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2023-03-14 13:39

#60: ゲーセンはキュレーションのエンターテインメント

ゲームセンターの思い出について話しました。


当時やってたガンダムのゲーム(ガンダムVS.ガンダム NEXT) | http://archive.gundam-vs.jp/next/game_description.html

初音ミクの音ゲーとは | http://miku.sega.jp/arcade/play.html

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横山です。 台塾です。 ゲーセンの話したいんですよ。
ゲームセンター。 ゲーセンに最近行ってないんでと思って、秋葉原に行ったんですね。
秋葉原、中学生か高校生ぐらいの時行ってた時は、まず電気街口出たらでっかいセガがあったんですよ。
そのちょっと離れたところに結構UFOキャッチャーがいっぱい置いてある系のセガがあったんですよ。
さらに横断歩道というか、大通りを渡ったところに超巨大セガがあったんですよ。
と、セガ大国だったっていうか、ゲーセンめっちゃいっぱいあったんですね。
全然僕ゲーセン馴染みないんですけど、セガってゲーセンなんですかね。
セガがやってるゲーセンですね。秋葉といったらゲーセンっていう感じだったんですね。
これが最近はもうダメになってて、なんとですね、もう駅前のセガなりませんと。
あーなるほど。ダメになってるって習慣じゃなくなったことじゃなくて、街として変わってしまったみたいな。
ゲーセンが高リッチな場所に2個あったんですけども、駅降りて横断歩道渡らなくても行けるような場所にセガが
2店舗も潰れてるんですよ。そんぐらい勢いがない業界なんだなっていうのを通感して、
かつ一応他のゲーセンも入ってみたけど、基本はUFOキャッチャーがあるぐらいで、かなりマニアックなカードゲームだったりだとか、音ゲーだったりが置いてあるぐらいなんですよね。
もう多分ちょっとゲーセン行こうよって感じで行くノリっていうのが薄れちゃってるんだなって思ってて、なんか寂しい思いをしましたね。
なのでちょっとここから先はゲーセンの昔話したいなって思ってて。
ちょうど僕ゲーセンマジで馴染みないんで、一体みんなが何を求めてゲーセンに行ってるのかっていうのは、また行ってたのかっていうのは聞いてみたいですね。
じゃあちょっと時を戻して、今は捨てられてしまったゲーセンから、僕がゲーセン絶頂期ぐらいまで楽しんでた頃をちょっと話せればと思いますね。
あれですね、小学校から話しましょうと。時は2005年ぐらいですかね。小学校5、6年生ぐらい横山。
基本的には両親にはゲームセンターなんて近寄っちゃダメよって言われて育ちますと。
ゲーセンは相当危険な場所なんだなっていう身を滅ぼしてしまうような場所なんだなっていうふうな感じで教育を受けてました。
実際そうじゃないですか。格ゲなんかやってたら負けたら殴られるみたいな感じで。
あとタバコの煙がすごいみたいな感じで、ヤンキーの創掘のイメージだったんですね。
だから決して近寄ってはならない危険な場所としてイメージされてたと。
唯一いけてたのが8日堂のゲームコーナーなんですよ。
はいはいはい、ありますねそういうの。
アンパンマンとかの乗り物があったり、できてたてのポップコーンはいかがってやってるあれですよね。
あれぐらいなら危険じゃないし、入ろうと思えば入れたんですね。
とはいえ親には黙っていくって感じで、100円か200円かで握りしめて、ちょっとすぐでなくなっちゃうメダルゲームを遊ぶっていう程度の付け方でしたと。
なのでぶっちゃけ楽しんでないですね、小学校の頃は。というかイメージがまずは植え付けられたってタイミングですよね。
ゲーセンとの会合。
危険なゲーセン。
第一章。
だからあまりいいイメージなかったとゲーセンには。
これ第一章小学生が終わって、中学に入りますと。
中学、学校の先生自体がゲーセンに行ってもいいよっていうパターンはそんな多いわけじゃないじゃないですか。
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わざわざ言わないでしょうね。
なんか自分が別に行こうと思ったことなさすぎて、禁止されてるのかどうかもよくわかんないですね。
逆に大助さんは幼少期全くタッチしてないんですね。
タッチしてないっすね。
近所にゲーセンはあったんですか一応。
学校の帰り道みたいなレベルではないですね。
なるほど。
僕はもうあれっすね。生活圏内にあるし、学校の帰り道にもあるし、どこにでもゲーセンありましたね。
でもちょっと親と買い物に行くときのアピタにちょくちょく行ってたんですけど。
横門みたいなもんなんですけど、まさにその中にゲーセン入ったりしたんで、そこで目に触れる機会は全然ありましたね。
だけど、連れてってとか言わず、そこは行っちゃダメよとも言われず。
そうですね、まさに。なんかうるさいイメージがあるんで。
なんか別にあまり行きたくないみたいな。
中学生の頃に、あれですね、僕の中学生の頃に友達が太鼓の達人めっちゃうまいみたいな感じで。
確かに太鼓の達人楽しそうだなみたいな感じではあったんですけど、あれワンプレ100円とかって取られるじゃないですか。
意味わかんなくて、そんなん無理じゃんみたいな。どう考えても。
まさにでもこれから話そうと思ってたことで。
冷静にゲーセン100円かかるの高くね?なんですよね。
うん、いやそうっすよ本当に。
中学生、ここから話戻すんですけど、中学生入って学校で厳しい、行くことは推奨してないという感じで、
昔からの親の教育プラス、学校の教育方針っていうのも重なって、ゲーセンは近寄りがたいというか、何か後ろめたい気持ちで入る場所という感じだったんですよ。
徐々に中学生も悪くなっていくじゃないですか。
横山さん結構悪い感じですよね。
はい、悪くなるというか、なんでそう言っちゃいけないんだよとか、逆に隠されると行きたくなるっていうような、そういうノリじゃないですか。
まあありますよね。
中学2年くらいから始まった、友達とゲーセンに行くっていう帰り道に、楽しすぎたんですね。
へぇ~。
それで徐々に対抗の達人とか、あとはでっかい画面でやるシューティングゲームみたいなのが流行っていって、わぁゲーセン楽しいってなるんですね。
ところがどっこい、対抗の達人なんて特にうまくないと、失敗だどんとか言って、1曲で終わっちゃったりとかして、100円払ったのにこんだけしか俺遊んでないじゃんってなる。
中高生に100円はデカすぎるっていう話。
そうですよね、本当に。
これがもうなんか二重の意味で自分に対して、やってはいけないってものに対して手を出したいっていう欲と、やりたいにも関わらずお金がめちゃくちゃかかってできないっていう、このフラストレーション。
すごいこう、ゲーセンをやることに対するお金の面とモラルの面との2つの壁が横山さんの生きていを阻んでいたわけなんですね。
いずれにせよ今振り返ってみると、その2つのハードルを超えて楽しんでいたゲーセンって、まあそれは楽しかっただろうなって思うんですよね。
お昼ご飯とかを抜かしてでも手に入れたら100円とか500円とかを手にして帰り道遊ぶっていうのをやっていましたと。
まあでも、案の定お金ないんでうまくなれないんですよね。これ苦痛でしたね、本当。
当時ガンダムのゲームが大ブームになったんですよ。
うん。
1回勝ったら連戦できて、次の人が入ってきたらその人と戦ってっていうような、よくある格ゲーのスタイルなんですけど。
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まあそれも要は、勝つ人はお金少なくたくさん遊べるけど、負けたら一瞬で終わるみたいな話なんですかね。
まさにそれで、負けたらもっとお金払わなきゃいけないっていう。資本主義みたいなゲームになってて。
確かに格差が。
普通にうまくない人もいるわけなんですよ、友達には。でもそいつが普通にお小遣いいっぱい貰ってるっていうパターンもあって、負けても痛くも早くもなさそうな顔してるっていうのも苦しいんですよね。そういう格差も受けるっていう。
ゲームの実力×資金力っていう、掛け算で戦ってる感じなんですね。
ここらへんでも、中学生の頃、感情がぐちゃぐちゃになってたと思いますね。基本的にはゲームやってもどうしようもないんで、とりあえずダイレクトのドーパミンを刺激してくれるUFOキャッチャーをやりまくるっていう風に変わってきました。
高校になると、またこれこれで三国志とかカードを買ってそれを盤面に展開して、それで戦うみたいな。
カードゲームをゲー戦でやるみたいな。
そうですそうです。そのカード、ワンプレイ500円くらいでカードが1枚出てきてそれで遊ぶみたいなやつなんですね。
なるほど。カードの購入とプレイが兼ねてるんですね。
ここらへんから、これさすがに無理なやつだってなって、上手くなるならないとかお金があるないの、次元じゃなくなってくるんですよ。
どういうことですか?
中高生って流行り者には敏感で言いたいじゃないですか。
そうですね。
だからガンダムが流行ってんなら俺も対戦しようみたいな感じになるんですけれども、いくらその三国志とか、もういいかなっていう風になったっていう感じですね。
流行りに乗らなくなったタイミング。
なるほど。高校生時点の横山さんにとって、最新のゲー戦のゲームっていうのがなんかちょっともうダサくねみたいな感じに思えてきたっていう感じですかね。
そうですね。流行りに乗っからずにもういいやっていう風になったっていうタイミングだと思います、これが。大人になりましたね、高校生。
で、何を言ってたかというと、ここであれですね、一人で初音ミクの音ゲーやり始めましたね。
そんなに何が違うんだろう、それみたいな。
だから逆に言うと、みんなが流行ってるからやるっていうよりかは、自分がやりたいゲームをやるようになったんですよ。
なるほど。自分で探索しようというフェーズに移ったんですね。
いやーちょっと違いまして、この初音ミクのゲーム、素直にやりたかったんですね。
へー。
けど周りでやってる人がいないんですよ。
ほう。
で、かつオタッキーじゃないですか、ちょっと。
ある意味ちょっとそうか、オタクの会家みたいなところだったんですね、そこは。
恥ずかしいんですよ、とりあえず。
だから俺初音ミクのゲームやりたいんだっていう風なのをあんまり周りにも言えず、
で一人でやってるところを目撃されたところにはもう次の日学校には行けないだろうみたいな、そういうのがあったんですね。
僕にとっての横山さんはもう初めからオタッキーなので、今更ちょっとそういうこと気にするところあったんだっていう気持ちになりますね。
確かに今思うよそうなんですよ。
で、この初音ミクのゲームをやるにあたって、友達一人をボディガードにつけて、ちょっと周りに見張っといてって言って、やると。
なんすかその友達、親切な人なんすか。
親切な人ですね。
親切な人ですね。
へぇ。
なんかもうほんと、あれっすね、異教徒としての生き方みたいな感じでしたよねほんと。
隠れキリシタンみたいな。
いや、つらい時期でしたねこれは。
へぇ。
なので、あの秋葉っていう場所がほんと僕にとってはやっぱ聖地なんすよね、そのままの意味で。
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秋葉に行けばみんなやってるんすもん。
だから隠れキリシタンが認められたタイミングというか、ここに集いがあったかっていう、そういうノリをちょっと楽しんでました。
だからちょっと冒頭話した秋葉のセガがどんどん潰れてるって話はちょっと心苦しい気持ちではいますね。
なるほど。
今の話って高校生なんでしたっけ?
そうですね。
高校生の頃からちょくちょく秋葉まで通ってたってことなんすかね。
そうです。
なるほど。
高い交通費出して。
いや、この初手ミクのゲームは良い思い出だらけっすよほんと。
うん。
当時、高校の頃に初めての彼女ができまして、その子もうちょっとオタッキー機質な子だったんですよ。
へぇ。
で、別に今まであんま話したことないって感じだったけれども、何の話かでミクのゲームやってるんだみたいな感じになって、
じゃあ今度ちょっと帰り道からちょっと外れたところのゲーセンで一緒にやらないかみたいな感じになって、
2人の時間を楽しむと。
はい。
いや、これは付け合えますわって感じですよね。
いやぁ、青春っすね。
いや、今の話は度青春な気がするんで、かなり多分脚足されてると思うんですけど、
ミクのゲームによる遺嘆事扱いを受けたっていう、そういう包み込んでくれる感じだったんで、もうメロメロでしたね。
もうそれかなり楽しい高校生活だったんじゃないですかね。
いや、だと思います。すぐ終わりましたけど。
という、初音ミクには常々助けられてる。
秋葉原セガがなくなってつらいよって話ですね。
大学以降、なんか気づいたらやっぱ離れましたね。
やっぱなんか徐々に魅力がなくなるっていうか、他にお金使うところあるだろうってなるし、
UFOケースチャーめちゃくちゃやってた時期あるんですけど、それは。
へぇ~。
なんか徐々に徐々にもういいかなっていう風になって、脱ゲームセンターをしたっていう流れですね。
だからそんな人が多分いっぱいいるせいで、秋葉原ゲーセンバタバタ倒れてんだと思うんですよね。
横山さんも高校の頃はゲーセンにというか初音ミクの音ゲーにハマっていて、
それ以降もゲーセンっていうものじゃなくて、個別のコンテンツとして楽しいのがあればいくしみたいな感じだったんですかね。
もしかしたらなんですけど、ゲーセンをきっかけにガンダムにハマり、ゲーセンをきっかけに初音ミクにハマり、
UFOキャッチャーの景品をきっかけにその他諸々のコンテンツにハマりってやってるわけで、
ある種、思春期のコンテンツを触れるためのハブだったのかもしれないんですよね。
なるほど。情報源だったんですね。
はい。今って情報源っていくらでもあるじゃないですか。
YouTubeだったり、SNS、あとこのPodcastだったりっていう感じで。
ここも情報源。
中高生がゲーセンに行かなくても情報が得られるような時代になっちゃったってことかもしれないですね。
確かに。中高生がPodcastで春期とか読み始めるみたいな。
だからゲームにハマってたっていうのもあるけれども、
1個、そのコンテンツをより深く掘るための1つの手段だったっていうのがゲーセンかもしれないですね。
だからあれか。単純に時代に応じて普通に求められるものが変わってったってだけの話であって、
ゲーセンの本質はキュレーションだったっていう気づきする。
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なるほど。
僕の青春をいい感じにアシストしてくれたんでね。
コンテンツを提供して去っていった。
最初はヤンキーがいっぱいいる怪しいところだったと思いきや、
オタクのためのキュレーションメディアだったんですね。
まさかだわ。
結構そっか。
僕の中でやっぱパチンコ屋と同じ立ち位置なんですよね。ゲーセンは。
前年齢向けのパチンコ屋みたいなある意味で。
多分横山さんパチンコ屋あんまり行かないと思うんですけど。
ぶっちゃけゲーセンのパチンコ要素であるヨホキャッチャーにどっぷりハマったんで、いいのぐらいはできないですね。
横山さんの話を聞いてると、友達と行く青春を分かち合う楽しさとか、
オタクコンテンツのキュレーションとしての楽しさっていう側面は、
僕が全然認識してなかったところなんで、
なるほど、そういう風にゲーセンっていうものに触れてたんだみたいな。
納得するというか。
そんなに遠くないものなイメージがありましたね。
こちらも話してて、あ、そうだったんだっていうのを感じました。
気づいてしまった。
普通に僕にとってゲーセンは人生を程よくアシストするキュレーションメディアっていうことだったんですけど、
リスナーの皆さんのゲーセンエピソードあるよみたいなのがあったら、
ぜひ聞いてみたいんで、お便りを送ってくれると非常に嬉しいです。
うん。
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