サマリー
アートウィーク東京での現代アート展示と、朝倉彫塑館での彫刻の魅力を紹介しています。大倉彫塑館では、収集された美術品に関する歴史的な問題が示されており、朝倉彫塑館では朝倉文夫の作品に触れることができます。
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こんにちは、ninjinkunです。
今は、これから福岡に行くための飛行機に乗りに行く前に、家でぼんやりしているだけの時間です。
えっと、最近行ってきた場所のまた話をしようと思うんですけど、
アートウィーク東京の体験
これは週末だったかな?東京アートウィーク…違う、アートウィーク東京か、というのに行ってきて、
えっと、なんかですね、これは毎年やってるらしいんですけど、
どうも、現代アートを展示しつつ、そのアートは全部変えるものらしい、ということぐらいのぼんやりした知識で行ってですね、
私はこの会場がですね、いろんなところに分散しているんですけど、一番メインの会場になっている大倉彫塑館というところに行ってみたくて、
そうしたらですね、普段は結構渋めの展示をしているところなんですけど、この週だけはアートウィーク東京に使われていて、
でも、この私が持っているメージアンパスで無料で入れるということなんで、
まあ、なんだかわからないけど行ってみようかと思って行ってみました。
で、大倉彫塑館というのはですね、ホテル大倉の大倉さんが収集していたものを展示しているところで、
まさにザ・大倉というホテル大倉のフラッグシップ店舗の目の前にあります。
敷地的には一体になっていると。
非常に立派な建物なんですけど、ここがこの週だけはアートウィーク東京に使われていて、
展示は正直私はあまりこういうとあれなんですけど、
現代アートって本当に多岐にわたるし、あと評価みたいなものがまだそんなに定まっていないものも多いんで、
よくわからないものもいっぱいあったけど、
例えば結構抽象画みたいなもので好きなものは何点かありました。
ちなみにいくらで買えるかはどう調べたらいいかわからなかったんで、結局わからないものでしたね。
結構写真とかも多かったですね。
あとは、例えばベトナムの人が作ったアートとか、
多分ベトナム人2世の人が自分のルーツについて日本語で思いを綴っているビデオアート。
ビデオアートも結構ありましたね。
というのが割と印象的だったかな。
なんか造形物になっているものが、ものとしてあるものが多分3分の1、絵画が3分の1、写真違うな、もうちょっと4分の1ずつくらいか。
造形物、絵画、写真、そしてビデオアートみたいな、そんな感じの比率で置かれてましたね。
展示は正直そんなに私は触れるところはないんですけど、
一つ印象的だったのが、この展示をするアーティストからの質問表みたいなのが印刷して貼ってあって、
何かというとですね、このオークラ宗古館は戦前に朝鮮の方から持ってきた、
何らかの歴史的な価値のあるものが、これが何だったかな、党みたいな感じのものだったと思うんですけど、
ちょっと詳細をそこは忘れてしまったんですけど、というか見逃したというかなんですけど、
何らかの向こうの美術品を持ってきて展示しているんですけど、これが戦後も返還されずにそのままになっていると。
韓国の方から返還要請は来ているんだけど、どうも戦前に重要文化財に指定されている関係で、
国外に持ち出せないという縛りがついているらしいんですよね。
このアーティストの人は、それを知らずに今回の企画を受けてしまったんだけど、
このオークラ宗古館がそういう問題がある美術品を持っているってことを知って、
ショックを受けて、これについて運営側はどう考えているのかっていう、そういう質問票を送って、
それに対して運営側も認識しているし、これはキュレーションに反映させるっていう、
そういう回答で、さらに文化庁とかの方にも紹介したら、ちょっと何らかの動きが始まったと。
なので多分その重要文化財を、戦前に指定されているもので解除するのかわからないですけど、
少し動きが始まったんで今後に注目してくださいという感じの回答があって、
なので少しピリッとするようなやり取りがあったわけですけど、
その壁の方にはオークラ宗古館は韓国から持ってきたものを返せというようなことがメッセージとして、
これは英語で書かれてたかな、書いてあって、
なんかそういう運営と、アーティストと運営と会場で緊張関係をそのまま展示してるんだと思って、
これは面白かったし、あとこういういわゆる略奪してきたというか、
という美術品って世界中でいろんな美術館で例えばルーブルもそうだし、大英もそうだし、
街中にエジプトから持ってきたオベリスクとか建ててドヤ顔してるみたいなそういうのもありますけど、
返還要請があってもいまだに返還されてないものっていっぱいあるし、
日本から持ってかれたものもいっぱいあるんですけど、
日本が確かにそういうことをしてるっていうことももちろんあるんだよなってことに気づかされて、
どうしてもどっちかというとこっちは戦争に負けた側だし、
浮世絵とか帰ってきてないのもあるし、被害者側の意識しかなかったけど、
そういう加害者側だった立場でもあるんだよなっていうことに気づいて、
そこは私の認識がひとつ変わったところだったんで、
美術品本来とはあんまり関係ないですけど、
この展示を見に行ったことでそういう意識が少し切り替わったんで、
それはひとつ発見で良かったところですね。
というわけで、もちろん何も買わずにシュッと帰ってきました。
会場は人でいっぱいでしたね。若い人が多かったかな。
みんなアートとか買うんですかね。
若い人とか海外の人も多かったし、なかなか面白い空間でした。
大倉集庫館自体は普通の展示をしているときにも行ってみたいですけどね。
盗んだものは、盗んだのか分からないですけどね。
返回音声が出るものはちゃんと返して欲しいと思いますが。
朝倉彫塑館の魅力
それであともう一つ行ってきたところがあって、
これは東京の日暮里にある朝倉彫像館というのに行ってきました。
これは台東区が管理している区立の美術館で、
朝倉文夫さんという彫刻をね、ブロンズ像を作る人が、
この方はもうだいぶ昔いなくなっていて、
戦前の生まれの人なんで、結構昔に活躍した人なんですけど、
この人のアトリエを美術館にして、
そこにこの人の作品を展示しているというところです。
私はこの朝倉文夫さんについては何も知らずに、
名前も今回初めて聞いて、
ただこれもミュージアムパスに含まれているんで、
行ってみるかという感じで行ってみたんですけど、
ここはね、まず建物がすごい良かったですね。
アトリエの部分にいろんなブロンズが展示されているんですけど、
さらに住居と一体になっていて、
家の真ん中に池があって、
少し階級式庭園みたいな感じで、
その周りを渡り廊下が囲んでいて、
そこの中に茶室とか、
あとは住居部分とか書斎みたいなものがあるっていう。
なので、この方は家で朝倉彫刻塾みたいなのをやってたらしくて、
そこで文化性を教えて、
そして上では普通に暮らすというようなことをしてて、
かなりね、アトリエ部分は洋風で、
住居部分はスキヤ作りっていうね、
そういう節中の建築になっていて、
真ん中の池が本当に素敵な感じで、
これは本当に建物をまず見に行く価値があるなと思いましたね。
私が行った時はちょうど、
朝倉文夫さんの次女の朝倉京子さんという人も彫刻家で、
この人にフィーチャーした生誕100年朝倉京子というのをやってて、
なので行ったら、まずは朝倉京子さんが作った、
主に女性のブロンズですね。
というものがすごく展示してあって、
なんか、なんでしょうね。
結構雑誌の表紙みたいな、
そういう雰囲気の非常にスラッとした女性像とか、
海外の女性の像とか、
結構端正なプロポーションの、そういう像が多くて、
あまり肉感が強調されているというよりは、
少し反り落としたような、
でも普通にいそうな人の像がいっぱいあって、
これはなかなかいいなと思いましたね。
あんまりね、こういうブロンズ像とかに関する知識全然ないんですけど、
まず空間が良くて、そこの空間に置かれて、
さらに歴史もね、この人がどういう家族で、
例えばお父さんにたまに認めてもらえると嬉しいとか、
でも若干距離を取っているとか、
そういう関係性も書かれたりして、
そういうのも読んでて楽しかったし、
なかなかいきなり行っても楽しめるものだなと思いましたね。
ここは結構アトリエ部分は自然光で、
一応天井に照明もあるんですけど、
それだいぶ弱めで自然光で主に彫刻を見せるような作りになっているので、
天気が良い日に行くといいかなと思います。
私は残念ながら若干曇りだったんですけど、
巡路的にはさらに1階を巡ってから2階、3階、そして屋上とね、
最後屋上まで行って、
日暮里から仙台の方を望むような、
かなりいいパノラマが見れる屋上があるんで、
ここは普通に建物とか風景を楽しむために行っても、
全然楽しめる感じだなと思います。
ここに行ったらなんかね、
団体さんが多分なんとなく東京の近所のアート好きのツアーなのかな、
みたいな感じの人たちが団体でいたのと、
あとは外国の人たちも何人かいましたね。
こう小さな美術館を巡っているんですけど、
どこでも海外からのお客さんとか観光の人が一定数いるっていうのは結構びっくりしますよね。
なかなか近所の人でも行くか行かないかわからないような小さな美術館、博物館まで人々が足を伸ばしているっていうのは、
どうやって探しているんだっていうのは気になりますけど、
何にせよ人が来ているってことはこういうところが維持されることだと思うので、
それはいいことかなと思います。
という感じで、アートウィーク東京の大倉修工館に行ってきたのと、
アート鑑賞の意義
朝倉彫蘇館に行ってきました。
彫蘇というのはなかなか難しいですね。彫刻の彫に…。
このソって何て言うんだろうな。
わかんなくなったので終わります。ありがとうございました。
13:29
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