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横山です。
たいじゅうです。
正月に実家に帰りました。実家に帰ったら、小学校の頃に作ったものたちが出てきたんですね。
あるんですね。まだに。
びっくりした。図工の時間に描いた絵とか、あと作文みたいなやつが出てきて、
わあ、こんなのやったなみたいなのがバサバサと出てきたんです。
それ見て思ったのが、小学校年生の横山、漢字描かなすぎだろって。
そうなんですね。
はい。戦争を題材にした絵を描きましょうって。
暗いあれやな。戦争の悲惨さみたいなのを調べて、それを絵にしましょうみたいな感じの授業があって、
それで絵描いて、その下にコメントみたいな感じであって、五年三組横山、コメント。
戦争の雰囲気を出すのが難しかった。みたいなことが書いてあったんですね。
で、戦争って漢字が多分書けなかったのか、
で、争って漢字は比較的画数が少ないんで、書けたのかわかんないけど、
戦って書いて、ひらがなで。
争って争うって字書いて、戦争って書いてたんですね。
で、その後の戦争の雰囲気があって、漢字で書かないで、普通にひらがなに雰囲気って書いてて、
で、かつ難しかった。もう多分書けなかったから、ひらがなで書いてるんですよ。
あれ、これ漢字で書いたのは争だけじゃんってなって、漢字書けよって思ったんですね。
わかんないならググってってか、なんか辞書で調べて書けよって思ったんですね。
けど、当時の小学生って、そういうのじゃなくて、習った漢字しか使わなかった覚えがあるんですよね。
確かに、まあ、当たり前にそう思ってましたね。
この感覚ってもう我々にはなくないですか?
そうですね。たまにツイッターで、子供がなんか文書いた時に、
習ってない漢字を使うなって先生に注意されたっていうので、
そんなのナンセンスだっていうのが流れてくるのぐらいでしかもう見ないですね。
たぶんそれのせいもあって書かなかったのもあるし、純粋知らないから書かなくていいっていうふうにパッと逃げというか、
調べるってとこまで行かないで漢字を書かなかったと思うんですよ。
そうですね。習ってない漢字だけど調べて書くみたいなことは、
なんか当たり前になんかする必要がないし、するっていう発想自体が全然なかった気がしますね。
けど大人になって必要になったのはあれじゃないですか、知らないことは調べなきゃいけないっていうふうになると思いもしなかったですよね。
そうですね。
戦争って漢字、やべえ出てこねえって思ったらググるっていうか。
じゃあひらがなで書くかとはならないですよね。
ならないですよね。
自分だけが書くメモだったらこう手書きの、戦争、やべえわ出てこねえ、戦ってひらがなで書こうみたいなのあるかもしれないけど、
それね人に出すような文章で、住所、たとえばおかちまちって漢字が書けねえってなったときに、
おかちまちでひらがなで書いてパッて手紙出すってないじゃないですか。
うん。
で、この小学生の考え方は一体何だったんだっていうのをちょっとその時に思って、
習ってないものは使わないっていう状態って一体どうだったんだろうなって思い出せないんですよね。
そうですね。
でもやっぱり実際習ってない漢字でも使えるといいよねみたいな。
どうなんだろうな。
何がそうさせてるんだろう。
なんだろうな。
たとえば習ってない漢字でもできるだけ漢字で書きましょうみたいな。
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そういう話し道になると、いちいち調べる必要が出てきて、
その分、いろんな文章書くのが遅くなってしまうって大変だみたいな。
読む側も大変だみたいな。
そういう話はあると思うんですよね。
で、ただ今横山さんがしてるのって、たぶんそういう話じゃなくて、
学校の先生がどう指導するべきかみたいな話じゃなくて、
その小学生個人の感覚として、
そうそう。
調べようと思うこととか、思わないこととか、そっちの話だと思っているんですよね。
一応今ググったんですけど、
小学校の謎ルール、習ってない漢字の使用禁止の正当性は?っていう記事があったんですけど、
理由として、誤った書き順止め跳ねを覚えてしまう。
漢字を知らない他の児童に劣等感を抱かせてしまう。
習ってない漢字を知ってることを褒められた児童は、
歪んだ優越感を育んで、授業に無関心になる。
は?
歪んでんのかな、それ。
他の児童を見下すようになる。
なんかめちゃくちゃっすけど、いずれにせよ足並み揃わなくなっちゃうんで、
習ってない漢字は使わないっていうルールがあるところはあるみたいですね。
で、それを甘んじて受け入れている生徒たちは、
一体どういう心境なのかっていうのが、もう分かんなくなっちゃってる。
そうですね。
そもそもそんな指導をされたのかどうかすらも覚えてないし、
でも仮にされたとして、それに対して、
いや、そんなの不公平だよ。俺は習ってない漢字使いたかったのにって思うのか、
それとも別に何とも思わないのかっていう、その気持ちは分かんないですね。
でも勉強しますよ。
しますっていうか、必要に応じてしますよね。
どうなんだろうな。
その当時の子供として、漢字、え、分かんないな。
漢字を自分から勉強してるっていう状況がほぼほぼないような気がするんで、
なんとなく思ったのは、独学が存在しないから、そもそも知らない漢字を使おうっていう機会が発生しないのかな。
でも、とはいえ街で見かけたりするよなって思ったりもするのが一つと、
知らないからこそ、これは漢字で書いたほうが美しいんだっていう美学がそもそもないみたいな。
僕らは本当に、いや、ひらがなで書くよりも、漢字で書いたほうが美しいし正しいんだから、
そっちにしたほうがいいでしょっていうのがあるけど、
小学生だったら別にひらがなで書くのと、漢字で書くのと、どっちも伝わるんだから別に漢字で書いたほうがいいみたいな。
それこそ、なんか優越感を覚えるぐらいしかないのかな、使う理由が。
たしかに、今気づいたのが、独学ができるかどうかっていう切り口結構大事だなと思って。
当たり前ですけど、小学生とか中高生もですけど、独学っていうものをする前提で生きてないですもんね。
そうですね。たしかに、自分はそうだったっていうだけの話なんだよ、あれですけど。
大人になったら、ある程度独学じゃないとお金もかかっちゃうし。
そうですね。普通の人は大学生ぐらいで身につけるのかもしれないですけど、個人的には大学は勉強しなかったんで、
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社会人になってから、勉強って独学でするもんなんだなみたいな気持ちが。
でも一緒っす、それは。結構受け身でしたよね。
ここの違いか、単純に。学習に対する受け身なのか、自発的にやってるのかの違いで、
小学生にそんな自発性を求めちゃいけないってことで、小学生は基本的には漢字はひらがなで書く。
教えられてない漢字は、自分で調べろなんて発想すらなく、戦争の戦の字は書けないっていう状態はある種は正しいってことで。
で、その中でも知的好奇心が異常に強くて、漢検一級をもう小学生で取っちゃうぜみたいな人がたまに現れたら、
そいつはそいつでいいでしょみたいな感じで、やるのがいいんですかね。
そうですね。
だから独学って結構大人の特権なのかもしれない。
だから、今ポッドキャスト始めるぜって言って、いろんな機材とか収録環境とかソフトウェアの使い方みたいなのを独学でやってるっちゃやってるじゃないですか、これ。
そうですね。
これってね、小学生に何もない中でドンって出されて、独学でポッドキャスト始めなって言ってもできるわけないですもんね。
わかんないですけどね。
やるやつはいるからね。
スーパー小学生みたいなのがいろんなところにいるんで。
いや、今聞いてて思ったのが、習ってない漢字を使わない小学生状態に、
僕らも結局、自分がリテラシーない分野でなってることってないかなっていうのを思いましたね。
確かに。
医療分野とかって全く詳しくないじゃないですか。
そうですね。
だから、この怪我したらここがこう直せばこういいなんて、もうそれは習わないですよね。
どっちから自発現。もう病院行こうって言ってアウトソースするしかないと思うんで。
あとお金に関してちょっと思ってて、
多分リテラシーがある人からすると、ここはこういうお金っていうのをちゃんと自分で税金計算して確定申告した方がいいでしょうっていう話かもしれないところを、
割と厳選聴取で勝手に惹かれて満足しているっていうのはもしかしたら、別に確定申告する必要がないんだから、
しなくていいんじゃないっていうのと、漢字別に使わなくていいんじゃないっていうのは近い気持ちなのかなっていうことを想像したりしてました。
さっきは独学ができない小学生っていうので、独学ができる大人っていう対比でやっちゃったけど、
単純に知らなくていいことは、勉強しないっていうのは大人も何も変わらないっていうこと。
なのかなーってちょっと仮説。
そうか。じゃあやってること変わんないですね。
小学生にとって文章を漢字で書きましょうっていうことに特に興味がないっていうだけの話。
まあ興味のある人もいるとは思うんですけどね。
で、気づいたら教えられてて、いろいろ漢字が書けるようになってるだけであって、
こっちも確定申告とかいやいややらされてたら気づいたら覚えるみたいなものですよね。
じゃあ大人も子供も変わんないんで。
あれですね、僕もなんか偉そうなね、小学5年生の俺漢字書けてねえじゃんって言ったものの、本質は何も変わってないって。
まあかもしれない。
あーでもいい気づきだこれは。
だから習ってないことは使わないっていうか、興味ないことはそもそも習えないってことですね。
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うんうんうん。
あーはいはいはいはい。
逆の視点からいくと、僕らは文章を漢字で書くということが当たり前に価値のあるものとして、小学生にそれは求めている。
けど、まあそれは興味のあることっていうのは人それぞれだし、まあ年齢とか文化にもそれぞれなんで、
まあそれを当たり前としている自分にちょっと気づけた気はしますね。
うん。
へえ、ちょっと漢字、しょうもない漢字の話から、結構大人も子供も変わんねえよって話に着地できるとは思わなかったんで、
ちょっと漢検、ちょっとここまで来たら漢検ね、1級取らなきゃちょっと、あの…
辻褄が合わないんで。
はい。
ちょっと今年漢検取れるわけねえよな。
バラとか書けないですからね。
うん。漢検って持ってますか、ちなみに。
えっとね、4級持ってる。
あ、そうなんですね。僕あれですよ、順2級持ってますよ。
え、すごい。
はい。なんか割と早めに取りましたね。
まさかそういう、あの、特技があったんですね。
うん。なんか、あの、問題解くのが面白かったんで。
へえ。まあそれは、いいパターンですね。
やって、で、そこまで行って、2級はちょっと難しいなって思って、もう勉強もせずに、ちょっと諦めて、何もやってないです。
じゃあ今年は2級取れるように頑張りましょう。
うん。結構現実的な、あの…
現実的ですね。
目標っすね。
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