サマリー
熱海にあるMOA美術館は、近未来的なエスカレーターとプロジェクションマッピングホールを抜ける壮大な建築体験が魅力です。尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」をはじめ、色絵藤文茶壺や冠木帖など、多様な日本美術の逸品を所蔵しています。展示は照明や低反射ガラスにこだわり、豊臣秀吉の黄金の茶室の再現や、充実したレストラン・カフェも楽しめます。創設者の岡田茂吉と世界救世教の思想が反映された、アトラクションとしても楽しめる美術館であり、再訪したくなるほどの価値があります。
MOA美術館への導入と建築の魅力
こんにちは、ninjinkunです。
この前、熱海に行く電車で声日記を撮って、その後の話をしてなかったんですけど、
あの後、熱海にあるMOA美術館に行ってきまして、かなりね、面白かったです。
MOA美術館は、この熱海の山側の方の上の方にある結構大規模な美術館でして、
まず結構建築がどりも抜かれるんですけど、山肌をですね、最初に作った山の上なんですけど、
いろんな梅が植えてあるお庭を抜けて、お庭というか坂を抜けてたどり着いているんですけど、
この入り口が、地下に埋まっているような感じの入り口で入るとですね、
バカデカいエスカレーターに乗せられて、このエスカレーターがですね、
かなり近未来感のあるトンネルのような内装になっていて、
この未来トンネルエスカレーターをですね、3つくらい乗り継ぐと、
バカデカプロジェクションマッピング天井がある、そういう大きなホールにたどり着いてですね、
ここに天井にですね、ずっと万華鏡のようなプロジェクションマッピングがゆらゆら漂っていて、
ここでも休憩したり写真を撮ったりできるんですけど、
なんじゃこりゃと思っていると、さらにもう1本エスカレーターを乗ると、
非常に外に出てですね、バーンと開けたところに出まして、
ここからそのあたみの海の方を見下ろせる、そういう開けた広場。
そしてさらに山側を見ますと、上に何やら神殿めいたでかい建物が建っている。
これがMOA美術館の本体であるという、入り口からやられるすさまじい体験の美術館です。
これだけでも体験する価値があるかなと思います。
美術館の背景と宗教的繋がり
ここはですね、岡田茂吉という人が作った美術館で、
この人は世界旧聖教という信仰宗教の教祖でもあるので、
この美術館もおそらくこの信仰宗教が運営している、かなり関わりがある美術館と言えるのかなと思います。
横には世界旧聖教の建物もあったし、周りには水道とかもあったんで、関わりが深いと思うんですけど、
この聖教が作った美術館というと、私は滋賀県にあるミホミュージアムという美術館も思い出すんですけど、
そちらも建築がドギモを抜かれてばっかりですけど、
入った時から、こちらも非常に未来感のあるトンネルを抜けると、
クソデカい橋が現れて、その向こうにクソデカい美術館が現れて、
何のこれってなるっていう、非常にインパクトのある体験ができるんですけど、
ここのMOA美術館も、もちろん運営している宗教団体は違うんですが、かなり近い感覚を覚えましたね。
違う世界に連れて来られる感覚があります。
なので非常に、まずアトラクションとしてめちゃくちゃ楽しいというのがありますね。
国宝「紅白梅図屏風」の鑑賞
ここはですね、結構日本美術を中心にして収集しているところで、
私が行った日は、国宝3点が見れるという、
ここが多分この国宝3点が持っている国宝全部なんですけど、
これが一度に見れるというですね、
年に1回の梅が咲く季節にだけやっている、
そういう名品展というね、やつに行ってきまして、
一番目玉は尾形幸林の紅白倍図屏風。
これ私はですね、何かで多分チラッと概要ぐらいしたけど、
多分見るの初めてですね。
非常に見ごたえがあるというか、めちゃくちゃ面白い絵ですね、これね。
紅白倍と白白倍の梅が、左右に二層の屏風なんですけど、
右と左に紅白白倍があって、真ん中に黒い皮が流れているっていうね。
梅の様子はよくあるたらし込みという技法で作られているんですけど、
真ん中の黒い皮が非常に謎をぬらぬらとしたですね、
結構抽象画的な模様をたたいていまして、
これはどうも横の解説を読むと、銀箔を貼った上で、
それを硫黄を使って酸化させて黒くさせましたみたいな。
どういうことみたいなね。
この真ん中の謎の抽象的な皮と横の日本画的な梅の取り合わせがめっちゃ面白くて、
結構ずっと見れてしまうような絵ですね、これ。
これなんか日本版の抽象画と言ってもいいような感じがしますけど、
これは確かに有名になるだけあるなという感じで、ここは結構時間を過ごしました。
やっぱり有名だけあって、人もすごくたくさんいて、
写真も撮れるんで、写真をめっちゃ寄って撮ったり、一眼で撮りまくる人やら、
ずっと見ている人やら、近くで見たり遠くで見たりする人、
ずっと引き出しに人がいましたけど、
これは確かに見る価値がすごくあるなと思いましたね。
ですし、背景が基本金箔とかね、
そういう実際の光の反射を見ることに意味がある作品なので、
これは本当に絵よりも実物の方が遥かに面白いという感じですね。
絵よりというか、その複製とか、写真よりも実物で見るのは面白いですね、こういうやつは。
その他の国宝と多様な美術品
あとは、国宝の他のやつとしては、壺。
これは何だっけ、色、絵、藤原文茶壺かな。
これも普通に綺麗な壺ですけど、何かこれに近いものを見たことがある気がするんですけどね。
どこで見たか忘れてしまいましたけど、
なかなか小ぶりな、端正な壺で藤野藩が描かれております。
もう一つの国宝が、冠木錠っていうね、手鏡っていうジャンルで、
これも全部初めて知ったんですけど、
いろんな書ですね。
人が書いた文字を切り張りして作ってあるスクラップブックっていうね、
なんじゃそれって感じなんですけど、
多分そのいろんな農職家とか、
古今東西の有名人たちの実際の筆跡を見ることができる、
そういうコレクション帳になってまして、
例えば収集されているのが、
結構いろいろ歴代天皇の書とか、
例えば何だろう、後鳥羽上皇とかね、
その人が後鳥羽天皇って書いてましたけど、
結構そういう歴代の天皇たちは農職家扱いなんだっていうのがあったりして、
面白かったです。
あとは何だろう、藤原の定家とか、
そういう名前を聞いたことがあるような人たちもたくさんあって、
それが本物かどうかは、
でん藤原の定家とか書いてるだけなんで、
おそらく諸説あるものももしかしたらあるかもですけど、
そういういろんな、
例えば手紙の切れ端とかね、
そういうものが切り抜かれてスクラップされて、
一冊の本にまとまっているっていう、
そういうものらしいですね。
こういうね、手紙っていう、
そういうスクラップブックのジャンルがあるっていうのは初めて知りましたし、
これが国宝になってるっていうのも面白いですね。
おそらくこれは多分、
いろんな歴史とか文学研究の資料としても相当有用そうだなっていう感じなんで、
これをきっかけにして、
なんかこの別バージョンが、
例えば何かの本の別バージョンがあることがわかったとか、
そういうことも解説に書いてあったんで、
これは非常に第一級の資料として貴重なものなんだなということがわかって、
面白かったですね。
文字の良し悪しは私はよくわかんない。
一応高校時代に書道の専攻だったけど、
美術専攻ですね。
そんなに大した力をかかずに終わったんで、
よくわかんなかったですが、
見てて解説が面白かったんでね、
これは非常に面白く見れました。
あとはいろいろ、
でも面白かったのが、
日本の人が南蛮人に学んで書いた洋画チックな屏風っていうのがあって、
これもね、
これはなんか重要美術品かなんかのやつかな。
面白かったな。
立体感がある洋画帳なんですけど、
書かれているのは屏風っていうね。
でも書かれているのは外国人の人たちみたいな。
面白いっていうね。
なかなかいろいろそういう多岐に渡る美術品があって、
あとは仏教系の菩薩像とかいろんなものが、
そういうものがあったのもね、
ちょっと印象的でしたね。
なんだっけ、聖徳太子信仰っていうのがあるらしくて、
聖徳太子が2歳か3歳の時に仏教用語を唱えたっていうね、
生網だったかな、ちょっと忘れたんですけど、
唱えたっていうそういうつるんとした赤子の像があって、
聖徳太子像って書いてあったんで、
こういうジャンルもあるのかっていうね。
それもなかなか綺麗な像でしたけど、
それもなかなか興味深かったですね。
近代美術と黄金の茶室
美術品はこんなところかな。
あとは一応近現代美術、近代美術も所蔵してるっぽくて、
横山大観とか、
竹内誠宏やったっけ、
竹内誠宏ですね。
この人は猫の絵を別の大和谷美術館で見たことがあったんですけど、
この人が描いた鯛の絵がめちゃくちゃリアルで、
美味しそうな鯛で良かったですね。
こんなところかな。
収蔵品はすごく良くてですね、
楽しめて、
さらにここには他にも、
これ面白かったのが、
秀吉の黄金の茶室っていうのが、
昔あったと言われていて、
どうも消失してしまったと。
大阪夏の神社なんかで焼かれてしまったと言われてるらしいんですけど、
いろんな伝説に残ってる茶室で、
どうも解体して持ち運んで、
秀吉がいろんなところで披露したっぽいんですが、
それを再現したっていう、
やばいコーナーがあって、
黄金の茶室がありましたね。
結構ガラスバギのところで遠くからしか見れない感じだったんで、
でも黄金の窯とかね、
一通りの風呂とかそういうものが、
黄金であることは見て取れたんで、
すごいなっていうか、
なぜこれを作ろうと思ったかは分からないですが、
とにかく金があることは分かるという感じですね。
展示の工夫と充実した施設
あと、美術品の展示ここすごい上手いし、
多分その展示室自体が美術品に合わせて作られている雰囲気もあって、
照明の当て方とかすごく繊細に作られているなと思いましたし、
かなり気を使っている設定になっていますし、
あと印象的だったのは、
美術品と我々の間にはガラスがある、
ガラスの中に入っているんですけど、
ガラスの映り込みがめちゃくちゃ少ないっていうね、
これ気になるときは気になるんですけど、
ここはかなり反射率の低いガラスを使っているんで、
全然ガラスが気にならないし、
例えば写真撮っても写真にも映り込まないんで、
こういうガラスは多分高いと思うんですよね。
なのでお金がかかっているなという感じは本当にしましたね。
どうも建物自体も80年代に建てられたのかな。
だから結構バブル時代の名残が見れる感じかもしれませんね。
さらにレストランとかも結構充実していて、
庭の方に行くと他にも茶室があったり、
和食のレストランと蕎麦屋があって、
和食レストランと蕎麦屋はなぜか尾形氷の屋敷を再現したっていう一角に入っているっていうね。
ここでもまた再現かっていうね。
そういう氷屋敷再現みたいなエリアがあって、
レストラン以外の部分は勝手に路地裏を入ったりできて写真バシバシ撮れるんで、
これも面白かったですね。
しかしなぜわざわざ再現しようと思ったのか、
尾形氷を持っているからだとは思うんですけど、
とにかくやることのスケールがでかすぎますね、ここは。
カフェ体験と再訪への期待
私はちょっとお腹が空いてたんで、
お昼を食べずに行って、ちょうど食べ終わったらお昼時過ぎぐらいだったんで、
都市鎧塚というパティシエの人の名前がついたカフェがありましたんで、
ここでクロックムッシュとコーヒーのセットをいただきまして、なかなか美味しかったですね。
野菜が結構みずみずしくて、タラダがついたんですけど、それが良かったな。
どうもこの創設者の人とかその宗教が、
そういうオーガニック的な野菜とか農法にこだわりがあるらしくて、
そういうレストランが使う食材にもそれが及んでおり、
そういう良いオーガニック野菜が使われておりますようなことが書いてありましたね。
という感じで、本当に一日がかりで行くようなところですけど、
とても楽しめるMOA美術館。
これは熱海に行く用事がある人はもちろんおすすめですし、
このためだけに行くのも非常に良いかなと思います。
東京からだったら熱海はそんなに遠くないですし、
熱海の繁華街があるエリアとは真逆の方なんで、
そっちは海側だと思うんですけど、これは山側なんで、
熱海に行ってもここに行くためには半日ぐらいは潰す必要があるので、
ちょっと気合はいりますけど、私はまたここに行きたいなと思いましたね。
秋に吉田博士という人の展示があるみたいで、
どうも何回かやっているポイントにゆかりがあるっぽいんですけど、
この吉田博士は私も妻も好きなんで、
その展示に合わせてもう一回ぐらい行きたいかなと思います。
国宝を見たい人は今の1月から3月、4月ぐらいまで、
毎年そういう国宝を出す展示をやっているポイントで、
そこを狙っていくといいのかなと思いますね。
とにかくいろんな規模でアンドリムを抜かれたMOA美術館。
久しぶりに建築でうわーってなりましたね。
これは誰が見てもうわーってなると思います。
それぐらいわかりやすくどでかい建物ですので、おすすめでございます。
それではありがとうございました。
17:13
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