広角機動隊とかそういう作品の延長上にある直球のSFアニメでして、フランスで作られたアニメということです。
まあね、こう、SFのアニメってのは系譜がいっぱいありますけど、その中でもね、かなりハードな、本当に広角とか、
気になるとサイコパスとか、ああいう系統ですかね。 あとは、今回は宇宙が舞台なんで、いろいろな宇宙を舞台にしたSFも入っています。
で、えーとね、私はこれめちゃくちゃ楽したんで、そういうの、ハードなSFとか、あとサイバーパンクな世界観とか、そういうものが好きな人は絶対好きな作品かなと思いますね。
で、まあ全く情報を入れたくないという人は、この辺りで止めてもらって、確信のネタバレはしないけど、多少序盤の方でわかることについては触れていこうかなと思います。
で、えーと、主人公が2人いまして、アリエイヌ・ルビーとカリリオス・リベラーのコンビ、この2人は私立探偵。
火星で活躍する私立探偵というね、いいですねっていう感じですね。
2人とも元軍人なんですけど、いまは雇われて探偵をしていると。
で、アリエイヌ・ルビーは女性で人間なんですけど、カリリオス・リベラーはどうもパッと見ロボットであると、ロボットの上におっさんの顔が浮かんでるんですけど、
途中でですね、この世界ではロボットというのは別でいて、純粋なロボットと人間がベースになっているロボットというのがあってですね、カリリオス・リベラーは
途中であんまり詳細は明かされないですけど、任務中に殉職してしまって、詳細あったわ、明かされてます。
任務中に殉職してしまって、それがあれですね、その意識だけがロボットに宿されているっていう、そういう感じっぽいです。
これがどういう技術かは全く触れられないんですけど、なので元人間のロボットっていう、アンドロイドって言われてるのかな、という感じで。
ただ、反ロボットみたいな使いではあるので、結構感情とかはあるんですけど、例えば人を殴ったりはできないっていうね、この世界にはロボットさん原則的な力がどうも働いてるらしくて、
ロボットは人間の命令に従わなければいけないとかね、なので止まれって言われたら絶対止まらなくちゃいけないとか、そういう世界観があります。
最初はこの2人が地球であるハッカーを追っていて、そのハッカーを捕らえて、地球から火星に誤送してくると。
この世界で、死人が人を逮捕できるっていうのもちょっと不思議な感じではありますけど、どうもできると。
捕らえてきて、火星まで誤送してきて、火星の警察に引き渡したら…とかね、そういう感じの始まり方をしますと。
この地球から火星に行く移動手段がマーズエクスプレスということですね。
タイトルにある通りの。
劇中でマーズエクスプレスが出る機会は実はそこまで多くないんですけど、割とストーリーの中に関わってはきます。
まずね、カルロス・リベラの造形めっちゃ良くてですね、ウェブページを見てもらうといいんですけど、
この映画ね、予告編の作り方あんま上手くないですね。
予告編より本編の方がめっちゃ面白いです。
カルロス・リベラはですね、さっき言った通り首から下がロボットで、
上にですね、その首の上におっさんの顔がホログラムで浮かんでるっていう。
なので、ホログラムで浮かんだ顔の下がちぎれてて、首チョンパなんですよね。
もちろん断面が見えたりはしないんですけど、
というね、あきらかに首と下が繋がってないっていう謎の造形で、
これによってホログラムの部分は生々しい人間だけど、下はロボットというのが上手く表現されている。
なかなかこれ秀逸なデザインだと思いますし、時々その顔が消えて中から別のセンサーが出てきたりするっていうね、
そういうかっこいいギミックも入ってて、
このカルロスのキャラクターデザインとかメカニカルデザインめっちゃいいですね。
結構この世界観、相当凝って作られていて、ロボットの造形とかもみんな凝ってるし、かなりオリジナリティもある。
どこかで見たようなものはもちろんあるんです。
というか世界観自体がいろんなSFを下敷きにしてるんで、
しかもその説明は明らかにあなた方これ知ってますよねって感じで割とすっ飛ばされるっていうところもあるんで、
それなりに人は選ぶ作品ではあるんですけど、その上にもちゃんと自分たちでオリジナリティを構築してるっていう、
キャラクターと物語の設定
これがすごく最新型のハードSFとしてとても嬉しいなっていう感じですね。
音楽も良かったし、
という感じで、自分はとても見て、こういうの見たかったと思ってすごく満足しましたね。
劇中で一つキーになるキーワードが脱獄って言って、
自分は吹き替えで見たんですけど、最初にアイツを脱獄したのかとか、
ロボットは脱獄されてるとか、ロボットを脱獄させて自由にするとかそういうことが言ってて、
脱獄っていうのは普通に考えると刑務所から出すことなんですけど、
なので最初は刑務所から出すことなのかなっていう理解で、
多分これも意図的なミスリードだと思うんですけど、
途中でこの脱獄ってスマホとかの脱獄のことなんだってことに気づくようになってて、
つまりジェールブレイクって呼ばれてるやつですね。
もともとガジェットとか、特にiPhoneとかの初期の時に、
Appleとかのプロテクトを破って、好きなアプリをインストールとかできるようにするっていうのを
ジェールブレイクっていう風に呼ぶカルチャーがあって、
今でもあると思うんですけど、昔ほどもう有名ではないと思うけど、
いろいろプロテクトが今はきついですし、
できることも増えたんでジェールブレイクしなくてよくなったっていうのもあるんですけど、
特に初期のiPhoneなんかではジェールブレイクして好きなアプリを入れるっていうのが流行っていたし、
これはちょっとiPhone思いですけど、
特に最初のバージョン1.0時代のiPhoneはアプリが入れられなかった、アップストアがなかったんで、
その中でもジェールブレイクしてSDKをハックして自分たちでアプリを作ってるっていう集団がいろんな場所にいて、
その人たちが最初のiOSアプリのデベロッパーになってたっていう、そういう時代もあったんで、
自分はジェールブレイクにそれなりに言葉には思い入れがあるんで、
なるほど、それをこうやって使うかっていう。
この世界でジェールブレイクされると、ロボットはロボット3原則から自由になると。
人間の命令を無視できるようになるし、人に暴力も震えるし、
自分で自立して動けるようになると。
どうも明らかにこの世界観では全部のロボットは自我を持ってるんですけど、
人間に強いてあげられているか使われている存在なんですが、
どうもそこで人間の中にもロボットを自由にしようっていう一派と、
いやいやロボットは人間に使われるべきだっていうそういう一派がいて、
結構この辺りは現代の人種差別とか、そういう、あとはやっぱり移民ですよね。
その辺りのある種のメタファーにもなってると思いますけど、
そういうところをジェールブレイクというので描いてて、
視覚効果と視聴体験
脱獄の使い方めっちゃかっこいいと思って痺れましたね。
この脱獄って言葉は一応映画のキャッチコピーにも書かれてたんで、
それなりに言っていいんじゃないかと思いますけど、
これはね、自分はこういう言葉遣い好きだなって思いましたね。
アニメーションもすごくいいですけど、基本3Dアニメという感じかな。
もしかして3Dの上から2Dで描いてるかもしれないですけど、まあまあ3Dな感じですと。
でも普通に見せる感じのも多いし、
劇場映えするかっていうとね、結構密度がある画ではあるかな。
ただなんかすごく爆発音とかがすごいとか、低音でビリビリくるとかそういうやつじゃないんで、
正直劇場で見なくちゃいけないっていう作品ではないですけど、
まあ何にせよ配信に来てからでもいいから、これは好きな人は見てほしいなと思いますね。
はい、いやー久しぶりにいいSF。
しかもちょっとね、こういう系統のSFって最近ちょっとそんなに数は出てないんで、
これがフランスから来たっていうのは嬉しいですね。
明らかにその日本のアニメにも影響を受けているし、
まあそのネットっぽい概念とかゴーストっぽい概念とか、こういうのが説明なしで導入されるんで、
多少の前提知識はいるかもですけど、知ってる人にとっては、ああこれねっていう感じですっと理解できるかなと思います。
はい、いやー結構ね、ストーリー展開とか、
全く内容は触れないですけど、終わり方も自分は好きでしたね。
SFって感じ。
いいですね。いやーこういう作品、日本のと作られてほしいけど、あんまりお金にならないのかもしれないですね。
という感じで、あのSFが見られてとても満足しました。
Mars Express、今ちょうど先週末から公開したところなんで絶賛公開中ですので、お好きな方はぜひ見てみてください。
それではありがとうございました。
10:51
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