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  2. #113: 「私推しを後悔させない..

声優小倉唯のライブの感想を話しました。


小倉唯「Honey Come!!」MUSIC VIDEO(Full ver.)

https://youtu.be/gh74ZoItzEU


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サマリー

小倉唯のライブに行った横山と大樹は、10年間活動していることを知っていました。しかし、彼らは7年ぶりのライブ参加で社会性を身につけており、以前のように騒ぐことができませんでした。そのため、ライブ中はおとなしい状態で楽しむしかありませんでした。また、コロナ前後でアイドルの曲やライブの盛り上がり方が変わったことがわかりました。そして、新たな女性ファンが増えたことも分かりました。小倉唯のライブでのパフォーマンスには感動し、彼とファンのコミュニケーションの素晴らしさを実感しました。彼の曲に込められたメッセージをリズムで楽しむことができると感じました。

目次

7年ぶりのライブ参加での構図の変化
横山です。大樹です。7月17日、小倉唯のライブに行ってきました。
おお、すごい。 いやー、素晴らしかったですね。大きそうな会場ですかね。
まあ、中規模サイズの箱であって、 久しぶりにライブ行ってきましたよ。
ああ、そうなんですね。 そこで、なんかいろいろと思い出したというか、なんかたぎるものがあったんで、ちょっと一旦、
吐き出しておこうかなって思いますと。 前提として、小倉唯っていう声優のライブに行ってきたんですけれども、
素晴らしい声優なんですけれども、多分伝わらないんで、 とある声優Aっていう、女性声優Aのライブに行ってきたっていう感覚で、ちょっと聞いてもらえればと思います。
7年ぶりに行ったんですよ、そのライブに。 わあ、結構空いてるっていうか、小倉唯そんな活動してるんですね。
10周年のイベントだったんで、今年。 7年ぶりに行ったんですね。僕行ったの2016年だったんですよ、前行ったの。
僕、かつては他のアイドルグループもいろいろ行ってたんですね、ライブに。 で、結構なんか奇抜な格好したりとか、その大声出して、なんか声援?
コールとかやったりみたいな。よくいるアイドルオタクだったんですよ。 あの、キモい。
楽しい奴ですね、でも。あんなにお祭り状態になれる機会ってないんで、楽しいんですよ。 で、7年前行った時も、友人と行って、まあ祭り感覚で楽しんでたんですね。
だから、会場にいるキモいオタクに慣れて、すごい楽しい時間を送ってたと思うんですよ、昔のライブ。
別にアイドルグループのライブに限らず、なんかロックバンドとかも行っても、日常を忘れて騒ぐみたいなのって、まあ楽しいじゃないですか。
だけどね、ちょっと7年越しのブランクっていうか、もう完全に無理でしたね。
その、押し勝つというか、そのライブ会場で騒ぐっていう、そのメンタリティーがもう消えてしまっていて、で、まあ今回一人で行ったっていうのもあるし、
え、これ、声出して、なんかね、サイリウム振って騒げるわけなくね?ってなっちゃって、完全に固まりましたね。
で、普通にTシャツ、ユニクロのTシャツで行って、何も手に持たないで、物販とかも並ばずに、あの、腕組んでライブ眺めてたんですよ。
完全お地蔵さん状態。で、周りはそのサイリウムいろんな色にして振ってるわけじゃないですか。
ちょっと手持ちブサタになって、ライブ中にちょっと抜け出して、物販会場に行って、3000円でペンライト買って、振ってたんですよ。
落ち着きますね、なんか。
あー、でもわかるな、ちょっと手持ちブサタになる感じ。
なんか普通に裸みたいなみんな、なんでペンなんか振って何してんだろうと思うけど、みんなとやっぱ同化するし、なんか自分もそのライブに参加してるっていうような気持ちになれるんで、
地蔵よかサイリウム振る、ペンライト振るっていうのくらいは、ちょっとやってないと楽しくないなって思いました。
周りの人本当に、なんかこんなことやってて恥ずかしくないのかなってくらい、わけわからん動きしたりとか、すごい声出したりとかしてて、
よーやるなーって思ったんですけど、この感覚、ディズニーランド、あれ楽しむのって結構覚悟必要じゃないですか。
あー、パレードとかはちょっとあれかもしんないですね。
たいじゅさん、ディズニー行って耳とかつけたりします?
んー、まぁノリでつけたりすることもあるけど、まぁつけるかな。まぁ別にそんなこだわりないっすね。
だからそのノリですよ。
うん、まぁ確かに。
ディズニー来たんだから耳ぐらいつけようぜっていう風になれるかどうかの覚悟、普通つけないじゃないですか、あの街歩くとき。
まぁそうかも。
だからそこを振り切った結果、ディズニーは楽しくなると思うんで、もうね、あのミッキーなんてどうせ着ぐるみの何たらだろうみたいな風に思ってディズニー行くよりかは、
あーミッキー来たミッキー来た、写真撮ろ写真撮ろっていう方が絶対楽しいじゃないですか。
うん。
その感覚で、アイドルのライブも行かなきゃいけないんだなと。
だから今回一応そこ失敗したなって思って、祭りを楽しむ覚悟を持ってやっぱ行かなきゃなっていう。
7年のブランクで完全に、逆に社会性を得てしまったがゆえに、あの、ライブ体制がなくなっちゃったんですけど。
会場の外への社会性を得たゆえに、会場の中の社会性を忘れてしまったと。
はい、これはもったいないなーって思いました。
せっかく行ったのに、なんかね、ちょっと棒立ちしてたのは悔しい。
アイドルの曲とライブの変化
じゃあ次回反省を生かしたいと思います。
コロナでのブランク、この3年間。
うん。
だいぶ凄まじいなというか、そのアイドル文化そのものを、やっぱり方向転換させた気がしたなと思いました。
おぐらい10年活動してるんですけど、僕行ったの7年前ってことは、きゃりーは3年目ぐらいなんですね。
その頃、特にその2015年前後って、やっぱそのアイドル戦国時代っていう風に言われた頃じゃないですか。
エケビ出て、乃木坂出て、桃黒いてっていう。
そういう結構強いアイドルが、もうなんか一気に文化を作っていった、その2010年代だと思うんですけど。
その頃の曲の作り方とか、あとその頃のオタクたちの、そのアイドルコンテンツの消費の仕方っていうのが、やっぱあるんですよ、当時のそのノリというか。
そのコールでめっちゃ声出したりとか、常においおいって言って、アイノテ撃ったりとかっていう、あの文化。
あれが最高に熱い頃の、多分アイドル界隈だったと思うんですよ。
片屋もう2023年じゃないですか。
で、このコロナを3年間完全に空白が空いたっていうことで、その前と後での曲の盛り上がり方が全然違うんですよ。
初、だからライブ初披露の曲ですって言って、なんだろう、コールとかがしづらいなってなるあの感覚、わかりますかね。
うん、まあ想像はできますね。
それがほぼ全部の曲に当てはまっちゃってるんですよ。
だから、もうわかりやすく、コロナ前の曲、コロナ後の曲で盛り上がり方が違う。
なんかこれはなんともなーって思いましたね。
なんかその、かつてのアイドル文化は一旦止まったなっていう。
で、かといってその曲たちを今まで通りのアイドル文化でのその盛り上げ方を知ったとして、なんかマッチしない気がするんですよ。
曲自体がちょっと、なんだろう、洗練されてるというか、こぎれなんですよね。
アイドルが歌う曲とはいえ、まあてか、オグレフィ自身が10年経ってるってもあるんですけれども、その大人になったっていう。
もうちょっと落ち着いた曲が増えてる気がしていて、ただ落ち着いてるだけというか、もうちょっとなんかひとひねりした感じの。
うん、想像するところとしては、コロナ前っていうのはやっぱりライブでやることを前提として、みんなが乗る、いかに乗りやすいかとか、まあ乗る余地がある、乗って初めて完成するような曲だったものが、
コロナ後っていうのは、乗らなくても曲自体が結構凝ってて、まあ面白いというか、なんかそういう曲に変わってったりしたのかなみたいなことは予想しちゃいますね。
すごい多分的確に言語化してくれた気がしてて、あのまさにその通りだと思います。
だから曲作りが多分変わったんだと思うんですよね。
これね、今まではアイドルソングとして出しても、誰も声出してくれないこの3年間でリリースして、誰が面白いんだっていう風になるから、
声援がなくても楽しい曲っていうのを提供する必要があった3年間だったと。
新たな女性ファンの増加
すごいな、それはそれで。作り手もなんかいろいろ考えて作んなきゃいけないんですね。
ああ、そうっすね。
で、このコール文化というか、そのアイドルの現場での盛り上がる曲たちが消えてしまいつつあるっていうのは、まあちょっと残念ではあるものの、新規、女の子めっちゃ増えてました。
へー、そうなんだ。
普通アイドルのライブの現場に行く人って、まあいわゆる肝オタじゃないですか。
ちょっと語弊があるけど、あのいわゆる肝オタじゃないですか。
そのイメージはありますね。
ザアイドルオタクっていうのが、昔はすごいいっぱい押し寄せたと思うんですけど、そもそもそういう人たちもなんかあんまいなくて、普通に社会に溶け込んでいる人もいつつ、とにかく女の子が多い。
こんなにいたっけ女の子っていう。
女の子オタクっていうよりかは、小倉優衣に憧れて私も可愛くなりたいみたいな、なんかめっちゃ衣装、すごい化粧すごいして会場に来てる、小倉優衣ワナビ女の子がめっちゃ増えてて、この3年間みんな多分家でネット見る機会がすげー増えたと思うんで、そこでなおかつアイドルの市民権もすごい広がったじゃないですか。
多分アニメも市民権得たんで、なんか声優に対する。
サブカルっていう感じがちょっと弱まって、結構メジャーな文化になったのかなっていう感じですかね。
そんな感じがあったから、客層がガラッと変わったのかもしんない。ガラッと変わったわけじゃないから、なんか追加でいろいろ増えたっていう。
小倉彦とファンのコミュニケーション
普段アイドルオタクの現場いないでしょって人がちらほらといた。
まあでも横山さんのさっきの話を聞くに、ちょっとサイリウムあったほうが気まずくないみたいな、あったじゃないですか。
ってことはやっぱ古き良き、古き良きわかんないですけど、古きキモイオタクたちっていうのも健在だったんですね。
もちろん、そうですね。彼らがいないと多分成り立たないですよ、この社会は。
じゃあまたもしかしたら、ライブ受けする曲っていうのが増えてったりもするのかな。
だといいですね。まあそういう曲もあるっていう状態がやっぱいいですよね。
確かに。
で、あとはやっぱその子参中が喜ぶような昔ながらの曲を今やるっていうのをすれば盛り上がると。
いいですね。10年越しにこの曲をやるんだみたいなのがやっぱり盛り上がりましたよ。
10年すごいな。
最後なんですけど、まさにその子参中についての話をしたくて。
小倉彦自身が2年ぶりのライブっていうことで、みんな久しぶりみたいな感じになってたんですよ。
前回のライブ来てくれた人とか、久しぶりの人みたいな感じで手挙げてみたいなやるんですよ。
なんか5年以上前の人って言われて、僕手挙げたんですね。7年前だったから。
そしたらあんまり手挙げてなくて、来た来た来たって。
俺相当前から小倉彦知ってんだなっていうのを、その会場に数千人いたと思うんですけど、
その中でも寄りすぐりなんだっていうこの子参中の気持ちがビシーって湧き上がって、
そのタイミングでサイリウムを買いに行った感じですね。
なるほど。この子参中の俺が一番振ってやんなきゃみたいな。
そうなんですよ。足掛け、小倉彦自身を認知したのは14年前なんですよ。
すごいっすね。
僕まだ高校生だったんですけど、小倉彦が声優アーティスト、歌う声優としてデビューしたのが10年前なんですね。
僕マイナス4の頃から知ってるっていう、他を圧倒的に凌駕するような時間を積み重ねてきたっていう。
で、しかも14年前の小倉彦とか、アーティストデビューした頃の小倉彦なんてもう普通にこの子伸びるかっていうような感じだったと思うんですよ。
それをね、見つけてきたっていうね、早々に。オタク妙理に尽きるってやつですよね。
場所が、あの頃から知ってたみたいなやつですよね。
ザ・老害。老害ムーブしないですけど、ちょっとその時に。
昔の小倉彦はこうだったとかって語り始めたらちょっと嫌ですね。
嫌ですね。だからこれはちょっと胸にしまっておきます。
小倉彦の曲にハニカムって曲があるんですね。
これもフェスとかライブで死ぬほど盛り上がる曲なんですけど、
ザ・アイドルって曲なんですけど、その1フレーズに
私推しを後悔させないための努力は惜しまないっていう風にあって、
この通りだなって、この約束を果たしたなってこいつはって思いましたね。
私推しを後悔させないための努力を惜しまなかった結果、10周年ライブで素晴らしいパフォーマンスをもうおしげもなく発揮できるという。
感動でしたね。子さんでよかったと。
すごいな。感想、ハニカムの歌詞で、私推しを後悔させない努力は惜しまないっていうやつ。
その歌を歌って、それを受け取る横山さんっていうのもすごいし、
それを受け取った上で、その期待に実際答える小倉彦っていう、
このコミュニケーションが成立するのが本当に奇跡みたいなもので、
すげえ愛にあふれた世界だなっていうのを感じました。
小倉彦の曲とメッセージ
いいですよね。これ噛み締めたいですよね、この歌詞。
私推しを後悔させないための努力は惜しまない。
その後に続くのが、決して曲げないマニフェストなんですよ。
政権公約なんですよね、だから。
そりゃね、公約破らないっしょと。
素晴らしい。
よくそこに気づいていただけました。上級者ですよ。
受け取る方もやっぱすごいよなって、そこを。
受け取らざるを得なかったっすね。
小倉彦、結構歌詞いいんすよ。また話してるんすけど、
ちょっとこれも伝わりにくいんすけど、
単語とかフレーズの選択が意味不明なんすよ、だいぶ。
なおかつ、小倉彦自身の声が特殊なんで、すっげえ聞き取りづらいんすね。
曲をリズムで聞くか、歌詞で聞くかっていうふうな話があったときに、
小倉彦の曲はリズムでしか聞けない気がするんすね。
それはもうその、マジで何言ってかわかんないから。
普段僕聞いてるときって、もう歌詞何言ってかよくわかんない状態で、流し聞きしてるんすよ。
たまにふと、じっくり歌詞を読んでみると、
あらまあっていう発見がいっぱいあるんすよね。
こんな伝えたいメッセージがあったんだって。
僕はそれを無意識のうちに汲み取っていたと。
伝わるんすよ、結局。
歌詞があろうがなかろうが、何でも伝わるんすよ、結局。
それが伝わった結果が、この僕にとっての14年間、ほぼ人生半分ぐらいをお礼に費やしてきたという、
これがアイドルオタクの末路ですね。
いや、なかなか14年はまるってないっすよね、ほんとに。
かなりの厚みを感じるお話ですね。
これからも楽しみにしてます。
はい、逆に復帰入れたいと思います。
14:18

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