ソシャゲの新しいコンテンツとしての定期購読感覚
横山です。大樹です。
ソシャゲって昔やってたんですよ、僕。
でも最近一切やんなくなった。
かつ、もうこんなんゲームじゃねえっていうような思いで、ソシャゲを剣をしてたんですね。
けどちょっと最近、ネットかなんかで、ソシャゲってこういうもんなんじゃねっていうのを見て、見方が変わったんですよ。
ソシャゲって雑誌の定期購読と同じ感覚なんだっていうふうに言ってる人がいたんですね。
最近のソシャゲって、どちらかというと、ストーリーを毎週配信されて、それをゲームついでに読むみたいな、そういうコンテンツになりつつあるらしいんですよ。
あーなるほど。
週1回とか、月額いくらとかっていうレベルであれば、そんぐらいなら出すわっていう感覚。
で、ソシャゲやってるらしいんですね。
うんうんうんうん。
ここからちょっと一旦自分の話するんですけれども、自分にとってのソシャゲ感ってやつ。
うん。
まあそんな雑誌感覚なんてことは全く知らず、ゲームだと思ってやってたんですね。
うん。
大学時代、二大挙党として流行ったのが、パズル&ドラゴンとラブライブスクールアイドルフェスティバルですよね。
うん。
パズドラには2万円課金しちゃいましたと。
うん。
で、ラブライブの方には結構課金しましたね。
うん。
ジャブジャブと。
まあ課金しちゃったわーっていうこの罪悪感。
うん。
残らないようなゲームに、まああとはそんなパズドラでどんどんモンスター強くしていっても、結局インフレしていくみたいな。
うん。
不毛さもあり、だけどなんかもう2万円も課金しちゃったとか、そういう額に引っ張られてズブズブと続けざるを得ないっていうような。
サンクコストってやつですよね。
サンクコストですね。
うん。
もうズブズブとなんか嫌な感情を持ちながら向き合ってたんですよ。
金かかるは不毛だわっていう。
で実際ゲーム自体も面白いわけじゃないじゃないですか。
うん、まあ面白いっていうか没頭してなんか無心でやれるからやってるみたいな感じですよね、きっと。
うん、なんか手慰みにやるっていう感じだと思うんで。
うんうんうん。
まあ没頭はむしろ逆にファイナルファンタジーとかそういう系じゃないですかね。
あーなるほど。
もうガッツリ時間使ってやるぜって言って、で達成感があってっていうようなのに没頭したい。
うん。
でパズドラは没頭というよりかは惰性ですよね。
でそんな惰性でゲームやるっていうのは、まあゲーム機いくつか持ってるにもかかわらずそっちのゲームやらないでパズドラばっかやるっていうのはやっぱり不健全だなっていうことで。
うん。
負の感情を持ちながらそしゃげに向き合ってましたと。
ゲームを雑誌のように捉えることでの新たなゲーム体験
うん。
だからそしゃげはクソだ、やってる奴はアホだっていうような、まあいつも通りの偏見を持っているんですよね、今も。
それやり始めた当初からそう思ってたんですか?
パズドラに課金なんてありえねえっていうふうに思ってたところをハメさせられて、気づいたらお金が取られてたっていう。
自分ではコントロールできないところでお金が動いていくし、まあなんか社交支援を追ってくるしっていうことで、やっぱり良くないもののコンテンツだと思ってるんですよ。
で片谷、最近聞いたこの雑誌説っていうやつ。
まあ確かにそのやたらリッチな雑誌を定期公読してるっていうふうに考えたら、まあ安いんじゃねっていうふうに思いますよね。
だって誰しもがそのゲーム、本格的なゲームっていうのに没頭できるわけでもないし、エンタメっていうのが漫画や映画だけっていうわけでもないんで、
新しい形の定期公読すべきコンテンツっていうようなふうに捉えたら、このキャラがどう次、話を前に進めるんだろうっていうのが気になるが故にゲームを続ける。
なおかつ、それをより感情移入して見るためには、手持ちのキャラが強い方がいいんで、ちょっとぐらい課金しようとか。
で、あとは普通にオフセ感覚で、こんな面白い作品出してくれてありがとうって感覚で買ってるっていうふうにも捉えられるんですよね。
なるほど。
雑誌っていうふうに捉えた時に、僕たちも正直、面白くない雑誌とか面白くない漫画っていうのを物理で買っちゃったことあるじゃないですか。
そうですね。
これ面白いんじゃねって思うふうに言って大人買いしてみたところ、結局あんま面白くなくて、あんま読まないで売っちゃったってこともまあまああると思うんですよ。
うん。
数にしたら結構な量になると思うんで、今まで普通に手元に残らないお金を払ってしまったってことは多々あると。
これって果たして参加コストなの?参加コストっていうのか?
うーん、まあ無駄遣いなのっていう。
雑誌とか漫画は手に取れるからこそ、なんか無駄じゃない感があると思うんですよ。
そういう基準だったんですね、そもそもが。
そし上げに対する古い考え
多分。だから物理として一応物に残るから、これは買ってもまあ無駄じゃないっていう気分になって、手放しちゃったところで一度その物理として手に入れたっていう実績があるから、
まあ目に見えてそのなんか完全に無駄にしたっていうことにはなりづらいんですよ。
うんうんうん。
そし上げだと目に見えないからダメージを受けてる気がしてるんですよね。
この考えって古いなって思っちゃって、目に見えないものに価値はないみたいな。
はいはいはい。
そういうのを言うおじさんたちペルじゃないですか。
音楽もCDをコレクションで残してこそだみたいな。
漫画を例えば買うのと、そし上げに課金するのとの違いが、横山さんはその物理で物を持てるか持てないかっていう話の観点で話したじゃないですか。
はい。
なんか僕もその漫画とそし上げ、なんとなく漫画はまあいいけどそし上げは無駄遣いみたいな、そういう気持ちはちょっとあって、
でその違いが情報を買うかどうかだと思ってるんですよ。
漫画は買うことによって今まで自分が知り得なかった物語を知ることができる、見ることができるみたいな話。
でそし上げは別に分かってるみたいな、それでもったいなさを感じるみたいな、ずっと同じことをぐるぐる繰り返ししてるのがもったいないよねみたいな、
そういう基準でなんとなくその2つの違いを考えてましたね。
同じ行為をぐるぐるやるっていうようなゲームになりがちなのがそし上げだっていうようなことで、
確かに新しい情報が手に入りにくいがゆえに漫画とか雑誌っていうのとそし上げが違うっていうような観点だと思うんですけれども、
それが古い考えだと思ったんですよ。
だって僕たち今のそし上げやってないじゃないですか。
いや本当そうですね、そうです。
それを知らないままゲームっていうのを淡々とちまちまとやるっていうパズドラ世代、パズドラ時代のものしかイメージがないがゆえに、
最新のそし上げやったら意外と面白いのかもしれないですよね。
ここでそし上げやってる人がいない中で、この最近のそし上げやってみようどれがいいかなって話ができないっていうのはあるんですけれども、
やっぱりそのトレンドを追っかけてないにもかかわらず、それを無限にあしらうというか、勝手に何かディスるっていうのは、
すげーこれもちょっと老害臭が、カレー臭をしてしまうっていう反省ですよね。
自分が体験してないからっていう結構多い目というか、あれが結構衝撃だったんですね。
はい、そうです。
パズドラとかは手なぐさみにやるっていう感覚だったけれども、もはや面白いストーリーを持っているゲームコンテンツっていうのが山ほどあるがゆえに、
一日中そし上げしてないといけないっていうような状態、そういう状況になっている人って多いと思うんですよね。
そういうふうにゲームやってる人がいると思うと、Z世代が今倍速視聴するんだとかって、そういうのをやっぱりバカにできないなっていうふうな思いで。
今の大学生とか中高生、やらなきゃいけないことが多分いっぱいあるんですよ。
僕たちみたいなその牧歌的な、時間がすごいゆっくり流れてた時代とやっぱ違うみたいで、とにかく忙しいと。
反省と新しい考え
何かを消費してないと他の人に置いてかれると。
めちゃくちゃ面白いコンテンツだらけの中で、それを仲介に友達を増やしていくっていうような、今の世代。
これは大変そうだなって思いましたね。
だからもうZ世代のことをバカにするのはやめましょう。
いや、どうなんですかね。最初からバカにしてないから反省する要素も別にないですけど。
大樹さんは健全ですわ。
はい。
僕はこのそしゃげアンチっていうものに向き合った結果、反省が多すぎて、古い考えをしていたことに対する追い目を感じましたね。
なるほど。横山さんがもともとそしゃげをやっていたから、だからこそ少なくとも当時のそしゃげは全然ダメだ、あんなことやってるやつはっていう気持ちがあったんですね、多分。
はい。
僕はそしゃげもともと全然してないので、もともとはなんか知らないもんなんで、あんまりこうディスるほどのあれがないんですよね。
なるほどな。そしゃげをディスりまくる回も取りたいんですよ、それはもちろん。
けどね、もうそんなことやってたらね、ちょっと時代に取り残されるんで。
最新のそし上げに向けて
少なくとも最新のそしゃげをやるように時間確保するっていうのが、もうこのZ世代に捧げるタムケなのかもしれないですわ。
タムケって言ったらちょっとアレですけど。
タムケられるのは多分こっちですよ。
はい。ちょっとZ世代からのタムケを受けようと思います、これ。
そうですね。
はい。もう懺悔の気持ちでそしゃげをやろうかなって。
うん。
ごめんなさいZ世代。
かといって、その時間重視でやっぱ物消費するのって面白くないなっていう風に思ったんですね。
うん。
ゴールデンウィーク中にゴミみたいな時間の使い方したんですよ。
うん。
大学生の頃のモラトリアムかなみたいな感じの時間の使い方。
はいはい。
もう14時に起きて、見る必要もないようなアニメを遠足で1シーズン見て、うーん面白くなかったみたいな感じで。
遠足でっていうのをあえて言うのすごいですね。
遠足ですよ、もちろん。
うん。
でもこの中身の無さ、久しぶりでいいなっていう、なんか清々しさがありました。
いいな。なんかそういうゴールデンウィーク、終わったばっかだけど過ごしたくなってきた。
あの当時のね、ゆっくり時間が流れてることを噛み締めましたね。ゆっくり時間が流れてる頃のあの感覚。
うん。
であとはもうゲームやってたんですけど、意味のあることばっかやってるとやっぱしんどくなるんで。
なんかほんと、もう流行ってもないようなあのインディーズゲームとかを、なんか謎に10時間ぐらいぶっつけてやったりとかして。
うん。
不毛な時間の使い方って、なんだかんだで楽しんじゃねっていうのもちょっと思えちゃうんですよね。
うん。
あのパズドラとかラブライブやってたのも、不毛だったけれどもあれはあれで、あの大学生特有の時間の使い方で、なんかすごい良かったんじゃないのかなって思いもしてきました。
うん。
大学生たちが時間重視で生きてるっていうことに対するディスリをしてたけれども、僕自身も無意識でタイムパフォーマンスっていうのを重視して生きてる気がしていて、タイパっていうものの呪縛からちょっと脱却できたなって思えるゴミみたいなゴールデンウィークでした。
Z世代へのメッセージ
はい。じゃあ、まあある意味一周回った横山さんからZ世代に向けて、これを聞いてるZ世代、何かメッセージを届けるとしたらどんなことを言いますか。
難しいっすねーそれ。
大学生が聞いてますよこれを。
大学生、ゴミみたいな時間を過ごしてください。
その時しかできないんで。
説得力あるのかないのかよくわかんないな。
昼に起きて、しょうもないアニメ見て、クソみたいなゲームやって、大学時代を過ごしてください。
それが人生最大の幸せです。
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