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聴くNIKKEIリスキリング
こんにちは、NIKKEIリスキリング編集長の桜井洋です。
この番組は、変わりたい組織と成長したいビジネスパーソンをガイドする
NIKKEIリスキリングに掲載した記事を深掘りしたり、
ビジネスパーソンの学びに役立つ話をお届けしたりするポッドキャストです。
編集チームのメンバーやゲストの方と、ちょっと横道にもそれながら
ビジネスに役立つ楽しいリスキリング情報を提供いたします。
今日のテーマはですね、NIKKEIの新入社員が生き延びるための事務を
坂口恭平さんに聞いてみた結果です。
ゲスト、日本経済新聞の荒川千尋さんです。よろしくお願いします。
荒川千尋です。よろしくお願いいたします。
荒川さんは、4月に入社したばかりの1年生。
1年生、ピカピカです。
ピカピカの1年生が、坂口恭平さんに取材をしてもらったんですけど、
坂口恭平さんって、なかなか説明が難しい方ですけど、
どういう方と言えばいいんですかね。
アーティストで、作家で、本も作られて、絵も描かれて、音楽も作られて、
一番有名なのは、命の電話っていう、自殺願望のある方とかが電話をかけてきて、
相談に乗るっていうことを、ご自身の電話番号でされてたり、
いろんな活動をされている方ですね。
そうですね、もうまるっと、大きく言うとアーティストということなんでしょうけども、
本当に多岐にわたる、いろんな影響力を持ってやってらっしゃる方だなと思ってまして、
僕が編集を主張している日経リスキリングの編集会議に荒川さんが来てくれて、
実はお隣のグループではあるんですけども、編集会議に来てくれて、
その時に坂口恭平さん、面白いと。
なのでインタビューをしてみたいというふうに言ってくれたので、
これはぜひと思ってお願いしたんですけど、
何で坂口さんに聞こうと思ったんですか。
坂口恭平さんの今回取材の一番大事なウェブになっている、
生き延びるためのジムっていう御著書をウェブ連載していた時に、
学生時代読んでいて、私は東京芸術大学に通ってたんですけど、
結構アーティストの方とかが生活していくため、
生き延びていくために必要なジムのことだなと思って読んでたんですけど、
社会人になってから、本屋で勉強しなきゃと思って、
ビジネス社のコーナーに行ってみた時に、
当時、美術やる人、音楽やる人のためだと思ってた、
生き延びるための本が、ビジネス社のところで黄色い表紙が輝いていて、
あれ、これは私にも活かせる話なのかなと思って、
それでぜひこの日経スキリングっていう枠をお借りして話を聞いてみたいなと思いました。
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なるほど。で、6月ですよね、Webで、Zoomでインタビューをして。
Zoomでお話を聞きました。
最初、本当はその場にいないといけない某〇〇くんが遅刻をして、
荒川さん一人で、あの坂口強平さんとしばらく話をしているところに、
僕、ようやく入ったんですけど、どうでした?
そうですね、坂口さん、言葉がすごく多彩な、言葉も内容も出てくる方で、
一つ質問を投げかけたら、とにかくたくさんのことを返してくださって、
もう新人の私なんですけど、すごい序盤から盛り上がって、
お話聞けたかなと思ってます。
ですよね、めちゃくちゃ盛り上がってたので、
そっちの方にびっくりしたというのもありますけども、
そこでインタビューした記事が日経スキリングで掲載されて、
ちょっとタイトルだけ私の方で読ませてもらいますね。
7月29日付で、教えて生き延びるための事務、坂口強平さん。
はい、はい。
次の週の8月5日に中として、
今の会社に事務なし、仕事よりも生活が大切なわけ、という記事。
そして3本目で、二択で関係者に対して、
教えて生き延びるための事務、坂口強平さん。
はい、はい。
次の週の8月5日に中として、
今の会社に事務なし、仕事よりも生活が大切なわけ、という記事。
二択で会社を生き延びろ、事務で会社を養う、ぜ逃げ場になる。
また謎のタイトルですけど、3本とも本当によく読まれて、
かつ1本目は坂口強平さんがツイートして。
はい、コメント付きでツイートしてくださって。
そうですよね。日経の新人がむちゃくちゃ頑張って書いたので、
みんな読んでって言って、だいぶ読まれましたけども。
どうですよね、取材3本になったわけですけども、
視聴者の皆さん、今日聞いていらっしゃる方、
記事を読んだことない方もいらっしゃると思うので、
なんていうか、この辺り、読みポイントだよ、みたいなのって、
もしあれば教えてほしいなと思って。
そうですね、常駐げ通しでぜひ読んでいただきたいんですけど、
やっぱり中の会社員こそ事務を整えようっていうところが、
一番会社で働いていらっしゃる視聴者の皆様とかには、
ぜひ読んでいただきたいポイントで、
一見ちょっと個性的なこととか、
私にできるんだろうかみたいなふうに感じちゃう部分も、
あるかなって思うんですけれども、
中で会社員のやり方。
下になったら、皆さんがまず何をしたらいいかみたいなことも、
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記事の中で書いてあるので、その辺ぜひ読んでいただきたいですね。
どういう課題を抱えている会社員の人に、
読んでもらいたいなって何かありますか?
そうですね、どういう課題。
やっぱり会社でやりたいことがあるけど、
それが会社でできることだと思っていない人とか、
自分の人生を通してでも、会社員生活でも何でもいいんですけど、
やりたいことがもしかしたら今いる環境で、
実現できるかもしれないっていうことが、
ちょっとわかるかもしれない記事なので、
ちょっと鬱屈した気持ちを今抱えていらっしゃる、
私みたいな新入社員の方にも、ぜひ読んでいただきたいですね。
なるほど、鬱屈した荒川さん。
鬱屈してなかったですか。
そうですね、タイトルとして、生き延びるためのジムじゃないですか。
ジムの話って思うと思うんですよ。
これ、読んだことない方に説明するとなると、
なんでジムが会社員とか働いている人、いろんな人に必要なのかって、
坂口強平さんのメッセージってどのあたりにありましたかね。
そうですね、なんでジムが必要なのかってことですね。
なんでジムが必要なのかでしょうね。
だってジムって、僕も本当に得意じゃなくて、
領収書、請求書とかもいろいろ、本当に苦手なんです。
どちらかというと、ジムできなくて誰かやってくれないかなって思っちゃう方なんですけど、
でも坂口強平さんの発想はちょっと違いますよね。
坂口強平さんはジムが会社にないっていうふうにおっしゃってるんですね。
そのないっていうのは、もちろん事務職の方、パソコンの前で経理をやったりっていう、
ジムじゃないジムがないっていうふうにおっしゃっていて、
それはぜひ記事読んでいただきたいんですけど、
時間のジムとお金のジムっていうのが一番大事になっていて、
やりたいことを成し遂げるためのジム、
やりたいことをやった後の後処理のジムじゃなくて、
成し遂げるためにやるジムっていうところですかね。
会社であっても、例えばフリーランスであっても、アーティストであっても、
何かやりたいのであれば、ジムがきちんと回ってないとやりたいことはできないし、
逆に言うと、ジムが回っているとやりたいこともできるっていう、そういうこと?
そういうことですね。
ジム、やりたいことがあったら、ジムをきちんと整えていくと、
大人の、より上の立場の方も納得してくださるし、
実現可能性がグッと縮まるっていうことだと思いますね。
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実現可能性、そっか。
確か、荒川さん言ってたかなと思うんですけれども、
何か会社に入る前なのか、入る時なのか、ちょっともやもやしていたりとか、
何か自分で、あまり会社員っていろんなことできないんじゃないかとか、
思ってたとおっしゃったと思うんですけど、
そのあたりってこの連載、坂口強平さんの取材をきっかけに変わったりしましたか?
そうですね。やっぱり自分の大学柄もあると思うんですけれども、
会社員になるっていうことに対して、結構ネガティブなイメージを、
私はいろいろ期待して日経に入ったつもりなんですけども、
ネガティブなイメージのことを言われることも多くて、
社会の歯車的に与えられた役割をこなして、組織としてやっていくみたいなイメージが最初あったんですけれども、
自分のやりたいことに対して会社にいるからって諦めたりとか、
自分が信じる自分のポテンシャルみたいなのを抑えておく必要はなくて、
自分がやりたいことが事務があれば、一般的な企画書を書いていろいろ断られたりするよりも、
会社の中でいろんなことが将来的に実現できるんじゃないかなっていう期待。
その一歩はもう踏み出せるんだっていう気持ちになりましたね。
そうすると事務を整えることで、実は会社に所属していてできることってたくさんあるって終わったっていうことですかね。
あとは、事務って坂口さんが今会社にないっておっしゃっていて、ないなら特に若手にとっては一番になれる。
事務がないところに事務ですって出したら、なくて必要だったものなので、
成し遂げられる可能性も今きっと高いんじゃないかなって思いますね。
事務がないところに事務ですって出す。
自分のやりたいことを、事務をつけて、坂口さんがおっしゃってた方法が記事の中に入ってますけど、
今までやりたいことがあっても、事務がない状態に立った会社に、
自分がやりたいことに事務の部分をきちんとくっつけて出したら、
今まで会社になかったものなので、きっと受け入れられるんじゃないかなっていう期待もあります。
記事の内容について触れていただいていいんですけども、
例えばどんなことですかね、こういう自分がやりたいことがあるとすると、
そこの事務をくっつけるって例えばなんだろう、いろんなあるじゃないですか、本作ってみたいなとか。
例えば、坂口さんが記事の中でおっしゃってたのは、日系居酒屋を作りたいと思ったら、
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居酒屋に直接行って、店主と話をしながら寸法とかも測って、
これぐらいのお金がかかってっていうのも、全部4ペラ市の企画書に盛り込んで、
実現できる手前の一歩手前のところまで、
机上のところと実際の居酒屋の人と交渉のところまで詰めておくっていう事務の作り方ですね。
なんとなくいわゆる事務作業とかデスク作業っていう事務ではなくて、
本当に実現するのであれば必要な作業ってこういうことなんだよっていうのを、
アイディアとともに出すと、坂口さん言ってたのは、
大体社長とか偉い人って退屈してるんで、そういうの一緒に見せられると、
大体いいよって反抗作って言ってましたよね。
はい。
そういうことです。
そういうことです。
すみません、僕がまとめちゃった。
ありがとうございます。
一緒に取材したんで。
そこすごい思ったんですよ。
もう大体退屈してるんですよ。
なんか偉い人って。
僕偉くないんで退屈してないんですけど、
偉い人って退屈してて、こういう企画って出て、そこにこうやれば儲かります。
3年でこういう黒字が出ます。
そういうのついてると、もういいじゃんって大体反抗する。
そういうことですよね、多分ね。
そういうことだと思います。
そういうことかな、そうなのかな。
そういうことにしましょう。
はい。
はい。
です。
うん。
なんかあれですね。
いろいろ話しましたけど。
はい。
いやあの、ほら今新人でね、いるじゃないですか。
若い会社に入って、たとえば1年目、2年目、3年目とかの人って、
結構自分、これからどうしたらいいのかなとか、もやもやするかなと思ってて。
中田さん結構今回の取材で、
得たこととか、分かったことっていうのをそういう人たちに伝えるとすると、
どんなメッセージとかありますかね。
そうですね、私自身もネガティブなイメージから会社で働くっていうことが、
ちょっとポジティブになったんですけれども、
ぜひ記事を読んでいただいたり、生き延びるための自分を読んでいただいたら、
置かれた環境に対して、うっくつってさっき言いましたけどネガティブにならずに、
何か次の自分がやりたいことを見つけるところもそうですし、実現するところもそうですし、
そういうことに対して希望が持てるし、
希望だけじゃなくて実際にそれが現実のものになる、
そんな本と記事かなっていうふうに思っているので、ぜひ読んでいただきたいですね。
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はい、ありがとうございます。
では今日はこのあたりにさせていただきたいと思います。
また次回お会いいたしましょう。
お相手は日経理スキリング編集長の桜井陽人。
荒川千尋でした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。