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2025-03-19 16:53

ミロ展、映画「ウィキッド ふたりの魔女」

サマリー

ジョアン・ミロの展覧会についての感想が語られ、彼の代表作や展示方法の独自性が紹介されます。また、映画「ウィキッド」の感想にも触れられ、物語のテーマやキャラクターについて言及されています。映画「ウィキッド ふたりの魔女」では、悪い魔女エルファバの背景や差別の問題が描かれ、エンターテインメントと政治的メッセージが融合しています。この作品は、女性同士の連帯やマイノリティの視点を反映し、観客に深い印象を与える内容となっています。

ミロ展の印象
こんにちは、ninjinkunです。
朝までめっちゃ雪が降ってましたけど、 さっきちょうど
止んだところです。 今日は
前の週末に、 ジョアン・ミロという人の
展覧会に行ってきて、 その話をしようと思うんですけど、
このミロという人は、スペインの中小画とか、 なかなか現代美術の作家でもなくなっているんですけど、
結構、
長生きしたんじゃないかな。90歳ぐらいまで生きた人ですね。 ジョアン・ミロ。
1893年から1983年まで、90年間生きてた人。 だから、ちょうど自分が生まれる前に亡くなっているのかな。
この人の作品を1月にニューヨークのモマに行った時に見ていて、 それまでは名前ぐらい聞いたことあったんですけど、そんなに
好きってわけでもなかったんですけど、 そのモマで見た
The Birth of the World 世界の誕生っていう中小画がですね、すごいその時に気に入って、
ミロってすごい面白いなぁと思って、名前が頭に入ってて。 それで今回、東京都美術館でミロ展が行われるというので、結構楽しみにして見に行ったんですけど、
結論から言うと、ちょっと期待したやつと違ったかなっていう。 まずね、自分がそのモマで見たやつは全然聞けなかったんですよね。
その代わりに、この人はバルセロナにミロ財団というのがあって、 そこがかなり多分作品を持っているんですけど、そのバルセロナのミロ財団から
結構たくさん着ていたというので、
スペインが保管している作品ですよね。それがメインの展示になっていました。 あとは日本の各地でもいろんな美術館がミロの作品を持っているらしく、
確か東京都国立近代美術館とかでも見たことがあって、 これは見たことあるやつだなっていうのもあって、そういうのが集まってて。
荷物が来た。 そういうスペインから来たメインの作品は面白かったんですけど、
自分が見たかったやつが見れなかったんで、ちょっとテンション下がってしまったという感じかなと思います。
その中でも結構代表作に数えられているらしい星座の、星座と呼ばれる連作があって、それが本当は10何枚あるらしいんですけど、その3枚が来てて、これはすごい良かったですね。
ちょうどミロが、彼はスペインのカタロニア地方のバルセロナの生まれかな。
バルセロナの近郊の田舎の方で、親の別荘があって、そこで活動したらしいんですけど、
そこからパリに出て行って、パリの方でも活躍し、でも時々スペインに帰って、その2拠点生活みたいなのをしてたらしいんですが、
ミロの作品と展示方法
スペインが独裁政権みたいになって、
フランコの独裁政権になって、確かカタロニアの方はあれですよね、別の文化圏だから、
結構弾圧されたんじゃなかったかな。ちょっとその辺はあまり詳しくないんですが、それでミロはどちらかというとフランスの方に行ったんですけど、
フランスの方もドイツと激しい戦闘になっていくんで、そこからまた
ノルマンディに避難したのかな。ノルマンディも結局戦火に巻き込まれてしまうんで、そこからまた動くんですけど、
そのノルマンディにいた時に、どっちかというと、戦争とかそういう気無くさいものから逃げたくて、逃避として描いた作品というふうに言われてますね。
ミロは星とかそういうものをよく、結構記号化された星とか鳥とか、星と鳥と女っていうのがよく出てくるっていうね。
どれもそのまま、星は記号っぽい星に見えるけど、人間は全然人間に見えなかったりしますけど、
そういうモチーフを使って描かれた作品で、これはかなり印象的でしたね。
あと展示の仕方が面白くて、そこは暗い部屋になってて、その絵がその3枚飾ってあって、その絵に直接照明が、どうもあれは額が発光しているように見えたんですけどね。
なので、暗い部屋の中に絵が白く浮かび上がっているような展示になってて、またまさに星座をイメージしていると思うんですけど、
あの展示の仕方はすごい良かったですね。
その後でポストカード買ったんですけど、全く同じように見えなかったんで、あれはいい展示方法だったなっていうのが後から分かりましたね。
この星座は彼の代表の一つらしいんで、見れて良かったと思いますね。
この秋の明星ってやつが夢なのか。真ん中に飾られてたやつだな。
ちょうど夜が明けて空が白くなっていく過程を描いた作品で、そこにそのいろんな図画化された星とか鳥とかが散りばめられてて、非常に幻想的な作品で良かったですね。
あとは、立体のところとか結構面白かったな。ミロは謎の立体物を結構残してるんですけど、ゴミを拾ってきて作った像とかいろいろあるんですけど、
ここは後半のところに入ってて、写真文字自由に撮れるコーナーはここだけになってて、最初の2フロアは撮れないんですけど最後のフロアは撮れるようになってて、
立体はね、いろんな方向から眺めてると楽しいし、そこでさらに写真も撮っていくと、自分の視点を見せてくれると面白いんで。
美術館で写真ばしばし撮りまくるのどうかって思う自分もいるんですけど、
やっぱり実際に自分でカメラを持って、そこのフレームとしてその像とかを引き取っていくのは、
単純に2次元の画をフレームに収めるとは違う楽しさがあるんで、これはこれで楽しみ可能な一つだなと思うので、結構そこはばしばし撮ってましたね。
映画ウィキッドのストーリー
はい、というミロ展。
いやーでもやっぱちょっともう1回モマ行って、また世界の誕生を見たいなと思いましたね。
そう思うと、日本にもたくさんいろんな世界の美術作品が来て、こういう展示会とかやってくれるとは言っても、
やっぱり自分から見に行かないと見れない作品もあるんだなというふうに思い、
そう思うと、やっぱり旅行をして美術館に、またいろんな国の美術館に行きたいなというふうにも思いましたね。
はい、というわけで久しぶりに美術展に行ってみましたという感じでした。
美術展は映画と違って、自分からちょっと能動的に働きかけるようなところもあるアート、エンタメですんで、
これはこれで普段見ている映画とは違う楽しみがあって、自分は好きですね。
それが美術展で、あと翌日に、あれだな、ウィキッド見てきたのかな。
ウィキッドというのは映画でオズと魔法使いの世界の前日誕にあたるところで、もともとミュージカルとしてすごい大ヒットした話らしいんですけど、
あれですかね、西の悪い魔女を主人公たちが倒す話だったかな。
自分もどういう話か元の話がよく覚えですけど、その時に西の悪い魔女と南の良い魔女というのが2人いて、
映画の冒頭だと、南の良い魔女が西の悪い魔女は死にましたというふうに常に来るところから始まるんですけど、
実は2人は大学時代、友達で仲が良く、一瞬学生時代を過ごしたということが描かれていくという作品ですね。
すでに大ヒットしてるっぽいんで、見た人も多いと思いますし、私はね、多分ね、あんまり自分からこういうの見に行かないタイプかな。
こういうファンタジーっぽいもの、そんな得意じゃないし、またブロックバスター対策というか、お金かかっていかにもすごいみたいなのは見なくてもいいかなと思っちゃうものなんですけど、
これはね、評判が良すぎるんで、さすがに見に行ったという感じですね。
結果としてすごい良かったです。やっぱいいですね。
ちゃんとお金もかかってるし、ストーリーもすごい練られてるし、何よりね、やっぱりこの女性2人のシェスターフットモノっていうのはすごい好きなモチーフでありますんで。
この後に悪い魔女になるエルファバと良い魔女になるグリンダの2人が主人公で、
グリンダはね、すごくお金持ちの貴族の家族なのかな?わかんないけど、その娘みたいな感じですごく人気もあって、チアフがされることに慣れてると。
で、このエルファバの方は一方で、まず肌が緑で生まれてきて、そのせいですごく差別されているし、不倫の末に生まれた子なので、親からも疎まれているという感じで、
非常に対象、扱いが対象的な2人なんですけど、この2人がいろんなことを経て仲良くなっていき、しかし、ではなぜ彼女たちがね、
映画のテーマとメッセージ
善と悪の側に分かれてしまうのか、そして実際、悪い魔女は本当に悪いのか?というところが描かれるという。
で、この映画パート1ですんで、パート2で実際にそれがどうオーズの物語に接続するのかが多分わかるっていう構成だと思います。
私は全体のストーリーは知らないんで、このパート1だけ見たところで言ってますけど、
見て思ったのは、全体的に出てくるモチーフが非常にエンタメとしての感性度がすごく高いし、政治的なメッセージも多分に入っているし、特にやはり
肌の色で差別される、悪い魔女になっていくエルファバの問題とか、あとは女性同士の連帯とか、そういうものが存分に描かれていて、
全体として、トランプ以前の世界でちゃんと大臣されていたそういうマイノリティの連帯とか、そういうことがこの作品にはちゃんとまだ全部入っていて、
なんかこの公開自体は確か大統領選の前に公開されたのかな?アメリカでは。日本では今公開されたわけですけど、
この数ヶ月で世界って本当に変わってしまったんだなっていう、自分の現実に起きていることとのギャップを感じてしまって、結構クラクラするっていう。
自分は映画のこういうエンタメとメッセージを同時に両立できるところがすごい好きなんですけど、
いや願わけば、そういう今のトランプ以降の世界、多分そのウォークムーブメントって呼ばれてたムーブメントが今アンチと否定されつつある世界ですけど、
そういう世界でもこういうきちんといろいろ強いられている人を主役にしたり、そういう問題を明らかにするような、そういうエンタメがちゃんと残っていて欲しいなと思わざるを得ないというかね、
そういうことをちょっとメタに考えてしまうような内容でした。
観客の反応と映画の魅力
でもね、本当にとても見ごたえがあるエンタメとして仕上がってますし、もうセットの作り込みとかもすごいですよね。
確か大学の入り口とか本当にちゃんと作ったっていうふうに見た気がするんで、すごいな。
あとエメラルドシティまで行く謎の歯車で線路と噛み合う機関車とかね、こういうのは鉄道好きとしては見逃せないですし。
しかし全部の車輪が歯車になっているのは、あれはどこまで有効性があるのか、歯車ってすぐに連れてなくなってしまいそうだけどね。
登山電車がないんだしなと、いや細かいところはいいですわ。
劇中でその重要な設定というか背景として、もともと彼女たちが入学する静大学っていう大学は動物たちが教授として教えていて、
そもそもこの世界自体が動物と人間が動物の言葉を喋って共存しているっていう世界なんですけど、
どうも動物教授たちが学校を追われ出しているし、途中でね、壁が学校のレリーフみたいなのがね、アクシデントでボロっとめくれて落ちるシーンがあるんですけど、
そこにはどうも昔のレリーフが下に剥がれて出てくるんですけど、昔は動物たちがマジョリティだったのではないかというのを示唆するようなね、
動物で構成されたレリーフが下から出てきたりして、どうやらこの世界、人間が動物たちを…みたいな、てんてんてんみたいなね、
そういうね、世界観が案に描かれていて、私、実はというかね、こういうね、自分たちがいいと思ってた世界が実は、
悪しき者たちによって作られた世界でした、みたいな展開がね、すごい好きなんで、まだね、この第一部の段階ではその全貌は明らかになってないんですけど、
どうやらそういうね、不穏な流れがあるので、これは、なんでしょうね、こういうちょっとSF的な展開みたいなのが好きなんで、2部もね、楽しみにしたいなと思います。
なので、やっぱりね、ウィキッド、大ヒットしているわけであって、とても見応えがあるし、誰にお勧めしてもね、たぶん楽しめる作品になっていると思いますんで、現在劇場で大ヒット公開中です。
自分が見に行った劇場だと、お客さんのね、半分以上、たぶん7割ぐらい女性だったと思いますね。
カップルで来ている、デートで来ていると、お好きな人も多かったですし、あと女性同士が友達で来ているっていう、たぶんタイプ、パターンがね、すごく多かったんで、
やっぱね、それもわかるなっていう、女性同士の連帯の話でもあるし、衣装とかね、そういうセットとかもすごい見応えがありますし、
なので、とてもいい作品になっているなと思います。 このね、監督のね、前作のイン・ザ・ハイツってやつはね、同じくミュージカルなんですけど、こっちはいまいち乗れなかったんですけど、
このウィキキットは、上手い具合に自分も乗れたんで、良かったと思って、だからちょっとね、行く前に警戒したんですけど、見終わって、良かった、俺も乗れたと思ってね、はい、ニコニコしながら出てきましたという感じです。
はい、では今日は、えーとですね、ミロテンの話と、映画ウィキキット2人の街を見てきたって話をしました。
はい、それではありがとうございました。
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