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横山です。
大樹です。
ちょっと今日は、人間関係をテーマにしたお話をしたいなと思っていて。
広い。
はい。ちょっと人間関係で、目標にしたいなっていうような1トピックがあるんで、それについて深掘りしていければなと思ってます。
それが、目標にしたい人間関係。失踪した時に心配されるようになりたい。これです。
うんうんうん。自分が失踪した時に自分を心配してくれるような人。
はい。そういう人間関係。
イメージできますか?
まあ、言ってる意味はわかりますっていう感じですかね。
はい。
ある意味、人と親密になりたいですみたいな話があるとして、親密ってどういうことなんだっていうのを自分なりに定義した時に、自分が失踪した時に心配してくれるみたいな。
はい。
なんかちょうど、ちょっと話それますけど、チェーンソーマン第8話っていうのをちょっと思い出しますね。
そんな感じの話。
秋くんは死なないでねみたいなのにちょっと通じるところがあるんですけど、それはちょっと置いとこう。
はい。
はい。
じゃあ、ちょっとこの話していくと、これなんでこんなこと思い始めてたかというと、マッチングアプリをやりすぎた時期があるので、その時に思ったんです。
やりすぎ。
マッチングアプリをうまくいかねえって言って、2年ぐらい人間とやってた時期があるんですけど、その時にマッチングアプリ特有の人間関係っていうのがあるなっていうのに気づいたんですよ。
それが、その人が急にいなくなっても何とも思わないっていう状態になってしまうっていう。
これ、たぶんめっちゃマッチングアプリやってる人わかるんだろうと思うんですけど、なんか平然と仲良くなりそうになった人と急に連絡取れなくなったりとか、逆もしかりで平然とその人と仲良くしていこうって感じたけど、やっぱめんどくさってなって連絡を切るっていうことがあったりするんで、相手に何も言わないまま消えるっていうことがよく発生するんですね。
する側もされる側もっていう感じで。
これあれじゃないですか、失踪してるっていうのと大した変わんないはずなのに、あの人どうなっちゃったんだろうっていうのを全く意識せずにじゃあ次行こうっていう感じに慣れちゃってるっていう自分がちょっと怖いなって思って、これをやめたいなっていうか、こういう人間関係じゃない人間関係を築きたいなっていうような思いが芽生えたって感じですね。
マッチングアプリってすごい簡単に人と会えるかどうかちょっと別にして、なんていうんですか、まあでも会えるか、すごい簡単に会えるけど、一番親密な関係になることを、なりたいと思う前提として話してるから、そこのギャップ感がすごい大きいみたいなところで、その問題がなんだろうな。
起きやすいんですかね。
うん、なんか違和感がすごいのかなっていう印象は受けますね。
逆パターンというか、失踪された時に心配する対象ってじゃあ何なんだろうっていうふうに思った時に、まあ当たり前に分かりやすいのが家族とかですよね。
急に兄とかがいなくなったってなったら、どこ行ったどこ行ったって心配するだろうし、あとは近しい友達とかが、なんかあいつ最近連絡取れないらしいよってなって、大丈夫なみたいな感じで連絡隠したりとかっていうのはよくあると思うんで、これぐらいの関係性にちゃんとなんなきゃいけないんだろうなと思いますね。
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とはいえもちろん友達とかでも、ちょっとなんか連絡取るのめんどくさくなったなって思ったら、ちょっとなんか距離を置くとかはあったりするけど、さすがに一切連絡が取れない、生き死にも分からないって状態にはならない気がするんで、
こういうアプリとか、ネット上で出会った人って平然と縁が切れちゃうっていうのは、縁を切ってしまえるっていうのはじゃない関係に持っていきたいなっていうふうな思いがめっちゃあります。
で、なんか一応参考書として、現代思想9月号の、めっちゃ難しそう。恋愛の現在っていう本を読んでたら、まさにその課題っていうのについてしっかり語ってる人がいまして。
ちょっとまず、え、その本、現代思想9月号。はい。で、現代思想っていう雑誌なんですかこれ。そうですね、なんかいろんな人が文章寄せてるような。
もともと読んでるんですか、現代思想を。これあの、うち話なんですけど、清重さんが一回これに文章出してたりとかしてたんで、
それで存在は知ってたんですけど、それでなんか面白そうなタイトルがあったんで、買ってみたって感じです。ふとゆかまさんの昔の同僚ですね、補足しとくと。
それってそっからずっと買ってるんですか。いや全然ですよ。なんか面白そうなトピックがあったから。トピックがあって、ちょっと見つけて買ってみた。
結構論文結構強めな本、文章が多めなんで、なんかしっかり書いてるなって感じで、引用数もめっちゃあるみたいな感じの。
というのをいくつかある中の、ゴースティング思論、試し論って言うんですね。ゴースティングがカタカナで試すって書いて、論理の論でゴースティング思論。
CMC空間におけるCMC空間の恋愛をめぐる一考察。CMCっていうのはComputer Mediated Communication。
ネット上での出会いみたいな。そんな感じですよね。ネットでの出会いの空間における恋愛の一考察みたいな話。
面白そう。
その中で騒がれてるのがゴースティングという現象ですっていう風に言ってるんですよ。
ゴースティングって日本で言うと結構ゲームのチートとかでよく使われることがあるんですけど、それはそう置いといて、幽霊のようにいなくなってしまうっていうような現象が結構海外メディアとかでもめっちゃ取り上げられてたりして。
マッチングアプリだといきなりいなくなることあるよねっていうのが世界的にっていうか、いろんなところで言われてる。
そうなんですね。確かにそうだけど、そんな改まって語ることなんだみたいな新鮮さがありますね。
それになんで問題視されてるかっていうと、別れの言葉とかその理由っていうのが一切告げられないまま一方的に関係を切断してくるっていうことで、何が起きたかわかんないんで、
自分に理由があるんじゃないかみたいなことを思っちゃうから自尊心が下がるっていう風に言ってるんですね。
因果関係がそこからは見出せないはずなのに、自分があそこで悪いことしちゃったんじゃないかみたいな感じで推測しちゃうんで、
自尊心がどんどん落ちていくというのが問題視されてて、それで病むっていう人が多いっていう。
これめちゃくちゃ同意できるなって思って、確かにマッチングアプリやりすぎてる時期とかって、普通に人間としてそれどうなんみたいな感じでドタキャンとか急に連絡なかったりとか、
一回会ったらいきなり連絡が途絶えるみたいなのが当たり前のようなのが発生するんで、そりゃ自尊心えぐられるわってなるんですよ。
かつそれをやっちゃう自分もいるんですね。この人と会わなかったな、連絡せんとこみたいな感じで。
もうこれ健全じゃなさすぎるでしょっていう感じなんで、ここに書いてある通り問題視でしょっていうのは手に取るようにわかるっていう感じでしたね。
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自尊心を失うという意味では、結構就活も一緒なのかなって気がしますけどね。
就活もお祈りメール来るものの実質ゴースティングみたいなもんですよね。
理由わかんないし、かつ通過者のみ連絡しますみたいなのは実質それみたいなもんだし。
確かに一緒だ。これ別にマッチングアプリに限る話じゃないと思うんですけど、だからそうっすよね。
ゴースティングっていうのが起きると自尊心がやられるんで、避けたいっていうような感じですね。
ゴースティング思論の思論は何なんですか?
思論っていうのはこんな論が作れるんじゃないっていうのは考察のために思論してるだけだと思うんですけど。
ゴースティング論だけど、なんかもうちょいドラフトっぽい、下書きっぽい論理だから思論って言ってるんですかね。
はい。この論文というか思論が提唱してるのがミッシングパーソンであるべきだっていう風に言ってるんですよ。
ミッシングパーソン。
失踪者ですね。
本来人間関係で人一人がいなくなっちゃったら、何か心配が発生するはずでしょっていうのがあるべき関係だと思っていて、
そのためには一発で切れるようなネットの関係じゃなくて、ちゃんとコミュニケーションのチャンネルを広げるっていうか、
どっかに所属した上でそこでのコミュニティであるみたいなことが必要だったりだとか、そこでの共通の知り合いをちゃんと作るとか、
そもそも人間そのものを大切にしましょうみたいな話があって、
そうすればあの人に連絡取れなくなっちゃったって言ったら、ちゃんと心配するだろうし、心配もされるだろうしっていうような仲になれるって言ってるんですね。
なので、マッチングアプリっていうか就活モンスけど、そういうふうに一方的にやっぱ連絡を絶つ、絶たれるっていうようなのはやめといた方がいいなっていうのは思いますね。
ミッシングパーソンになりましょうが、いまいちよく分かんない。
なりましょうっていうか、本来ゴースティングなんかされたら心配するでしょ。なんで心配しないのっていうのに対する問いかけとして、
ミッシングパーソンvsゴースティングっていう軸で話が進むんですよ。
で、なぜゴースティングしてもオッケーになっちゃったかっていう話がその後にあって、
恋愛が市場化してしまったっていう話なんですね。
で、具体例っていうか別の例で出してるのが、服を買いに行きましたっていう話なんですけど、
私っていう店員がいるとしましょう。で、客が来ました、私の店に。
で、お客さんが商品に興味を持ちました。これいいっすねみたいな感じで。
で、私っていうのはその商品、なんかしらのセーターだったりとかジーンズみたいなものを、
これが商品がこれこれ、こういうデザインでこうよくてっていうのをペラペラと魅力をアピールするじゃないですか。
で、客はあーいいっすねこれって言って、ちょっと欲しいかもしんないっすっていう風になって、
あ、でもちょっと予算の関係とか他の店もちょっと見てみたいんで、
ちょっとまた気になったら見に行きますって感じで、ありがとうございますって感じで名刺かなんか渡して、
その客は私の店を去りました。
で、その後、その客は私のお店に来ることはありませんでしたって話をしてるんですね。
はい、それはだいぶ普通な感じがしますね。
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はい。で、果たして私っていうのは、この客が帰り道になんか事故ったのかなとかって心配するかっていうとしないじゃないですか。
うん。
これと同じことが恋愛にも起きてるんじゃないって話をしてて、
なるほど。
マッチングアプリとかって結構その身長が何センチでどこどこの企業を勤めてて、
練習がどんぐらいでとか気にした上でその人と会ってみようってなるじゃないですか。
で、実際会ってみたらあんまりタイプじゃなかったなってなって、
今後会わないみたいな選択をするって思うのって、
この服屋に来た客と同じことやってるんですよね。
まあ客と店員って考えると結構普通の話で、
はい。
マッチングアプリで出会った恋人候補生同士も同じ関係になってしまってるのではないかってことですよね。
はい。
なるほど。
だからこれ恋愛が市場化したっていう風に言ってて、
何かしらのスペック単位で物を測るようになって、
気に入らなかったら次の店に行けばいいやみたいな感覚で、
商品をあれでもない、これでもないって探すっていうのが、
当たり前になっちゃってるっていうのに対する継承としての論でした。
もうその通りだなって思って、
なんだろう、
選んでるし選ばれてるじゃないですか。
就活も一緒じゃないですか。
そうですね。
そうなるとどんどん自尊心下がっていくと思うし、
自尊心を下げるのを回避するために自分もそっち側に行っちゃうなって思うので、
そのこいつとは縁を切ろうみたいな話を簡単にする側に行っちゃうっていう風になると思うと、
長期的にマッチングアプリやるのって相当、
人間としての何かを失ってしまうかもしれないって思うんで、
ゴースティングをしないようにするためには、
まずマッチングアプリやめたほうがいいんじゃないかなって思うのと、
それでもマッチングアプリやるのであれば、
ヤリチンぐらいのほうが健全じゃないかって思うのと、
すぐにいなくなってくる。
その目的のほうが適してるっていう。
はい。
で、あとはどうにかして心配されるっていうか、
ふわっといなくなっちゃったときに、
心配されるようになりたいっていうのとか、
あとはそうはならないように、
ちゃんと共通の知り合いとかを作っとくっていうので、
人間関係において大事なんじゃないかなって感じですね。
このゴースティング資論を読んで。
なるほど。
結構でも当たり前のこと言ってるっちゃそうですけど。
改めてふわふわと思っていることを、
ゴースティングっていう言葉で、
何だろうな、言葉を与えてくれた感じがしますね。
そんな平然と人の前から去るっていうことって、
普通じゃありえないと思うんで。
まあ、プライベートな関係を作ろうっていう意味だと、
あんまりないような気がしますね。
だってこれでいきなり、
あれですかね、人間FMの横山が、
急に連絡取れなくなって、
あいつちょっとなんか最近ラジオの収録来ねえなみたいになったら、
まあ何かしら策は打つと思うんですよね。
それをまあなんかいなくなったなって、
済まさないと思うんで、
そういう人間関係でありたいなって思いますね。
なんかゴースティングVSミッシングパーソンみたいな、
始まったのが、
なんか結局いまいちよく分かってなくて。
ミッシングパーソンってどういう意味なんでしたっけ?
失踪者。
失踪者。
まあだからゴーストみたいに、
幽霊みたいにいなくなるというよりかは、
本当にいなくなっちゃったみたいな感じですね。
ゴーストは、
なんだろうな、
あいついなくなっちゃったね、
で話が終わるのがゴースト。
あいついなくなったけどどうしたの?
っていう存在がミッシングパーソン。
そうです。
なるほど。
たぶん。
ちゃんと失踪者として認識されるような存在になりましょうみたいな。
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かつ認識しましょうみたいな。
そうですね。
その通りなのでマッチングアプリはやりすぎない方がいいですと。
どんどんゴースティングするされるようになって、
健全な人間関係がなくなっていく気がするし、
自尊心が下がるんで長期的にはやれないようにしましょう。
そうですね。
はい。
まあ疲れたら一回やめましょうみたいな。
疲れたらやめてここのラジオを聞いてください。
そうですね。
そしてお便りを送って、
僕らと。
最近あの人送ってくれないけどみたいな心配するんで。
そしたらそれはゴースティングですねっていうような。
いやそうならないように。
ならないように。
はい。
そうですね。
ちゃんとミッシングパーソンとして扱う。
はい。
ここに送ってきてください。
はい。お願いします。
